JP2011104250A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 特別図柄の変動時間taの中には、遊技者が所望のリーチパターンを選択することが可能なリーチパターン選択期間(第1期間)tbが設定されており、そのリーチパターン選択期間tbが経過する前に遊技者が選択スイッチA〜Cのいずれかを操作すると、リーチパターン選択期間tbの経過を待つことなく、選択したリーチパターンが直ぐに表示される。また、選択タイミングから期間終了までの残余時間tdは、選択したリーチパターンの終了後に移動し、その残余時間を利用して変動終了後画像が表示される。
【選択図】 図14
Description
遊技者が図柄の変動パターンを選択するために操作する複数の選択スイッチ(A〜C)と、
図柄の変動が途中で第1期間(tb)中断し、前記第1期間(tb)内に前記選択スイッチ(A〜C)が操作されなかった場合に前記第1期間(tb)経過後に、中断していた図柄の変動の続きを第2期間(te)表示する第1変動パターン(P10〜P29,R0〜R4)を前記図柄表示装置(50)に表示させるための第1画像データが記憶された第1記憶領域(23h2,23i1,54d,54f)と、
図柄の変動が途中で中断しない第2変動パターン(P0〜P9,R5〜R29)を前記図柄表示装置(50)に表示させるための第2画像データが記憶された第2記憶領域(23h1,23i2,54c,54g)と、
第3変動パターン(A0〜A2,B0〜B2,C0〜C2,D0〜D2,E0〜E2,F0〜F2)を前記図柄表示装置(50)に前記第2期間(te)と同じ長さの期間表示させるための第3画像データが前記複数の選択スイッチ(A〜C)と対応付けて複数種類記憶された第3記憶領域(23j1〜23j3,23k1〜23k3,54e,54h)と、
前記選択スイッチ(A〜C)を操作して複数種類の前記第3変動パターン(A0〜A2,B0〜B2,C0〜C2,D0〜D2,E0〜E2,F0〜F2)の中から所望の第3変動パターンを選択する方法を説明する説明画像(50b,50c)を前記第1期間(tb)において前記図柄表示装置(50)に表示させるための第4画像データが記憶された第4記憶領域(54i)と、
前記選択スイッチ(A〜C)が前記第1期間(tb)内に操作されたときに、その操作タイミングから前記第1期間(tb)が終了するまでに要する時間を残余時間(td)とし、前記第3変動パターン(A0〜A2,B0〜B2,C0〜C2,D0〜D2,E0〜E2,F0〜F2)の表示が終了したときから前記残余時間(td)と同じ期間前記図柄表示装置(50)に表示させるための画像を変動終了後画像とした場合に、前記変動終了後画像を前記図柄表示装置(50)に表示させるための第5画像データが異なる残余時間毎に複数種類記憶された第5記憶領域(23m,54j)と、を備えており、
前記判定機能(S9)による判定が行われた場合に前記第1(23h2,23i1,54d,54f)または第2記憶領域(23h1,23i2,54c,54g)から第1または第2画像データを読出して前記図柄表示装置(50)に前記第1(P10〜P29,R0〜R4)または第2変動パターン(P0〜P9,R5〜R29)を表示させる第1表示処理(S51)と、
前記図柄表示装置(50)が前記第1変動パターン(P10〜P29,R0〜R4)を表示し、図柄の変動が途中で中断したときに前記第4記憶領域(54i)から前記第4画像データを読出して前記説明画像(50b,50c)を前記図柄表示装置(50)に表示させる第2表示処理(S53)と、
前記第1期間(tb)内に前記選択スイッチ(A〜C)が操作されたときに、その操作された選択スイッチと対応付けられている第3画像データを前記第3記憶領域(23j1〜23j3,23k1〜23k3,54e,54h)から読出し、その読出した第3画像データに対応する第3変動パターン(A0〜A2,B0〜B2,C0〜C2,D0〜D2,E0〜E2,F0〜F2)を、前記選択スイッチ(A〜C)が操作されなかったと仮定した場合に前記第1期間(tb)終了後に表示される予定であった第1変動パターン(P10〜P29,R0〜R4)の続きの変動パターンに代えて、前記選択スイッチ(A〜C)が操作されたときに前記図柄表示装置(50)に表示させる第3表示処理(S62)と、
