JP2011106737A - 廃棄物処理機及び廃棄物処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水分率の高い廃棄物の処理に適している一次処理装置1による一次工程と、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物や、一次工程で乾燥させた餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物を処理することができる二次処理装置2による二次工程とを順次行う。一次工程で攪拌筒内の廃棄物を乾燥させる際には、二次工程の排気口30で発生した熱や一次工程の排気口17で発生した熱を有効に利用する。一次処理装置1と二次処理装置2とを互いに近接して並設して単一化したので、廃棄物の運搬の手間を省きながら、それらの工程を連続して同時に行うことができる。
【効果】廃棄物を効率良く減量することができる。
【選択図】図1
【効果】廃棄物を効率良く減量することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は廃棄物処理機及び廃棄物処理方法に関するものである。
従来の廃棄物処理機としては、廃棄物を高温で焼却して減量することができる一般的焼却炉(例えば特許文献1)や、酸化還元反応により廃棄物を低温で焼却して減量することができる低温焼却炉(例えば特許文献2)や、酵素や微生物を含有する処理剤を混合する廃棄物または混合しない廃棄物を羽根により攪拌するとともに乾燥して減量することができる生ゴミ処理機(例えば特許文献3)などが知られている。
上記の一般的焼却炉では、水分率の高い廃棄物を処理する際、水分を減少させるために石油やガスや電気などによる膨大な熱エネルギーを要するため、水分率の高い廃棄物の処理に適していない。上記の低温焼却炉では、水分率が40%以上の廃棄物を入れることにより火力が落ちて処理できなくなる欠点があるため、同じく水分率の高い廃棄物の処理に適していない。上記の生ゴミ処理機では、水分率の高い廃棄物でも処理できる反面、焼却炉であれば処理可能なビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物を処理できないし、みそやチーズやご飯や汚泥などを処理しようとすると、餅状に固まって処理の継続が不可能となる。
この発明は、これらの問題を解消することができるとともに、廃棄物を効率良く減量することができる廃棄物処理機及び廃棄物処理方法を提供することを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜3に示す第1実施形態、図4に示す第2実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる廃棄物処理機においては、第1,2実施形態に対応し、下記の一次処理装置1と、下記の二次処理装置2とが互いに近接して並設されて単一化されている。この一次処理装置1は、攪拌筒5内に供給した廃棄物を例えば羽根8などの攪拌体により攪拌して排出することができる。この二次処理装置2は、一次処理装置1の攪拌筒5内で攪拌された廃棄物を焼却炉20内に供給して焼却し、焼却された廃棄物を排出することができるとともに、焼却された廃棄物から生じる排気を排気口30,17から排出することができる。一般的に、攪拌筒5内に供給した廃棄物を攪拌して排出する一次処理装置1は、水分率の高い廃棄物の処理に適しているが、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物の処理や、水分率や粘着力が高いために餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物の処理に適していない。逆に、廃棄物を焼却炉20内に供給して焼却させる二次処理装置2は、水分率の高い廃棄物の処理に適していないが、廃棄物を焼却するために、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物や、一次処理装置1で乾燥させた餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物を処理することができる。請求項1の発明では、このような特徴を有する一次処理装置1と二次処理装置2とを互いに近接して並設して単一化したので、廃棄物の運搬の手間を省き、それぞれの特徴を生かした廃棄物処理を連続して同時に行って、廃棄物を効率良く減量することができる。
