JP2011104127A - 光干渉断層像の撮像方法および光干渉断層像の撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】眼の断層像を撮像する光干渉断層像の撮像方法であって、
前記眼の固視微動の変位量を検出するため、前記眼の連続した2次元画像を取得する2次元画像取得工程と、
前記2次元画像取得工程で取得された2次元画像を用いて検出された前記固視微動の変位量に基づいて、前記眼の固視微動のうちのフリック動作を検出するフリック動作検出工程と、
前記フリック動作検出工程でフリック動作の終了が検出された後に、前記眼の断層像の撮像を開始する断層像撮像工程と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
例えば、前眼部撮影機、眼底カメラ、共焦点レーザー走査検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope:SLO)等が使用されている。
中でも、光干渉断層撮像装置(Optical Coherence Tomography:OCT、以下OCT装置と記す。)は、被検査物の断層像を高解像度に得る装置であり、網膜の専門外来では必要不可欠な装置になりつつある。
そして、光源からの光はビームスプリッターなどの分割光路を介して測定光と参照光に分けられる。
一方の測定光は、測定光路を介して眼などの被検査物に照射し、その戻り光を検出光路を介して検出位置に導かれる。
ここで、戻り光とは、被検査物の光の照射方向に対する界面に関する情報等が含まれる反射光や散乱光のことである。
他方の参照光は、参照光路を介して参照ミラーなどで反射させ、検出位置に導かれる。この戻り光と参照光を干渉させ、前記干渉光を分光器などの光学素子を介してCCDラインセンサ、CMOSラインセンサなどの光電変換素子に導き、一括して波長スペクトルを電気信号として出力する。
この方式をスペクトラムドメイン(以下、SD)方式という。
しかし、被検査物を網膜等眼球の一部として画像情報を取得する場合、被検査者が眼球を無意識で運動させる固視微動により、眼球の画像情報を正確に取得することが困難であった。
このようなことから、特許文献1では、固視微動の影響を排除する眼球の結膜強膜撮像装置が提案されている。
しかしながら、眼底の3D画像を取得するためには、つぎに説明するように数百ms、即ち1秒間に2画像程度しか画像を取得することができない。
そのため、上記特許文献1の方式では、固視微動の画像への影響、特に眼の固視微動のうちで変位の最も大きいフリックの画像への影響を排除することが困難である。
図2は固視微動の様子を示す図である。図2(a)中201は、眼の網膜の中心の軌跡を表わしたものである。
最初にA点にいた網膜の中心は、固視微動により202、203、204で示されるような軌跡を描いてB点まで移動したことを表わしている。
通常、固視微動は、202に示すような低速で動くドリフトと、203に示すような細かいジグザグ動作を繰り返すトレモア、更には204に示すような瞬間的に移動するフリックの3つの動作の組み合わせによるものである。
図2(b)は、固視微動の特徴を説明するために、図2(a)で表わした網膜の中心点の動きを、横軸に時間、縦軸に網膜の中心位置のy方向(垂直方向)の加速度として表わしたものである。
固視微動により網膜は2次元方向、即ち水平・垂直方向に動作するが、ここでは説明を簡略化するために垂直方向の動作についてのみ説明する。
図2(b)中、212はドリフト動作をしている部分の加速度を表わし、213はトレモア動作をしている部分の加速度を表わし、214は、フリック動作をしている部分の加速度をそれぞれ表わしている。
図2(b)に示すように、ドリフト、トレモア動作に比較して、フリック動作は著しく急峻な動作である。
図2(c)は、固視微動の3つの動作の特徴を表わすものである。
ドリフトは、0.2〜1秒間の間に変位量が7〜17μmという小さな動作で、ほぼ常時発生している。
トレモアは、周期が30〜100Hz、即ち10〜33msに一度程度発生し、変位は0.3〜3.5μmという微小な揺れである。
フリックは、周期が0.2〜2Hz、即ち500ms〜5sに一度程度発生し、10〜30msの期間に、7〜52μm変位するという急峻な動作である。
ここでは、ガルバノミラーで眼底を2次元に走査する時間のうち、画像読み取りに無効となる割合が20%、ラインレート250kHzの高速ラインカメラを用いて分光器で分光された干渉光を光電変換すると仮定する。
この場合、3D画像を読み取るために必要となる時間Tは、
T=(6/(20*10-3))2/(250*103)/0.8=450ms
となる。
