JP2011093060A - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備投資を低廉化し、しかも、搬送距離を大きくし得、搬送方向の自由度を向上させることも可能なワーク搬送装置を構成する。
【解決手段】自走ユニット20は、タイヤ44及び従動ローラ60、62、64、66がガイドレール18を挟持することでガイドレール18に係合した支持体30と、該支持体30と先端側アーム部材14を連結する軸部材46とを有し、該軸部材46は、支持体30(軸受部82)に形成された貫通孔84に変位自在に挿入される。バランスアーム12を構成する先端側アーム部材14にはチャック機構16が設けられ、このチャック機構16がワークを把持した際に先端側アーム部材14が鉛直下方に向かって撓むと、軸部材46が貫通孔84に沿って鉛直下方に変位する。その後、モータ42の作用下にタイヤ44が回転動作を開始すると、支持体30がガイドレール18に沿って走行を開始することに伴ってワークが搬送される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワーク搬送装置に関し、一層詳細には、例えば、生産設備に付設され、砥石等の各種の加工用工具や、加工用素材等の搬送物(ワーク)を案内部材に沿って搬送するためのワーク搬送装置に関する。
例えば、加工用素材から鍛造成形品を得る生産設備では、鍛造加工が段階的に行われた後、バリを除去するための研削加工が実施されることが一般的である。このような場合、加工用素材は、鍛造加工装置を含む鍛造加工ステーションから別の鍛造加工ステーション、さらには研削加工ステーションに搬送される。また、鍛造加工装置を構成する金型が熱疲労によって損傷したり、研削加工を行うための砥石が許容値を超えて摩耗したりしたときには、新たな金型や砥石、ないしは交換された使用済金型や使用済砥石が搬送される。
このような金型や砥石(すなわち、加工用工具)、又は加工用素材等の重量が大なるワークを容易に搬送するべく、生産設備にはワーク搬送装置が付設される。この種のワーク搬送装置の具体例としては、ロボットが挙げられる。
しかしながら、ロボットを用いる場合には、ワークを搬送可能な距離は、アーム部が伸張可能な範囲内に限られる。従って、ワークの搬送距離を大きくする場合には、アーム部が長尺な大型のロボットを用いる必要が生じるが、この場合、設備投資が高騰するという不具合がある。
そこで、特許文献1〜3に記載されるように、保持機構と、該保持機構を案内するガイドレールとを具備するガントリローダをワーク搬送装置として採用することが想起される。この場合、保持機構がガイドレールに沿って変位されることに伴い、保持機構に保持されたワークが搬送される。
このような構成のガントリローダにおいては、ガイドレールの長さを大きく設定することによって、ワークや加工用工具の搬送距離を容易に大きくすることが可能である。
特開2000−202732号公報 特開平2−292150号公報 特開平2−292151号公報
特許文献1〜3の各図から容易に諒解されるように、ガントリローダにおいては、ガイドレールが直線状に延在するように構成される。従って、ガントリローダは、ワークを直線的に搬送することにのみ用いられるのが一般的である。従って、例えば、複数個の鍛造加工ステーション間に加工用素材を搬送する場合、鍛造加工ステーション同士を同一直線上に配置せざるを得ない。このため、鍛造加工ステーション、ひいては生産設備のレイアウトの自由度が低減するという不具合が惹起される。
さらに、ガントリローダにおいては、ガイドレールや、該ガイドレールを支持する支柱がワークの重量を支承する。このため、重量が大なるワークを搬送するガントリローダでは、ガイドレール及び支柱の剛性を高くする必要がある。しかしながら、高剛性のガイドレールや支柱は概して形状及び重量が大であり、このため、設備投資も高騰する。
しかも、ワークの重量が大なる場合であっても該ワークを確実に搬送し得るように、保持機構を変位させるための動力も大きくする必要がある。このことも、設備投資を高騰させる一因となる。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、設備投資を低廉化しながらワークを長距離にわたって搬送し得、しかも、搬送方向の自由度を向上させることも可能なワーク搬送装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、案内部材に沿ってワークを搬送するワーク搬送装置であって、
前記案内部材を自走可能な自走ユニットと、
前記自走ユニットを介して前記案内部材に沿って移動するとともに前記ワークを把持するワーク把持機構と、
前記ワーク把持機構を設けたアーム部材を有するバランスアームと、
前記自走ユニットと前記アーム部材を連結するとともに鉛直方向に延在する連結部材と、
を備え、
前記自走ユニットに形成された孔に対して前記連結部材が上下動可能に挿入されていることを特徴とする。
