JP2011090557A - 印刷管理プログラム、画像形成装置及び印刷管理システム - Google Patents

印刷管理プログラム、画像形成装置及び印刷管理システム Download PDF

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浩嗣 赤松
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Abstract

【課題】無駄な印刷を削減することができ、省資源化に貢献することができる印刷管理プログラムを提供する。
【解決手段】制御部211は、印刷処理ウィンドウ31にてユーザが「OK」ボタン312を押下したことを検出すると(S13)、印刷用データが最終頁になるまで(S16)、頁毎の印字率を算出して(S14)、記憶する(S15)。制御部211は、最終頁になると(S16)、全頁の印字率が設定値以上か否かを判定する(S17)。印字率が設定値以下の頁が存在する場合に、図4に示す警告画面33を表示する(S19)。そして、制御部211は、印刷処理ウィンドウ31の「閉じる」ボタン313をユーザが押下したことを検出すると(S20)、プリンタドライバ213Bを終了して(S21)、印刷用データの出力を中止する(S22)。
【選択図】 図4

Description

この発明は、無駄な紙出力を防止することで、省資源化に貢献する印刷管理プログラム、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
従来、無駄な紙出力を防止することで、省資源化に貢献する画像形成装置が各種提案されている(特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の制御装置では、印刷用データの最終頁の印字率(用紙上の印刷可能領域における印刷率)が設定値より低い場合に、最終頁の印刷内容を表示して、ユーザに最終頁を印刷すべきか否かを判断させている。
特開平11−321035号公報
特許文献1に記載の制御装置では、最終頁以外の印刷用データについては、そのまま印刷している。印刷用データの中には、途中に意図しない空白頁や1行程度の文字等が存在している場合がある。この制御装置では、このような場合にも、空白頁や1行程度の文字の印刷用データに対して印刷動作を行ってしまい、用紙が排紙されてしまうという問題があった。
また、ユーザは、1行程度の文字しか記載されていない頁の印刷用データが存在する場合に、印刷領域や印刷フォント等を変更して、印刷枚数を減らそうとする。この制御装置では、ユーザが印刷用データを確認する前に、最終頁以外の印刷用データを印刷してしまうため、ユーザが印刷領域や印刷フォント等を変更すると、全頁の印刷用データを印刷しなおさなければならず、既に印刷済みの用紙が無駄になってしまうという問題もあった。
更に、プレビュー表示等を用いて印刷用データの内容を確認する場合、ユーザは、印字率が高い頁を含む全頁の印刷用データを確認する必要があり、手間がかかった。
この発明は、印字率が低い頁が印刷用データの途中に発生した場合であっても、印刷動作を行う前に印字率が低い頁の存在をユーザに通知することで、無駄な印刷を減らすことができ、省資源化に貢献することができる印刷管理プログラム、画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
この発明の印刷管理プログラムは、第1〜第3ステップを含み、複数頁の印刷用データに対する印刷動作を画像形成装置にて行う前に、印刷用データの印字率の判定処理を実行する。第1ステップでは、印刷の開始を指示する操作の入力を受け付ける。第2ステップでは、第1ステップで印刷の開始を指示する操作の入力を受け付けた時に、全印刷用データのうちの少なくとも一部の複数頁に対して、印刷用データの頁毎の印字率を算出する。第3ステップでは、第2ステップで算出した頁毎の印字率に、予め設定した設定値以下の頁が存在すると、その旨を報知する。
この構成によれば、複数頁(V頁:V>1)からなる印刷用データに対して、印刷用データの前半の複数頁(L頁:=1〜L,L<V)、途中の複数頁(S頁:S=M〜P,1<M<P<V)、後半の複数頁(T頁:T=Q〜V,1<Q<V)というように印刷データの一部の印字率を算出したり、所定頁毎(1頁毎や3頁毎等)に印字率を算出したり、所定頁毎に印字率を算出し印字率が低い頁(U頁)が存在すると次の頁(U+1頁)の印字率を続けて算出したりする。そして、算出した頁毎の印字率の中に、印字率が低い頁が存在する場合には、印刷領域の設定間違いや、誤って改頁が入力される等の人為的ミスが発生している可能性があるため、人為的ミスが発生している可能性のある印刷用データが存在する旨を報知する。特に、算出した頁毎の印字率の中に、印字率が低い頁が複数頁存在する場合は、印字率が低い頁が連続する場合には、人為的ミスが発生している可能性が高い。
