JP2011092704A - 外科用アクセスアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】外科手技中に使用するための外科用アクセスアセンブリを提供する。
【解決手段】外科手技中に使用するための外科用アクセスアセンブリ1000であって、筺体1006と、筺体1006から遠位に延び、組織内に位置付けるために寸法決定されているアクセス部材1010であって、筺体1006およびアクセス部材1010は、縦軸を規定する、アクセス部材1010と、筺体内に配置されている密封アセンブリ100であって、密封アセンブリ100は、相互に動作可能に結合されている第1の密封構成要素および第2の密封構成要素を含み、第1の密封構成要素および該第2の密封構成要素のそれぞれは、外科用物体の通過のためのそれぞれの通路を含み、第1の密封構成要素は、縦軸周り、かつ、第2の密封構成要素に対する回転運動のために適合されている、密封アセンブリ100とを備えている。
【選択図】図1

Description

(関連出願の参照)
本願は、米国仮特許出願第61/248,510号(2009年10月5日出願)に基づく優先権および利益を主張する。該仮出願の内容全体は、参照により本明細書に援用される。
(技術分野)
本開示は、外科用アクセスアセンブリに関する。より具体的には、本開示は、外科用物体の周囲に密封を確立することを補助するように、相対的回転運動のために適合される密封構成要素を伴う密封アセンブリを含む、外科用アクセスアセンブリに関する。
内視鏡、関節鏡、および腹腔鏡手技を含む低侵襲性外科手技は、外科手術が、組織内の開口部から遠く離れた臓器、組織、および血管に対して実施されることを可能にする。これらの手技は、概して、身体内に挿入される任意の器具が密封されることを必要とする。例えば、ガスおよび/または液体が、例えば、流体を注入または灌注することを利用する外科手技において切開部を通して身体に出入りしないことを確実にするように提供がなされ得る。これらの手技は、典型的に、カニューレを通して身体内に導入される外科器具を利用する。カニューレは、カニューレと関連付けられた密封を伴う。密封は、確立された手術部位の完全性を保持するための器具の周囲に実質的に流体密な密封を形成することを意図する。
密封は、小さい外科器具が、カニューレの中央軸に対して軸外に動いた場合に、密封を維持するためのそれらの能力によって制限される場合がある。密封は、また、外科器具が傾斜する場合に、それらの完全性を維持するための能力によっても制限される場合がある。カニューレ内の小さな直径の外科器具のこのような極端な動作範囲は、密封の完全性を失う結果となる密封に「キャットアイ」または三日月形のギャップを作製する。密封の完全性の保持の本問題は、縫合が外科器具に並んで存在する場合も増大する。さらなる問題は、小さい直径と大きい直径との両方が使用される場合の、その完全性の保持における密封の柔軟性を含む。
したがって、外科手技中に使用するための外科用アクセスアセンブリは、筺体と、筺体から遠位に延び、組織内に位置付けるために寸法決定されるアクセス部材と、筺体内に配置される密封アセンブリとを含む。密封アセンブリは、相互に動作可能に連結される第1および第2の密封構成要素を含む。第1および第2の密封構成要素のそれぞれは、外科用物体の通過のためのそれぞれの通路を含む。第1の密封構成要素は、縦軸周りおよび第2の密封構成要素に対する回転運動のために適合される。第1の密封構成要素は、第1および第2の密封部材の通路が実質的に縦方向に整列している第1の位置と、第1および第2の密封部材の通路が密封アセンブリを通る流体の連通を阻害するように放射状にオフセットされる第2の位置との間で、相対的回転が可能であり得る。
密封部材は、それぞれ、通路を規定するスリットを含み得る。第1および第2の密封構成要素のそれぞれは、外側区分と、外側区分から半径方向内側にぶら下がる内側区分とを含み得る。第2の密封構成要素の外側区分は、内部境界を規定する周辺壁を含み得る。第1の密封構成要素は、第2の密封構成要素の周辺壁によって規定される内部境界に少なくとも部分的に配置され得る。
第1の密封構成要素は、筺体の表面内に密封を形成するように構成されるOリングを含み得る。第1の密封構成要素は、第1の密封構成要素の回転運動を促進するように構成される少なくとも1つの構造を含み得る。少なくとも1つの構造は、第1の密封構成要素の近位表面から直角に延びる1つ以上の支柱を含み得る。支柱は、臨床医によって係合されるように寸法決定され、位置付けされる。第1の密封構成要素は、環状陥凹部および環状リブのうちの一方を含んでもよく、第2の密封構成要素は、環状陥凹部および環状リブのうちの他方を含み得る。環状陥凹部は、第1および第2の密封構成要素が相互に対して取り付けられる場合に、環状リブを少なくとも部分的に収容するように寸法決定される。