前記第1期間(tb)内に前記選択スイッチ(A〜C)が操作されたときに前記残余時間(td)を演算する演算処理(S60)と、
前記演算処理(S60)により演算された残余時間(td)に対応付けられている第5画像データを前記第5記憶領域(23m,54j)から読出し、その読出した第5画像データに対応する変動終了後画像を、前記図柄表示装置(50)が前記第3変動パターン(A0〜A2,B0〜B2,C0〜C2,D0〜D2,E0〜E2,F0〜F2)の表示を終了したときから前記残余時間(td)と同じ期間前記図柄表示装置(50)に表示させる第4表示処理(S66)と、を実行するCPU(22)をさらに備えるパチンコ機(1)としたことにある。
したがって、上記第1期間が終了しないと第3変動パターンを図柄表示装置に表示させることができない従来のパチンコ機のように、遊技のテンポの崩壊および遊技者のイライラ感が発生するおそれがない。
したがって、第1期間内に第3変動パターンを選択すれば、その第3変動パターンの終了後に何らかの変動終了後画像を見る楽しみが増える。
したがって、第1期間において選択スイッチを操作するタイミングが早い程、残余時間が長くなり、大当りの発生を演出する演出画像を早く見ることができる。また、その演出画像の後で、本来予定されていた演出画像が続けて表示されると、演出効果を高めることができる。
この実施形態に係るパチンコ機の主要構成について図を参照して説明する。図1は、この実施形態に係るパチンコ機を正面から見た説明図である。
次に、遊技盤5の主要構成について図を参照して説明する。図3は、遊技盤5の主要構成を示す正面図である。
次に、パチンコ機1における主な遊技の流れについて説明する。図4は、図柄表示装置50が特別図柄を変動表示する様子の一例を示す説明図である。図5は、図柄表示装置が表示する説明画像の説明図であり、(a)は、遊技者がリーチパターンを選択できる期間が開始されたことを示す説明画像の説明図、(b)は、リーチパターンの選択方法を示す説明画像の説明図である。
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図6を参照して説明する。
パチンコ機1には、主制御基板10が設けられており、その主制御基板10には、演出制御基板20および払出制御基板30が電気的に接続されている。主制御基板10には、主制御MPU11が搭載されている。主制御MPU11は、主制御CPU12と、主制御ROM13と、主制御RAM14とを備える。主制御CPU12は、入賞の検出、大当りかハズレかの判定(以下、大当り判定という)、入賞装置17の制御(大当り遊技の制御)、変動時間の抽選、変動時間の計測、賞球の払出命令、払出された賞球数の計測など、遊技が進行する上で主な処理を実行する。
払出制御基板30には、遊技球の払出しを制御する払出制御MPU31が搭載されており、その払出制御MPU31は、払出制御CPU32と、払出制御ROM33と、払出制御RAM34とを備える。払出制御基板30には、遊技球を払出す部材を駆動するための払出モータ39と、この払出モータ39によって払出された遊技球を検出するための払出センサ41とが接続されている。
主制御基板10には、盤面中継端子板61が電気的に接続されており、その盤面中継端子板61には、入賞装置17の大入賞口18を開閉させるための大入賞口ソレノイド17bと、普通電動役物16の開閉翼片を開閉動作させるための普通電動役物ソレノイド16aと、大入賞口18に入賞した遊技球を検出するための大入賞口スイッチ(大入賞口SW)17aと、始動口15に入賞した遊技球を検出するための始動口スイッチ(始動口SW)15aと、ゲート26を通過した遊技球を検出するためのゲートスイッチ(ゲートSW)26aと、入賞口28に入賞した遊技球を検出するための入賞口スイッチ(入賞口SW)28aと、入賞口29に入賞した遊技球を検出するための入賞口スイッチ(入賞口SW)29aと、入賞口35に入賞した遊技球を検出するための入賞口スイッチ(入賞口SW)35aと、入賞口36に入賞した遊技球を検出するための入賞口スイッチ(入賞口SW)36aとが電気的に接続されている。始動口スイッチ15aは、始動口15に入賞した遊技球の他、普通電動役物16に入賞した遊技球も検出する。
