JP2011098831A - 物品出し入れ管理方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のICタグ等の識別標識を用いる方法においては、物品保管箱の収容区画毎に識別標識の認識装置を取り付けなければならず、経費が嵩んで設備コストが上昇することが避けられず、複写により偽造されたものが使用される虞もある。
【解決手段】保管箱10に、物品Sの取り出し或いは戻し入れを所定条件のもと制限する出し入れ制限部11が備えられ、物品Sが保管箱10に存在するのを検知し、物品Sの保管箱10からの取り出し毎或いは保管箱10への戻し入れ毎に偽造防止付き二次元コードシートCが読み取られ、且つ、撮影され、物品Sの取り出し或いは戻し入れを行う取扱者Oの生体情報が読み取られ、取扱者Oが正当取扱者であることを確認する生体認証が行われ、保管箱10と物品ID認識部12の間での物品Sの移動状況が動画像として撮影される。
【選択図】図1
【解決手段】保管箱10に、物品Sの取り出し或いは戻し入れを所定条件のもと制限する出し入れ制限部11が備えられ、物品Sが保管箱10に存在するのを検知し、物品Sの保管箱10からの取り出し毎或いは保管箱10への戻し入れ毎に偽造防止付き二次元コードシートCが読み取られ、且つ、撮影され、物品Sの取り出し或いは戻し入れを行う取扱者Oの生体情報が読み取られ、取扱者Oが正当取扱者であることを確認する生体認証が行われ、保管箱10と物品ID認識部12の間での物品Sの移動状況が動画像として撮影される。
【選択図】図1
Description
この発明は、物品出し入れ管理方法及びシステムに関し、特に、識別標識が付与されて物品保管箱に収容保管された複数の管理対象物の、物品保管箱からの取り出し或いは物品保管箱への戻し入れを行う際に、管理対象物の取扱者情報及び出し入れ状況を管理する物品出し入れ管理方法及びシステムに関する。
従来、業務用の磁気媒体のような共同で使用する物品を物品保管箱で管理する場合、物品の物品保管箱からの取り出しや物品保管箱への戻し入れが行われたときに、その出し入れを行った取扱者、出し入れ対象物品番号、出し入れ作業時刻等を、同時に記録する管理方法が知られている。
物品保管箱からの取り出しや物品保管箱への戻し入れを行った取扱者、出し入れ対象物品番号、出し入れ作業時刻等を、同時に記録することにより、当該物品の盗難や不正使用等に対する取り扱い責任を明確にすることができる。
物品保管箱からの取り出しや物品保管箱への戻し入れを行った取扱者、出し入れ対象物品番号、出し入れ作業時刻等を、同時に記録することにより、当該物品の盗難や不正使用等に対する取り扱い責任を明確にすることができる。
このような、物品保管箱に対する物品の取り出しや戻し入れ作業における管理を可能にするために、例えば、管理対象となる物品にICタグ等の識別標識を取り付けると共に物品保管箱に識別標識の認識装置を設置することにより、物品の出し入れ記録を自動的に行ったり、或いは物品の取り出しや戻し入れ作業の際の物品取扱者の個人認証を生体認証やIDカードで行い、取扱者データとして物品の出し入れと対応付けて記録したりしている。
物品の管理にICタグを利用したものとして、例えば、非接触ICタグが添付された物品と、非接触ICタグリーダと、利用者のICカードと、ICカードリーダと、非接触ICタグリーダ及びICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、ネットワークにより管理用サーバと通信可能に接続されたコンピュータシステムとを有する、「物品管理システム」(特許文献1参照)が知られている。
しかしながら、従来のICタグ等の識別標識を用いる方法においては、物品保管箱の収容区画毎に識別標識の認識装置を取り付けなければならず、経費が嵩んで設備コストが上昇することが避けられない。これは、識別標識としてICタグと同様の機能を持つ二次元コードにおいても、同様であり、二次元コードの場合、複写により偽造されたものが使用される虞もある。
この発明の目的は、物品出し入れ管理を行う際に、設備コストの上昇を抑えると共に、偽造された認識装置を使用した物品の出し入れを防止することができる物品出し入れ管理方法及びシステムを提供することである。
この発明の目的は、物品出し入れ管理を行う際に、設備コストの上昇を抑えると共に、偽造された認識装置を使用した物品の出し入れを防止することができる物品出し入れ管理方法及びシステムを提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る物品出し入れ管理方法は、予め登録された、偽造防止付き識別標識が付与されて保管手段に収容保管された管理対象物についての登録情報データベースと、前記保管手段からの前記管理対象物の出し入れ状況を管理記録する機能を制御するプログラムを格納するプログラム格納部と、メインメモリとCPUからなる演算処理部とを備えた、前記保管手段を管理するコンピュータシステムによって実行される、管理対象物出し入れ管理方法であって、前記保管手段に備えられた出し入れ制限手段により、前記保管手段に対し前記管理対象物