請求項1の発明にかかる廃棄物処理機においては、第1,2実施形態に対応し、下記の一次処理装置1と、下記の二次処理装置2とが互いに近接して並設されて単一化されている。この一次処理装置1は、攪拌筒5内に供給した廃棄物を例えば羽根8などの攪拌体により攪拌して排出することができる。この二次処理装置2は、一次処理装置1の攪拌筒5内で攪拌された廃棄物を焼却炉20内に供給して焼却し、焼却された廃棄物を排出することができるとともに、焼却された廃棄物から生じる排気を排気口30,17から排出することができる。一般的に、攪拌筒5内に供給した廃棄物を攪拌して排出する一次処理装置1は、水分率の高い廃棄物の処理に適しているが、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物の処理や、水分率や粘着力が高いために餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物の処理に適していない。逆に、廃棄物を焼却炉20内に供給して焼却させる二次処理装置2は、水分率の高い廃棄物の処理に適していないが、廃棄物を焼却するために、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物や、一次処理装置1で乾燥させた餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物を処理することができる。請求項1の発明では、このような特徴を有する一次処理装置1と二次処理装置2とを互いに近接して並設して単一化したので、廃棄物の運搬の手間を省き、それぞれの特徴を生かした廃棄物処理を連続して同時に行って、廃棄物を効率良く減量することができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記一次処理装置1は攪拌筒5内に廃棄物を供給し得る投入口11を備え、前記二次処理装置2は焼却炉20内に廃棄物を供給し得る投入口26を備えている。請求項2の発明では、廃棄物の処理にあたって一次処理装置1と二次処理装置2とを互いに連続させて同時に利用することができるばかりでなく、廃棄物の種類や処理量などに応じて一次処理装置1と二次処理装置2とをそれぞれ単独で利用することもできる。
請求項2の発明を前提とする請求項3の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記一次処理装置1の投入口11と前記二次処理装置2の投入口26とのうち少なくともいずれか一方の投入口11,26は、開閉可能な外蓋12,27と開閉可能な内蓋13,28とを有し、閉塞状態の外蓋12,27と閉塞状態の内蓋13,28との間に設けた収容室14,29に廃棄物を収容することができる二重蓋構造になっている。例えば、外蓋12,27を開いて収容室14,29に廃棄物を収容した後、外蓋12,27を閉じるとともに内蓋13,28を開いて収容室14,29の廃棄物を投入することができる。請求項3の発明では、このような二重蓋構造により、煙等の排気や熱を外に逃がすことが少ないため、防臭効果や熱効率などを高めることができる。
請求項1または請求項2または請求項3の発明を前提とする請求項4の発明(第1実施形態に対応)において、前記一次処理装置1の攪拌筒5内で攪拌された廃棄物を前記二次処理装置2の焼却炉20内に自動的に供給し得る搬送装置16を備えている。請求項4の発明では、この搬送装置16により、一次処理装置1から二次処理装置2への廃棄物の供給を容易に行うことができる。
請求項1または請求項2または請求項3の発明を前提とする請求項5の発明(第2実施形態に対応)において、前記一次処理装置1と前記二次処理装置2とを互いに近接して上下方向へ並設した廃棄物処理機において、この一次処理装置1の攪拌筒5内から廃棄物を排出する排出口40の下方で、この一次処理装置1の攪拌筒5内で攪拌された廃棄物をその排出口40からこの二次処理装置2の焼却炉20内に供給する供給口41を設けている。請求項5の発明では、一次処理装置1側の排出口40から二次処理装置2側の供給口41へ廃棄物が落下するため、一次処理装置1から二次処理装置2への廃棄物の供給を容易に行うことができる。
請求項1から請求項5のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項6の発明(第1,2実施形態に対応)にかかる一次処理装置1において、攪拌筒5は回転可能に支持されて回転中心5aの周りで周方向へ延びる周壁7aを有し、攪拌筒5の周壁7aの内周に配設された羽根8は攪拌筒5の周壁7aとともに回転し、攪拌筒5は回転中心5aの周りで羽根8により囲まれる攪拌室9を有している。請求項6の発明では、攪拌筒5が回転すると、攪拌筒5の回転中心5aの周りで羽根8により囲まれる攪拌室9に廃棄物が集まり易くなり、羽根8に対する廃棄物の絡みを少なくすることができる。
