JP2011096380A - 照明スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】発光ダイオードを光源に用いた照明スタンドにおいて、スタンド頭部の姿勢を大きく変えることなく、机上面の所望領域に十分な照度を確保できる照明スタンドを提供する。
【解決手段】照明スタンドは、スタンド頭部51と、スタンド頭部51を姿勢変更可能に支持するスタンド本体と、スタンド頭部51に取り付けられ、光源として機能する複数個の発光ダイオード52dとを有する。複数個の発光ダイオード52dは、各発光ダイオード52dの出射光の光軸DALが同じ方向を向くように、一列に配列されている。スタンド頭部51を基準姿勢においた場合に、各発光ダイオード52dの出射光の光軸DALが、鉛直面から0度を超え、45度以下の角度で前方に向けて傾斜する。
【選択図】図3

Description

本発明は、発光ダイオードを光源に用いた照明スタンドに関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)は、p型半導体とn型半導体とのpn接合を有し、p型半導体からn型半導体へ順方向に電圧を印加したときにキャリアが再結合することによるエネルギーが光として放出される性質を利用しているため、環境に対する負荷が小さい発光素子である。
昨今の地球環境保護を目的とする環境意識の向上に伴い、従来の蛍光ランプに代わり、上述した発光ダイオードを光源に用いる省エネルギー且つ長寿命タイプの照明スタンドが開発されている(例えば、特許文献1を参照)。
このような発光ダイオードを光源に用いた照明スタンドは、従来の蛍光ランプなどの直管ランプと比較すると、照射角度範囲(光束が存在する立体角範囲)が狭くなっている。そのため、机上面などの被照射面における所望領域に十分な照度を確保するには、出射光の光軸の方向の調節のために、ユーザがスタンド頭部の位置や姿勢を変更する操作が必要になる。そして、ユーザの目がスタンド頭部と同じ高さにあると、スタンド頭部を前方が高くなるように大きく傾けた場合に、発光ダイオード(の散乱光)が直接視界(目)に入り、不快感を覚えることがある。
また、発光ダイオードは、連続して長時間点灯すると、その間に発生する熱によって高温となり、発光効率が低下し、寿命が短縮されるという欠点もある。このため、発光ダイオードを光源に用いた照明スタンドでは、発光ダイオードの放熱対策を行う必要性もある。
特開2004−165115号公報
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであって、発光ダイオードを光源に用いた照明スタンドにおいて、スタンド頭部の姿勢を大きく変えることなく、被照射面の所望領域に十分な照度を確保できる照明スタンドを提供することを目的とする。
また、本発明は、発光ダイオードを光源に用いた照明スタンドにおいて、発光ダイオードが連続して長時間点灯する際の発熱による劣化を防止し、長寿命化を実現した照明スタンドを提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の照明スタンドは、
スタンド頭部と、該スタンド頭部を姿勢変更可能に支持するスタンド本体と、
前記スタンド頭部に取り付けられ、光源として機能する複数個の発光ダイオードと、を有する照明スタンドにおいて、
前記複数個の発光ダイオードは、各発光ダイオードの出射光の光軸が同じ方向を向くように、一列に配列され、
前記スタンド頭部を基準姿勢においた場合に、各発光ダイオードの出射光の光軸が、鉛直面から0度を超え、45度以下の角度で前方に向けて傾斜する、
ことを特徴とする。
本発明の照明スタンドによれば、スタンド頭部の姿勢を大きく変えることなく、机上面などの被照射面の所定領域に十分な照度を確保することができる。
本発明の実施形態に係る照明スタンドの全体の構造及び動きを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る照明スタンドのスタンド頭部を左斜め前方側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明スタンドのスタンド頭部の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る照明スタンドのスタンド頭部を左斜め前方側から見た斜視分解図である。 スタンド頭部に取り付けられた発光ダイオードによる机上面Dsの被照射領域Lzの照射状態を示す概念図であって、本発明の実施形態に係る照明スタンドによる照射状態を示す図である。 スタンド頭部に取り付けられた発光ダイオードによる机上面Dsの被照射領域Lzの照射状態を示す概念図であって、比較用の照明スタンドによる照射状態を示す図である。 