JP2011108833A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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竜也 加藤
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大那 井上
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Abstract

【課題】 埋め込み配線を形成する時に、埋め込み不良が生じにくい半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】
(a)コンタクトプラグ25を有する第1層間絶縁膜24上に第2層間絶縁膜27を積層する工程と、(b)前記第2層間絶縁膜27に前記コンタクトプラグ25の上面を露出するトレンチ28aを形成する工程と、(c)前記トレンチ28a内で、開口端側に空間部を形成し、前記コンタクトプラグ側に、レジスト29cを埋め込む工程と、(d)等方性エッチングにより、前記第2層間絶縁膜27bのうち前記トレンチ28aの空間部で挟まれる前記第2層間絶縁膜27b部分の側壁を側方に後退させて、前記トレンチ28aの開口端側の幅よりも開口端側の幅が大きな加工トレンチ28bを形成する工程と、(e)前記レジスト29cを除去し、前記加工トレンチ28b内に配線金属層を埋め込む工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に埋め込み配線の形成方法に関する。
近年の半導体装置の微細化に伴い、埋め込み配線も微細化している。そのため、埋め込み配線用のトレンチのアスペクト比が大きくなり、金属配線層の埋め込みが困難になり、埋め込み不良としてボイドが生じやすい。
ところで、コンタクトプラグの高さを均一にするための技術ではあるが、ビアホールに連通するトレンチ上部の開口が広くなったものが示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、これはトレンチを形成するためのレジストマスクのエッチング耐性が十分でないために生じたもので、トレンチのアスペクト比を改善しようとするものではなく、トレンチ上部の開口が十分に広くならないため、金属配線層を埋め込む際に、埋め込み不良としてボイドが生じやすい。
特開2004−335745号公報
本発明は、埋め込み配線の形成時に、埋め込み不良が生じにくい半導体装置の製造方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の半導体装置の製造方法は、(a)コンタクトプラグを有する第1層間絶縁膜上に第2層間絶縁膜を積層する工程と、(b)前記第2層間絶縁膜に前記コンタクトプラグの上面を露出するトレンチを形成する工程と、(c)前記トレンチ内で、開口端側に空間部を形成し、前記コンタクトプラグ側に、レジストを埋め込む工程と、(d)等方性エッチングにより、前記第2層間絶縁膜のうち前記トレンチの空間部で挟まれる前記第2層間絶縁膜部分の側壁を側方に後退させて、前記トレンチの開口端側の幅よりも開口端側の幅が大きな加工トレンチを形成する工程と、(e)前記レジストを除去し、前記加工トレンチ内に配線金属層を埋め込む工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、埋め込み配線の形成時に、埋め込み不良が生じにくい半導体装置の製造方法を提供できる。
本発明の第1の実施形態における半導体装置の一態様であるNAND型不揮発性半導体装置の構成を示す概略平面図。 図1の半導体装置のL−L線に沿う断面図。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法におけるコンタクトプラグ及びビット線の形成方法を示す工程断面図。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法におけるコンタクトプラグ及びビット線の形成方法を示す工程断面図。
[概要]
