JP2011095132A - 乳幼児のアレルギー発症の予測・アレルギーの増悪、改善の判定法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アレルゲンに対する臍帯血中のIgAを測定し、あらかじめ作成した判定評価スコアに基づき、乳児がアレルゲンに対して6ヶ月以内にアレルギーを発症するかを予測したり、母乳を介したアレルギーの発症リスクを検査する。また、特定のアレルゲンに対して1歳未満でアレルギーを発症したアレルギー発症児のアレルゲンに対する唾液の抗原特異的分泌型IgAを測定し、あらかじめ作成した判定評価スコアに基づき、幼児のアレルギー症状の改善の程度を検査する。
【選択図】なし
Description
[検体採取]
生後6ヶ月検診時のアレルギー診断結果により特定された、出生後6ヶ月までに卵白に対してアレルギーを発症した乳児13名と、発症しなかった乳児7名における臍帯血中の卵白アレルゲン特異的IgE及びIgAの比較を行った。新生児の臍帯血とその母体の血液(血清)が、徳島大学の倫理委員会の承認と健康保険鳴門病院(徳島県)の倫理委員会の承認の上で、十分なインフォームドコンセントのもとに承認の得られた臨床検体として、健康保険鳴門病院小児科の市岡隆男先生及び産婦人科の鎌田正晴先生から供与された。このうち、生後半年以内に再来院した乳児のアレルギー発症の有無の確認を確認した。
アレルゲンとしての抗原タンパク質として、オボアルブミン(Sigma社製)、オボムコイド(Sigma社製)、コンアルブミン(Sigma社製)、及び全卵白(Egg White)(徳島大学製)を用い、臍帯血血清を2倍希釈して用いた。
活性化処理済のジーンスライド(登録商標)(東洋鋼鈑株式会社製)を購入し、基本バッファー(PBS pH7.5、0.1M HEPES pH8.0、0.1M CAPS pH10.0、0.1M CHES pH9.0等のグッドバッファー若しくはホウ酸バッファー)に、5〜30%DMSO又は5〜30%PEG300を添加した溶液に、抗原タンパク質としてオボムコイド(Sigma社製)及び全卵白(徳島大学製)を0.25〜1.0mg/mLの濃度に溶解して、抗原タンパク質溶液を調製した。かかる調製された各々の抗原タンパク質溶液を384穴プレート平底(CORMING社製)に分注し、マイクロアレイ作製装置(GeneMachines OmniGrid Accent、NIPPN TechnoCluster,Inc社製)により、上記ジーンスライド上に3nLスポット後、遮光下で37℃にて3時間乾燥し、抗原タンパク質を固定化した。
上記抗原タンパク質と標準溶液とが固定化されたジーンスライドを、反応プレート(SANPLATEC社製)に移し、ブロッキング試薬(10mg/mL BSA,0.1M Glycine,25% NanoBio Blocker PBS溶液)を20μL/反応穴槽(ウェル)に添加し、遮光下冷蔵(4℃)にて静置し終夜反応させた。
上記ブロッキング試薬をアスピレーター(VARIABLE SPEED PUMP、BIORAD社製)で吸引除去後、再度反応プレートに移し、洗浄液(50mM TTBS)を8mL添加後、5分間ゆらした後にアスピレーターで洗浄液を吸引除去した。同様に3回洗浄した後、さらに精製水(MilliQ水)で2回洗浄した。遠心機(Allegra(商標)、X-22R Centrifuge (BECKMAN COULTER社製))で、遠心水滴除去(2000rpmにて1分間)して、ジーンスライド表面の水滴を除去した。希釈液(10mg/mL BSA、0.05%Tween20、0.3MKClのPBS溶液)で適宜希釈して、希釈一次抗体液を調製し、かかる希釈一次抗体液を、20μL/反応穴槽に添加し、遮光下37℃にて1時間静置した。
