JP2011107209A - 電子機器 - Google Patents

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和範 小谷
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Abstract

【課題】電子機器の種々の設置形態に対応して色々な方向の離れた場所からリモコンを操作することを可能とするようにリモコン受光装置を最適位置に配置可能とした電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明に係る電子機器は、リモコン受光部11及び信号増幅部12を備えたワイヤレスリモコン用のリモコン受光装置10と、このリモコン受光装置10を接続する制御部22を収納した電子機器本体20とを有する。また、リモコン受光装置10は、電子機器本体20に対し着脱自在に装着されるとともに、取り外された状態のときにリモコンケーブル30により制御部22に接続されている。そして、リモコン受光装置10は、リモコンケーブル30で制御部22に接続された状態で電子機器本体20の取付状態とは略関係なく自由な位置及び方向に取り付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器に係り、特に、リモコン操作される電子機器の設置性及びリモコンの操作性を向上させた電子機器に関する。
電子機器の中には、一つ以上の設置形態を有するものがいろいろ存在する。その代表例として投写型映像表示装置を挙げることができる。投写型映像表示装置は、一般に床面や机などの台上に設置して壁面に投写する、天井吊に設置して壁面に投写するなどの設置形態がある。また、投写型映像表示装置の中でも近年普及しつつある短焦点距離の投写レンズを用いたものでは、専用の取付台を使用せずに直接に床面に設置して床面へ投写する設置形態や、鉛直壁体上に設置してこの壁体の壁面に投写するなどの新しい設置形態も現れている。このため、多設置形態で使用される投写型映像表示装置等の業界においては、デザインとの整合性を勘案しながら色々な離れた場所からのリモコン操作を可能とするとともに、蛍光灯などからの赤外線ノイズの影響を軽減する種々の方策がこれまでに行われている。その例を以下に挙げる。
特許文献1は、投写型映像表示装置のリモコン受光装置の光線導入部に透孔を有する遮光板を設け、投写型映像表示装置の設置形態により遮光板を移動させることにより透光の位置を調整して、リモコンからの赤外線信号を受光可能にしながら蛍光灯等からのノイズの受光を防止するようにしたものである。
特許文献2は、投写型映像表示装置の投写レンズを保護する開閉自在なレンズカバーを有するものであって、レンズカバーの開状態のときの露出面にリモコン受光部を設けるとともに、開状態のレンズカバーを水平方向及び垂直方向に回転自在としたものである。そして、投写型映像表示装置の設置形態によりレンズカバーを水平及び垂直方向に回転させて、ノイズを受光することなくリモコンからの赤外線信号を受光できるようにリモコン受光部の向きを調整している。
特許文献3は、特許文献2と同様レンズカバーの露出面にリモコン受光部を設けるとともにこのレンズカバーを着脱自在とし、さらにレンズカバーの脱状態のときにレンズカバーをリモコン受光部として取り付けることのできるコネクタをこの投写型映像表示装置の筺体の複数箇所に設けている。そして、投写型映像表示装置の設置形態によりレンズカバーの取付位置を選択して、ノイズを受光することなくリモコンからの赤外線信号を受光可能とするようにリモコン受光部の向きを調整している。
特許文献4は、電子機器のリモコンに関するものであって、ワイヤードリモコンを装着可能とする電子機器本体側のリモコン用ジャック(リモコン端子)に、ワイヤレスリモコンの受信部のプラグを差込み可能としたものである。これによりワイヤードリモコン用ジャックを利用してワイヤレスリモコンの受信部を接続してワイヤレスリモコンによる受信を可能としたものである。
特開2000−49364号公報 特開2008−256964号公報、図1 特開2008−256964号公報、図2、図3 実開昭60−184383号公報
特許文献1の技術では、リモコン受光部が1個所しか設けられていないので、色々な方向の離れた場所からリモコンを操作することができない。また、遮光板の移動による透光の位置調整ではノイズの受光を防ぐことが困難な場合がある。
特許文献2の技術では、開状態のレンズカバーの水平方向及び垂直方向への回転のみでは特許文献1の場合と同様、色々な方向の離れた場所からリモコンを操作することができない場合がある。また、遮光板の移動による透光の位置調整ではノイズの受光を防ぐことが困難な場合がある。
特許文献3の技術では、コネクタを多数設けると、色々な方向の離れた場所からリモコンを操作することが可能となるが、このようにすると、コストが嵩むばかりでなく、投写型映像表示装置の外観デザインとの整合性が低下し、著しく見栄えが悪化するという問題がある。
特許文献4の技術では、ワイヤレスリモコンとワイヤードリモコンとの併用が可能となることにより、リモコンの使用勝手を向上させることができるが、色々な方向の離れた場所からリモコン操作をすることができないという問題を解決するものではない。