又は、アーム部材に孔を形成し、この孔に対して連結部材を上下動可能に挿入するようにしてもよい。すなわち、本発明は、案内部材に沿ってワークを搬送するワーク搬送装置であって、
前記案内部材を自走可能な自走ユニットと、
前記自走ユニットを介して前記案内部材に沿って移動するとともに前記ワークを把持するワーク把持機構と、
前記ワーク把持機構を設けたアーム部材を有するバランスアームと、
前記自走ユニットと前記アーム部材を連結するとともに鉛直方向に延在する連結部材と、
を備え、
前記アーム部材に形成された孔に対して前記連結部材が上下動可能に挿入されていることを特徴とする。
このような構成のワーク搬送装置では、ワーク把持機構がワークを保持することに伴ってアーム部材に荷重が作用し、このために該アーム部材が鉛直下方に向かって撓む際、該アーム部材が連結部材ごと鉛直下方に変位する。上記したように、連結部材が自走ユニット又はアーム部材に形成された孔に対して変位自在に挿入されているからである。
すなわち、ワークの重量に応じた荷重は、アーム部材及び連結部材を変位させることで消費ないし吸収される。このため、自走ユニットや案内部材に荷重が作用することを回避することができる。
従って、案内部材を、高剛性のもの、換言すれば、形状や重量が大なるもので構成する必要がない。換言すれば、案内部材を、小型且つ軽量なものとして構成することが可能となる。このため、設備投資を低廉化することができる。
しかも、案内部材及びアーム部材の長さを適宜設定することで、ワークを長距離にわたって搬送することが可能となる。
ここで、自走ユニットは、例えば、変位用駆動機構と、前記変位用駆動機構を支持し且つ前記案内部材に沿って変位可能であるとともに前記アーム部材の鉛直上方に配置される支持体とで構成することができる。
本発明においては、ワークによる荷重が自走ユニットに作用することが回避されるので、変位用駆動機構は、連結部材を介してアーム部材が連結された支持体を案内部材に沿って変位させることが可能な駆動力を有するものであれば十分である。すなわち、変位用駆動機構として、駆動力が大きなものを採用する必要は特にない。
要するに、本発明においては、変位用駆動機構として、駆動力が小さなもの、換言すれば、小型且つ軽量なものを採用することができる。このことも、設備投資の低廉化に寄与する。
上記の構成に加え、連結部材の側周壁、及び孔の内壁に、互いに噛合する歯部を設けることが好ましい。この噛合により、ワーク把持機構が自走ユニットに対して回転することを防止することができる。
又は、連結部材を多角形状体とするとともに、孔を前記連結部材に対応する多角形孔として形成することで連結部材と孔とを噛合させるようにしてもよいことは勿論である。
また、連結部材を前記支持体と別個の部材としてもよい。この場合には、荷重がアーム部材に作用した際、連結部材が支持体に対して鉛直下方に変位するとともに、アーム部材が連結部材に対して鉛直下方に撓む。これにより、自走ユニットや案内部材に対して荷重が作用することが回避される。
さらに、アーム部材を複数個設けるようにしてもよい。この場合、前記アーム部材に対して別のアーム部材を連結すればよい。勿論、この場合、アーム部材同士の連結箇所を関節部とし、互いが独立して揺動動作を行えるようにする。すなわち、前記別のアーム部材は、バランスアームを構成する基部を中心に揺動可能とされ、前記アーム部材は、前記関節部を中心として前記別のアーム部材に対して揺動可能とされる。
このようにアーム部材を複数個設けた場合、ワークの搬送距離を一層大きくすることができる。
ここで、上記したように複数個のアーム部材を設ける場合には、前記基部を中心として揺動動作する前記別のアーム部材の揺動角度を第1角度センサで検出するとともに、前記関節部を中心として揺動動作する前記アームの揺動角度を第2角度センサで検出することが好ましい。
これら第1角度センサ及び第2角度センサによって検出された前記2つの揺動角度に関する情報は、制御部に常時送信される。該制御部は、前記揺動角度の値、基部の座標、前記アーム部材及び前記別のアーム部材のアーム長の値に基づいて、支持体、ひいてはワーク把持機構の位置を座標として求める。
従って、ワーク把持機構を停止させたい位置を座標として予め求め、この座標を制御部に入力しておくことにより、支持体(ワーク把持機構)の実際の座標が制御部に入力された座標に一致したときに、該制御部の制御作用下に変位用駆動機構を停止させることが可能となる。勿論、これに追従して、支持体の走行、ひいてはワークの搬送を容易に停止させることができる。
すなわち、この場合、ワークを所望の位置で停止させ、その後、必要に応じて該位置から再搬送を行うことが可能となる。
複数個のアーム部材を用いる場合、アーム部材同士が互いに独立して揺動可能であるので、案内部材に湾曲部を形成することが可能となる。湾曲部を通過する際にアーム部材同士が適切な揺動動作を行うからである。
