JP2011106899A - 画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体的な対象物体の三次元形状を計測する際に問題となる画像中に観測される垂直成分領域の判定を行う画像処理方法を提供する。
【解決手段】画像処理方法は、照明装置F1で対象物Qを照明し、カメラC1によって撮像した2次元画像データFD12を得る第一撮像工程と、第一撮像工程と同一のカメラC1によって同一の対象物Qを、対象物Qの側面への照明条件が照明装置F1と異なる補助照明F21で照明して撮像した2次元画像データFD13を得る第二撮像工程と、を行い、この2次元画像データFD12とFD13とから反射光量による輝度値の変動領域から対象物の側面を示す垂直成分領域を判定する判定工程とを具備するようにし、対象物Qの側面領域が容易に抽出可能になる効果を奏する。
【選択図】図2

Description

本発明は、対象物の2次元画像から垂直成分、例えば高さがある物体の側面部分を判定する画像処理方法に関する。そして本発明は、物品検査、ロボットの視覚、個人認証、監視カメラ、衛星画像解析、医療画像解析、顕微鏡画像解析などに利用できる。
3次元物体の対象物に対して、非接触でその3次元距離データを計測する場合、例えば特開平2−29878号公報(特許文献1)に示されているように、光軸及び座標系(撮像面)が平行な2台のカメラを使用することが提案されている。これは、その2台のカメラで同一対象物を撮像し、各撮像画像の同一領域を構成する画素についてそれぞれ対応付けを行い、その結果から視差を抽出することにより対象物までの距離を演算するようにしたものである。
一方、対象物の3次元形状データを生成する方法として、ステレオ相関法がしばしば用いられる。ステレオ相関法では、複数台のカメラを備えた撮像装置によって対象物を撮影し、視点の異なる複数の2次元画像を得る。それら複数の2次元画像について、相関法または勾配法などを用いて対応点を探索する。探索結果を合成し、3次元再構成を行って3次元形状データを生成する。
更に詳しく、ステレオ相関法は、輝度画像から物体の形状を計測する簡便な3次元計測手法である。基本的な原理は、2台のカメラから対象物体上の同一点を探し、画像中の2次元座標から各カメラからの方向ベクトルを得て三角測量の原理で3次元座標を計算する。計算に用いるカメラの位置と画像中の2次元位置から方向ベクトルに変換する変換式および式のパラメータは、あらかじめキャリブレーションを行って計測しておく。
ステレオ相関法においては、第一のカメラ画像の各画素内に一点を選び、その周囲の近傍に微小領域(以下近傍領域という)のウィンドウを設ける。多くの場合、近傍領域は注目点を中心とする矩形である。次に、第二のカメラにおいても同様に対応点の候補となる点の周辺に同じ形状のウィンドウを設ける。これらのウィンドウ間で輝度分布の類似度を計算する。類似度の評価方法にはさまざまな方法がある。一例として、SAD(Sum of Absolute Difference)と呼ばれる方法では相対的位置が等しい画素同士の輝度の差の絶対値のウィンドウ全体における総和を計算する。この場合、計算結果が小さいものほど類似度は高くなる。対応点が決定すれば,2台のカメラからそれぞれの画像上の点への方向ベクトルが決まり,対象物体上の点の3次元座標値が計算できる。
ここで対象物の側面画像は、異なるカメラで撮像された異なる2次元画像中の対象物体上の同一点に観測されることは稀で、一般に異なる位置に現れたり、片方の画像にしか存在しなかったりする。この結果,誤って対応付けられた点から計算された3次元座標値は、正しい値をもたない。
そのため、対応点の探索が困難であり、生成された3次元形状データが不正確となる。よって、対応点はカメラに向いた対象物の正面の平面領域内から選ぶのが好ましい。従って,対象物に対して、ステレオ相関法を正しく行うためには、カメラに向かって対象物画像に現れる側面領域を検出し、さらに可能であれば正面の平面領域を判定する必要がある。そして、既存の対象物の正面の領域を判定する方法は、対象物のエッジを検出する方法(特許文献2)などがある。
この従来の方法は、積層されている箱の斜め上方から照明して、最上位あるいは局所的最上位に位置しない箱に積極的に影ができるようにして箱体を撮像し、画像処理手段により撮像された画像の中から箱体の上面のエッジを陰影に基づいて抽出している。
特開平2−29878号公報 特開平7−299782号公報