請求項6の発明を前提とする請求項7の発明(第1,2実施形態に対応)にかかる一次処理装置1において、攪拌筒5の回転中心5aは上下方向へ傾斜し、攪拌筒5の上端部で攪拌室9を開放する給排口10を設け、羽根8は給排口10から供給されて攪拌室9で攪拌された廃棄物を給排口10へ移送して給排口10から排出することができるように回転中心5aの周りで配設されている。請求項7の発明では、給排口10から供給された廃棄物を攪拌室9で攪拌した後に給排口10から自動的に排出することができる。また、一つの給排口10で廃棄物の供給と排出とを兼ねているため、攪拌筒5の構造を簡単にすることができる。
請求項1から請求項7のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項8の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記攪拌筒5の壁7b内に加熱流体を有している。請求項8の発明では、攪拌筒5内の廃棄物を平均的に乾燥させることができる。
請求項1から請求項8のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項9の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記二次処理装置2の排気口30で発生した熱を前記一次処理装置1の攪拌筒5内に供給する熱供給路(熱供給管33,34,35)を設けている。請求項9の発明では、二次処理装置2の排気口30で発生した熱を一次処理装置1の攪拌筒5で有効に利用して攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させることができる。
請求項10の発明にかかる廃棄物処理方法においては、第1,2実施形態に対応し、酵素または微生物を含有する処理剤を混合した廃棄物または混合しない廃棄物を攪拌筒5内で攪拌して排出する一次工程と、一次工程の攪拌筒5内で攪拌された廃棄物を焼却炉20内で焼却して排出するとともに、焼却された廃棄物から生じる排気を排気口30から排出する二次工程と、この二次工程の排気口30で発生した熱を一次工程の攪拌筒5内に供給して攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させる。請求項10の発明では、二次工程の排気口30で発生した熱を一次工程の攪拌筒5で有効に利用して攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させながら、水分率の高い廃棄物の処理に適している一次工程と、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物や、一次処理装置1で乾燥させた餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物を処理することができる二次工程とを順次行うことにより、廃棄物を効率良く減量することができる。
次に、請求項以外の技術的思想について実施形態の図面の符号を援用して説明する。
請求項9の発明を前提とする第11の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記二次処理装置2の排気口30はヒータ31により加熱された触媒を有する排気浄化器32を有し、前記熱供給路33,34は、この排気口30における排気浄化器32の下流側と、この排気口30における排気浄化器32の上流側とのうち、少なくともいずれか一方に接続されている。第11の発明では、二次処理装置2の排気口30で発生した熱を排気浄化器32の付近から一次処理装置1の攪拌筒5内に供給して、攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させることができる。
請求項9の発明を前提とする第11の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記二次処理装置2の排気口30はヒータ31により加熱された触媒を有する排気浄化器32を有し、前記熱供給路33,34は、この排気口30における排気浄化器32の下流側と、この排気口30における排気浄化器32の上流側とのうち、少なくともいずれか一方に接続されている。第11の発明では、二次処理装置2の排気口30で発生した熱を排気浄化器32の付近から一次処理装置1の攪拌筒5内に供給して、攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させることができる。