従って、案内部材の延在方向、ひいてはワークの搬送方向を自在に設定することが可能となる。このため、ワーク搬送装置が設けられる設備、例えば、生産設備において、各作業ステーションの配置レイアウトの自由度が著しく向上する。このことから諒解されるように、この場合、作業ステーションを所望の位置に設けることが容易となる。
本発明によれば、バランスアームを構成するアーム部材に、ワークの重量に応じた荷重が作用した際、該アーム部材を鉛直下方に向かって撓ませる(変位させる)ようにしている。この変位によって荷重が消費ないし吸収されるので、該アーム部材を案内部材に対して連結するための自走ユニットや、該自走ユニットを変位可能に係合した前記案内部材に対して荷重が作用することが回避される。
従って、案内部材を小型且つ軽量なものとして構成することが可能となる。このため、設備投資を低廉化することができる。
しかも、案内部材及びアーム部材の長さを適宜設定することで、ワークを長距離にわたって搬送することが可能となる。
また、アーム部材を複数個組み合わせることにより、ワークの搬送方向を自在に設定することが可能となる。このため、該ワーク搬送装置が設けられる生産設備等において、各作業ステーションの配置レイアウトの自由度が著しく向上する。その上、ワークの搬送距離を大きくすることもできる。
本発明の実施の形態に係るワーク搬送装置の全体概略側面図である。 図1のワーク搬送装置の概略平面図である。 図1のワーク搬送装置を構成する自走ユニットの一部破断概略斜視図である。 図3のIV−IV線矢視断面図である。 前記自走ユニットが図2に示す位置から進行し、バランスアームを構成するアーム部材が揺動した状態を示す概略平面図である。 前記自走ユニットが図5に示す位置から進行し、前記アーム部材がさらに揺動した状態を示す概略平面図である。 前記自走ユニットが図6に示す位置から進行し、前記アーム部材がさらに一層揺動した状態を示す概略平面図である。
以下、本発明に係るワーク搬送装置につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るワーク搬送装置10の全体概略側面図であり、図2は、その概略平面図である。このワーク搬送装置10は、バランスアーム12と、該バランスアーム12を構成する先端側アーム部材14に配設されたチャック機構16(ワーク把持機構)と、前記先端側アーム部材14をガイドレール18(案内部材)に連結するための自走ユニット20とを有する。
バランスアーム12につき概略説明すると、このバランスアーム12は、図1に示すように、工場床22上に設置された基台部24と、該基台部24から鉛直上方に指向して延在する円柱形状の柱状部材26と、図示しないベアリングを介して支承されることで柱状部材26に対して揺動可能に連結された基部側アーム部材28と、該基部側アーム部材28の端部に揺動可能に連結された前記先端側アーム部材14とを有する。図2に示すように、これら基部側アーム部材28、先端側アーム部材14のアーム長は、それぞれ、L1、L2に設定される。
基部側アーム部材28の一端部は、基台部24に立設されて該基台部24とともに基部29を構成する柱状部材26の先端部に、揺動可能に連結されている(図1参照)。すなわち、基部側アーム部材28は、自走ユニット20を構成する支持体30(後述)がガイドレール18に沿って走行することに追従して、該柱状部材26を中心に揺動動作する。
ここで、本実施の形態においては、図2に示すように、柱状部材26の中心を通って水平方向に延在する仮想線をCL1、該仮想線CL1の3時方向の線分と基台部24の1辺を含む鉛直平面との交点を点S1、該仮想線CL1の9時方向の線分と基台部24の1辺を含む鉛直平面との交点を点S2とする。そして、点S1側の仮想線CL1を始点とし、反時計回りに、基部側アーム部材28の幅方向中腹部を通る仮想線M1とのなす角度αを、基部側アーム部材28の揺動角度と定義する。なお、バランスアーム12には、基部側アーム部材28を揺動動作させるための揺動駆動機構は設けられていない。
前記基台部24(図1参照)の上方に固定された柱状部材26には、基部側アーム部材28を支承するために、図示しない軸部が形成される。勿論、この軸部の先端部は基部側アーム部材28に内挿され、且つ前記先端部と基部側アーム部材28との間にはベアリングが介装される。さらに、前記軸部の上部には、第1角度センサ31が配置されている。前記揺動角度α(図2参照)は、この第1角度センサ31によって常時検出される。なお、第1角度センサ31を、柱状部材26の内部に設けるようにしてもよい。
基部側アーム部材28の他端部には、前記先端側アーム部材14の一端部が揺動可能に連結されている(図1及び図2参照)。すなわち、基部側アーム部材28と先端側アーム部材14との連結部は、関節部32を構成する。
この関節部32の内部には、第2角度センサ33が収容されている。該第2角度センサ33は、前記仮想線M1(図2参照)と、先端側アーム部材14の幅方向中腹部を通る仮想線M2とがなす相対的揺動角度βを常時検出するためのものである。