しかし、上に述べた従来の方法によっても側面領域の判定をより精度良く行うことは出来ない。対象物が不特定形状で乱雑に配置されているような場合や、乱雑に積層されているような場合は、エッジ検出だけではカメラに向かって正面の平面領域は特定出来ない。例えば、カメラからの視野に積層された上部の対象物の平面に連続して下部の対象物の側面が見えることもあれば、右側の対象物の側面に連続して左側の対象物の平面が見えることもある。そのため、やはり対応点の探索が正確に行われない部分が生じ、正確な3次元形状データを生成することが困難である。
本発明は、ステレオ相関法を用いて物体の3次元形状を計測する際に問題となる画像中に観測される垂直成分の判定を行う。
本発明は上記課題を解決するために、光を照射する第一照射手段で対象物を照明し、少なくとも1つの撮像手段によって撮像した第一2次元画像データを得る第一撮像工程と、第一撮像工程と同一の撮像手段によって同一の対象物を、前記対象物の側面への照明条件が第一照射手段と異なる第二照射手段で照明して撮像した第二2次元画像データを得る第二撮像工程と、第一2次元画像データと第二2次元画像データとから反射光量による輝度値の変動領域から対象物の垂直成分領域を判定する判定工程と、を具備するようにしたものである。
また本発明の請求項1記載の画像処理方法において、前記第二撮像工程は、第二照明手段による照明条件が第一照明手段と対象物からの距離と角度が異なるようにしたものである。
また本発明の請求項1記載の画像処理方法において、前記判定工程は、第一2次元画像データと第二2次元画像データとから反射光量による輝度値の差分データを生成し、前記差分データの平均値から標準偏差の値を離して設定した閾値以上の輝度を示す画像データを対象物の画像データの垂直成分領域と判定するようにしたものである。
本発明の請求項1に係る画像処理方法によれば、2次元画像データ中の垂直成分が簡単に判定される。その結果、2次元画像データの垂直成分領域以外の領域を特定することができる。
また本発明の請求項2に係る画像処理方法によれば、第一撮像工程と第二撮像工程にて得られた2次元画像データによる垂直成分領域の輝度が大きく異なることとなるので、より高い精度で2次元画像データ中の垂直成分領域を特定することができる効果を奏する。
また本発明の請求項2に係る画像処理方法によれば、2次元画像データ中の垂直成分領域を高い精度で特定することができる効果を奏する。
本発明の第1の実施形態の3次元形状生成装置1の機能的な構成を示すブロック図 撮像装置および照明装置の配置の例を示す図 3次元形状生成装置1の処理フローを示す図 垂直成分領域の判定手段を説明する説明図 第1の実施形態の3次元形状生成装置1を産業用ロボットのアーム部に配置した示す図
以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1は本発明に係る第1の実施形態の3次元形状生成装置1の機能的な構成を示すブロック図、図2は撮像装置および照明装置の配置の例を示す図である。
本発明では、2台のカメラで同時に例えば床面に置かれた立体形状の対象物Qを撮像し、1対のステレオ視対を用意し、そのステレオ視対で距離を計算する。まず個々のステレオ視の画像について垂直成分の領域が存在している領域を抽出し、ついでステレオ視対において3次元形状画像データを生成する。
これらの図において、3次元形状生成装置1は、撮像装置M1、照明装置F1、F2、補助照明F21、F22および処理装置10からなる。撮像装置M1は、2台のカメラC1、C2を一体的に備える。これらのカメラC1、C2は、光学系を介して結像する対象物Qの2次元画像を撮像(撮影)するCCDやCMOSなどを有する公知のデジタルカメラである。2つのカメラC1、C2は、床面に置かれた対象物Qに対して互いに視点が異なるように配置され、互いに視差のある2次元画像データFDを取得する。
カメラC1、C2により取得された視差を有する2つの2次元画像データFD1、FD2に基づいて、処理装置10において、ステレオ相関法によって3次元形状画像データDTが生成される。なお、3つ以上のカメラCを用い、それらから得られる2つの2次元画像データFDに基づいて3次元形状画像データDTを生成し、他の1つの2次元画像データFDを各点の信頼性データの取得に用いることも可能である。このようにすると、データの欠落部分の評価が容易である。