スタンド頭部に取り付けられた発光ダイオード(の散乱光)がユーザによって視認される状態を示す概念図であって、本発明の実施形態に係る照明スタンドにおける視認状態を示す図である。 スタンド頭部に取り付けられた発光ダイオード(の散乱光)がユーザによって視認される状態を示す概念図であって、比較用の照明スタンドにおける視認状態を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る照明スタンドのスタンド頭部における発光ダイオードの配列状態を示す模式図であって、一の配線基板における各発光ダイオードの配列状態を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る照明スタンドのスタンド頭部における発光ダイオードの配列状態を示す模式図であって、複数の配線基板における各発光ダイオードの配列状態を示す図である。
本発明の実施の形態に係る照明スタンドについて添付の図面を参照して説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係る照明スタンド50は、学童用の学習スタンドとして机上面(被照射面)Dsを照射するものである。照明スタンド50は、スタンド頭部51と、スタンド頭部51に取り付けられ、光源として機能する複数個の発光ダイオード52d(図4参照)と、スタンド頭部51を可動アーム51mを介して姿勢変更可能に支持する四角箱状のスタンド本体50aと、を備えている。
図1に示すように、照明スタンド50は、その転倒を防止するための平盤状のスタンド台50sを介して机上面Dsに載置されている。このスタンド台50sに、スタンド本体50aが机上面Dsに対して起立した状態で固定されている。
スタンド本体50aの内部には、複数の発光ダイオード52dをオンオフ制御する点灯回路50cが配設されている。点灯回路50cには、家庭用AC電源から電力が供給されるように、電源プラグ50pが接続された電源コード50dが電気的に接続されている。
スタンド本体50aの前方正面には、点灯回路50cによって各発光ダイオード52dをオンオフするための操作スイッチ50wが配設されている。
照明スタンド50には、スタンド頭部51を支持する前後一対のパイプ状の可動アーム51mが配設されている。
スタンド本体50aの上部内壁面には、可動アーム51m、及び後述する第2支持部56と協同し、可動アーム51を介してスタンド頭部51の高さ及び前後方向の位置を調節可能とする第1支持部55が固設されている。第1支持部55は、スタンド本体50aの内壁面に固定された扇型状の板材50eと、板材50eに挿通された一対のボルト58とを備えている。
可動アーム51mは、その基端部で第1支持部55において一対のボルト58により上下方向に回転可能に固定され、スタンド本体50aに対して上下方向に回転可能になっている。さらに、可動アーム51mは、図示しない保持機構によって、その回転範囲の任意の回転位置でスタンド本体50aに対して保持されるように構成されている。
図1及び図2に示すように、照明スタンド50には、左右一対の楕円形状の板材51eと、一対の板材51eを貫通する軸状部材51fと、板材51eに挿通された一対のボルト59と、を有する第2支持部56が配設されている。
また、照明スタンド50には、スタンド頭部51を左右方向に回転可能に支持する第3支持部57が配設されている。そして、スタンド頭部51は、第3支持部57を介して左右方向に首振り可能になっている。
また、軸状部材51fは、第3支持部57に固設された支軸51gに挿通されている。さらに、一対の可動アーム51mは、各自由端部で、第2支持部56において一対のボルト59により回転可能に固定されている。
そして、図1に示すように、第1支持部55に支持された可動アーム51mを、スタンド本体50aに対して上下方向に回転させるときに、スタンド頭部51は、第2支持部56を介して一対の可動アーム51mに対して回転可能となる。これにより、スタンド頭部51は、可動アーム51mに対する相対姿勢、机上面Dsからの高さ、及び、スタンド本体50aに対する前後方向の位置が調節可能になっている。
さらに、図1及び図2に示すように、スタンド頭部51を、軸状部材51fを中心として上下方向に回転させることにより、スタンド頭部51の、第2支持部56に対する相対姿勢を変更可能となっている。
以上のようにして、スタンド頭部51は、スタンド本体50aによって可動アーム51mを介して姿勢変更可能に支持されている。