眼底の3D画像を前記条件で取得しようとする場合、固視微動のうちドリフト、トレモアは解像度と単位時間あたりの変位量を考えた場合、眼底の3D画像を取得する上ではあまり問題とならない。
しかしながら、3D画像を取得するために要する期間450msに、フリックが発生すると、短時間で眼の位置が著しく変位するため、読み取った画像の連続性が確保できず、正確な3D画像を取得することができなくなる。
したがって、上記した特許文献1による200フレーム/秒(以下fps)で撮像可能なカメラによる方式では、固視微動の画像への影響、特に眼の固視微動のうちで変位の最も大きいフリックの画像への影響を排除することが困難である。
本発明の光干渉断層像の撮像方法は、光源からの光を、測定光と参照光とに分割して測定光路と参照光路とに導き、該測定光路を介して被検査対象である眼に照射された該測定光による前記眼からの戻り光と、前記参照光路を経由した前記参照光とを光干渉させ、
該光干渉に基づく情報を用いて前記眼の断層像を撮像する光干渉断層像の撮像方法であって、
前記眼の固視微動の変位量を検出するため、前記眼の連続した2次元画像を取得する2次元画像取得工程と、
前記2次元画像取得工程で取得された2次元画像を用いて検出された前記固視微動の変位量に基づいて、前記眼の固視微動のうちのフリック動作を検出するフリック動作検出工程と、
前記フリック動作検出工程でフリック動作の終了が検出された後に、前記眼の断層像の撮像を開始する断層像撮像工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明の光干渉断層像の撮像装置は、
光源からの光を、測定光と参照光とに分割して測定光路と参照光路とに導き、該測定光路を介して被検査対象である眼に照射された該測定光による前記眼からの戻り光と、前記参照光路を経由した前記参照光とを光干渉させ、
該光干渉に基づく情報を用いて前記眼の断層像を撮像する光干渉断層像の撮像装置であって、
前記眼の連続した2次元画像を取得する2次元画像取得手段と、
前記連続して取得された2次元画像から、前記眼の固視微動のうちのフリック動作を検出するフリック動作検出手段と、
前記フリック動作を検出する手段による、該フリック動作の終了の検知によって、前記眼の断層像の撮像を開始することが可能に構成されている制御手段と、を有することを特徴とする。
実施例1として、図1を用いて本発明の光干渉断層像の撮像装置を適用した眼科用のOCT装置の構成例であるSD−OCT装置について説明する。
図1は、本実施例のSD−OCT装置の構成を説明するブロック図である。
図1において、光源101から出射した光はビームスプリッタ102によって参照光112と測定光111とに分割される。
測定光111は、測定光路を介して被検査対象である眼105に導かれ、反射や散乱により戻り光113となって戻された後、ビームスプリッタ102によって、参照光路を経由した参照光112と合波され、干渉光114となる。
干渉光114は回折格子107により分光され、レンズ108によりラインセンサ109上に結像される。
ここでは、CCDラインセンサを用いるが、CMOSラインセンサでも問題はない。
ラインセンサ109で光電変換された画像情報(光干渉断層情報)は、画像情報処理部110において、A/D変換される。デジタル化された画像情報はフーリエ変換されることにより、眼105の断層像を得ることができる。
光源101は代表的な低コヒーレント光源であるSLD(Super Luminescent Diode)である。波長は840nm、バンド幅50nmである。
ここで、バンド幅は、得られる断層像の光軸方向の分解能に影響するため、重要なパラメーターである。また、光源の種類は、ここではSLDを選択したが、低コヒーレント光が出射できればよく、ASE(Amplified Spontaneous Emission)等も用いることができる。また、波長は眼を測定することを鑑みると、近赤外光が適する。さらに波長は、得られる断層像の横方向の分解能に影響するため、なるべく短波長であることが望ましく、ここでは840nmとする。
被検査対象の測定部位によっては、他の波長を選んでももちろん良い。
ビームスプリッタ102によって分割された参照光112は、ミラー106により反射され、ビームスプリッタ102に戻る。
この光路長は測定光111と同じ長さにすることにより、参照光と測定光を干渉させることができる。
ビームスプリッタ102によって分割された測定光111は、XYスキャナ103のミラーに入射される。
ここでは、図を簡略化するため、XYスキャナ103は一つのミラーとして記した。
しかし、実際にはXスキャン用ミラーとYスキャン用ミラーとの2枚のミラーが近接して配置され、レンズ104を介して眼105の網膜上を光軸に垂直な二次元方向にラスタースキャンするものである。