このように従来の技術においては、色々な方向の離れた場所からリモコンを操作することを可能とする点において未だ十分なものが開発されていなかった。
本発明は、このような事情に鑑み、電子機器の種々の設置形態に対応して色々な方向の離れた場所からリモコンを操作することを可能とするようにリモコン受光装置を最適位置に配置可能とした電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、このような目的を達成するために成されたものであって、リモコン受光部及び信号増幅部を備えたワイヤレスリモコン用のリモコン受光装置と、このリモコン受光装置を接続する制御部を収納した電子機器本体とを有し、前記リモコン受光装置は、電子機器本体に対し着脱自在に装着されるとともに、取り外された状態のときにリモコンケーブルにより前記制御部に接続され、さらに、リモコンケーブルで前記制御部に接続された状態で電子機器本体の外表面部又は電子機器から離れた位置に配置可能に構成されていることを特徴とする。上記構成によれば、リモコン受光装置は、電子機器本体に対し着脱自在に取り付けられ、取り外された状態のときにリモコンケーブルにより前記制御部に接続されているので、リモコンケーブルに接続された状態を維持できる範囲で移動可能である。例えば、リモコン受光装置を電子機器の外表面部に取り付けてもよいし、電子機器から離れた位置でもよいとされるので、操作者の位置に合わせてリモコン受光装置の最適取付位置を選択するとともにその向きを調節することができる。また、リモコン受光装置で受光されたワイヤレスリモコンからの赤外線信号は、リモコン受光装置内の増幅器により増幅されるので、リモコン受光装置が電子機器から離れた位置にあっても、リモコンケーブルを介し確実に制御部へ伝達することができる。
また、前記リモコン受光装置は、電子機器本体の外観形状に整合するように電子機器本体の一部に嵌め込まれる状態で装着されることが好ましい。このように構成すると、リモコン受光装置がデザイン的に電子機器本体に整合されるため、違和感を与えない。
また、前記リモコン受光装置は、磁力を利用して電子機器本体に装着されることが好ましい。このように構成すると、リモコン受光装置の取付位置がずれたり、外れて落下したりする恐れがなくなる。
また、前記リモコン受光装置は、電子機器本体の受光装置取付部の壁面に接する面に磁石が配置され、電子機器本体側の前記壁面には、強磁性体又は磁石が配置されていることが好ましい。このように構成すると、電子機器に装着した場合には強固に取り付けられるので、外れたり位置がずれたりすることがない。また、リモコン受光装置を種々の場所に取り付ける場合に、リモコン受光装置に磁石が取り付けられているため、鉄系材料などの磁性体からなる構造物や他の装置の外表面などに容易に取り付けることができる。
前記リモコン受光装置と電子機器本体の受光装置取付部との間に、両者の位置決めを行う係合部が形成されていることが好ましい。このようにすると、リモコン受光装置を取り付けるときに係合部により位置決めされるので、取付手間が簡略化される。
前記リモコンケーブルは、信号線、電源線及びGND線からなることが好ましい。このように構成すると、電子機器本体の電源、GND線を利用してリモコン受光装置を機能させることができるので、リモコン受光装置の構成を簡略化することができる。
前記リモコンケーブルに接続された状態で前記リモコン受光装置を電子機器本体に装着可能とするように、電子機器本体には前記リモコンケーブルを収納する収納部が設けられていることが好ましい。このように構成すると、リモコン受光装置と電子機器本体内の制御部とを接続するリモコンケーブルを収納する収納部を備えていえるので、リモコン受光装置を電子機器本体に対し納まりよく装着することができる。
前記リモコンケーブルはリモコン受光装置側の端部に第1コネクタを備え、前記リモコン受光装置は前記第1コネクタに接続可能な受光側コネクタを備え、さらに、前記リモコン受光装置はこれらコネクタを介しリモコンケーブルに接続されることが好ましい。このよう構成すると、リモコン受光装置の修理等の際にリモコン受光装置を電子機器本体から容易に取り外すことができ便利である。また、リモコン受光装置とリモコンケーブルとの間に延長ケーブルを接続することもできる。
前記リモコンケーブルは、前記制御部から直接導出される構成としてもよい。このように構成した場合は、リモコンケーブルの長さに制約される範囲内でリモコン受光装置を適宜の場所に取り付けることを選択することができ、これにより、リモコン受光装置の取付範囲を拡げることができる。
また、前記リモコンケーブルは前記制御部側の端部に第2コネクタを備え、前記制御部はこの第2コネクタに接続可能な内部コネクタを備え、前記リモコンケーブルはこれらコネクタを介し前記制御部に接続されることが好ましい。このように構成すると、リモコンケーブルと制御部との間に延長ケーブルを接続することができる。また、長さの異なるリモコンケーブルに変更できる。
この場合に、前記受光側コネクタと前記内部コネクタとは直接接続可能に構成されているようにすることもできる。このように構成されていると、リモコンケーブルを取り外して接続することができるので、接続されたリモコンケーブルを電子機器本体内に収納する収納部が不要となる。
