JP2011108185A - エネルギ使用態様の改善支援装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エネルギ使用態様の改善支援装置10が備える支援用制御部12は、エネルギ需要家20の過去の所定の検証期間内での余剰エネルギ量及び不足エネルギ量の推移を支援用記憶部13に記憶されている発生エネルギ量と消費エネルギ量との差から導出し、余剰エネルギ量が発生していた余剰発生時刻が、エネルギを消費する時期の変更が許可されるエネルギ負荷装置E、T(24、29)の内、当該余剰発生時刻にエネルギを消費していなかった非稼動状態のエネルギ負荷装置E、T(24、29)の変更可能時間帯に含まれる場合、当該非稼動状態のエネルギ負荷装置E、T(24、29)が余剰発生時刻に稼動するエネルギ使用態様を推奨態様として決定する。
【選択図】図1
Description
情報を記憶可能な支援用記憶部と、
支援用制御部と、を備え、
前記支援用記憶部は、
前記エネルギ需要家が需要家システムに有する複数のエネルギ負荷装置のそれぞれによる過去の消費エネルギ量に関する情報と、前記エネルギ需要家が前記需要家システムに有するエネルギ発生装置が発生した過去の発生エネルギ量に関する情報と、を記憶し、及び、
前記複数のエネルギ負荷装置のそれぞれが、消費エネルギ量の変更及びエネルギを消費する時期の変更が許可されない第1負荷群と、エネルギを消費する時期の変更が許可される第2負荷群と、消費エネルギ量の変更が許可される第3負荷群と、の何れの負荷群に分類されるかの情報を記憶し、及び、
前記第2負荷群に分類されているエネルギ負荷装置についての、エネルギを消費する時期を変更できる変更可能時間帯についての情報を記憶し、及び、
前記第3負荷群に分類されているエネルギ負荷装置についての、変更できる消費エネルギ量の変更可能範囲についての情報を記憶し、
前記支援用制御部は、
前記エネルギ需要家の過去の所定の検証期間内での余剰エネルギ量及び不足エネルギ量の推移を、前記支援用記憶部に記憶されている前記検証期間における前記エネルギ発生装置が発生した発生エネルギ量と前記複数のエネルギ負荷装置が消費した消費エネルギ量との差から導出し、及び、
前記検証期間内で前記余剰エネルギ量が発生していた余剰発生時刻が、前記第2負荷群に分類されるエネルギ負荷装置の内、当該余剰発生時刻にエネルギを消費していなかった非稼動状態のエネルギ負荷装置の前記変更可能時間帯に含まれる場合、当該非稼動状態のエネルギ負荷装置が前記余剰発生時刻に稼動するエネルギ使用態様を推奨態様として決定する点にある。
本特徴構成では、第2負荷群のエネルギ負荷装置にはこのような変更可能時間帯が存在するという点に着目することで、支援用制御部が、余剰エネルギ量が発生していた余剰発生時刻が、第2負荷群のエネルギ負荷装置の内、その余剰発生時刻にエネルギを消費していなかった非稼動状態のエネルギ負荷装置の変更可能時間帯に含まれる場合、その非稼動状態のエネルギ負荷装置が余剰発生時刻に稼動していればよかったと決定する、という発明に至った。つまり、エネルギ需要家の過去のエネルギ使用態様をどのように変更していれば余剰エネルギ量を有効に利用出来ていたのかが分かる推奨態様が決定される。
従って、発生させたエネルギが有効に消費されるようにエネルギ需要家のエネルギ使用態様の改善を促すための改善支援装置を提供できる。
情報を記憶可能な支援用記憶部と、
支援用制御部と、を備え、
前記支援用記憶部は、
前記エネルギ需要家が需要家システムに有する複数のエネルギ負荷装置のそれぞれによる将来の予測消費エネルギ量に関する情報と、前記エネルギ需要家が前記需要家システムに有するエネルギ発生装置が発生する将来の予測発生エネルギ量に関する情報と、を記憶し、及び、
