JP2011094463A - 引きドア - Google Patents
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Abstract
【課題】ドア構造において、引き作用による身体の後退動作等の開閉動作の負担を軽減するとともに、狭小スペースに設ける際にも安全性を向上させる。
【解決手段】一枚のドアを概ね二分割にして丁番Bを取り付けた建具2にもう一方の建具1を引き込み収納、又は一方の建具を並行して引き込み一体としドアとして回転開放する事により初期視界を確保でき開閉動作の負担を抑え壁手摺の連続性を可能にし建具表面積の減少により風のあおりを減少させ床面もバリアフリーとして安全性を向上できる。
【選択図】図4
【解決手段】一枚のドアを概ね二分割にして丁番Bを取り付けた建具2にもう一方の建具1を引き込み収納、又は一方の建具を並行して引き込み一体としドアとして回転開放する事により初期視界を確保でき開閉動作の負担を抑え壁手摺の連続性を可能にし建具表面積の減少により風のあおりを減少させ床面もバリアフリーとして安全性を向上できる。
【選択図】図4
Description
本発明は建具に関するものであり本来開き戸(以下ドアと表記)を二枚に分割構成し、まず引戸の作用をさせ開口の一部を開放させた後ドアとして機能させる建具である。
ドアは建物の構造制約、プランニング上の制約、プライベート確保、施錠の容易さにより多用され一枚戸が基本であり一部浴室で中折戸が使用されている。
ドアは丁番を支点に取っ手を握り押し又は引く動作のうち引く動作はドアの回転部分から身体を後退させる動きが必要で高齢者、障害者には負担となり又、狭小スペースで複数のドア同士が干渉する不都合を生じ壁に手摺を連続させたい時もドアの回転範囲は手摺を中断させ押す動作で対向側の人に危険を生じる場合もある。又、引戸に改造する場合もスペースが確保できないケースや改造費の増大、耐力壁の消滅の恐れも発生させていた。
この課題を解決するための請求項1の発明は建具(1)を鴨居ガイドレール(3)に吊車(D)で中空建具(2)に引き込まれ建具(1)は中空建具(2)の上部に継続移動し(2−1)のレール上を同時移動する。(4)(4−1)は建具(1)と中空建具(2)と一体強度の保持と建具間スペースの確保目的で設置される相互連結構造レールで側部、上部、適宜設置する。建具(1)が中空建具(2)に完全に引き込まれた状態で鴨居ガイドレールの吊車用支持レールは必要なくなり(3−1)の形状に変化し、一体形状となった建具(1)と中空建具(2)は丁番(B)に支持されドアとして回転開放する。その際鴨居レール(3−1)の解放側は(3−A)部分で切断されてており回転開放に支障とならない構造とする。
引き込み段階で進行側の視界が確保され回転部分は身体正面より離れる為身体を後退する事無く開く動作を腕のみの動作で行なえ回転半径を減少できる事を特徴とする引きドアである。
引き込み段階で進行側の視界が確保され回転部分は身体正面より離れる為身体を後退する事無く開く動作を腕のみの動作で行なえ回転半径を減少できる事を特徴とする引きドアである。
請求項2の発明は建具(1)の走行をガイドするダボ体で収納ケース(6−1)に収納される磁性ダボ(6)が建具(1)の下部に設けられたレール溝に取り付けられた磁性吸着レール(5)に吸着し走行をガイドし建具(1)が離脱すると磁性ダボは収納ケース(6−1)に沈下し床面に突出せず人の通行の妨げにならない事を特徴とするダボガイド体である。
請求項3の発明は丁番(B)で支持された建具(1−3)と並行した建具(1−2)で構成され建具(1−2)の上部に固定された横形戸車(D−1)が建具(1−3)上部戸車用溝を走行し建具(1−2)の下部は磁性ダボよってガイドされ建具間は相互連結レール(4)(4−1)を適宜設置する。鴨居ガイドレール(3−1)は両建具の上部ガイドのみで建具(1−2)が引き込まれドア回転側欠き込み部(3−A)部分によって支障なく解放側へ回転する事を特徴とする引きドアである。
請求項4の発明は丁番(B)で支持された中空建具(1−5)と(1−4)の建具をパンタグラフ構造体(7)で構成され建具(1−4)はパンタグラフの作用により引き込まれる構造である。