また、図2及び図3に示すように、スタンド頭部51は、上セード部51Uと、下セード部51Lとが組み合わされてケース状に構成されている。下セード部51Lには、発光ダイオード52dの光出射側に、光を透過する透過性カバー53が配設されている。透過性カバー53は、下面53aと、下面53aに対して前方ほど高くなるように傾斜した前面53bとを有している。
さらに、図1、図3及び図4に示すように、スタンド頭部51には、スタンド頭部51の内部には、光反射板51rが取り付けられている。そして、光反射板51rには、4個(複数個)の配線基板51sが配設されており、各配線基板51sには、発光ダイオード52dが14個(複数個)ずつ取り付けられている(図4参照)。光反射板51rは、発光ダイオード52dから出射された光の散乱光を集光するように機能する。
詳しくは、図3に示すように、光反射板51rは、断面が略「L」の字型に形成されており、透過性カバー53の下面53aを基準として、0度を超え、45度以下の角度ψで前方ほど高くなるように傾斜した基板取付面部51pと、基板取付面部51pに対して前方ほど低くなるように傾斜した光反射面部51qとを備えている。光反射板51rは、基板取付面部51pで下セード部51Lにボルト60によって取り付けられている。また、光反射面部51qは、先端部が上セード部51Uの前方と接合されている。そして、基板取付面部51pに、配線基板51sが取り付けられている。
図3及び図4に示すように、発光ダイオード52dは、その出射光の光軸DALが同じ方向を向くように、一列、詳しくは、一直線状に配列した状態で、各配線基板51s上に取り付けられている。そして、4個(複数個)の配線基板51sは、光反射板51rの基板取付面部51p上に、一列、具体的には、一直線状に取り付けられている。
このため、4個の配線基板51s上に配設された合計56個(=14×4個)の発光ダイオード52dは、一列、具体的には、一直線状に配列した状態で、各配線基板51s及び光反射板51rを介してスタンド頭部51に取り付けられていることになる。
即ち、図3に示すように、発光ダイオード52dは、その出射光の光軸DALが、基板取付面部51pと垂直になるようにスタンド頭部51に取り付けられている。
図1に戻り、配線基板51sは、配線コード51dによってスタンド本体50aに収納された点灯回路50cと電気的に接続されている。
そして、発光ダイオード52dは、点灯回路50cから配線コード51d及び配線基板51sを介して電流が供給されると、スタンド頭部51に取り付けられた透過性カバー53を通して外部に光を出射する。本実施形態では、この透過性カバー53の種類を変更することによって、発光ダイオード52dから外部に出射される光束、及び、机上面Dsにおける照度を調節することができる。
本実施形態では、図3に示す透過性カバー53の下面53aを「基準面」とする。そして、図3に示すように、机上面Dsに対するスタンド頭部51の姿勢を変更し、基準面を水平面Hsと平行とする(基準面を鉛直面Vsと直交させる)ことで、スタンド頭部51が「基準姿勢」となる。
そして、スタンド頭部51をこのような基準姿勢とすると、各発光ダイオード52dの出射光の光軸DALが、鉛直面Vsから0度を超え、45度以下の角度で前方に向けて傾斜するようになる。つまり、各発光ダイオード52dから、鉛直面Vsから0度を超え、45度以下の角度で前方に向けて傾斜した状態で光が出射されるようになる。
すると、図5Aに示すように、各発光ダイオード52dから、照明スタンド50が載置される机上面Ds上の前方側に設定した被照射領域Lzに向け、集中して光が出射されるようになる。このため、スタンド頭部51を前方が高くなるように大きく傾けることなく(大きく姿勢を変更することなく)、被照射領域Lzに十分な照度を確保することができるようになる。
図5Bに示す比較用の照明スタンド50´では、発光ダイオード52dは、透過性カバー53の下面53a(水平面Hs)に平行な取付面51p´に取り付けられている。この取付面51p´は、本実施形態の照明スタンド50の基板取付面部51pが、透過性カバー53の下面53aを基準として0度に傾斜している、つまり、傾斜していない場合に対応する。この場合、図5Bに示すように、照明スタンド50´のスタンド頭部51を基準姿勢とすると、各発光ダイオード52dから出射された光が下方に向けて集中的に照射されてしまい、机上面Ds上の前方側に設定した被照射領域Lzに十分な照度を確保することが困難となる。
その一方で、基板取付面部51pの水平面Hsに対する角度が45度を超えても、各発光ダイオード52dから出射された光が前方に向けて集中的に照射されてしまい、机上面Dsの被照射領域Lzに十分な照度を確保することが困難となるとともに、各発光ダイオード52dから出射された光がユーザの視界(目)に直接入ってしまうことも懸念される。