の取り出し或いは戻し入れを所定条件のもと制限する処理と、検知手段により、前記管理対象物が前記保管手段に存在するのを検知する処理と、認識手段により、前記管理対象物の前記保管手段からの取り出し或いは前記保管手段への戻し入れ毎に前記偽造防止付き識別標識を読み取り、且つ、撮影する処理と、生体認証手段により、前記管理対象物の取り出し或いは戻し入れを行う取扱者の生体情報を読み取り、前記取扱者が正当取扱者であることを確認する生体認証を行う処理と、撮影手段により、前記保管手段と前記認識手段の間での前記管理対象物の移動状況を動画像として撮影する処理とを有することを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理方法は、前記偽造防止付き識別標識が、識別標識と、光学的な複写による複製が困難な偽造識別シートとにより形成されていることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理方法は、前記識別標識が、二次元コードが記録された二次元コードシートであることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理方法は、前記偽造識別シートが、ホログラムシートであり、前記認識手段による撮影は、ホログラムの特徴が目視により確認することができるように光線条件を異ならせた状態で複数回行われることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理方法は、前記識別標識が、二次元コードが記録された二次元コードシートであることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理方法は、前記偽造識別シートが、ホログラムシートであり、前記認識手段による撮影は、ホログラムの特徴が目視により確認することができるように光線条件を異ならせた状態で複数回行われることを特徴としている。
上記目的を達成するため、この発明に係る物品出し入れ管理システムは、予め登録された、偽造防止付き識別標識が付与されて保管手段に収容保管された管理対象物についての登録情報データベースと、前記保管手段からの前記管理対象物の出し入れ状況を管理記録する機能を制御するプログラムを格納するプログラム格納部と、メインメモリとCPUからなる演算処理部とを備えた、前記保管手段を管理するコンピュータシステムによって実行される、管理対象物出し入れ管理システムであって、前記保管手段に備えられ、前記保管手段に対し前記管理対象物の取り出し或いは戻し入れを所定条件のもと制限する出し入れ制限手段と、前記管理対象物が前記保管手段に存在するのを検知する検知手段と、前記管理対象物の前記保管手段からの取り出し毎或いは前記保管手段への戻し入れ毎に前記偽造防止付き識別標識を読み取り、且つ、撮影する認識手段と、前記管理対象物の取り出し或いは戻し入れを行う取扱者の生体情報を読み取り、前記取扱者が正当取扱者であることを確認する生体認証を行う生体認証手段と、前記保管手段と前記認識手段の間での前記管理対象物の移動状況を動画像として撮影する撮影手段とを有することを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理システムは、前記偽造防止付き識別標識が、識別標識と、光学的な複写による複製が困難な偽造識別シートとにより形成されていることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理システムは、前記識別標識が、二次元コードが記録された二次元コードシートであることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理システムは、前記偽造識別シートが、ホログラムシートであり、前記認識手段が、ホログラムの特徴が目視により確認することができるように光線条件を異ならせた状態で複数回撮影を行うことを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理システムは、前記識別標識が、二次元コードが記録された二次元コードシートであることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理システムは、前記偽造識別シートが、ホログラムシートであり、前記認識手段が、ホログラムの特徴が目視により確認することができるように光線条件を異ならせた状態で複数回撮影を行うことを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理システムは、前記管理対象物が、前記コンピュータシステムとオンライン接続された業務システムで使用される磁気記録媒体であり、前記業務システムからの使用情報に基づき前記磁気記録媒体の使用状況を記録する記録手段を備えたことを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理システムは、携帯電話端末との通信機能を有し、前記偽造防止付き識別標識を前記携帯電話端末で撮影した画像或いは前記携帯電話端末で読み取った前記偽造防止付き識別標識の識別情報、及び前記携帯電話端末が有するGPS(Global Positioning System)情報を受信する通信手段を備えたことを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る物品出し入れ管理システムは、携帯電話端末との通信機能を有し、前記偽造防止付き識別標識を前記携帯電話端末で撮影した画像或いは前記携帯電話端末で読み取った前記偽造防止付き識別標識の識別情報、及び前記携帯電話端末が有するGPS(Global Positioning System)情報を受信する通信手段を備えたことを特徴としている。