ガイドレール(3−1)相互連結レール(4)(4−1)磁性ダボ(6)磁性吸着レール(5)によって中空建具(1−5)に引き込まれて一体となり解放側に回転することを特徴とする引きドアである。
ガイドレール(3−1)相互連結レール(4)(4−1)磁性ダボ(6)磁性吸着レール(5)によって中空建具(1−5)に引き込まれて一体となり解放側に回転することを特徴とする引きドアである。
本発明によりドア使用による障害が予想される場合に引きドアを使用する事により初期視界の確保による前方安全の確保、引き作用による身体の後退動作の不要、回転半径の減少によるスペース確保、壁手摺の連続性等の安全面に貢献できる。
又、床面に敷居及溝、レールを必要とせず歩行の安全を確保でき建具引き込み一体時の建具面積の減少により風によるあおりに対する危険の減少も期待できる。
図1は丁番(B)に支持された中空建具(2)と底部に設けられたレール(2−1)を走行する建具(1)を表す断面図である。
図2は鴨居ガイドレール(3)に吊車(D)吊り下げられた建具(1)の断面図である。
図3は建具(1)が中空建具(2)の上部に建具(1)の吊車が移乗。同時に(2−1)のレール上に移乗し建具(1)と中空建具(2)を一体強度の保持とスペースの確保目的で設置される相互連結レール(4)(4−1)で構成され鴨居ガイドレール(3−1)と回転開放側に欠き込まれたガイドレール(3−A)を表した断面図である。
図4は建具(1)が建具(2)に収納された状態で丁番(B)を支点とした平面開き状況と磁性ガイドダボ収納ケース(6−1)磁性ダボ(6)の位置関係を示す平断面図である。
図5は磁性ガイドダボ収納ケース(6−1)と磁性ダボ(6)が建具(1)の下溝に取り付けられた磁性吸着レール(5)に吸着し建具(1)をガイドする状態を示す断面図である。
図6は丁番(B)に支持された建具(1−3)と並行した建具(1−2)で構成され建具(1−2)の上部に固定された横形戸車(D−1)を建具(1−3)の上部戸車用溝を走行させ、建具(1−2)の下部溝に取り付けられた磁性吸着材(5)と磁性ダボ(6)によってガイドされ建具(1−3)建具(1−2)を相互連結レール(4)(4−1)を示す断面図である。
図7は建具(1−2)が建具(1−3)に並行して引き込まれた状態で丁番(3)を支点とした平面開き状況と磁性ガイドダボ収納ケース(6−1)と磁性ダボ(6)の位置関係を示す平断面図である。
図8は丁番(B)で支持された中空建具(1−5)と建具(1−4)をパンタグラフ構造体(7)で構成された縦正断面図である。
鴨居ガイドレール(3−1)磁性ガイドダボ(6)(6−1)の関係図は省略する。
鴨居ガイドレール(3−1)磁性ガイドダボ(6)(6−1)の関係図は省略する。
1 直線移動建具
1−2 建具(1−3)と並行する直線移動建具
1−3 丁番に支持される建具
1−4 建具(1−5)に収納されるパンタグラフで連結される建具
1−5 パンタグラフを内蔵する丁番に支持される中空建具
2 建具(1)を収納する丁番に支持される中空建具
2−1 中空建具(2)の下部レール
3 建具(1)の吊車を支持する鴨居ガイドレール
3−1 吊車を支持しない鴨居レール
3−A 二枚の建具が回転開放される鴨居レールの欠き込み部分
4 建具強度、スペース保持用体受け溝
4−1 建具強度、スペース保持用カギ形レール
5 直線移動する建具下部溝に取り付けられる磁性吸着レール
6 磁性ダボ
6−1 磁性ダボ収納ケース
7 パンタグラフ
A 建物躯体
B 丁番
C 建具ハンドル
D 吊車
D−1 横形戸車
E 戸車
F パンタグラフピン支持
G パンタグラフスライド部
1−2 建具(1−3)と並行する直線移動建具
1−3 丁番に支持される建具
1−4 建具(1−5)に収納されるパンタグラフで連結される建具
1−5 パンタグラフを内蔵する丁番に支持される中空建具
2 建具(1)を収納する丁番に支持される中空建具
2−1 中空建具(2)の下部レール
3 建具(1)の吊車を支持する鴨居ガイドレール
3−1 吊車を支持しない鴨居レール
3−A 二枚の建具が回転開放される鴨居レールの欠き込み部分
4 建具強度、スペース保持用体受け溝
4−1 建具強度、スペース保持用カギ形レール
5 直線移動する建具下部溝に取り付けられる磁性吸着レール
6 磁性ダボ