埋め込み配線の形成時に埋め込み不良が生じやすくなる原因は、埋め込み配線用のトレンチのアスペクト比が大きいことである。近年の半導体装置の微細化に伴い、埋め込み配線の幅が微細化されるため、配線用トレンチのアスペクト比(立体的な配線用トレンチを埋め込む場合にアスペクト比が最も大きくなるような断面で切断したときの配線用トレンチのアスペクト比を意味する。以下同じ。)が増大する。このため、配線用のトレンチのアスペクト比を低減するためには、配線用のトレンチの高さを低減することが考えられる。
しかし、一般に、埋め込み配線を形成する際には、層間絶縁膜に金属配線層を埋め込んだ後に、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing;以下では「CMP」という)により金属配線層表面を平坦化する。このとき、CMPにより層間絶縁膜の一定の膜厚が研磨される。
このため、金属配線層が埋め込まれる層間絶縁膜の高さを、埋め込み配線の高さよりもCMPにより研磨される膜厚だけ余分に高くする必要がある。
その結果、配線用のトレンチの高さを低減するには、物理的限界があり、配線用のトレンチのアスペクト比について物理的限界があるという問題が生じえる。
そこで、金属配線層を埋め込む際に、金属配線層が埋め込まれる層間絶縁膜の高さを変えずに、配線用のトレンチのアスペクト比を低減する半導体装置の製造方法を提供する。
以下、本発明の実施形態における半導体装置の一態様であるNAND型不揮発性半導体装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。なお、各図においては、理解を容易にするため、隣接するコンタクトプラグ13間の距離をX方向におけるコンタクトプラグ13の幅よりも広く示している。
[半導体装置の構成]
図1は、本発明の第1の実施形態における半導体装置の一態様であるNAND型不揮発性半導体装置の構成を示す概略平面図である。図2は、図1の半導体装置のL−L線に沿う断面図である。
図1に示すように、NAND型不揮発性半導体装置100は、半導体基板21と、複数のNANDストリング10と、複数のビット線BLと、複数のワード線WLと、複数の選択ゲート線SG1,SG2と、複数のビット線BLと半導体基板21とを接続するコンタクトプラグ13とを有する。
図1に示すように、半導体基板21には、複数本の素子分離領域11が、X方向において所定の間隔に配置され、且つY方向に延びている。また、この素子分離領域11間には、活性領域AAが形成されている。
複数のビット線BLは、それぞれ活性領域AAの上方に層間絶縁膜を介して配置されている。一方、複数のワード線WLが、X方向に延び、且つY方向に所定の間隔をおいて配置されている。複数の選択ゲート線SG1,SG2が、この複数のワード線WLを挟んで、ワード線WLと平行に配置されている。
NANDストリング10は、複数のメモリセルM1乃至Mn(nは自然数)と、第1及び第2の選択ゲートトランジスタT1、T2とで構成される。複数のメモリセルM1乃至Mnは、各ワード線WLと各ビット線BLとの交点にそれぞれ形成され、各活性領域AAの長手方向(Y方向)において、直列接続されている。また、第1の選択ゲートトランジスタT1は、直列接続されたメモリセルM1乃至Mnの一端においてメモリセルMと直列接続され、第2の選択ゲートトランジスタT2は、直列接続されたメモリセルM1乃至Mnの他端においてメモリセルMと直列接続されている。
各NANDストリング10において、X方向に対応するメモリセルM1乃至Mnの制御ゲートは、それぞれ共通に接続され各ワード線WLを構成している。また、各NANDストリング10において、X方向に対応する、第1及び第2の選択ゲートトランジスタT1,T2の制御ゲートは、それぞれ共通に接続され第1及び第2の選択ゲート線SG1、SG2を構成している。
そして、1つのワード線WLを共有するメモリセルMの集合は、データ読み出し及び書き込みの単位となるページを構成する。また、ワード線WLを共有するNANDストリング10の集合は、データ消去の単位となるブロックを構成する。
図1に示すように、埋め込み配線である各ビット線BLは、例えば隣接する第1の選択ゲート線SG1間のコンタクト領域12において、それぞれ各NANDストリング10の第1の選択ゲートトランジスタT1の拡散層に、コンタクトプラグ13を介して電気的に接続されている。コンタクトプラグ13は、第1及び第2コンタクトプラグ23,25で構成されている。
