JP2011099300A - 建造物穿孔装置、吊下アタッチメント、及び建造物穿孔工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る建造物穿孔装置10は、回転出力軸22に円筒形カッタ30と吊下部材40が取り付けられ、吊下部材40の下端部には、水平姿勢と起立姿勢に回動可能な下端係止部材60が備えられている。そして、吊下部材40の長さは、起立姿勢における下端係止部材60の上端が円筒形カッタ30の下端より下方に位置するように設定されている。
【選択図】図12
Description
請求項1の建造物穿孔装置によって上下区画壁に階層間貫通孔を穿孔する場合には、その上下区画壁に予め吊下孔を貫通形成しておき、その吊下孔を中心にして円筒形カッタにて上下区画壁に円環状スリットを切削して行けばよい。すると、円筒形カッタの下端部が上下区画壁内を下方に移動するに従って、即ち、円環状スリットが深まるに従って、円筒形カッタの中心部から垂下した吊下部材が吊下孔内を下方に進む。そして、円筒形カッタの下端部が上下区画壁の下面寄り位置に到ったところで、吊下部材の下端部が吊下孔の下方に出現する。ここで、吊下部材の下端部には、下端係止部材が回動可能に連結され、その下端係止部材は、吊下部材から側方に張り出した張出状態と、その張出状態より側方への張り出し量が小さい待機状態とに変化可能になっている。また、待機状態か張出状態かに拘わらず下端係止部材のうち最も上方に位置した最上部が円筒形カッタの下端より下方に配置されるように吊下部材の長さが設定されている。これらにより、円筒形カッタの下端部が上下区画壁の下面寄り位置に到ったところで、下端係止部材全体が吊下孔の下方に出現し、その下端係止部材を待機状態から張出状態に変化させて、下端係止部材が円環状スリットの内側の円形除去建材を下方で待ち構えた状態にすることができる。そして、円形除去建材が円筒形カッタによって上下区画壁から切り離されたときに、その円形除去建材が下端係止部材にて下方から支持されて落下が防止される。このように、本発明の建造物穿孔装置では、円形除去建材を下端係止部材にて下方から支持するので、上下区画壁の内部構造に拘わらず、従来より確実に円形除去建材の落下を防止することが可能になる。
請求項2の建造物穿孔装置によれば、吊下部材に備えた回転許容関節部によって、吊下部材の下端部の下端係止部材が、円筒形カッタと一体回転することが防がれる。これにより、下端係止部材が回転して吊下孔の内面と衝突し、破損するような事態を防ぐことができる。
請求項3の建造物穿孔装置によれば、円筒形カッタは、円筒壁の上端部から内側に張り出したカッタ上端壁の中心部に、上下方向に貫通した取付用雌螺子孔を設けた構造をなし、円筒形カッタの回転駆動源は、取付用雌螺子孔に螺合結合される回転雄螺子シャフトを垂下して備え、回転雄螺子シャフトの長手方向の途中に設けたカッタ位置決め段差部に、取付用雌螺子孔の上端開口縁を突き当てて、円筒形カッタを回転雄螺子シャフトに回り止めすると共に、回転雄螺子シャフトの一部がカッタ上端壁から垂下した状態となる。従来の建造物穿孔装置が存在する場合には、円筒形カッタ内で回転雄螺子シャフトに吊下部材を螺合装着することで、従来の建造物穿孔装置を本発明に係る建造物穿孔装置に容易に変更することができる。
請求項4の建造物穿孔装置によって上下区画壁に階層間貫通孔を穿孔する場合には、その上下区画壁に予め吊下孔を貫通形成しておき、その吊下孔と、円筒形カッタの回転中心に配置さえた吊下部材挿通孔とに吊下部材を挿通し、吊下部材の上端部を吊下支持ベースに固定する一方、吊下部材の下端部に備えた下端係止部材を円形除去建材の下面に係止させた状態にしておく。そして、円筒形カッタにて上下区画壁に円環状スリットを切削していくと、円形除去建材が上下区画壁から切り離され、円形除去建材が下端係止部材にて下方から支持されて落下が防止される。このように、本発明の建造物穿孔装置では、円形除去建材を下端係止部材にて下方から支持するので、上下区画壁の内部構造に拘わらず、従来より確実に円形除去建材の落下を防止することが可能になる。
下端係止部材を、その下端部を中心に回動し、起立して待機状態となる一方、倒れて張出状態になる構造にして吊下部材の下端部に複数設けてもよいし、請求項5の発明のように、下端係止部材は、張出状態で水平方向に延び、その長手方向の中心部を吊下部材の下端部に回動可能に連結した構造にしてもよい。この請求項5の発明によれば、下端係止部材の構造の簡素化が図られる。請求項5の構成とした場合、請求項6の発明によれば、下端係止部材が待機状態から回動する方向が一方向に限定され、常に、下端係止部材のうち滑止用凹凸部を備えた面を円形除去建材に当接させることができる。そして、滑止用凹凸部を円形除去建材に食い込ませて、円形除去建材を安定させることが可能になる。
