JP2011092055A - 畝立施肥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耕耘土壌に対する粉粒体肥料の撹拌混合性を高めるたには、耕耘土壌が細砕されていることや、耕耘作用時の土壌の拡散、飛散、乃至反転性等が高いこと等が好ましい。
【解決手段】 土壌面に施肥する施肥装置1と、この施肥された施肥土壌面を正回転駆動と逆回転駆動に切替えて撹拌耕耘する耕耘兼攪拌用爪2と、この耕耘土壌を畝立培土する左右一対の培土板3とから成る畝立施肥装置の構成とし、耕耘を比較的荒くする場合は、耕耘兼耕耘用爪2の回転を正回転方向に駆動して、前進走行しながら耕耘作業を行い、土壌耕耘を細砕したり、肥料の撹拌混合性を高めるときは、前記耕耘爪2を逆回転(アップカット方向の回転)駆動に切替えて伝動する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、施肥撹拌性を高める畝立施肥装置に関する。
施肥装置によって施肥した土壌面を耕耘爪や、ディスク等によって耕耘攪拌する畝内部分施用の技術(例えば、特許文献1、2参照)が知られている。
特開第3806735号公報(第3頁、図2)。 特開2007−89523号公報(第1頁、図2)。
耕耘土壌に対する粉粒体肥料の撹拌混合性を高めるためには、耕耘土壌が細砕されていることや、耕耘作用時の土壌の拡散、飛散、乃至反転性等が高いこと等が好ましい。
請求項1に記載の発明は、土壌面に施肥する施肥装置1と、この施肥された施肥土壌面を正回転駆動と逆回転駆動に切替えて撹拌耕耘する耕耘兼攪拌用爪2と、この耕耘土壌を畝立培土する左右一対の培土板3とから成る畝立施肥装置の構成とする。
耕耘を比較的荒くする場合は、耕耘兼耕耘用爪2の回転を正回転方向に駆動して、前進走行しながら耕耘作業を行う。この耕耘兼攪拌用爪2の正回転駆動によって、施肥装置1により粉粒体肥料の施用された土壌を耕耘する。この耕耘兼攪拌用爪2の耕耘作用によって、肥料が耕耘土壌中に撹拌混合される。この肥料の撹拌混入された土壌は、左右の培土板3によって畝立培土される。又、土壌耕耘を細砕したり、肥料の撹拌混合性を高めるときは、前記耕耘爪2を逆回転(アップカット方向の回転)駆動に切替えて伝動することにより、耕耘される土壌の細砕性を高め、肥料の撹拌混合性を高める。このとき、耕耘爪2の逆回転駆動によって、駆動消費出力は大きくなるが、耕耘土壌を高く飛散して細砕、及び肥料の撹拌混合性を良好にする。
請求項2に記載の発明は、前記左右の培土板3間には、耕耘兼攪拌用爪2の左右両側部にディスク4を設け、前記耕耘兼攪拌用爪2を正回転駆動するときは、このディスク4を耕耘兼攪拌用爪2と同方向回転駆動し、この耕耘兼攪拌用爪2を逆回転駆動するときは、ディスク4を回転自在の状態とする。
前記のような畝立施肥において、耕耘兼攪拌用爪2の左右両側部のディスク4は、前記耕耘兼攪拌用爪2を正回転駆動するとき、この耕耘兼攪拌用爪2と同じ正回転方向へ駆動される。このため、耕耘土壌を左右ディスク4間の内側へ寄せるように作用する。
又、耕耘兼攪拌用爪2を逆回転するときは、このディスク4は回転自在のフリー状態として、動力駆動による回転は行われないで、耕耘土壌との間へ摩擦抵抗によって正回転駆動方向と同方向の回転状態となる。このため、このディスク4を耕耘爪2の正回転方向への駆動抵抗を軽減して、ディスク4の正回転駆動による土壌の移動をなくして、畝成形を円滑に行わせることができる。
請求項3に記載の発明は、左右両側の培土板3と、この培土板3間に形成される畝土壌を逆回転駆動して耕耘する耕耘兼攪拌用爪2と、この培土板3の外側に位置する土壌を正回転駆動して耕耘する外耕耘爪5を配置して畝立施肥する構成とする。
前記畝立施肥において、左右ディスク4間の耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動によって、この畝成形部の耕耘土壌の拡散、飛散を高くして耕耘土壌の細砕性を良くし、施肥の撹拌混合性を良好にする。又、このとき耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動によって左右ディスク4の外側に飛散、乃至移行される土壌が増しても、このディスク4の外側で正回転駆動される外耕耘爪5や、培土板3等による培土作用によって、畝幅の中央部側への培土寄せを円滑に行わせる。
