JP2011091369A - コンデンサ製造用補助冶具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特にコンデンサの製造プロセスを補助的に行わせ、部材の再利用に寄与するコンデンサ製造用補助冶具を提供する。
【解決手段】ベースと、該ベースに設置される第一導電端子とを有する冶具本体と、保持端を備えると共に、間隔をおいて該ベースに配置するために、該第一導電端子と連結する複数の第一導電保持片を備える第一ガイドピン保持組立部材と、保持端を備えると共に、間隔をおいて該ベースに配置するために、それぞれ該複数の第一導電保持片に対応する複数の第二導電保持片を備える第二ガイドピン保持組立部材とを備え、さらに、該第二導電保持片と対応する第一導電保持片と接触しないように接近させて並列させるために、それぞれコンデンサのコンデンサ素子のつのガイドピンを保持する一対の導電保持片組となることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特にコンデンサの製造設備に使用し、例えば、電解コンデンサの充電プロセス、コンデンサ素子の化成プロセスや充電プロセスなどを補助的に行わせ、さらに、再利用が可能なコンデンサ製造用補助冶具に関するものである。
従来の固体電解コンデンサの製造プロセスにおいて、コンデンサ素子は、ガイドピンを備えた陽極箔及び陰極箔を電解紙と結合して一緒に巻回されるように形成されるものである。
図14に示すように、複数のコンデンサ素子5はそれぞれ、長いガイドピン50(陽極箔と連結するもの)を金属材料の導電板51に溶接することにより接続されると共に、該複数のコンデンサ素子5が化成液槽8に浸漬され、さらに、該導電板51が正電源に接触し、該化成液が負電源に接触することにより、コンデンサ素子5の充電化成プロセスを行う。
その後、薬液浸漬、重合、熟成などのプロセスが順に行われ、そのプロセスが完成してから、複数のコンデンサ素子5を取り出して、導電板51に溶接された長いガイドピン50の末端を切断し、コンデンサ素子5をアルミケース或いはプラスチックケースに入れてパッケージする。
しかしながら、前記導電板51を回収する際には、その表面に切断されたガイドピンの末端が残ることから、再利用するためには、先ずその残ったガイドピンの末端に研磨などの処理を行い、表面を平坦にする作業を何度も繰り返す必要があった。
上述したように、この導電板は通常、3回乃至5回程度の再利用が可能であるが、表面を何度も溶接、切断、再加工(研磨加工など)の工程を繰り返すうちに、最終的に該導電板が変形してしまうことから廃棄しなければならないことから、人件費や、時間、材料などが無駄になると共に、環境にも悪い影響があった。
本発明におけるコンデンサ製造用補助冶具は、冶具本体と、第一ガイドピン保持組立部材と、第二ガイドピン保持組立部材とを備え、そのうち冶具本体は、ベースと、該ベースに設置される第一導電端子とを有し、該第一ガイドピン保持組立部材は、保持端を備えると共に、間隔をおいて該ベースに配置するために、該第一導電端子と連結する複数の第一導電保持片を備え、該第二ガイドピン保持組立部材は、保持端を備えると共に、間隔をおいて該ベースに配置するために、それぞれ該複数の第一導電保持片に対応する複数の第二導電保持片を備え、さらに、該第二導電保持片と対応する第一導電保持片と接触しないように接近させて並列させるために、それぞれコンデンサのコンデンサ素子の2つのガイドピンを保持する一対の導電保持片組となるものである。
前記冶具本体はさらに、前記複数の第二導電保持片と連結する第二導電端子を備え、前記第一導電端子と第二導電端子がそれぞれベースの両端に設置されることが好ましい。
前記第一導電保持片は、連結端と、該連結端を連結すると共に、前記第一導電端子と連結する第一延出部とを備え、
前記第二導電保持片は、連結端と、該連結端を連結すると共に、前記第二導電端子と連結する第二延出部とを備えることが好ましい。
前記第一導電保持片における保持端及び第二導電保持片における保持端の末端部はそれぞれ、外側に向かって傾斜する構成である。
前記第一導電保持片及び第二導電保持片にはそれぞれ、第二導電保持片と第一導電保持片との間に向かって側辺から延出する凸片部を備え、
前記ベースは、基板を備え、該基板における、前記凸片部と対応する箇所に貫通孔が穿設される。
前記ベースは、基板と、2つの端子座とを有し、該基板は、長方形の位置決め板と、該位置決め板の側部に形成される辺板と、該辺板における、導電保持片組と対応する箇所に穿設される通過孔とを備え、