請求項7の建造物穿孔装置によれば、円筒形カッタの下端部が上下区画壁の下面寄り位置に到ったところで、下端係止部材全体が吊下孔の下方に出現し、その下端係止部材が付勢手段の付勢によって自動的に待機状態から張出状態に変化する。
請求項8の建造物穿孔工法では、上下区画壁に予め吊下孔を貫通形成しておき、その吊下孔を中心にして円筒形カッタにて上下区画壁に円環状スリットを切削して行く。すると、円筒形カッタの下端部が上下区画壁内を下方に移動するに従って、円筒形カッタの中心部から垂下した吊下部材が吊下孔内を下方に進む。そして、円筒形カッタの下端部が上下区画壁の下面寄り位置に到ったところで、吊下部材の下端部に備えた下端係止部材が吊下孔の下方に出現するので、下端係止部材を待機状態から張出状態に変化させて、下端係止部材が円環状スリットの内側の円形除去建材を下方で待ち構えた状態にすることができる。そして、円形除去建材が円筒形カッタによって上下区画壁から切り離されたときに、その円形除去建材が下端係止部材にて下方から支持されて落下が防止される。このように、本発明の建造物穿孔装置では、円形除去建材を下端係止部材にて下方から支持するので、上下区画壁の内部構造に拘わらず、従来より確実に円形除去建材の落下を防止することが可能になる。
請求項9の建造物穿孔工法では、建造物穿孔装置のうち円筒形カッタを含む回転駆動部の回転中心を上下方向に貫通した吊下部材挿通孔を設けておき、上下区画壁のうち円環状スリットを切削する部分の中心に予め吊下孔を貫通形成し、建造物に固定された吊下支持ベースにて、吊下部材挿通孔の上方で吊下部材を支持して、その吊下部材を吊下部材挿通孔及び吊下孔に挿通すると共に、吊下部材の下端部に備えた下端係止部材を円形除去建材の下面に係止させた後で、円形除去建材を上下区画壁から切り離す。このように、本発明の建造物穿孔装置では、円形除去建材を下端係止部材にて下方から支持するので、上下区画壁の内部構造に拘わらず、従来より確実に円形除去建材の落下を防止することが可能になる。
請求項10の建造物穿孔工法によれば、事前穿孔用円筒カッタと円筒形カッタと同じ回転駆動源に交換して取り付けて使用するので、回転駆動源の有効利用が図られる。また、事前穿孔用円筒カッタにて上下区画壁に小形円環溝を形成し、その小形円環溝に囲まれた小形円柱体の上端部に横向きの負荷を付与して下端部から折り、小形円環溝に挿入したフックにて小形円柱体を上方に抜き出してから、上下区画壁のうち小形円柱体の下方に残った残存壁を打ち抜いて吊下孔を穿孔するので、小形円柱体が上下区画壁の下方に落下することもない。
請求項11の構成によれば、待機状態か張出状態かに拘わらず下端係止部材のうち最も上方に位置した最上部が円筒形カッタの下端より下方に配置されるように吊下部材の長さを設定することで、従来の建造物穿孔装置を請求項1に記載の建造物穿孔装置に容易に変更することができる。なお、吊下部材の長さは、長さ調整機構によって調整可能であってもよいし、一定の長さに固定されていてもよい。
以下、本発明の実施形態を図1〜図13に基づいて説明する。本実施形態の建造物穿孔装置10は、図1に示すように、円筒形カッタ30を回転駆動するための回転駆動源21を、昇降機構11によって上下動可能に支持した構造になっている。その昇降機構11は、固定ベース12と可動ベース16とからなる。固定ベース12は、建造物の床面に図示しないアンカーにて固定される固定盤13から垂直に角柱状の支柱14を起立させた構造をなしている。また、支柱14の一側面には、上下方向に延びたラック15が取り付けられ、可動ベース16の落下を防止するためのストッパ118が着脱可能に備えられている。具体的には、ストッパ118は、上面視コの字形状をなして、後端部のボルト118B(図13参照)の締め付けによって固定され、取り付け位置が上下に変更可能になっている。また、ストッパ118の前端部には、ラック15と噛合するように係止突起118T,118Tが後方に向かって突出形成されている。そして、ストッパ118の上下の面118S(図13には下面のみ示されている)には、図示しない緩衝材シートが敷設されている。
