JP2011104295A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】枠状装飾体30の開口下縁部に設けられたステージ33と、ステージ33の後端部に設けられてパチンコ球の後方移動を規制する規制壁36と、遊技盤20の盤面より前方に突出すると共に枠状装飾体30の左側部、上部および右側部に亘って延在し、遊技領域20aと図柄表示装置17の表示領域を区切る庇状部32と、庇状部32の左側下端部からステージ33の右端部の間に設けられ、遊技領域20aを流下するパチンコ球のステージ33への飛込み移動を許容する球飛込み部30dと、規制壁36における枠状装飾体30の開口内側の端縁に沿って前方へ突出するよう設けられた屋根状部37とを備え、庇状部32の下端部を屋根状部37の下端部より下方に位置させて、該庇状部32と屋根状部37とを左右方向に重なるよう構成した。
【選択図】図6
Description
前面側に遊技球が流下可能な遊技領域(20a)が形成された遊技盤(20)と、前記遊技盤(20)の前側に設けられて該遊技盤(20)を透視保護する透視保護板(13a)と、前記遊技盤(20)に配設されて前後に開口し、開口後方に図柄表示装置(17)が臨む枠状装飾体(30)とを備え、前記枠状装飾体(30)の後方開口部から可動部材(80,81)が臨むよう可動演出装置(70)が配設された遊技機において、
前記枠状装飾体(30)の開口下縁部に設けられて遊技球が転動可能なステージ(33)と、
前記ステージ(33)の後端部に設けられて該ステージ(33)を転動する遊技球の後方移動を規制する規制壁(36)と、
前記遊技盤(20)の盤面より前方に突出すると共に前記枠状装飾体(30)の左側部、上部および右側部に亘って延在し、前記遊技領域(20a)と図柄表示装置(17)の表示領域を区切る庇状部(32)と、
前記庇状部(32)の左側下端部から前記ステージ(33)の右端部の間に設けられ、前記遊技領域(20a)を流下する遊技球のステージ(33)への飛込み移動を許容する球飛込み部(30d)と、
前記規制壁(36)における前記枠状装飾体(30)の開口内側の端縁に沿って前方へ突出するよう設けられた屋根状部(37)とを備え、
前記庇状部(32)の下端部を前記屋根状部(37)の下端部より下方に位置させて、該庇状部(32)と屋根状部(37)とを左右方向に重なるよう構成したことを要旨とする。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置17が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13a(図6参照)を備えた前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球Pを貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球Pを貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。
前記遊技盤20は、図2、図3、図6に示すように、略矩形状に形成されたアクリルやポリカーボネート等の透明な合成樹脂材からなる透明板21と、該透明板21の裏面に組み付けられると共に前記図柄表示装置17が配設される裏ユニット40とから構成される。図2に示すように、前記透明板21の前面には、略円形状に湾曲形成したレール22が配設されて、該レール22により画成される略円形の遊技領域20aに、前記中枠12に配設された図示しない打球発射装置から発射されたパチンコ球Pが打ち出されることで遊技が行なわれるようになっている。また透明板21には、ルーター加工等の孔空け加工により前後に貫通する複数の装着口23(実施例では図6に装着口23を1つだけ図示)が前記遊技領域20a内に開設されて、各装着口23に対して各種部品が前側から取り付けられている。なお、前記装着口23の形成数は、透明板21に対して取り付けられる各種部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜変更される。また、前記透明板21には、前記遊技領域20a内に多数の遊技釘が植設されており、遊技領域20aを流下するパチンコ球Pが遊技釘に接触することで流下方向を不規則に変化するようになっている。なお、前記透明板21における遊技領域20aの最下部位置には、前後に貫通するアウト口24が開設されて、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球Pをアウト口24を介して遊技盤20の裏側に通出させるようになっている。