外科手技を実施する方法を提供する。方法は、外科用アクセスアセンブリを用いて下層の手術部位にアクセスするステップであって、外科用アクセスアセンブリは、それを通る縦方向の通路を規定し、それぞれ、第1および第2の密封部材を含む、第1および第2の密封構成要素を有し、第1および第2の密封部材のそれぞれは、外科用物体の通過のための通路を規定する、ステップと、手術部位を拡張するように、流体を手術部位に導入するステップと、外科用アクセスアセンブリを通り、および第1および第2の密封構成要素の通路を通る外科用物体を前進させるステップと、外科用物体で外科手技を実施するステップと、外科用物体を除去するステップと、第1および第2の密封構成要素の通路を放射状にオフセットされた関係で位置付けるように、第2の密封構成要素に対して第1の密封構成要素を回転させ、それによって、手術部位からアクセスデバイスを通る流体の通過を最小限にするステップとを含む。回転のステップは、外科手技を実施するステップの前、間、または後に実施され得る。
例えば、本発明は以下の手段を提供する。
(項目1)
外科手技中に使用するための外科用アクセスアセンブリであって、
筺体と、
該筺体から遠位に延び、組織内に位置付けるために寸法決定されているアクセス部材であって、該筺体および該アクセス部材は、縦軸を規定する、アクセス部材と、
該筺体内に配置されている密封アセンブリであって、該密封アセンブリは、相互に動作可能に結合されている第1の密封構成要素および第2の密封構成要素を含み、該第1の密封構成要素および該第2の密封構成要素のそれぞれは、外科用物体の通過のためのそれぞれの通路を含み、該第1の密封構成要素は、該縦軸周り、かつ、該第2の密封構成要素に対する回転運動のために適合されている、密封アセンブリと
を備えている、外科用アクセスアセンブリ。
(項目2)
上記第1の密封構成要素は、上記第1の密封構成要素の通路と上記第2の密封構成要素の通路とが実質的に縦方向に整列している第1の位置と、該第1の密封構成要素の通路と該第2の密封構成要素の通路とが上記密封アセンブリを通る流体の連通を阻害するように放射状にオフセットされている第2の位置との間で、相対的に回転することが可能である、上記項目に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目3)
上記第1の密封構成要素は、上記第2の密封構成要素によって少なくとも部分的に受け取り可能である、上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目4)
上記密封部材のそれぞれは、スリットを含み、該スリットは、上記通路を規定する、上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目5)
上記第1の密封構成要素および上記第2の密封構成要素のそれぞれは、外側区分と、該外側区分から放射状に内側にぶら下がる内側区分とを含み、該内側区分は、上記通路を有する、上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目6)
上記第2の密封構成要素の上記外側区分は、内部境界を規定する周辺壁を含む、上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目7)
上記第1の密封構成要素は、上記第2の密封構成要素の上記周辺壁によって規定される上記内部境界内に少なくとも部分的に配置されている、上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目8)
上記第1の密封構成要素は、上記筺体の表面内の密封を形成するように構成されているOリングを含む、上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目9)
上記第1の密封構成要素は、該第1の密封構成要素の回転運動を促進するように構成されている少なくとも1つの構造を含む、上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目10)
上記少なくとも1つの構造は、上記第1の密封構成要素の近位表面から直角に延びる複数の支柱を含み、該支柱は、臨床医によって係合されるように寸法決定され、位置付けられている上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目11)