また、第2ステップでは、頁毎の印字率を算出するとともに、印字率を算出した頁とその頁の印字率とを関連付けて記憶することが好ましい。この際、印字率を算出した頁を全て記憶してもよいし、設定値を超えた印字率の頁のみを記憶してもよい。これにより、ユーザは、記憶している頁毎の印字率を用いて、全頁の平均印字率や、前回の印刷時における印字率と、今回の印刷時における印字率との変化等を知ることができる。
また、印字率の設定値の設定入力を受け付けるステップを備えることが好ましい。例えば、文章の印刷が多い場合は、印字率が高くなるため、印字率の設定値を高く設定する。また、アンケート用紙等の印刷が多い場合は、罫線や余白等の印刷部分が多く印字率が低くなるため、印字率の設定値を低くする。これにより、各ユーザの使用用途に応じて印字率を設定することができる。
また、モノクロ原稿用の印字率の設定値、及びカラー原稿用の印字率の設定値の少なくとも一方の設定入力を受け付けるステップを備えることが好ましい。これにより、運用コストが高いカラー原稿をモノクロの原稿より、印字率の設定を高くして、無駄な印刷を削減することで、より省資源化に貢献することができる。
また、用紙の種類毎に印字率の設定値の設定入力を受け付けるステップを備えることが好ましい。これにより、例えば、写真等の印刷に用いるインクジェット紙は、画像を印刷するため印字率の設定を高くして、文字等の印刷に用いる普通紙は、印字率の設定を低くする等、用紙の用途に応じて印字率の設定値を設定することができる。
また、画像形成装置毎に印字率の設定値の設定入力を受け付けるステップを備えることが好ましい。これにより、運用コストが高い画像形成装置ほど、印字率の設定を高くして、無駄な印刷を削減することで、より省資源化に貢献することができる。
また、第1ステップの実行前に、印刷用データをプレビュー表示等して確認した場合に、第1〜第3ステップを実行しないことが好ましい。これにより、プレビュー表示で各頁の印刷内容を確認したユーザに対して、再度印字率が設定値以下の頁を確認させる必要がない。
また、印字率が設定値以下の頁が連続する場合に、その旨を報知することが好ましい。これにより、印字率が設定値以下の頁が連続する場合は、特に印刷領域の設定間違いや、誤った改頁の入力が存在する可能性が高いため、無駄な印刷を防ぐことができる。
また、印刷用データの全頁に対して、頁毎の印字率を算出することが好ましい。これにより、印刷用データの途中に生じている、印刷領域の設定間違いや、誤った改頁の入力を検出することができるため、無駄な印刷を防ぐことができる。
また、印字率が設定値以下の頁の印刷内容を表示することが好ましい。これにより、印刷領域の設定間違いや、誤った改頁の入力が発生している可能性が高い頁を表示するため、ユーザがすぐ確認することができる。
また、印字率が設定値以下の頁をサムネイル表示することが好ましい。これにより、一目で印字率が設定値以下の頁をユーザが把握することができる。
また、印字率が設定値以下の頁をプレビュー表示することが好ましい。これにより、印字率が設定値以下の頁の内容をユーザが容易に目視することができる。
また、印刷管理プログラムは、プリンタドライバに含まれることが好ましい。
この発明の画像形成装置は、複数頁の印刷用データに対する印刷動作を実行する前に、当該印刷用データの複数頁に対して、頁毎の印字率を算出し、頁毎の印字率に設定値以下の頁が存在すると、その旨を報知する。
この構成によれば、画像形成装置は、接続されたパーソナルコンピュータから入力された印刷用データや、コピー時におけるスキャナから入力された印刷用データの複数頁(全印刷用データの少なくとも一部)に対して印字率を算出する。そして、算出した頁毎の印字率の中に、印字率が低い頁が存在すると、人為的ミスが発生している可能性が高い印刷用データが存在する旨を報知する。
この発明の画像形成システムは、印刷用データに対する印刷動作を実行する画像形成装置と、複数頁からなる印刷用データを前記画像形成装置へ入力する処理装置(例えば、パーソナルコンピュータやスキャナ等)とからなる。画像形成装置、又は情報処理装置のいずれかで、印刷用データの複数頁(全印刷用データの少なくとも一部)に対して頁毎の印字率を算出し、算出した印字率が設定値以下の場合にその旨を報知する。画像形成装置は、印字率が設定値以下の頁が存在する場合に、印刷用データに対する印刷動作を実行しない。
この発明によれば、無駄な印刷を削減することができ、省資源化に貢献することができる。
印刷管理システムの構成図である。 印刷処理手順を示すフローチャートである。 印刷処理ウィンドウの一例を示す図である。 警告画面の一例を示す図である。 印字率が設定値以下の頁の一例を示す図である。 実施例2に係る印刷処理手順を示すフローチャートである。 印字率の設定値の設定方法の説明図である。 警告画面の他の例を示す図である。 警告画面の他の例を示す図である。 警告画面の他の例を示す図である。 印刷処理手順の一部を示すフローチャートである。 印字率が設定値以下の頁の他の例を示す図である。