上記の操作で得られた希釈検体液(一次抗体)をアスピレーター(VARIABLE SPEED PUMP、BIORAD社製)で吸引除去後、ジーンスライドを洗浄用ケースに移し、洗浄液(50mM TTBS)を8mL添加後、Double−Shaker NR3を用いて洗浄作業を5分間行い、洗浄液を吸引除去した。同様に合計3回洗浄した後、さらに精製水(MilliQ水)を加えて1分間2回洗浄した。上記遠心機で遠心水滴除去(2000rpmにて1分間)してジーンスライド表面の水滴を除去した。次に蛍光標識した二次抗体(HiLyte Fluor(商標) 555 conjugated anti human IgE, HiLyte Fluor(商標)555 conjugated anti human IgA, HiLyte Fluor(登録商標)555 conjugated anti human IgG)を、抗体希釈液(10mg/mL BSA、0.05% Tween20、0.3M KClのPBS溶液)で1.5〜6μg/mLに希釈して、二次抗体液を調製した。かかる二次抗体液を、スライド上の各反応穴槽に20μLずつ分注し、遮光条件下にてanti humanIgEは遮光下37℃にて30分、IgA、IgG、IgG1、IgG4は遮光下37℃にて1時間静置した。
上記希釈二次抗体液をアスピレーターで吸引除去後、ジーンスライドを洗浄用ケースに入れDouble−ShakerNR3(TAITEC社製)を用いて洗浄作業を5分間2回繰返し行った。その後、精製水(MilliQ水)を加え1分間3回すすぎ、上記遠心機で水滴を除去し乾燥させた。蛍光スキャナー(FLA−8000、富士フィルム社製)で蛍光強度を測定(Ex:532nm、Em:570nm)し、各チップから得られたスポットの蛍光強度の数値化を行った。測定単位は、抗原に結合した抗体量をBinding Unit (BU)として、チップに固定化した既知の濃度のそれぞれの標準抗体の蛍光強度の検量線から測定して表した。IgEのBUをBUe、IgGのBUをBUg、IgAのBUをBUaとして表記した。なお用いたIgE標準抗体は、WHOのIgE標準抗体 1IU=2.3ngを用い、IgGとIgAについては、WHOのIgG、IgA、IgM混合標準液を用いたが、各々の抗体量は、IgG1U=80.4μg,IgA1U=14.2μgであった。なお、IgGについては、母子間で移行することが明らかなため判定の参考にしなかった。以上のアレルゲン反応性抗体の検出例のプロトコールを図1に示す。
有症群と無症候群間のアレルゲン特異的IgEとIgA抗体量についてt検定を行い、両群間での有意差を検討した。生後6か月以内に卵白に対しアレルギー症状を発症した乳児(有症群)の被検者と、発症しなかった乳児(無症候群)の被検者の、臍帯血血清を2倍希釈し、アレルギータンパクチップで、卵由来抗原のオボアルブミン、オボムコイド、コンアルブミンと全卵白(Egg white)抗原に対するIgEとIgAの特異抗体量を測定した結果を図2に示す。縦軸はBUe/mL(IgE Binding Unit)で表した。表1に示された有症群と無症候群ごとに、その平均値をグラフに表した。有意差検定(t検定)は、p <0.05をもって有意差ありと判断した。IgE抗体の場合、すべての抗原について両群間で有意差は見られなかった(p>0.05)。IgEは母子移行しない抗体であることから、臍帯血中のIgE抗体は、胎児期に胎児が産生したと考えられる。
臍帯血のオボアルブミン特異的IgA値が0.029±0.012BUa/mL以上に上昇している時、アレルギーは危険率0.05の確率で発症せず(スコア3)、0.014±0.010BUa/mL以下ではアレルギーは危険率0.05の確率でアレルギーは持続した(スコア1)。IgA値が0.014−0.029BUa/mLでは、アレルギーは危険率0.05の確率で治癒への移行期でアレルギー症状を伴った(スコア2)。
[検体採取]