演出制御基板20には、図柄表示装置50と、ランプ制御基板48と、音声制御基板49とが電気的に接続されている。演出制御基板20には、演出制御MPU21が搭載されており、その演出制御MPU21は、演出制御CPU22と、演出制御ROM23と、演出制御RAM24とを備える。演出制御CPU22は、主制御CPU12から送信される制御コマンドに従い、図柄表示装置50に特別図柄の変動や各種動画などの表示を指示する。また、演出制御CPU22は、主制御CPU12から送信される制御コマンドに従い、ランプ制御基板48に接続されている各種のLEDの点灯、消灯および点滅を制御する。
図柄表示装置50は、画像制御CPU51と、画像制御ROM52と、画像制御RAM53と、画像データROM54とを備える。画像データROM54には、画面50aに各種の画像を表示するための画像データが読出し可能に記憶されている。記憶内容については後で詳述する。画像制御CPU51は、演出制御CPU22から送信される画像制御コマンドに従い、画像データROM54から画像データを読出し、特別図柄、普通図柄および各種の演出画像を図柄表示装置50の画面50aに表示する。
ランプ制御基板48には、保留数表示装置47や遊技盤5に設けられた装飾用のLEDなどが電気的に接続されている。また、ランプ制御基板48には、ランプ制御CPUと、ランプ制御ROMと、ランプ制御RAMとを備える。ランプ制御ROMには、LEDの複数種類の点滅パターンが読出し可能に記憶されている。
音声制御基板49には、デジタルアンプなどの音声信号増幅回路(図示せず)が電気的に接続されており、その音声信号増幅回路には、スピーカ(図示せず)が電気的に接続されている。また、音声制御基板49には、音声制御CPUと、音声制御ROMと、音源ROMと、音声制御RAMとを備える。音源ROMには、スピーカから効果音などを発生するためのデジタル音源が読出し可能に記憶されている。音声制御ROMには、効果音などの複数種類の出力パターンが読出し可能に記憶されている。
次に、演出制御基板20に設けられた演出制御ROM23の記憶内容について図を参照して説明する。図7は、演出制御ROM23の主な記憶内容を示す説明図である。
大当り図柄抽選カウンタ23aは、大当り図柄を抽選によって決定するためのカウンタであり、大当り図柄の種類の数と同じ数をカウントする。この実施形態では、大当り図柄は、000、111、・・・、777、888、999の計10種類であり、大当り図柄抽選カウンタ52aは0〜9の計10個の数値を大きさ順にカウントするリングカウンタである。ハズレ図柄抽選カウンタ23bは、ハズレ図柄を抽選によって決定するためのカウンタであり、特別図柄の種類の数と同じ数をカウントする。この実施形態では、特別図柄は、0、1、・・・、7、8、9の計10種類であり、ハズレ図柄抽選カウンタ52bは0〜9の計10個の数値を大きさ順にカウントするリングカウンタである。
大当り図柄テーブル23fは、大当り図柄抽選カウンタ23aのカウント値と大当り図柄とを対応付けて構成される。この実施形態では、大当り図柄テーブル23fは、大当り図柄抽選カウンタ23aの0〜9のカウント値と0〜999の大当り図柄とを対応付けて構成されている。たとえば、演出制御CPU22が大当り図柄抽選カウンタ23aから取得したカウント値が7であった場合は、そのカウント値7と対応付けられている大当り図柄777が大当り図柄テーブル23fから読出される。なお、大当り図柄テーブル23fにおける大当り図柄とは、図柄表示装置50の画像データROM54において大当り図柄の画像データが記憶されている記憶領域を指定するアドレスである。
