JP2011034788A - 照明装置及び照明装置の調光方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各色の単独発光状態による光のちらつきを抑える照明装置及びその調光方法を提供する。
【解決手段】照明装置は、異なる色の光をそれぞれ発する複数のLED1〜4と、LED1〜4の各々について、1周期における発光時間を制御する発光時間制御部12と、発光時間制御部12により制御された発光時間を維持しながら、LED1〜4の各々の発光及び非発光を周期的に制御するLED管理部13と、LED1〜4が発する光の発光量を計測する受光素子14と、所望の色度を得るための各色の混色比率データを格納する混色比率記憶部15とを備える。発光時間制御部12は、複数のLED1〜4による光の色度が所望の色度になるように、混色比率記憶部15に記憶された混色比率データ及び受光素子14により測定された発光量に基づいて、発光時間を制御する。LED管理部13は、全区間においてLED1〜4の各々を排他的に発光させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る照明装置及びその調光方法に関するものである。
従来から、液晶ディスプレイ用バックライト装置などの照明装置には、光源として発光ダイオード(LED)が用いられている。この照明装置は、一般に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、琥珀色(A)等の色をそれぞれ発光する複数のLEDを備え、これらのLEDを発光させて各色の光を合成し、各LEDの光出力を調整することにより、任意の色度の光を実現している。そして、照明装置は、各色のLEDが発する光を計測可能な光検出素子を備え、この光検出素子が計測した発光量を各LEDの光出力へフィードバックすることにより、光の色度を調整する(例えば、特許文献1参照)。
各LEDの光出力の制御方法の一例として、各LEDに流れる電流は既定電流とし、各LEDの発光/非発光を周期的に制御し、1周期に占める各LEDの発光時間の割合(オンデューティ比)を調整するパルス幅変調(PWM)によって光出力を制御する方法がある(例えば、特許文献2参照)。このPWM制御においては、光検出素子が計測した各LEDの発光量をオンデューティ比へフィードバックすることにより各LEDの光出力を制御する。
特許文献2では、各LEDのオンデューティ比を維持しつつ、一部のLEDの発光時間の開始タイミングをシフトさせ、各LEDの発光時間が互いに重複する各時点及び重複しない各時点においてLEDの発光量を測定し、当該各時点における発光量の測定値の差分から各LEDの発光量を算出している。
また、1色のLEDが他色のLEDを排して単独で発光するタイミングを形成し、当該タイミングにおいて測定した当該1色のLEDの発光量を当該1色のLEDのオンデューティ比へフィードバックする方法が、従来から知られている。
例えば、図7に示すように、PWMによる制御区間(G3)中に、各色のLEDが単独で順に発光する状態(G1)を強制的に挿入することによって各色のLEDの発光量を測定していた。
特開2007−294385号公報 特開2008−210853号公報
しかし、このように強制的に各LEDの単独発光状態(G1)をPWM制御区間(G3)の中に挿入してしまうと、各LEDのオンデューティ比が乱れてしまい、光がちらついて見えてしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、各色の単独発光状態による光のちらつきを抑える照明装置及びその調光方法を提供することである。
本発明の第1の特徴は、異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る照明装置である。この照明装置は、異なる色の光をそれぞれ発する複数の発光素子と、発光素子の各々について、1周期における発光時間を制御する発光時間制御部と、発光時間制御部により制御された発光時間を維持しながら、発光素子の各々の発光及び非発光を周期的に制御するオン/オフ制御部と、発光素子が発する光の発光量を計測する受光素子と、所望の色度を得るための各色の混色比率データを格納する混色比率記憶部とを備える。発光時間制御部は、複数の発光素子による光の色度が所望の色度になるように、混色比率記憶部に記憶された混色比率データ及び受光素子により測定された発光量に基づいて、発光時間を制御する。オン/オフ制御部は、全区間において発光素子の各々を排他的に発光させる。
ここで、「全区間において発光素子の各々を排他的に発光させる」とは、オン/オフ制御部が発光/非発光の制御を行っている区間の一部に、各発光素子の単独発光状態を挿入するのではなく、オン/オフ制御部が発光/非発光の制御を行っている全区間(PWM制御を行っている全区間)において、発光素子のいずれか1つの発光素子を発光させる場合は、当該1つの発光素子のみを発光させ、他の発光素子を同時に発光させないことを示す。よって、全区間において発光素子のいずれか1つの発光素子を発光させてもよいが、その一方で、全区間の一部に、発光素子のいずれの発光素子も発光していない、すなわち総ての発光素子が非発光状態となるタイミングが含まれていても構わない。
