JP2011109190A - アンテナ装置及び携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のアンテナ素子間のアイソレーションを確保し且つアンテナ素子の配置効率を向上させるアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置10は、導電性基板11と、導電性基板11上に給電点20を有し、給電点20から導電性基板11と同じ平面内に存在する底面を有する直方体の稜に沿って延在し、少なくとも直方体13の頂面を区画する稜に沿って延在する第1のアンテナ素子12と、導電性基板11上に給電点20を有し、給電点20から、外縁部を除く直方体13の底面、及び、直方体13の内部領域の少なくとも一方に延在する第2のアンテナ素子14とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】アンテナ装置10は、導電性基板11と、導電性基板11上に給電点20を有し、給電点20から導電性基板11と同じ平面内に存在する底面を有する直方体の稜に沿って延在し、少なくとも直方体13の頂面を区画する稜に沿って延在する第1のアンテナ素子12と、導電性基板11上に給電点20を有し、給電点20から、外縁部を除く直方体13の底面、及び、直方体13の内部領域の少なくとも一方に延在する第2のアンテナ素子14とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、アンテナ装置及び携帯端末装置に関し、更に詳しくは、2つ以上のアンテナ素子を有するアンテナ装置、及び、そのようなアンテナ装置を備える携帯端末装置に関する。
近年、無線機能を有する携帯端末装置の小型化、薄型化等が顕著となっている。また、通信機能の増加により、アンテナ素子の数も増加傾向にある。アンテナ素子数の増加に伴い、携帯端末装置のアンテナ装置の設計において、限られた領域により多くのアンテナ素子を配置する必要が生じている。
2つ以上のアンテナ素子を有する携帯端末装置で、1つのアンテナ素子が占有する領域又はその近傍に、更に1つ以上のアンテナ素子を配置する構造が提案されている。特許文献1は、このようなアンテナ装置におけるアンテナ素子の配置を提案している。特許文献1では、平板状の接地導体にそれぞれ接続される第1及び第2アンテナ素子を有し、双方のアンテナ素子が、接地導体と同じ平面内にこれと隣接して配置される。第1のアンテナ素子は、平面視でコの字形状に形成され、第2のアンテナ素子はコの字の内側に配置される矩形状を有する。この構造により、限られたスペースにも、双方のアンテナ素子間で干渉が少ない、アンテナ装置の配置が可能となる。
特許文献2には、ダイポールアンテナとモノポールアンテナとを近接して配置したアンテナ装置が記載されている。ダイポールアンテナは、接地板と平行な面内にループ状に形成され、モノポールアンテナは、接地板からこれと直交する方向に延びる線状のアンテナとして形成される。本特許文献では、双方のアンテナ素子を直交させることで、アイソレーションを図っている。
特許文献3には、平板状の接地導体上に平板状の誘電体基板を配置し、その上に低周波用のループ状アンテナと、その内側に配置される高周波用の矩形状アンテナとを形成する旨が記載されている。高周波用の矩形状アンテナ素子の給電点を、その矩形状アンテナの中心部分に配置する。高周波用のアンテナ素子の給電点をその中心部にしたことにより、双方のアンテナ素子間でアイソレーションが低下する旨が記載されている。
特許文献1〜3に記載されたアンテナ素子の配置は、何れも、2つ以上のアンテナ素子を配置する際に、その専有面積を最小限に抑えつつ、アンテナ素子間のアイソレーションを図ることを目的としている。しかし、このアイソレーションの観点から見ると、上記特許文献1〜3に記載のアンテナ配置では、まだ不十分な点がある。
本発明は、上記に鑑み、2つ以上のアンテナ素子を有するアンテナ装置におけるアンテナ素子の配置を改良し、アンテナ装置の専有面積を増加させることなく、アンテナ素子間のアイソレーションを改善可能なアンテナ装置、及び、そのようなアンテナ装置を有する携帯端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、第1の態様において、導電性基板と、前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から前記導電性基板と同じ平面内に存在する底面を有する直方体の稜に沿って延在し、少なくとも前記直方体の頂面を区画する稜に沿って延在する第1のアンテナ素子と、前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から、外縁部を除く前記直方体の底面、及び、前記直方体の内部領域の少なくとも一方に延在する第2のアンテナ素子とを有するアンテナ装置を提供する。