前記複数のエネルギ負荷装置のそれぞれが、消費エネルギ量の変更及びエネルギを消費する時期の変更が許可されない第1負荷群と、エネルギを消費する時期の変更が許可される第2負荷群と、消費エネルギ量の変更が許可される第3負荷群と、の何れの負荷群に分類されるかの情報を記憶し、及び、
前記第2負荷群に分類されているエネルギ負荷装置についての、エネルギを消費する時期を変更できる変更可能時間帯についての情報を記憶し、及び、
前記第3負荷群に分類されているエネルギ負荷装置についての、変更できる消費エネルギ量の変更可能範囲についての情報を記憶し、
前記支援用制御部は、
前記エネルギ需要家の将来の所定の検証期間内での予測余剰エネルギ量及び予測不足エネルギ量の推移を、前記支援用記憶部に記憶されている前記検証期間における前記エネルギ発生装置が発生する予測発生エネルギ量と前記複数のエネルギ負荷装置が消費する予測消費エネルギ量との差から導出し、及び、
前記検証期間内で前記予測余剰エネルギ量が発生する余剰発生時刻が、前記第2負荷群に分類されるエネルギ負荷装置の内、当該余剰発生時刻にエネルギを消費しない非稼動状態のエネルギ負荷装置の前記変更可能時間帯に含まれる場合、当該非稼動状態のエネルギ負荷装置が前記余剰発生時刻に稼動するエネルギ使用態様を推奨態様として決定する点にある。
本特徴構成では、第2負荷群のエネルギ負荷装置にはこのような変更可能時間帯が存在するという点に着目することで、支援用制御部が、予測余剰エネルギ量が発生する余剰発生時刻が、第2負荷群のエネルギ負荷装置の内、その余剰発生時刻にエネルギを消費しないと予測される非稼動状態のエネルギ負荷装置の変更可能時間帯に含まれる場合、その非稼動状態のエネルギ負荷装置が余剰発生時刻に稼動するのが良いと決定する、という発明に至った。つまり、エネルギ需要家の将来のエネルギ使用態様をどのように変更すれば予測余剰エネルギ量を有効に利用出来ると予測されるのかが分かる推奨態様が決定される。
従って、発生させるエネルギが有効に消費されるようにエネルギ需要家のエネルギ使用態様の改善を促すための改善支援装置を提供できる。
以下に図面を参照して第1実施形態のエネルギ使用態様の改善支援装置について説明する。
第1実施形態の改善支援装置10は、エネルギ需要家の過去のエネルギ使用態様の中で、エネルギの有効利用の観点から改善すべき点を見出し、どのようなエネルギ使用態様であればエネルギをより有効に利用できていたのかを示すエネルギ使用態様を推奨態様として決定する。従って、推奨態様の提示を受けたエネルギ需要家は、過去にエネルギ負荷装置をどのような形態で稼動させればエネルギをより有効に利用できていたのかを認識でき、その後、エネルギ使用態様を改善する際の参考にできる。
以下に、需要家システム20の構成について説明する。
需要家システム20は、電気エネルギ及び熱エネルギのエネルギ需要家側に構築されるシステムである。需要家システム20には、エネルギ負荷装置としての電力負荷装置E及び熱負荷装置Tと、エネルギ発生装置Gとしての太陽光発電装置22と、熱と電気とを併せて発生するエネルギ発生装置Gとしてのコージェネレーション装置26と、電力の充放電が可能な蓄電装置21と、蓄熱及び放熱が可能な蓄熱装置27と、情報処理装置40とが設けられている。
本実施形態において、第2負荷群のエネルギ負荷装置には、エネルギを消費する時期を変更できる変更可能時間帯が定められている。つまり、第2負荷群のエネルギ負荷装置は、どの時刻に稼働させてもよい訳ではなく、例えば、第2負荷群の電力負荷装置Eである食器洗浄機の場合は昼食後から夕食前の時間帯(即ち、変更可能時間帯)であればどの時刻に稼働させても良い、というように、稼働させることができる時刻と稼働させることができない時刻とが定められている。