第1コンタクトプラグ23は、下層層間絶縁膜22に設けられ、例えば各活性領域AAにおける隣接する第1の選択ゲートトランジスタT1の拡散層(図示略)と下層の第1層間絶縁膜24に設けられた第2コンタクトプラグ25とをそれぞれ電気的に接続している。この第1コンタクトプラグ23は、コンタクトホール内にバリアメタル層23aを介して金属層23bを埋め込むことにより形成されている。
第2コンタクトプラグ25は、各第1コンタクトプラグ23上の第1層間絶縁膜24の部分にそれぞれ設けられたコンタクトホール内に、バリアメタル層25aを介して金属層25bを埋め込むことにより形成されている。
そして、ビット線BLは、第2コンタクトプラグ25上のエッチングストッパー膜26及び第2層間絶縁膜27cの積層膜部分に埋め込み形成されており、トレンチ内にバリアメタル層30cを介して金属配線層30dを埋め込むことにより形成されている。
[コンタクトプラグ及びビット線(埋め込み配線)の形成方法]
次に、コンタクトプラグ(第1コンタクトプラグと第2コンタクトプラグ)及びビット線(埋め込み配線)の形成方法について、図3及び図4を参照して説明する。図3及び図4は、本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法におけるコンタクトプラグ及びビット線の形成方法を示す工程断面図である。なお、半導体基板上にメモリセルアレイ(図示略)や周辺回路となる素子が形成された後の工程のみを説明する。
まず、半導体基板21の上面に、下層層間絶縁膜22を形成する。この後、下層層間絶縁膜22の上面全面にフォトレジスト(図示略)を塗布し、光リソグラフィ技術により所望のレジストパターンを形成する。そして、このレジストパターンをマスクとして下層層間絶縁膜22をドライエッチング(例えば、RIE)技術により加工し、下層層間絶縁膜22にX方向に所定の間隔に設けられたコンタクトホールを形成し、第1の選択ゲートトランジスタT1の拡散層(図示略)を露出させる。次にこのコンタクトホール内に、バリアメタル層23a及び金属層23bの積層膜を充填した後、CMPにより積層膜表面を平坦化することで、コンタクトホール内に埋め込まれた第1コンタクトプラグ23を形成する。
同様に、第1コンタクトプラグ23及び下層層間絶縁膜22上に、第1層間絶縁膜24を形成する。上述した方法と同様に、第1層間絶縁膜24の上面全面にフォトレジスト(図示略)を塗布する。次に光リソグラフィ技術とドライエッチング技術によりコンタクトホールを形成し、第1コンタクトプラグ23の上面を露出させた後、このコンタクトホール内にバリアメタル層25a及び金属層25bの積層膜を形成した後、CMPを用いて平坦化して第2コンタクトプラグ25を形成する。
この第2層間絶縁膜24と第2コンタクトプラグ25上に、エッチングストッパー膜26と第2層間絶縁膜27aとを、順次積層してエッチングストッパー膜26と第2層間絶縁膜27aとからなる積層膜を形成する(図3(a)参照)。
次に、第2層間絶縁膜27aの上面全面にフォトレジスト(図示略)を塗布し、光リソグラフィ−技術により所望のレジストパターンを形成した後、このレジストパターンをマスクとしてエッチングストッパー膜26と第2層間絶縁膜27aをドライエッチング技術により加工し、エッチングストッパー膜26と第2層間絶縁膜27bとの積層膜に第2コンタクトプラグ25の上面を露出するトレンチ28aを形成する(図3(b)参照)。
その後、エッチングストッパー膜26と第2層間絶縁膜27bの積層膜に形成されたトレンチ28a内及び第2層間絶縁膜27b上に、フォトレジスト29aを塗布する(図3(c)参照)。なお、フォトレジスト29aは、トレンチ28a内を満たすように塗布する。
ここで、エッチングストッパー膜26と第2層間絶縁膜27bの積層膜は、その後形成されるビット線30の厚さよりも厚く、つまり第2層間絶縁膜27bの厚さは、ビット線30の厚さにCMPにより研磨される一定の膜厚が余分に設けられている。
この第2層間絶縁膜27bの厚みがトレンチ28aのアスペクト比(図3(b)を用いると、トレンチ28aのアスペクト比は、H/D;ただし、幅Dは後述する幅d2と等しく、厚さHは厚さh1と厚さh2の和よりも大きい)の増大する1つの原因となっている。そこで、後述する工程(図3(d),図4)を経ることによりアスペクト比を低減する。