前記枠状装飾体30は、図2、図4、図5に示すように、前記透明板21に開設された前記装着口23に沿って延在する環状に形成された固定板31と、該固定板31に沿って設けられて、透明板21より前方へ突出する庇状部32とを備え、固定板31の前側から透明板21にネジ止めするよう構成されている。ここで、前記庇状部32は、前記枠状装飾体30(固定板31)の左側縁の中間位置から上縁および右下縁に亘って連続して延在するよう設けられており、遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球Pが庇状部32に沿って誘導されることで、図柄表示装置17の前面側を横切ってパチンコ球Pが流下(落下)するのを規制している。なお、以下の説明では、前記庇状部32を、前記枠状装飾体30(固定板31)の左側縁に沿って延在する左庇部分32a、枠状装飾体30(固定板31)の上縁に沿って延在する上庇部分32b、枠状装飾体30(固定板31)の右縁に沿って延在する右庇部分32cと便宜上区別して指称することもある。但し、各庇部分32a,32b,32cの範囲を明確に区分されるものではない。また、前記枠状装飾体30には、前記庇状部32における上庇部分32bの下側近傍および該庇状部32における右庇部分32cの左側近傍に、前側装飾部材30bが夫々配設されている。なお、前記固定板31と庇状部32とは一体に樹脂形成する構成であっても、別部材として形成する構成であってもよい。
前記裏ユニット40は、図3、図6、図7に示すように、前記透明板21の外郭形状と略整合する大きさおよび形状に形成された略矩形状の背面板41と、該背面板41の外周縁部から前方に突出する画壁部42とから前方に開口した箱状に形成されて、該画壁部42の開口前端部を透明板21の裏面に当接させた状態で、当該透明板21と裏ユニット40とが固定される。そして、前記裏ユニット40において前記透明板21との間に画成される空間に、可動演出装置70や各種照明装置50,51,52、その他の装飾部材41b等が配設されており、透明板21を介して可動演出装置70や照明装置50,51,52、装飾部材41bを視認し得るようになっている。また、前記裏ユニット40の背面板41の裏側に前記図柄表示装置17を着脱自在に取り付けられると共に、該背面板41に略矩形状の開口部41aが前後に開口するよう開設されて、該開口部41aを介して図柄表示装置17が透明板21の前側から視認し得るようになっている。なお、前記背面板41の前面側には、前記開口部41aの開口縁に沿って装飾部材41bが配設されている。また、前記裏ユニット40の背面板41には、前記透明板21に取り付けられた前記始動入賞装置25との対応位置に、該始動入賞装置25の上方および左右側方を囲繞する仕切り壁44が前方に向けて突出するよう形成してある。
前記裏ユニット40に配設される照明装置50,51,52としては、図3、図7に示すように、前記仕切り壁44の左方に配設されて前記開口部41aの左下方に位置する左下部照明装置50と、該仕切り壁44の右方に配設されて該開口部41aの右下方に位置する右下部照明装置51と、裏ユニット40の左側部を画成する画壁部42に近接して配設されて開口部41aの左側方に位置する側部照明装置52とが備えられており、該照明装置50,51,52が前記透明板21の裏面に対向するよう構成されている。ここで、前記各照明装置50,51,52の基本構成は同一なので、左下部照明装置50の構成について以下詳細に説明し、右下部照明装置51および側部照明装置52の構成に関しては同一構成・部材に同一の符号を付すことで詳細な説明は省略するものとする。