ハズレ図柄テーブル23gは、ハズレ図柄抽選カウンタ23bのカウント値と特別図柄とを対応付けて構成される。この実施形態では、ハズレ図柄テーブル23gは、0〜9のカウント値と0〜9の特別図柄とを対応付けて構成されている。たとえば、演出制御CPU22がハズレ図柄抽選カウンタ23bから取得したカウント値が2であった場合は、そのカウント値2と対応付けられている特別図柄2がハズレ図柄テーブル23gから読出される。
大当り変動パターン抽選カウンタ23cは、大当り変動パターンを抽選によって決定するためのカウンタであり、大当り変動パターンの種類の数と同じ数をカウントする。ここで、大当り変動パターンとは、主制御CPU12による大当り判定の結果が大当りであった場合に図柄表示装置50に表示させる特別図柄の変動パターンのことである。
図8は、大当り変動パターンテーブル23hの構成を示す説明図である。大当り変動パターンテーブル23hは、複数の各変動時間毎に設定されている。たとえば、変動時間が30秒から10秒間隔で120秒まで設定されている場合は、各変動時間毎に大当り変動パターンテーブル23hが設定されており、演出制御CPU22は、主制御CPU12が抽選で決定した変動時間に対応する大当り変動パターンテーブル23hの中から抽選で大当り変動パターンを決定する。
大当り変動パターンテーブル23hは、大当り変動パターン抽選カウンタ23cのカウント値と、大当り変動パターンとを対応付けて構成されている。大当り変動パターンには、特別図柄の変動途中で変動を中断し、遊技者に選択スイッチA〜Cを操作させて所望のリーチパターンを選択する機会を与える大当り第2変動パターンと、そのような大当り第2変動パターンとは異なり、遊技者にリーチパターンを選択する機会を与えない大当り第1動パターンとから構成されている。なお、図示しないが、確変遊技状態のときには、それ専用の大当り変動パターン抽選カウンタおよび大当り変動パターンテーブルを用いて、通常遊技状態のときよりも変動時間の短い大当り変動パターンを抽選する。
ハズレ変動パターン抽選カウンタ23dは、ハズレ変動パターンを抽選によって決定するためのカウンタであり、ハズレ変動パターンの種類の数と同じ数をカウントする。ここで、ハズレ変動パターンとは、主制御CPU12による大当り判定の結果がハズレであった場合に図柄表示装置50に表示させる特別図柄の変動パターンのことである。
図9は、ハズレ変動パターンテーブル23iの構成を示す説明図である。ハズレ変動パターンテーブル23iは、複数の各変動時間毎に設定されている。たとえば、変動時間が30秒から10秒間隔で120秒まで設定されている場合は、各変動時間毎にハズレ変動パターンテーブル23iが設定されており、演出制御CPU22は、主制御CPU12が抽選で決定した変動時間に対応するハズレ変動パターンテーブル23iの中から抽選でハズレ変動パターンを決定する。
ハズレ変動パターンテーブル23iは、ハズレ変動パターン抽選カウンタ23dのカウント値と、ハズレ変動パターンとを対応付けて構成されている。ハズレ変動パターンには、特別図柄の変動途中で変動を中断し、遊技者に選択スイッチA〜Cを操作させて所望のリーチパターンを選択する機会を与えるハズレ第1変動パターンと、そのような第1変動パターンとは異なり、遊技者にリーチパターンを選択する機会を与えないハズレ第2変動パターンとから構成されている。なお、図示しないが、確変遊技状態のときには、それ専用のハズレ変動パターン抽選カウンタおよびハズレ変動パターンテーブルを用いて、通常遊技状態のときよりも変動時間の短いハズレ変動パターンを抽選する。
一方、図9に示したように、ハズレ第1変動パターンと対応付けられているカウント値の方がハズレ第2変動パターンと対応付けられているカウント値よりも少ないため、ハズレのときにハズレ第1変動パターン、つまり、特別図柄の変動途中でリーチパターンを選択する機会を与える変動パターンが選択される確率は低い。
したがって、遊技者は、特別図柄の変動途中でリーチパターンを選択することのできる変動パターンが表示されないか期待しながら遊技を楽しむことができ、実際にその変動パターンが表示されると、大当り発生への期待感が一気に高まる。
