JP2011091024A - 照明装置 - Google Patents

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Keitaro Kosaka
啓太郎 高坂
Koji Uda
幸司 右田
Hajime Osaki
肇 大崎
Hirokazu Otake
寛和 大武
Kazuaki Itami
和章 伊丹
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Abstract

【課題】PWMによる調光制御を行った場合に滑らかに輝度変化を生じさせる。
【解決手段】LED26を備える光源部14と;入力された調光信号の1周期時間内にPWM信号のオンデューティ比が所定回数にわたって段階的に変化するように順次PWM信号を駆動回路32へ出力するPWM制御回路33と;PWM信号の入力に応じてLED26を点灯させる駆動回路32とを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、LEDを光源とした照明装置に関するものである。
この種の照明装置は特に演出用の照明などに用いられており、色温度特性を変化させることなく調光制御を行うためにPWM(パルス幅変調)が用いられている(特許文献1参照)。
PWMによる調光制御は、LEDの点灯時間と消灯時間の制御となるから、テレビカメラにより照明対象を撮像した場合に、撮像された映像にPWMの周波数によるフリッカと称されるちらつきが発生する。このフリッカを抑制するため、PWMの周波数として、カメラによる撮像映像の垂直同期信号の周波数の整数倍で、且つ十分高い周波数を採用している(特許文献2参照)。
特開2006−40872号公報 特開2006−79990号公報
しかしながら、上記のようにして採用されているPWMの周波数において制御を行った場合には、調光による輝度変化の目に識別可能な程度の段階的な調光制御が行われ、輝度変化が言わばカクカクしたものとなる。この現象は輝度の低い低階調状態において特に顕著に現れる。
本発明は上記のような照明装置における問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、PWMによる滑らかな調光制御を行うことができる照明装置を提供することである。
本発明に係る照明装置は、LEDを備える光源部と;入力された調光信号の1周期時間内にPWM信号のオンデューティ比が所定回数にわたって段階的に変化するように順次PWM信号を駆動回路へ出力するPWM制御回路と;PWM信号の入力に応じてLEDを点灯させる駆動回路とを具備することを特徴とする。
光源部が他の構成と別体であっても一体であってもよい。段階的に変化させる場合には、均等的に変化させることが望ましい。
本発明に係る照明装置では、PWM制御回路は、今回と前回のPWM信号の階調度差を求め、この階調度差を所定回数で割った階調度のステップによりPWM信号のオンデューティ比を段階的に変化させて駆動回路へ出力することを特徴とする。
本発明に係る照明装置では、PWM制御回路は、与えられる調光信号の調光度に対応するオンデューティ比の原PWM信号を作成する原信号作成回路と;原PWM信号を所定時間遅延させた遅延信号を得る遅延回路と;遅延回路による遅延信号と原PWM信号との論理積を作成するアンド回路と;遅延回路による遅延信号と原PWM信号との論理和を作成するオア回路と;与えられる調光信号の調光度についての上昇下降に基づき、アンド回路とオア回路の出力のいずれかを選択する選択回路とを備えることを特徴とする。
本発明に係る照明装置では、PWM制御回路は、入力された調光信号に対応するPWM信号の調光度へ段階的に移行するに際し、初期段階から最終段階へ到るまでの間に順次に調光度変化を少なくしてPWM信号を駆動回路へ出力することを特徴とする。
調光度変化を少なくする場合に、入力された調光信号に対応するPWM信号の調光度を目標値として、目標値と現在値との差を予め定められた母数で割った商を求めて加算値とし、これを先の現在地に加えて新たな現在値とする。新たな現在値を用いて上記と同様に目標値と目標値と現在値との差を予め定められた母数で割った商を加算値とし、この加算値を現在値に加えて新たな現在値とする。これを繰り返すことに実現しても良い。母数は固定的な値でも良いが、目標値と最初の現在値との差に基づき変更しても良い。
本発明によれば、入力された調光信号の1周期時間内にPWM信号のオンデューティ比が所定回数にわたって段階的に変化するように順次PWM信号を駆動回路へ出力するので、PWM信号のオンデューティ比が徐々に変化させられて調光制御を滑らかに行うことができる。
本発明によれば、今回と前回のPWM信号の階調度差を求め、この階調度差を所定回数で割った階調度のステップによりPWM信号のオンデューティ比を段階的に変化させるので、均等に所定回数でオンデューティ比を段階的に変化させることができ、調光制御を滑らかに行うことができる。