上記第1の密封構成要素は、環状陥凹部および環状リブのうちの一方を含み、上記第2の密封構成要素は、該環状陥凹部および該環状リブのうちの他方を含み、該環状陥凹部は、上記第1の密封構成要素および上記第2の密封構成要素が相互に対して取り付けられている場合に、該環状リブを少なくとも部分的に収容するように寸法決定されている、上記項目のうちのいずれかに記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目12)
外科手技を実施するためのシステムであって、
下層の手術部位にアクセスするように構成されている外科用アクセスアセンブリであって、該外科用アクセスアセンブリは、該外科用アクセスアセンブリを通る縦方向の通路を規定し、第1の密封部材および第2の密封部材をそれぞれ含む第1の密封構成要素および第2の密封構成要素を有し、該第1の密封部材および該第2の密封部材のそれぞれは、外科用物体の通過のための通路を規定する、外科用アクセスアセンブリと、
該手術部位を拡張するように、流体を該手術部位に導入する手段と、
該外科用アクセスアセンブリを通して、かつ、該第1の密封構成要素の通路および該第2の密封構成要素の通路を通して外科用物体を前進させる手段と、
該外科用物体を用いて外科手技を実施する手段と、
該外科用物体を除去する手段と
を含み、
該第1の密封構成要素と該第2の密封構成要素とは、該第2の密封構成要素に対する該第1の密封構成要素の回転が、該第1の密封構成要素の通路と該第2の密封構成要素の通路とを放射状にオフセットされた関係に位置付け、それにより、該縦方向通路が実質的に閉鎖され、該手術部位から該アクセスデバイスを通る流体の通過が最小化されるように構成されている、システム。
(項目13)
上記第1の密封構成要素および上記第2の密封構成要素は、それぞれがスリットを含み、該スリットは、上記通路を規定し、上記第2の密封構成要素に対する上記第1の密封構成要素の上記回転は、相互に対して該スリットを放射状に変位させる、上記項目のうちのいずれかに記載のシステム。
(項目14)
上記第1の密封構成要素に動作可能に連結されている手動で動作可能な部材を含み、該手動で動作可能な部材は、該第1の密封構成要素と上記第2の密封構成要素とを手動で操作すると、該第1の密封構成要素と該第2の密封構成要素との相対的な回転を引き起こすように構成されている、上記項目のうちのいずれかに記載のシステム。
(項目15)
外科手技を実施する方法であって、
外科用アクセスアセンブリを用いて下層の手術部位にアクセスするステップであって、該外科用アクセスアセンブリは、該外科用アクセスアセンブリを通る縦方向の通路を規定し、第1の密封部材および第2の密封部材をそれぞれ含む、第1の密封構成要素および第2の密封構成要素を有し、該第1の密封部材および該第2の密封部材のそれぞれは、外科用物体の通過のための通路を規定する、ステップと、
該手術部位を拡張するように、流体を該手術部位に導入するステップと、
該外科用アクセスアセンブリを通して、かつ、該第1の密封構成要素の通路および該第2の密封構成要素の通路を通して、外科用物体を前進させるステップと、
該外科用物体を用いて外科手技を実施するステップと、
該外科用物体を除去するステップと、
該第1の密封構成要素の通路と該第2の密封構成要素の通路とを放射状にオフセットされた関係で位置付けるように、該第2の密封構成要素に対して該第1の密封構成要素を回転させ、それによって、該縦方向通路を実質的に閉鎖し、該手術部位から該アクセスデバイスを通る流体の通過を最小限にする、ステップと
を含む、方法。
(項目16)
上記外科用物体を除去するステップは、上記第1の密封構成要素を回転させるステップの前に実施される、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目17)
上記第1の密封構成要素および上記第2の密封構成要素は、それぞれがスリットを含み、該スリットは、上記通路を規定し、上記回転させるステップは、相互に対して該スリットを放射状に変位させる、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目18)
上記第1の密封構成要素に動作可能に連結される手動で動作可能な部材を含み、上記第1の密封構成要素を回転させるステップは、該第1の密封構成要素と上記第2の密封構成要素との相対的な回転を引き起こすように、該手動で動作可能な部材を操作することを含む、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目19)
上記第1の密封構成要素の通路と上記第2の密封構成要素の通路とを実質的に整列させて、該通路を通る上記外科用物体の通過を促進するように、上記第2の密封構成要素に対して上記第1の密封構成要素を位置付けるステップを含み、該位置付けるステップは、上記外科用物体を前進させるステップの前に実施される、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目20)