請求項1に記載の発明は、土質や作物等により、細土状態の畝土壌成形を行わせるときは、左右ディスク4間の耕耘兼攪拌用爪2を逆回転駆動に切替えることができ、この耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動による出力抵抗は増すも、耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動による耕耘土壌の拡散、飛散、乃至細砕性を高めて、施肥撹拌混合性を有効、良好に維持することができる。しかも、このような耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動の必要性のない条件のもとでは、正回転駆動として耕耘すればよく、作用条件に応じた有効で、効率的な畝立施肥を簡単な伝動切替操作で行うことができる。
請求項2に記載の発明は、前記のように畝立施肥成形の左右のディスク4間隔部において回転耕耘する耕耘兼攪拌用爪2を正回転駆動するときは、このディスク4を同じく正回転方向へ駆動して、畝立成形部の土壌を畝幅中央側へ寄せるように維持する。又、この左右のディスク4間隔部の耕耘兼攪拌用爪2を逆回転駆動して、耕耘土壌を細砕するときは、前記左右のディスク4を回転自在のフリー状態として、耕耘土壌との摩擦抵抗による回転を緩速に行わせて、土壌の外側等へ移動を少なくして、畝幅内での耕耘細砕土壌と施肥との撹拌混合作用を円滑、有効に行わせることができる。
請求項3に記載の発明は、畝立施肥作用において、左右ディスク4間隔内の耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動によって、畝立成形土壌の細砕性を高めて、施肥との撹拌混合性を良好に維持することができる。又、このディスク4間隔内の逆回転駆動する耕耘兼攪拌用爪2によって、耕耘細砕される土壌部が、この左右のディスク4の外側へ飛散、移行されることが多いが、このディスク4の外側には正回転駆動される外耕耘爪5や、培土板3等があるために、これら安定した培土畝立施肥を円滑に行わせることができる。
畝立施肥装置部の背面図。 畝立施肥装置部の側面図(A)と耕耘軸の側断面図(B)。 畝立施肥装置部の一部の耕耘軸部の伝動機構概要背面図(A)、側面図(B)。 一部別実施例を示す畝立施肥装置部の伝動機構概要背面図。 一部別実施例を示す畝立施肥装置部の耕耘軸部の伝動機構図。 耕耘軸部の斜視図(A)、ディスク部例の組付け状態側面図(B)、その分解状態側面図(C)。 攪拌部の異なる例を示す背面図(A)、ディスクの側面図(B)。 攪拌部のさらに他の例を示す背面図(A)。側面図(B)。 一部別実施例を示す畝立施肥装置の背面図。 更に別別実施例を示す畝立施肥装置の背面図。
図面に基づいて、耕耘爪2,5を耕耘軸6周りに配置した耕耘ロータリ7を、センタドライブ形態の耕耘伝動ケース8の下端部に軸装し、この耕耘ロータリ7の後側部に培土板3を配置して、耕耘爪2,5の回転によって耕耘した土壌を培土して畝条を成形する形態である。
前記伝動ケース8上端を一体とする入力伝動ケース9は、ブラケット10を有し、トラクタ11車体後部下部に対して左右のロアリンク12で連結される。また入力伝動ケース9の上部のトップマスト9aとトラクタ11車体の後上部に対してトップリンク13に連結して、リフトアーム14、及びリフトロット15等を介して昇降可能の構成としている。
このトラクタ11車体の後部には、ミッションケース16上にリフトアーム14を配置し、リヤフレーム17を介してロプス18、及びフェンダ19等を取付支持する。リヤアクスルハウジング20の両横端に後輪21を軸装22して、前輪操向による四輪走行形態の乗用トラクタを構成している。
又、前記ミッションケース16の後端にはPTO軸11aを配し、前記入力伝動ケース9の入力軸23との間を図外自在継手連動軸で連結して、耕耘軸6を伝動回転することができる。