まず、フォトレジスト29aをエッチバック、即ちフォトレジスト29a全面にドライエッチングを行い、トレンチ28aの開口側のフォトレジスト29aの一部及び第2層間絶縁膜27b上のフォトレジスト29aを除去し、トレンチ28a内の第2コンタクトプラグ25側のフォトレジスト29bを残す。ここで、このトレンチ28a内に残すフォトレジスト29bの第2コンタクトプラグ25上面からフォトレジスト29b上面までの高さは、所定のビット線BLの厚さより高くする(図3(d)参照)。
次に、ウエットエッチング技術により、第2層間絶縁膜27bのうちトレンチ28aの空間部(フォトレジストの一部が除去されて形成された空間)に露出した側壁部分Sを、側方(X方向)に後退させ、空間部のトレンチ28b(以下、加工トレンチという)の開口幅を、フォトレジスト29cで埋め込まれた部分のX方向の幅より大きくする。加工トレンチ28bのうち、フォトレジスト29cが埋め込まれた部分を第1の部分とし、フォトレジスト29cが埋め込まれていない部分を第2の部分とする。
これによって、図3(b)の場合のトレンチ28aのアスペクト比よりも加工トレンチ28bのアスペクト比の方が小さくできる。なお、加工トレンチのアスペクト比は、図4(b)を用いると、比h1/d1と比h2/d2の和で定義される。
この時、トレンチ28a間の第2層間絶縁膜27bの上面もエッチングされ、第2層間絶縁膜27bの厚さは減少する(図4(a)参照)。
ここで、ウエットエッチングとしては、例えばバッファHF(BHF)液や希HF(DHF)液を用いる。また、上記工程ではウエットエッチングを用いているが、ウエットエッチングでなくても、等方性エッチングであればよい。例えば、等方性エッチングとしてCFとOとを用いたドライエッチングを用いてもよい。
なお、フォトレジスト29cの厚さは、後に形成される所望のビット線BLの厚さと実質的に等しい。ここで、実質的に等しいとは、フォトレジスト29cの厚さと所望のビット線の厚さの差が、フォトレジスト29cの厚さの5%以内であることを意味する。
つまり、図3(d)に示すフォトレジスト29bの厚さは、ウエットエッチング後のフォトレジスト29cの高さが所望のビット線BLの厚さと実質的に等しくなるように所望のビット線BLの厚さよりも厚く形成されている。
なお、図3(d)における第2の層間絶縁膜27bのうち、フォトレジスト29aの一部が除去されて露出された部分のX方向の幅WがZ方向の幅hよりも小さいことが好ましい。
次に、トレンチ28aの空間部の第2層間絶縁膜27b部分を後退させた後、加工トレンチ28b内に残ったフォトレジスト29cを除去する(図4(b)参照)。そして、エッチングストッパー膜26と第2層間絶縁膜27cに形成された加工トレンチ28b内に、バリアメタル層30aと配線金属層30bを順次積層する(図4(c)参照)。
その後、RIEまたはCMPを用いて、加工トレンチ28bの開口幅の狭い部分に達するまで開口幅の広い部分におけるバリアメタル層30a、配線金属層30b及び第2層間絶縁膜27c部分を除去し、それぞれの所望の間隔に分離されたビット線BLとしての埋め込み金属配線30を形成する(図4(d)参照)。
上記実施形態によれば、埋め込み金属配線30が形成される第2層間絶縁膜27aを予め厚く形成し、その第2層間絶縁膜27aに、第1層間絶縁膜24内の第2コンタクトプラグ25の上面を露出するようなトレンチ28aを形成する。その後、トレンチ28a内のうち開口端側に空間部を残して第2コンタクトプラグ25側にフォトレジスト29bを埋め込み、第2層間絶縁膜27aのうちトレンチ28aの空間部に露出した側壁部分Sを側方に後退させ、空間部の加工トレンチ28bの開口幅をフォトレジスト29cが埋め込まれた部分のX方向の幅より大きくして加工トレンチ28bのアスペクト比を小さくしている。
そのため、加工トレンチ28b内にバリアメタル層30a及び配線金属層30bを埋め込む際に、埋め込み金属配線30内にボイドが生じにくく、埋め込む不良が生じにくい。その結果、ボイドによる埋め込み金属配線の断線、信頼性の低下を防止することができる。
また、第2層間絶縁膜27bの側壁部分Sの後退にウエットエッチングを用いている。従って、リソグラフィ−技術を使用する上記特許文献1に比べて、製造工程を短縮することができる。
さらに、上記特許文献1では、デュアルダマシン法により肩落ち部を有するトレンチを形成しているが、本実施形態では、第2層間絶縁膜27bの側壁部分の後退する方法としてウエットエッチングを用いているため、レジストを塗布する工程を削除することができる。その結果、特許文献1に比べて、製造工程をより短縮することができる。