ここで、演出制御CPU22が特別図柄の変動表示を制御する上で必要な各種の期間について図を参照して説明する。図14は、各期間を説明するための説明図であり、(a)はリーチパターン選択期間を拡大して示すタイムチャート、(b)はリーチパターン選択期間内にリーチパターンが選択されなかった場合のタイムチャート、(c)はリーチパターン選択期間内にリーチパターンが選択された場合のタイムチャートである。
つまり、第1期間tbが経過する前にリーチパターンが選択されなかった場合に表示される本来のリーチパターンの表示時間と、第1期間tbが経過する前にリーチパターンが選択されたときのその選択されたリーチパターンの表示時間とが同一となるように制御する。換言すると、遊技者が選択するリーチパターンは、選択しなかった場合に本来表示される予定であったリーチパターンと同じ第2期間teが設定されているリーチパターンの中から選択される。
そこで、このパチンコ機1では、遊技者が選択したリーチパターンの表示が終了してから、つまり、第2期間teの30秒が経過してから変動終了後画像を残余時間tdの期間と同じ期間表示し、その期間を変動時間taに含めることにより、リーチパターンを選択したか否かによって変動時間taが変化しないように制御する。ここで、上記の変動終了後画像とは、変動終了後画像が表示されるまで表示されていたリーチパターンに関連する画像、あるいは、本来の大当りの発生を祝福する大当り発生演出画像(リーチパターンを選択したか否かに関係なく表示される演出画像)、あるいは、ハズレであったことを慰めるような演出画像(リーチパターンを選択したか否かに関係なく表示される演出画像)が表示されるまでの繋ぎの画像などである。
しかも、遊技者が選択したリーチパターンの表示が終了してから変動終了後画像を残余時間に相当する期間表示することにより、遊技者がリーチパターンを選択したか否かによって大当り遊技の開始タイミングが異なるという事態をなくすことができるため、公平を保つことができる。
演出制御ROM23に記憶されている大当り第3変動パターンテーブル23j(図7)は、大当りが発生することになる特別図柄の変動が中断したときに遊技者が選択可能なリーチパターンが複数種類設定されたテーブルであり、選択スイッチA〜Cの各選択スイッチ毎に設けられている。
図10は、大当り第3変動パターンテーブルの構成を示す説明図であり、(a)は大当り第3変動パターンテーブル23j1の構成を示す説明図、(b)は大当り第3変動パターンテーブル23j2の構成を示す説明図、(c)は大当り第3変動パターンテーブル23j3の構成を示す説明図である。
たとえば、遊技者がリーチパターン選択期間(第1期間tb)に選択スイッチAを操作したとすると、そのリーチパターン選択期間内にいずれの選択スイッチを操作しなかったときに表示される予定であった本来のリーチパターンの第2期間teが30秒であった場合は、その第2期間30秒に対応付けられている大当りリーチ変動パターンA0が選択される。
たとえば、遊技者がリーチパターン選択期間(第1期間tb)に選択スイッチBを操作したとすると、そのリーチパターン選択期間内にいずれの選択スイッチを操作しなかったときに表示される予定であった本来のリーチパターンの第2期間teが40秒であった場合は、その第2期間40秒に対応付けられている大当りリーチ変動パターンB1が選択される。
たとえば、遊技者がリーチパターン選択期間(第1期間tb)に選択スイッチCを操作したとすると、そのリーチパターン選択期間内にいずれの選択スイッチを操作しなかったときに表示される予定であった本来のリーチパターンの第2期間teが50秒であった場合は、その第2期間50秒に対応付けられている大当りリーチ変動パターンC2が選択される。
演出制御ROM23に記憶されているハズレ第3変動パターンテーブル23k(図7)は、ハズレとなる特別図柄の変動が中断したときに遊技者が選択可能なリーチパターンが複数種類設定されたテーブルであり、選択スイッチA〜Cの各選択スイッチ毎に設けられている。