前記可動演出装置70は、図7、図9、図10に示すように、前記裏ユニット40に取り付けられる装置本体71と、該装置本体71に対して動作可能に支持された可動部材80,81と、当該装置本体71に配設され、該可動部材80,81に連繋接続された駆動モータ(駆動手段)120とを備えて、該駆動モータ120を駆動することで、可動部材80,81が動作するよう構成されている。ここで、前記駆動モータ120は、前記図柄表示装置17を制御する制御手段(図示せず)に対して電気的に接続されており、該制御手段からの制御信号に基づいて駆動モータ120を駆動することで可動部材80,81が動作されるようになっている。なお実施例では、前記装置本体71に対して左右方向に隣接して2つの可動部材80,81が回転可能に備えられており、以下の説明では、左側に位置する可動部材を第1可動部材80と指称し、右側に位置する可動部材を第2可動部材81と指称するものとする。
前記装置本体71は、図9〜図10に示すように、前記裏ユニット40に固定されるベース部材72と、該ベース部材72の前側に配設されるカバー部材73とから構成されている。前記ベース部材72は金属板部材であって、前記裏ユニット40に形成された前記仕切り壁44の対応位置で切り欠かれて該仕切り壁44の左方側から上方側を囲繞するよう形成されている。そして、前記ベース部材72における仕切り壁44の上方側の板部に、前方へ突出する可動軸72a,72aが固定されており、該可動軸72a,72aに対して前記第1および第2可動部材80,81が回転可能に支持されるようになっている。ここで、前記可動軸72aは、左右方向に離間する位置に一対形成されて、各可動軸72aに前記第1および第2可動部材80,81が個別に支持されるよう構成される。また、前記ベース部材72における前記仕切り壁44の左方側の板部には、前方へ突出する支軸72bが固定されており、前記駆動モータ120と第1可動部材80とを接続する従動歯車123が回転可能に支持されている。更に、前記ベース部材72には、前記第1および第2可動部材80,81の初期位置を検出する位置検出センサ124が配設されている。
次に、前記第1および第2可動部材80,81の構成について説明する。なお、第1可動部材80および第2可動部材81の基本的構成は同一であるので、第1可動部材80の構成について詳細に説明し、第2可動部材81に関しては、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図12〜図14に示すように、前記第1可動部材80の回転支持部82は、前記従動歯車123と噛合する歯車部83と、該歯車部83の前面側に設けられて径方向外方に突出すると共に前記装飾体部90が固定される連結片86とを備え、該歯車部83の中心点位置に、前記可動軸72aを挿通する軸支持孔84aが形成された支持筒部84が前方へ突出するよう形成されている。すなわち、前記第1および第2可動部材80,81における支持筒部84の軸支持孔84aに対応の可動軸72aを挿通することで、各可動部材80,81が装置本体71に対して回転可能に支持される。また、前記連結片86の突出端部側には、前記装飾体部90を固定する嵌合孔86aが前方へ開口するよう形成されると共に、該嵌合孔86aに連通する通孔86b(図13参照)が前後に貫通するよう形成されている。
前記装飾体部90は、図12、図13にように、前面をなす光透過性のレンズ体部91と、該レンズ体部91の後側に配設されて前記回転支持部82に固定される後カバー体115と、該レンズ体部91および後カバー体115の間に配設される第3のLED基板111とから基本的に構成されて、該第3のLED基板111のLED111aからの光がレンズ体部91を透過して前方へ照射されるようになっている。前記レンズ体部91は、前面部92aおよび該前面部92aの外周縁から後方に突出する外周壁部92bから形成されて後方に開口する第1の光透過部材92と、該第1の光透過部材92の外周壁部92bがなす内側輪郭形状に合致する形状に形成されて該第1の光透過部材92の内側に収容される第2の光透過部材102とからなる二重構造とされており、該第1および第2の光透過部材92,102の夫々を透明な合成樹脂材により形成してある。