また、この場合に、前記リモコンケーブルは、複数の長さが準備されていることが好ましい。このように準備されていると、リモコン受光装置の取付位置に合うリモコンケーブルの長さを選択することができる。
また、前記のように、前記リモコンケーブルはリモコン受光装置側の端部に第1コネクタを備え、前記リモコン受光装置はこの第1コネクタに接続可能な受光側コネクタを備え、さらに、この受光側コネクタと前記第1コネクタとの間に接続されるための延長ケーブルが準備されているようにしてもよい。このようにすれば、リモコン受光装置を電子機器本体から遠い位置に容易に取り付けることができる。
また、前記のように、前記リモコンケーブルは前記制御部側の端部に第2コネクタを備え、前記制御部はこの第2コネクタに接続可能な内部コネクタを備え、さらに、この第2コネクタと前記内部コネクタとの間に接続されるための延長ケーブルが準備されているようにしてもよい。このようにすれば、リモコン受光装置を電子機器本体から遠い位置に容易に取り付けることができる。
また、前記のように、前記リモコンケーブルはリモコン受光装置側の端部に第1コネクタを備え、前記リモコン受光装置は前記第1コネクタに接続可能な受光側コネクタを備え、さらに、前記リモコン受光装置はこれらコネクタを介しリモコンケーブルに接続される電子機器であって、ワイヤードリモコンを備えるとともに、前記第1コネクタがこのワイヤードリモコン接続用のコネクタを兼用するように構成されていてもよい。このようにすると、1個の第1コネクタに対しリモコン受光装置とワイヤードリモコンとを接続することができる。
また、前記のように、延長ケーブルを接続可能とした電子機器であって、ワイヤードリモコンを備えるとともに、前記延長ケーブルの先端のコネクタがこのワイヤードリモコン接続用のコネクタを兼用するように構成されていてもよい。このようにすると、延長ケーブルの先端の1個のコネクタに対しリモコン受光装置とワイヤードリモコンとを接続することができる。
上記の特徴を備えた電子機器が短焦点距離の投写レンズを用いた投写型映像表示装置であるようにしてもよい。短焦点距離の投写レンズを用いた投写型映像表示装置は、多様な取付態様で使用されるため、リモコン受光装置の取付位置もより多様化するが、本発明を適用することによりこのような用途に容易に対応することが可能となる。
本発明に係る電子機器によれば、操作者の位置に合わせてリモコン受光装置の最適取付位置を選択するとともにその向きを調節することができる。また、リモコン受光装置で受光されたリモコン信号は増幅器により増幅されるので、リモコン受光装置が電子機器から離れた位置にあっても、リモコンケーブルを介し確実に制御部へ伝達することができる。
本発明の実施の形態1に係る投写型映像表示装置の外観斜視図である。 同投写型映像表示装置において、リモコン受光部を電子機器から取り外した状態の外観斜視図である。 同投写型映像表示装置の機能ブロック図である。 同投写型映像表示装置におけるリモコン受光装置の概略的構成図である。 本発明の実施の形態2に係る投写型映像表示装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る投写型映像表示装置におけるリモコン受光装置の取付状態図であって、(a)はリモコン受光装置の装着状態図であり、(b)はリモコン受光装置を取り外した直後の状態図であり、(c)はリモコン受光装置を取り外してリモコンケーブルで接続した状態図である。 本発明の実施の形態4に係る投写型映像表示装置の外観斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る投写型映像表示装置の外観斜視図である。
以下、本発明の実施の形態1に係る電子機器としての投写型映像表示装置について図1〜図4を参照しながら説明する。以下の説明において前後、左右、上下の各方向をいうときは、図1における左手前側を前方向とし、この図1における前面側から見て上下左右の方向をいうものとする。
この実施の形態に係る電子機器としての投写型映像表示装置は、ワイヤレスリモコンにより操作できるように構成されたものであって、図1に示すように、略直方体形状のリモコン受光装置10が電子機器本体20の前部の右上方角部に着脱自在に装着されている。なお、電子機器本体20の前面には、前方に映像を投射するための投写レンズ21fが配置されている。また、リモコン受光装置10は、電子機器本体20から取り外された状態においてリモコンケーブル30で接続され、ワイヤレスリモコン10Aからの赤外線信号を受信できるように構成されている。
次に、外観から見て上記のように構成される投写型映像表示装置の各部についてより具体的に説明する。
リモコン受光装置10は、図3のこの投写型映像表示装置の概略構成図に示すように、ワイヤレスリモコン10Aからの赤外線信号を電気信号に変換するリモコン受光部11と、リモコン受光部11で受信された信号を増幅する信号増幅部12と、リモコンケーブル30を接続する受光側コネクタ13とから構成されている。