本発明の第1の特徴によれば、各発光素子の1周期に占める発光時間の割合(オンデューティ比)を維持しながら、各発光素子の単独発光状態を形成することができるので、各色の単独発光状態による光のちらつきや光出力の精度低下を抑えることができる。
本発明の第1の特徴において、発光時間制御部は、混色比率記憶部に記憶された混色比率データ及び受光素子により測定された発光量に基づいて、1周期分の時間を所望の色度を得るために必要な各色の割合で分割して、発光素子の各々の発光時間としてもよい。これにより、波形を乱すことなく各発光素子に対して単独発光状態を形成することができる。また、総ての発光素子が非発光状態となるタイミングが無くなるので、光の輝度を高くすることができる。
本発明の第1の特徴において、発光素子の各々は、1周期内において複数回の発光及び非発光を繰返し、発光時間制御部は、1周期内の発光回数によって発光時間を制御してもよい。この場合であっても、波形を乱すことなく各発光素子に対して単独発光状態を形成することができる。更に、1つの発光素子が排他的に発光している状態を、各発光素子のデューティ比に依らず、1周期内の決まったタイミングで出現させることができる。よって、単独発光時の光出力を測定するタイミングを容易に取ることができる。
本発明の第2の特徴は、異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る照明装置の調光方法である。この調光方法は、異なる色の光をそれぞれ発する発光素子の各々の発光量を計測する第1の段階と、異なる色の光を合成して所望の色度を得るための各色の混色比率及び測定された発光量に基づいて、発光素子の1周期における発光時間を演算する第2の段階と、演算された発光時間を維持しながら、発光素子の各々の発光及び非発光を周期的に制御する第3の段階とを備える。第3の段階において、全区間において発光素子の各々を排他的に発光させる。
本発明の照明装置及びその調光方法によれば、各色の単独発光状態による光のちらつきを抑えることができる。
本発明の実施の形態に係わる照明装置の構成を示すブロック図である。 図2(a)は第1の実施例に係わる各LED1〜LED4の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートであり、図2(b)は第2の実施例に係わる各LED1〜LED4の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートである。 図3(a)は図2(a)と同様な制御方法を示すタイムチャートであって、図3(b)は図3(a)における各LED1〜LED4の発光量の一例を示すグラフである。 図1の照明装置の調光方法の概略を示すフローチャートである。 図5(a)は図4のS03段階における詳細な処理手順の一例を示し、図5(b)は図4のS05段階における詳細な処理手順の一例を示す。 RGB3色によって混色を行う場合におけるRGB各々の混合比率の一例を示す表である。 従来技術に関わるPWM制御の一例を示すフローチャートである。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付している。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係わる照明装置の構成を説明する。本発明の実施の形態に係わる照明装置は、異なる色の光をそれぞれ発する複数の発光素子の一例として、赤色(R:Red)、緑色(G:Green)、青色(B:Blue)、及び琥珀色(A:Amber)をそれぞれ発光する第1の発光ダイオード(以後、「LED」という)11a、第2のLED11b、第3のLED11c、及び第4のLED11dを備える。照明装置は、第1〜第4のLED11a〜11dを発光させて各色の光を合成し、第1〜第4のLED11a〜11dの光出力を調整することにより、所望の色度の光を実現する。
照明装置は、第1〜第4のLED11a〜11dから成る発光部11と、第1〜第4のLED11a〜11dの各々について、1周期における発光時間を制御する発光時間制御部12と、発光時間制御部12により制御された発光時間を維持しながら、第1〜第4のLED11a〜11dの各々の発光及び非発光を周期的に制御するLED管理部13(オン/オフ制御部)と、発光部11が発する光の発光量を計測する受光素子14と、受光素子14が計測した発光量のデータを保持する発光量保持部21と、所望の色度を得るためのRGBA各色の混色比率データを格納する混色比率記憶部15と、LED管理部13による制御の下で第1〜第4のLED11a〜11dの各々を駆動するLED駆動回路24とを備える。