第11の発明を前提とする第12の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記熱供給路35はヒータ31に接続されている。第12の発明では、二次処理装置2の排気口30のヒータ31で発生した熱をヒータ31から一次処理装置1の攪拌筒5内に供給して、攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させることができる。
第11の発明または第12の発明を前提とする第13の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記一次処理装置1の攪拌筒5内で発生した排気を前記二次処理装置2の排気口30における排気浄化器32の上流側に供給する排出路(排出管38)を設けている。第13の発明では、一次処理装置1の攪拌筒5内で発生した排気を二次処理装置2の排気口30の排気浄化器32で再処理することができる。
第12の発明または第13の発明を前提とする第14の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記一次処理装置1において攪拌された廃棄物から生じる排気を排出することができる排気口17を設け、この排気口17はヒータ18により加熱された触媒を有する排気浄化器19を有し、このヒータ18で発生した熱をこの一次処理装置1の攪拌筒5内に供給する熱供給路(熱供給管36)を設けている。第14の発明では、一次処理装置1の排気口17のヒータ18で発生した熱をヒータ18から一次処理装置1の攪拌筒5内に供給して、攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させることができる。
請求項6または請求項7の発明を前提とする第15の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記羽根8は、周方向へ延びる複数の分割羽根8aを回転中心5aの方向へ間隙Gをあけ並設して互いに隣接する両分割羽根8aの端部間で間隙Gをあけたものである。第15の発明では、攪拌筒5の回転中心5aの周りで羽根8により囲まれる攪拌室9に、互いに隣接する両分割羽根8a間の間隙Gが連通するため、羽根8に対する廃棄物の絡みをより一層少なくすることができる。
請求項1から請求項9のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする第16の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記二次処理装置2は焼却炉20内に供給される燃焼空気に磁気を発生させる磁石25を備えている。第16の発明では、従来周知のごとく、磁場の影響を受けた酸素が廃棄物と反応すると、焼却炉20内の温度を低温に保持することができるとともに、その低温を保持したまま、その反応廃棄物を約350℃前後の温度で順次焼却して減量することができる。
請求項1から請求項9のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする第17の発明(第1,2実施形態に対応)において、前記二次処理装置2は焼却炉20内に供給される燃焼空気にマイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生器(燃焼効率促進器22)を備えている。第17の発明では、マイナスイオンの影響を受けた酸素が廃棄物と反応すると、従来周知のごとく、その反応廃棄物を順次焼却して減量することができる。
本発明にかかる廃棄物処理機は、水分率の高い廃棄物の処理に適している一次処理装置1と、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物や、一次処理装置1で乾燥させた餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物を処理することができる二次処理装置2とを、廃棄物の運搬の手間を省きながら連続して同時に行って、廃棄物を効率良く減量することができる。
また、本発明にかかる廃棄物処理方法は、二次工程の排気口30で発生した熱を一次工程の攪拌筒5で有効に利用して攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させながら、一次処理装置1による一次工程と、二次処理装置2による二次工程とを順次行うことにより、廃棄物を効率良く減量することができる。
まず、本発明の第1実施形態にかかる横形廃棄物処理機について図1〜3を参照して説明する。
この横形廃棄物処理機においては、機台3上に設置された一次処理装置1と二次処理装置2とが互いに近接して横方向(水平方向)へ並設されて単一化されている。
