JP2011104106A - 電気機械変換装置の制御装置と制御方法、及び測定システム - Google Patents

電気機械変換装置の制御装置と制御方法、及び測定システム Download PDF

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Abstract

【課題】 光の減衰に伴って発生する音響波の大きさが低下してしまい、音響波を受信する電気機械変換装置から所望の大きさの出力が得られない場合がある。
【解決手段】 本発明の電気機械変換装置を制御する制御装置は、電気機械変換装置の第1の電極から出力される電流を電圧に変換する変換手段と、第1の電極と間隙を挟んで設けられた第2の電極に直流電圧を印加する直流電圧印加手段と、光が被検体に照射された時点からの経過時間情報に基づいて、前記直流電圧、又は、前記電流を電圧に変換する際の変換比率、のうち少なくとも一方を変化させる制御信号を生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は電気機械変換装置の駆動を制御する制御装置と制御方法、及び測定システムに関する。特に、光音響効果により発生する音響波を受信する容量型の電気機械変換装置の制御装置と制御方法、及びその電気機械変換装置を有する測定システムに関する。
被検体に光を照射して、光音響効果により被検体中の測定対象から音響波(典型的には超音波)を発生させ、発生した音響波を電気機械変換装置を用いて受信する測定システムがある。また、電気機械変換装置の一形態に、音響波の受信帯域が広いという特長を持った、容量型の電気機械変換装置であるCMUT(Capacitive Micromachined Ultrasonic Transducer)がある。CMUTは、半導体プロセスを応用したMEMSプロセスを用いて作製される。
特許文献1には、光音響効果を用いた測定装置に用いる電気機械変換装置にCMUTを用いる方法が提案されている。
米国特許出願公開第2007/0287912号明細書
光音響効果を用いた測定システムでは、光音響効果により被検体から音響波を発生させるために、光源を所定のパルス幅で周期的に発光させて、被検体に光を照射させる。しかし、生体などの被検体を測定する場合は、照射された光は、被検体内を進む距離に応じて指数関数的に減衰する。そのため、被検体内において測定対象(例えば腫瘍)が存在する深さにより、発生する音響波の大きさ(音圧)が変わってしまう。音圧が小さい場合には、電気機械変換装置に届く音圧が、電気機械変換装置が元々有している受信感度(受信可能な最小音圧)以下となってしまう場合がある。これを避けるために、常に高い受信感度を得られるように設定することも考えられるが、そうすると、音圧が大きい時の信号が飽和してしまい、検出した信号を取り出すことができなくなる。そこで本発明は、被検体内での光減衰の影響を考慮した容量型電気機械変換装置の制御装置及び、制御方法を提供することを目的とする。
本発明の制御装置は、第1の電極と、前記第1の電極との間に間隙を挟んで設けられた第2の電極と、を有し、被検体に照射された光により発生する音響波を、前記第2の電極に直流電圧を印加している状態で受信することにより、前記第1の電極から電流を出力する素子を備えた電気機械変換装置を制御する制御装置であって、前記第1の電極から出力される電流を電圧に変換する変換手段と、前記第2の電極に直流電圧を印加する直流電圧印加手段と、前記光が前記被検体に照射された時点からの経過時間情報に基づいて、前記直流電圧、又は、前記電流を電圧に変換する際の変換比率、のうち少なくとも一方を変化させる制御信号を生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の制御方法は、第1の電極と、前記第1の電極との間に間隙を挟んで設けられた第2の電極と、を有し、光が被検体に照射されることにより発生する音響波を受信する素子を備える電気機械変換装置を制御する制御方法であって、前記第1の電極から出力される電流を電圧に変換するステップと、前記第2の電極に直流電圧を印加するステップと、を有し、前記光が前記被検体に照射された時点からの経過時間情報に基づいて、前記直流電圧、又は、前記電流を前記電圧に変換する際の変換比率のうち少なくとも一方を変化させるステップと、を有することを特徴とする。