前記ロアリンク12及びトップリンク13によるリフトリンクの後端に連結される作業フレーム24の後部に、左右方向に沿う横枠25を連結し、この横枠25に各培土板3を取付ける。又、作業フレーム24の上側には、粉粒剤からなる肥料を収容する施肥ホッパー26、この施肥ホッパー26から流下供給される肥料を繰出す繰出ロールをロール軸27で回転するように軸装する繰出ケース28、及びこの繰出ケース28から繰出される肥料を流下案内する施肥ホース29等からなる施肥装置1を取付配置し、この各施肥ホース29の下端落口44部を、前記耕耘爪2回転部の前側土壌面上位置にのぞませている。
なお、図例では左右一対の施肥装置1a,1aと中央やや前位に配置した施肥装置1bの都合3基の施肥装置を構成して、夫々の施肥装置から同種の肥料又は異なる肥料を供給し得る構成としている。
前記耕耘ロータリ7は、培土板3によって畝面Aを成形される部分に対向して、耕耘兼攪拌用爪2を取付ける。この耕耘兼攪拌用爪2は、爪先の曲り方向を左右対向する方向に設定して、耕耘土壌を畝面A幅の中央部寄りに移行するよう耕耘兼攪拌用爪2の土壌反転面を形成する。
又、前記ディスク4は、この耕耘兼攪拌用爪2の左右外側部に位置させて、耕耘軸6に取付ける。そして、各ディスク4は、畝面A幅の外側縁近くに位置して、土壌面B下の適宜耕深位置に喰い込んで回転駆動する。又、このディスク4は単なる円盤形状の形態とすることもできるが、畝面A側に耕耘用の小突爪を形成したり、図示例のようにイチョウの葉形状に形成した花形盤を用いることもできる。
各ディスク4の外側には、外耕耘爪5,5を配置して、耕耘軸6に取付け、一体回転駆動する構成としている。これら外耕耘爪5の爪先は、培土板3の位置する畝面A側に向けて曲げられた土壌反転面を形成する。また、前記耕耘伝動ケース8の左右には内耕耘爪6aを配設している。内耕耘爪6aは同一平面に位相を異にして複数配設し、爪先を内側又は外側に向けて曲げた構成としている。
このように耕耘ロータリ7の上側面にはロータカバー30を有し、左右両端部にはサイドカバー31を設けている。
ここにおいて、この畝立施肥装置は、土壌面に施肥する施肥装置1と、この施肥された施肥土壌面を正回転駆動と逆回転駆動に切替えて撹拌耕耘する耕耘兼攪拌爪2と、この耕耘土壌を畝立培土する左右一対の培土板3とから成る畝立施肥装置の構成とする。
耕耘を比較的荒くする場合は、耕耘兼攪拌爪2の回転を正回転方向に駆動させて、前進走行しながら耕耘作業を行う。この耕耘攪拌耕耘爪2の正回転駆動によって、施肥装置1により粉粒体肥料の施用された土壌面を耕耘する。この耕耘爪2の耕耘作用によって、肥料が耕耘土壌中に撹拌混合される。この肥料の撹拌混入された土壌は、左右の培土板3によって畝培土される。
又、土壌耕耘を細砕したり、肥料の撹拌混合性を高めるときは、前記耕耘兼攪拌爪2を逆回転(アップカット方向の回転)駆動に切替えて伝動することにより、耕耘される土壌の細砕性を高め、肥料の撹拌混合性を高める。このとき、耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動によって、駆動消費出力は大きくなるが、耕耘土壌を高く飛散して細砕、及び肥料の撹拌混合性を良好にする。
前記耕耘兼攪拌用爪2、ディスク4、外耕耘爪5及び内耕耘爪6aを有する耕耘軸6を伝動回転する伝動機構は、入力伝動ケース9内に操作レバー等によって切替えられる切替クラッチ33を軸34に一体回転可能でかつ摺動自在に装着し、入力軸23からベベルギヤ35を介してこの軸34を連動回転し、この軸34上のスプロケット36を回転する。
又、前記切替クラッチ33をスプロケット36から外してギヤ37側へ噛合させることによって、このギヤ37から反転スプロケット38、及びこの軸39を回転する。これら各軸34、39上のスプロケット33、38と、前記耕耘軸6上のスプロケット40との間にわたってチエン41を掛け渡して、前記切替クラッチ33の切替えによって、耕耘軸6が正回転方向Eへ回転したり、逆回転方向へ回転伝動することができる。もって、前記耕耘兼攪拌用爪2を正回転方向E又は逆回転方向に切換えることができる。
又、前記培土板3は、一進行方Fの走行によって左右2条の畝面Aを形成する形態として、中央部に左右両培土形態の培土板3を設け、この外側に片培土形態の培土板3を設ける。