この横形廃棄物処理機においては、機台3上に設置された一次処理装置1と二次処理装置2とが互いに近接して横方向(水平方向)へ並設されて単一化されている。
前記一次処理装置1において、ケース4内には攪拌筒5が駆動モータ6aにより回転する支軸6bの回転中心5aを中心にして回転可能に支持され、その攪拌筒5の回転中心5aが上下方向へ例えば10度〜35度傾斜している。この攪拌筒5は回転中心5aの周りで周方向へ延びる周壁7aを有している。この攪拌筒5の周壁7aの内周に羽根8が配設されて攪拌筒5の周壁7aとともに回転し得る。この攪拌筒5は回転中心5aの周りでこの羽根8により囲まれる攪拌室9を攪拌筒5の上端部と下端部とにわたり有している。この羽根8は、周方向へ略180度回転中心5aに対し傾斜して例えば螺旋状に延びて、回転中心5aの方向へ間隙Gをあけて並設された複数の分割羽根8aからなり、互いに隣接する両分割羽根8aの端部間にも間隙Gがあけられている。この攪拌室9は、攪拌筒5の上端部に設けられた開口9aで開放され、ケース4内で仕切られた給排口10にその開口9aにより連通している。この開口9aに対し回転中心5aの方向の反対側で攪拌筒5の下端部に設けられた底壁7b内にはヒータにより加熱することができるオイル(加熱流体)が封入されている。攪拌筒5の周壁7a内にもヒータにより加熱することができるオイル(加熱流体)を封入させてもよい。ヒータにより加熱されたオイル(加熱流体)を攪拌筒5の底壁7b内や周壁7a内に前記支軸6bを通して流入させてもよい。
前記ケース4の外側には給排口10に連通し得る投入口11が攪拌筒5の開口9aに面して取着されている。この投入口11は、図示しない操作機構により開閉可能な外蓋12と、図示しない操作機構により開閉可能な内蓋13とを有し、閉塞状態の外蓋12と閉塞状態の内蓋13との間に設けられた収容室14に廃棄物を収容することができる二重蓋構造になっている。この投入口11の外蓋12及び内蓋13を開いてこの投入口11から廃棄物を給排口10及び開口9aを通して攪拌筒5内の攪拌室9に供給し得る。攪拌室9に供給する廃棄物に、酵素または微生物を含有する処理剤を混合するか否かは、必要に応じて選択する。この攪拌筒5の正回転に伴い攪拌室9で羽根8により攪拌された廃棄物は、攪拌筒5の逆回転に伴い、この羽根8により開口9aを通して給排口10へ移送される。この給排口10の下端部には給排口10から廃棄物が落下して集められる取出部15が設けられている。この給排口10には搬送装置(図示せず)により廃棄物を自動的に運搬できるようにしてもよい。
ケース4の外側で機台3上に搬送装置16が設置されている。この搬送装置16内に設置されたバケットコンベヤ(図示せず)などにより、前記取出部15から廃棄物を前記二次処理装置2へ自動的に運搬することができる。なお、この取出部15から残った廃棄物をケース4の外側に取り出すこともできる。
ケース4上には給排口10に連通する排気口17が設置されている。この排気口17は、ヒータ18により加熱された触媒を有する排気浄化器19を有し、攪拌筒5で攪拌された廃棄物から生じる排気を排出することができる。
前記二次処理装置2において、焼却炉20の下半部20a内の燃焼室21には底部付近で複数の燃焼効率促進器22が挿着されている。この燃焼効率促進器22は、流量調節弁23を介して供給管24から燃焼室21内に供給される燃焼空気に永久磁石25により強力な磁気を発生させることができる。
焼却炉20の上半部20bにはその上半部20b内に連通し得る投入口26が燃焼室21に面して取着されている。この投入口26は、図示しない操作機構により開閉可能な外蓋27と、図示しない操作機構により開閉可能な内蓋28とを有し、閉塞状態の外蓋27と閉塞状態の内蓋28との間に設けられた収容室29に廃棄物を収容することができる二重蓋構造になっている。この投入口26の外蓋27及び内蓋28を開いてこの投入口26から廃棄物を燃焼室21に供給し得る。前記一次処理装置1から搬送装置16により自動的に運搬された廃棄物は焼却炉20の上半部20bから燃焼室21に供給される。なお、燃焼室21で焼却されて残った無機物等を含む廃棄物を燃焼室21の底部から焼却炉20の外側に取り出すこともできる。
焼却炉20の上半部20b上には排気口30が設置されている。この排気口30は、ヒータ31により加熱された触媒を有する排気浄化器32を有し、燃焼室21で焼却された廃棄物から生じる排気を排出することができる。
