JP2011104040A - 防滴郵便受箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、屋外に設置しても雨水等が郵便受箱本体に入り込むのを防止できると共に製品コストも抑えることができる防滴郵便受箱を提供する。
【解決手段】防滴郵便受箱10の郵便受箱本体12の天板14の上折曲板部14Aの下端面にはシール体26が接着されている。扉28の扉本体30の上部には雨水ガイドリブ34が一体形成されている。雨水ガイドリブ34の一側部34Cには第1側リブ36が連続形成され、他側部34Eには第2側リブ38が連続形成されている。第1側リブ36と第1外側板部40の間には第1水受部44が形成され、第2側リブ38と第2外側板部42の間には第2水受部46が形成されている。扉本体30の一側部には第1排水穴52が貫通され、他側部には第2排水穴54が貫通されている。郵便受箱本体12の底板16の一側部には第1雨水受体56が設けられ、他側部には第2雨水受体58が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、郵便受箱に関し、詳しくは雨水等が郵便受箱の郵便受箱本体に入り込まない防滴郵便受箱に関する。
近年、アパート、マンション等の集合住宅の建設費用はローコスト化されており、このためエントランスホールを簡略化する集合住宅が増加している。この結果、郵便受箱を屋外へ設置する集合住宅が増加している。
これに伴い郵便受箱を屋外に設置しても雨水等が郵便受箱に入り込むのを防ぐ防滴郵便受箱が提案されている(特許文献1)。
しかし、この防滴郵便受箱は投入口や投入口扉にそれぞれ水切部を形成したり郵便受本体の内部に樋状の水受部や水受ガイド部等を配設する等、防滴性能を付与するための加工や部品を多く必要としている。
また、前記以外の防滴郵便受箱においても郵便受箱本体と扉の隙間を塞ぐように全面を覆うゴムパッキンや雨水を外部へ排出するためのガイドとなる金具や成形品等を郵便受箱本体や扉に設置する必要等の防滴部品を多く必要とし、非防滴型の郵便受箱に比べると高額になる。
このため、低価格でありながら高品質の防滴郵便受箱を求める市場や需要者の要望に応えることが困難である。
特開2003−153787号公報
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、製品コストを抑えると共に屋外に設置しても雨水等が郵便受箱本体に入り込むのを防止できる防滴郵便受箱を提供するものである。
請求項1の発明は、郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの一側部又は他側部の少なくとも一方に下方に向かって形成された側リブと、この側リブの外側面に形成された水受部と、前記扉本体の前記水受部に対応する位置に貫通形成された排水穴と、を有してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの一側部又は他側部の少なくとも一方に下方に向かって形成された側リブと、この側リブの外側面に形成された水受部と、前記扉本体の前記水受部に対応する位置に貫通形成された排水穴と、前記側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる雨水受体と、前記郵便受箱本体に貫通形成された郵便受箱本体排水穴と、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの一側部に下方に向かって形成された第1側リブと、前記雨水ガイドリブの他側部に下方に向かって形成された第2側リブと、前記第1側リブの外側面に形成された第1水受部と、前記第2側リブの外側面に形成された第2水受部と、前記扉本体の前記第1水受部に対応する位置に貫通形成された第1排水穴と、前記扉本体の前記第2水受部に対応する位置に貫通形成された第2排水穴と、前記第1側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第1雨水受体と、前記第2側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第2雨水受体と、前記郵便受箱本体の一側部に貫通形成された第1郵便受箱本体排水穴と、前記郵便受箱本体の他側部に貫通形成された第2郵便受箱本体排水穴と、を有してなることを特徴としている。