第3負荷群のエネルギ負荷装置には、消費エネルギ量を定格の50%〜100%の間で変更可能な場合や、稼動を停止させることまで可能な場合など、変更できる消費エネルギ量の変更可能範囲が定められている。
第2負荷群の電力負荷装置Eは、例えば洗濯機、乾燥機、食器洗浄器、電気自動車への充電など、電力を消費する時期の変更が許可される負荷(以下、「タイミング調整可能電力負荷24」と記載することもある)である。
第3負荷群の電力負荷装置Eは、空調機器、照明機器など、稼動を停止させても構わない負荷(以下、「遮断可能電力負荷25」と記載することもある)である。
第2負荷群の熱負荷装置Tは、風呂の湯張り、温水利用の食器洗浄器など、熱を消費する時期の変更が許可される負荷(以下、「タイミング調整可能熱負荷29」と記載することもある)である。
第3負荷群の熱負荷装置Tは、温水利用の床暖房装置など、稼動を停止させても構わない負荷(以下、「遮断可能熱負荷30」と記載することもある)である。
以下に、改善支援装置10の構成について説明する。
改善支援装置10は、需要家システム20のエネルギ需要家のエネルギ使用態様の改善支援を行う。具体的には、改善支援装置10は、エネルギ需要家の過去のエネルギ使用態様の中で、エネルギの有効利用の観点から改善すべき点を見出し、どのようなエネルギ使用態様であればエネルギをより有効に利用できるのかを示すエネルギ使用態様を推奨態様として決定する。本実施形態において、エネルギの有効利用とは、エネルギ需要家に対して省エネルギを目的とした不要な我慢を強いず、発生したエネルギを出来るだけ発生した時点で消費することを意味する。
支援用通信部11は、改善支援装置10の外部との通信を行う。支援用記憶部13は、改善支援装置10で取り扱われる情報を記憶する。支援用制御部12は、情報収集部12aと最適計算部12bとコンテンツ公開部12cとを有する。情報収集部12aは、需要家システム20から、需要家システム20での消費エネルギ量(消費電力量、消費熱量)、発生エネルギ量(発生電力量、発生熱量)などの情報を収集する処理を行う。最適計算部12bは、需要家システム20から収集した情報を用いて、エネルギ需要家のエネルギ使用態様を解析し、その改善支援についての情報を導出する。コンテンツ公開部12cは、最適計算部12bが導出した改善支援についての情報(コンテンツ)をエネルギ需要家に提示する。
図2を参照して、本実施形態の改善支援装置10の動作例について説明する。図2は、需要家システム20及び改善支援装置10で行われる処理フローを概略的に示した図である。尚、以下の説明では、電気エネルギ(発生電力量、消費電力量)に着目して、本実施形態の改善支援装置10の動作例を説明するが、熱エネルギ(発生熱量、消費熱量)についても同様の説明が成立する。
具体的には、まず、最適計算部12bは、エネルギ需要家の過去の所定の検証期間(例えば、前日の0時から24時までの24時間)内での余剰エネルギ量及び不足エネルギ量の推移を、支援用記憶部13に記憶されているその検証期間におけるエネルギ発生装置Gが発生した発生エネルギ量と複数のエネルギ負荷装置が消費した消費エネルギ量との差から導出する。図3(a)は、0時から24時までの過去の余剰電力及び不足電力の推移の一例である。図3(a)に例示するように、晴天であれば、12時前後の日中の時間帯は太陽光発電装置22の発電電力量が大きくなるため、余剰電力が大きくなる。一方で、朝や夜など、消費電力は大きいが太陽光発電装置22の発電電力量が小さい又は殆ど無い時間帯は、不足電力が大きくなる。