照明装置F1、F2は、対象物Qに照明光を照射するもので、本発明の第一照射手段に相当する。本実施例において、対象物Qの撮像が室内で行なわれるため、撮像における適正露出が得られる撮像環境を得るために撮像装置M1による撮像時に光を照射するものである。なお、この照射装置F1、F2による光量は撮像環境によって変わるもので、対象物Qの撮像が室外で行なわれるときには、天候によって変わるが自然光による光量が多い環境では適正露出を得るのに照射装置F1、F2による光量は少なくとも良い。
次に、各照明装置F1、F2は、対象物Qに対して互いに異なる角度で照明光を照射する。照明装置F1、F2は撮像装置M1を挟んで左右に配置され、撮像装置M1に対向配置された対象物Qに向かうように互いに逆向きに傾斜される。これら照明装置F1、F2は、撮像装置M1による撮影に際して、1回目は照明装置F1により、2回目は照明装置F2により、それぞれ照明が行なわれる動作と、両方を同時に点灯する動作が可能である。撮像装置M1で得られる2次元画像データにおいて、垂直成分領域があった場合でも、いずれの照明装置F1、F2がオンしているかによって照明光が照射される垂直成分領域の位置が異なる。これら、撮像装置M1および照明装置F1、F2の動作は、処理装置10によって制御される。
補助照明F21、F22は、照明装置F1、F2とは異なる条件で対象物Qに照明光を照射するもので、本発明の第二照射手段に相当する。本実施例において、撮像装置M1による対象物Qの垂直成分領域の判定を行うための撮像時に光を照射するものである。なお、この補助照射F21、F22による光量は照明装置F1、F2と同じ光量に設定されるが、照明装置F1、F2と同様に適正露出が得られるように設定してもよい。
次に、各補助照明F21、F22は、対象物Qに対して互いに異なる角度で照明光を照射する。補助照明F21、F22は撮像装置M1を挟んで照明装置F1、F2の外側で左右に配置され、撮像装置M1に対向配置された対象物Qに向かうように互いに逆向きに傾斜される。更に、補助照明F21、F22は対象物Qからの距離が照明装置F1、F2と対象物Qとの距離より短くなる高さに配置される。そして、対象物Qが配置される床面に対して照明装置F1、F2より傾斜する角度が鋭角になる向きに設置される。
これら補助照明F21、F22は、撮像装置M1による撮影に際して、1回目は補助照明F21により、2回目は補助照明F22により、それぞれ照明が行なわれる動作と、両方を同時に点灯する動作が可能である。撮像装置M1で得られる2次元画像データにおいて、垂直成分領域があった場合でも、いずれの補助照明F21、F22がオンしているかによって光が照射される垂直成分領域の位置が異なる。また、補助照明F21、F22の配置は、照明装置F1、F2よりも対象物Qの垂直成分領域である側面領域において輝度が高くなるように、即ち、明るく照射する条件に高さと傾斜角度が設定されている。これら、補助照明F21、F22の動作は、処理装置10によって制御される。
処理装置10は、制御部11、記憶部12、垂直成分領域判定部13、および3次元形状画像生成部15などを有する。制御部11には、撮像制御部21および照明制御部22が設けられる。撮像制御部21は、撮像装置M1を制御する。例えば、撮像装置M1のシャッタを制御し、露出タイミング、露出時間などを制御する。照明制御部22は、各照明装置F1、F2と補助照明F21、F22を制御する。例えば、撮像装置M1による撮影に際して、露光時間や照明光量や照明装置F1、F2と補助照明F21、F22を順次オンするように切り換える。
その他、制御部11は処理装置10の全体を制御する。記憶部12は、撮像装置M1から出力される複数組みの2次元画像データ、その他のデータおよびプログラムを記憶する。また、制御部11からの指令によって、記憶した2次元画像データを垂直成分領域判定部13に出力する。
垂直成分領域判定部13は、カメラC1からの2次元画像データFD1と、カメラC2からの2次元画像データFD2の中から垂直成分領域を検出する。その方法として次の方法がある。画像データ中の1画素ごとの輝度値を基準に所定の閾値との比較でもって画素または領域を垂直成分領域として抽出する。具体的には、撮像装置M1の一方のカメラC1で撮像される対象物Qに含まれる垂直面とカメラC2により撮像される垂直面は異なる。また、それぞれのカメラC1、C2による撮像領域において照明装置F1、F2と補助照明F21、F22による光照射領域も異なる。この場合、撮像装置M1に対向する対象物Qの正面の平面領域はほぼ均等に照明されることとなるが、略垂直面の側面である垂直成分領域は、カメラC1に撮像される側面は照明装置F1に照明されるが照明装置F2によっては照明されない位置関係となる。一方、カメラC2に撮像される側面は照明装置F2に照明されるが照明装置F1によっては照明されない位置関係となる。