前記第一導電保持片の保持端及び第二導電保持片の保持端は、対応する通過孔の近傍に設置される。
前記ベースは、金属材料からなるものであり、
前記第一ガイドピン保持組立部材及び第二ガイドピン保持組立部材はそれぞれ、複数の保持板を備え、該保持板は、対応する第一導電保持片及び第二導電保持片に取り付けられると共に、ねじファスナーによって前記ベースの基板の側面部に設置され、さらに、該保持ボードと基板との間に絶縁部材が配置される。
前記保持板は、板部材と、該板部材の両側に形成される2つの側板部とを備え、
前記第一導電保持片及び第二導電保持片はそれぞれ、対応する保持板の2つの側板部の間に位置する。
前記第一導電保持片及び第二導電保持片はそれぞれ、該第二導電保持片と第一導電保持片との間に向かって側辺から延出する凸片部を備え、
前記ベースは、基板を備え、該基板における、凸片部と対応する箇所に貫通孔が穿設される。
前記第一導電保持片及び第二導電保持片はそれぞれ、押圧片が形成され、
前記ベースにおける押圧片と対応する箇所にそれぞれ押圧孔が穿設されると共に、該押圧片が該押圧孔を通過することを特徴とする請求項4に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
本願に係るコンデンサ製造用補助冶具は上記の課題を解決するものであるので、コンデンサの製造プロセスにおけるコンデンサ素子の浸漬化成プロセス、或いは、コンデンサ半製品の充電プロセスなどに再利用可能とする冶具を提供することにより、材料の無駄を減少させ、プロセスの利便性や効率を向上させることができる。
本発明に係るコンデンサ製造用補助冶具における実施例の平面図である。 本発明に係るコンデンサ製造用補助冶具における実施例の背面図である。 本発明に係るコンデンサ製造用補助冶具における実施例の部分分解斜視図である。 図1におけるコンデンサ製造用補助冶具にコンデンサ素子のガイドピン及びコンデンサのガイドピンが設置された状態を示す平面図である。 図1におけるコンデンサ製造用補助冶具にコンデンサ素子のガイドピンが設置された状態を示す平面図である。 図1におけるコンデンサ製造用補助冶具にコンデンサ素子のガイドピンが設置されて充電を行っている状態を示す平面図である。 図1におけるコンデンサ生産の補助冶具にコンデンサ素子のガイドピンが設置されて化成液に浸漬された状態を示す平面図である。 本発明に係るコンデンサ製造用補助冶具における第一導電保持片及び第二導電保持片のそれぞれ側辺から延出する凸片部の実施例の平面図である。 図8におけるコンデンサ製造用補助冶具を使用する時に押し棒が第一導電保持片及び第二導電保持片の凸片部を押し出す状態を示す上方部分断面図である。 図8におけるコンデンサ製造用補助冶具を使用する時に押し棒が第一導電保持片及び第二導電保持片の凸片部を押し出す状態を示す側方部分断面図である。 図8におけるコンデンサ製造用補助冶具を使用する時に押し棒が第一導電保持片及び第二導電保持片の凸片部を押し出す状態を示す部分平面図である。 本発明に係るコンデンサ製造用補助冶具における他の実施例の部分分解斜視図である。 図12におけるコンデンサ製造用補助冶具を使用する時に押し棒が第一導電保持片及び第二導電保持片の押圧片を押し出す動作を示す部分断面図である。 従来のコンデンサ素子におけるガイドピンがガイド板に溶接されて浸漬化成プロセスを行う状態を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、本発明に係るコンデンサ製造用補助冶具の実施例は、冶具本体1と、第一ガイドピン保持組立部材2と、第二ガイドピン保持組立部材3とを有し、その内、冶具本体1は、絶縁材料或いは金属材料からなるベース10と、該ベース10における同一の端部に設置される第一導電端子11及び第二導電端子12とを備えるものである。尚、前記第一導電端子11及び第二導電端子12はそれぞれ、前記ベース10における異なる両端に設置されても構わない。
前記第一ガイドピン保持組立部材2は、前記冶具本体1のベース10に設置されると共に、前記第一導電端子11と連結され、間隔をおいて配置される複数の第一導電保持片20を備え、該第一導電保持片20は、保持端202と、連結端201と、該連結端201と連結されると共に、該第一導電端子11と連結する第一延出部21とを備えるものである。なお、前記第一ガイドピン保持組立部材2は、複数の第一導電保持片20と第一延出部21が一体に形成されてもよく、或いは、分離可能に組み立てられるものであってもよい。