被検体内での光の減衰の影響を考慮して容量型の電気機械変換装置を制御するため、前記電気機械変換装置の出力低下の影響を低減することができる。
第1の実施形態に係る測定システムを説明する模式図である。 光の発生と減衰に関して説明する模式図である。 本発明の適用できる電気機械変換装置を説明する模式図である。 変換係数の求め方を説明するための模式図である。 変換係数の求め方を説明するための模式図である。 基準信号発生体を設けた場合の測定システムの模式図である。 第2の実施形態に係る測定システムを説明する模式図である。
光の減衰による電気機械変換装置の出力の低下の影響に対処するために、本発明では、以下の2つの方法のうち、少なくとも一方を用いる。1つ目は、光の減衰に対応して必要とする音響波の受信感度を上げて電気機械変換装置からの出力自体を大きくする。第1の実施形態ではこの形態について説明する。2つ目は、電気機械変換装置からの出力自体は調整せず、光の減衰に対応して、電気機械変換装置から出力された電流を電圧に変換する際の変換比率を上げる。この形態については、第2の実施形態で説明する。このように、どちらの形態であっても、最終的に、画像データを生成するための外部装置に出力される信号が、光の減衰に対応して小さくなる影響を低減できる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。なお、本発明において、音響波とは、音波、超音波、光音響波と呼ばれるものを含み、被検体に近赤外線等の光(電磁波)を照射して被検体内部で発生する弾性波のことを示す。
(第1の実施形態)
本実施形態は、被検体に光を照射した時点からの経過時間に基づいて、容量型の電気機械変換装置に印加する駆動電圧(直流電圧)を変え、受信感度を変化させることを特徴とする。
図1に本実施形態に適用できる電気機械変換装置の制御装置を含んだ測定システムの模式図を示す。光音響効果を利用した本測定システムは、発光指示信号201に基づいて光源111から光202(パルス光)を発生させることにより、被検体112に光202を照射する。被検体112内では光202の照射により測定対象(音響波発生源)から音響波が発生し、この音響波を音響波受信器である電気機械変換装置101で受信する。電気機械変換装置101は受信した音響波による振動を電気信号(電流)204に変換し、電流電圧変換手段102に出力する。電流電圧変換手段102は入力された電流204を電圧205に変換し、画像データの生成等を行うための外部装置(不図示)の入力部(例えばAD変換や整相加算処理)に出力する。電流電圧変換手段は、一例としてトランスインピーダンス回路を用いることができる。一方、経過時間情報生成手段103は、発光指示信号201が持つON信号(例えばパルスの幅中央の時間を基準)からの経過時間の情報を、経過時間情報206として生成し、制御信号生成手段104に出力する。制御信号生成手段104は、経過時間情報206を元にして制御信号207を生成し、電気機械変換装置101に駆動電圧(直流電圧)を印加する直流電圧印加手段105に出力する。本実施形態の電気機械変換装置101を制御する制御装置は、少なくとも制御信号生成手段104と、直流電圧印加手段105と電流電圧変換手段102とを有する。経過時間情報生成手段103は、制御装置に組み込まれていてもよく、制御装置とは別の装置(光源111の駆動制御装置等)に組み込まれていてもよい。ここで、電流電圧変換手段102、経過時間情報生成手段103、制御信号生成手段104、直流電圧印加手段105は、PCや組込み用のCPU、FPGA、アナログ回路などを用いて構成することができる。これらは、専用の制御ICチップに集積することにより、電気機械変換装置101に近接して配置することや、一体化して配置することが出来る。
次に、本発明で着目した光202の発生と減衰に関して図2を用いて説明する。図2において、図2(a)の横軸は時間、縦軸は光源111を駆動する駆動信号の大きさであり、図2(b)の横軸は時間、縦軸は光源111から発生する光の強さである。また、図2(c)の横軸は被検体内を光が進んだ距離x1、縦軸は光の強さであり、図2(d)の横軸は時間、縦軸は電気機械変換装置103からの距離x2である。