上記回転させるステップは、上記外科手技を実施するステップの前、または、間、または、後に実施される、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(摘要)
外科手技中に使用するための外科用アクセスアセンブリは、筺体と、筺体から遠位に延び、組織内に位置付けるために寸法決定されるアクセス部材と、筺体内に配置される密封アセンブリとを含む。密封アセンブリは、相互に動作可能に結合される第1および第2の密封構成要素を含む。第1および第2の密封構成要素のそれぞれは、外科用物体の通過のためのそれぞれの通路を規定するそれぞれの密封部材を含む。第1の密封構成要素は、縦軸周りおよび第2の密封構成要素に対する回転運動のために適合される。第1の密封構成要素は、第1および第2の密封構成要素の通路が実質的に縦方向に整列している第1の位置と、第1および第2の密封部材の通路が密封アセンブリを通る流体の連通を阻害するように放射状にオフセットされる第2の位置との間で、相対的回転が可能であり得る。
図を参照しながら本開示の様々な実施形態を本明細書で説明する。
図1は、本開示の実施形態に従う、外科用アクセスアセンブリの斜視図である。 図2は、図1に図示するアクセスアセンブリの第1および第2の密封構成要素の組み立て斜視図である。 図3は、本開示の別の実施形態に従う、密封アセンブリの第1および第2の密封構成要素の組み立て斜視図である。 図4は、アクセスアセンブリの筺体内のアセンブリ状態における図3の第1および第2の密封構成要素を図示する側断面図である。 図5は、外科手技の経過中に図1の外科用アクセスアセンブリを使用する方法を説明するフローチャートである。
同様の参照番号が類似するまたは同一の要素を識別する以下の図中および説明において、「近位」という用語は、使用中、実施者に一番近い、開示される外科用アクセスアセンブリ、またはその任意の構成要素の端を指すことを理解し、一方、「遠位」という用語は、使用中、実施者から一番遠い端を指すことを理解されたい。加えて、「外科用物体」という用語は、これに限定されないが、閉塞子、外科用ステープルデバイス等を含む、外科手技の経過中に利用され得る任意の外科用物体または器具を含むことを理解し、「フィラメント」という用語は、これに限定されないが、縫合糸、結紮糸および外科用テープを含む、組織を連結することを意図する目的に適した任意の細長部材を指すことを理解し、「組織」という用語は、これに限定されないが、皮膚、筋膜、靱帯、腱、筋肉および骨を含む、任意の身体組織を指すことを理解されたい。
図1を参照すると、本開示の実施形態に従う、密封アセンブリ100とともに使用するように構成された外科用アクセスアセンブリ1000が示される。外科用アクセスアセンブリ1000は、それぞれ、近位端および遠位端1002および1004を含む。適切なプロポーションの筺体1006は、近位端1002に位置する。より具体的には、筺体1006が、1つ以上の外科用縫合糸またはフィラメント「F」および/または外科用物体もしくは物体「I」を受け取るように構成され、寸法決定される。そのため、筺体1006は、適切なプロポーションの開口部1008を含む。筺体1006は、密封アセンブリ100を収容するようにも構成され、寸法決定される。アクセス部材1010が、筺体1006から遠位に延び、例えば、患者の膝または肩等の患者の組織「T」に形成される経皮アクセスポイント「P」によって位置付けられるように寸法決定される。アクセス部材1010は、アクセス部材1010を通って、縦軸「A」に沿って縦方向に延びる通路1012(想像線で示す)を規定する。通路1012は、実質的に開口部1008と整列する。通路1012は、1つ以上の外科用フィラメント「F」、および/または外科用物体もしくは物体「I」を内部に受け取るように構成され、寸法決定される。アクセス部材1010は、外科用フィラメント「F」および外科用物体「I」がそれを通過できるように遠位端1004の開口部1014を規定する。