補助照明F21、F22は、撮像装置M1に対して同じ側に配置されるものは照明装置F1、F2と光照射領域はほぼ同じになるが、配置の条件として側面領域に多くの光が照射される。そのため、対象物Qにおいて照射面の輝度が大きく異なることとなる。即ち、この場合、撮像装置M1に対向する対象物Qの側面である垂直成分領域は、照明装置F1、F2による照明の場合と、補助照明F21、F2による照明の場合と側面における明るさが大きく変動するように補助照明F21、F22の配置が設定される。即ち、一方のカメラC1で撮像する際に照明装置F1のみを用いた画像と補助照明F22のみを用いた画像では垂直面で大きくその明るさが変動する。これはカメラC2でも同様である。また、カメラC1において照明装置F2と補助照明F12の組合せ、照明装置F1と補助照明F22の組合せにおいても同様に垂直面での明るさが変動する。そこでこの変動の大きな領域を抽出することで対象物Qの垂直成分領域と判定する。
この垂直面で明るさが変動するのは、主に、補助照明F21、F22の対象物Qに対する傾斜角度に起因するが、傾斜角度が同じであっても対象物Qとの距離によっても明るさは変動する。ここでより明るさの変動を大きくするように傾斜角度と距離の両方を調整することが好ましい。言い換えると、対象物Qの側面から光源を見た時の位置が大きく異なるように設定されることとなる。
更に具体的に、一方のカメラC1で照明装置F1を使用した場合と補助照明F21を使用した場合の2つの画像を撮像する。通常のカメラにおいては撮像素子に入射する光量を積算し、その値をA/D変換によって整数値に変換し画像フォーマットの形式で保持するが、A/D変換あるいは画像フォーマットの制限により、この際に画素で表現可能な輝度の最大値が存在する。たとえば輝度を8bitで表現する画像フォーマットであれば、最大値は255となり最小値は0となる。したがって、そのようなカメラの使用においては、2つの画像における輝度値の差分画像を得ることで、その差分値が大きい値ほど2つの画像で明るさが異なる点、即ち垂直成分領域と判定できる。詳細は後述するが本実施例では、差分画像において、全輝度値の平均値から全輝度値の標準偏差値を減算および加算して離して設定した値を閾値として、垂直成分領域の有無を設定する。他方のカメラC2で照明装置F2を使用した場合と補助照明F22を使用した場合も同様である。
このように垂直成分領域判定部13によって、カメラC1、C2による2次元画像データの中の垂直成分領域を自動的に検出することが可能である。なお、カメラC1、C2による2次元画像データにおける垂直成分領域の位置は異なる。これは、照明装置F1、F2とカメラC1、C2の位置が異なるためである。
3次元形状画像生成部15は、2次元画像データFD1、FD2に基づいて、3次元形状画像データDTを生成する。また、複数の3次元形状画像データDTを統合して1つの3次元形状画像データDTとする。3次元形状画像生成部13のこのような機能は、従来から公知である。この3次元形状画像データDTを生成する基となる2次元画像データFD1、FD2の対応点は垂直成分領域判定部13にて検出された情報を元に垂直成分領域以外の画像から探索される。
このような処理装置10は、CPU、RAM、ROM、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、媒体ドライブ装置、入力装置、ディスプレイ装置、および適当なインタフェースなどを用い、CPUがプログラムを実行することによって実現することができる。パーソナルコンピュータなどを用いて構成することも可能である。そのようなプログラムは、適当な記録媒体によって供給することが可能であり、また、ネットワークを介して他のサーバからダウンロードすることも可能である。
次に、3次元形状生成装置1の動作の流れを、タイムチャートを参照して説明する。図3は3次元形状生成装置1の処理フローを示すタイムチャートである。3次元形状生成装置1で対象物Qの3次元形状画像データDTを作成したい場合、操作者は3次元形状生成装置1の図示しない動作スイッチをオンする。そのオンに続いて、3次元形状生成装置1は制御部11によって自動的に以下の動作を行なう。
図3において、照明装置F1、F2と補助照明F21、F22の両方を消灯して撮像装置M1による1回目の撮像を行う。この時、照明による照明光量が無いので、対象物Qを室内において外来光のみで撮像される。