発光指示信号201は、図2(a)に示すように周期的なパルス信号であり、発光指示信号201がONの時に光源から光が発生する。光源111は、発光指示信号201を受け、周期的に発光を行う(図2(b)参照)。光源111で発生した光202は、被検体112に照射される。ここで、図2(c)に示すように、被検体112に照射された光は被検体内を進む距離に応じて指数関数的に光の強さが減衰してしまう。本発明では、光が被検体内を進んだ距離x1と、光の強さとの関係を光の減衰関係と呼ぶ。ただし、光は極めて高速に進むため、光源での光の発生と同時に、被検体のどの位置にも光が到達しているとみなすことができる。
一方、光202により発生した音響波は被検体内を一定の速度で進むため、電気機械変換装置101から音響波発生源までの距離x2に応じて、音響波が電気機械変換装置101に到達する時間は変わってくる(図2(d)参照)。そのため、光源111が光を発生した時点(光が被検体に照射された時点と同じ時刻)からの経過時間tにより、電気機械変換装置101からどれだけ離れた位置で発生した音響波かを見分けることができる。つまり、光を照射した時刻からの経過時間t、電気機械変換装置101の位置、光202の照射位置、被検体112の位置等の関係から被検体112内での音響波発生源の位置が把握できる。そして、この音響波発生源の位置と光の減衰関係から、経過時間tに到達する音響波が、どのくらいの大きさの光を受けて音響波を発生したのかという「光照射からの経過時間と光の減衰との関係」を導き出すことができる。これにより、経過時間tの時に、どのくらいの大きさの音響波(すなわち音圧)が電気機械変換装置101に到達するのか、つまり、どのくらいの大きさの音響波を受信することが必要なのか、を把握できる。本実施形態では、光の減衰に対応して必要とする電気機械変換装置101からの出力自体を大きくして音響波の受信感度を上げる。
ここで、本発明に適用できる電気機械変換装置101について図3を用いて説明する。図3は電気機械変換装置101の断面及び、直流電圧印加手段105及び電流電圧変換手段102の模式図である。容量型の電気機械変換装置101は、基板506上に下部電極505が形成され、下部電極505と間隙504(通常数10nm〜900nm)を挟んで上部電極502が配置されている。本実施形態では、振動膜501上に上部電極502が形成され、その振動膜501は、基板506上に形成された支持部503により支持されている。本発明においては、このように振動膜501と間隙504を挟んで対向した2つの電極を1組として、振動する最小単位をセルと呼ぶ。また、複数のセルが並列に電気的に接続された構成を素子と呼ぶ。図3では、2つのセルで1つの素子を形成しているが、本発明はこれに限られるものではなく、1つのセルで1つの素子を形成してもよく、複数のセルを2次元アレイ状に接続しても良い。また素子も任意の数だけ設ければよく、2次元アレイ状に配置しても良い。電気機械変換装置であるCMUTは、通常、100〜3000個程度のセルを1素子(1画素)として、200〜4000程度の素子が2次元配列しており、CMUT自体は1〜10cm程度のサイズである。
本発明に用いられる上部電極としては、Al、Cr、Ti、Au、Pt、Cu、Ag、W、Mo、Ta、Niから選択される金属、AlSi、AlCu、AlTi、MoW、AlCrから選択される合金のうち少なくとも1種を選んで用いることができる。また、上部電極は振動膜の上面、裏面、内部のうち少なくとも一ヶ所に設けるか、もしくは振動膜を導電体又は半導体で形成する場合は振動膜自体が上部電極を兼ねる構造にすることも可能である。また、本発明に用いられる下部電極としては、上部電極と同様の金属を用いることができる。基板がシリコン等の半導体基板を用いている場合、基板が下部電極を兼ねてもよい。