図2を参照し、密封アセンブリ100を説明する。密封アセンブリ100は、二重層の回転式密封を提供する様式で組み立てられる、少なくとも2つの密封構成要素102、104を含む。密封構成要素102、104は、任意の適切な生体適合性で、少なくとも半弾力性材料から形成され、これに限定されないが、成型、鋳造および放電加工(EDM)を含む、任意の適切な製造方法を通して形成され得る。適切な材料の例は、これに限定されないが、天然ゴム、合成ポリイソプレン、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、ポリブタジエン、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、水素化ニトリルゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、エピクロロヒドリンゴム、ポリアクリルゴム、シリコンゴム、フルオロシリコンゴム、フルオロエラストマー、パーフルオロエラストマー、ポリエーテルブロックアミド、クロロスルホン化ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル、熱可塑性エラストマー、熱可塑性加硫剤、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性オレフィン、レシリン、エラスチン、およびポリスルフィドゴム等のエラストマー材料を含む。そのような材料からの密封構成要素102、104の形成は、密封構成要素102、104が外科用フィラメント「F」、ならびに大きさにおいて変動し得る外科用物体「I」の挿入、操作、および除去を弾力的に調節可能にする。
密封構成要素102は、密封構成要素102が密封構成要素104に確実にかつ移動可能に連結することを可能にする外径「OD」を有する一般的な円形構造を含む。本目的を念頭に、密封構成要素102および104、またはそれに関連する構成要素は、比較的滑らかな材料(例えば、PTFE)で被覆され、または作製され得る。密封構成要素102は、外側区分、または一般的に周囲側壁132によって接続される、それぞれの近位表面および遠位表面108および116を含む。側壁132は、近位表面および遠位表面108、116のいずれかから略縦方向に延びても、延びなくてもよい。図1および2に図示する実施形態において、Oリング106は、密封構成要素102の近位表面108に沿って動作可能に配置される。Oリング106が、アクセスデバイス1000の近位端1002において内部表面1005(図示せず)に対する密封を提供するように意図される(図4参照)。Oリング106は、密封構成要素102と一体に形成され得る。代替的に、Oリング106は、近位表面108に沿って配置される溝またはチャネル(図示せず)内に設置されるように構成され得る。密封構成要素102は、密封構成要素102を通って延びる通路112を有する内側区分110を含む。通路112は、物体または器具がそれに挿入されるとき、密封アセンブリ100を通る、例えば、生理食塩水または注入ガス等の流体の連通を実質的に制限する意図される目的のために構成される、単一スリットバルブ、多重スリットバルブ、またはアパーチャ等を含むが、これに限定されない1つ以上のスリット114を含み得る。図2に図示する実施形態において、多重スリットバルブ構成を示す。密封部材110の通路112は、密封構成要素102を通って延び、通常、外科用フィラメント「F」および/または外科用物体「I」の不在において、実質的に流体密な密封を提供するように閉鎖状態に付勢される(図2を参照、例えば、スリットが実質的に閉鎖される)。密封部材110は、外科用フィラメント「F」および/または外科用物体「I」がそれを通して挿入される場合に、密封アセンブリ100を通る流体の流出を最小限にする補助をするようにも構成される。密封部材102の遠位表面116は、密封構成要素104上に近位に位置する、例えば、円形溝、陥凹部、またはチャネル120(以下により詳細に説明する)等の1つ以上の対応する構造を係合するように構成される、例えば、環状リブ118の形態での突起(図4に最も良く示される)等の、1つ以上の構造118を含む。密封構成要素102のリブ118は、密封構成要素102が、密封構成要素104に対して回転可能に移動可能であるように、密封構成要素104の陥凹部120を係合する。リブ118および/または陥凹部120は、非常に滑らかな材料(例えば、PTFE)で被覆される、または作製され得る。密封アセンブリ100の密封構成要素102は、構造が実質的に円形として図示されるが、密封構成要素102が任意の適切な幾何学構成をとり得ることは、本開示の範囲内である。
