JP5924796B1 - コア抜き装置、およびコア落下防止装置 - Google Patents
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Abstract
Description
あるいは、
回転駆動を行う駆動手段と、前記駆動手段により回転するように基部側が連結されて先端側に切削用のビットが設けられた略円筒形のコアビットと、コンクリートに形成された貫通孔に挿入される落下防止棒と、前記落下防止棒を前記コアビットの内側の基部側に連結する連結手段とを備え、前記落下防止棒は、前記貫通孔に挿入されて突き抜けた裏面側からコアを支持する裏面支持部を備え、前記コアビット内の基部側に前記連結手段を保持する基部側保持手段を備え、前記連結手段により連結されている前記落下防止棒と前記基部側保持手段との相対距離を、前記コアビットによりコア抜き可能なコア長さより短い範囲で変動許容する相対距離変動許容手段を備え、前記相対距離変動許容手段は、直線状の紐状体の少なくとも一部を屈曲させるように支持し、紐状体に引っ張り力がかかると弾性変形して紐状体が屈曲状態から直線状態に変化することを許容する弾性支持部材で構成されたコア抜き装置、
および、これらに用いられるコア落下防止装置であることを特徴とする。
落下防止棒7は、棒状の接続部71と、同じ太さの棒状の複数の本体部72と、複数の中心保持羽根73と、複数のナット74と、落下防止用板76と、本体部72と同じ太さで短い棒状の先端部77とを有している。
まず、図4に示したギアストッパー37を逆転防止ギア12から離間した位置でロックし、逆転防止機能を解除する。この状態で図2に示したワイヤー4を引き出していく。落下防止棒7がコアビット25から外に出てワイヤー4が十分引き出されている状態になると、ゼンマイ式巻き揚げ動力34の巻き挙げ機能を停止させる。巻き上げ機能の停止は、図2に示したジャンプバー固定プレート39の貫通孔39cから引き出されたワイヤー4の根元をクリップ等の適宜の挟持具で挟み、ワイヤー4がゼンマイ式巻き揚げ動力34とローラ35によって引き込まれないようにロックする、あるいは、適宜のロック機構を設けておいてワイヤー4がローラ35に巻き取られないようにローラ35をロックする等、適宜の方法によって行う。
こうすることで、回転するコアビット25がコンクリート91を円形に切削し、円筒形のコア93が穿孔される。
コアビット25によるコア93の穿孔が進むにつれて、ワイヤー巻取装置3から落下防止棒7までの相対距離が短くなる。この相対距離が短くなるにつれて、ワイヤー巻取装置3の巻取り機能によってワイヤー4が巻き取られて、常にワイヤー巻取装置3から落下防止棒7までの間でワイヤー4がたるまない状態を維持している。
すなわち、コアビット25によるコア93の穿孔が完了すると、抜け落ちようとするコア93をワイヤー4に繋がる落下防止棒7が支持し、コア93が下方へ落下することを確実に防止できる。すなわち、逆転防止ギア12が機能を発揮し、ワイヤー4が繰り出されないようにして、コアビット25からワイヤー4が不必要に引き出されることを防止できる。
以上の構成により、実施例2の落下防止機能付きコア抜き装置は、実施例1と同一の作用効果を奏することができる。そして、図6に示したコアビット25によるコア穿孔開始前から、図7の一部断面正面図に示すようにコアビット25がコア穿孔を行っていき、図8の一部断面正面図に示すようにコアビット25がコンクリート91を貫通してコア93がコンクリート91から抜き取られる。
また、落下防止については、コアビット25がコア抜き完了に近づいていくと、伸縮部55が伸びきっている状態で第一磁性体58と第二磁性体62が吸着する。さらにコア抜き完了状態になるまでは、第一磁性体58と第二磁性体62が吸着した状態を維持しつつ、伸縮部55が縮んでコア抜きを完了させることができる。
この発明のコア抜き装置は、実施形態の落下防止機能付きコア抜き装置1に対応し、
以下同様に、
巻取装置は、ワイヤー巻取装置3に対応し、
連結手段は、ワイヤー4、第一磁性体58、および第二磁性体62に対応し、
紐状体は、ワイヤー4に対応し、
落下防止棒は、落下防止棒7および落下防止棒7aに対応し、
逆転防止部は、逆転防止ギア12、ギアストッパー37、およびスプリング45に対応し、
駆動手段は、モーター22に対応し、
相対距離変動許容手段は、しゃくり対策用ジャンプバー30および伸縮部55に対応し、
弾性支持部材は、しゃくり対策用ジャンプバー30に対応し、
巻取駆動部は、ゼンマイ式巻き揚げ動力34に対応し、
基部側保持手段は、巻取装置固定プレート38および基部側固定部51に対応し、
伸縮手段は、伸縮部55に対応し、
磁力吸着手段は、第一磁性体58および第二磁性体62に対応し、
長さ調節手段は、雄ネジ部72aおよびネジ孔72bに対応し、
位置安定化手段は、中心保持羽根73に対応し、
裏面支持部は、落下防止用板76に対応し、
コア落下防止装置は、落下防止部Cおよび落下防止部C1に対応するが、この発明は、これに限られず、他の様々な実施形態とすることができる。
例えば、実施例1のワイヤー4はチェーンやピアノ線等の適宜の紐状体とすることができる。
3…ワイヤー巻取装置
4…ワイヤー
7,7a…落下防止棒
12…逆転防止ギア
22…モーター
25…コアビット
30…しゃくり対策用ジャンプバー
31…ビット
34…ゼンマイ式巻き揚げ動力
35…ローラ
37…ギアストッパー
38…巻取装置固定プレート
45…スプリング
51…基部側固定部
55…伸縮部
58…第一磁性体
62…第二磁性体
72a…雄ネジ部
72b…ネジ孔
73…中心保持羽根
76…落下防止用板
94…貫通孔
C,C1…落下防止部