前記第1の光透過部材92における前面部92aの一部および外周壁部92bには、光を遮断する遮光処理がなされており、該前面部92aの一部が光を透過する光透過部として機能するようになっている。なお、実施例では、前記第1の光透過部材92の前面部92aの一部および外周壁部92bに金属メッキ処理を施すことで、適宜形態で光透過部を形成してある。実施例では、第1および第2可動部材80,81を可動位置に移動した際に、両可動部材80,81の光透過部を全体的に観察することで特定の文字が表示されるようになっている。そして、前記第1の光透過部材92における前面部92aの裏面側には、光拡散処理が全面的に施されており、前記第3のLED基板111に設けたLED111aからの光を拡散して前側に照射するようになっている。なお、実施例では、前記第1の光透過部材92の裏面に光拡散処理としてダイヤカット加工がなされているが、これに限られるものではなく、光を拡散する従来公知の形状に形成してもよく、また別途設けた光拡散シートを貼付するようにしてもよい。
図12、図13、図17に示すように、前記第2の光透過部材102は、前記第1の光透過部材92における外周壁部92bがなす内側輪郭形状に合致する形状に形成されると共に光拡散処理がなされた板状の対向面部103と、該対向面部103の外周縁に沿って設けられ、当該対向面部103から前後方向に突出する当接壁(突出部)104とから構成される。すなわち、第1の光透過部材92の後方開口を介して第1の光透過部材92の内側に収容した際に、当接壁104の前端部が第1の光透過部材92の前面部92aの裏面に当接することで、対向面部103が第1の光透過部材92の前面部92aから所定間隔離間する位置に位置規制される。すなわち、前記第2の光透過部材102の裏側に配設された前記第3のLED基板111のLED111aからの光を、該第2の光透過部材102で拡散させた後に第1の光透過部材92に照射することで、該第1の光透過部材92の光透過部を全体的に明輝し得るようになっている。
次に、前記第2の光透過部材102になされる光拡散処理の具体的構成について説明する。図17に示すように、該第2の光透過部材102には、前記対向面部103において前記第3のLED基板111に対向する裏面側に後方に開口するよう形成されて該第3のLED基板111のLED111aが嵌り込む収容凹部105と、該対向面部103において第1の光透過部材92に対向する表面側に形成されて前方へ突出する断面略三角形状の第1光拡散部106と、当該対向面部103の裏面側に形成されて後方へ突出する断面略三角形状の第2光拡散部107とを備えている。
また、前記第1光拡散部106は、図11、図19に示すように、前記収容凹部105の前側位置に対応して形成されて、前記対向面部103の表面から前方へ突出する断面略三角形状に突出すると共に所定長さ平行に延在する2条の突条部であって、該収容凹部105に収容されたLED111aからの光が第1光拡散部106に照射されるようになっている。ここで、前記各第1光拡散部106において相互に対向する内側の傾斜面を第1内側反射面106aと指称し、相互に離間する外側の傾斜面を第1外側反射面106bと指称する。そして、前記第1光拡散部106の第1内側反射面106aが前記収容凹部105の透過面105bの前側に位置すると共に、該第1光拡散部106の第1外側反射面106bが収容凹部105の凹部反射面105aの前側に位置するよう構成されている。
前記第2光拡散部107は、図19に示すように、前記収容凹部105における各凹部反射面105aに対して、各凹部反射面105aでの光の反射方向(収容凹部105から離間する方向)に連続して複数形成されて、断面形状が鋸刃状を呈するよう構成されている。すなわち、前記第1光拡散部106の突出端部および第2光拡散部107の突出端部が平行になっている。ここで、前記各第2光拡散部107において前記収容凹部105側に位置する傾斜面を第2内側反射面107aと指称し、各第2光拡散部107において収容凹部105から離間する傾斜面を第2外側反射面107bと指称する。また、実施例における前記第2外側反射面107bと、前記第2の光透過部材102の対向面部103に垂直な垂直線とが交差する角度θ5は、略45°に設定される一方、第2内側反射面107aと該垂直線が交差する角度θ4は、角度θ5よりも大きく設定されている。