そのため、最適計算部12bは、検証期間内で余剰電力量が発生していた余剰発生時刻が、第2負荷群に分類される電力負荷装置E(タイミング調整可能電力負荷24)の内、当該余剰発生時刻に電力を消費していなかった非稼動状態の電力負荷装置E(24)の変更可能時間帯に含まれる場合、当該非稼動状態の電力負荷装置E(24)が余剰発生時刻に稼動するエネルギ使用態様を推奨態様として決定する。
遮断可能電力負荷25である「屋外照明機器」の場合、実消費時刻は18時から21時である。
具体的には、最適計算部12bは、余剰電力が発生していた時刻(又は時間帯)と、その時刻に稼動させておくことが好ましかった電力負荷装置E(本実施形態では、「洗濯機・乾燥機」、「電気自動車への充電」)と、を推奨態様として決定する。例えば、推奨態様として、「12時から15時の間に、洗濯機・乾燥機を稼動させる」という態様や、「12時から15時の間に、電気自動車への充電を行う」という態様などがある。或いは、「12時から15時の間に、洗濯機・乾燥機を稼動させ、電気自動車への充電を行う」という態様のように、複数の第2群の電力負荷装置Eの電力消費時刻を変更するような推奨態様を決定してもよい。
具体的には、最適計算部12bは、不足電力量が発生していた時刻(又は時間帯)と、その時刻に稼動停止させておくことが好ましかった電力負荷装置E(本実施形態では「屋外照明機器」)と、を推奨態様として決定する。例えば、最適計算部12bは、18時から21時の間に「屋外照明機器」の消費電力量を零にするというエネルギ使用態様を推奨態様に含める。或いは、推奨態様として、電力負荷装置Eを稼動停止させる態様ではなく、電力負荷装置Eの消費電力量を少なくするような態様を決定してもよい。
第2実施形態の改善支援装置は、エネルギ需要家の将来の予測消費エネルギ量の中で、エネルギの有効利用の観点から改善すべき点を見出し、どのようなエネルギ使用態様であればエネルギをより有効に利用できるのかを示すエネルギ使用態様を推奨態様として決定する。従って、推奨態様の提示を受けたエネルギ需要家は、将来、エネルギ負荷装置をどのような形態で稼動させればエネルギをより有効に利用できるのかを認識でき、実際にエネルギ使用態様の改善を試みる際の参考にできる。
以下に、改善支援装置10の構成について説明する。
本実施形態において、改善支援装置10の支援用制御部12は、情報収集部12aと需給予測部12dと最適計算部12bとコンテンツ公開部12cとを有する。需給予測部12dは、需要家システム20から収集した過去の消費エネルギ量についての情報及び将来の気象予測情報を参照して将来の予測消費エネルギ量及び予測発生エネルギ量を予測する。最適計算部12bは、需給予測部12dが予測した将来の予測消費エネルギ量についての情報を用いて、予測されるエネルギ需要家のエネルギ使用態様を解析し、その改善支援についての情報を導出する。
図5を参照して、本実施形態の改善支援装置10の動作について説明する。図5は、需要家システム20及び改善支援装置10で行われる処理フローを概略的に示した図である。尚、以下の説明では、電気エネルギ(発生電力量、消費電力量)に着目して、本実施形態の改善支援装置10の動作例を説明するが、熱エネルギ(発生熱量、消費熱量)についても同様の説明が成立する。
よって、需給予測部12dは、需給予測モデルに対して、過去の消費エネルギ量についての情報と将来の気象予報情報とを適用すれば、将来の予測消費エネルギ量についての情報を導出できる(工程#37)。また、需給予測部12dは、将来の気象予報情報を参照して太陽光発電装置22の将来の予測発生電力量についての情報を導出でき、過去のコージェネレーション装置26の発生電力量などに基づいてコージェネレーション装置26の将来の予測発生電力量についての情報を導出できる(工程#37)。つまり、需給予測部12dが導出する需給予測情報には、エネルギ負荷装置における予測消費エネルギ量の推移についての情報とエネルギ発生装置Gにおける予測発生エネルギ量の推移についての情報とが含まれる。需給予測部12dは、導出した需給予測情報を支援用記憶部13に記憶する(工程#38)。