図3では、上部電極502は電気機械変換装置101内で全て電気的に接続され、複数の上部電極502には、直流電圧印加手段105が接続されている。直流電圧印加手段105は、下部電極505との間に所望の電位差が発生するように、所定の直流電圧を上部電極502に一様に印加する。そして、振動膜501に音響波が入力されると、振動膜501が音響波の大きさに対応して、振動する。下部電極505には、振動膜501の振動により静電誘導が起こり、微小電流が発生する。下部電極505に素子毎に接続されている電流電圧変換手段102により、その電流値を電圧値に変換して取得することで、音響波の受信信号を電圧値として素子毎に取り出すことができる。本発明においては、電流電圧変換手段102が接続される電極を第1の電極とし、直流電圧印加手段105が接続される電極を第2の電極とする。つまり、図3では、下部電極505が第1の電極、上部電極502が第2の電極であるが、電流電圧変換手段102を上部電極502に繋いで第1の電極とし、直流電圧印加手段105を下部電極505に繋いで第2の電極としても良い。
次に、光の減衰に対応して必要とする音響波の受信感度を上げる原理を説明する。容量型の電気機械変換装置を駆動させる時には、第1と第2の電極間(上下電極間)には所定の電位差が印加され、電極間に発生する静電引力により、振動膜501は基板506側に撓んだ状態になる。音響波を受信する場合には、発生する微小電流の大きさは、電極間の距離に反比例し、電極間の電位差に比例する。そのため、電極間の電位差により、振動膜501が音響波を受信した時に発生する電流が変化する。具体的には、電極間の電位差を大きくすれば、静電引力が大きくなり、振動膜501の撓みが大きくなり、電極間の距離が狭くなる。同じ大きさの音響波を受信した際の同じ振動において、電極間の距離が狭くなるほど、発生する電流は大きくなり、加えて電極間の電位差も大きいので、発生する電流は更に大きくなる。逆に、電極間の電位差を小さくすれば、静電引力が小さくなり、振動膜501の撓みが小さくなり、電極間の距離が広くなる。電極間の距離が広くなるほど、同じ大きさの音響波を受信した際の同じ振動において、発生する電流は小さくなり、加えて電極間の電位差も小さいので、発生する電流は更に小さくなる。
本実施形態では、制御信号生成手段104が生成する制御信号207が直流電圧印加手段105に出力される構成となっている。直流電圧印加手段105では、入力された制御信号207に対応するように、上部電極502に印加する直流電圧を変化させる。これにより、上下電極間の電位差を変化させ、光の減衰(光の照射時点からの経過時間)に対応して必要とする音響波の受信感度を変化させることができる。これは、言い換えると、受信した音響波による機械的な振動を電流に変換する比(変換係数)を変化させることを意味する。つまり、制御信号生成手段104は、光の照射時点からの経過時間tに基づいてこの変換係数を求め、この変換係数に対応する制御信号207を生成し、直流電圧印加手段105に出力する。これにより、光減衰に伴って生じる電気機械変換装置101から出力電流の低下の影響が低減され、最終的に、画像データを生成するための外部装置に出力される信号(図1の電流電圧変換手段102から出力される電圧205)も、調整される。
(変換係数の求め方)
次に、受信した音響波による機械的な振動を電流に変換する比である変換係数について説明する。変換係数は、光202の照射方向と電気機械変換装置101との位置関係によって求め方が異なる。まずは、図4を用いて、光202の照射方向と電気機械変換装置101の受信面が対抗する場合について説明する。
図4において、光源111は、被検体112に向かって垂直に、光202を照射する。電気機械変換装置101は、被検体112を挟んで、光源111と対向する位置に配置されている。ここでは、被検体112の厚さTは一定とし、電気機械変換装置101は被検体112と間隔がない状態で配置されているとして説明を行う。また、光源111から被検体112までの間では、光202の減衰はないものとする。
光源111から発生し、被検体に照射された光202は、被検体112の深さ方向に進むに従って、指数関数的に光の強さが減衰しながら進む。つまり、被検体112内では、光源111に近い方が強い光が当たり、遠い方に行くほど光が減衰して弱い光が当たることになる。被検体112の光の照射面から深さdの位置に音響波発生源が存在する場合、音響波発生源に照射される光の強さφは、以下の式で表すことができる。
φ=A×exp(−μeff×d) ・・・式(1)