前記第3のLED基板111は、図12、図13に示すように、前記第1の光透過部材92の内側に収容される平板状に形成されて、該第3のLED基板111の外周端部が第1の光透過部材92における外周壁部92bの内縁に当接して位置規制されるよう構成される。なお、前記第3のLED基板111は、前記第1の光透過部材92に対する飾り部材98の取付位置では、該第1の光透過部材92の外周壁部92bの外方へ突出している。そして、前記第2の光透過部材102に形成された各収容凹部105に対応する位置に、前方へ向けて光を照射する姿勢でLED111aが設けられている。また、前記第3のLED基板111の裏面下端部には、該第3のLED基板111に沿って下方側からコネクタを接続可能なコネクタ受け部112が設けられている。また、前記第3のLED基板111には、前記第1の光透過部材92に形成された固定突部93と対応する位置に前後に貫通する第2挿通孔111bが形成されている。そして、前記第2の光透過部材102に形成された第1挿通孔103aに嵌挿された固定突部93が、前記第3のLED基板111の第2挿通孔111bに嵌挿されて、該第3のLED基板111を位置決めするようになっている。また、前記第2挿通孔111bに嵌挿された固定突部93は、該第3のLED基板111の後方へ突出するよう構成される。
前記後カバー体115は、図12、図13、図21に示すように、前記第1の光透過部材92および飾り部材98を合わせた輪郭形状に略整合する板状に形成されると共に、該第1の光透過部材92に形成された固定突部93と対応する位置に、前後に貫通する通孔115aが形成されている。そして、前記第3のLED基板111の第2挿通孔111bに固定突部93を嵌挿した状態で、前記後カバー体115の各通孔115aに挿通したネジ(図示せず)を対応の固定突部93のネジ孔に螺挿することで、第1の光透過部材92および飾り部材98の後端部に後カバー体115が当接するようになっている。このとき、前記後カバー体115が前記第3のLED基板111の裏面に当接するよう構成され、前記第1の光透過部材92と後カバー体115との間に第2の光透過部材102および第3のLED基板111を挟持することで、前記装飾体部90が構成される。
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
なお、遊技機の構成としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 実施例では、可動演出装置に第1および第2可動部材を備えるよう構成したが、これに限られるものではなく、可動部材を1つあるいは3つ以上備える構成であってもよい。
(2) 実施例では、可動部材を所定角度範囲で回転(揺動)するよう構成したが、これに限らず、可動部材を360°回転するよう構成してもよく、また直線運動するよう構成することも可能である。
(3) 実施例の可動部材は、回転支持部に対して装飾体部を取り付けるよう構成したが、これに限らず、装飾体部を直接装置本体で支持するよう構成することもできる。
(4) 第1および第2の光透過部材に対する光拡散処理としては、実施例に示した構成のものに限られるものではなく、シボ加工等のように光を拡散する従来公知の光拡散加工により形成してもよい。また別途設けた光拡散シートを貼付する構成も採用可能である。
(5) 実施例では、第1の光透過部材に係合突部を第1位置決め部として形成し、第2の光透過部材に、該係合突部が嵌合する位置決め凹部を第2位置決め部として形成したが、これに限られるものではなく、第1および第2の光透過部材を組み付けた際に、相互に係脱可能に係合するよう構成すれば、第1の光透過部材に第1位置決め部として位置決め凹部を形成し、第2の光透過部材に第2位置決め部として係合突部を形成することもできる。また、第1位置決め部および第2位置決め部の形成位置は、実施例のものに限定されるものではなく、相互に係脱可能な適宜位置に形成すればよい。
(6) 実施例では、第2の光透過部材に第1光拡散部を2条形成するようにしたが、1条あるいは3条以上の第1光拡散部を形成することもできる。
(7) 実施例では、第2の光透過部材の裏面側に等脚台形状の収容凹部を形成して、該収容凹部における凹部反射面の夫々に連続するよう第2光拡散部を形成するよう構成したが、これに限られるものではないことは当然である。例えば、収容凹部における凹部反射面の傾斜角度を異ならせることもでき、また実施例における凹部反射面に対応する傾斜面の一方を、対向面部に垂直な垂直線に平行に形成して、凹部反射面を1つだけ備えるようにしてもよい。