前記第二ガイドピン保持組立部材3は、前記冶具本体1のベース10に設置されると共に、前記第一導電端子12と連結され、間隔をおいて配置される複数の第二導電保持片30を備え、また、該複数の第二導電保持片30は保持端302を備えると共に、それぞれ前記第一導電保持片20と対応して並列され、さらに、該各第二導電保持片30は、対応する第一導電保持片20と接触しないように接近させて並列させる。さらに、該第二導電保持片30と対応する第一導電保持片20と接触しないように接近させて並列させるために、一対の導電保持片組Aとなり、この導電保持片組Aにより、コンデンサ素子5の2つのガイドピン50をそれぞれ保持する。
さらに、本実施例における第二導電保持片30は、連結端301と、該連結端301と連結されると共に、前記第二導電端子12と連結される第二延出部31とを備え、また、前記第二ガイドピン保持組立部材3における複数の第二導電保持片30と第二延出部31は、一体に形成されてもよく、或いは、分離可能に組み立てられてもよい。
また、前記ベース10が絶縁材料からなる場合には、前記第一ガイドピン保持組立部材2及び第二ガイドピン保持組立部材3がねじファスナーによって直接にベース10に設置することができ、一方、該ベース10が導電材料からなる場合には、該第一ガイドピン保持組立部材2及び第二ガイドピン保持組立部材3が絶縁部材(例えば、ゴムやセラミックなどからなるもの)と結合して絶縁効果を具備させ、ねじファスナーによってベース10に設置される。
前記対応する第一ガイドピン保持組立部材2の第一導電保持片20及び第二ガイドピン保持組立部材3の第二導電保持片30からなる導電保持片組Aは、前記ベース10の長手方向に沿って所定の間隔で縦向きに、或いは該ベース10の長手方向にに沿って所定の間隔で横向きに並列されてもよい。
図1乃至図3に示すように、本実施例におけるベース10は、基板101と、2つの端子座102とを有し、そのうち基板101は、長方形の位置決め板103と、該位置決め板103の一側に長手方向に沿って設けられる辺板104と、該辺板104における、複数の導電保持片組Aと対応する箇所にそれぞれ穿設される複数の通過孔105とを備え、さらに、前記第一導電保持片20の保持端202及び第二導電保持片30の保持端302は、対応する通過孔105の近傍に設置されると共に、コンデンサ素子5のガイドピン50をガイドして保持するために、それぞれ対応する通過孔105と接近する末端部が外側に向かって傾斜する構成となっている。
また、前記本実施例におけるベース10は金属材料からなり、前記第一ガイドピン保持組立部材2及び第二ガイドピン保持組立部材3はそれぞれ、複数の保持板4を備え、該保持板4は導電性材料からなり、それぞれ対応する第一導電保持片20または第二導電保持片30をあわせてねじファスナー(例えば、ボルト及びナット)によって前記ベース10の基板101の側面部に設置され、さらに、該保持板4と基板101との間に絶縁部品107(例えば、セラミックワッシャー、ゴムワッシャー)が配置される。なお、該保持板4は、板体40と、該板体40の両側に形成される2つの側板部41とを備え、第一導電保持片20或いは第二導電保持片30はそれぞれ、対応する該保持板4の2つの側板部41の間に位置している。
更に、本発明に係るコンデンサ製造用補助冶具は、コンデンサ素子5の浸漬化成プロセスや、コンデンサ半製品6の充電プロセスなどのコンデンサの製造プロセスに応用することができる。そのコンデンサ半製品6は、コンデンサの素子5がプラスチックケースにパッケージされているものである。
その内、図4、図5及び図7に示すように、コンデンサ素子5の浸漬化成プロセスを行う時は、該コンデンサ素子5を、ガイドピン50を備えた陽極箔及び陰極箔を電解紙と結合して一緒に巻回するように形成する。尚、前記2つのガイドピン50にはそれぞれゴム7を配置してもよい。更に、前記コンデンサ素子5の2つのガイドピン50をベース10の通過孔105に貫設し、それぞれ対応した第一導電保持片20及び第二導電保持片30と、ベース10又は保持板4との間に挿入して保持する。また、冶具本体1は、化成液槽8に配置し、保持された複数のコンデンサ素子5を化成液に浸漬させ、該冶具本体1の第一導電端子11を正電源(+)と連結することにより、該コンデンサ素子5の化成プロセスを行う。
前記コンデンサ素子5の化成プロセスが完成すると、化成液槽8から取り外し、乾燥、薬液注入、重合、熟成、充電などのプロセスを行い、それらのプロセスが完成してからコンデンサ素子5を冶具本体1から取り外す。その後、前記冶具本体1を、再度他のコンデンサ素子5に設置して再利用する。