発光量保持部21は、受光素子14から発光量として出力されるアナログ信号をデジタル信号(データ)へ変換するADコンバータ31と、変換された発光量のデータを一時的に記憶する発光量保持バッファ(R)32a、発光量保持バッファ(G)32b、発光量保持バッファ(B)32c及び発光量保持バッファ(A)32dと、一定の時間を計数する第1のタイマ33とを備える。発光量保持バッファ32a〜32dは、第1〜第4のLED11a〜11dの発光量をそれぞれ保持する。具体的に、発光量保持バッファ32a〜32dは、第1〜第4のLED11a〜11dの各々が他を排して単独で発光しているタイミングにおいて受光素子14が測定した発光量を保持する。LED管理部13は、受光素子が受光した光の色を確認し、当該色に応じていずれか1つの発光量保持バッファ32a〜32dを選択して、ADコンバータ31により変換された発光量のデータを書き込む。
なお、発光量保持部21は、第1のタイマ33が計数する一定の時間間隔をおいて、受光素子14から受信するアナログ信号のAD変換及びデータの記憶を繰返し行う。
混色比率記憶部15には、第1〜第4のLED11a〜11dによる光の色度が所望の色度になるためのRGBA各色の混色比率のデータを記憶している。各LED11a〜11dの光出力の比率をRGBA各色の混色比率に基づいて調整することにより、第1〜第4のLED11a〜11dによる光の色度を所望の色度に調光することができる。RGB3色による混色の場合、例えば、図6に示すように、RGB各々の混合比率が、光の色種別(1、2、3、・・・)ごとにまとめられている。
発光時間制御部12は、第1〜第4のLED11a〜11dによる光の色度が所望の色度になるように、混色比率記憶部15に記憶された混色比率データ及び受光素子14により測定された発光量に基づいて、第1〜第4のLED11a〜11dの発光時間を算出する発光時間演算部41と、算出された第1〜第4のLED11a〜11dの発光時間を保持する発光時間保持部22と、保持されている発光時間に基づいて第1〜第4のLED11a〜11dの発光時間を管理する発光時間管理部23とを備える。
発光時間演算部41は、第1〜第4のLED11a〜11dの光出力の比率が、混色比率記憶部15に記憶されている所望の色度の混色比率になるように、発光量保持バッファ32a〜32dに記憶されている発光量に基づいて、第1〜第4のLED11a〜11dの発光時間を算出する。発光量または発光時間が増加すれば光出力も増加するため、記憶されている発光量が少ない場合には発光時間を長くし、測定された発光量が多い場合には発光時間を短くすることで、第1〜第4のLED11a〜11dの光出力の比率を調整することができる。
なお、発光時間演算部41は、第2のタイマ25が計数する一定の時間間隔をおいて、発光時間の算出を繰返し実施する。第2のタイマ25が計数する一定の時間間隔は、第1のタイマ33が計数する一定の時間間隔よりも長い。
発光時間保持部22は、第1のLED11aの発光時間を保持する発光時間保持バッファ(R)42aと、第2のLED11bの発光時間を保持する発光時間保持バッファ(G)42bと、第3のLED11cの発光時間を保持する発光時間保持バッファ(B)42cと、第4のLED11dの発光時間を保持する発光時間保持バッファ(A)42dとを備える。LED管理部13は、いずれか1つの発光時間保持バッファ42a〜42dを選択して、発光時間演算部41により算出された発光時間のデータを書き込む。
発光時間管理部23は、発光時間保持バッファ42a〜42dが保持する発光時間が基準値として入力される基準値入力部45と、時間を計数するカウンタ46と、基準値入力部45に入力された発光時間とカウンタ46が計数する時間とを比較する比較器47とを備える。カウンタ46が計数する時間が基準値入力部45に入力された発光時間に達した場合、発光時間管理部23は、LED管理部13及びLED駆動回路24に対して、カウンタ46が計数する時間を出力する。
LED駆動回路24は、発光時間管理部23から出力された時間に基づいて、LED管理部13による制御の下で第1〜第4のLED11a〜11dの各々を駆動する。
LED管理部13は、各LED11a〜11dに流す電流を既定電流とし、各LED11a〜11dの発光/非発光を周期的に制御し、1周期に占める各LED11a〜11dの発光時間の割合(オンデューティ比)を調整するパルス幅変調(PWM)によって各LED11a〜11dの光出力を調整する。
また、LED管理部13は、LED11a〜11dを発光させる順番を制御する。発光させるLEDの順序は、例えば、R→G→B→Aの順番で固定してもよい。これにより制御が容易になる。或いは、R→G→B→A、G→R→B→A、・・・のように、発光順番を周期毎に入れ替えても構わない。これにより、合成色を平均化することができる。また或いは、発光順番をランダムとしてもよい。これにより、合成色を平均化することができる。