請求項4の発明は、郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの上面に形成されると共に一側部に向かって下方に傾斜した第1雨水ガイド面と、前記雨水ガイドリブの上面に形成されると共に他側部に向かって下方に傾斜した第2雨水ガイド面と、前記雨水ガイドリブの一側部に下方に向かって形成された第1側リブと、前記雨水ガイドリブの他側部に下方に向かって形成された第2側リブと、前記第1側リブの外側面に形成された第1水受部と、前記第2側リブの外側面に形成された第2水受部と、前記扉本体の前記第1水受部に対応する位置に貫通形成された第1排水穴と、前記扉本体の前記第2水受部に対応する位置に貫通形成された第2排水穴と、前記第1側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第1雨水受体と、前記第2側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第2雨水受体と、前記郵便受箱本体の一側部に貫通形成された第1郵便受箱本体排水穴と、前記郵便受箱本体の他側部に貫通形成された第2郵便受箱本体排水穴と、を有してなることを特徴としている。
請求項5の発明は、郵便受箱本体の天板の正面部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると下端面が前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの上面に形成されると共に一側部に向かって下方に傾斜した第1雨水ガイド面と、前記雨水ガイドリブの上面に形成されると共に他側部に向かって下方に傾斜した第2雨水ガイド面と、前記雨水ガイドリブの一側部に下方に向かって形成された第1側リブと、前記雨水ガイドリブの他側部に下方に向かって形成された第2側リブと、前記第1側リブの外側に一体形成された第1外側板部と、前記第2側リブの外側に一体形成された第2外側板部と、前記第1側リブと第1外側板部の間に形成された第1水受部と、前記第2側リブと第2外側板部の間に形成された第2水受部と、前記扉本体の前記第1水受部に対応する位置に貫通形成された第1排水穴と、前記扉本体の前記第2水受部に対応する位置に貫通形成された第2排水穴と、前記第1側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第1雨水受体と、前記第2側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第2雨水受体と、前記郵便受箱本体の一側部に貫通形成された第1郵便受箱本体排水穴と、前記郵便受箱本体の他側部に貫通形成された第2郵便受箱本体排水穴と、を有してなることを特徴としている。
請求項6の発明は、前記第1側リブ及び前記第2側リブの端面の下部を正面側に向かって傾斜させたことを特徴としている。
本発明の防滴郵便受箱は、非防滴郵便受箱に僅かに防滴部品を加えただけのシンプルな構造でありながら雨水等が郵便受箱本体に入り込むのを防止できるという優れた効果を有する。
また、本発明の防滴郵便受箱は、非防滴郵便受箱に僅かに防滴部品を加えただけのシンプルな構造であるため製品コストを抑えることができ、これにより価格を抑えて提供することができるという優れた効果を有する。
実施例の防滴郵便受箱の全体斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 実施例の防滴郵便受箱の扉本体を斜め後部上方から見た斜視図である。 実施例の防滴郵便受箱の開口部扉を取り外した状態の正面図である。 実施例の防滴郵便受箱の郵便受箱本体の正面図である。
発明を実施するために最良の形態の例として以下のような実施例を示す。
図1〜図6には本発明に係る防滴郵便受箱の一実施例が示されている。
図1には防滴郵便受箱10の全体斜視図が示されている。図1及び図6に示されるように、この防滴郵便受箱10を構成すると共に郵便物等を収容する郵便受箱本体12は天板14、底板16、奥板18、第1側板20、第2側板22によって箱状に形成され、正面側には開口部24(図6参照)が形成されている。
図2及び図6に示されるように、前記郵便受箱本体12の天板14の正面部には郵便受箱本体12の幅方向(図1、図6矢印W方向)に沿って上折曲板部14Aが連続形成されている。この上折曲板部14Aの下端面にはゴム等の弾性体で形成された角棒状のシール体26が郵便受箱本体12の幅方向に沿って接着されている。
また、前記郵便受箱本体12の底板16の正面側部には郵便受箱本体12の幅方向に沿って下折曲板部16Aが連続形成されている。
図2に示されるように、前記郵便受箱本体12の正面側部には扉28が配設されている。この扉28は枢支ピン29を中心として図2矢印K方向に回動可能に取り付けられ、前記開口部24を開閉できるようになっている。
この扉28は樹脂成型品やアルミダイカスト成形品等で形成された扉本体30と、この扉本体30の正面側中間下部をカバーする金属製の扉カバー体32とから構成されている。