具体的には、まず、最適計算部12bは、エネルギ需要家の将来の所定の検証期間(例えば、翌日の0時から24時までの24時間)内での予測余剰エネルギ量及び予測不足エネルギ量の推移を、支援用記憶部13に記憶されているその検証期間におけるエネルギ発生装置Gが発生すると予測される予測発生エネルギ量と複数のエネルギ負荷装置が消費すると予測される予測消費エネルギ量との差から導出する。図6(a)は、0時から24時までの予測余剰電力及び予測不足電力の推移の一例である。図6(a)に示すように、晴天が予測されていれば、12時前後の日中の時間帯は太陽光発電装置22の予測発電電力量が大きくなるため、予測余剰電力が大きくなる。一方で、朝や夜など、予測消費電力は大きいが太陽光発電装置22の予測発電電力量が小さい又は殆ど無い時間帯は、予測不足電力が大きくなる。
そのため、最適計算部12bは、検証期間内で予測余剰電力量が発生する余剰発生時刻が、第2負荷群に分類される電力負荷装置E(タイミング調整可能電力負荷24)の内、当該余剰発生時刻に電力を消費しない非稼動状態の電力負荷装置Eの変更可能時間帯に含まれる場合、当該非稼動状態の電力負荷装置Eが余剰発生時刻に稼動するエネルギ使用態様を推奨態様として決定する。
遮断可能電力負荷25である「屋外照明機器」の場合、予測消費時刻は18時から21時である。
具体的には、最適計算部12bは、予測余剰電力が発生すると予測される時刻(又は時間帯)と、その時刻に稼動させておくことが好ましい電力負荷装置E(本実施形態では、「洗濯機・乾燥機」、「電気自動車への充電」)と、を推奨態様として決定する。例えば、推奨態様として、「12時から15時の間に、洗濯機・乾燥機を稼動させる」という態様や、「12時から15時の間に、電気自動車への充電を行う」という態様などがある。或いは、「12時から15時の間に、洗濯機・乾燥機を稼動させ、電気自動車への充電を行う」という態様のように、複数の第2群の電力負荷装置Eの電力消費時刻を変更するような推奨態様を決定してもよい。
具体的には、最適計算部12bは、予測不足電力量が発生すると予測される時刻(又は時間帯)と、その時刻に稼動停止させておくことが好ましい電力負荷装置E(本実施形態では「屋外照明機器」)と、を推奨態様として決定する。例えば、最適計算部12bは、18時から21時の間に「屋外照明機器」の予測消費電力量を零にするエネルギ使用態様を推奨態様に含める。或いは、推奨態様として、電力負荷装置Eを稼動停止させる態様ではなく、電力負荷装置Eの予測消費電力量を少なくするような態様を決定してもよい。
第3実施形態の改善支援装置は、エネルギ需要家の将来の予測消費エネルギ量の中で、エネルギの有効利用の観点から改善すべき点を見出し、どのようなエネルギ使用態様であればエネルギをより有効に利用できるのかを示すエネルギ使用態様を推奨態様として決定し、エネルギ負荷装置をその推奨態様に則って稼動させる。
具体的には、需要家用制御部43は、推奨態様として、予測余剰電力が発生すると予測される時刻(又は時間帯)と、その時刻に稼動させておくことが好ましい第2負荷群の電力負荷装置E(本実施形態では、「洗濯機・乾燥機」、「電気自動車への充電」)と、の配信を受けると、その予測余剰電力が発生する時刻に、制御機器34を介して、該当する電力負荷装置Eを推奨態様に則って稼動させる。また、需要家用制御部43は、推奨態様として、予測不足電力量が発生すると予測される時刻(又は時間帯)と、その時刻に稼動停止させておくことが好ましい第3負荷群の電力負荷装置E(本実施形態では「屋外照明機器」)と、の配信を受けると、その予測不足電力が発生する時刻に、制御機器35を介して、該当する電力負荷装置Eを稼動停止させる。