本発明は、第2の態様において、導電性基板と、前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から前記導電性基板と同じ平面内に存在する底面を有する直方体の内部領域及び前記底面を除く領域に沿って延在し、少なくとも前記直方体の頂面では該頂面を区画する稜に沿って延在する第1のアンテナ素子と、前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から、外縁部を除く前記直方体の底面、及び、前記直方体の内部領域の少なくとも一方に延在する第2のアンテナ素子とを有し、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とが、前記給電点から延在する部分では、X方向、Y方向、及び、Z方向の何れから見ても延在方向が重なり合わないアンテナ装置を提供する。
更に、本発明は、上記アンテナ装置を有する携帯端末装置を提供する。
本発明のアンテナ装置及び携帯端末装置では、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子の双方のアンテナ素子間のアイソレーションが改善される。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の概要を説明する。本発明の第1の態様のアンテナ装置は、その最小構成において、導電性基板と、前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から前記導電性基板と同じ平面内に存在する底面を有する直方体の稜に沿って延在し、少なくとも前記直方体の頂面を区画する稜に沿って延在する第1のアンテナ素子と、前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から、外縁部を除く前記直方体の底面、及び、前記直方体の内部領域の少なくとも一方に延在する第2のアンテナ素子とを有する。
本発明の第1の態様のアンテナ装置は、第1のアンテナ素子を直方体の稜に沿って延在させ、第2のアンテナ素子を直方体の内部領域又は直方体の外縁部を除く底面の何れか又は双方に配置するので、第2のアンテナ素子は、第1のアンテナ素子によって区画される直方体の底面部分又は直方体の内部領域に配置できる。このため、双方のアンテナ素子の効率的な配置が可能になる。また、X方向、Y方向、及び、Z方向の何れで見ても、双方のアンテナ素子には延在方向の重なりがないので、双方のアンテナ素子間のアイソレーションが改善できる。
本発明の第2の態様のアンテナ装置は、導電性基板と、前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から前記導電性基板と同じ平面内に存在する底面を有する直方体の内部領域及び前記底面を除く領域に沿って延在し、少なくとも前記直方体の頂面では該頂面を区画する稜に沿って延在する第1のアンテナ素子と、前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から、外縁部を除く前記直方体の底面、及び、前記直方体の内部領域の少なくとも一方に延在する第2のアンテナ素子とを有し、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とが、前記給電点から延在する部分では、X方向、Y方向、及び、Z方向の何れから見ても延在方向が重なり合わない。
本発明の第2の態様のアンテナ装置では、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子とを直方体の内部領域及び底面を含む領域とその他の領域とに区分し、且つ、双方のアンテナ素子間でX方向、Y方向、及び、Z方向の何れから見ても重なり合う延在部分を除いたことにより、アンテナ装置の全体の占有領域を増加させることなく、双方のアンテナ素子間のアイソレーションを改善できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置を示すもので、同図(a)は斜視図を、同図(b)はZ方向に見た平面図を示している。本実施形態のアンテナ装置10は、例えば複数の周波数を使用する無線通信部を有する携帯端末装置に提供される。