本発明によれば、遅延回路などを用いてPWM信号を作成するので、確実にPWM信号のオンデューティ比を段階的に変化させることができ、調光制御を滑らかに行うことができる。
本発明に係る照明装置によれば、入力された調光信号に対応するPWM信号の調光度へ段階的に移行するに際し、初期段階から最終段階へ到るまでの間に順次に調光度変化を少なくしてPWM信号を駆動回路へ出力するので、PWMの調光度が曲線を描くように徐々に変化するようになり滑らかな調光制御が可能である。
本発明の実施例に係る照明装置の構成図。 本発明の実施例に係る照明装置における光源部の正面図。 本発明の実施例に係る照明装置における回路図。 本発明の第1の実施形態に係る照明装置による調光制御を示す概念図。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置におけるPWM制御回路の構成図。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置による調光制御を示すタイミングチャート。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置による調光制御を示すタイミングチャート。 本発明の第3の実施形態に係る照明装置による調光制御の調光度変化を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る照明装置による調光制御を示す概念図。
以下添付図面を参照して本発明に係る照明装置の実施例を説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1には、実施例に係る照明装置であるスポットライト11の構成図が示されている。このスポットライト11は、光源ユニット12、投影ユニット13を備えている。光源ユニット12からは光が射出される。この光は投影ユニット13により照明対象へ投射される。
投影ユニット13には、光を集光して外部に投影する投影レンズ21a、21bと、投影分布を調整する調整ハンドル22a,22bを備えている。上記光源ユニット12から出射される光は投影ユニット13により照明対象へ投射される。
光源ユニット12には、面状光源である光源部14が備えられ、この光源部14が発生する熱は放熱器15によって放熱されるように構成されている。光源ユニット12には、光源部14に点灯電源を供給する電源部16、光源部14を点灯制御する制御部17、光源部14の点灯操作を行うための操作部18、筒状光路19、カッターユニット20などが備えられている。筒状光路19は光源部14の光を投影ユニット13に導光するものであり、カッターユニット20は筒状光路19から出射する光の形状を制御する。
図2に示すように、光源部14は、平板状のプリント基板25に複数個のチップ状のLED26が実装された構成となっている。この光源部14には、白色の光を出射するLED26が用いられる。なお、補色用として赤、緑および青の光を出射するLED26を用いてもよい。
光源部14においては、複数のLED26が直列に接続されると共に矩形に配列された複数のLED回路27にグループ分けされている。これら複数のLED回路27は複数組み合わせられることにより、発光域が仮想円形28に近似するように構成されている。
図2に示す実施形態では、10個のLED回路27a〜27jにグループ分けされた例が示されている。各LED回路27a〜27jは、それぞれ個別に電源端子29a〜29jを有し、これら電源端子29a〜29jに対して制御部17の点灯制御で電源部16から点灯電源が供給され、各LED回路27a〜27jのLED26が点灯する。
各LED回路27a〜27jは、複数のLED26が矩形に配列されて形成されているが、複数のLED26の配列が異なる大きさの矩形に配列された3種類に分類されている。各LED回路27a〜27jは、3種類とも、矩形短辺の長さが同じであり、この短辺方向には7個のLED26が直列接続され、この直列接続の回路がグループ単位で並列接続されている。光源部14の中央部のLED回路27c、27hは、矩形長辺の長さが最長である最長グループであり、両端部のLED回路27a、27e、27f、27jは、矩形長辺の長さが最短である最短グループであり、最長グループと最短グループとの間の中間部のLED回路27b,27d,27g,27iは、矩形長辺の長さが中間長の中間グループである。
図3に示すように、制御部17は、PWM信号の入力に応じてLED回路27毎にLED26を駆動する複数の駆動回路32と、PWM制御回路33を備えている。PWM制御回路33は、与えられる調光信号に応じて駆動回路32へPWM信号を出力する。
各駆動回路32は、FETなどのスイッチング素子を有し、PWM信号の入力に応じてスイッチング素子がオンオフし、電源部16からの電流を一定値にして各LED回路27のLED26に電流が流れる時間を制御してLED26の点灯時間を変化させる。