図6に示すように、コンデンサ半製品6の充電プロセスを行う時は、該コンデンサ半製品6の2つのガイドピン60を、ベース10の通過孔105を介して、それぞれ対応する導電保持片組Aの第一導電保持片20及び第二導電保持片30と、ベース10又は保持板4との間に挿入して保持する。そして、前記ベース10の第一導電端子11及び第二導電端子12をそれぞれ正電源(+)及び負電源(ー)と連結させることにより、冶具本体1に設置された該コンデンサ半製品6を充電する。
さらに、前記コンデンサ素子5の2つのガイドピン50を精確に、ベース10の通過孔105を介して、それぞれ対応した導電保持片組Aの第一導電保持片20及び第二導電保持片30と、ベース10又は保持板4との間に保持させるために、図3及び図5に示すように、第一導電保持片20及び第二導電保持片30の保持端202、302に、外側に向かって傾斜状に形成される傾斜面23、33が設けられると共に、図8乃至図10に示すように、導電保持片組Aの第一導電保持片20及び第二導電保持片30に、2つの導電保持片組Aの第二導電保持片30と第一導電保持片20との間に向かって側辺から延出する凸片部22、32が設けられ、さらに、ベース10の基板101における、凸片部22、32と対応する箇所に貫通孔106が形成される。
上述の構成によれば、手動工具或いは動力工具の押し棒9が、基板101の貫通孔106を通過し、第一導電保持片20及び第二導電保持片30の保持端202、302を外側に向かって押し出すことから、該第一導電保持片20或いは第二導電保持片30とベース10或いは保持板4との間に間隔が形成されるので、コンデンサ素子5のガイドピン50を精確に設置することができる。そして、前記押し棒9をベース10の基板101から取り外せば、前記第一導電保持片20及び第二導電保持片30の保持端202、302が復位し、コンデンサ素子5のガイドピン50が保持される。
図11に示すように、本発明は、第一導電保持片20及び第二導電保持片30の凸片部22、32は、手動工具や動力工具の棒体9aにより押圧により、第一導電保持片20及び第二導電保持片30の保持端202、302を外側に向かって押し出すことから第一導電保持片20或いは第二導電保持片30と、ベース10或いは保持板4との間に間隔が形成されるので、コンデンサ素子5のガイドピン50を精確に設置することができ、更に、棒体9aをベース10の基板101から取り外すと、第一導電保持片20及び第二導電保持片30の保持端202、302が元の位置に復位し、コンデンサ素子5のガイドピン50が保持される。
図12に示すように、前記第一導電保持片20及び第二導電保持片30はそれぞれ、側部或いは中央に基板101に向かって押圧される押圧片34が形成されることがある。前記保持板4における該押圧片34と対応する箇所に孔42が穿設されることがある。前記ベース10の基板101における押圧片34と対応する箇所にそれぞれ押圧孔108が穿設されると共に、各押圧孔108に絶縁部材が取り付けられることがある。さらに、該押圧片34は、保持板4の孔42と、基板101の押圧孔108と、絶縁部材とを通過することがある。
図13に示すように、使用する時、手動工具や動力工具の棒体9aにより押圧により、第一導電保持片20及び第二導電保持片30と反対する側から第一導電保持片20及び第二導電保持片30の押圧片34を外側に向かって押し出すことから第一導電保持片20或いは第二導電保持片30と、ベース10或いは保持板4との間に間隔が形成されるので、コンデンサ素子5のガイドピン50を精確に設置することができ、更に、棒体9aを取り外すと、第一導電保持片20及び第二導電保持片30が元の位置に復位し、コンデンサ素子5のガイドピン50が保持される。
本発明は上記の構成を有するので、コンデンサの製造プロセスにおけるコンデンサ素子の浸漬化成プロセス、或いは、コンデンサ半製品の充電プロセスなどに再利用可能とする冶具を提供することにより、材料の無駄を減少させ、プロセスの利便性や効率を向上させることができる。
1 冶具本体
10 ベース
101 基板
102 端子座
103 ボード
104 辺板
105 通過孔
106 貫通孔
107 絶縁部材
11 第一導電端子
12 第二導電端子
2 第一ガイドピン保持組立部材
20 第一導電保持片
201 連結端
202 保持端
21 第一延出部
22 凸片部
23 傾斜面
3 第二ガイドピン保持組立部材
30 第二導電保持片
301 連結端
302 保持端
31 第二延出部
32 凸片部
33 傾斜面
4 保持板
40 板板
41 側板部
A 導電保持片組