本実施形態は、図14及び図15に示されており、建造物穿孔装置10Vにおける回転駆動源21Vの中心に吊下部材挿通孔21Kを貫通形成して備えた点が第1実施形態と異なる。具体的には、吊下部材挿通孔21Kは、回転駆動源21Vを構成する減速機21G及びモータ21M及び回転出力軸22の軸芯部を上下方向に貫通している。また、支柱14の上端部には、吊下ワイヤ83を巻き付けたボビン85が備えられている。さらに、支柱14の上端寄り位置からは円筒カッタ30の上方位置に向けて吊下支持アーム87が延びて、その先端には中継ホイール84が回転可能に取り付けられている。そして、そのボビン85から引き出された吊下ワイヤ83が、図15に示すように、中継ホイール84を介して回転駆動源21Vの吊下部材挿通孔21Kに真上から挿通されて円筒形カッタ30内で前述した回転許容関節部45の支持シャフト46Sに連結されている。なお、本実施形態では、これら吊下ワイヤ83,支持シャフト46S、回転許容関節部45及びチェーン50によって、本発明に係る吊下部材が構成されている。また、吊下支持アーム87を含む固定ベース12が本発明の「吊下支持ベース」に相当する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
12 固定ベース
21,21V 回転駆動源
21K,121K 吊下部材挿通孔
22,122 回転出力軸
25 回転雄螺旋シャフト
30 円筒形カッタ
30V 事前穿孔用円筒カッタ
34 取付用雌螺旋孔
40 吊下部材
45 回転許容関節部
60,60V,60W,92 下端係止部材
62 滑止突起(滑止用凹凸部)
81 吊下部材挿通孔
83 吊下ワイヤ
87 吊下支持アーム
82 長さ調整機構
100 上下区画壁
103 小形円環溝
105 小形円柱体
106 残存壁
107 吊下孔
108 円環状スリット
110 階層間貫通孔
111 円形除去建材
140 吊下アタッチメント
Claims (11)
- 建造物のうち空間を上下に仕切る上下区画壁に対して上方から円筒形カッタを回転駆動させながら降下し、前記上下区画壁に円環状スリットを切削することで、その円環状スリットの内側の円形除去建材を前記上下区画壁から切り離して階層間貫通孔を形成すると共に、前記円筒形カッタ内の上端面の中心部から垂下した吊下部材にて前記円形除去建材を保持して落下を防止可能な建造物穿孔装置において、
前記吊下部材の下端部に回動可能に連結されて、前記吊下部材から側方に張り出した張出状態と、その張出状態より側方への張り出し量が小さい待機状態とに変化可能な下端係止部材を設け、前記待機状態か前記張出状態かに拘わらず前記下端係止部材のうち最も上方に位置した最上部が前記円筒形カッタの下端より下方に配置されるように前記吊下部材の長さを設定したことを特徴とする建造物穿孔装置。 - 前記吊下部材の上下方向における中間位置には、その中間位置より上側部分と下側部分とを互いに回転可能に連結する回転許容関節部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の建造物穿孔装置。
- 前記円筒形カッタは、円筒壁の上端部から内側に張り出したカッタ上端壁の中心部に、上下方向に貫通した取付用雌螺子孔を設けた構造をなし、
前記円筒形カッタの回転駆動源は、前記取付用雌螺子孔に螺合結合される回転雄螺子シャフトを垂下して備え、
前記回転雄螺子シャフトの長手方向の途中に設けたカッタ位置決め段差部に、前記前記取付用雌螺子孔の上端開口縁を突き当てて、前記円筒形カッタを前記回転雄螺子シャフトに回り止めすると共に、前記回転雄螺子シャフトの一部を前記カッタ上端壁から垂下した状態とし、
前記吊下部材は、前記円筒形カッタ内で前記回転雄螺子シャフトに螺合装着されて上下方向に延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建造物穿孔装置。 - 建造物のうち空間を上下に仕切る上下区画壁に対して上方から円筒形カッタを回転駆動させながら降下し、前記上下区画壁に円環状スリットを切削することで、その円環状スリットの内側の円形除去建材を前記上下区画壁から切り離して階層間貫通孔を形成すると共に、吊下部材にて前記円形除去建材を保持して落下を防止可能な建造物穿孔装置において、
前記建造物穿孔装置のうち前記円筒形カッタを含む回転駆動部の回転中心を上下方向に貫通し、内側に前記吊下部材が挿通された吊下部材挿通孔と、
前記吊下部材挿通孔の上方で前記吊下部材の上端部を支持すると共に前記建造物に固定可能な吊下支持ベースと、
前記吊下部材の下端部に回動可能に連結されて、前記吊下部材から側方に張り出した張出状態と、その張出状態より側方への張り出し量が小さい待機状態とに変化可能な下端係止部材と、
前記吊下部材の垂下長さを調整するための長さ調整機構とを備えたことを特徴とする建造物穿孔装置。 - 前記下端係止部材は、前記張出状態で水平方向に延び、その長手方向の中心部が前記吊下部材の下端部に回動可能に連結されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の建造物穿孔装置。