PWM制御回路33は、調光信号の調光度(調光レベル)0〜100%に応じてPWM信号を生成するとともに、LED26を点灯させる所定の点灯周波数の点灯周期において駆動回路32にPWM信号を出力する。PWM制御回路33には例えば256階調の調光信号が入力されるが、PWM制御回路33では1024階調や2048階調などの大きい階調数に変換してPWM信号を出力する。
調光信号は図示しない調光卓などからDMX信号により送られてくるものとする。DMX信号は、米国劇場技術協会(USITT)が規格した演出分野などに用いられるディジタル信号であり、調光制御用の調光信号の規格として用いられているDMX512を指している。DMX512は、スタートコードとストップビットに挟まれたそれぞれが8ビットにより構成されるチャネルが512チャネル多重化された構成を1フレームとする信号であり、上記512チャネルにおける所定の1チャネルが1つの調光器へ調光制御を行う256階調(8ビット)の調光信号とされる。1フレームの開始検出は、ブレーク(BREAK)とスタートコードを検出することにより行われる。また、スポットライト11に備えられている調光器としてのPWM制御回路33に対応するチャネルは、上記フレームの開始からスタートビットとストップビットに挟まれたチャネルが幾つ到来したかをカウントして検出する。
PWM制御回路33は、入力された調光信号の1周期時間内にPWM信号のオンデューティ比が所定回数(例えば、整数回)にわたって段階的に変化するように順次PWM信号を駆動回路32へ出力する。
例えば、図4に示すように調光信号であるDMX信号の1周期にPWM信号を10回変更して出力するような点灯周波数を用いる。この場合には、図4の時刻t1においてDMX信号の調光度が「128」から「129」に変更され、PWM制御回路33は、これに基づき予め備えられている変換テーブルにより、PWM信号の階調では、「1024」から「1034」に変更されたことを検出する。
PWM制御回路33は、今回と前回のPWM信号の階調度差を求め、この階調度差をn(ここでは10)で割った階調度のステップによりPWM信号のオンデューティ比を段階的に変化させる。つまり、今回と前回のPWM信号の階調度差は、「10」であるから、これをnとしての10で割って、「1」を得る。これにより、PWM信号(制御値)は時刻t1から図4(a)に示すように「1025」、「1026」、「1027」・・・と1ずつ上昇される。
また、時刻t2においてDMX信号の調光度が「129」から「139」に変更され、PWM制御回路33は、これに基づき予め備えられている変換テーブルにより、PWM信号の階調では、「1034」から「1134」に変更されたことを検出する。
この例では、今回と前回のPWM信号の階調度差は、「100」であるから、これをnとしての10で割って、「10」を得る。これにより、PWM信号は時刻t4から「1044」、「1054」、「1064」・・・と10ずつ上昇される。
図4(b)の例は、調光信号であるDMX信号の1周期にPWM信号を100周期分出力するような点灯周波数を用い、ここでもDMX信号の1周期に10回のPWM信号の変更を行っている。図4において時刻t1においてDMX信号の調光度が「128」から「129」に変更され、PWM制御回路33は、これに基づき予め備えられている変換テーブルにより、PWM信号の階調では、「1024」から「1034」に変更されたことを検出する。
今回と前回のPWM信号の階調度差は、「10」であるから、これをnとしての10で割って、「1」を得る。PWM信号の10周期に一度のペースにより、「1025」、「1026」、「1027」・・・と1ずつ上昇される上昇される。図4(b)の横軸1スロットには、同じ階調度のPWM信号が繰り返し出力される。
時刻t2においてDMX信号の調光度が「129」から「139」に変更され、PWM制御回路33は、これに基づき予め備えられている変換テーブルにより、PWM信号の階調では、「1034」から「1134」に変更されたことを検出する。
今回と前回のPWM信号の階調度差は、「100」であるから、これをnとしての10で割って、「10」を得る。これにより、PWM信号はPWM信号の10周期に一度のペース「1035」、「1036」、「1037」・・・と10ずつ上昇される。
以上のように、PWM信号の階調度が細かく段階的に順次に上昇または下降されるので、輝度変化は滑らかになり、自然な階調制御を行うことが可能である。
図5には第2の実施形態に係る照明装置の要部であるPWM制御回路33の構成を示す。このPWM制御回路33は、調光演算回路51、遅延回路52、カウンタ53、オア回路54、アンド回路55、セレクタ56、選択回路57により構成される。調光演算回路51は例えばCPUにより構成され、与えられる調光信号の調光度に対応するオンデューティ比の原PWM信号を作成する原信号作成回路として機能する。調光演算回路51は、調光信号の1周期時間にPWM信号をn周期分出力する動作である補間を行うか否かを示す補間有無信号と、調光度が上昇(UP)であるか下降(DOWN)かを示すUP/DOWN信号を出力する。