また、リモコン受光装置は、図4に示すように略直方体の筐体10aを備えたものであって、内部に増幅回路等を構成した基板14が設けられ、一端側にリモコン受光部11が設けられ、他端側に受光側コネクタ13が設けられている。リモコン受光部11は、受光窓11a、赤外線信号を電気信号に変換する受光素子11b等から構成されている。そして、この受光素子11bは基板14上に形成されている増幅回路に接続されている。また、受光側コネクタ13は、雄型のコネクタに形成され、このコネクタによるリモコンケーブル30との接続部を収容するためのスペース15が筐体10aの一端側を窪ませて形成されている。また、このリモコン受光装置10の内部底面には板状の磁石16が配置されている。
一方、電子機器本体20には、図3に示すように、光源ランプ21a、インテグレータレンズ21b、コンデンサーレンズ21c、液晶パネル21d、ダイクロイックプリズム21e、投写レンズ21fなどからなる光学系21が収納されている。この投写型映像表示装置は、3板式液晶型投写型映像表示装置であって、液晶パネル21dは図3の模式図では1個しか示していないが、赤色光用、緑色光用、及び青色光用の3個が用いられている。また、この投写型映像表示装置には、このような光学系21や映像信号処理を行うための制御部22が搭載されており、制御部22からはリモコン受光装置10を接続するためのリモコンケーブル30が直接的に引き出されている。
また、この投写型映像表示装置の電子機器本体20は、図2に示すように、前部の上方角部に略直方体形状のリモコン受光装置10を嵌め込むための略直方体の窪み部からなる受光装置取付部23が形成されている。この受光装置取付部23には、奥側の壁面23aの隅部からリモコンケーブル30が導出されている。また、この受光装置取付部23と制御部22との間に位置する受光装置取付部23の奥側には、図3に示すように、リモコン受光装置10を電子機器本体20に装着したときにリモコンケーブル30を折り畳んで収納する収納部24が形成されている。そして、受光装置取付部23の奥側の壁面23aは、リモコン受光装置10の装着時にリモコンケーブル30を収納部24に収納できるようにするために、開閉自在に形成されている。
また、この受光装置取付部23には、リモコン受光装置10を正確に外れ難く取り付けることができるように、リモコン受光装置10に形成された係合凹部(図示せず)に係合する複数の係合突部25が形成されている。また、受光装置取付部23の底面には、リモコン受光装置10を磁力により取り付けるための強磁性体26が貼り付けられている。強磁性体26としてはステンレス板が用いられている。なお、このステンレス板から成る強磁性体26は、受光装置取付部23の底面から突出しないように、底面にこのステンレス板を埋め込むための薄い凹部が形成され、この凹部にステンレス板が嵌めこまれて貼り付けられている。このように形成されていることにより、リモコン受光装置10の装着時及びリモコン受光装置10の取り外し時に、電子機器本体20のデザインとの整合性が保持されている。
リモコンケーブル30は、リモコン受光装置側の端部に受光側コネクタ13と接続するための第1コネクタ31が設けられている。この第1コネクタ31は雌型コネクタに形成されている。また、リモコンケーブルは、信号線、電源線、及び信号線の三つの線で構成されている。これにより、リモコン受光装置10は、電子機器本体20から供給される電力により駆動されるとともに、受信したリモコンからの赤外線信号をリモコンケーブル30を介し電子機器本体20の制御部22へ伝達している。
実施の形態1に係る投写型映像表示装置は以上のように構成されているので、リモコン受光装置10は次のように取り扱われる。
リモコン受光装置10を電子機器本体20の受光装置取付部23に装着した状態としても、蛍光灯等からのノイズ障害を受けることがなく、かつ、ワイヤレスリモコン10Aからの赤外線信号が確実に受光される場合には、リモコン受光装置10は、電子機器本体20の受光装置取付部23に装着された状態で使用される。
一方、リモコン受光装置10を電子機器本体20の受光装置取付部23に装着した状態とすると、蛍光灯等からのノイズを受光する恐れがある場合、或いは、ワイヤレスリモコン10Aからの赤外線信号を方向の相違により受光できない恐れがある場合には、リモコン受光装置10が受光装置取付部23から取り外される。そして、リモコン受光装置10が電子機器本体20の外表面や、電子機器本体20の取付金具や、電子機器本体20周辺の建築物や、他の設備の外表面などの適宜の位置に取り付けられる。また、蛍光灯等のノイズを受光しないように、或いは、操作者が操作するワイヤレスリモコン10Aからの赤外線信号を確実に受光できるように、リモコン受光装置10の位置と向きとが調整される。例えば、投写型映像表示装置を天井に設置した際、真下からのワイヤレスリモコン操作に最適にしたい場合には、リモコン受光装置10の受光窓11aを真下に向けて配置すればよい。このようにリモコン受光装置10を投写型映像表示装置の設置状態にほぼ依存することなく、最適に設置することができる。なお、電子機器本体20の受光装置取付部23に対するリモコン受光装置10の着脱は、リモコンケーブル30を装着したままで行われる。
この実施の形態に係る電子機器は、以上のように構成されているので、次のような作用効果を奏することができる。