前記耕耘軸6に沿って配置する耕耘兼攪拌用爪2、乃至ディスク4を、正回転方向Eの回転駆動によって耕耘する正回転用耕耘爪と、逆回転方向の回転駆動によって耕耘する逆回転用耕耘爪とを交互に配設する形態として、前記ディスク4間隔内部の土壌は逆回転の耕耘爪で耕耘砕土し、それ以外の土壌は正回転駆動によって荒耕耘により耕耘出力を軽減する形態とすることが可能である。
又、前記施肥ホース29、及びこの落口44を、ロータカバー30の上側位置に設けることによって、耕耘爪2の逆回転による耕耘土壌に押されて施肥詰りを防止することができる。
又、この施肥ホース29の落口44を耕耘爪2の回転域より後方に設けて、耕耘土壌に押されない状態に施肥することもできる。
次いで図2に基づいて、前記左右の培土板3間には、耕耘爪2の左右両側部にディスク4を設け、前記耕耘爪2を正回転駆動するときは、このディスク4を耕耘爪2と同方向回転駆動し、この耕耘爪2を逆回転駆動するときは、ディスク4を回転自在の状態とする。
前記のような畝立施肥において、耕耘爪2の左右両側部のディスク4は、前記耕耘爪2を正回転駆動するとき、この耕耘爪2と同じ正回転方向へ駆動される。このため、耕耘土壌を左右ディスク4間の内側へ寄せるように作用する。又、耕耘爪2を逆回転するときは、このディスク4は回転自在のフリー状態として、動力駆動による回転は行われないで、耕耘土壌との間へ摩擦抵抗によって正回転駆動方向と同方向の回転状態となる。このため、このディスク4を耕耘爪2の正回転方向への駆動抵抗を軽減して、ディスク4の正回転駆動による土壌の移動をなくして、畝成形を円滑に行わせることができる。
前記畝幅Aの外縁部において回転するディスク4は、耕耘爪2を一体として回転する耕耘軸6に対してワンウエイクラッチ(ラチェット)42を介して回転するディスクボス43に取付け、この耕耘軸6を正回転方向Eへ駆動するときは、このワンウエイクラッチ42を介してディスクボス43、及びディスク4を同方向Eへ回転駆動して、土壌面を耕耘し、施肥を撹拌混合する。又、耕耘兼攪拌爪2を逆回転方向へ回転駆動するときは、このワンウエイクラッチ42の作用によって、ディスク4が回転駆動しないで、フリーの状態となるため、耕耘土壌面との間の摩擦抵抗によって回動することができる。
又、図4、図5に示す畝立施肥装置は、左右両側の培土板3と、この培土板3間に形成される畝立用土壌を逆回転駆動して耕耘する耕耘兼攪拌用爪2と、この培土板3の外側に位置する土壌を正回転駆動して耕耘する外耕耘爪5を配置して畝立施肥することを特徴とする。
前記畝立施肥において、左右ディスク4間の耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動によって、この畝成形部の耕耘土壌の拡散、飛散を高くして耕耘土壌の細砕性を良くし、施肥の撹拌混合性を良好にする。又、このとき耕耘兼攪拌用爪2の逆回転駆動によって左右ディスク4の外側に飛散、乃至移行される土壌が増しても、このディスク4の外側で正回転駆動される外耕耘爪5や、培土板3等による培土作用によって、畝幅の中央部側への培土寄せを円滑に行わせる。
前記外耕耘爪5を正回転方向Eへ駆動するために(図4、図5)、この外耕耘爪5の外耕耘軸61を、中央部の耕耘伝動ケース8に軸受けする耕耘軸6とは別のサイドケース62に軸受けする。入力伝動ケース9の左右両側方にケースフレーム63を突出させて、このケースフレーム63の両端から下方にサイドケース62を形成して、下端部の外耕耘軸61を片持形態に軸受けする。
前記入力軸23からベベルギヤ64を介して連動軸65へ伝動し、カウンタギヤ66を介して、耕耘伝動ケース8のチエン41、及び耕耘軸6を逆回転方向へ伝動回転する。又、ケースフレーム63内の連動軸65、及びこの外側端のサイドケース62内のチエン67等を介して、外耕耘軸61を正回転方向Eに回転駆動する。なお、耕耘伝動ケース8の左右に位置する内耕耘爪6aは、耕耘軸6に装着されて逆回転連動するものである。
次に、図6に基づいて、前記ディスク4、乃至花形耕耘ロータ45等の着脱を、耕耘軸6の外周部に挾み付けて着脱する割形メタル46を用いる。この割形メタル46は、ヒンジ47を有して二つ割に開閉できる。一部に耕耘軸6の耕耘爪2を取付ける爪ソケット48に嵌合するソケット穴49を形成し、このソケット穴49を爪ソケット48に嵌合させて、耕耘軸6周りに巻付けるようにして取付け、この爪ソケット48のピン穴50と、割形メタル46の外周に形成の取付ラグ51のピン穴52にわたって、ボルト53を差し込んで、ナット54を締め込むことによって、ディスク4等を取付けるための特殊形態の耕耘爪取付ホルダとしての割形メタル46を得ることができる。この取付ラグ51にはピン穴55を有して、各種のディスク4や、耕耘ロータ45等を取付できる。