この発明によれば、保管手段に、管理対象物の取り出し或いは戻し入れを所定条件のもと制限する出し入れ制限手段が備えられ、管理対象物が保管手段に存在するのを検知し、管理対象物の保管手段からの取り出し毎或いは保管手段への戻し入れ毎に偽造防止付き識別標識が読み取られ、且つ、撮影され、管理対象物の取り出し或いは戻し入れを行う取扱者の生体情報が読み取られ、取扱者が正当取扱者であることを確認する生体認証が行われ、保管手段と認識手段の間での管理対象物の移動状況が動画像として撮影されるので、動画像から管理対象物のすり替えを監視することができ、物品出し入れ管理を行う際に、設備コストの上昇を抑えると共に、偽造された認識標識を使用した物品の出し入れを防止することができる。
また、この発明に係る物品出し入れ管理システムにより、上記物品出し入れ管理方法を実現することができる。
また、この発明に係る物品出し入れ管理システムにより、上記物品出し入れ管理方法を実現することができる。
以下、この発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る物品出し入れ管理システムの構成を概略的に示す説明図であり、図2は、図1の物品出し入れ管理装置の構成をブロックで示す説明図である。図3は、偽造防止付き二次元コードシートの一例を示す説明図である。
図1は、この発明の一実施の形態に係る物品出し入れ管理システムの構成を概略的に示す説明図であり、図2は、図1の物品出し入れ管理装置の構成をブロックで示す説明図である。図3は、偽造防止付き二次元コードシートの一例を示す説明図である。
図1に示すように、物品出し入れ管理システムは、偽造防止付き二次元コードシート(偽造防止付き識別標識)Cが付与されて、物品出し入れ管理システムによる管理対象となる物品(管理対象物)Sを収容保管する保管箱(保管手段)10、保管箱10に取り付けられた物品出し入れ制限部(出し入れ制限手段)11、保管箱10と一体的に或いは保管箱10の近傍に配置された、物品ID(IDentification)認識部(認識手段)12、取扱者生体認証部(生体認証手段)13、動画像撮影カメラ(撮影手段)14、及び物品出し入れ管理装置15を有している。
保管箱10、物品出し入れ制限部11、物品ID認識部12、取扱者生体認証部13、及び動画像撮影カメラ14は、物品出し入れ管理装置15に接続されている。
保管箱10、物品出し入れ制限部11、物品ID認識部12、取扱者生体認証部13、及び動画像撮影カメラ14は、物品出し入れ管理装置15に接続されている。
図2に示すように、物品出し入れ管理装置15は、予め登録された、保管箱10に収容保管された物品Sについての登録情報データベース15aと、保管箱10からの物品Sの出し入れ状況を管理記録する機能を制御するプログラムを格納するプログラム格納部15bと、メインメモリ及びCPU(Central Processing Unit)からなる演算処理部15cとを備えたコンピュータシステムにより構成されており、このコンピュータシステムの実行によって、保管箱10に収容保管された物品Sの出し入れ状況を管理する物品出し入れ管理装置15として機能する。
図3に示すように、偽造防止付き二次元コードシートCは、識別標識である二次元コードが記録された二次元コードシートC1と、光学的な複写による複製が困難な偽造識別シートであるホログラムシートC2が、中央部に配置された二次元コードシートC1の周囲をホログラムシートC2が取り囲むように、重ね合わせて一体化された状態に形成されて、物品Sに付されている。なお、二次元コードシートC1とホログラムシートC2が、隣接して或いは一部重ね合わせて一体化された状態で物品Sに付されていても良い。
二次元コードは、水平と垂直方向、即ち、二次元方向に情報を持つコードであり、ホログラムシートは、例えば、反射された光が虹のように様々な色の縞模様になるレインボーホログラムのように、光学的な複写による複製が困難なホログラムが記録されたホログラムシートである。
二次元コードは、水平と垂直方向、即ち、二次元方向に情報を持つコードであり、ホログラムシートは、例えば、反射された光が虹のように様々な色の縞模様になるレインボーホログラムのように、光学的な複写による複製が困難なホログラムが記録されたホログラムシートである。