生後12ヶ月以下において卵に対してアレルギー症状を示し、除去食療法や抗原による減感作療法の治療を受けており、ゆで卵を用いた食物負荷試験が実施可能と認定された、9ヶ月〜10歳7ヶ月の小児アレルギー患者34名を被検者として、アレルゲン特異抗体量測定及びゆで卵について食物負荷試験を行った。被検者の血清及び唾液が、徳島大学の倫理委員会の承認と健康保険鳴門病院(徳島県)の倫理委員会の承認の上で、十分なインフォームドコンセントのもとに承認の得られた臨床検体として、健康保険鳴門病院小児科の市岡隆男先生から供与され、アレルゲン判定DLCコーティングチップによる測定に供された。血清についてはアレルゲン特異的IgE、IgG、IgA、IgG1、及びIgG4抗体量を測定し、唾液についてはアレルゲン特異的sIgAを測定した。また、ゆで卵について食物負荷試験の結果に基づいて、アレルギー症状を示した患者群と、アレルギー症状を示さなかった患者群とに分類し、各群の各アレルゲン特異抗体量の比較検討を行った。
上記34名の被検者について、健康保険鳴門病院小児科にて、固くゆでた卵を経口摂取させることにより、食物負荷試験を行った。まず、卵黄1/16を経口摂取させ、20分後に湿疹、かゆみ等の即時型アレルギー症状が出ないかどうか確認した。卵黄1/16摂取後に症状が出ない場合、その翌日全卵1/16を経口摂取させ、30分後の様子を見て即時型アレルギー症状が出ないかどうか確認した。全卵1/16摂取後に症状が出ない場合、さらにその翌日卵黄1/8を経口摂取させ、30分後の様子を見て即時型アレルギー症状が出ないかどうか確認した。卵黄1/8経口摂取後に症状が出ない場合、その翌日全卵1/8を経口摂取させた。同様の手順で、全卵1/4、1/2まで毎日繰り返し、いずれかの時点で即時型アレルギー症状が見られた場合は、その時点で食物負荷試験を中止し、卵に対してアレルギー反応陽性と判断した。全卵1/2を摂取しても症状が出ない場合は、卵に対してアレルギー反応陰性、又は、卵アレルゲンに対して耐性になったと判断した。途中、遅延型(遅発型)アレルギー症状が見られた場合も食物負荷試験を中止し、卵に対してアレルギー反応陽性を示すと判断した。結果を以下の表1に示す。ゆで卵[卵黄・全卵]の食物負荷試験により、上記34名の被検者は、即時型・遅発型アレルギー症状を起こした陽性患者(17名)と、アレルギー反応を示さなかった陰性患者(17名)に分類された。
患者(被験者)の食物負荷試験等の臨床症状データをブラインドにして、一律に血液と唾液の抗体価の測定を行った。なお上記食物負荷試験は、ゆで卵について行ったが、アレルゲン特異抗体量測定においては、検出対象となるアレルゲンとしては全卵白(徳島大学)と、加熱により構造が変化しにくいオボムコイド(Sigma社製)を選択し、加熱により抗原性の変化するオボアルブミンは検査対象としなかった。
活性化処理済のジーンスライド(登録商標)(東洋鋼鈑株式会社製)を購入し、基本バッファー(PBS pH7.5、0.1M HEPES pH8.0、0.1M CAPS pH10.0、0.1M CHES pH9.0等のグッドバッファー若しくはホウ酸バッファー)に、5〜30%DMSO又は5〜30%PEG300を添加した溶液に、抗原タンパク質としてオボムコイド(Sigma社製)及び全卵白(徳島大学製)を0.25〜1.0mg/mLの濃度に溶解して、抗原タンパク質溶液を調製した。かかる調製された各々の抗原タンパク質溶液を384穴プレート平底(CORMING社製)に分注し、マイクロアレイ作製装置(GeneMachines OmniGrid Accent、NIPPN TechnoCluster,Inc社製)により、上記ジーンスライド上に3nLスポット後、遮光下で37℃にて3時間乾燥し、抗原タンパク質を固定化した。
上記抗原タンパク質と標準溶液とが固定化されたジーンスライドを、反応プレート(SANPLATEC社製)に移し、ブロッキング試薬(10mg/mL BSA,0.1M Glycine,25% NanoBio Blocker PBS溶液)を20μL/反応穴槽(ウェル)に添加し、遮光下冷蔵(4℃)にて静置し終夜反応させた。