式(1)において、Aは光の強さで決まる係数、μeffは被検体112の特性により決まる係数である。ここで、光は非常に速いスピードで被検体112内を進むので、光源111が発光したのと同じタイミングで、被検体112内のどの位置にも光が到着しているとみなすことができる。音響波発生源の物質が同じ性質・大きさのものである場合、照射された光の強さに対応して、光音響効果により発生する音響波の大きさが決まる。つまり、被検体112内では、光源111に近い方から強い音響波が発生し、遠い方に行くほど弱い音響波が発生することになる。つまり、被検体112内の音響波発生源の存在する位置によって、必要な受信感度が大幅に異なる。
光の強さφをある構造の物質(音響波発生源)に照射した時に発生する音響波の大きさをPとすると、以下の式で表すことができる。
P=B×φ=B’×exp(−μeff×d) ・・・式(2)
ここで、Bとμeffは、音響波発生源により決まる係数である。一方、光音響効果により発生した音響波は、被検体112内部を電気機械変換装置101方向に伝播して、電気機械変換装置101で受信される。音響波が被検体112中を進む速度は光に比べて遅いため、電気機械変換装置101では、電気機械変換装置101に近い方(光源111から遠い方)が先に受信され、電気機械変換装置101から遠い方(光源111に近い方)が後に受信されることになる。
ここで、電気機械変換装置101から音響波発生源までの距離をx、音響波が被検体112中を進む速度をvとすると、音響波が電気機械変換装置101に到達するまでの時間tは、以下の式で表すことができる。
t=x/v ・・・式(3)
これらのことから、図4の構成では、電気機械変換装置101の近くで、弱い光により発生した弱い音響波が先に受信され、電気機械変換装置101に対して遠い位置で、強い光により発生した強い音響波が後に受信されることが分かる。よって、このような形態では、光源111が発光した直後は、変換係数を大きくして(受信感度を上げて)おき、時間の経過に従って、変換係数を小さくする(受信感度を下げる)ことが特徴である。
また、被検体112上の光の照射面から音響波発生源までの深さdは、電気機械変換装置からの距離xと、被検体112の厚さTを用いて、以下の式で表すことができる。
d=T−x ・・・式(4)
式(4)に、式(3)を代入すると、以下の式に変形することができる。
d=T−v×t ・・・式(5)
被検体112上の光の照射面から深さdの距離にある音響波発生源で発生する音響波の大きさをP’とすると、P’はP(光が減衰していない時に発生する音響波の大きさ)を用いて、以下の式で表すことができる。
P’=C×P/x ・・・式(6)
Cは、被検体112により決まる係数である。式(6)に、式(2)と式(5)を代入すると、以下の式を得ることができる。
Figure 2011104106
Dは、光源の光量と、被検体での光音響効果により決まる係数である。よって、変換係数をKとすると、Kは経過時間tを用いて、以下の式で表すことができる。
Figure 2011104106
よって、図4のように、光202の照射方向と電気機械変換装置101の受信面が対向する場合、式(8)に示される変換係数に基づいて制御信号207を生成する。
次に、図5に示すように、光202の照射方向と電気機械変換装置101の受信面が対向しておらず、被検体112上の光の照射面と音響波の受信面を被検体の同じ側面に配置した場合について説明する。
図5において、光202は、被検体112に対して所定の角度で照射するか、もしくは、電気機械変換装置中の光導波路を介して照射することにより、光を照射する面と音響波の受信面を被検体の同じ側面に配置する。このような構成では、電気機械変換装置101の近くで、強い光により発生した強い音響波が先に受信され、電気機械変換装置101に対して遠い位置で、弱い光により発生した弱い音響波が後に受信される。よって、本実施形態では、光源111が発光した直後は、変換係数を小さくして(受信感度を下げて)おき、時間の経過に従って、変換係数を大きくする(受信感度を上げる)ことが特徴である。
電気機械変換装置101と、光源111は、同じ側の面に配置されているので、被検体112の光照射面から音響波発生源までの深さdと、音響波発生源から電気機械変換装置までの距離xは、同一の数値とすることができる。