図4には前記扉本体30が後部斜め上方から示されている。この扉本体30の上部には扉本体30の幅方向(図4矢印W方向)に沿って雨水ガイドリブ34が一体形成されている。
この雨水ガイドリブ34の下端面34Aはフラットに形成されているが、雨水ガイドリブ34の上面には中央部34Bを頂点として一側部34Cに向かって下方に傾斜した第1雨水ガイド面34Dと中央部34Bを頂点として他側部34Eに向かって下方に傾斜した第2雨水ガイド面34Fがそれぞれ形成されている。このため雨水ガイドリブ34に浸入した雨水は雨水ガイドリブ34の一側部34C又は他側部34Eに導かれるようになっている。
また、前記扉28を閉めると図2に示されるように雨水ガイドリブ34の第1雨水ガイド面34Dと第2雨水ガイド面34Fが前記シール体26と当接してシール体26を押圧してシールするようになっている。
図4に示されるように、前記雨水ガイドリブ34の一側部34Cには第1側リブ36が下方向に向かって連続形成され、前記雨水ガイドリブ34の他側部34Eには第2側リブ38が下方向に向かって連続形成されている。この第1側リブ36は前記郵便受箱本体12の第1側板20の内側に配設され、第2側リブ38は郵便受箱本体12の第2側板22の内側に配設されるようになっている。
また、前記第1側リブ36の端面36Aの下部と第2側リブ38の端面38Aの下部は正面側方向に向かって少し傾斜している。
前記第1側リブ36の外側には第1外側板部40が一体形成され、第2側リブ38の外側には第2外側板部42が一体形成されている。前記第1側リブ36と第1外側板部40の間には窪んだ形状の第1水受部44が一体形成され、第2側リブ38と第2外側板部42の間には窪んだ形状の第2水受部46が形成されている。
従って、郵便受箱本体12と扉28の隙間から入り込んで雨水ガイドリブ34の第1雨水ガイド面34Dを流れた雨水は一側部34Cから第1側リブ36の外側面を伝わって第1水受部44に流れ込み、第2雨水ガイド面34Fを流れた雨水は他側部34Eから第2側リブ38の外側面を伝わって第2水受部46に流れ込むようになっている。
なお、第1側リブ36の外側面を伝わっても第1水受部44に流れ込まなかった少量の雨水は第1側リブ36を更に伝わって流れ落ち、前記第2側リブ38の外側面を伝わっても第2水受部46に流れ込まなかった少量の雨水は第2側リブ38を更に伝わって流れ落ちるようになっている。
図5に示されるように、前記扉28の扉本体30の上部には横長の投入口48が開口形成されている。この投入口48は扉本体30に回動可能に取り付けられる投入口扉50(図1参照)によって開閉されるようになっている。
前記扉本体30の正面側部であって前記第1水受部44に対応する位置には第1排水穴52が貫通形成され、扉本体30の正面側部であって前記第2水受部46に対応する位置には第2排水穴54が貫通形成されている。
従って、前記第1水受部44に流れた雨水は第1排水穴52を介して、前記第2水受部46に流れた雨水は第2排水穴54を介して扉本体30の正面外側に流れ出るようになっている。
前記郵便受箱本体12の底板16の正面側部であって前記第1側リブ36の下方に対応する箇所には第1雨水受体56(図示せず)が設けられている。この第1雨水受体56(図示せず)は前記第1側リブ36を伝わって第1水受部44に流れ込まなかった雨水を受ける部材であって合成樹脂で一体形成されている。前記第1雨水受体56(図示せず)には背板部56A(図示せず)と側板部56B(図示せず)が形成され、第1雨水受体56(図示せず)に入った雨水が郵便受箱本体12内に浸入するのを防止できるようになっている。
図2及び図3に示されるように、前記郵便受箱本体12の底板16の正面側部であって前記第2側リブ38の下方に対応する箇所には第2雨水受体58が設けられている。この第2雨水受体58は前記第1雨水受体56(図示せず)と左右対称形状で前記第2側リブ38を伝わって第2水受部46に流れ込まなかった雨水を受ける部材であって合成樹脂で一体形成されている。前記第2雨水受体58には背板部58Aと側板部58Bが形成され、第2雨水受体58に入った雨水が郵便受箱本体12内に浸入するのを防止できるようになっている。
図3及び図6に示されるように、前記郵便受箱本体12の下折曲板部16Aの一側部の下コーナー部には第1郵便受箱本体排水穴60が貫通形成され、前記第1雨水受体56(図示せず)に流れた雨水を排出できるようになっている。
また、前記郵便受箱本体12の下折曲板部16Aの他側部の下コーナー部には第2郵便受箱本体排水穴62が貫通形成され、前記第2雨水受体58に流れた雨水を排出できるようになっている。