この排気浄化器32の下流側と排気浄化器32の上流側とヒータ31とにそれぞれ接続された熱供給管33,34,35(熱供給路)は、前記一次処理装置1の給排口10及び開口9aを通って攪拌筒5内の攪拌室9に挿入されている。また、前記一次処理装置1における排気口17のヒータ18に接続された熱供給管36(熱供給路)も、一次処理装置1の給排口10及び開口9aを通って攪拌筒5内の攪拌室9に挿入されている。これらの排気口30,17で発生した熱は、ファン37により各熱供給管33,34,35,36を通して攪拌室9に供給される。この各熱供給管33,34,35のうち少なくともいずれか一つを採用することができる。また、この熱供給管36は省略してもよい。
さらに、排気口17の排気浄化器19の下流側に接続された排出管38(排出路)は、排気口30の排気浄化器32の上流側に接続されている。攪拌筒5内の攪拌室9で発生した排気は、ファン39により排気浄化器32の上流側に排出される。この排気口17において排気浄化器19を省略してヒータ18のみを設けてもよい。
第1実施形態は下記の効果を有する。
* 水分率の高い廃棄物の処理に適している一次処理装置1による一次工程と、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物や、一次工程で乾燥させた餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物を処理することができる二次処理装置2による二次工程とを、二次工程の排気口30で発生した熱を一次工程の攪拌筒5で有効に利用して攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させながら、順次行うことにより、廃棄物を効率良く減量することができる。その際、一次処理装置1と二次処理装置2とを互いに近接して並設して単一化したので、廃棄物の運搬の手間を省きながらそれらの工程を連続して同時に行って、廃棄物を効率良く減量することができる。なお、攪拌筒5に供給する廃棄物に酵素または微生物を含有する処理剤を混合すると、廃棄物をより一層効率良く減量することができる。
* 水分率の高い廃棄物の処理に適している一次処理装置1による一次工程と、ビニールや木やペットボトルや発泡スチロールや布などの廃棄物や、一次工程で乾燥させた餅状に固まり易いみそやチーズやご飯や汚泥などの廃棄物を処理することができる二次処理装置2による二次工程とを、二次工程の排気口30で発生した熱を一次工程の攪拌筒5で有効に利用して攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させながら、順次行うことにより、廃棄物を効率良く減量することができる。その際、一次処理装置1と二次処理装置2とを互いに近接して並設して単一化したので、廃棄物の運搬の手間を省きながらそれらの工程を連続して同時に行って、廃棄物を効率良く減量することができる。なお、攪拌筒5に供給する廃棄物に酵素または微生物を含有する処理剤を混合すると、廃棄物をより一層効率良く減量することができる。
* 二次処理装置2の排気口30(排気浄化器32の下流側や、排気浄化器32の上流側や、ヒータ31)で発生した熱や、一次処理装置1の排気口17のヒータ18で発生した熱を一次処理装置1の攪拌筒5内に供給する熱供給管33,34,35,36を設けたので、それらの熱を一次処理装置1の攪拌筒5で有効に利用して攪拌筒5内の廃棄物を乾燥させることができる。
* 一次処理装置1で攪拌筒5内に廃棄物を供給し得る投入口11と、二次処理装置2で焼却炉20内に廃棄物を供給し得る投入口26とをそれぞれ設けたので、廃棄物の種類や処理量などに応じて一次処理装置1と二次処理装置2とをそれぞれ単独で利用することができる。
* それらの投入口11,26は二重蓋構造になっているので、排気や熱を外に逃がすことが少なくなり、防臭効果や熱効率などを高めることができる。
* 給排口10から供給された廃棄物を攪拌室9で攪拌した後に給排口10から自動的に排出することができる。その際、攪拌筒5の回転中心5aの周りで羽根8により囲まれる攪拌室9に攪拌筒5の回転により廃棄物が集まり易くなり、羽根8に対する廃棄物の絡みを少なくすることができる。
* 給排口10から供給された廃棄物を攪拌室9で攪拌した後に給排口10から自動的に排出することができる。その際、攪拌筒5の回転中心5aの周りで羽根8により囲まれる攪拌室9に攪拌筒5の回転により廃棄物が集まり易くなり、羽根8に対する廃棄物の絡みを少なくすることができる。
* 攪拌筒5において給排口10を通る熱供給管33,34,35,36から熱が供給される攪拌室9の開口9aに対し離間している底壁7b内に加熱流体を有しているので、攪拌室9の底壁7bの付近で廃棄物を平均的に乾燥させることができる。