上記ブロッキング試薬をアスピレーター(VARIABLE SPEED PUMP、BIORAD社製)で吸引除去後、再度反応プレートに移し、洗浄液(50mM TTBS)を8mL添加後、5分間ゆらした後にアスピレーターで洗浄液を吸引除去した。同様に3回洗浄した後、さらに精製水(MilliQ水)で2回洗浄した。遠心機(Allegra(商標)、X-22R Centrifuge (BECKMAN COULTER社製))で、遠心水滴除去(2000rpmにて1分間)して、ジーンスライド表面の水滴を除去した。34名の小児アレルギー患者の血清及び唾液を検体として、希釈液(10mg/mL BSA、0.05% Tween20、0.3M KClのPBS溶液)で5〜50倍程度に適宜希釈して、希釈一次抗体液を調製し、かかる希釈一次抗体液を、20μL/反応穴槽に添加し、遮光下37℃にて1時間静置した。
一時間静置後の上記希釈一次抗体液をアスピレーターで吸引除去後、ジーンスライドを反応プレートに移し、洗浄液(50mM TTBS−(50mM Tris-HCl,150mM NaCl containing 0.05% Tween20 (pH7.5)))を8mL添加後、5分間ゆらした後に、洗浄液を吸引除去した。同様に3回洗浄した後、さらに精製水(MilliQ水)で2回洗浄した。上記遠心機で遠心水滴除去(2000rpmにて1分間)してジーンスライド表面の水滴を除去した。二次抗体(Goat anti-human IgE(Millipore社製)、Mouse anti-human IgA(ZYMED社製)、Mouse anti-human IgG (ZYMED社製)、Mouse anti-human IgG1 (ZYMED社製)、Mouse anti-human IgG4 (ZYMED社製))を、希釈液(10mg/mL BSA、0.05% Tween20、0.3M KClのPBS溶液)で1.5〜6g/mLに希釈して、希釈二次抗体液を調製し、かかる希釈二次抗体液を、20μL/反応穴槽に添加し、遮光下37℃にて1時間静置した。
上記希釈二次抗体液をアスピレーターで吸引除去後、再度ジーンスライドを反応プレートに移し、50mM TTBSを8mL添加後、5分間ゆらした後に、洗浄液を吸引除去した。同様に3回洗浄した後、さらに精製水(MilliQ水)で2回洗浄した。上記遠心機で遠心水滴除去(2000rpmにて1分間)してスライド表面の水滴を除去した。蛍光スキャナー(FLA−8000、富士フィルム社製)で蛍光強度を測定(Ex:532nm、Em:570nm)し、各チップから得られたスポットの蛍光強度の数値化を行った。測定単位は、抗原に結合した抗体量をBinding Unit (BU)として、チップに固定化した上記標準抗体それぞれの既知の濃度の蛍光強度の検量線から測定して表した。IgEのBUをBUe、IgGのBUをBUg、IgG1のBUをBUg1、IgG4のBUをBUg4、IgAのBUをBUaとして表記した。
食物負荷試験において分類された、陽性の患者17名(食物負荷陽性群)と、陰性の患者17名(食物負荷陰性群)について、オボムコイド特異的抗体量及び卵白特異的抗体量の比較検討を行った。食物負荷陽性群の被検者と食物負荷陰性群の被検者の唾液及び血清を用いて測定した、オボムコイドに対する、唾液のsIgA量と、血清の特異的IgE、IgG、IgA、IgG1、及びIgG4量との平均値を図4に示す。各群の有意差検定(t検定)を行い、p<0.05をもって有意差のあるものと評価した。血清の特異的IgE、IgG、IgA、IgG1、及びIgG4量においては、食物負荷陽性群と食物負荷陰性群との間に有意差のある抗体種はみられなかったが、唾液のsIgAではp=0.00006をもって明らかな有意差が認められた。食物負荷試験において陰性と判断された被検者、即ち、卵アレルゲンに耐性になった患者群(被検者)は、血液の各種抗体価に比較して、唾液中のsIgA値が高いことが示された。