なお、磁気テープの記録内容に電磁的な悪影響が無い場合は、識別標識として、二次元コードシートに代えて、ID情報を埋め込んだタグから近距離の無線通信によって情報をやり取りすることができるRFID(Radio Frequency IDentification)である、ICタグを用いても良い。
図1に示すように、保管箱10は、物品Sを個別に収容するための複数の収容区画10aを有しており、各収容区画10aには、所定の手続に基づく物品Sの保管箱10からの取り出し或いは保管箱10への戻し入れを行うとき以外は、物品Sの保管箱10からの出し入れを制限する物品出し入れ制限部11と共に、物品Sが収容区画10aに存在するのを検知する物品保管検知部(図示しない)が設置されている。
図1に示すように、保管箱10は、物品Sを個別に収容するための複数の収容区画10aを有しており、各収容区画10aには、所定の手続に基づく物品Sの保管箱10からの取り出し或いは保管箱10への戻し入れを行うとき以外は、物品Sの保管箱10からの出し入れを制限する物品出し入れ制限部11と共に、物品Sが収容区画10aに存在するのを検知する物品保管検知部(図示しない)が設置されている。
物品出し入れ制限部11は、電気的手段或いは物理的手段により物品Sを保管箱10に対し自由に出し入れできないようにしており、例えば、収容区画10aの取り出し開口を横切る棒部材11a(図1参照)や取り出し開口の一部を塞ぐ板部材11b(図1参照)をアクチュエータにより動作させて開口の開閉を行い、ロック状態で収容区画10aに対する物品Sの取り出し或いは戻し入れが不可能な出し入れ制限状態にする。
物品保管検知部は、例えば、マイクロスイッチ或いは光センサ等の検知手段を備えており、この検知手段により収容区画10a毎に物品Sが収容区画10aに存在していることを検知する。
物品保管検知部は、例えば、マイクロスイッチ或いは光センサ等の検知手段を備えており、この検知手段により収容区画10a毎に物品Sが収容区画10aに存在していることを検知する。
物品ID認識部12は、ホログラム確認用の照明装置(図示しない)と共に撮影カメラ(図示しない)を備えており、物品Sの保管箱10からの取り出し毎或いは保管箱10への戻し入れ毎に、物品Sに付与された偽造防止付き二次元コードシートCをかざす(図1参照)ことにより、偽造防止付き二次元コードシートCを読み取って二次元コードの二次元コード情報から物品SのIDを認識すると、偽造防止付き二次元コードシートCのホログラムシートを撮影する。
ホログラムシートの撮影に際しては、ホログラムの特徴が目視により確認することができるように、例えば、ライトの点滅により光線条件を変化させて光線条件を異ならせた状態で複数回、例えば二度撮影を行い、それぞれの撮影画像からホログラム機能を確認する。つまり、光線条件が変化しても反射がホログラムのように変化しないものは複写であると判断することができる。これら読み取り情報及び撮影情報は、物品出し入れ管理部15へ出力され、物品出し入れ管理部15で保存される。
取扱者生体認証部13は、物品Sの保管箱10からの取り出し或いは保管箱10への戻し入れを行う取扱者Oが物品Sの出し入れ時にかざす指(図1参照)から、指紋や静脈等の生体情報を読み取り、読み取った生体情報に基づき取扱者Oが正当取扱者であることを確認する生体認証を行って、正当性の承認或いは不承認の認証結果情報を物品出し入れ管理部15へ出力する。
動画像撮影カメラ14は、保管箱10と物品ID認識部12の間での物品Sの移動状況を動画像として撮影することにより、取扱者Oが行う一連の物品Sの取り扱い状況を録画記録し、録画記録情報を物品出し入れ管理部15へ出力する。これにより、物品Sの不正取り替えを防止する。
動画像撮影カメラ14は、保管箱10と物品ID認識部12の間での物品Sの移動状況を動画像として撮影することにより、取扱者Oが行う一連の物品Sの取り扱い状況を録画記録し、録画記録情報を物品出し入れ管理部15へ出力する。これにより、物品Sの不正取り替えを防止する。
物品出し入れ管理部15は、入力した各種情報に基づき接続された各部に対する作動の制御及び出力情報の収集を行い、保管箱10における物品Sの出し入れ状況を管理すると共に物品出し入れ制限部11を操作して物品Sの出し入れを制御する。なお、物品出し入れ管理部15において、収集された各部からの出力情報はタイムスタンプを付けて蓄積記録される。
蓄積記録されるのは、以下の各情報である。
1.記録番号(年、月、日、当日の一連番号:2009/10/11/0012)
2.操作開始時刻(取扱者Oの認証開始)
3.操作終了時刻(取扱者Oの認証終了)
4.取扱者O名
5.物品SのID番号
6.物品出し入れ区分(取り出し:“0”、戻し入れ:“1”)
7.出し入れ区画(収容区画10a)番号
8.異常操作履歴
9.偽造防止付き二次元コードシートC撮影画像情報
10.物品Sの移動状況の動画像情報(記録番号を付与した動画を、動画専用記憶領域に記録することも可能)
1.記録番号(年、月、日、当日の一連番号:2009/10/11/0012)
2.操作開始時刻(取扱者Oの認証開始)
3.操作終了時刻(取扱者Oの認証終了)
4.取扱者O名
5.物品SのID番号
6.物品出し入れ区分(取り出し:“0”、戻し入れ:“1”)