d=x ・・・式(9)
式(9)より、式(3)と式(6)は、以下の式に書き換えることができる。
t=d/v ・・・式(3’)
P’=C×P/d ・・・式(6’)
式(2)と式(3’)、式(6’)により、被検体112の光の照射面から深さdの距離にある音響波発生源で発生する音響波の大きさP’は、以下の式で表すことができる。
Figure 2011104106
つまり、本実施形態での変換係数Kは、経過時間tを用いて、以下の式で表すことができる。
Figure 2011104106
よって、図5のように、光を照射する被検体上の面と音響波の受信面を被検体の同じ側面に配置した場合、式(11)に示される変換係数Kに基づいて制御信号を生成することができる。
さらに、光202を被検体の両側から照射した場合(不図示)も変換係数Kを求めることができる。この場合、Kは以下の式(12)で表すことができる。
Figure 2011104106
D1、D2は、光源の光量と、被検体での光音響効果により決まる係数である。
以上、説明したように、光202を被検体112に照射する面及び電気機械変換装置101の配置位置を変えても、被検体112に光を照射した時点からの経過時間tに基づいて、制御信号生成手段104は変換係数(本実施形態においては、受信した音響波による機械的な振動を電流に変換する比)を求めることができる。そして、この変換係数に対応する制御信号207を生成し、直流電圧印加手段105に出力する。直流電圧印加手段105では、入力された制御信号207に対応するように、上部電極502に印加する直流電圧を変化させる。これにより、上下電極間の電位差を変化させ、光の減衰(光の照射時点からの経過時間)に対応して必要とする音響波の受信感度を変化させることができる。よって、最終的に、画像データを生成するための外部装置に出力される信号205(図1の電流電圧変換手段102から出力される電圧)が、光の減衰に伴って低下する影響を低減できる。
(経過時間情報の取得)
今までの説明においては、図1に示すように、経過時間情報生成手段103は、光源に光の発生を指示する信号である発光指示信号201が持つON信号(パルスの幅中央の時間を基準)から、経過時間情報206を取得していた。しかしながら、図6に示すように、電気機械変換装置101と被検体112との間に、光202により所望の音響波401を発生させる基準信号発生体301を設け、電気機械変換装置101でその音響波401を受信した時間から経過時間情報206を取得してもよい。つまり、基準信号発生体301で発生した音響波401から、経過時間情報206を生成するための基準信号402を生成する。
図6において、基準信号発生体301は、電気機械変換装置101と被検体112との間に配置されている。具体的には、被検体112の表面や、被検体の一部の形状を一定に保つためのプレート等、電気機械変換装置101が配置された面側の被検体112の表面近傍に設けると良い。よって、基準信号発生体301で発生した音響波401は、被検体112で発生する音響波203に先んじ、電気機械変換装置101に到達する。基準信号判定手段302では、基準信号発生体301で発生した音響波401が電気機械変換装置101に到達したことを判定し、経過時間情報生成手段103に基準信号402を出力する。経過時間情報生成手段103では、基準信号402に基づいて、経過時間情報206を生成する。
ここで、基準信号判定手段302での判定について説明する。まず、光源111の前回の発光から十分時間が経ち、被検体112で発生した音響波203がすべて電気機械変換装置101に到達した後の状態を考える。光源111に発光指示信号201が入力されると、光源111より少しの時間遅れ(遅延)があってから光202が出力される。これは、発光指示信号201に対して、光源111が光202を生成するのに、若干の時間が必要になることに由来する。光の速度は非常に速いため、出力された光202は、一瞬で基準信号発生体301や被検体112に照射されるとみなすことができる。