また、オボムコイドの抗原特異的sIgA値は0.056±0.007BUa/mL以上にまで上昇するとアレルギーは危険率0.05の確率で発症せず(スコア3)、0.032±0.021BUa/mL以下ではアレルギーは危険率0.05の確率で持続した(スコア1)。sIgA値が0.032−0.056BUa/mLの範囲では、アレルギーは治癒への移行期であるが、危険率0.05の確率でアレルギー症状を伴った(スコア2)。
食物負荷陽性群の被検者と食物負荷陰性群の被検者との唾液及び血清を用いて測定した、卵白に対する、唾液のsIgA量と、血清の特異的IgE、IgG、IgA、IgG1、及びIgG4量との平均値を図5に示す。各群の有意差検定(t検定)を行い、p<0.05をもって有意差のあるものと評価した。血清の特異的IgE、IgG、IgA、IgG1、及びIgG4量においては、食物負荷陽性群と食物負荷陰性群との間に有意差のある抗体種はみられなかったが、唾液のsIgAではp=0.0045をもって明らかな有意差が認められた。食物負荷試験において陰性と判断された被検者、即ち、卵アレルゲンに耐性になった患者群は、血液の各種抗体価に比較して、唾液中のsIgA値が高いことが示された。
また、唾液中の卵白抗原特異的sIgA値が0.069±0.021BUa/mL以上にまで上昇するとアレルギーは危険率0.05の確率で発症せず(スコア3)、0.045±0.024BUa/mL以下ではアレルギーは危険率0.05の確率で持続した(スコア1)。sIgA値が0.045−0.069BUa/mLの範囲では、アレルギーは治癒への移行期ではあるが、危険率0.05の確率でアレルギー症状を伴った(スコア2)。
Claims (7)
- アレルゲンに対する臍帯血中のIgAを測定し、あらかじめ作成した判定評価スコアに基づき、乳児の前記アレルゲンに対するアレルギー発症を予測する方法。
- あらかじめ作成した判定評価スコアに基づき、危険率0.05の確率でアレルギーを発症しない(スコア3)乳児、危険率0.05の確率でアレルギーを発症する(スコア1)乳児、又は、危険率0.05の確率で治癒への移行期でアレルギー症状を伴う(スコア2)乳児であるかを予測することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 乳児が、出産前にアレルギー症状を呈していた母親の乳児であることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
- 特定のアレルゲンに対して1歳未満でアレルギーを発症したアレルギー発症児の前記アレルゲンに対する分泌型IgA(sIgA)を測定し、あらかじめ作成した判定評価スコアに基づき、幼児のアレルギー症状の改善の程度を検査する方法。
- あらかじめ作成した判定評価スコアに基づき、アレルギーを危険率0.05の確率でアレルギーを発症しない(スコア3)幼児、危険率0.05の確率でアレルギー発症を持続する(スコア1)幼児、又は、危険率0.05の確率で治癒への移行期でアレルギー症状を伴う(スコア2)幼児であるかを判定することを特徴とする請求項4記載の方法。
- 幼児が、アレルギー治療を受けている幼児であることを特徴とする請求項4又は5記載の方法。
- アレルゲンが、卵アレルゲン、乳アレルゲン、小麦アレルゲン、そばアレルゲン、落花生アレルゲンからなる群から選ばれる1種又は2種以上のアレルゲンであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の方法。
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