7.出し入れ区画(収容区画10a)番号
8.異常操作履歴
9.偽造防止付き二次元コードシートC撮影画像情報
10.物品Sの移動状況の動画像情報(記録番号を付与した動画を、動画専用記憶領域に記録することも可能)
また、物品出し入れ管理部15は、保管箱10に収容されている各物品Sについて、それぞれのID番号と収容位置(収容区画10aの番号)を記憶すると共に、物品出し入れ操作におけるシーケンス違反及び論理矛盾による異常の発生を監視し、異常の発生を検知した場合には警報部(図示しない)により警報(アラーム)を発する。ここで、シーケンス違反とは、取扱者OがID認証をすることなく物品Sを保管箱10に戻したり、予め設定された順序とは異なる順序で一連の物品出し入れ操作が行われたこと等であり、論理矛盾とは、物品Sの取り出し位置によって記憶されていた物品IDと、物品ID認識部12での認証物品IDとが異なること等である。
また、物品出し入れ管理部15は、検索出力機能を有し、異常が発生したときは、物品SのID番号、期間(記録番号(年、月、日)、上記1.参照)、取扱者Oの氏名(上記4.参照)をキー項目にして、該当するデータを抽出出力する。そして、不審操作自動警告機能により、物品Sの持ち出し時間が予め設定した保管箱10からの持ち出し可能時間を超えた場合は、警報部により警報を発する。
また、物品出し入れ管理部15は、物品Sが、コンピュータシステムとオンライン接続された業務システムで使用される磁気記録媒体であることに対応して、業務システムからの使用情報に基づき磁気記録媒体の使用状況を記録する業務使用記録部(記録手段)15dを備えている(図2参照)。この場合、物品出し入れ管理部15と磁気テープを使用する業務システムとをオンライン接続し、業務システムでの使用時刻情報と保管箱10からの出し入れ時刻情報とを比較して、必要以上に保管箱10からの取り出し時間が長いものについて警報部により警報を発する。
また、物品出し入れ管理部15は、携帯電話端末との通信機能及び通信情報蓄積機能と共に、偽造防止付き二次元コードシートCを携帯電話端末で撮影した画像或いは携帯電話端末で読み取った偽造防止付き二次元コードシートCの二次元コード情報、及び携帯電話端末が有するGPS(Global Positioning System)情報を受信する携帯電話端末通信部(通信手段)15eを備えている(図2参照)。
次に、図1の物品出し入れ管理システムを用いて行われる、この発明に係る物品出し入れ管理方法について説明する。
保管箱10に収容保管されている物品Sの保管箱10からの取り出し時或いは保管箱10への戻し入れ時、物品Sの取扱者Oが取扱者生体認証部13に指をかざすと、物品出し入れ管理システムが作動し、取扱者生体認証部13による取扱者Oの指紋や静脈等の生体情報に基づいて生体認証が行われる。
保管箱10に収容保管されている物品Sの保管箱10からの取り出し時或いは保管箱10への戻し入れ時、物品Sの取扱者Oが取扱者生体認証部13に指をかざすと、物品出し入れ管理システムが作動し、取扱者生体認証部13による取扱者Oの指紋や静脈等の生体情報に基づいて生体認証が行われる。
先ず、物品Sの保管箱10からの取り出し処理について説明する。
図4は、この発明に係る物品出し入れ管理方法による物品取り出し時における処理手順を示す説明図(その1)であり、図5は、この発明に係る物品出し入れ管理方法による物品取り出し時における処理手順を示す説明図(その2)である。
図4は、この発明に係る物品出し入れ管理方法による物品取り出し時における処理手順を示す説明図(その1)であり、図5は、この発明に係る物品出し入れ管理方法による物品取り出し時における処理手順を示す説明図(その2)である。
図4及び図5に示すように、物品Sの保管箱10からの取り出しを行う場合、物品出し入れ管理部15において物品取り出し処理が実行され、先ず、取扱者生体認証部13による認証操作が開始される(ステップS101)。物品Sの取扱者Oの生体認証の結果、取扱者Oの正当性が承認されると、取扱者生体認証部13から物品出し入れ管理部15へ正当性承認情報が出力される(ステップS102)。なお、取扱者Oの生体認証の結果、取扱者Oの正当性が承認されない(不承認)場合、物品出し入れ管理システムは作動を停止する。
取扱者生体認証部13からの正当性承認情報の入力により、物品出し入れ管理部15は動画像撮影カメラ14に対し動画像撮影開始指令を出力し、動画像撮影開始指令が入力した動画像撮影カメラ14は、保管箱10と物品ID認識部12の間での物品Sの移動状況の動画像撮影を開始し記録する(ステップS103)。動画像撮影カメラ14による撮影の開始により、物品出し入れ管理部15は、物品出し入れ制限部11を動作させて、物品Sの出し入れ制限状態にある保管箱10の収容区画10aを開状態とし、保管箱10に対する物品Sの出し入れ制限を解除する(ステップS104)。
保管箱10に対する物品Sの出し入れ制限が解除されることにより、収容区画10aからの物品Sの取り出しが可能になり、取扱者Oが、収容区画10aから物品Sを取り出す(ステップS105)。取扱者Oが物品Sを取り出すと、保管箱10の物品保管検知部は物品Sを検知せず、保管箱10は、保管物品検知状態から収容区画10aに物品Sが存在しない保管物品非検知状態に変化し(ステップS106)、保管物非検知状態情報が物品出し入れ管理部15へ出力される。