Claims (5)
- 回転駆動を行う駆動手段と、
前記駆動手段により回転するように基部側が連結されて先端側に切削用のビットが設けられた略円筒形のコアビットと、
コンクリートに形成された貫通孔に挿入される落下防止棒と、
前記落下防止棒を前記コアビットの内側の基部側に連結する連結手段とを備え、
前記落下防止棒は、前記貫通孔に挿入されて突き抜けた裏面側からコアを支持する裏面支持部を備え、
前記コアビット内の基部側に前記連結手段を保持する基部側保持手段を備え、
前記連結手段は、前記基部側保持手段に一方が設けられ、前記落下防止棒に他方が設けられて、前記一方と他方が互いに磁力で吸着する磁力吸着手段で構成された
コア抜き装置。 - 前記連結手段により連結されている前記落下防止棒と前記基部側保持手段との相対距離を、前記コアビットによりコア抜き可能なコア長さより短い範囲で変動許容する相対距離変動許容手段を備え、
前記相対距離変動許容手段は、前記一方の磁力吸着手段と前記基部側保持手段の距離を伸縮によって変動させる伸縮手段により構成された
請求項1に記載のコア抜き装置。 - 回転駆動を行う駆動手段と、
前記駆動手段により回転するように基部側が連結されて先端側に切削用のビットが設けられた略円筒形のコアビットと、
コンクリートに形成された貫通孔に挿入される落下防止棒と、
前記落下防止棒を前記コアビットの内側の基部側に連結する連結手段とを備え、
前記落下防止棒は、前記貫通孔に挿入されて突き抜けた裏面側からコアを支持する裏面支持部を備え、
前記コアビット内の基部側に前記連結手段を保持する基部側保持手段を備え、
前記連結手段により連結されている前記落下防止棒と前記基部側保持手段との相対距離を、前記コアビットによりコア抜き可能なコア長さより短い範囲で変動許容する相対距離変動許容手段を備え、
前記相対距離変動許容手段は、
直線状の紐状体の少なくとも一部を屈曲させるように支持し、紐状体に引っ張り力がかかると弾性変形して紐状体が屈曲状態から直線状態に変化することを許容する弾性支持部材で構成された
コア抜き装置。 - コンクリートに形成された貫通孔に挿入されて突き抜けた裏面側からコアを支持する裏面支持部を有する落下防止棒と、
駆動手段により回転するように基部側が連結されて先端側に切削用のビットが設けられた略円筒形のコアビットの内側の基部側に前記落下防止棒を連結する連結手段とを備え、
前記コアビット内の基部側に前記連結手段を保持する基部側保持手段を備え、
前記連結手段は、前記基部側保持手段に一方が設けられ、前記落下防止棒に他方が設けられて、前記一方と他方が互いに磁力で吸着する磁力吸着手段で構成された
コア落下防止装置。 - コンクリートに形成された貫通孔に挿入されて突き抜けた裏面側からコアを支持する裏面支持部を有する落下防止棒と、
駆動手段により回転するように基部側が連結されて先端側に切削用のビットが設けられた略円筒形のコアビットの内側の基部側に前記落下防止棒を連結する連結手段とを備え、
前記コアビット内の基部側に前記連結手段を保持する基部側保持手段を備え、
前記連結手段により連結されている前記落下防止棒と前記基部側保持手段との相対距離を、前記コアビットによりコア抜き可能なコア長さより短い範囲で変動許容する相対距離変動許容手段を備え、
前記相対距離変動許容手段は、
直線状の紐状体の少なくとも一部を屈曲させるように支持し、紐状体に引っ張り力がかかると弾性変形して紐状体が屈曲状態から直線状態に変化することを許容する弾性支持部材で構成された
コア落下防止装置。
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JP2015215357A JP5924796B1 (ja) | 2015-11-01 | 2015-11-01 | コア抜き装置、およびコア落下防止装置 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1998056552A1 (fr) * | 1997-06-13 | 1998-12-17 | Argus Corporation | Appareil pour empecher une carotte de tomber lors de l'utilisation de carotteuses |
JPH1190922A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-06 | Nishi Nippon Anker Kk | 落下防止具並びにコンクリート穿孔機及び穿孔方法 |
JP2007023544A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Yoshii Kensetsu Kk | 削孔装置 |
JP2011099300A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Satsuma Kogyo:Kk | 建造物穿孔装置、吊下アタッチメント、及び建造物穿孔工法 |
JP3170938U (ja) * | 2011-07-27 | 2011-10-06 | 有限会社アールシーコア.イチカワ | コアビット用切削コア落下防止アダプタ及びコアビット |
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2015
- 2015-11-01 JP JP2015215357A patent/JP5924796B1/ja active Active
Patent Citations (5)
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