(1)リモコン受光装置10は、電子機器本体20に対し着脱自在に取り付けられ、リモコンケーブル30に接続された状態を維持できる範囲で移動可能であるので、投写型映像表示装置の設置状態とは略関係なく、最適に設置することができる。
(2)また、リモコン受光装置10で受光されたワイヤレスリモコン10Aからの赤外線信号は、リモコン受光装置10内の増幅器により増幅されるので、リモコン受光装置10がリモコンケーブル30で接続されて電子機器本体20から離れた位置にあっても、正確に電子機器本体20内の制御部22へ伝達することができる。
(3)リモコン受光装置10は、電子機器本体20の外観形状に整合するように電子機器本体20の一部に嵌め込まれる状態で装着されるので、リモコン受光装置10がデザイン的に電子機器本体20に整合されるため、違和感を与えることがない。
(4)リモコン受光装置10は、磁力を利用して電子機器本体20に装着されるので、リモコン受光装置10の取付位置がずれたり、外れて落下したりする恐れがない。
(5)リモコン受光装置10は、電子機器本体20の受光装置取付部23の底面に接する面の内側に板状の磁石16が配置され、電子機器本体20の底面の内側には、ステンレス板からなる強磁性体26が配置されている。したがって、リモコン受光装置10を電子機器本体20に装着した場合に強固に取り付けられるので、外れたり位置がずれたりすることがない。また、リモコン受光装置10を種々の場所に取り付ける場合に、リモコン受光装置10に磁石16が取り付けられているため、鉄系材料などの磁性体からなる構造物や他の装置の外表面などに容易に取り付けることができる。このような場合には、別途リモコン受光装置10を取り付けるための取付手段を準備する必要がないので便利である。また、磁石16による固定が不可能な物体に取り付ける場合であっても、取付手段に磁性体を設ければリモコン受光装置10を取付手段に容易に取り付けることができる。したがって、取付手段をこのように構成することにより、取付手段の構成を簡略化することができる。
(6)リモコン受光装置10と電子機器本体20の受光装置取付部23との間に、両者の位置決めを行う係合突部25などの係合部が形成されているので、リモコン受光装置10を取り付けるときに、この係合部によりリモコン受光装置10が位置決めされる。したがって、リモコン受光装置10の取付手間が簡略化される。
(7)リモコンケーブル30は、信号線、電源線及びGND線からなるので、電子機器本体20の電源、GND線を利用してリモコン受光装置10を機能させることができるので、リモコン受光装置10の構成を簡略化することができる。
(8)電子機器本体20にリモコンケーブル30を収納する収納部24が設けられているので、リモコン受光装置10と電子機器本体20内の制御部22とがリモコンケーブル30により接続されたまま、リモコン受光装置10を電子機器本体20に対し体裁よく着脱自在とすることができ、取り扱いが容易になる。
(9)リモコンケーブル30は制御部22から直接導出されるが、リモコンケーブル30の長さの範囲内でリモコン受光装置10を適宜の場所に取り付けることができる。したがって、リモコン受光装置10の取付範囲を拡げ、リモコン操作可能な範囲を拡げることができる。
(10)リモコンケーブル30はリモコン受光装置側の端部に第1コネクタ31を備え、リモコン受光装置10はこの第1コネクタ31に接続可能な受光側コネクタ13を備えているので、リモコン受光装置10の修理等の際にリモコン受光装置10を電子機器本体20から容易に取り外すことができ便利である。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図5に基づき説明する。
実施の形態1は、リモコンケーブル30を制御部22から直接的に導出するのではなく、コネクタにより制御部22に接続するようにしたものである。なお、この実施の形態において実施の形態1と共通する構成要素には同一の符号を付しその説明を簡略化する。
このように構成するために、制御部22にはリモコンケーブル30を接続するための雌型のコネクタが取り付けられる。なお、このコネクタを本明細書においては内部コネクタ28と称する。一方、リモコンケーブル30は、リモコン受光装置側の端部には実施の形態1の場合と同様に第1コネクタ31が取り付けられ、制御部側の端部には内部コネクタ28に接続可能な第2コネクタ32が取り付けられている。なお、第2コネクタ32と内部コネクタ28との接続は、電子機器本体20の筐体20aの内部を開放した状態で行われる。
実施の形態2に係る投写型映像表示装置は以上のように構成されているので、実施の形態1に係る(1)〜(9)と同一の効果を奏することができるとともに、次の(11)の効果を奏することができる。
(11)リモコンケーブル30は、制御部側の端部に第2コネクタ32を備え、制御部22はこの第2コネクタ32に接続可能な内部コネクタ28を備え、これらコネクタを介しリモコンケーブル30が制御部22に接続される。したがって、異なる長さのこのようなリモコンケーブル30を準備しておくことにより、リモコン受光装置の取付位置に併せて必要長さのリモコンケーブル30に容易に取り替えることができる。また、長さの異なるこのようなリモコンケーブル30を接続することにより、電子機器本体20の外部におけるリモコン受光装置10の取付範囲を変更することができ、リモコン受光装置10の取付の自由度を増すことができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について、図6に基づき説明する。