また、XYスキャナ103は、後述するコントローラ116から出力される起動信号117に従って、スキャン動作を開始する。レンズ104は網膜上に測定光111を集光するものである。
図中301は、網膜の画像を読み取るために所定の速度で平行に測定光111が走査している様子を示している。
このようなスキャン走査により網膜を一面で切り取るように走査して取得できた平面画像を、一般的にBスキャン画像と呼ぶ。
また、図中302は、XYスキャナ103を高速で駆動し、次のBスキャン画像を読み取るために、測定光111の照射位置を移動させている様子を示している。
網膜の3D画像を読み取るためには、前記301、302で表わされる走査を繰り返し行うこととなる。
また、測定光111の中心はXYスキャナ103のミラーの回転中心と一致するように調整されている。
これらの光学系により、測定光111は眼105に入射すると、眼105の網膜からの反射や散乱により戻り光113となる。
図示しない赤外光源から照射される光線で照射された網膜の反射光は、スキャナ118で反射されラインカメラ115に導かれ、ライン毎に読み取られる。スキャナ118を、ラインカメラ115のライン方向に対して平行な軸を中心として回転させることにより、網膜の2次元画像を読み取ることが可能となる。
コントローラ116では、ライン毎の画像をつなぎ合わせ、一枚の2次元画像を生成する。2次元画像が生成されるたびに、スキャナ118を繰り返し走査し続けることにより、連続した網膜の2次元画像を取得することが可能となる。
更に、コントローラ116では、網膜の2次元画像から公知である方法により特徴点を抽出し、連続して生成される網膜の2次元画像の特徴点の変位より、固視微動による眼の変位量を検出する。
すなわち、このコントローラ116による上記眼の変位量の検出によって、前記眼の固視微動のうちのフリック動作を検出するフリック動作検出手段が構成されている。
図4(a)は、網膜の2次元画像全体の様子である。図中401は、網膜の映像で、402は視神経乳頭、403は網膜上の血管である。404はコントローラ116で抽出した特徴領域である。
図4(b)、(c)、(d)は、連続して取得した網膜の特徴領域404の血管の様子を示したものである。
コントローラ116では、図4(b)、(c)、(d)の丸で囲んだ血管の分岐点を特徴点として選択し、その座標の変化から固視微動による眼の変位を検出する。
図4(b)、(c)、(d)では特徴点の位置は、左上から右下に変位している。
即ち眼が左斜め上方向に動いていることを表している。網膜の2次元画像を読み取るのは、固視微動の変位量を検出することが目的であるため、網膜全体を読み取る必要は無く、2次元画像の更新レートを鑑み、読み取り領域を規定すれば良い。
ここでは、ラインレートが100kHzのラインカメラを用い、解像度10×10μm、1024×1024画素の領域を、約10ms毎に読み取ることとする。
上記各ユニット等の動作はコントローラ116内に内蔵された不図示のCPU(制御手段)で制御されている。
すなわち、このCPU(制御手段)による制御によって、上記コントローラ(フリック動作検出手段)116で、該フリック動作の終了の検知された後に、眼の断層像の撮像を開始することが可能に構成されている。
まず、2次元画像取得工程において、コントローラからの命令に従い、網膜の2次元画像をスキャナ118及びラインカメラ115を用いて読み取る(ステップ501、以下S501)。
次に、フリック動作検出工程において、コントローラ116により、網膜の特徴点を抽出し、一枚前の網膜画像の特徴点と比較し、特徴点の変位が所定値以上か、所定値より小さいかを判断する(S502)。
ここで、所定値とは、固視微動のうちフリックをその他のドリフト、トレモアと区別するための値である。
ここでは、網膜の2次元画像の更新レート10msと、図2(c)に示された固視微動の特徴から5μmとする。
また、n=0の時、即ち網膜画像読み取り開始時には、1フレーム前の画像が存在しないため、特徴点の変位量は所定値より小さいと判断する。
そして、網膜の変位が所定値以上、即ちフリックが発生したと判断できるまで、網膜の2次元画像の取り込みを続ける(S501〜503)。
次に、S502で網膜の変位が所定値以上、即ちフリックが発生したと判断された場合には、次の網膜の2次元画像を読み取り(S504,505)、網膜の特徴点の変位が所定値以上か所定値より小さいかを判断する(S506)。
次に、S506で網膜の変位が所定値以上、即ちまだフリックの最中であると判断された場合には、次の網膜の2次元画像を取り込み、網膜の変位が所定より小さくなる、即ち、フリックが終了したと判断できるまで、網膜の2次元画像の取り込みを続ける(S504〜506)。