図1に示されるように、前記扉28の下部には扉28を施錠、開錠するダイヤル錠ダイヤル錠64が取り付けられると共にネームプレート取付部66が形成されている。
実施例の防滴郵便受箱10の作用について説明する。
屋外に設置した防滴郵便受箱10に雨が降り、雨水が郵便受箱本体12と扉28の隙間から入り込んでもシール体26が配設されている箇所では雨水ガイドリブ34がシール体26を強く押圧してシールしているので、雨水は郵便受箱本体12内部に浸入することを阻止される(図2参照)。
このため、郵便受箱本体12と扉28の隙間から入り込んだ前記雨水は雨水ガイドリブ34の第1雨水ガイド面34Dと第2雨水ガイド面34Fを図4矢印X1のように流れる。そして雨水ガイドリブ34の一側部34Cから第1側リブ36の外側を伝わった雨水は図4矢印X2のように流れて第1水受部44に流れ込み、雨水ガイドリブ34の他側部34Eから第2側リブ38の外側を伝わった雨水は同様に第2水受部46に流れ込む。
従って、郵便受箱本体12と扉28の隙間から入り込んだ雨水の大部分は第1水受部44、第2水受部46に流れ込む。前記第1水受部44に流れ込んだ雨水は第1排水穴50を介して扉28の正面側から排出され、第2水受部46に流れ込んだ雨水は第2排水穴52を介して扉28の正面側から排出されるため前記郵便受箱本体12に浸入しない。
また、第1側リブ36の外側を伝わっても第1水受部44に流れ込まなかった少量の雨水は第1側リブ36を更に伝わって図4矢印X3のように流れ落ちて行くが、前記第1側リブ36の端面36Aの下部は正面側方向に向かって少し傾斜しているので雨水は正面側方向に導かれ郵便受箱本体12内に浸入しないようになっている。
同様に前記第2側リブ38の外側を伝わっても第2水受部46に流れ込まなかった少量の雨水は第2側リブ38を更に伝わって同様に流れ落ちて行くが、前記第2側リブ38の端面38Aの下部は正面側方向に向かって少し傾斜しているので正面側方向に導かれ郵便受箱本体12内に浸入しないようになっている。
この結果、前記第1側リブ36の外側面を伝わって図4矢印X3のように流れて行く少量の雨水は第1側リブ36から流れ落ちて郵便受箱本体12と扉28の隙間から排出されたり、あるいは第1雨水受体56(図示せず)の内部に落ちた後に第1郵便受箱本体排出穴60から排出される。
同様に第側2リブ38の外側面を伝わって流れていく少量の雨水は第2側リブ38から流れ落ちて郵便受箱本体12と扉28の隙間から排出されたり、あるいは第2雨水受体58の内部に落ちた後に第2郵便受箱本体排出穴62から排出される。
従って、前記第1排水穴50、第2排水穴52から排出されなかった雨水も郵便受箱本体12に浸入することを確実に阻止される。
この結果、防滴郵便受箱10を屋外に配置しても雨水等が郵便受箱本体12の内部に浸入することを防止することができ、郵便受箱本体12に収容された郵便物等が濡れるのを防止することができる。
また、上述したように実施例の防滴郵便受箱10の構造は従来の非防滴郵便受箱にシール体26、第1雨水受体56(図示せず)、第2雨水受体58等僅かの部品を加えることにより防滴構造を確立でき、非防滴型の郵便受箱とほとんど同等のコストで製作が可能になり、市場や需要者の求めるコストを抑えた防滴郵便受箱を提供することが可能になる。
なお、実施例では防滴郵便受箱10はマンション等の集合住宅の屋外に設置する場合を説明したが屋内等他の場所において使用してもよいことは勿論である。
本発明の防滴郵便受箱10は郵便受箱として使用することができるだけでなく新聞受箱等郵便受け以外にも使用することができる。
10 防滴郵便受箱
12 郵便受箱本体
14 天板
16 底板
16A 下折曲板部
18 奥板
20 第1側板
22 第2側板
24 開口部
26 シール体
28 扉
30 扉本体
34 雨水ガイドリブ
34A 下端面
34B 中央部
34C 一側部
34D 第1雨水ガイド面
34E 他側部
34F 第2雨水ガイド面
36 第1側リブ
38 第2側リブ
40 第1外側板部
42 第2外側板部
44 第1水受部
46 第2水受部
48 投入口
50 投入口扉
52 第1排水穴
54 第2排水穴
56 第1雨水受体
58 第2雨水受体
60 第1郵便受箱本体排水穴
62 第2郵便受箱本体排水穴

Claims (6)

  1. 郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの一側部又は他側部の少なくとも一方に下方に向かって形成された側リブと、この側リブの外側面に形成された水受部と、前記扉本体の前記水受部に対応する位置に貫通形成された排水穴と、を有してなることを特徴とする防滴郵便受箱。