実施の形態3は、リモコン受光装置10を受光装置取付部23に収納するときに、リモコン受光装置10の受光側コネクタ13を制御部22の内部コネクタ28に直接接続できるようにするとともに、両者をリモコンケーブル30により接続可能ともしたものである。なお、この実施の形態において、実施の形態1及び実施の形態2と共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化する。
このために、実施の形態1において、リモコン受光装置10の受光側コネクタ13の差込部がリモコン受光装置10の外側に突出するように取り付けられている。なお、この実施の形態における受光側コネクタ13は、実施の形態1における受光側コネクタ13と同様のものでよい。また、制御部22の内部コネクタ28は、実施の形態2と同様の雌型のコネクタとし、制御部22から突出しないように設けられている。また、リモコンケーブル30は、リモコン受光装置側の第1コネクタ31を実施の形態1及び実施の形態2と同様に構成するとともに、制御部側の第2コネクタ32を実施の形態2の場合と同様に構成している。したがって、コネクタの接続仕様を共通にすれば、実施の形態2と実施の形態3おけるリモコンケーブル30は同一のものとすることができる。また、上記説明から理解できるように、受光側コネクタ13と第1コネクタ31との接続仕様と、第2コネクタ32と内部コネクタ28との接続仕様は、同一のものとされている。
実施の形態3は、このように構成されていることにより、図6(a)に示すように、リモコン受光装置10を受光装置取付部23に装着する場合は、リモコン受光装置10の受光側コネクタ13と、制御部22の内部コネクタ28とを直接接続している。なお、このような接続を可能とするために、受光装置取付部23の奥側の壁面23aには、図示しないが受光側コネクタ13を挿入するための挿入孔が設けられている。
また、リモコン受光装置10を電子機器本体20から取り外して使用するときは、図6(b)のように受光側コネクタ13と内部コネクタ28との接続を解除し、図6(c)のように、これらの間にリモコンケーブル30を取り付ける。この場合においては、受光側コネクタ13に対し、リモコンケーブル30の第1コネクタ31が接続されるとともに、制御部22の内部コネクタ28に対しリモコンケーブル30の第2コネクタ32が接続される。これにより、リモコン受光装置10は、リモコンケーブル30の長さに応じて取付可能範囲が定まり、この範囲内で自由に取付位置及び取付方向を選択することができる。
実施の形態3に係る投写型映像表示装置は、以上のように構成されているので、実施の形態1に係る(1)〜(7)及び(9)と同一の効果を奏することができるとともに、実施の形態2における(11)の効果を奏することができる。また、実施の形態3に係る投写型映像表示装置は、次の(12)の効果を奏することができる。
(12)リモコン受光装置10を受光装置取付部23に装着する場合は、リモコン受光装置10の受光側コネクタ13と、制御部22の内部コネクタ28とが直接接続されるので、リモコン受光装置10と制御部22とを接続するリモコンケーブル30を接続しておく必要がない。したがって、電子機器本体20内にリモコンケーブル30を収納するための収納部24を設ける必要がない。
(実施の形態4)
次に実施の形態4について、図7に基づき説明する。
実施の形態4は、リモコン受光装置10に代えてワイヤードリモコン40を取付可能にしたものである。なお、この実施の形態において、実施の形態1と共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化する。
このように構成するために、実施の形態1において、リモコンケーブル30の第1コネクタ31にワイヤードリモコンを接続可能にしている。したがって、この実施の形態に使用されるワイヤードリモコン40は、そのケーブル接続用のコネクタ41が、リモコンケーブル30の第1コネクタ31に接続可能に形成されている。また、ワイヤードリモコン40のケーブル接続用のコネクタ41は、リモコン受光装置10における受光側コネクタ13と同一の接続仕様とされている。このように構成することにより、リモコン受光装置10をリモコンケーブル30から取り外し、リモコンケーブル30の第1コネクタ31をワイヤードリモコン40のコネクタ41に接続することにより、ワイヤレスリモコン10Aによるリモコン操作に代えてワイヤードリモコン40によるリモコン操作を行うことができる。
実施の形態4に係る投写型映像表示装置は以上のように構成されているので、実施の形態1に係る(1)〜(10)と同一の効果を奏することができるとともに、次の(13)の効果を奏することができる。