以上の結果、実際に余剰電力が発生することを抑制でき、且つ、実際に不足電力が発生することを抑制できる。
同様に、需要家用制御部43は、推奨態様に則って、制御機器36、37を介して、該当する熱負荷装置T(タイミング調整可能熱負荷29、遮断可能熱負荷30)を稼動させることもできる。
<1>
上記実施形態では、改善支援装置10が需要家システム20の外部に設けられる例を説明したが、改善支援装置10が需要家システム20の内部に設けられてもよい。
上記実施形態では、第1負荷群のエネルギ負荷装置、第2負荷群のエネルギ負荷装置及び第3負荷群のエネルギ負荷装置のそれぞれの具体例(セキュリティシステム、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、食器洗浄器、電気自動車への充電、照明機器など)を列挙したが、各エネルギ負荷装置がどの負荷群に分類されるかは、エネルギ需要家毎に適宜設定可能である。例えば、あるエネルギ需要家では電気自動車への充電が第2負荷群に分類され、別のエネルギ需要家では電気自動車への充電が第3負荷群に分類されるといったことも適宜行われる。
上記実施形態では、推奨態様をエネルギ需要家に提示する提示手段として、CRTや液晶表示装置などの表示部45を例示したが、他の装置を用いて提示手段を構成してもよい。例えば、推奨態様を紙などの媒体に印字することでエネルギ需要家に推奨態様を提示する印字装置や、音声によってエネルギ需要家に推奨態様を提示する音響装置などを用いて提示手段を構成してもよい。
12 支援用制御部
13 支援用記憶部
20 需要家システム
22 太陽光発電装置(エネルギ発生装置 G)
23 重要電力負荷(電力負荷装置(エネルギ負荷装置) E)
24 タイミング調整可能電力負荷(電力負荷装置(エネルギ負荷装置) E)
25 遮断可能電力負荷(電力負荷装置(エネルギ負荷装置) E)
26 コージェネレーション装置(エネルギ発生装置 G)
28 重要熱負荷(熱負荷装置(エネルギ負荷装置) T)
29 タイミング調整可能熱負荷(熱負荷装置(エネルギ負荷装置) T)
30 遮断可能熱負荷(熱負荷装置(エネルギ負荷装置) T)
45 表示部(提示手段)
Claims (6)
- エネルギ需要家のエネルギ使用態様の改善支援装置であって、
情報を記憶可能な支援用記憶部と、
支援用制御部と、を備え、
前記支援用記憶部は、
前記エネルギ需要家が需要家システムに有する複数のエネルギ負荷装置のそれぞれによる過去の消費エネルギ量に関する情報と、前記エネルギ需要家が前記需要家システムに有するエネルギ発生装置が発生した過去の発生エネルギ量に関する情報と、を記憶し、及び、
前記複数のエネルギ負荷装置のそれぞれが、消費エネルギ量の変更及びエネルギを消費する時期の変更が許可されない第1負荷群と、エネルギを消費する時期の変更が許可される第2負荷群と、消費エネルギ量の変更が許可される第3負荷群と、の何れの負荷群に分類されるかの情報を記憶し、及び、
前記第2負荷群に分類されているエネルギ負荷装置についての、エネルギを消費する時期を変更できる変更可能時間帯についての情報を記憶し、及び、
前記第3負荷群に分類されているエネルギ負荷装置についての、変更できる消費エネルギ量の変更可能範囲についての情報を記憶し、
前記支援用制御部は、