カメラC1、C2を介して得られた2つの2次元画像データFD11、FD21を、記憶部12の所定のメモリ領域に記憶し、後述する垂直成分領域検出工程において用いられる2次元画像データにおいて外来光の影響を無くす処理が実行される時に利用される(工程S1)。即ち、以後の工程で得られる2次元画像データの画素値から2次元画像データFD11、FD21の画素値を減算することで外来光に起因する影響がデータ上でなくなる。なお、外来光が無い環境化で3次元形状生成装置1が設置されているのならこの処理は特に必要は無いので操作者が任意に実行設定できるようにしていればよい。通常は、室内光が照明装置F1、F2の照度より暗いので、その場合は、後述の初期露光時間T1と同じ撮像時間で撮像すればよい。
次に、照明装置F1をON、照明装置F2をOFFにしてカメラC1による2回目の撮像を行う。この時、照明装置F1による初期露光時間T1と初期照明光量は、対象物Qを室内において撮像装置M1で撮影する際の通常の撮像条件が設定される。即ち、一般的にカメラは対象物を撮影するのに適正露出となるよう公知の自動露出機能を有している。本発明では、撮影装置M1に自動露出により適正露出が設定されることで、初期露光時間T1と初期照射光量が設定される。続いて、照明装置F1をOFF、補助照明F21をONにしてカメラC1による3回目の撮像を行う。カメラC1を介して得られた2つの2次元画像データFD12、FD13を、記憶部12の所定のメモリ領域に記憶される(工程S2)。
次に、照明装置F1をOFF、照明装置F2をONにしてカメラC2による4回目の撮像を行う。この時、照明装置F1による初期露光時間T1と初期照明光量は、工程S2と同じく対象物Qを室内において撮像装置M1で撮影する際の通常の撮像条件が設定される。続いて、照明装置F2をOFF、補助照明F22をONにしてカメラC2による5回目の撮像を行う。カメラC2を介して得られた2つの2次元画像データFD22、FD23を、記憶部12の所定のメモリ領域に記憶される(工程S3)。
カメラC1、C2を介して得られた4つの2次元画像データFD12、FD13、FD22、FD23を用いて、それぞれの画像に対して垂直成分判定部13によって分析される。次に、垂直成分判定に関して説明する。判定処理は、4つの2次元画像データから同一のカメラによって撮像された2つの画像データを用いて行われる。ここではカメラC1によって撮像された2次元画像データFD12とFD13を用いて判定処理の説明を行う。なお、カメラC2によって撮像された2次元画像データFD22とFD23を用いてた判定処理も同じ処理が行われる。
2次元画像データFD12とFD13の全画素における輝度値を256階調で表する。「255」値を明るい側、「0」値を暗い側として設定する。この2次元画像データFD12とFD13から同様に256階調で表した工程S1で得た2次元画像データFD11を引き算する。なお、この工程は室内の環境によっては無くてもよい。そして、2次元画像データFD12とFD13の全画素における256階調で表した輝度値の差分データを求める。1画素ごとの階調値の差分を計算することで、2次元画像データFD12とFD13との間で照射光の照射される状態が大きく異なる領域ほど差分値が「0(ゼロ)」から離れる。即ち、カメラC1での撮影領域において対象物Qの特定の側面は照明装置F1で照射された2次元画像データFD12では暗くなるので、その輝度値が「0」に近くなる。一方、同じ側面は補助照明F21で照射された2次元画像データFD13では明るくなるので、その輝度値が「255」に近くなる。そのため、差分値は「0」よりも負側のマイナスの値を示す。即ち、2次元画像データFD12とFD13との間で照射光の照射条件が大きく異ならない平面領域ほど、画素の輝度値が等しくなるので差分値が「0(ゼロ)」に近づく。
ここで、この差分データから所定の閾値をもって垂直成分領域を判定する。差分データ中においてその値が「0」に近いほど2次元画像データFD12とFD13において対象物Qにおける照明装置F1と補助照明F21による照明状態に変動がなかったと言える。言い換えるとカメラC1に対向する正面である平面領域が相当する。そのため、逆にマイナスの値が大きいほど、照射状態の変更によって照射光量が変動する略垂直面と考えられる。よって、所定の閾値を略垂直面が示す照射光量の変動に相当する境界値とすることで良好に垂直成分領域を判定することができる。なお、マイナスの数値を扱うのが不都合な場合は、バイアス値を付加して正値として処理を行ってもよい。