図2を引き続き参照し、密封構成要素104を示す。密封構成要素104は、任意の適切な既知の連結および/または接続方法(例えば、プレス嵌めまたは摩擦嵌め、接着等)によって筺体1006の内部表面に動作可能に連結され得る。一実施形態において、密封構成要素104は、縦軸「A」の周りの回転運動を防止する様式で筺体1006に固定される。密封構成要素104は、密封構成要素102を解放可能に係合するように構成される。そのため、密封構成要素104は、それぞれ、内径および外径「ID」および「ID」を規定する、それぞれ、内部および外部外周縁側壁122、124を伴う環状外周区分または壁121を含む。密封構成要素104の内径「ID」は、密封構成要素102を解放可能かつ移動可能に係合するように寸法決定され、構成されるため、密封構成要素102は、密封構成要素104に対して回転可能である。そのため、密封構成要素104の内径「ID」は、密封構成要素102のODより大きい。内部側壁122は、密封構成要素102の一部を受け取るように構成される空洞140を規定する内部表面126から直角に延びる。上述のように、密封構成要素104は、溝、陥凹部、または陥凹部120を含む。陥凹部120は、表面126の周辺にそって延びる。図2に図示する実施形態において、陥凹部120は、一般的に円形構造を含み、円形リブ118を解放可能に係合するように構成される。密封構成要素104の内部密封区分128は、1つ以上のスリット134によって規定される通路を有する。
図1および2において、密封構成要素102、104のそれぞれの通路112、130は、実質的に縦方向に整列され、例えば、第1および第2の密封構成要素102、104のスリット114、134の脚が整列される。代替的に、内部密封区分128および110は、相互から放射状にオフセットされてもよく、それによって、スリット114、134は、本明細書で、以下により詳細に説明する通り、放射状に変位される。密封構成要素104、102の密封部材128、110は、実質的に同様の様式で構成され、よって、密封部材128は、以下で、さらに詳細を説明しない。
上述の通り、密封アセンブリ100は、密封構成要素102が、密封構成要素104と動作可能に係合されるとき、密封構成要素104に対して回転可能に移動可能である密封構成要素102を含む。そのため、図3および4に図示する実施形態において、密封構成要素102は、密封構成要素102、104が相互に係合するとき、密封部材102の移動を促進するように構成される1つ以上の触角構造136(例えば、支柱、係止、リブ、スリット、スロット等)を含み得る。図3および4に図示する実施形態において、触角構造136は、密封構成要素102の近位表面108に沿って所定の位置に動作可能に配置される1つ以上の支柱138(3つの支柱を図に示す)を含む。支柱138は、密封構成要素102の近位表面108から一般的に直角方向に延びる。代表的な図に示す通り、支柱138は、相互から約120°離れて配置される。支柱138は、筺体1006の近位端1002の対応する環状開口部1003(図1)を通って延び得る。支柱138は、それぞれ、臨床医によって手動で係合されるのに十分な距離を延び得る(図4)。
図5を参照すると、密封アセンブリ100を含む外科用アクセスアセンブリ1000の使用方法は、関節鏡手技の経過中の使用の観点から説明される。最初に、生理食塩水等の流体が、手術部位に導入される(ステップ202)。次に、アクセス部材1010が患者の組織「T」に形成される経皮アクセスポイント「P」内に位置付けられ(例えば、ステップ204および図1)、外科用物体「I」および/または外科用フィラメント「F」が、筺体1006およびアクセス部材1010を通る通路によって手術部位に導入される(例えば、ステップ206および図1)。外科用物体「I」および/もしくは外科用フィラメント「F」の挿入前、または手技の経過中の任意のポイントのいずれかで、実施者は、密封構成要素102を移動および/または回転(例えば、時計周りの方向)させてもよい(ステップ208を参照)。上述の通り、密封構成要素102は、図2に示される密封部材110、128のそれぞれの通路112、130が実質的に放射状に整列された第1の位置から、図3に示される密封部材110、128のそれぞれの通路112、130が相互から放射状にオフセットされた第2の位置に回転可能である。密封構成要素104に対する密封構成要素102の回転は、流体の流出をさらに最小限にするように、外科用アクセスアセンブリ1000(図1)を通して近位に連通する任意の流体の経路を遮断し、実質的に閉鎖する。例えば、第2の密封構成要素に対する第1の密封構成要素の回転は、流体の流出を最小限にするように、密封構成要素102、104を通る蛇行経路を作製し得る。次いで、実施者は、残りの手技を実施するために、外科用アクセスアセンブリ1000を通して外科用物体「I」および/または外科用フィラメント「F」を操作できる(ステップ210)。筺体1006および支柱138は、密封構成要素102、104が回転されるとき、通路が実質的に整列される共通の視覚表示または印を有し得ることが想定される。表示は、任意の形態を取ってもよい。一実施形態において、表示は、それぞれ、筺体1006の近位表面上、および支柱138のうちの1つに矢印「k」、「m」の形態で存在する(例えば、図1および3を参照)。他の変形も想定される。