光202により発生した音響波は、電気機械変換装置101に近い位置で発生したものから受信される。直流電圧印加手段105は、音響波の受信状態と非受信状態を切り替えるスイッチを有しており、基準信号発生体301で発生した音響波401を受信した時には、スイッチが音響波受信状態に切り替わり、音響波401に応じた電流204を出力する。この後は、音響波発生源の位置に応じて、順次、受信した音響波に対応する電流204が出力される手順となる。ここで、基準信号判定手段302では、非受信状態から受信状態に切り替わったことで、基準信号発生体301で発生した音響波401が到達したことを判定し、基準信号402を出力する。これにより、光源111の発光などにより発生するノイズの影響で直流電圧印加手段105が異常動作をすることを防ぐことが出来る。
基準信号発生体301で発生した音響波401を、経過時間情報生成手段103の基準信号402に用いることにより、光源111の発光までの遅延や、光源111と被検体112、電気機械変換装置101との配置のズレによる音響波の到達時間のズレを補正することができる。
(第2の実施形態)
次に、図7を用いて、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、光の減衰に対応して電気機械変換装置101に印加する駆動電圧(直流電圧)を上げることにより受信感度を上げ、電気機械変換装置101が出力する電流204自体を大きくする。つまり、第1の実施形態では、光が被検体に照射されてからの経過時間に基づいて電気機械変換装置101で受信した音響波による振動を電流に変換する変換係数を変化させる。しかしながら第2の実施形態では、電気機械変換装置自体の感度は変化させず、光の減衰に対応して電気機械変換装置101が出力する電流204が小さくなっても、電流電圧変換手段102で電流から電圧に変換する比率を上げる。つまり、本実施形態は、光照射からの経過時間に基づいて、電流電圧変換手段102で電流を電圧に変換する際の変換係数を変化させる。それ以外は、第1の実施形態と同じである。
図7(a)に本実施形態に適用できる電気機械変換装置101の制御装置を含んだ測定システムの模式図を示す。実施形態1と同様に、光源111は発光指示信号201に基づいて光202(パルス光)を発生させ、光202が被検体112に照射される。被検体112内では光202の照射により発生した音響波を電気機械変換装置101で受信する。電気機械変換装置101は受信した音響波による振動を電流204に変換し、電流電圧変換手段102に出力する。一方、経過時間情報生成手段103は、発光指示信号201が持つON信号(パルスの幅中央の時間を基準)からの経過時間の情報を、経過時間情報206として生成し、制御信号生成手段104に出力する。ここで、本実施形態では、制御信号生成手段104が経過時間情報206を元に生成した制御信号207を、電流電圧変換手段102に出力する。そして、電流電圧変換手段102は、電気機械変換装置101から入力された電流204を、制御信号207に基づく変換比率(変換係数)で電圧205に変換し、画像データの生成等を行うための外部装置(不図示)に出力する。変換係数は、第1の実施形態の(変換係数の求め方)の説明で示した変換係数Kと同様である。つまり、電気機械変換装置101と光の照射方向との関係から求めることができる。
図7(b)に本実施形態の電流電圧変換手段102であるトランスインピーダンス回路の構成図を示す。701はオペアンプ、702は可変抵抗、703は可変コンデンサ、704は抵抗、705はコンデンサである。
図7(b)では、オペアンプ701は正負電源VDD、VSSに接続されている。まず、容量変化検出時(音響波受信時)の動作を説明する。オペアンプ701の反転入力端子(−IN)は、電気機械変換装置101の第1の電極(図3の場合は下部電極505)に接続されている。また、オペアンプ701の出力端子(OUT)は、並列に接続された可変抵抗702と可変コンデンサ703が反転入力端子(−IN)に接続されて、出力信号がフィードバックされる構成になっている。オペアンプ701の非反転入力端子(+IN)は、並列に接続された抵抗704とコンデンサ705により、グランド端子(GND)に接続されている。グランド端子(GND)の電圧は、正電源VDDと負電源VSS間の中間電位となっている。