図7は耕耘兼攪拌爪2に代替する攪拌手段を構成するものである。すなわち、左右のディスク4間を連接すべく杆状部材70を設ける。ディスク4の回転に伴ない、杆状部材70は回転し、土壌を耕耘し施肥される肥料を攪拌するものである。簡単な構成で土壌の攪拌を行うことができる効果がある。またディスク4を接続する構成とした場合にはこのディスク4の補強が図れる。杆状部材としては、図例のようにディスク4を接続する長尺でボルト形態の芯軸70aとこれに嵌合するパイプ材70bによる構成とし、半径方向に複数の杆状部材を配設している。このように構成すると、ディスク4の左右間隔をパイプ材70bの間隔に保持する構成が簡単で有効である。またディスク4は1枚の円盤型でも良いが、前記した実施例のように土壌の跳ね上げ耕耘機能を備えたディスク4とするのが望ましい。
また、図8は、ディスクの改良構造を示す。従来は特許文献1又は特許文献2に示すように耕耘軸に装着され一体で回転しうる構成であったため、ディスクの磨耗が激しく、改善がのぞまれている。そこで、図8に示すように、ディスク75の中央には耕耘爪を貫通し得る孔部75aを形成し、このディスク75を耕耘ロータリ76の上面を覆うロータリカバー77の下面に装着する構成として、耕耘土壌がディスク75より外側に移動するのを阻止して耕耘兼攪拌爪2による部分攪拌施肥を可能に構成する。なお、ディスク75の具体的な取付手段は、ロータリカバー77の下面に着脱自在に装着するブラケット78にボルト、ナット等の固定具により耕耘軸6に貫通させたディスク75を固着する構成としている。
このように構成すると、ディスク75で左右仕切られた区画内において耕耘と共に施肥された肥料を攪拌することができるものである。ディスク75はロータリカバー77に固着する構成であるから、構成を簡単とすることができコスト低廉につながる。またブラケット78のロータリカバー77に対する固定位置を縦横に変更可能に構成する、例えば十文字に形成した孔に沿って縦横調整することにより、畝幅や細土製を向上できる。
図9、図10は多条の畝立施肥装置の構成を示すものである。共に5条の畦を形成するが、図9に示す構成は、中央の耕耘伝動ケース8と隣接する補助ケース72,72…の対応する箇所に畝面を形成すべく5条の培土板3を配設している。補助ケース72には適宜に図4に類似する伝動機構を具備させてもよく、補助ケース72は専ら耕耘軸6の支持機構とする構成でもよい。
図10に示す中央の耕耘伝動ケース8および複数の補助ケース73,73…を具備してなるが、隣接するケース間に畝面が形成されるように培土板3を5条分配設している。なお、図9及び図10においても図示は省略するが施肥装置を備え夫々の畝立部に施肥する構成である。このように、多条の畝立施肥装置を構成すると、作業能率を向上することができる。
1 施肥装置
2 耕耘兼攪拌用爪
3 培土板
4 ディスク
5 外耕耘爪
6 耕耘軸

Claims (3)

  1. 土壌面に施肥する施肥装置(1)と、この施肥された施肥土壌面を正回転駆動と逆回転駆動に切替えて撹拌耕耘する耕耘兼攪拌用爪(2)と、この耕耘土壌を畝立培土する左右一対の培土板(3)とから成る畝立施肥装置。
  2. 前記左右の培土板(3)間には、耕耘兼攪拌用爪(2)の左右両側部にディスク(4)を設け、前記耕耘兼攪拌用爪(2)を正回転駆動するときは、このディスク(4)を耕耘兼攪拌用爪(2)と同方向回転駆動し、この耕耘兼攪拌用爪(2)を逆回転駆動するときは、ディスク(4)を回転自在の状態とすることを特徴とする請求項1に記載の畝立施肥装置。
  3. 左右両側の培土板(3)と、この培土板(3)間に形成される畝土壌を逆回転駆動して耕耘する耕耘兼攪拌用爪(2)と、この培土板(3)の外側に位置する土壌を正回転駆動して耕耘する外耕耘爪(5)を配置して畝立施肥する畝立施肥装置。
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