また、上記特許文献1では、肩落ち部を有するトレンチをエッチングにより形成しているが、本実施形態では、第2の層間絶縁膜27bのうち、フォトレジスト29aの一部が除去されて露出された部分のX方向の幅WがZ方向の幅hよりも小さい。その結果、上記特許文献1に比べて、第2層間絶縁膜27bの側壁の側方への後退距離が減じている部分が多い。したがって、埋め込み金属配線30内にボイドが生じにくく、埋め込む不良が生じにくい。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば、NAND型不揮発性半導体装置の金属配線層を埋め込む場合に限定されることなく、DRAMやSRAMなど他の半導体装置の金属配線層を埋め込む場合にも適用することができる。
さらに、本実施形態における半導体装置の製造方法は、アスペクト比が高い溝に埋め込みを行い成膜する場合にも適用できる。
更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
10…NANDストリング
11…素子分離領域
12…ビット線コンタクト領域
13…コンタクトプラグ
21…半導体基板
22…下層層間絶縁膜
23…第1コンタクトプラグ
24…第1層間絶縁膜
25…第2コンタクトプラグ
26…エッチングストッパー膜
27a 27b 27c…第2層間絶縁膜
28a 28b…トレンチ
29a 29b 29c…フォトレジスト
30…埋め込み配線(ビット線)
W…第2の層間絶縁膜のうち、フォトレジストの一部が除去されて露出された部分のX方向の幅
h…第2の層間絶縁膜のうち、フォトレジストの一部が除去されて露出された部分のZ方向の幅

Claims (5)

  1. (a)コンタクトプラグを有する第1層間絶縁膜上に第2層間絶縁膜を積層する工程と、
    (b)前記第2層間絶縁膜に前記コンタクトプラグの上面を露出するトレンチを形成する工程と、
    (c)前記トレンチ内で、開口端側に空間部を形成し、前記コンタクトプラグ側に、レジストを埋め込む工程と、
    (d)等方性エッチングにより、前記第2層間絶縁膜のうち前記トレンチの空間部で挟まれる前記第2層間絶縁膜部分の側壁を側方に後退させて、前記トレンチの開口端側の幅よりも開口端側の幅が大きな加工トレンチを形成する工程と、
    (e)前記レジストを除去し、前記加工トレンチ内に配線金属層を埋め込む工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記加工トレンチが、コンタクトプラグ側の第1部分と開口端側の第2部分とを有し、
    前記第1の部分は柱状であり、前記第1の部分の幅は前記トレンチの開口端側の幅と実質的に等しく、前記第2の部分は前記加工トレンチの開口端側に向かって拡開する形状であり且つ、第1の部分のうち開口端側と第2の部分のコンタクトプラグ側は接続されており、
    前記(e)工程後に、さらに、
    (f)前記加工トレンチのうち、前記第2の部分における前記バリアメタル層、前記配線金属層及び前記第2層間絶縁膜部分を除去して埋め込み配線を形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記(c)工程の等方性エッチング後の前記レジストが、前記(f)工程における前記埋め込み配線に実質的に等しい厚さに埋め込まれることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記(d)工程において、前記第2層間絶縁膜のうち前記トレンチの空間部で挟まれる前記第2層間絶縁膜部分の幅が、前記第2層間絶縁膜のうち前記トレンチの空間部で挟まれる前記第2層間絶縁膜部分の厚さよりも小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記(c)のレジストを埋め込む工程は、前記トレンチ内及び前記積層膜上にレジストを塗布する工程と前記レジストをエッチバックする工程とであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023092827A1 (zh) * 2021-11-24 2023-06-01 长鑫存储技术有限公司 半导体结构及其制作方法

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