詳細に説明すると、所定の閾値は、まず差分データの全画像データの平均値と標準偏差を求める。そして、平均値から標準偏差の値を減算および加算すること平均値から離して設定し閾値とする。差分データの全データの標準偏差を求めることで、2次元画像データFD12とFD13における照射光量の変動のバラツキが求められるので、その値を超える照射光量の変動を示すことは、2次元画像データFD12とFD13において光照射が変動しているものと言える。対象物Qの略垂直面は照明装置F1と補助照明F21による光照射の状態が異なり大きく輝度値が変動する。よって、差分データにおける値も差分データの平均値から標準偏差の値を超えた値である場合、垂直成分領域と判断する。
次に、2次元画像データFD22とFD23を用いて同様に垂直成分領域の判定が繰り返される(工程S3)。そして、それぞれの画像に対して垂直成分判定部13によって分析された結果が制御部11に与えられる。制御部11では、カメラC1,C2による2次元画像領域に垂直成分領域であることを示すフラグを個別に記憶するようにして、両方の画像データにおいて対応点の探索時に利用して3次元形状画像データDTを生成する基とすればよい。
次に、照明装置F1、F2をON、補助照明F21、F22をOFFにしてカメラC1、C2による撮像を行う。この時、照明装置F1,F2による初期露光時間T1と初期照明光量は、工程S2と工程S3と同じく対象物Qを室内において撮像装置M1で撮影する際の通常の撮像条件が設定される。そして、カメラC1、C2を介して得られた2つの2次元画像データFD14、FD24を、記憶部12の所定のメモリ領域に記憶される(工程S4)。
3次元形状画像生成部15は、2次元画像データFD14、FD24に基づいて、3次元形状画像データDTを生成する。また、複数の3次元形状画像データDTを統合して1つの3次元形状画像データDTとする。3次元形状画像生成部13のこのような機能は、従来から公知である。この3次元形状画像データDTを生成する基となる2次元画像データFD14、FD24の対応点は垂直成分領域判定部13にて検出された情報を元に垂直成分領域以外の画像から探索される。カメラC1、C2による撮影領域は変更されないので、工程3で求められた垂直成分領域は、2次元画像データFD14、FD24においても変わらないが、2次元画像データFD14、FD24では垂直成分領域が識別しがたいので、前もって垂直成分領域の判定工程でもってその領域を抽出することで、対応点の探索領域から除外する。それによって、正確な3次元形状データを生成することが可能となる。
上記実施形態では、垂直成分領域の抽出を2つの2次元画像データの差分データの中から、輝度値が所定の閾値以上になっている画素または領域を垂直成分領域として抽出しているが、その方法として他に次の方法がある。
差分データの画素値である0から255の値が垂直成分領域である可能性を示す値と関係付けを行う。具体的には、差分データが200から255までを80%の可能性、150から200までを70%の可能性、100から150までを50%の可能性、残りの0から100までを0%の可能性と設定する。この関係テーブルでもって図4に示すように差分データを画素ごとに可能性を示す数値に置き換えたデータを垂直成分領域判定部13に生成する。こうすることで、この可能性の閾値を変更することでより垂直成分領域に近い状態の領域を以後の処理で省くようにフラグを立てたい時は、50%を値として設定する。そして、50%以上の値を示す画素を全て垂直成分領域と判定するようにすればよい。また、この可能性の閾値は任意に設定できるようにしてもよく、対象物Qの高さを低い形状の場合は、閾値を80%に設定してもよい。なお、関係テーブルは正値のみを示したが、差分データが負値も示す場合は、同様の関係で負値側も関係テーブルを設定すればよい。
また、上記実施形態では、垂直成分領域の抽出のための2つの2次元画像データをカメラC1に対して照明装置F1と補助照明F21との組合せとしたが、照明装置F1に変えて照明装置F2を用いても良い。また、同様に、カメラC2に対して照明装置F2と補助照明F22との組合せとしたが、照明装置F2に変えて照明装置F1を用いても良い。
また、上記実施形態では、差分データを照明装置F11の次に照明装置F21を点灯する順番に合わせて2次元画像データFD12から2次元画像データFD13を減算したが、逆に照明装置F21の次に照明装置F11を点灯する順番の場合、側面はプラスの値が大きいと考えられる。2次元画像データFD13から2次元画像データFD12を減算して差分データを得るようにしてもよい。