図1のアンテナ装置10は、接地された導電性基板11と、第1のアンテナ素子12と、第2のアンテナ素子14とを含んで示されている。第1のアンテナ素子12は、導電性基板11と同一平面内にある底面を有する直方体13の稜に沿って延在している。第1のアンテナ素子12は、導電性基板11からの給電点20から、直方体の底面と直交する1つの稜に沿って延在する第1部分と、第1部分から延び、直方体の頂面を区画する1つの稜に沿って延在する第2部分と、第2部分から延び、頂面を区画する他の1つの稜に沿って延在する第3部分とを含む。第2のアンテナ素子14は、自身への給電点20から、導電性基板11と反対方向に延びる第1部分と、第1部分から90°方向に延びる第2部分とを含むL字形状に形成される。
第1のアンテナ素子12は、携帯端末装置内で、例えば電話回線の通話に利用され、第2のアンテナ素子14は、無線LAN用に使用される。第1のアンテナ素子12は、例えば2GHz帯のシングルバンドで動作し、第2のアンテナ素子は、例えば2.4GHz帯のシングルバンドで動作する。具体的な寸法として、例えば、第1のアンテナ素子12の占有領域は、X方向に8.5mm、Y方向に15mm、Z方向に7.5mmの幅を有する。また、第2のアンテナ素子14の占有領域は、X方向に3.5mm、Y方向に13mm、Z方向に0mmの幅を有する。第1のアンテナ素子12の素子長は、周波数2GHzにおいて約0.23波長であり、第2のアンテナ素子14の素子長は、周波数2.4GHzにおいて約0.22波長である。
上記構成により、第2アンテナ素子14は、実質的に、第1のアンテナ素子12が区画する直方体13の内部領域内に配置される。つまり、本実施形態のアンテナ装置10では、第2のアンテナ素子14は、第1のアンテナ素子12の占有領域内に配置される。このため、アンテナ装置10の配置効率が向上する。また、第1のアンテナ素子12と第2のアンテナ素子14とは、X方向、Y方向、及び、Z方向の何れの方向から見ても、重なり合う部分を持たない。このため、双方のアンテナ素子間での結合が弱まり、アイソレーションが向上する。
図2は、シミュレーションで得られた、2つのアンテナ素子間の2.4GHz帯でのアイソレーションを例示するグラフである。同図では、実線により、本実施形態が採用する、双方のアンテナ素子間でXYZ方向に見て重なりがない場合のアイソレーションを示し、破線により、双方のアンテナ素子に重なりがある場合の1例のアイソレーションを示している。同図から理解できるように、アンテナ素子間の重なりを除くことにより、少なくとも約2dBのアイソレーション改善が実現できる。このアイソレーション改善は、第1のアンテナ素子12及び第2のアンテナ素子14が動作する周波数帯のうち、少なくとも一方の周波数帯で実現できる。
図3(a)〜(c)はそれぞれ、図1に示したアンテナ素子の具体的な形状及び接続を模式的に示している。同図(a)は、直線形状のアンテナ素子15を、同図(b)は、メアンダ形状のアンテナ素子16を、同図(c)は、ヘリカル形状17のアンテナ素子を、それぞれ示している。第1及び第2のアンテナ素子はそれぞれ、これらの形状を有することが出来る。なお、これら図3(a)〜(c)に示した形状は、線状又は帯状などの形態をとってもよい。
本実施形態では、図1に示すように、第1のアンテナ素子12の全てが前記の通り直方体13の稜に沿って延在している。また、第2のアンテナ素子14は、直方体13の底面に沿って延在している。このため、双方のアンテナ素子間ではXYZ方向の何れの方向にも重なりはなく、アンテナ素子間のアイソレーションが改善される。なお、メアンダ形状を持つ第2のアンテナ素子14の蛇行方向は、直方体13の底面内であっても、底面と直交方向であってもよい。このように、双方のアンテナ素子12、14は、例えば図3に示した形状の何れかを採用し、且つ、その全長が所望の周波数で動作するように決定される。