本実施形態では、入力された制御信号207に基づいて、可変抵抗702と、可変コンデンサ703の値を変化させて、電流電圧変換手段102が電流を電圧に変換する際の変換比率を変化させることができる。よって、変換係数に基づいて生成された制御信号207を、光の減衰による音圧変化の速さに比べて、十分速く電気的に反映することができる。
光照射からの経過時間については、第1の実施形態同様に、発光指示信号201から取得してもよいが、基準信号発生体301を設け、基準信号発生体からの音響波を受信した時間から経過時間の情報を取得してもよい。
また、本実施形態とは異なり、電流電圧変換手段102で変換された電圧が出力される不図示の外部装置に設けられるAD変換器の前のプリアンプ(可変ゲインアンプ:VGA)で、ゲインの調整を行うことも考えられる。しかしながら、光音響効果により発生する音響波は周波数帯域が広く、出力される電圧の範囲が広い。そのため、プリアンプの有する最大ゲイン(増幅率)を超える範囲でのゲイン調整機能が必要となる可能性がある。よって、第1の実施形態のように電気機械変換装置101から出力される電流204を上げる形態や、第2の実施形態のように電流電圧変換手段102で電流から電圧に変換する際の変換比率を上げる形態のうち、少なくとも一方を行うことにより、ゲイン調整不要のプリアンプ、または調整する範囲が小さいプリアンプを用いることができる。
101 電気機械変換装置
102 電流電圧変換手段
103 経過時間情報生成手段
104 制御信号生成手段
105 直流電圧印加手段
111 光源
112 被検体
201 発光指示信号
202 光
203 音響波
204 電流
205 電圧
206 経過時間情報
207 制御信号
501 振動膜
502 上部電極
503 支持部
504 間隙
505 下部電極
506 基板

Claims (5)

  1. 第1の電極と、前記第1の電極との間に間隙を挟んで設けられた第2の電極と、を有し、被検体に照射された光により発生する音響波を、前記第2の電極に直流電圧を印加している状態で受信することにより、前記第1の電極から電流を出力する素子を備えた電気機械変換装置を制御する制御装置であって、
    前記第1の電極から出力される電流を電圧に変換する変換手段と、
    前記第2の電極に直流電圧を印加する直流電圧印加手段と、
    前記光が前記被検体に照射された時点からの経過時間情報に基づいて、前記直流電圧、又は、前記電流を電圧に変換する際の変換比率、のうち少なくとも一方を変化させる制御信号を生成する生成手段と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 光源に前記光の発生を指示する発光指示信号から、前記経過時間情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記被検体と前記電気機械変換装置との間に設けられた基準信号発生体から発生する音響波を前記電気機械変換装置が受信した時間から、前記経過時間情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 第1の電極と、前記第1の電極との間に間隙を挟んで設けられた第2の電極と、を有し、光が被検体に照射されることにより発生する音響波を受信する素子を備える電気機械変換装置を制御する制御方法であって、
    前記第1の電極から出力される電流を電圧に変換するステップと、
    前記第2の電極に直流電圧を印加するステップと、を有し、
    前記光が前記被検体に照射された時点からの経過時間情報に基づいて、前記直流電圧、又は、前記電流を前記電圧に変換する際の変換比率のうち少なくとも一方を変化させるステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  5. 光源と、前記光源から発生する光を被検体に照射することにより発生する音響波を受信するための前記電気機械変換装置と、前記電気機械変換装置を制御するための請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置と、を含む測定システム。
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