第2角度センサ33は、第1角度センサ31と同様に配置するようにしてもよい。すなわち、基部側アーム部材28に、先端側アーム部材14を支承して該先端側アーム部材14に内挿される図示しない軸部を設け、この軸部の上部に第2角度センサ33を配置するようにしてもよい。
ここで、図2に示す参照符号γは、前記仮想線M2と、関節部32を通り且つ前記仮想線CL1に対して平行に延在する仮想線CL2とがなす角度である。この角度は、先端側アーム部材14の絶対的揺動角度として定義される。
第1角度センサ31及び第2角度センサ33の出力側はともに、信号線34a、34bを介して制御部36に電気的に接続されている。すなわち、基部側アーム部材28の揺動角度α、及び先端側アーム部材14の相対的揺動角度βは、制御部36に情報として送信される。
後述するように、制御部36は、基部側アーム部材28及び先端側アーム部材14の各アーム長L1、L2と、情報として得られた前記角度α、βの値とに基づいて、絶対的揺動角度γを算出した上で、支持体30の位置を座標として求める。制御部36は、さらに、この座標が制御部36に予め設定された停止座標と一致した際に、自走ユニット20を停止させることで先端側アーム部材14の揺動動作を停止させる。
チャック機構16は、図1に示すように、屈曲した第1爪部材38及び第2爪部材40を有する、いわゆる平行開閉チャックから構成される。すなわち、第1爪部材38及び第2爪部材40は、矢印A1、A4方向又は矢印A2、A3方向に沿って互いに接近又は離間する方向に同期して変位する。この種の平行開閉チャックは公知であり、従って、その詳細な説明を省略する。
第1爪部材38及び第2爪部材40には、例えば、各種の加工用工具や、鍛造加工用素材等の図示しない搬送物(ワーク)が把持される。すなわち、このチャック機構16は、ワーク把持機構として機能する。
このように構成されたチャック機構16には、図示しない巻上機構が付設される。チャック機構16は、この巻上機構の作用下に、図1における鉛直方向(矢印B1、B2方向)に沿って下降又は上昇することが可能である。すなわち、チャック機構16は、先端側アーム部材14に対して着座・離間自在に設けられている。
また、チャック機構16は、図示しない回動機構の作用下に、図1における矢印C1、C2方向に向かって回動することも可能である。この回動機構やチャック機構16も、前記巻上機構とともに制御部36に対して電気的に接続される。
前記自走ユニット20は、以上のように構成されたチャック機構16が設けられた先端側アーム部材14をガイドレール18に連結する機能を営む。
この自走ユニット20の全体概略斜視図を図3に示すとともに、図3のIV−IV線矢視断面図を図4に示す。これら図3及び図4から諒解されるように、自走ユニット20は、モータ42と、ガイドレール18に対して転動動作可能に接触したタイヤ44と、モータ42を支持する支持体30と、この支持体30と先端側アーム部材14を連結する軸部材46(連結部材)とを有する。
先ず、支持体30につき説明する。この支持体30は、床壁部48、縦壁部50及び天井壁部52を有し、このために断面略コ字状をなす。前記ガイドレール18は、この中の床壁部48と天井壁部52との間に挿入される。
床壁部48から天井壁部52にかけては、縦壁部50に対して略直交する方向に延在するようにして仕切板54が設けられる。支持体30は、この仕切板54を境として、レール係合部56と軸部材係合部58に区分される。なお、仕切板54とガイドレール18は所定間隔で離間しており、このため、仕切板54がガイドレール18に対して摺接することはない。
レール係合部56には、従動転動部材である第1下側従動ローラ60、第2下側従動ローラ62、第1上側従動ローラ64及び第2上側従動ローラ66が設けられる。第1下側従動ローラ60及び第2下側従動ローラ62は、床壁部48から鉛直上方に延在する下側止軸68、70に回転自在に支持され、一方、第1上側従動ローラ64及び第2上側従動ローラ66は、天井壁部52から垂下した上側止軸72、74に回転自在に支持される。これら第1下側従動ローラ60、第2下側従動ローラ62、第1上側従動ローラ64及び第2上側従動ローラ66は、ガイドレール18の側面部18aに対して転動動作可能に接触している。
この中、第1下側従動ローラ60と第2下側従動ローラ62は、ガイドレール18の側面部18aを挟んで対向している。同様に、第1上側従動ローラ64と第2上側従動ローラ66も、ガイドレール18の側面部18aを挟んで対向する。すなわち、支持体30は、第1下側従動ローラ60と第2下側従動ローラ62、第1上側従動ローラ64と第2上側従動ローラ66とがガイドレール18を挟持することにより、ガイドレール18に対して変位可能に係合されている。