- 前記下端係止部材の回動中心に配置された回動支持軸と、
前記吊下部材の下端部に設けられて、前記回動支持軸の両端部を支持すると共に前記下端係止部材を挟んで対向した1対の対向支持部と、
前記下端係止部材の両端部から前記回動支持軸の軸方向と略平行な方向に突出し、前記下端係止部材が前記待機状態で前記対向支持部と干渉して、前記下端係止部材の前記待機状態からの回動方向を一方向に限定する回動規制突起と、
前記下端係止部材のうち前記張出状態で上方を向く面に形成された滑止用凹凸部とを備えたことを特徴とする請求項5に記載の建造物穿孔装置。 - 前記待機状態になっている前記下端係止部材を、前記張出状態に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の建造物穿孔装置。
- 建造物のうち空間を上下に仕切る上下区画壁に対して上方から円筒形カッタを回転駆動させながら降下し、前記上下区画壁に円環状スリットを切削することで、その円環状スリットの内側の円形除去建材を前記上下区画壁から切り離して階層間貫通孔を形成すると共に、前記円筒形カッタ内の上端面の中心部から垂下した吊下部材にて前記円形除去建材を保持して落下を防止する建造物穿孔工法において、
前記吊下部材の下端部に回動可能に連結されて、前記吊下部材から側方に張り出した張出状態と、その張出状態より側方への張り出し量が小さい待機状態とに変化可能な下端係止部材を設けておき、
前記上下区画壁のうち前記円環状スリットを切削する部分の中心に予め吊下孔を貫通形成し、
前記円筒形カッタによる前記円環状スリットの切削開始時に、前記待機状態にした前記下端係止部材の全部又は一部を前記吊下孔内に配置して、その吊下孔の内面との干渉により前記下端係止部材を前記待機状態に保持し、
前記円形除去建材が前記上下区画壁から切り離される前に、前記下端係止部材全体を前記吊下孔の下方に出現させてから前記下端係止部材を前記待機状態から前記張出状態に変化させて、前記吊下孔の下端開口縁に係止可能な状態にすることを特徴とする建造物穿孔工法。 - 建造物のうち空間を上下に仕切る上下区画壁に対して上方から円筒形カッタを回転駆動させながら降下し、前記上下区画壁に円環状スリットを切削することで、その円環状スリットの内側の円形除去建材を前記上下区画壁から切り離して階層間貫通孔を形成すると共に、吊下部材にて前記円形除去建材を保持して落下を防止する建造物穿孔工法において、
前記円筒形カッタを含む回転駆動部の回転中心を上下方向に貫通した吊下部材挿通孔を設けておき、
前記上下区画壁のうち前記円環状スリットを切削する部分の中心に予め吊下孔を貫通形成し、
前記建造物に固定された吊下支持ベースにて、前記吊下部材挿通孔の上方で前記吊下部材を支持して、その吊下部材を前記吊下部材挿通孔及び前記吊下孔に挿通すると共に、前記吊下部材の下端部に備えた下端係止部材を前記円形除去建材の下面に係止させた後で、前記円形除去建材を前記上下区画壁から切り離すことを特徴とする建造物穿孔工法。 - 前記円筒形カッタの回転駆動源を支持する架台を前記上下区画壁に上下動不能かつ回転不能に固定しておき、
前記回転駆動源の回転出力部に着脱可能に取り付けた事前穿孔用円筒カッタにて、前記上下区画壁の下端寄り位置まで前記円環状スリットより小径の小形円環溝を形成し、
前記上下区画壁のうち前記小形円環溝に囲まれた小形円柱体の上端部に横向きの負荷を付与して下端部から折り、前記小形円環溝に挿入したフックにて前記小形円柱体を上方に抜き出し、
前記上下区画壁のうち前記小形円柱体の下方に残った残存壁を打ち抜いて前記吊下孔を穿孔し、
前記事前穿孔用円筒カッタを前記円筒形カッタに取り替えて前記円環状スリットを切削することを特徴とする請求項8又は9に記載の建造物穿孔工法。 - 建造物のうち空間を上下に仕切る上下区画壁に円筒形カッタを上方から押しつけて階層間貫通孔を形成する建造物穿孔装置に着脱可能に取り付けられ、前記円筒形カッタによって前記上下区画壁から切り取られる円形除去建材の落下を防止する吊下アタッチメントであって、
前記円筒形カッタ内の上端面の中心部に着脱可能に取り付けられて垂下した状態になる吊下部材と、
前記吊下部材の下端部に回動可能に連結されて、側方に張り出した張出状態と、その張出状態より側方への張り出し量が小さい待機状態とに変化可能な下端係止部材とを備えてなることを特徴とする吊下アタッチメント。
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JP4621858B1 (ja) | 2011-01-26 |
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