次に、断層像撮像工程において、S506で網膜の変位が所定値、ここでは固視微動の特徴から5μm、よりも小さい場合、即ちフリックが終了したと判断された場合には、コントローラ116より起動信号117をXYスキャナ103に対して出力する。
そして、眼底の3D画像の撮像を開始し(S507)、眼底の3D画像が撮像し終わった段階で動作を終了させる(S508)。
また、上記実施例では、眼の変位を検出する手段としてラインカメラ115とスキャナ118を用いたが、スキャナ118を2次元的に走査すれば、ラインカメラ115、即ちラインセンサの代わりに光電変換素子で代用することも可能である。更には、2次元画像が直接読み取れるエリアセンサを用いることも可能である。
実施例2として、実施例1とは異なり、眼底の3D画像撮像中も固視微動の様子の測定を継続して行う構成例について説明する。
実施例1では、フリック終了後に眼底の3D画像の撮像を開始すると、眼の固視微動の様子を測定せずにそのまま眼底の画像を所定の領域全て撮像する方法について説明した。
しかしながら、眼底の3D画像の撮像と、固視微動の様子の測定は独立して行うことが可能であるため、本実施例のように眼底の3D画像撮像中も固視微動の様子の測定を続ける方法も有効である。
具体的には、3D画像の撮像を開始(S507)から3D画像の撮像終了(S508)までの間も、コントローラ116はラインカメラ115、スキャナ118を動作し続け、フリックが発生していないかを検出し続けるのである。
ここでは、3D画像撮像中に画像に著しい影響を与える眼の動きがあるか否か判定するだけでよいので、図5のS507からS508の動作の間に、S501〜S503の動作を繰り返し行えば良い。
仮に、眼底の3D画像撮像中に、画像に著しい影響を与える眼の動きが発生した場合には、3D画像の撮像を中止する、測定者に対して警告を出す、更には眼底の3D画像の撮像を最初からやり直す等の処理を行えばよい。
また、3D画像撮像中の網膜の変位を検知するための閾値は、撮像前の閾値である5μmと違う値を用いてもかまわない。
102:ビームスプリッタ
103:XYスキャナ
104:レンズ
105:被検査対象である眼
106:ミラー
107:回折格子
108:レンズ
109:ラインセンサ
110:画像情報処理部
111:測定光
112:参照光
113:戻り光
114:干渉光
115:ラインカメラ
116:コントローラ
117:起動信号
118:スキャナ
Claims (4)
- 光源からの光を、測定光と参照光とに分割して測定光路と参照光路とに導き、該測定光路を介して被検査対象である眼に照射された該測定光による前記眼からの戻り光と、前記参照光路を経由した前記参照光とを光干渉させ、
該光干渉に基づく情報を用いて前記眼の断層像を撮像する光干渉断層像の撮像方法であって、
前記眼の固視微動の変位量を検出するため、前記眼の連続した2次元画像を取得する2次元画像取得工程と、
前記2次元画像取得工程で取得された2次元画像を用いて検出された前記固視微動の変位量に基づいて、前記眼の固視微動のうちのフリック動作を検出するフリック動作検出工程と、
前記フリック動作検出工程でフリック動作の終了が検出された後に、前記眼の断層像の撮像を開始する断層像撮像工程と、
を有することを特徴とする光干渉断層像の撮像方法。 - 前記フリック動作検出工程での該フリック動作の検出は、
前記連続して取得された2次元画像の比較により検出された前記固視微動の変位量が、所定値以上であるか否かによって行われることを特徴とする請求項1に記載の光干渉断層像の撮像方法。 - 前記フリック動作検出工程でのフリック動作の検出が、前記断層像撮像工程での断層像の撮像中においても継続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光干渉断層像の撮像方法。
- 光源からの光を、測定光と参照光とに分割して測定光路と参照光路とに導き、該測定光路を介して被検査対象である眼に照射された該測定光による前記眼からの戻り光と、前記参照光路を経由した前記参照光とを光干渉させ、
該光干渉に基づく情報を用いて前記眼の断層像を撮像する光干渉断層像の撮像装置であって、
前記眼の連続した2次元画像を取得する2次元画像取得手段と、
前記連続して取得された2次元画像から、前記眼の固視微動のうちのフリック動作を検出するフリック動作検出手段と、
前記フリック動作を検出する手段による、該フリック動作の終了の検知によって、前記眼の断層像の撮像を開始することが可能に構成されている制御手段と、
を有することを特徴とする光干渉断層像の撮像装置。
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