前記エネルギ需要家の過去の所定の検証期間内での余剰エネルギ量及び不足エネルギ量の推移を、前記支援用記憶部に記憶されている前記検証期間における前記エネルギ発生装置が発生した発生エネルギ量と前記複数のエネルギ負荷装置が消費した消費エネルギ量との差から導出し、及び、
前記検証期間内で前記余剰エネルギ量が発生していた余剰発生時刻が、前記第2負荷群に分類されるエネルギ負荷装置の内、当該余剰発生時刻にエネルギを消費していなかった非稼動状態のエネルギ負荷装置の前記変更可能時間帯に含まれる場合、当該非稼動状態のエネルギ負荷装置が前記余剰発生時刻に稼動するエネルギ使用態様を推奨態様として決定するエネルギ使用態様の改善支援装置。 - 前記支援用制御部は、前記検証期間内で前記不足エネルギ量が発生していた不足発生時刻に前記第3負荷群に分類されるエネルギ負荷装置がエネルギを消費していた場合、当該第3負荷群に分類されるエネルギ負荷装置の前記不足発生時刻における消費エネルギ量を前記不足エネルギ量が無くなるように前記変更可能範囲内で減少させるエネルギ使用態様を前記推奨態様に含める請求項1記載のエネルギ使用態様の改善支援装置。
- エネルギ需要家のエネルギ使用態様の改善支援装置であって、
情報を記憶可能な支援用記憶部と、
支援用制御部と、を備え、
前記支援用記憶部は、
前記エネルギ需要家が需要家システムに有する複数のエネルギ負荷装置のそれぞれによる将来の予測消費エネルギ量に関する情報と、前記エネルギ需要家が前記需要家システムに有するエネルギ発生装置が発生する将来の予測発生エネルギ量に関する情報と、を記憶し、及び、
前記複数のエネルギ負荷装置のそれぞれが、消費エネルギ量の変更及びエネルギを消費する時期の変更が許可されない第1負荷群と、エネルギを消費する時期の変更が許可される第2負荷群と、消費エネルギ量の変更が許可される第3負荷群と、の何れの負荷群に分類されるかの情報を記憶し、及び、
前記第2負荷群に分類されているエネルギ負荷装置についての、エネルギを消費する時期を変更できる変更可能時間帯についての情報を記憶し、及び、
前記第3負荷群に分類されているエネルギ負荷装置についての、変更できる消費エネルギ量の変更可能範囲についての情報を記憶し、
前記支援用制御部は、
前記エネルギ需要家の将来の所定の検証期間内での予測余剰エネルギ量及び予測不足エネルギ量の推移を、前記支援用記憶部に記憶されている前記検証期間における前記エネルギ発生装置が発生する予測発生エネルギ量と前記複数のエネルギ負荷装置が消費する予測消費エネルギ量との差から導出し、及び、
前記検証期間内で前記予測余剰エネルギ量が発生する余剰発生時刻が、前記第2負荷群に分類されるエネルギ負荷装置の内、当該余剰発生時刻にエネルギを消費しないと予測される非稼動状態のエネルギ負荷装置の前記変更可能時間帯に含まれる場合、当該非稼動状態のエネルギ負荷装置が前記余剰発生時刻に稼動するエネルギ使用態様を推奨態様として決定するエネルギ使用態様の改善支援装置。 - 前記支援用制御部は、前記検証期間内で前記予測不足エネルギ量が発生する時刻に前記第3負荷群に分類されるエネルギ負荷装置がエネルギを消費すると予測される場合、当該第3負荷群に分類されるエネルギ負荷装置の前記時刻における消費エネルギ量を前記予測不足エネルギ量が無くなるように前記変更可能範囲内で減少させるエネルギ使用態様を前記推奨態様に含める請求項3記載のエネルギ使用態様の改善支援装置。
- 前記支援用制御部は、前記検証期間内に前記エネルギ負荷装置を前記推奨態様に則って稼動させる請求項3又は4記載のエネルギ使用態様の改善支援装置。
- 前記推奨態様を前記エネルギ需要家に提示する提示手段を有する請求項1〜5の何れか一項に記載のエネルギ使用態様の改善支援装置。
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