図4は、上記実施形態のアンテナ装置10の変形例を示す。詳しくは、図4に示したアンテナ装置10A〜10Cは、第1のアンテナ素子12及び第2のアンテナ素子14の何れか又は双方が、マルチバンド対応のアンテナ素子である場合の構造を例示している。同図(a)のアンテナ装置10Aは、第2のアンテナ素子14がマルチバンド対応で、第1のアンテナ素子12がシングルバンド対応である例を示す。同図(b)のアンテナ装置10Bは、第1のアンテナ素子12がマルチバンド対応で、第2のアンテナ素子14がシングルバンド対応である例を示す。同図(c)のアンテナ装置10Cは、双方のアンテナ素子12、14がマルチバンド対応である例を示している。第1及び第2のアンテナ素子の何れか又は双方がマルチバンド対応のアンテナ素子であっても、上記実施形態と同様な効果が得られる。
図5は、図1の実施形態のアンテナ装置10の変形例を示す。図5のアンテナ装置10Dは、1つの第1のアンテナ素子12に囲まれた領域内に、2つの第2のアンテナ素子14が配置される。第2のアンテナ素子14が2つ以上あっても上記実施形態と同様な効果が得られる。
図6(a)及び(b)はそれぞれ、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置における第1のアンテナ素子の接続を示す図、及び、第2のアンテナ素子の配置を示す斜視図である。本実施形態のアンテナ装置10Eでは、第1のアンテナ装置12Aが逆F形状を有する。第1のアンテナ素子12Aは、給電点20から直方体13の陵に沿って延びる第1部分18と、第1部分18の給電点20から立ち上がる陵の部分から、直方体13の側面に沿って延び、直方体13の外部領域を経由してグランドに接続される第2部分21とを含む。第2のアンテナ素子は、第1の実施形態の第2のアンテナ素子14と同様な構造を有し、第1の実施形態と同じ符号を付して示した。本実施形態のアンテナ装置10Eは、第1のアンテナ素子が逆F形状を有する以外は、第1の実施形態のアンテナ装置10と同様な構成を有する。第1のアンテナ素子12Aと第2のアンテナ素子14とは、X方向、Y方向、及び、Z方向に見て、重なる部分を有しない。このため、双方の素子間のアイソレーションが向上する。
図7(a)及び(b)はそれぞれ、第2の実施形態のアンテナ装置の変形例のアンテナ装置である。本変形例では、第1のアンテナ素子12Bが、第2の実施形態の第1のアンテナ素子12Aにおける第1部分18と同様な形状を有する第1部分19と、第1のアンテナ素子の給電点20から直方体13の底面を区画する陵の延長線上に延びて、その後にグランドに接続される第2部分22とを有する。本変形例も第2の実施形態と同様な効果を奏する。
本実施形態では、第1のアンテナ素子12Bが逆F型アンテナである場合を例示したが、これに代えて、或いはこれに加えて、図1の第2のアンテナ素子14を逆F型アンテナとする構成も可能である。図1の第2のアンテナ素子14を逆F型アンテナとする場合には、グランド導体を直方体13の底面上又は内部領域に配置する。この場合には、図1の第2のアンテナ素子14の給電点20から直接に、又は、給電点20から延びる第2のアンテナ素子14の途中部分から分岐して、そのグランド導体に接続する。ここで、第2のアンテナ素子14を逆F型のアンテナとする構成は、第2の実施形態に限らず、第1の実施形態でも採用可能である。
なお、第2の実施形態及びその変形例のアンテナ装置においても、第1及び第2のアンテナ素子のそれぞれは、図3及び図4に示した形状及び構造の採用が可能である。
以上、説明したように、本発明のアンテナ装置では、本発明の前記最小構成に加えて、例えば以下の態様が採用できる。まず、第1のアンテナ素子が、直方体の稜のうち、頂面を区画する1つの稜を含む少なくとも3つの稜に沿って延在することが出来る。また、第1のアンテナ素子が、少なくとも1つの稜に沿って延在する部分で、直線形状、メアンダ形状又はヘリカル形状などの形状を有してもよい。更に、第2のアンテナ素子が、直線形状、L字形状、メアンダ形状、及び、平板形状などの形状を有してもよい。第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とが、給電点から延在する部分では、X方向、Y方向、及び、Z方向の何れから見てもその延在方向が重なり合わず、また、これら何れの方向から見ても重なりが全くない構造も採用可能である。更に、第1のアンテナ素子及び前記第2のアンテナ素子の少なくとも一方が、マルチバンド対応アンテナであってもよい。
本発明を特別に示し且つ例示的な実施形態を参照して説明したが、本発明は、その実施形態及びその変形に限定されるものではない。当業者に明らかなように、本発明は、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、種々の変更が可能である。