天井壁部52に設置されたモータ42は、駆動軸78(図3及び図4参照)を介して、図示しないサスペンション装置に支持されたタイヤ44に接続されている。該モータ42は、制御部36(図1及び図2参照)の制御作用下に付勢されて前記タイヤ44を回転駆動する。後述するように、タイヤ44が回転駆動されて転動動作を開始することに伴って、自走ユニット20全体がガイドレール18の上面18bを走行することが可能となる。すなわち、ガイドレール18に対して変位自在に走行できる。要するに、モータ42は、タイヤ44を転回転駆動させることで自走ユニット20をガイドレール18に沿って移動させるための変位用駆動機構である。
このことから諒解されるように、自走ユニット20は、それ単独でガイドレール18に沿って走行(変位)可能な自走式のものであり、タイヤ44は、この変位を進行させる変位用転動機構を構成する一部材である。なお、モータ42の停止も、制御部36(図1及び図2参照)の制御作用下に行われる。
後述するように、自走ユニット20が走行することによって、該自走ユニット20に連結された先端側アーム部材14がガイドレール18に沿って変位する。これに伴い、該先端側アーム部材14及び基部側アーム部材28が揺動する。
天井壁部52には、切欠80が形成される。タイヤ44における駆動軸78よりも下方の部位は、この切欠80に位置し、ガイドレール18の上面18bに対して転動動作可能に接触する(図4参照)。
なお、変位用駆動機構としてモータ42とタイヤ44の組み合わせを例示したが、磁石をガイドレール18に取り付けるとともに、支持体30における前記磁石に対向する部位、すなわち、壁部48、50、52に電磁石を設けてリニアモータを構成し、これを変位用駆動機構としてもよい。この場合においても、タイヤ44は自走ユニット20の自重を支承する。
軸部材係合部58の内部には、床壁部48及び天井壁部52に対して一体的に連なる軸受部82が設けられる。この軸受部82には、床壁部48及び天井壁部52の各々で開口する貫通孔84が形成される。さらに、該貫通孔84の内壁には、図示しない直線状歯部が形成されている。
軸部材46は、上記のように形成された支持体30と先端側アーム部材14を連結する連結部材であり、その側壁には、直線状歯部86が形成される。この直線状歯部86は、軸部材係合部58に形成された前記貫通孔84の内壁に設けられた前記直線状歯部に噛合する。この噛合により、いわゆるスプライン結合が形成され、その結果、チャック機構16が自走ユニット20に対して回転することが防止される。
軸部材46の先端には直線状歯部86が形成されておらず、このため、該先端は円柱体形状をなす。この円柱体形状の先端が、先端側アーム部材14に挿入される。なお、先端側アーム部材14にはベアリング88が収容されており、このベアリング88により、先端側アーム部材14が揺動動作することに追従して、該先端側アーム部材14に対して軸部材46(連結部材)が回転動作することが可能となる。
図3及び図4から諒解されるように、ガイドレール18は、その断面が横臥したT字状をなす形状である。本実施の形態では、図2に示すように、ガイドレール18は4本の支柱90a〜90dによって支持されており、支柱90a側から支柱90d側に向かって第1直線部92、第1湾曲部94、第2直線部96、第2湾曲部98及び第3直線部100をこの順序で有する。なお、図1及び図2は、自走ユニット20が支柱90aに最近接した場合を示している。
この中、第1直線部92及び第3直線部100は仮想線CL1に対して平行方向に延在し、第2直線部96は仮想線CL1の延在方向に対して直交する方向に延在する。すなわち、ガイドレール18は、第1湾曲部94及び第2湾曲部98の存在によって、延在方向が変換されている。
本実施の形態に係るワーク搬送装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果につき、該ワーク搬送装置10の動作との関係で説明する。なお、自走ユニット20及び先端側アーム部材14は、支柱90a側から支柱90d側に向かって変位するものとする。
支柱90aの近傍において、必要に応じて図示しない回動機構の作用下にチャック機構16が矢印C1、C2方向に沿って回動され、第1爪部材38、第2爪部材40の向きが変更される。さらに、図示しない巻上機構の作用下に、図示しないワーク(例えば、各種の加工用工具や、鍛造加工を施すための加工用素材等)に向かって矢印B1方向に下降する。チャック機構16が所定の位置まで下降した後、第1爪部材38、第2爪部材40の先端が矢印A1、A4方向に沿って互いに離間する方向に同期して変位し、これにより、第1爪部材38、第2爪部材40が開いた状態となる。
開いた第1爪部材38と第2爪部材40の間にワークが挿入されると、第1爪部材38、第2爪部材40の先端が矢印A2、A3方向に沿って互いに接近する方向に同期して変位する。その結果、第1爪部材38、第2爪部材40が閉じた状態となり、これによりワークが堅牢に把持される。
その後、必要に応じ、回転機構の作用下にチャック機構16が元の姿勢に戻される。さらに、前記巻上機構の作用下にチャック機構16が矢印B2方向に沿って上昇する。勿論、この順序は逆であってもよい。