前述および様々な図の参照から、当該分野の当事者は、特定の修正が本開示の範囲から逸脱することなく本開示になされ得ることを理解する。例えば、密封アセンブリ100は、本明細書でアクセスデバイス1000の筺体1006にしっかり固定されるように説明されているが、筺体1006および/またはアクセスデバイス1000の近位端に着脱可能に取り付け可能に密封アセンブリ100を提供することも、本開示の範囲内である。本実施形態において、密封アセンブリは、アクセスデバイス1000に動作可能に連結され得る(例えば、密封構成要素104は、筺体1006の内部にしっかり連結または係合するように寸法決定される外径ODを含む)。したがって、外科医は、例えば、外科手技中の任意の場合に、アクセスデバイス1000から密封アセンブリ100を除去でき、同様に、所望する場合、アクセスデバイス1000に密封アセンブリ100を取り付けできる。加えて、密封アセンブリ100は、例えば、異なる構造の従来のカニューレに取り付けるために容易に適合され得る。アクセスデバイス1000または他の従来のカニューレからの密封アセンブリ100の着脱性は、アクセスデバイス1000を通して検体除去を促進するために意図される。
密封アセンブリ100は、第1と第2の位置との間の密封アセンブリ100の一部の再位置付けを促進するように触角部材(図示せず)を含み得ることを想定されたい。触角部材は、密封構成要素102、104のいずれかに連結されてもよく、外科用アクセスアセンブリ1000の筺体1006と関連する開口部を通ってから外方向にぶら下がるように構成され得、それにより、実施者は、密封構成要素102、104の相対位置を手動で操作できる。
密封アセンブリ100の実施形態において、密封構成要素102、104間の相対移動は、これに限定されないが、モータおよびギアセット等の機械化アセンブリの搭載を含む、任意の適切な様式で実行され得ることを想定される。そのため、密封構成要素102、104のいずれかまたは双方は、第1の位置と第2の位置との間の密封構成要素102、104の相対移動を補助するように、ベアリングまたは任意の他の適切な構造を含み得る。密封構成要素102、104は、図2の整列位置方向、または図3の非整列位置方向に回転可能に(スプリングまたは他の適切な付勢機構で)付勢され得ることがさらに想定される。
アクセスアセンブリは、例えば、患者の腹腔で実施される腹腔鏡外科手技と併用して使用され得る。そのような手技に従い、腹腔がガス注入され、アクセスは、例えば、アクセスアセンブリ内に位置付けされ、腹腔の裏層を穿通するように前進する閉塞子による等の当該分野に既知の様式で、アクセスアセンブリで確立され得る。その後、閉塞子は、腹腔身体空洞内にアクセスアセンブリ1000を残して除去され得る。器具は、アクセスアセンブリ内に導入されてもよく、密封構成要素102、104は、外科用器具の周囲に密封を確立するように操作され得る。
本開示のいくつかの実施形態は、図示および/または本明細書で説明されたが、本開示は、それに制限されるものではなく、本開示は、当該分野が許容する範囲と同様に広い範囲を有し、仕様も同様に解釈されることを意図する。したがって、上述の説明は、制限するものと解釈されるものではなく、むしろ、単に特定の実施形態の例示である。当該分野の当事者は、本明細書に添付される特許請求の範囲および精神内の他の修正を想定するであろう。

Claims (14)

  1. 外科手技中に使用するための外科用アクセスアセンブリであって、
    筺体と、
    該筺体から遠位に延び、組織内に位置付けるために寸法決定されているアクセス部材であって、該筺体および該アクセス部材は、縦軸を規定する、アクセス部材と、
    該筺体内に配置されている密封アセンブリであって、該密封アセンブリは、相互に動作可能に結合されている第1の密封構成要素および第2の密封構成要素を含み、該第1の密封構成要素および該第2の密封構成要素のそれぞれは、外科用物体の通過のためのそれぞれの通路を含み、該第1の密封構成要素は、該縦軸周り、かつ、該第2の密封構成要素に対する回転運動のために適合されている、密封アセンブリと
    を備えている、外科用アクセスアセンブリ。