10、10A、10B、10C、10D,10E、10F:アンテナ装置
11:導電性基板
12、12A、12B:第1のアンテナ素子
13:直方体
14:第2のアンテナ素子
15:直線形状アンテナ素子
16:メアンダ形状アンテナ素子
17:ヘリカル形状アンテナ素子
18、19:第1のアンテナ素子の第1部分
20:給電点
21、22:第1のアンテナ素子の第2部分
11:導電性基板
12、12A、12B:第1のアンテナ素子
13:直方体
14:第2のアンテナ素子
15:直線形状アンテナ素子
16:メアンダ形状アンテナ素子
17:ヘリカル形状アンテナ素子
18、19:第1のアンテナ素子の第1部分
20:給電点
21、22:第1のアンテナ素子の第2部分
Claims (12)
- 導電性基板と、
前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から前記導電性基板と同じ平面内に存在する底面を有する直方体の稜に沿って延在し、少なくとも前記直方体の頂面を区画する稜に沿って延在する第1のアンテナ素子と、
前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から、外縁部を除く前記直方体の底面、及び、前記直方体の内部領域の少なくとも一方に延在する第2のアンテナ素子とを有するアンテナ装置。 - 前記第1のアンテナ素子は、前記直方体の稜のうち、前記頂面を区画する1つの稜を含む少なくとも3つの稜に沿って延在する、請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記第1のアンテナ素子は、前記直方体の底面を区画する稜以外の稜に沿って延在する、請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
- 前記第1のアンテナ素子が、少なくとも1つの稜に沿って延在する部分で、直線形状、メアンダ形状、又は、ヘリカル形状を有する、請求項1〜3の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 前記第2のアンテナ素子が、直線形状、L字形状、メアンダ形状、平板形状、又は、逆F形状を有する、請求項1〜4の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とが、前記給電点から延在する部分では、X方向、Y方向、及び、Z方向の何れから見ても延在方向が重なり合わない、請求項1〜5の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 導電性基板と、
前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から前記導電性基板と同じ平面内に存在する底面を有する直方体の内部領域及び前記底面を除く領域に沿って延在し、少なくとも前記直方体の頂面では該頂面を区画する稜に沿って延在する第1のアンテナ素子と、
前記導電性基板上に給電点を有し、該給電点から、外縁部を除く前記直方体の底面、及び、前記直方体の内部領域の少なくとも一方に延在する第2のアンテナ素子とを有し、
前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とが、前記給電点から延在する部分では、X方向、Y方向、及び、Z方向の何れから見ても延在方向が重なり合わないアンテナ装置。 - 前記第1のアンテナ素子及び第2のアンテナ素子の少なくとも一方が逆F型のアンテナ素子である、請求項7に記載のアンテナ装置。
- 前記第1のアンテナ素子が、前記直方体の少なくとも3つの稜に沿って延在する第1の部分と、該第1の部分から前記直方体の外部のグランドに接続される第2の部分とを含む、請求項8に記載のアンテナ装置。
- 前記第1のアンテナ素子が、前記給電点から前記直方体の少なくとも3つの稜に沿って延在する第1の部分と、前記給電点から前記直方体の内部領域を除く領域を経由してグランドに接続される第2の部分とを含む、請求項9に記載のアンテナ装置。
- 前記第1のアンテナ素子及び前記第2のアンテナ素子の少なくとも一方が、マルチバンド対応アンテナである、請求項1〜10の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 請求項1〜11の何れか一に記載のアンテナ装置を有する携帯端末装置。
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