JP2011100058A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. レーザ光の波長を切り替える波長選択手段と、
   該波長選択手段により切り替えられた波長のレーザ光が標本に照射されることにより、標本において発生した蛍光をスペクトル成分に分光する分光手段と、
   該分光手段により分光されたスペクトル成分をそれぞれ検出する複数のセルを有する光検出器と、
   前記波長選択手段によるレーザ光の波長の切り替えに同期して前記光検出器のゲインを切り替えるゲイン切替手段とを備えるレーザ走査型顕微鏡。
2. 前記光検出器の複数のセルのうち少なくとも１つのセルを選択するセル選択部と、
   前記波長選択手段によるレーザ光の波長の切り替えに同期して、前記セル選択部により選択されたセルによって検出されたスペクトル成分を合算する合算部とを備える請求項１に記載のレーザ走査型顕微鏡。
3. 前記ゲイン切替手段が、前記光検出器の各セルの感度を一括して調整する請求項１または請求項２に記載のレーザ走査型顕微鏡。
4. 前記ゲイン切替手段が、前記光検出器の各セルにより検出されたスペクトル成分の増幅率をそれぞれ調整する請求項１から請求項３のいずれかに記載のレーザ走査型顕微鏡。
5. 前記光検出器は、前記ゲイン切替手段により感度が調整された際に、その感度が安定するまでスペクトル成分の検出を待機する請求項３または請求項４に記載のレーザ走査型顕微鏡。
6. 前記ゲイン切替手段が、前記レーザ光の照射領域ごとに前記光検出器のゲインを切り替える請求項１に記載のレーザ走査型顕微鏡。
7. 同一の波長を有する前記レーザ光が照射される領域が複数ある場合、
   前記ゲイン切替手段が、同一の波長を有する前記レーザ光においても照射領域ごとに前記光検出器のゲインを切り替える請求項６に記載のレーザ走査型顕微鏡。