  2. 郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの一側部又は他側部の少なくとも一方に下方に向かって形成された側リブと、この側リブの外側面に形成された水受部と、前記扉本体の前記水受部に対応する位置に貫通形成された排水穴と、前記側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる雨水受体と、前記郵便受箱本体に貫通形成された郵便受箱本体排水穴と、を有してなることを特徴とする防滴郵便受箱。
  3. 郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの一側部に下方に向かって形成された第1側リブと、前記雨水ガイドリブの他側部に下方に向かって形成された第2側リブと、前記第1側リブの外側面に形成された第1水受部と、前記第2側リブの外側面に形成された第2水受部と、前記扉本体の前記第1水受部に対応する位置に貫通形成された第1排水穴と、前記扉本体の前記第2水受部に対応する位置に貫通形成された第2排水穴と、前記第1側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第1雨水受体と、前記第2側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第2雨水受体と、前記郵便受箱本体の一側部に貫通形成された第1郵便受箱本体排水穴と、前記郵便受箱本体の他側部に貫通形成された第2郵便受箱本体排水穴と、を有してなることを特徴とする防滴郵便受箱。
  4. 郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの上面に形成されると共に一側部に向かって下方に傾斜した第1雨水ガイド面と、前記雨水ガイドリブの上面に形成されると共に他側部に向かって下方に傾斜した第2雨水ガイド面と、前記雨水ガイドリブの一側部に下方に向かって形成された第1側リブと、前記雨水ガイドリブの他側部に下方に向かって形成された第2側リブと、前記第1側リブの外側面に形成された第1水受部と、前記第2側リブの外側面に形成された第2水受部と、前記扉本体の前記第1水受部に対応する位置に貫通形成された第1排水穴と、前記扉本体の前記第2水受部に対応する位置に貫通形成された第2排水穴と、前記第1側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第1雨水受体と、前記第2側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第2雨水受体と、前記郵便受箱本体の一側部に貫通形成された第1郵便受箱本体排水穴と、前記郵便受箱本体の他側部に貫通形成された第2郵便受箱本体排水穴と、を有してなることを特徴とする防滴郵便受箱。
  5. 郵便受箱本体の天板の正面側部に郵便受箱本体の幅方向に沿って設けられると共に弾性体で形成されたシール体と、前記郵便受箱本体の正面側に回動可能に取り付けられると共に郵便受箱本体の正面側部に形成された開口部を開閉する扉と、この扉を構成する扉本体の上部に扉本体の幅方向に沿って設けられると共に前記扉を閉めると下端面が前記シール体を押圧する雨水ガイドリブと、この雨水ガイドリブの上面に形成されると共に一側部に向かって下方に傾斜した第1雨水ガイド面と、前記雨水ガイドリブの上面に形成されると共に他側部に向かって下方に傾斜した第2雨水ガイド面と、前記雨水ガイドリブの一側部に下方に向かって形成された第1側リブと、前記雨水ガイドリブの他側部に下方に向かって形成された第2側リブと、前記第1側リブの外側に一体形成された第1外側板部と、前記第2側リブの外側に一体形成された第2外側板部と、前記第1側リブと第1外側板部の間に形成された第1水受部と、前記第2側リブと第2外側板部の間に形成された第2水受部と、前記扉本体の前記第1水受部に対応する位置に貫通形成された第1排水穴と、前記扉本体の前記第2水受部に対応する位置に貫通形成された第2排水穴と、前記第1側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第1雨水受体と、前記第2側リブの下方であって前記郵便受箱本体に設けられる第2雨水受体と、前記郵便受箱本体の一側部に貫通形成された第1郵便受箱本体排水穴と、前記郵便受箱本体の他側部に貫通形成された第2郵便受箱本体排水穴と、を有してなることを特徴とする防滴郵便受箱。
  6. 前記第1側リブ及び前記第2側リブの端面の下部を正面側に向かって傾斜させたことを特徴とする請求項3乃至請求項5記載の防滴郵便受箱。
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