このようにして、図1に示す照明装置は、受光素子14が計測する各LED11a〜11dの発光量を、各LED11a〜11dのオンデューティ比へフィードバックすることにより、所望の色度の光を得る。
次に、図4を参照して、図1の照明装置の調光方法の概略を説明する。
(イ)先ず、S03段階において、受光素子14は、他を排して単独で発光する第1〜第4のLED11a〜11dのいずれかの発光量を測定し(第1の段階)、AD変換された発光量のデータを発光量保持バッファ32a〜32dのいずれかに記憶する。同様にして、第1〜第4のLED11a〜11dの各々について発光量を測定してそのデータを記憶する。
(ロ)S05段階に進み、発光時間演算部41は、発光量のデータ及び混色比率のデータに基づいて第1〜第4のLED11a〜11dの各々の1周期における発光時間を演算する(第2の段階)。具体的に、混色比率記憶部15に記憶された混色比率のデータ及び発光量保持バッファ32a〜32dに記憶された発光量のデータに基づいて、1周期分の時間を所望の色度を得るために必要な各色の割合で分割して、分割された各時間を第1〜第4のLED11a〜11dの各々の発光時間とする。
(ハ)S07段階において、発光時間管理部23は、従前の発光時間をS05段階で演算された発光時間へ更新し、S09段階に進み、LED管理部13は、更新された発光時間を維持しながら、各LED11a〜11dの発光/非発光を周期的に制御する(第3の段階)。この時、LED管理部13は、第1〜第4のLED11a〜11dの各々を排他的に発光させる。すなわち、LED管理部13が発光/非発光の制御を行っている全区間(PWM制御を行っている全区間)において、LED11a〜11dのいずれか1つのLEDを発光させる場合は、当該1つのLEDのみを発光させ、他のLEDを同時に発光させない。
次に、図5(a)を参照して、図4のS03段階における詳細な処理手順の一例を説明する。先ずS31段階において、第1のタイマ33が所定の時間を計数することを待機する。第1のタイマ33が所定の時間を計数した時(S31でYES)、S33段階に進み、LED管理部13は、単独発光しているLEDの色を確認する。その後、S35段階に進み、発光量保持部21は、確認した色に応じて、いずれか1つの発光量保持バッファ32a〜32dを選択して、ADコンバータ31により変換された発光量のデータを書き込む。その後、再び、S31段階に戻り、第1のタイマ33が所定の時間を計数し始める。
このようにして、発光量保持部21は、第1のタイマ33が計数する一定の時間間隔をおいて、受光素子14から受信するアナログ信号のAD変換及び発光量データの記憶を繰返し行うことができる。第1のタイマ33が計数する時間を各LED11a〜11dの発光時間に対して十分に短く設定することにより、1周期内で複数の発光量データを発光量保持バッファ32a〜32dに記憶させることができる。これにより、複数の発光量データを平均したものを用いて、図4のS05段階の発光時間の演算(詳細には図5(b)のS55段階)を実施できるので、精度の高い発光時間演算が可能となる。
次に、図5(b)を参照して、図4のS05段階における詳細な処理手順の一例を説明する。先ずS51段階において、第2のタイマ25が所定の時間を計数することを待機する。第2のタイマ25が所定の時間を計数した時(S51でYES)、S53段階に進み、発光時間演算部41は、各発光量保持バッファ32a〜32dに記憶されている発光量データを読み出す。そして、S55段階に進み、発光時間演算部41は、各LED11a〜11dの光出力の比率が、所望の色度の混色比率になるように、読み出した発光量データに基づいて、各LED11a〜11dの発光時間を算出する。算出された各発光時間は、発光時間保持バッファ42a〜42dにそれぞれ記憶される。その後、再び、S51段階に戻り、第2のタイマ25が所定の時間を計数し始める。
このようにして、発光時間演算部41は、第2のタイマ25が計数する一定の時間間隔をおいて、発光時間の算出を繰返し実施することができる。
(第1の実施例)
次に、図2及び図3を参照して、図4のS09段階における各LED11a〜11dの発光/非発光の制御方法の実施例を説明する。ここで述べる制御方法を適用することにより、各LED11a〜11dの1周期に占める発光時間の割合(オンデューティ比)を維持しながら、各LED11a〜11dの単独発光状態を形成することができる。なお、図2及び図3では、4つのLED11a〜11dを、1周期内で単独で発光させる順序に応じて、LED1、LED2、LED3及びLED4に置換えて説明する。
図2(a)を参照して、第1の実施例に係わる各LED1〜LED4の発光/非発光の制御方法を説明する。点状の模様を付した部分が各LED1〜LED4の発光時間を示し、模様を付さない白抜きの部分が各LED1〜LED4の非発光時間を示す。