次に、収容区画10aから物品Sを取り出した取扱者Oは、物品ID認識部12に物品Sに付与された偽造防止付き二次元コードシートCをかざして、二次元コードに基づく物品SのID認識操作を行い(ステップS107)、物品SのIDを認識すると、物品ID認識部12によってホログラムシートが撮影され偽造確認が行われる(ステップS108)。物品SのID認識結果情報及びホログラムシート撮影結果情報は、物品ID認識部12から物品出し入れ管理部15へ出力される。
なお、複数の物品Sを保管箱10から取り出す場合は、物品Sを取り出した(ステップS105)後から、物品SのID認識操作(ステップS107)及びホログラムシート撮影(ステップS108)迄の処理を、それぞれの物品Sについて繰り返す(ステップS109)。
そして、物品SのID認識操作及びホログラムシート撮影後、取扱者生体認証部13による生体認証操作を終了する(ステップS109)。生体認証操作の終了により、物品出し入れ管理部15は、物品出し入れ制限部11を動作させ収容区画10aの開口を閉状態として、保管箱10に対する物品Sの出し入れ制限状態へと復帰し(ステップS110)、更に、動画像撮影カメラ14による動画像撮影を停止する(ステップS111)。その後、物品出し入れ管理部15において物品取り出し処理を終了する。
続いて、物品Sの保管箱10への戻し入れ処理について説明する。
図6は、この発明に係る物品出し入れ管理方法による物品戻し入れ時における処理手順を示す説明図(その1)であり、図7は、この発明に係る物品出し入れ管理方法による物品戻し入れ時における処理手順を示す説明図(その2)である。
図6は、この発明に係る物品出し入れ管理方法による物品戻し入れ時における処理手順を示す説明図(その1)であり、図7は、この発明に係る物品出し入れ管理方法による物品戻し入れ時における処理手順を示す説明図(その2)である。
図6及び図7に示すように、物品Sの保管箱10への戻し入れを行う場合、物品出し入れ管理部15において物品戻し入れ処理が実行され、先ず、取扱者生体認証部13による認証操作が開始される(ステップS201)。物品Sの取扱者Oの生体認証の結果、取扱者Oの正当性が承認されると、取扱者生体認証部13から物品出し入れ管理部15へ正当性承認情報が出力される(ステップS202)。なお、取扱者Oの生体認証の結果、取扱者Oの正当性が承認されない(不承認)場合、物品出し入れ管理システムは作動を停止する。
取扱者生体認証部13からの正当性承認情報の入力により、物品出し入れ管理部15は動画像撮影カメラ14に対し動画像撮影開始指令を出力し、動画像撮影開始指令が入力した動画像撮影カメラ14は、保管箱10と物品ID認識部12の間での物品Sの移動状況の撮影を開始し動画像として記録する(ステップS203)。動画像撮影カメラ14による撮影の開始により、物品出し入れ管理部15は、物品出し入れ制限部11を動作させて、物品Sの出し入れ制限状態にある保管箱10の収容区画10aを開状態とし、保管箱10に対する物品Sの出し入れ制限を解除する(ステップS204)。
次に、収容区画10aへ物品Sを戻し入れる取扱者Oは、物品ID認識部12に物品Sに付与された偽造防止付き二次元コードシートCをかざして、二次元コードに基づく物品SのID認識操作を行い(ステップS205)、物品SのIDを認識すると、物品ID認識部12によってホログラムシートが撮影され偽造確認が行われる(ステップS206)。物品SのID認識結果情報及びホログラムシート撮影結果情報は、物品ID認識部12から物品出し入れ管理部15へ出力される。
物品SのID認識及びホログラムシート撮影処理の後、取扱者Oは、保管箱10に対する物品Sの出し入れ制限が解除されて物品Sの戻し入れが可能になっている収容区画10aへ、物品Sを戻し入れる(ステップS207)。取扱者Oが保管箱10へ物品Sを戻し入れると、保管箱10の物品保管検知部は物品Sを検知し、保管箱10は、保管物品非検知状態から収容区画10aに物品Sが存在する保管物品検知状態に変化し(ステップS208)、検知状態情報が物品出し入れ管理部15へ出力される。
複数の物品Sを保管箱10へ戻し入れる場合は、物品SのID認識操作(ステップS205)及びホログラムシート撮影(ステップS206)後から、収容区画10aに物品Sが存在する保管物品検知状態へと変化する(ステップS208)迄の処理を、それぞれの物品Sについて繰り返す。
そして、収容区画10aに物品Sが存在する検知状態となった後、取扱者生体認証部13による生体認証操作を終了する(ステップS209)。生体認証操作の終了により、物品出し入れ管理部15は、物品出し入れ制限部11を動作させ収容区画10aの開口を閉状態として、保管箱10に対する物品Sの出し入れ制限状態へと復帰し(ステップS210)、更に、動画像撮影カメラ14による動画像撮影を停止する(ステップS211)。その後、物品出し入れ管理部15において物品戻し入れ処理を終了する。