また、差分データを得る時に、ここで、2次元画像データFD12とFD13との間で平均輝度値が等しくなるようにレベル補正を行ってもよい。こうすることで、差分データを得る際に、より変動部分の抽出が判りやすくなる。
次に、本発明に係る第2の実施形態を図5に基づいて説明する。図5は、第1の実施形態の3次元形状生成装置1を産業用ロボットのアーム部に配置した示す図である。産業用ロボット200は、回転自在のロボット本体201と、ロボット本体201に装着されたアーム202より構成される。
アーム202は、伸縮自在の多間接アームより構成され、その先端に装着された対象物Qを挟むことが可能な挟持動作をするハンド203より構成され、このハンド203に3次元形状生成装置1の照明装置F1、F2と補助照明F21、F22と撮像装置M1がユニットとして装着される。
この産業用ロボット200によれば、対象物Qをハンド203で掴む動作の開始にあたって、3次元形状生成装置1が第1の実施形態と同様の垂直成分領域の判定を行なった上で、2次元画像データを生成する。その2次元画像データに基づいて,3次元形状画像データが形成され、対象物Q上の対応点の3次元座標値が計算できる。その結果、アーム202の対象物Qまでの動作距離が計算されることで正確にハンド203が対象物Qを掴むことが可能となる。
工業製品をロボット等の自動機械で取り扱おうとする場合、工業製品の計測や認識を自動的に行う必要がある。従来の2次元あるいは3次元の画像による物体の3次元計測および認識技術では、画像中に垂直成分領域があると、カメラによる撮像結果が著しく異なるので対応点の探索が困難になる。そのため、生産ラインの自動化は限られていた。
本発明により立体的な対象物の位置姿勢を計測できるようになれば、生産ラインにおいて対象を選ばない自動化が可能になる。これは、生産コストの削減と同時に、従来法では自動化が難しかったため労働条件が悪くても人間による作業が必要だった分野においても作業を機械化できることで、労働者を悪条件から解放する効果がある。
上に述べた実施形態において、照明装置Fとして、キセノン管、その他の発光素子を用いたフラッシュ装置、ランプを用いた照明装置、マスクシャッタを備えた照明装置など、公知の種々のものを用いることができる。1つの撮影装置M1を用いたが、複数セットの撮影装置M1を用いてもよい。
上に述べた実施形態において、撮影装置M1としてデジタルカメラを用いたが、銀塩式カメラを用いて撮影し、得られた2次元画像データをスキャナーなどを用いてデジタル化してもよい。その他、3次元形状生成装置1の全体または各部の構成、個数、処理内容または処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 3次元形状生成装置
M1 撮像装置
F1、F2、F21、F21 照明装置
10 処理装置
C1、C2 カメラ
Q 対象物
11 制御部
12 記憶部
13 垂直成分領域判定部
15 3次元形状画像生成部
21 撮像制御部
22 照明制御部
FD1、FD2、FD11、FD12、FD13、FD14、FD21、FD22、FD23、FD24 2次元画像データ
DT 3次元形状データ

Claims (3)

  1. 光を照射する第一照射手段で対象物を照明し、少なくとも1つの撮像手段によって撮像した第一2次元画像データを得る第一撮像工程と、
    第一撮像工程と同一の撮像手段によって同一の対象物を、前記対象物の側面への照明条件が第一照射手段と異なる第二照射手段で照明して撮像した第二2次元画像データを得る第二撮像工程と、
    第一2次元画像データと第二2次元画像データとから反射光量による輝度値の変動領域から対象物の垂直成分領域を判定する判定工程と、
    を具備するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  2. 請求項1記載の画像処理方法において、前記第二撮像工程は、第二照明手段による照明条件が第一照明手段と対象物からの距離と角度が異なることを特徴とする画像処理方法。
  3. 請求項1記載の画像処理方法において、前記判定工程は、第一2次元画像データと第二2次元画像データとから反射光量による輝度値の差分データを生成し、
    前記差分データの平均値から標準偏差の値を離して設定した閾値以上の輝度を示す画像データを対象物の画像データの垂直成分領域と判定することを特徴とする画像処理方法。
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