遅延回路52は、原PWM信号を所定時間、例えばt〜nt時間遅延させたn(n>1、n=整数)の遅延信号を得る回路であり、遅延時間はnの値とPWMの1周期時間、更にどの程度の滑らかさの輝度変化とするかなどにより決定される。カウンタ53は、nをカウントするものであり、出力はセレクタ56へ与えられる。セレクタ56は、カウンタ53の出力が0のとき遅延回路52の出力である遅延無しのディレイ0を選択し、カウンタ53の出力が1の場合に所定遅延されたディレイ1を選択し、カウンタ53の出力が2の場合にディレイ1の2倍遅延されたディレイ2を選択する。オア回路54は、遅延回路52によるnの遅延信号と原PWM信号との論理和を作成するものであり、nの遅延信号はセレクタ56を介して受け取る。
アンド回路55は、遅延回路52によるnの遅延信号と原PWM信号との論理積を作成するものであり、nの遅延信号はセレクタ56を介して受け取る。選択回路57は、与えられる調光信号の調光度についての上昇下降に基づき、アンド回路55とオア回路54の出力のいずれかを選択するものであり、調光信号の調光度についての上昇下降を検出した調光演算回路51から選択指示信号が与えられる。ここでは、上昇の場合にアンド回路55の出力が選択され、下降の場合にオア回路54が選択される。補間無しの場合には、オア回路54とアンド回路55いずれかが選択される。
以上のように構成されたPWM制御回路33は、調光度を上昇させる調光信号が与えられた場合に、各信号を図6に示すように変化させる動作を行う。調光演算回路51から出力されている補間有無信号がHレベルとされる。これによりカウンタ53が原PWM信号をクロックとしてカウントを開始する。
セレクタ56は、カウンタ53の出力が1の場合にディレイ1を選択し、カウンタ53の出力が2の場合にディレイ2を選択する。アンド回路55はカウンタ53の出力が1の場合にディレイ1と原PWM信号との論理積を作成するため、選択回路57からは、原PWM信号から幅p1が切削された幅の補間PWM信号s1が出力される。
また、アンド回路55はカウンタ53の出力が2の場合にディレイ2と原PWM信号との論理積を作成するため、選択回路57からは、原PWM信号から幅p2が切削された幅の補間PWM信号s2が出力される。図6において明らかなように、補間PWM信号s2は補間PWM信号s1よりも原PWM信号のパルス幅に近く、2段階で徐々にPWM信号のパルス幅が広くされて原PWM信号に近付けられ、滑らかな調光制御が行われる。
PWM制御回路33は、調光度を下降させる調光信号が与えられた場合に、各信号を図7に示すように変化させる動作を行う。調光演算回路51から出力されている補間有無信号がHレベルとされる。これによりカウンタ53が原PWM信号をクロックとしてカウントを開始する。
セレクタ56には、遅延のないディレイ0、所定遅延されたディレイ1、ディレイ1の2倍遅延されたディレイ2が入力されており、セレクタ56は、カウンタ53の出力が1の場合にディレイ1を選択し、カウンタ53の出力が2の場合にディレイ2を選択する。オア回路54はカウンタ53の出力が1の場合にディレイ1と原PWM信号との論理和を作成するため、選択回路57からは、原PWM信号に幅p3が加増された幅の補間PWM信号s3が出力される。
また、オア回路54はカウンタ53の出力が2の場合にディレイ2と原PWM信号との論理和を作成するため、選択回路57からは、原PWM信号に幅p2が加増された幅の補間PWM信号s4が出力される。図7において明らかなように、補間PWM信号s4は補間PWM信号s3よりも原PWM信号のパルス幅に近く、2段階で徐々にPWM信号のパルス幅が狭くされて原PWM信号に近付けられ、滑らかな調光制御が行われる。
次に第3の実施形態に係る照明装置を説明する。この第3の実施形態に係る照明装置は、第1の実施形態に係る照明装置と同様に図1、図2に示す構成を有し、制御部17及び光源部14のブロック図は図3に示される構成を有している。
第3の実施形態に係る照明装置におけるPWM制御回路33は、入力された調光信号に対応するPWM信号の調光度へ段階的に移行するに際し、初期段階から最終段階へ到るまでの間に順次に調光度変化を少なくしてPWM信号を駆動回路へ出力する。
即ち、図8に示すように調光度の現在値から目標値まで段階的に移行する場合に、第1ステップより第2ステップの調光度変化量が少なく、第2ステップより第3ステップの調光度変化量が更に少なく、第3ステップより第4ステップの調光度変化量が更に更に少なく、・・・、第nステップの調光度変化量が最も少なくされ、第nステップにおいて目標値へ到達するように調光制御を行う。
上記の調光制御の一例としては、目標値Tと現在値N0との差を予め定められた母数Aで割った商S1を加算値とし、これを現在値N0に加えて調光制御を行う。このため、新たな現在値は、N0+S1であるから、次に、目標値Tと新たな現在値N0+S1との差を予め定められた母数Aで割った商S2を加算値とし、これを現在値N0+S1に加えて調光制御を行う。以下同様にしてDMX信号の1周期の期間において調光制御を行う。
上記の母数Aは、DMX信号の1周期とメインループ周期(PWM制御回路33を構成するCPUの速度)及びPWM信号の出力周期の関係により決定される。