(13)電子機器本体20に対し、リモコンケーブル30によりリモコン受光装置10を接続可能とした投写型映像表示装置であって、リモコンケーブル30のリモコン受光装置側の第1コネクタ31がワイヤードリモコン40を接続するためのコネクタを兼用するように構成されている。したがって、1個の第1コネクタ31によりリモコン受光装置10及びワイヤードリモコン40とを接続することができる。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5について、図8に基づき説明する。
実施の形態5は、実施の形態1において、リモコンケーブル30に対し延長ケーブル50を接続し、この延長ケーブル50の先にリモコン受光装置10を接続したものである。なお、この実施の形態において実施の形態1と共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化する。
このように構成するために、延長ケーブル50は、リモコン受光装置側の端部に、リモコンケーブル30に取り付けられている第1コネクタ31と同一接続仕様の内部コネクタ28が取り付けられている。また、延長ケーブル50は、リモコンケーブル側の端部に、リモコン受光装置10に取り付けられている受光側コネクタ13と同一接続仕様のコネクタ52が取り付けられている。これにより、延長ケーブル50をリモコンケーブル30とリモコン受光装置10との間に、自由自在に取り付けたり、取り外したりすることができる。
実施の形態5に係る投写型映像表示装置は以上のように構成されているので、実施の形態1に係る(1)〜(9)と同一の効果を奏することができるとともに、次の(14)の効果を奏することができる。
(14)リモコン受光装置10とリモコンケーブル30との間に延長ケーブル50を自由自在に取り付けたり取り外したりすることができるので、必要に応じ延長ケーブル50を取り付けて、リモコン受光装置10の取付位置の選択範囲を拡大することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
・上記各実施の形態は、従来一般の投写型映像表示装置として記載したものであるが、短焦点距離の投写レンズ21fを用いた液晶投写型映像表示装置としてもよい。このような投写型映像表示装置は多様な取付態様で使用されるので、本発明を適用するとリモコン受光装置10を最適の状態に取り付けることができ便利である。
・実施の形態1〜5において、強磁性体26としてのステンレス板に代えて、板状の磁石とすることもできる。このように構成すれば、リモコン受光装置10を電子機器本体20により強力に取り付けることができる。
・実施の形態1〜5における係合突部25は、リモコン受光装置10を受光装置取付部23の所定の位置に案内するとともに、取付強度を増すものであればよいので、図示のような係合突部25以外の係合部として形成してよいことは勿論である。
・また、実施の形態1〜5において、雄型コネクタや雌型コネクタが用いられているが、これらコネクタは、その趣旨を変更しない範囲において雌型と雄型とを変更するようにしてもよい。
・実施の形態1、2、4、5において、リモコンケーブル30の第1コネクタ31とリモコン受光装置10における受光側コネクタ13との接続部を収容するためのスペース15がリモコン受光装置10に設けられている。このスペース15は、リモコン受光装置10を電子機器本体20に取り付ける際に、これらコネクタを収容するために必要となるものである。したがって、このスペース15は、電子機器本体20に設けられてもよいし、リモコン受光装置10及び電子機器本体20に跨って設けられても何ら差し支えがない。
・実施の形態2において、ワイヤードリモコン40を用いることができるようにしてもよい。このようにするには、ワイヤードリモコン40のケーブル接続用のコネクタ41をリモコンケーブル30の第1コネクタ31に接続可能に構成すればよい。
・実施の形態5において、ワイヤードリモコン40を用いることができるようにしてもよい。このようにするには、ワイヤードリモコン40のケーブル接続用のコネクタ41をリモコンケーブル30の第1コネクタ31及び延長ケーブル50の先端のコネクタ51に接続可能に構成すればよい。
・実施の形態2及び3において、リモコンケーブル30として長さの異なるもの複数を用意しておくことは好ましい。このようにすれば、リモコンケーブル30として適切な長さのものを選択することにより、リモコン受光装置10を適切な位置に取り付け易くなり、便利である。
・実施の形態2及び3において、実施の形態5と同様の延長ケーブルを用いることができる。また、リモコンケーブル30の第2コネクタ32と受光側コネクタ13の接続仕様を同一とするとともに、リモコンケーブルの第1コネクタ31と内部コネクタ28の接続仕様を同一とすれば、リモコンケーブル30の第2コネクタ32と制御部22の内部コネクタ28との間に前記延長ケーブル50を接続することもできる。これらのようにしても実施の形態5に係る(14)の効果に準じた効果を奏することができる。また、これらの場合の延長ケーブル50として長さの異なるものを用意しておくと、使用に際し適切な長さのものを選択することができるので便利である。
・また、この場合において、ワイヤードリモコン40のケーブル接続用のコネクタ41を延長ケーブル50の先端のコネクタ51に接続可能に構成して、延長ケーブル50の先端のコネクタ51にワイヤードリモコン40を接続するようにしてもよい。