上述したように、この発明に係る物品出し入れ管理システムにおいて管理対象となる物品Sには、複写機等により複製することが可能な二次元コードの偽造を検出するため、二次元コードシートにコード偽造識別シート(ホログラムシート)が添付された偽造防止付き二次元コードシートCが付与されている。従って、物品ID認証時に、偽造防止付き二次元コードシートCを撮影して保存することにより、例えば、悪意者により偽造された二次元コードシートを添付した偽物の物品を認証して戻すことによるすり替えが行われた場合でも、偽造識別シート画像が記録されるため、後にコード偽造が発覚したときに保存したコード偽造判別シートをチェックして、物品Sの不正取扱者の特定を容易に行うことができる。
また、複写のホログラム部分に上から同じホログラムシートを貼るといった不正を行った場合にも不正を確認することができるように、真正のホログラムシートに模倣不可能なサイン等の印を付けても良いし、ホログラムの模様が不規則でホログラムシート単位にユニークな物でも良い。
また、物品Sの認証と保管箱10に対する出し入れの間を動画で撮影し物品Sの移動状況を動画で記録することにより、その間での物品Sのすり替えがあった場合でもすり替えの確認が可能なので、結果的に、すり替えを防止することができる。例えば、物品Sの移動状況の動画映像をコンピュータで解析して、物品Sの動きが不自然なものについて移動動作が異常であると自動的に判定する機能を持たせることにより、すり替え等の不正操作の検出を容易にすることができる。
また、物品Sの認証と保管箱10に対する出し入れの間を動画で撮影し物品Sの移動状況を動画で記録することにより、その間での物品Sのすり替えがあった場合でもすり替えの確認が可能なので、結果的に、すり替えを防止することができる。例えば、物品Sの移動状況の動画映像をコンピュータで解析して、物品Sの動きが不自然なものについて移動動作が異常であると自動的に判定する機能を持たせることにより、すり替え等の不正操作の検出を容易にすることができる。
また、物品Sが磁気テープであって、外部への持ち出しと不正な複写による情報流出が発生した場合、流出した情報が記録されていた磁気テープのID番号により、物品出し入れ管理部15に記録されている、該当する磁気テープとその取り扱い履歴を検索して抽出し、二次元コードシートの真性確認、動画再生によるすり替えチェックを一件毎に行った上で、取り出し時間と戻し入れ時間を当該磁気テープの業務システムでの使用履歴と付き合わせることにより、不審な取り扱いについての洗い出しを行うことができる。
このように、この発明に係る物品出し入れ管理方法及びシステムにより、物品出し入れ管理を行う際に、設備コストの上昇を抑えると共に、偽造された認識装置を使用した物品の出し入れを防止することができる。
この発明によれば、保管手段に、管理対象物の取り出し或いは戻し入れを所定条件のもと制限する出し入れ制限手段が備えられ、管理対象物が保管手段に存在するのを検知し、管理対象物の保管手段からの取り出し毎或いは保管手段への戻し入れ毎に偽造防止付き識別標識が読み取られ、且つ、撮影され、管理対象物の取り出し或いは戻し入れを行う取扱者の生体情報が読み取られ、取扱者が正当取扱者であることを確認する生体認証が行われ、保管手段と認識手段の間での管理対象物の移動状況が動画像として撮影されるので、物品出し入れ管理を行う際に、設備コストの上昇を抑えると共に、偽造された認識装置を使用した物品の出し入れを防止することができる物品出し入れ管理方法及びシステムとして最適である。
10 保管箱
10a 収容区画
11 物品出し入れ制限部
11a 棒部材
11b 板部材
12 物品ID認識部
13 取扱者生体認証部
14 動画像撮影カメラ
15 物品出し入れ管理装置
15a 登録情報データベース
15b プログラム格納部
15c 演算処理部
15d 業務使用記録部
15e 携帯電話端末通信部
C 偽造防止付き二次元コードシート
C1 二次元コードシート
C2 ホログラムシート
O 取扱者
S 物品
10a 収容区画
11 物品出し入れ制限部
11a 棒部材
11b 板部材
12 物品ID認識部
13 取扱者生体認証部
14 動画像撮影カメラ
15 物品出し入れ管理装置
15a 登録情報データベース
15b プログラム格納部
15c 演算処理部
15d 業務使用記録部
15e 携帯電話端末通信部
C 偽造防止付き二次元コードシート
C1 二次元コードシート
C2 ホログラムシート
O 取扱者
S 物品
Claims (10)
- 予め登録された、偽造防止付き識別標識が付与されて保管手段に収容保管された管理対象物についての登録情報データベースと、前記保管手段からの前記管理対象物の出し入れ状況を管理記録する機能を制御するプログラムを格納するプログラム格納部と、メインメモリとCPUからなる演算処理部とを備えた、前記保管手段を管理するコンピュータシステムによって実行される、管理対象物出し入れ管理方法であって、
前記保管手段に備えられた出し入れ制限手段により、前記保管手段に対し前記管理対象物の取り出し或いは戻し入れを所定条件のもと制限する処理と、