図4に示した例に対応するDMX信号が到来した場合には、図9に示されるように制御が行われる。なお、この実施形態では母数として「10」が設定されているものとする。時刻t1においてDMX信号の調光度が「128」から「129」に変更され、PWM制御回路33は、これに基づき予め備えられている変換テーブルにより、PWM信号の階調では、「1024」から「1034」に変更されたことを検出する。
PWM制御回路33は、PWM信号における現在値と目標値を求める。現在値は「1024」であり目標値は「1034」である。次に、現在値と目標値との差を母数「10」で割って商を求める。商は「1」である。これを現在値に加算して「1025」を得る。これにより第1回目のPWM信号(制御値)を「1025」として制御を行う。この段階で現在値は「1025」となる。
次に、現在値「1025」と目標値「1034」との差を母数「10」で割って商を求める。商は「0.9」である(以降、少数第2位を四捨五入)。これを現在値に加算して「1025.9」を得る。これにより第2回目のPWM信号(制御値)を「1025.9」として制御を行う。この段階で現在値は「1025.9」となる。
次に、現在値「1025.9」と目標値「1034」との差を母数「10」で割って商を求める。商は「0.8」である。これを現在値に加算して「1026.7」を得る。これにより第3回目のPWM信号(制御値)を「1026.7」として制御を行う。この段階で現在値は「1026.7」となる。
更に、同様にして制御が続けられ、第4回目以降のPWM信号(制御値)は、その前との差が図9に示されるようにそれぞれ、0.7 、0.7 、0.6 、0.6 、0.5 、0.4、・・・、0.2となり、最終的にPWM信号(制御値)は、目標値「1034」と等しくなる。
以上の制御により、PWM信号(制御値)は当初の現在値「1024」から目標値「1034」へ向かって徐々に増加分が小さくされ、自然と所要の調光状態へと移行される。この第3の実施形態では、第1の実施形態に比べると、PWM信号の1周期においてPWM信号(制御値)が変更されるステップ数が多くなっており、この影響によっても滑らかな調光制御が可能である。ステップ数が多くなってもメインループ周期を規定するPWM制御回路33を構成するCPUの速度が早いため、適切に調光制御が行われる。
上記の実施形態では、制御値の計算と制御とを交互に行っているように記載したが、これに限ることなる、先に1周期分の制御値を計算し、これに基づき制御を行うようにしてもよい。また、母数を一定としたが、目標値と現在値との差に応じて母数をメインループ周期により許容される範囲で変更しても良い。例えば、所定以上の差がある場合に母数を大きくすることにより、PWM信号の1周期の初期部分において大きく調光度が変更されることがなくなり、滑らかな調光制御が可能である。
11 スポットライト 12 光源ユニット
13 投影ユニット 14 光源部
32 駆動回路 33 PWM制御回路
51 調光演算回路 52 遅延回路
53 カウンタ 54 オア回路
55 アンド回路 56 セレクタ
57 選択回路

Claims (4)

  1. LEDを備える光源部と;
    入力された調光信号の1周期時間内にPWM信号のオンデューティ比が所定回数にわたって段階的に変化するように順次PWM信号を駆動回路へ出力するPWM制御回路と;
    PWM信号の入力に応じてLEDを点灯させる駆動回路と
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. PWM制御回路は、今回と前回のPWM信号の階調度差を求め、この階調度差を所定回数で割った階調度のステップによりPWM信号のオンデューティ比を段階的に変化させて駆動回路へ出力することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. PWM制御回路は、
    与えられる調光信号の調光度に対応するオンデューティ比の原PWM信号を作成する原信号作成回路と;
    原PWM信号を所定時間遅延させた遅延信号を得る遅延回路と;
    遅延回路による遅延信号と原PWM信号との論理積を作成するアンド回路と;
    遅延回路による遅延信号と原PWM信号との論理和を作成するオア回路と;
    与えられる調光信号の調光度についての上昇下降に基づき、アンド回路とオア回路の出力のいずれかを選択する選択回路と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. PWM制御回路は、入力された調光信号に対応するPWM信号の調光度へ段階的に移行するに際し、初期段階から最終段階へ到るまでの間に順次に調光度変化を少なくしてPWM信号を駆動回路へ出力することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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