チャック機構16がワークを把持することに伴い、ワークの重量に応じた荷重が先端側アーム部材14に作用する。従って、ワークの重量が極めて大である場合には、先端側アーム部材14にも大荷重が作用し、このために該先端側アーム部材14が関節部32を支点として鉛直下方に向かって撓む。これに伴い、軸部材46が鉛直下方に向かって引っ張られる。
ここで、軸部材46と支持体30の軸受部82とは、上記したようにスプライン結合を介して係合しているのみである。このため、軸部材46は、貫通孔84の延在方向、すなわち、鉛直方向下方に変位する。この変位により、ワークの重量に応じた荷重が消費ないし吸収される。すなわち、支持体30やガイドレール18に荷重が作用することが回避される。
このように、本実施の形態においては、ワークの重量が極めて大であるために先端側アーム部材14が鉛直下方に向かって撓むときには、この撓みに追従し、支持体30と先端側アーム部材14を連結した軸部材46が鉛直下方に変位する。これにより、支持体30やガイドレール18に、ワークの重量に応じた荷重が作用することを回避することができる。
従って、ガイドレール18や支柱90a〜90dを高剛性のもの、換言すれば、形状や重量が大なるものとして構成する必要がない。すなわち、ガイドレール18や支柱90a〜90dを小型且つ軽量なものとして構成することが可能となる。このため、設備投資を低廉化することができる。
また、自走ユニット20をガイドレール18に沿って変位させるためのモータ42は、重量が大なるワークを搬送する場合であっても、支持体30を変位させることが可能な駆動力が得られるものであればよい。上記したように、ワークの重量に応じた荷重が支持体30に作用することが回避されるので、支持体30を走行させるためのモータ42として、駆動力が大きなものを採用する必要が特にないからである。
すなわち、本実施の形態によれば、自走ユニット20を変位(走行)させるためのモータ42として駆動力が小さなもの、換言すれば、小型且つ軽量なものを採用することができる。このことも、設備投資の低廉化に寄与する。
なお、リニアモータで変位用駆動機構を構成した場合、電磁石として磁力がさほど大きくないもの、換言すれば、誘起電力が小さなものを選定することができる。すなわち、この場合、電磁石として小型軽量のものを採用することが可能であり、このため、設備投資を低廉化することができる。
いずれの場合においても、ワークが軽量であり、このために先端側アーム部材14が撓まない場合には、軸部材46が変位しないことは勿論である。
チャック機構16がワークを把持した後、前記制御部36は、モータ42を駆動させる。すなわち、駆動軸78の回転駆動によってタイヤ44が回転駆動され、これにより該タイヤ44がガイドレール18の上面18bを走行し始める。これに追従してガイドレール18の側面部18aに接触した4個の従動ローラ60、62、64、66が転動動作するので、支持体30がガイドレール18に沿って円滑に変位する。
また、4個の従動ローラ60、62、64、66がガイドレール18を挟持しているので、該ガイドレール18に沿って走行する支持体30がガイドレール18から脱落することもない。
支持体30がガイドレール18に沿って走行することに伴い、軸部材46を介して該支持体30に連結された基部側アーム部材28、ひいてはチャック機構16に把持されたワークが、支柱90a側から第1直線部92、第1湾曲部94を通過し、図5に示すように、第2直線部96に到達するように変位する。図2と図5を対比して諒解されるように、支持体30が走行(変位)することに対応して、基部側アーム部材28と先端側アーム部材14が所定の揺動動作を行う。
支持体30は、さらに、図6に示すように第2直線部96から第2湾曲部98を通過し、最終的に、図7に示すように支柱90dに到達する。この過程においても、先端側アーム部材14及び基部側アーム部材28は、図6及び図7に示されるように所定の揺動動作を行う。
以上のようにして先端側アーム部材14及び基部側アーム部材28が一連の適切な揺動動作を行うことにより、チャック機構16に把持されたワークが支柱90aから支柱90dまで搬送される。上記したように、ワークによる荷重をバランスアーム12のみで受けるようにしているので、この搬送の間、支持体30に荷重が作用してその走行が妨げられることが回避される。
このことから諒解されるように、本実施の形態によれば、ガイドレール18に湾曲した部位が存在する場合であっても、ワークをガイドレール18に沿って円滑に搬送することが可能となる。従って、例えば、生産設備のレイアウトの都合上、ガイドレール18を湾曲せざるを得ない場合にも対応し得るので、レイアウトの自由度が著しく向上する。
しかも、ガイドレール18の長さ、及びアーム長L1、L2を大きくすることにより、ロボットを用いる場合に比して搬送距離を大きくすることができる。
なお、搬送距離を一層大きくするときには、先端側アーム部材14及び基部側アーム部材28を、アーム長L1、L2が大きいものに交換することで容易に対応することができる。すなわち、ロボットでワークを搬送する場合に比して対応が容易である。