5 コンデンサ素子
50 ガイドピン
51 導電板
6 コンデンサ半製品
60 ガイドピン
7 ゴム
8 化成液槽
9 押し棒
9a 棒体
34 押圧片
42 孔
108 押圧孔

Claims (10)

  1. ベースと、該ベースに設置される第一導電端子とを備える冶具本体と、
    保持端を備えると共に、間隔をおいて前記ベースに配置するために、該第一導電端子と連結する複数の第一導電保持片を備える第一ガイドピン保持組立部材と、
    保持端を備えると共に、間隔をおいて該ベースに配置するために、それぞれ該複数の第一導電保持片に対応する複数の第二導電保持片を備える第二ガイドピン保持組立部材とを有し、
    さらに、該第二導電保持片と対応する第一導電保持片と接触しないように接近させて並列させるために、それぞれコンデンサのコンデンサ素子の2つのガイドピンを保持する一対の導電保持片組となることを特徴とするコンデンサ製造用補助冶具。
  2. 前記冶具本体はさらに、前記複数の第二導電保持片と連結する第二導電端子を備え、前記第一導電端子と第二導電端子がそれぞれベースの両端に設置されることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
  3. 前記第一導電保持片は、連結端と、該連結端を連結すると共に、前記第一導電端子と連結する第一延出部とを備え、
    前記第二導電保持片は、連結端と、該連結端を連結すると共に、前記第二導電端子と連結する第二延出部とを備えることを特徴とする請求項2に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
  4. 前記第一導電保持片における保持端及び第二導電保持片における保持端の末端部がそれぞれ、外側に向かって傾斜することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
  5. 前記第一導電保持片及び第二導電保持片にはそれぞれ、該第二導電保持片と第一導電保持片との間に向かって側辺から延出する凸片部を備え、
    前記ベースは、基板を備え、該基板における、前記凸片部と対応する箇所に貫通孔が穿設されることを特徴とする請求項4に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
  6. 前記ベースは、2つの端子座を有し、前記基板は、長方形の位置決め板と、該位置決め板の側部に形成される辺板と、該辺部ボードにおける、導電保持片組と対応する箇所に穿設される通過孔とを備え、
    前記第一導電保持片の保持端及び第二導電保持片の保持端は、対応する通過孔の近傍に設置されることを特徴とする請求項4に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
  7. 前記ベースは、金属材料からなるものであり、
    前記第一ガイドピン保持組立部材及び第二ガイドピン保持組立部材はそれぞれ、複数の保持板を備え、
    前記保持板は、対応する第一導電保持片及び第二導電保持片に取り付けられると共に、ねじファスナーによって前記ベースの基板の側面部に設置され、さらに、該保持板と基板との間に絶縁部材が配置されることを特徴とする請求項6に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
  8. 前記保持板は、板部材と、該板部材の両側に形成される2つの側板部とを備え、
    前記第一導電保持片及び第二導電保持片はそれぞれ、対応する保持板の2つの側板部の間に位置することを特徴とする請求項7に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
  9. 前記第一導電保持片及び第二導電保持片にはそれぞれ、該第二導電保持片と第一導電保持片との間に向かって側辺から延出する凸片部を備え、
    前記ベースは、基板を備え、該基板における、凸片部と対応する箇所に貫通孔が穿設されることを特徴とする請求項8に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
  10. 前記第一導電保持片及び第二導電保持片はそれぞれ、押圧片が形成され、
    前記ベースにおける押圧片と対応する箇所にそれぞれ押圧孔が穿設されると共に、該押圧片が該押圧孔を通過することを特徴とする請求項4に記載のコンデンサ製造用補助冶具。
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