* 一次処理装置1の攪拌筒5内で攪拌された廃棄物を二次処理装置2の焼却炉20内に自動的に供給し得る搬送装置16により、一次処理装置1から二次処理装置2への廃棄物の供給を容易に行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態にかかる縦形廃棄物処理機について第1実施形態との相違点を中心に図4を参照して説明する。
この縦形廃棄物処理機においては、機台3上に設置された二次処理装置2と、この二次処理装置2上に設置された一次処理装置1とが、互いに近接して上下方向(鉛直方向)へ並べて配設されている。第1実施形態において一次処理装置1と二次処理装置2との間に設置された搬送装置16に代えて、一次処理装置1の攪拌筒5内から廃棄物を排出する給排口10の下方に排出口40が設けられているとともに、一次処理装置1の攪拌筒5内で攪拌された廃棄物をその排出口40から二次処理装置2の焼却炉20内に供給する供給口41が設けられている。従って、攪拌筒5内から給排口10へ排出された廃棄物は、排出口40から供給口41へ自動的に落下するため、一次処理装置1から二次処理装置2への廃棄物の供給を容易に行うことができる。また、焼却炉20内からこの供給口41及び排出口40を通って引き出された排出管42が給排口10で一次処理装置1の排気口17に接続されている。従って、焼却炉20内の排気は二次処理装置2の排気口30やこの排気口17から排出されるが、この排気口17において排気浄化器19を省略してヒータ18のみを設けてもよい。また、図示しないが、この排気口30において排気浄化器32を省略してヒータ31のみを設けてもよい。なお、この第2実施形態においても、搬送装置16についての効果を除いて、前述した第1実施形態の効果と同様な効果を奏する。
この縦形廃棄物処理機においては、機台3上に設置された二次処理装置2と、この二次処理装置2上に設置された一次処理装置1とが、互いに近接して上下方向(鉛直方向)へ並べて配設されている。第1実施形態において一次処理装置1と二次処理装置2との間に設置された搬送装置16に代えて、一次処理装置1の攪拌筒5内から廃棄物を排出する給排口10の下方に排出口40が設けられているとともに、一次処理装置1の攪拌筒5内で攪拌された廃棄物をその排出口40から二次処理装置2の焼却炉20内に供給する供給口41が設けられている。従って、攪拌筒5内から給排口10へ排出された廃棄物は、排出口40から供給口41へ自動的に落下するため、一次処理装置1から二次処理装置2への廃棄物の供給を容易に行うことができる。また、焼却炉20内からこの供給口41及び排出口40を通って引き出された排出管42が給排口10で一次処理装置1の排気口17に接続されている。従って、焼却炉20内の排気は二次処理装置2の排気口30やこの排気口17から排出されるが、この排気口17において排気浄化器19を省略してヒータ18のみを設けてもよい。また、図示しないが、この排気口30において排気浄化器32を省略してヒータ31のみを設けてもよい。なお、この第2実施形態においても、搬送装置16についての効果を除いて、前述した第1実施形態の効果と同様な効果を奏する。
前記各実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ 各実施形態では、一次処理装置1において、攪拌筒5の周壁7aとともに回転する羽根8を採用したが、攪拌筒の周壁に対し羽根のみを攪拌筒の回転中心周りで回転させてもよい。羽根の有無に関係なく攪拌筒内で廃棄物を攪拌可能な各種一次処理装置を採用することができる。
・ 各実施形態では、一次処理装置1において、攪拌筒5の周壁7aとともに回転する羽根8を採用したが、攪拌筒の周壁に対し羽根のみを攪拌筒の回転中心周りで回転させてもよい。羽根の有無に関係なく攪拌筒内で廃棄物を攪拌可能な各種一次処理装置を採用することができる。
・ 各実施形態では、一次処理装置1において、攪拌筒5に対する廃棄物の供給と排出とを兼ねる給排口10を採用したが、廃棄物の供給と排出を別々に行ってもよい。
・ 各実施形態では、二次処理装置2において永久磁石25を利用した燃焼効率促進器22を採用したが、他の燃焼効率促進器としてマイナスイオン発生器を採用してもよい。また、この永久磁石25に代えて電磁石を利用してもよい。
・ 各実施形態では、二次処理装置2において永久磁石25を利用した燃焼効率促進器22を採用したが、他の燃焼効率促進器としてマイナスイオン発生器を採用してもよい。また、この永久磁石25に代えて電磁石を利用してもよい。
・ 各実施形態では、二次処理装置2において酸化還元反応などを利用した低温焼却炉を採用したが、廃棄物を高温で焼却させる一般的焼却炉を採用してもよい。