ここで、図5、図6及び図7に示される支持体30の位置に対応する位置に作業ステーションをそれぞれ設け、各作業ステーションで支持体30の走行を停止させる場合につき説明する。
この場合、先ず、上記した揺動角度α、絶対的揺動角度γに基づいて、図5〜図7に示される状態における関節部32及び支持体30の座標が求められる。なお、絶対的揺動角度γは、前記第2角度センサ33によって検出される相対的揺動角度βから算出される(後述)。
具体的には、基台部24、関節部32及び支持体30の座標をそれぞれ(X0、Y0)、(X1、Y1)、(X2、Y2)とすると、X座標、Y座標の間には、下記の式(1)〜(4)に示される関係が成立する。
X1=X0+L1cosα …(1)
Y1=Y0+L1sinα …(2)
X2=X1+L2cosγ …(3)
Y2=Y1+L2sinγ …(4)
式(1)〜(4)中のL1、L2は、上記した通り、基部側アーム部材28、先端側アーム部材14のアーム長である。
式(1)を式(3)に代入すれば、下記の式(5)が得られる。
X2=X0+L1cosα+L2cosγ …(5)
同様に、式(2)を式(4)に代入することにより、下記の式(6)が得られる。
Y2=Y0+L1sinα+L2sinγ …(6)
式(1)、(2)、(5)、(6)中のαの値は、上記したように第1角度センサ31によってそれぞれ求められる。一方、式(5)、(6)中のγの値は、第2角度センサ33によって検出されたβの値を用いて算出される。
すなわち、α、β、γの間には下記の式(7)が成立する。従って、式(7)にα、βの値を代入することにより、γの値を求めることができる。
γ=α+β−180° …(7)
図5に示される状態において、α、β及びγを求めると、255°、50°、125°となる。また、図6に示される状態では、α=166°、β=52°、γ=38°であり、図7に示される状態では、α=45°、β=144°、γ=9°である。
従って、L1=L2=1000mmであるときには、(X0、Y0)=(0、0)と定義すると、式(1)、(2)、(5)、(6)から、図6〜図8におけるX1、Y1、X2及びY2は、下表の通りとなる。
Figure 2011093060
このようにして求められた座標を、制御部36に入力する。
支持体30が走行する間、α及びβの値は、前記第1角度センサ31及び前記第2角度センサ33によって常時検出され、信号線34a、34bを介して制御部36に情報として送信される。この信号を受けた制御部36は、上記の式(7)を用いてγを算出した後、式(1)、(2)、(5)、(6)に基づいて、関節部32及び支持体30の座標を算出する。
このようにして算出される座標と、制御部36に予め入力された座標とが一致すると、制御部36は、モータ42に対して停止信号を発する。これによりモータ42が停止して駆動軸78の回転駆動が停止され、さらに、タイヤ44の回転が停止する。バランスアーム12は、基部側アーム部材28及び先端側アーム部材14を揺動させる駆動力を発生していないので、タイヤ44の回転が停止することに伴って基部側アーム部材28及び先端側アーム部材14の揺動動作が停止する。勿論、チャック機構16に把持されたワークの変位も停止する。
必要であれば、この停止位置で前記巻上機構、前記回動機構及びチャック機構16を動作させ、さらに、第1爪部材38及び第2爪部材40を互いに離間する方向に同期変位させてワークを解放するようにしてもよい。
上記に準拠して、支持体30、ひいてはワークを停止させようとする座標を求め、この座標を制御部36に予め入力しておくことで、ワークを所望の位置の位置で停止させ、且つチャック機構16から解放することが可能である。これにより、作業ステーションを所望の位置に設けることが容易となるので、レイアウトの自由度が一層向上する。
なお、軸部材46を支持体30に対して上下変位可能に係合するようにしてもよい。この場合、チャック機構16がワークを把持して先端側アーム部材14が撓んだ際、上記した実施の形態と同様に軸部材46が支持体30に対して鉛直下方に変位するとともに、先端側アーム部材14が軸部材46に対して鉛直下方に変位する。これにより、荷重が消費ないし吸収される。
また、先端側アーム部材14に孔を設け、この孔に、軸部材46を上下動可能に挿入するようにしてもよい。
さらに、ガイドレール18に湾曲部94、98等を形成する必要は特にない。すなわち、本発明には、ガイドレール18を直線状にのみ敷設する場合も含まれる。この場合、支持体30(ワーク)を任意の位置で停止させるには、上記のようにしてもよいが、例えば、該位置に近接センサを設け、この近接センサが、支持体30が接近したことを検出した際にモータ42を停止させるような制御を行うようにしてもよい。