図11は、ハズレ第3変動パターンテーブルの構成を示す説明図であり、(a)はハズレ第3変動パターンテーブル23k1の構成を示す説明図、(b)はハズレ第3変動パターンテーブル23k2の構成を示す説明図、(c)はハズレ第3変動パターンテーブル23k3の構成を示す説明図である。
たとえば、遊技者がリーチパターン選択期間(第1期間tb)に選択スイッチAを操作したとすると、そのリーチパターン選択期間内にいずれの選択スイッチを操作しなかったときに表示される予定であった本来のリーチパターンの第2期間teが30秒であった場合は、その第2期間30秒に対応付けられているハズレリーチ変動パターンD0が選択される。
たとえば、遊技者がリーチパターン選択期間(第1期間tb)に選択スイッチBを操作したとすると、そのリーチパターン選択期間内にいずれの選択スイッチを操作しなかったときに表示される予定であった本来のリーチパターンの第2期間teが40秒であった場合は、その第2期間40秒に対応付けられているハズレリーチ変動パターンE1が選択される。
たとえば、遊技者がリーチパターン選択期間(第1期間tb)に選択スイッチCを操作したとすると、そのリーチパターン選択期間内にいずれの選択スイッチを操作しなかったときに表示される予定であった本来のリーチパターンの第2期間teが50秒であった場合は、その第2期間50秒に対応付けられているハズレリーチ変動パターンF2が選択される。
演出制御ROM23に記憶されている変動終了後画像テーブル23m(図7)は、演出制御CPU22が前述した変動終了後画像を選択するために用いるテーブルである。
図12は、変動終了後画像テーブル23mの説明図である。変動終了後画像テーブル23mは、残余時間と変動終了後画像とを対応付けて構成されている。この実施形態では、残余時間の0.5秒、1.0秒、・・、5.0秒と、動画G0、G1、・・、G9とを対応付けて構成されている。なお、変動終了後画像テーブル23mに記憶されている動画G0〜G9は、各動画を表示するための画像データが記憶された画像データROM54におけるアドレスである。
次に、図柄表示装置50に備えられた画像データROM54(図6)の記憶内容について図を参照して説明する。図13は、画像データROM54の主な記憶内容を示す説明図である。
次に、パチンコ機1における主な画像制御の流れについて図を参照して説明する。
(始動口処理)
主制御CPU12が実行する始動口処理の流れについて図を参照して説明する。図15は、主制御CPU12が実行する始動口処理の流れを示すフローチャートであり、図16は図15の続きを示すフローチャートである。
ここで、大当り抽選カウンタとは、連続した複数の異なる数値をカウントするカウンタであり、この実施形態では、0〜499の計500の数値を順にカウントするリングカウンタである。
次に、演出制御CPU22が実行する変動パターン抽選処理の流れについて、それを示す図17のフローチャートを参照して説明する。
次に、演出制御CPU22が実行する図柄制御1の流れについて、それを示す図18のフローチャートを参照して説明する。
次に、演出制御CPU22が実行する図柄制御2の流れについて、それを示す図19(a)のフローチャートを参照して説明する。
次に、演出制御CPU22が実行する図柄制御3の流れについて、それを示す図19(b)のフローチャートを参照して説明する。
(1)上述した実施形態のパチンコ機1を用いれば、第1期間(リーチパターン選択期間)tbが経過する前にリーチパターンを選択すると、直ぐにその選択したリーチパターンの表示が開始されるため、遊技のテンポの崩壊およびイライラ感が発生するおそれがない。
18・・大入賞口、22・・演出制御CPU、23・・演出制御ROM、
50・・図柄表示装置、54・・画像データROM、A,B,C・・選択スイッチ。
Claims (3)
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域に設けられた始動口と、
遊技球を前記遊技領域へ発射する発射装置と、
前記発射装置により発射され、前記始動口を通過した遊技球を検出する検出スイッチと、
前記検出スイッチがオンしたときに大当りかハズレかを判定する判定機能と、