1…一次処理装置、2…二次処理装置、5…攪拌筒、5a…回転中心、7a…攪拌筒の周壁、7b…攪拌筒の底壁、8…羽根、9…攪拌室、10…給排口、11…投入口、12…外蓋、13…内蓋、14…収容室、16…搬送装置、20…焼却炉、26…投入口、27…外蓋、28…内蓋、29…収容室、30…排気口、33,34,35…熱供給管(熱供給路)、40…排出口、41…供給口。
Claims (10)
- 攪拌筒内に供給した廃棄物を攪拌して排出することができる一次処理装置と、
この一次処理装置の攪拌筒内で攪拌された廃棄物を焼却炉内に供給して焼却し、焼却された廃棄物を排出することができるとともに、焼却された廃棄物から生じる排気を排気口から排出することができる二次処理装置とを
互いに近接して並設して単一化した
ことを特徴とする廃棄物処理機。 - 前記一次処理装置において攪拌筒内に廃棄物を供給し得る投入口と、前記二次処理装置において焼却炉内に廃棄物を供給し得る投入口とをそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物処理機。
- 前記一次処理装置の投入口と前記二次処理装置の投入口とのうち少なくともいずれか一方の投入口は、開閉可能な外蓋と開閉可能な内蓋とを有し、閉塞状態の外蓋と閉塞状態の内蓋との間に設けた収容室に廃棄物を収容することができる二重蓋構造になっていることを特徴とする請求項2に記載の廃棄物処理機。
- 前記一次処理装置の攪拌筒内で攪拌された廃棄物を前記二次処理装置の焼却炉内に自動的に供給し得る搬送装置を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の廃棄物処理機。
- 前記一次処理装置と前記二次処理装置とを互いに近接して上下方向へ並設した廃棄物処理機において、この一次処理装置の攪拌筒内から廃棄物を排出する排出口の下方で、この一次処理装置の攪拌筒内で攪拌された廃棄物をその排出口からこの二次処理装置の焼却炉内に供給する供給口を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の廃棄物処理機。
- 前記一次処理装置において、攪拌筒は回転可能に支持されて回転中心周りで周方向へ延びる周壁を有し、攪拌筒の周壁の内周に配設された羽根は攪拌筒の周壁とともに回転し、攪拌筒は回転中心周りで羽根により囲まれる攪拌室を有していることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一つの請求項に記載の廃棄物処理機。
- 前記一次処理装置において、攪拌筒の回転中心は上下方向へ傾斜し、攪拌筒の上端部で攪拌室を開放する給排口を設け、羽根は給排口から供給されて攪拌室で攪拌された廃棄物を給排口へ移送して給排口から排出することができるように回転中心周りで配設されていることを特徴とする請求項6に記載の廃棄物処理機。
- 前記攪拌筒の壁内に加熱流体を有していることを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか一つの請求項に記載の廃棄物処理機。
- 前記二次処理装置の排気口で発生した熱を前記一次処理装置の攪拌筒内に供給する熱供給路を設けたことを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれか一つの請求項に記載の廃棄物処理機。
- 酵素または微生物を含有する処理剤を混合した廃棄物または混合しない廃棄物を攪拌筒内で攪拌して排出する一次工程と、一次工程の攪拌筒内で攪拌された廃棄物を焼却炉内で焼却して排出するとともに、焼却された廃棄物から生じる排気を排気口から排出する二次工程と、この二次工程の排気口で発生した熱を一次工程の攪拌筒内に供給して攪拌筒内の廃棄物を乾燥させることを特徴とする廃棄物処理方法。
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JP2009261943A JP2011106737A (ja) | 2009-11-17 | 2009-11-17 | 廃棄物処理機及び廃棄物処理方法 |
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CN112138820A (zh) * | 2020-08-06 | 2020-12-29 | 李军 | 一种熔喷布处理系统 |
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2009
- 2009-11-17 JP JP2009261943A patent/JP2011106737A/ja active Pending
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