さらに、ガイドレール18やタイヤ44に代替し、ラックアンドピニオン機構やガントリローダを直線状に設けて支持体30を変位させるようにしてもよい。この場合においても、先端側アーム部材14が撓むことに伴って軸部材46が先端側アーム部材14ごと鉛直下方に変位したり、又は、軸部に沿って先端側アーム部材14が鉛直下方に変位したりすることにより、ラックアンドピニオン機構やガントリローダに荷重が作用することを有効に回避することができる。
このため、ラックアンドピニオン機構やガントリローダとして高剛性のものを採用する必要がない。従って、この場合においても設備投資を低廉化することが可能となる。さらに加えて、支持体30をワイヤで引っ張る引っ張り駆動式としてもよい。
いずれの場合も、バランスアーム12のアーム部材の個数は2本に特に限定されるものではなく、1本であってもよいし、3本以上であってもよい。
10…ワーク搬送装置 12…バランスアーム
14、28…アーム部材 16…チャック機構
18…ガイドレール 20…自走ユニット
24…基台部 26…柱状部材
29…基部 30…支持体
31、33…角度センサ 32…関節部
36…制御部 38、40…爪部材
42…モータ 44…タイヤ
46…軸部材 54…仕切板
56…レール係合部 58…軸部材係合部
60、62、64、66…従動ローラ 82…軸受部
84…貫通孔 86…直線状歯部
90a〜90d…支柱 92、96、100…直線部
94、98…湾曲部 α、β、γ…揺動角度

Claims (9)

  1. 案内部材に沿ってワークを搬送するワーク搬送装置であって、
    前記案内部材を自走可能な自走ユニットと、
    前記自走ユニットを介して前記案内部材に沿って移動するとともに前記ワークを把持するワーク把持機構と、
    前記ワーク把持機構を設けたアーム部材を有するバランスアームと、
    前記自走ユニットと前記アーム部材を連結するとともに鉛直方向に延在する連結部材と、
    を備え、
    前記自走ユニットに形成された孔に対して前記連結部材が上下動可能に挿入されていることを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 案内部材に沿ってワークを搬送するワーク搬送装置であって、
    前記案内部材を自走可能な自走ユニットと、
    前記自走ユニットを介して前記案内部材に沿って移動するとともに前記ワークを把持するワーク把持機構と、
    前記ワーク把持機構を設けたアーム部材を有するバランスアームと、
    前記自走ユニットと前記アーム部材を連結するとともに鉛直方向に延在する連結部材と、
    を備え、
    前記アーム部材に形成された孔に対して前記連結部材が上下動可能に挿入されていることを特徴とするワーク搬送装置。
  3. 請求項1又は2記載の装置において、前記自走ユニットは、変位用駆動機構と、前記変位用駆動機構を支持し且つ前記案内部材に沿って変位可能であるとともに前記アーム部材の鉛直上方に配置される支持体とを有することを特徴とするワーク搬送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置において、前記連結部材の側周壁、及び前記孔の内壁に、互いに噛合する歯部が設けられていることを特徴とするワーク搬送装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置において、前記連結部材が多角形状体として形成されるとともに、前記孔が前記連結部材に噛合する多角形孔として形成されていることを特徴とするワーク搬送装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の装置において、前記連結部材が前記支持体とは別個の部材であり、前記アーム部材が鉛直下方に撓んだ際、前記連結部材が追従して前記支持体に対して鉛直下方に変位することを特徴とするワーク搬送装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置において、前記アーム部材に対して関節部を介して連結され、且つ前記バランスアームを構成する基部を中心に揺動する別のアーム部材をさらに備え、前記アーム部材は、前記関節部を中心として前記別のアーム部材に対して揺動可能であることを特徴とするワーク搬送装置。
  8. 請求項7記載の装置において、前記基部に設けられて前記別のアーム部材の揺動角度を検出する第1角度センサと、前記関節部に設けられて前記アーム部材の揺動角度を検出する第2角度センサと、前記2つの揺動角度から前記ワーク把持機構の位置を求める制御部とをさらに備えることを特徴とするワーク搬送装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置において、前記案内部材が湾曲部を有するものであることを特徴とするワーク搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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