図3に戻り、本実施形態の照明スタンド50では、光反射板51rの一部である光反射面部51qが、スタンド頭部51が基準姿勢である場合に、各発光ダイオード52dをスタンド頭部51の前方側から視認不能とする遮蔽部としても機能する。つまり、ユーザの目がスタンド頭部51と同じ高さかそれ以上にある場合に、基板取付面部51pの前方に位置する光反射面部51qによって、発光ダイオード52d(の散乱光)がユーザの視界(目)に入ることが効果的に防止されている。
ここで、光反射面部51qは、基板取付面部51pに対して前方ほど高くなるように90度以上135度以下の角度で傾斜していることが好ましい。これにより、スタンド頭部51を基準姿勢においた場合に、光反射面部51qを基板取付面部51pの前方側に確実に位置させることができ、各発光ダイオード52dがユーザの視界に入ることが確実に防止されるようになる。
さらに具体的に本実施形態の照明スタンド50の作用効果を説明すると、前述した比較用の照明スタンド50´では、発光ダイオード52dは、透過性カバー53の下面53a(水平面Hs)に平行な取付面51p´に取り付けられている。この場合、図6Bに示すように、発光ダイオード52dで机上面Dsの被照射領域Lzを集中して照射するには、スタンド頭部51を前方ほど高くなるように大きく傾ける必要がある。このため、ユーザの目がスタンド頭部と同じ高さかそれ以上にある場合には、発光ダイオード52d(の散乱光)がユーザの視界(目)に入ってしまうことがある。
これに対して、図6Aに示すように、本実施形態の照明スタンド50によれば、スタンド頭部51を基準姿勢とすると、各発光ダイオード52dから、照明スタンド50が載置された机上面Ds上の前方側に設定した被照射領域Lzに向け、集中して光が出射されるようになる。このため、スタンド頭部51の姿勢を大きく変更することなく、被照射領域Lzに十分な照度を確保することができるようになる。しかも、この照明スタンド50によれば、光反射板51rの光反射面部51qによって、各発光ダイオード52dがユーザの視界(目)に入ることが効果的に防止されている。このため、この照明スタンド50では、スタンド頭部51を基準姿勢においた場合に、ユーザの目がスタンド頭部と同じ高さかそれ以上にあるときに、発光ダイオード52d(の散乱光)がユーザの視界に入ることが効果的に防止されることになる。
なお、本実施形態では、光反射板51rの材料にアルミニウム製の板料を使用している。その他、光反射板51rの材料としては、例えば、熱伝導性が良好で、且つ鏡面仕上げの容易な金属板、具体的には、ステンレス製の板材などを使用することができる。また、このような金属板以外にも、光を表面で反射する性質を有し、かつ、熱伝導性が良好となるように、基材としての樹脂に金属製のフィラーを混合した複合材料や、表面に熱伝導性の良好な塗料を塗布した樹脂製の板材なども使用することができる。
このような光反射板51rによって、発光ダイオード52dが発光時に発生する熱が良好に外部に伝導されて放散される。その結果、発光ダイオード52dは、連続して長時間点灯した場合でも、自身が発生する熱によって発光効率が低下することがなくなり、発光ダイオード52dの超寿命化が実現される。
以上説明したように、本実施形態の照明スタンド50によれば、発光ダイオード52dは、その出射光の光軸DALが同じ方向を向くように、一列に配列されている。また、スタンド頭部51を基準姿勢においた場合に、各発光ダイオード52dの出射光の光軸DALが、鉛直面Vsから0度を超え、45度以下の角度で前方に向けて傾斜している。このため、机上面Dsに対するスタンド頭部51の角度を調節し、スタンド頭部51を基準姿勢とすると、発光ダイオード52dから照明スタンド50の前方に設定した被照射領域Lzに向け、集中して光が出射されるようになる。このように、本実施形態の照明スタンド50によれば、スタンド頭部51を基準姿勢とすることのみで、スタンド頭部51の姿勢を大きく変えることなく、机上面Dsの被照射領域Lzに十分な照度が確保できるようになる。
また、本実施形態の照明スタンド50では、光反射板51rの一部である光反射面部51qは、発光ダイオード52dをスタンド頭部51の前方側から視認不能とする遮蔽部としても機能する。このため、スタンド頭部51を基準姿勢した場合に、ユーザの目がスタンド頭部51と同じ高さにあっても、発光ダイオード52d(の散乱光)がユーザの視界に入ることなく、机上面Dsの被照射領域Lzに十分な照度を確保することができる。
さらに、本実施形態の照明スタンド50では、光反射板51rは、アルミニウム製の板料からなるので、これにより、光反射板51rが、良好な熱の伝導体としても機能するようになり、各発光ダイオード52dが発光時に発生する熱が効率的に外部に放散されるようになる。この結果、各発光ダイオード52dの発光時の発熱による劣化が防止され、発光ダイオード52dの長寿命化が実現される。