検知手段により、前記管理対象物が前記保管手段に存在するのを検知する処理と、
認識手段により、前記管理対象物の前記保管手段からの取り出し或いは前記保管手段への戻し入れ毎に前記偽造防止付き識別標識を読み取り、且つ、撮影する処理と、
生体認証手段により、前記管理対象物の取り出し或いは戻し入れを行う取扱者の生体情報を読み取り、前記取扱者が正当取扱者であることを確認する生体認証を行う処理と、
撮影手段により、前記保管手段と前記認識手段の間での前記管理対象物の移動状況を動画像として撮影する処理と
を有することを特徴とする管理対象物出し入れ管理方法。 - 前記偽造防止付き識別標識は、識別標識と、光学的な複写による複製が困難な偽造識別シートとより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管理対象物出し入れ管理方法。
- 前記識別標識は、二次元コードが記録された二次元コードシートであることを特徴とする請求項2に記載の管理対象物出し入れ管理方法。
- 前記偽造識別シートは、ホログラムシートであり、前記認識手段による撮影は、ホログラムの特徴が目視により確認することができるように光線条件を異ならせた状態で複数回行われることを特徴とする請求項2または3に記載の管理対象物出し入れ管理方法。
- 予め登録された、偽造防止付き識別標識が付与されて保管手段に収容保管された管理対象物についての登録情報データベースと、前記保管手段からの前記管理対象物の出し入れ状況を管理記録する機能を制御するプログラムを格納するプログラム格納部と、メインメモリとCPUからなる演算処理部とを備えた、前記保管手段を管理するコンピュータシステムによって実行される、管理対象物出し入れ管理システムであって、
前記保管手段に備えられ、前記保管手段に対し前記管理対象物の取り出し或いは戻し入れを所定条件のもと制限する出し入れ制限手段と、
前記管理対象物が前記保管手段に存在するのを検知する検知手段と、
前記管理対象物の前記保管手段からの取り出し毎或いは前記保管手段への戻し入れ毎に前記偽造防止付き識別標識を読み取り、且つ、撮影する認識手段と、
前記管理対象物の取り出し或いは戻し入れを行う取扱者の生体情報を読み取り、前記取扱者が正当取扱者であることを確認する生体認証を行う生体認証手段と、
前記保管手段と前記認識手段の間での前記管理対象物の移動状況を動画像として撮影する撮影手段と
を有することを特徴とする管理対象物出し入れ管理システム。 - 前記偽造防止付き識別標識は、識別標識と、光学的な複写による複製が困難な偽造識別シートとにより形成されていることを特徴とする請求項5に記載の管理対象物出し入れ管理システム。
- 前記識別標識は、二次元コードが記録された二次元コードシートであることを特徴とする請求項6に記載の管理対象物出し入れ管理システム。
- 前記偽造識別シートは、ホログラムシートであり、前記認識手段は、ホログラムの特徴が目視により確認することができるように光線条件を異ならせた状態で複数回撮影を行うことを特徴とする請求項6または7に記載の管理対象物出し入れ管理システム。
- 前記管理対象物は、前記コンピュータシステムとオンライン接続された業務システムで使用される磁気記録媒体であり、前記業務システムからの使用情報に基づき前記磁気記録媒体の使用状況を記録する記録手段を備えたことを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の管理対象物出し入れ管理システム。
- 携帯電話端末との通信機能を有し、前記偽造防止付き識別標識を前記携帯電話端末で撮影した画像或いは前記携帯電話端末で読み取った前記偽造防止付き識別標識の識別情報、及び前記携帯電話端末が有するGPS(Global Positioning System)情報を受信する通信手段を備えたことを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の管理対象物出し入れ管理システム。
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JP2009256435A JP2011098831A (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 物品出し入れ管理方法及びシステム |
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JP2009256435A Withdrawn JP2011098831A (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 物品出し入れ管理方法及びシステム |
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- 2009-11-09 JP JP2009256435A patent/JP2011098831A/ja not_active Withdrawn
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