1周期(T1、T2)分の時間を所望の色度を得るために必要な各色(LED1〜LED4)の割合で分割する。割り当てられた各LED1〜LED4の時間を加算すると1周期分の時間となる。すなわち、1周期内の総てのタイミングにおいて、各LED1〜LED4のいずれか1のLEDが発光しており、1周期内において総てのLED1〜LED4が非発光状態となるタイミングは無い。これにより、光の輝度が高くなる。
LED管理部13は、予め定めた発光順番に従って、LED1〜LED4を順番に排他的に発光させる。図2(a)の例では、周期T1の開始と同時に、LED1を発光時間TL1だけ発光させる。LED1の非発光と同時にLED2を発光時間TL2だけ発光させる。同様にして、LED2、3の非発光と同時にLED3、4を発光時間TL3、TL4だけそれぞれ発光させる。
このようにして、LED管理部13は、発光/非発光を制御する全区間において、LED1〜LED4のオンデューティ比を乱すことなく、LED1〜LED4の各々を排他的に発光させることができるので、各色の単独発光状態による光のちらつきや光出力の精度低下を抑えることができる。
図3(a)は図2(a)と同様な制御方法を示すタイムチャートであって、図3(b)はその時の各LED1〜LED4の発光量の一例を示すグラフである。発光時間TL1において受光素子14が計測した発光量は、LED1単独の発光量であるので、LED1の色を確認して、所定の発光量保持バッファ32a〜32dに書き込まれる。同様にして、発光時間TL2〜TL4において計測した各発光量は、各LED2〜4単独の発光量であるので、LED2〜4の色を確認して、所定の発光量保持バッファ32a〜32dにそれぞれ書き込まれる。
第1のタイマ33が計数する時間を各発光時間TL1〜TL4よりも充分短く設定することにより、各発光時間TL1〜TL4において、発光量保持バッファ32a〜32dには、複数の発光量データが書き込まれる。図3(b)に示す発光量(PD出力)は、これらの複数の発光量データをそれぞれ平均化した値である。
また、LED1〜LED4の発光量に発光時間TL1〜TL4をそれぞれ積算した値OP1〜OP4は、LED1〜LED4の光出力に相当する。発光時間演算部41は、積算値OP1〜OP4の割合が所望の色度の混色比率になるように、LED1〜LED4の発光時間を演算する。
(第2の実施例)
第2の実施例において、図1のLED管理部13は、各LED1〜LED4について、1周期(T1,T2)内において複数回の発光及び非発光を繰返す。発光時間制御部12は、1周期(T1,T2)内の発光回数によって発光時間(オンデューティ比)を制御する。
カウンタ46は、時間を計数する代りに発光回数を計数する。この場合、比較器47は、基準値入力部45に入力された発光時間とカウンタ46が計数する発光回数に所定の単位時間を掛け算した乗算時間とを比較する。乗算時間が発光時間に達した場合、発光時間管理部23は、LED管理部13及びLED駆動回路24に対して、カウンタ46が計数する発光回数を出力する。
図2(b)は、第2の実施例に係わる各LED1〜LED4の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートである。点状の模様を付した部分が発光時間を示し、模様を付さない白抜きの部分が非発光時間を示す。
LED1〜LED4は、それぞれ1周期内で発光時間Ton及び非発光時間Toffを複数回繰り返す。1回の発光時間Ton及び非発光時間Toffの長さは、LED1〜LED4の各々について等しいが、位相が異なる。具体的には、先ず、LED1の発光時間Tonが開始され、LED1の発光時間Tonが終了すると同時、LED2の発光時間Tonが開始される。同様にして、LED2〜LED4が同じ発光時間Tonだけ順番に発光する。LED4の発光の後は、再びLED1が発光する。
このように、LED1〜LED4の各々は、1周期(T1,T2)内において発光時間Ton及び非発光時間Toffを複数回繰返し、発光時間制御部12は、1周期(T1,T2)内の発光回数によってLED1〜LED4の各々の発光時間(オンデューティ比)を制御する。この場合であっても、図2(b)に示すように、LED1〜LED4の位相をずらすことにより、波形を乱すことなくLED1〜LED4の各々に対して単独発光状態を形成することができる。更に、LED1〜LED4の各々について発光時間Tonの長さを等しく設定することにより、1つのLEDが排他的に発光している状態を、各LED1〜LED4の各々のデューティ比に依らず、1周期内の決まったタイミングで出現させることができる。よって、単独発光時の光出力を測定するタイミングを容易に取ることができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は、1つの実施の形態及び2つの実施例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