なお、上記実施形態では、透過性カバー53の下面53aを基準面とし、机上面Dsに対するスタンド頭部51の姿勢を変更し、基準面を水平面Hsと平行とする(基準面を鉛直面Vsと直交させる)ことで、スタンド頭部51が基準姿勢となるようにした。しかしこれに限られず、基準面は任意に設定することができる。例えば、スタンド頭部51の上面を平坦に形成し、当該平坦面を基準面とすることもできるし、スタンド頭部51の上セード部51Uと下セード部51Lの合せ面を基準面とすることもできる。
また、上記実施形態では、スタンド頭部51の下セード部51Lには、発光ダイオード52dの光出射側に位置するように、光を透過する透過性カバー53を配設したが、これに代えて、光を拡散させる光拡散性カバーを配設することもできる。これにより、光拡散性カバーの種類を変更することによって、各発光ダイオード52dから出射される光束、及び、机上面Dsの被照射領域Lzにおける照度を自在に調節することができる。
また、上記実施形態では、各配線基板51s上には、それぞれ、複数個の発光ダイオード52dを一直線状に配列した。しかしこれに限られず、図7Aに示すように、各配線基板51s上には、複数個の発光ダイオード52dを、例えば、千鳥状に配列してもよい。即ち、図7Aに示すような千鳥状の発光ダイオード52dの配列態様も、本発明における「一列」の配列態様に含まれる。
また、上記実施形態では、複数個の配線基板51sは、光反射板51rの基板取付面部51p上に一直線状に配列した。しかしこれに限られず、図7Bに示すように、複数個の配線基板51sは、例えば、千鳥状に配列してもよい。即ち、図7Bに示すような発光ダイオード52dの配列態様も、本発明における「一列」の配列態様に含まれる。
また、上記実施形態では、光反射板51rの一部である光反射面部51qを、各発光ダイオード52dをスタンド頭部51の前方側から視認不能とする遮蔽部として機能させた。しかしこれに限られず、この遮蔽部としては、光反射板51rとは独立した遮蔽板を用いることもできる。
また、上記実施形態では、各発光ダイオード52dは、光反射板51rに取り付けた。しかしこれに限られず、例えば、各発光ダイオード52dは、光を反射する機能を有しない非反射部材に取り付けることも可能である。
また、上記実施形態では、本発明の技術思想を、例えば、学習机上に載置して使用される学習スタンドに応用した例を示した。しかしこれに限られず、本発明の技術思想は、その他の用途、例えば、棚下灯や通路灯にも適用することが可能である。
ψ 傾斜角度
Hs 水平面
Vs 鉛直面
DAL 光軸
50 照明スタンド
51 スタンド頭部
55 第1支持部
56 第2支持部
57 第3支持部
51m 可動アーム
51r 光反射板
51p 基板取付面部
51q 光反射面部(遮蔽部)
51s 配線基板
52d 発光ダイオード(光源)
53 透過性カバー
53a (透過性カバーの)下面
53b (透過性カバーの)前面

Claims (5)

  1. スタンド頭部と、該スタンド頭部を姿勢変更可能に支持するスタンド本体と、
    前記スタンド頭部に取り付けられ、光源として機能する複数個の発光ダイオードと、を有する照明スタンドにおいて、
    前記複数個の発光ダイオードは、各発光ダイオードの出射光の光軸が同じ方向を向くように、一列に配列され、
    前記スタンド頭部を基準姿勢においた場合に、各発光ダイオードの出射光の光軸が、鉛直面から0度を超え、45度以下の角度で前方に向けて傾斜する、
    ことを特徴とする照明スタンド。
  2. 前記複数個の発光ダイオードは、光反射板を介して前記スタンド頭部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明スタンド。
  3. 前記光反射板は、金属板から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の照明スタンド。
  4. 前記光反射板の一部が、前記スタンド頭部の前方側から前記各発光ダイオードを視認不能とする遮蔽部としても機能することを特徴とする請求項2又は3に記載の照明スタンド。
  5. 前記スタンド頭部には、透過性カバー又は光拡散性カバーが配設され、前記各発光ダイオードは、前記透過性カバー又は前記光拡散性カバーを通して外部に光を出射することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明スタンド。
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