6−1 磁性ダボ収納ケース
7 パンタグラフ
A 建物躯体
B 丁番
C 建具ハンドル
D 吊車
D−1 横形戸車
E 戸車
F パンタグラフピン支持
G パンタグラフスライド部
Claims (4)
- 建具(1)を鴨居ガイドレール(3)に吊車(D)で丁番(B)に支持された中空建具(2)に引き込み吊車(D)は中空建具(2)の上部に移乗し鴨居ガイドレール(3−1)の形状に変化し収納後回転開放に支障しない(3−A)を設け建具(1)下部溝は磁性ダボ(6)にガイドされ内蔵された戸車(E)は中空建具(2)の下部に設けられたレール(2−1)を走行収納され強度保持とスペース確保を目的とする相互連結構造レール(4)(4−1)を適宜設置する事で構成される事を特徴とする引きドアである。
- 直線走行する建具(1)(1−2)(1−5)の下部溝に設けられた磁性吸着レール(5)に感応して収納ケース(6−1)から吸着ダボ(6)が吸着してガイドし建具が離脱すると収納ケース(6−1)に沈下し突出部が平滑となる事を特徴とする磁性ダボである。
- 丁番(B)で支持された建具(1−3)と並行した建具(1−2)で構成され建具(1−2)の上部に固定された横形戸車D−1)が建具(1−3)の上部戸車用溝を走行し建具(1−2)の下部溝は磁性ダボ(6)磁性吸着レール(5)によってガイド走行し相互連結レール(4)(4−1)を適宜設置し鴨居ガイドレール(3−1)と回転開放用欠き込み(3−A)を設け収納後回転開放する事を特徴とする引きドアである。
- 丁番(B)で支持された中空建具(1−5)と建具(1−4)をパンタグラフ(7)で連結構成しガイドレール(3−1)相互連結レール(4)(4−1)を適宜設置し中空建具(1−5)下部レール(2−1)磁性ダボ(6)建具(1−4)下部磁性吸着レール(5)によって収納一体化された建具は回転開放用に欠き込まれた(3−A)で回転開放する事を特徴とする引きドアである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009263360A JP2011094463A (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 引きドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009263360A JP2011094463A (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 引きドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011094463A true JP2011094463A (ja) | 2011-05-12 |
Family
ID=44111669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009263360A Pending JP2011094463A (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 引きドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011094463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111630244A (zh) * | 2017-12-08 | 2020-09-04 | 沃尔夫冈.赫尔德 | 用于家具的挡板 |
-
2009
- 2009-10-28 JP JP2009263360A patent/JP2011094463A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111630244A (zh) * | 2017-12-08 | 2020-09-04 | 沃尔夫冈.赫尔德 | 用于家具的挡板 |
CN111630244B (zh) * | 2017-12-08 | 2022-08-23 | 沃尔夫冈.赫尔德 | 用于家具的挡板 |
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