第1の実施例では、1周期(T1、T2)分の時間を所望の色度を得るために必要な各色(LED1〜LED4)の割合で分割して、1周期内の総てのタイミングにおいて、各LED1〜LED4のいずれか1のLEDが発光し、1周期内において総てのLED1〜LED4が非発光状態となるタイミングが無い場合を示したが、本発明はこれに限定されない。1周期内に、LED1〜LED4のいずれのLEDも発光していない、すなわち総てのLED1〜LED4が非発光状態となるタイミングが含まれていても構わない。
また、図5(a)では、図4のS03段階を第1のタイマ33を用いて一定の時間間隔で繰返し実施する場合を示したが、本発明はこれに限らない。例えば、LED管理部13が、受光部11を用いて発光するLEDの色の変化を監視してもよい。この場合、LED管理部13が発光するLEDの色の変化を検知したことをトリガーとして、S33段階及びS35段階を実施すればよい。これにより、色の変化直後の発光量のデータを1回だけ記憶することができる。また、第1のタイマ33が不要となり、部品点数が減り、コストを削減できる。
また、発光部11は異なる色の光をそれぞれ発する複数のLED11a〜11dを備えるが、第1〜第4のLED11a〜11dの各々が備えるLEDチップの個数や発光箇所の数は、単数で有っても複数であっても構わない。
本発明は、液晶ディスプレイ用バックライト装置や、建物の壁面を演出する照明装置など、異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る広範な照明装置に対して適用することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
11 発光部
11a 第1のLED(第1の発光素子)
11b 第2のLED(第2の発光素子)
11c 第3のLED(第3の発光素子)
11d 第4のLED(第4の発光素子)
12 発光時間制御部
13 LED管理部(オン/オフ制御部)
14 受光素子
15 混色比率記憶部
21 発光量保持部
22 発光時間保持部
23 発光時間管理部
24 LED駆動回路
25 第2のタイマ
31 ADコンバータ
32a〜32d 発光量保持バッファ
33 第1のタイマ
41 発光時間演算部
42a〜42d 発光時間保持バッファ
45 基準値入力部
46 カウンタ
47 比較器

Claims (4)

  1. 異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る照明装置であって、
    異なる色の光をそれぞれ発する複数の発光素子と、
    前記発光素子の各々について、1周期における発光時間を制御する発光時間制御部と、
    前記発光時間制御部により制御された発光時間を維持しながら、前記発光素子の各々の発光及び非発光を周期的に制御するオン/オフ制御部と、
    前記複数の発光素子が発する光の発光量を計測する受光素子と、
    所望の色度を得るための各色の混色比率データを格納する混色比率記憶部と、を備え、
    前記発光時間制御部は、前記複数の発光素子による光の色度が前記所望の色度になるように、前記混色比率記憶部に記憶された混色比率データ及び前記受光素子により測定された発光量に基づいて、前記発光時間を制御し、
    前記オン/オフ制御部は、全区間において前記発光素子の各々を排他的に発光させる
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記発光時間制御部は、前記混色比率記憶部に記憶された混色比率データ及び前記受光素子により測定された発光量に基づいて、1周期分の時間を前記所望の色度を得るために必要な各色の割合で分割して、前記発光素子の各々の発光時間とすることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記発光素子の各々は、1周期内において複数回の発光及び非発光を繰返し、前記発光時間制御部は、1周期内の発光回数によって発光時間を制御することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 異なる色の光をそれぞれ発する発光素子の各々の発光量を計測する第1の段階と、
    前記異なる色の光を合成して所望の色度を得るための各色の混色比率及び測定された発光量に基づいて、前記発光素子の1周期における発光時間を演算する第2の段階と、
    演算された発光時間を維持しながら、前記発光素子の各々の発光及び非発光を周期的に制御する第3の段階とを備える照明装置の調光方法であって、
    前記第3の段階において、全区間において前記発光素子の各々を排他的に発光させる
    ことを特徴とする照明装置の調光方法。
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