前記判定機能による判定結果が大当りであった場合は複数の図柄を変動表示した後に大当り図柄を停止表示し、かつ、前記判定機能による判定結果がハズレであった場合は複数の図柄を変動表示した後にハズレ図柄を停止表示する図柄表示装置と、
前記図柄表示装置が前記大当り図柄を停止表示した場合に大入賞口を開閉する入賞装置と、を備えたパチンコ機において、
遊技者が図柄の変動パターンを選択するために操作する複数の選択スイッチと、
図柄の変動が途中で第1期間中断し、前記第1期間内に前記選択スイッチが操作されなかった場合に前記第1期間経過後に、中断していた図柄の変動の続きを第2期間表示する第1変動パターンを前記図柄表示装置に表示させるための第1画像データが記憶された第1記憶領域と、
図柄の変動が途中で中断しない第2変動パターンを前記図柄表示装置に表示させるための第2画像データが記憶された第2記憶領域と、
第3変動パターンを前記図柄表示装置に前記第2期間と同じ長さの期間表示させるための第3画像データが前記複数の選択スイッチと対応付けて複数種類記憶された第3記憶領域と、
前記選択スイッチを操作して複数種類の前記第3変動パターンの中から所望の第3変動パターンを選択する方法を説明する説明画像を前記第1期間において前記図柄表示装置に表示させるための第4画像データが記憶された第4記憶領域と、
前記選択スイッチが前記第1期間内に操作されたときに、その操作タイミングから前記第1期間が終了するまでに要する時間を残余時間とし、前記第3変動パターンの表示が終了したときから前記残余時間と同じ期間前記図柄表示装置に表示させるための画像を変動終了後画像とした場合に、前記変動終了後画像を前記図柄表示装置に表示させるための第5画像データが異なる残余時間毎に複数種類記憶された第5記憶領域と、を備えており、
前記判定機能による判定が行われた場合に前記第1または第2記憶領域から第1または第2画像データを読出して前記図柄表示装置に前記第1または第2変動パターンを表示させる第1表示処理と、
前記図柄表示装置が前記第1変動パターンを表示し、図柄の変動が途中で中断したときに前記第4記憶領域から前記第4画像データを読出して前記説明画像を前記図柄表示装置に表示させる第2表示処理と、
前記第1期間内に前記選択スイッチが操作されたときに、その操作された選択スイッチと対応付けられている第3画像データを前記第3記憶領域から読出し、その読出した第3画像データに対応する第3変動パターンを、前記選択スイッチが操作されなかったと仮定した場合に前記第1期間終了後に表示される予定であった第1変動パターンの続きの変動パターンに代えて、前記選択スイッチが操作されたときに前記図柄表示装置に表示させる第3表示処理と、
前記第1期間内に前記選択スイッチが操作されたときに前記残余時間を演算する演算処理と、
前記演算処理により演算された残余時間に対応付けられている第5画像データを前記第5記憶領域から読出し、その読出した第5画像データに対応する変動終了後画像を、前記図柄表示装置が前記第3変動パターンの表示を終了したときから前記残余時間と同じ期間前記図柄表示装置に表示させる第4表示処理と、を実行するCPUをさらに備えることを特徴とするパチンコ機。 - 前記図柄表示装置における複数の表示領域のうち1箇所の表示領域だけが図柄の変動表示を行っており、その1箇所以外の表示領域では大当り図柄が停止した表示状態のことをリーチと定義する場合に、前記第3変動パターンは、前記リーチを経て全表示領域で図柄が停止するリーチパターンであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
- 前記変動終了後画像は、その変動終了後画像が表示される直前に表示されていた第3変動パターンの終了後に表示された停止図柄が大当り図柄であった場合は大当りの発生を演出する演出画像であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ機。
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