(8) 実施例では、第2光拡散部の突出端部を爪状に形成したが、この形状に限られるものではなく、完全な断面三角形状に形成することもできる。
(9) 実施例では、第2の光透過部材に形成される第2光拡散部を全て同一の断面形状に形成するようにしたが、第2光拡散部毎に断面形状を変更するようにしてもよい。
(10) 実施例では、1つの収容凹部に対して複数の第2光拡散部を連続して形成したが、該第2光拡散部を1つだけ備える構成も採用できる。
(11) 第2の光透過部材における凹部反射面、第1光拡散部の第1内側反射面および第1外側反射面、第2光拡散部の第2内側反射面および第2外側反射面の夫々の傾斜角度は、実施例のものに限らず、任意に決定することができる。
(12) 実施例では、遊技盤を構成する裏ユニットに可動演出装置を配設したが、これに限らず、透明板自体に可動演出装置を取り付けるようにしても、また透明板に配設される部材(例えば枠状装飾体)に設けるようにしてもよい。また可動演出装置が配設される位置・大きさに関しても、実施例にものに限られず、任意に変更することができる。
(13) 実施例では、照明装置(左右の下部照明装置)の箱状部に、1つの上方開口部を開設したが、該箱状部に対して複数の上方開口部を開設して、各上方開口部毎に第2発光体基板を配設することもできる。
(14) 枠状装飾体に設けられる屋根状部の形状は実施例のものに限られるものではなく、例えば、図22に示すように、ステージ33に沿った形状に形成してステージ33と屋根状部37とが平行になるよう構成することもできる。この場合には、屋根状部37がステージと平行に延在することで、遊技機の見栄えが向上し、当該遊技機に対する遊技者の関心をより強く惹き付け得る効果が期待できる。
(15) 実施例は、後側規制壁の裏面全面を覆う形状に形成した後飾り板を設けるよう構成したが、該後飾り板を後側規制壁よりも小さく形成して、屋根状部の一部または全体が図柄表示装置と前後に重なるようにしてもよい。また、後側規制壁を不透明な樹脂材等により形成して、後飾り板を省略することもできる。
(16) 実施例では、遊技盤を透明板と裏ユニットから構成するようにしたが、ベニヤ板等の木製の遊技盤を採用することもできる。
(17) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
20a 遊技領域
30 枠状装飾体
30d 球飛込み部
32 庇状部
33 ステージ
36 後側規制壁(規制壁)
37 屋根状部
Claims (3)
- 前面側に遊技球が流下可能な遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤の前側に設けられて該遊技盤を透視保護する透視保護板と、前記遊技盤に配設されて前後に開口し、開口後方に図柄表示装置が臨む枠状装飾体とを備え、前記枠状装飾体の後方開口部から可動部材が臨むよう可動演出装置が配設された遊技機において、
前記枠状装飾体の開口下縁部に設けられて遊技球が転動可能なステージと、
前記ステージの後端部に設けられて該ステージを転動する遊技球の後方移動を規制する規制壁と、
前記遊技盤の盤面より前方に突出すると共に前記枠状装飾体の左側部、上部および右側部に亘って延在し、前記遊技領域と図柄表示装置の表示領域を区切る庇状部と、
前記庇状部の左側下端部から前記ステージの右端部の間に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球のステージへの飛込み移動を許容する球飛込み部と、
前記規制壁における前記枠状装飾体の開口内側の端縁に沿って前方へ突出するよう設けられた屋根状部とを備え、
前記庇状部の下端部を前記屋根状部の下端部より下方に位置させて、該庇状部と屋根状部とを左右方向に重なるよう構成した
ことを特徴とする遊技機。 - 前記屋根状部の前側突出端部から前記透視保護板までの離間寸法を遊技球の直径寸法より小さく設定された請求項1記載の遊技機。
- 前記屋根状部は、前記ステージと平行に延在するよう形成される請求項1または2記載の遊技機。
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