  2. 前記第1の密封構成要素は、前記第1の密封構成要素の通路と前記第2の密封構成要素の通路とが実質的に縦方向に整列している第1の位置と、該第1の密封構成要素の通路と該第2の密封構成要素の通路とが前記密封アセンブリを通る流体の連通を阻害するように放射状にオフセットされている第2の位置との間で、相対的に回転することが可能である、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  3. 前記第1の密封構成要素は、前記第2の密封構成要素によって少なくとも部分的に受け取り可能である、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  4. 前記密封部材のそれぞれは、スリットを含み、該スリットは、前記通路を規定する、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  5. 前記第1の密封構成要素および前記第2の密封構成要素のそれぞれは、外側区分と、該外側区分から放射状に内側にぶら下がる内側区分とを含み、該内側区分は、前記通路を有する、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  6. 前記第2の密封構成要素の前記外側区分は、内部境界を規定する周辺壁を含む、請求項5に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  7. 前記第1の密封構成要素は、前記第2の密封構成要素の前記周辺壁によって規定される前記内部境界内に少なくとも部分的に配置されている、請求項6に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  8. 前記第1の密封構成要素は、前記筺体の表面内の密封を形成するように構成されているOリングを含む、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  9. 前記第1の密封構成要素は、該第1の密封構成要素の回転運動を促進するように構成されている少なくとも1つの構造を含む、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  10. 前記少なくとも1つの構造は、前記第1の密封構成要素の近位表面から直角に延びる複数の支柱を含み、該支柱は、臨床医によって係合されるように寸法決定され、位置付けられている請求項9に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  11. 前記第1の密封構成要素は、環状陥凹部および環状リブのうちの一方を含み、前記第2の密封構成要素は、該環状陥凹部および該環状リブのうちの他方を含み、該環状陥凹部は、前記第1の密封構成要素および前記第2の密封構成要素が相互に対して取り付けられている場合に、該環状リブを少なくとも部分的に収容するように寸法決定されている、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
  12. 外科手技を実施するためのシステムであって、
    下層の手術部位にアクセスするように構成されている外科用アクセスアセンブリであって、該外科用アクセスアセンブリは、該外科用アクセスアセンブリを通る縦方向の通路を規定し、第1の密封部材および第2の密封部材をそれぞれ含む第1の密封構成要素および第2の密封構成要素を有し、該第1の密封部材および該第2の密封部材のそれぞれは、外科用物体の通過のための通路を規定する、外科用アクセスアセンブリと、
    該手術部位を拡張するように、流体を該手術部位に導入する手段と、
    該外科用アクセスアセンブリを通して、かつ、該第1の密封構成要素の通路および該第2の密封構成要素の通路を通して外科用物体を前進させる手段と、
    該外科用物体を用いて外科手技を実施する手段と、
    該外科用物体を除去する手段と
    を含み、
    該第1の密封構成要素と該第2の密封構成要素とは、該第2の密封構成要素に対する該第1の密封構成要素の回転が、該第1の密封構成要素の通路と該第2の密封構成要素の通路とを放射状にオフセットされた関係に位置付け、それにより、該縦方向通路が実質的に閉鎖され、該手術部位から該アクセスデバイスを通る流体の通過が最小化されるように構成されている、システム。
  13. 前記第1の密封構成要素および前記第2の密封構成要素は、それぞれがスリットを含み、該スリットは、前記通路を規定し、前記第2の密封構成要素に対する前記第1の密封構成要素の前記回転は、相互に対して該スリットを放射状に変位させる、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1の密封構成要素に動作可能に連結されている手動で動作可能な部材を含み、該手動で動作可能な部材は、該第1の密封構成要素と前記第2の密封構成要素とを手動で操作すると、該第1の密封構成要素と該第2の密封構成要素との相対的な回転を引き起こすように構成されている、請求項12に記載のシステム。
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