・実施の形態5においても、上記の場合と同様に、延長ケーブル50として長さの異なるものを用意しておくと、使用に際し適切な長さのものを選択することができるので便利である。
本発明は、種々の投写型映像表示装置に適用できることは勿論のこと、他の種々の電子機器にも幅広く適用することができる。
10…リモコン受光装置、11…リモコン受光部、12…信号増幅部、13…受光側コネクタ、15…スペース、16…磁石、20…電子機器本体、21f…投写レンズ、22…制御部、23…受光装置取付部、23a…壁面、24…収納部、26…強磁性体、28…内部コネクタ、30…リモコンケーブル、31…第1コネクタ、32…第2コネクタ、40…ワイヤードリモコン、41,51,52…コネクタ、50…延長ケーブル。

Claims (17)

  1. リモコン受光部及び信号増幅部を備えたワイヤレスリモコン用のリモコン受光装置と、
    前記リモコン受光装置を接続する制御部を収納した電子機器本体とを有し、
    前記リモコン受光装置は、電子機器本体に対し着脱自在に装着されるとともに、取り外された状態のときにリモコンケーブルにより前記制御部に接続され、さらに、リモコンケーブルで前記制御部に接続された状態で電子機器本体の外表面部又は電子機器から離れた位置に配置可能に構成されている
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記リモコン受光装置は、電子機器本体の外観形状に整合するように電子機器本体の一部に嵌め込まれる状態で装着されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記リモコン受光装置は、磁力を利用して電子機器本体に装着されることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記リモコン受光装置は、電子機器本体の受光装置取付部の壁面に接する面に磁石が配置され、電子機器本体側の前記壁面には、強磁性体又は磁石が配置されていることを特徴とする請求項2又は3記載の電子機器。
  5. 前記リモコン受光装置と電子機器本体の受光装置取付部との間に、両者の位置決めを行う係合部が形成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記リモコンケーブルは、信号線、電源線及びGND線からなることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 前記リモコンケーブルに接続された状態の前記リモコン受光装置を電子機器本体に装着可能とするように、電子機器本体には前記リモコンケーブルを収納するための収納部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の電子機器。
  8. 前記リモコンケーブルはリモコン受光装置側の端部に第1コネクタを備え、前記リモコン受光装置は前記第1コネクタに接続可能な受光側コネクタを備え、さらに、前記リモコン受光装置はこれらコネクタを介しリモコンケーブルに接続されることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項記載の電子機器。
  9. 前記リモコンケーブルは、前記制御部から直接導出されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の電子機器。
  10. 前記リモコンケーブルは前記制御部側の端部に第2コネクタを備え、前記制御部はこの第2コネクタに接続可能な内部コネクタを備え、前記リモコンケーブルはこれらコネクタを介し前記制御部に接続されることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の電子機器。
  11. 前記受光側コネクタと前記内部コネクタとは直接接続可能に構成されていることを特徴とする請求項10記載の電子機器。
  12. 前記リモコンケーブルは、複数の長さが準備されていることを特徴とする請求項10記載の電子機器。
  13. 前記受光側コネクタと前記第1コネクタとの間に接続される延長ケーブルが準備されていることを特徴とする請求項8〜12の何れか1項に記載の電子機器。
  14. 前記第2コネクタと前記内部コネクタとの間に接続される延長ケーブルが準備されていることを特徴とする請求項10又は12記載の電子機器。
  15. 請求項8〜12の何れか1項に記載の電子機器であって、ワイヤードリモコンを備えるとともに、前記第1コネクタがこのワイヤードリモコン接続用のコネクタを兼用することを特徴とする電子機器。
  16. 請求項13又は14記載の電子機器であって、ワイヤードリモコンを備えるとともに、前記延長ケーブルの先端のコネクタがワイヤードリモコン接続用のコネクタを兼用することを特徴とする電子機器。
  17. 請求項1〜16の何れか1項に記載の電子機器は、短焦点距離の投写レンズを用いた投写型映像表示装置であることを特徴とする電子機器。
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