図1に示すように、この発明の実施例1に係る印刷管理システム100は、プリンタ1及び情報処理装置2を接続して構成されている。
プリンタ1は、給紙部11、画像形成部12(本発明の画像形成装置に相当する。)を制御する制御部10を備えている。プリンタ1は、OHPフィルム等の紙以外を素材とする記録媒体を含む用紙を給紙部11から画像形成部12に搬送し、画像形成部12で印刷用データに基づく印刷処理を行い、用紙上にカラー画像又はモノクロ画像を形成する。プリンタ1は、一例として電子写真方式の印刷処理を行う複合機である。プリンタ1が実行する印刷処理は、電子写真方式、インクジェット方式又は他の方式であるかを問わず、複数の方式を選択できるものであってもよい。
情報処理装置2は、例えばパーソナルコンピュータであり、本体21、ディスプレイ22、キーボード23、マウス24を備えている。本体21は、記憶部212、プログラム記憶部213を有する制御部211を備えている。
制御部211には、ディスプレイ22、キーボード23、マウス24が接続されており、ネットワークを介して又は直接にプリンタ1が接続されている。
プログラム記憶部213には、オペレーティングシステムとともに、データ作成用のアプリケーションプログラム213A、印刷処理時にプリンタ1の動作を制御するためのプリンタドライバ213B、この発明の印刷管理プログラム213Cがインストールされている。
制御部211は、プログラム記憶部213に格納されているプログラムに従って動作する。制御部211は、プログラム記憶部213内のデータ作成用のアプリケーションプログラム213Aの起動中に、キーボード23及びマウス24の操作データに基づいて文書データを含む画像データを作成する。作成された画像データは、表示データに変換されてディスプレイ22に表示されるとともに、記憶部212に保存される。
制御部211は、プログラム記憶部213に格納されているプリンタドライバ213Bの起動中に、キーボード23及びマウス24の操作データに基づいて記憶部212内の画像データから印刷用データを作成する。この印刷用データは、図示しないインタフェースを介してプリンタ1に出力される。
図2に示すように、制御部211は、アプリケーションプログラム213Aの起動中に、ユーザがキーボード23又はマウス24の操作によって印刷処理を要求すると、プリンタドライバ213Bを起動して、一例として図3に示す印刷処理ウィンドウ31をディスプレイ22に表示する(S11)。制御部211は、記憶部212内の画像データから印刷用データを作成する(S12)。
制御部211は、ユーザが印刷処理ウィンドウ31の「OK」ボタン312を押下したことを検出する(本願発明の印刷開始の指示操作に相当する。)と(S13)、印刷用データが最終頁になるまで(S16)、頁毎の印字率を算出して(S14)、記憶する(S15)。制御部211は、最終頁になると(S16)、全頁の印字率が設定値(例えば、10%、30%等のデフォルト値)以上か否かを判定する(S17)。全頁の印字率が設定値以上の場合には、印刷用データをプリンタ1へ出力する(S18)。プリンタ1は、受信した印刷用データに対する印刷動作を実行する。
制御部211は、印字率が設定値以下の頁が存在する場合に、図4に示す警告画面33を表示する(S19)。制御部211は、警告画面33の「閉じる」ボタンの押下により警告画面33を閉じた後に、印刷処理ウィンドウ31の「OK」ボタン312をユーザが押下したことを検出すると(S20)、印刷用データをプリンタ1へ出力する(S18)。
制御部211は、印刷処理ウィンドウ31の「閉じる」ボタン313をユーザが押下したことを検出すると(S20)、プリンタドライバ213Bを終了して(S21)、印刷用データの出力を中止する(S22)。制御部211は、図5に示すように印字率が設定値以下の頁をディスプレイ22に表示させて(S23)、処理を終了する。上述のS14〜S23の処理が本発明の印字率の判定処理に相当する。
また、制御部211は、S13にて、ユーザが印刷処理ウィンドウ31の「閉じる」ボタン313を押下したことを検出すると、処理を終了する。
以上のように、実施例1では、全ての印刷用データの印字率を算出するため、印刷用データの途中に発生した誤った改頁の入力が存在も調べることができる。特に、印字率が低い頁が複数頁存在する場合や印字率が低い頁が連続して存在する場合は、人為的ミス(印刷領域の設定間違いや、誤った改頁の入力)が発生している可能性が高いので、全ての印刷用データの印字率を算出することで、人為的ミスを確実に検出することができる。
また、人為的ミスが発生している可能性が高い印刷用データをプリンタ1へ出力せずに、人為的ミスが発生している可能性が高い頁をディスプレイ22に表示することで、ユーザに当該印刷用データを印刷させるか否かを判断させることができる。
特に、人為的ミスが発生している場合には、ユーザが頁を編集してから再度印刷処理を行うことが多い、編集前の印刷用データを印刷しないため、無駄な印刷を防ぐことができる。また、人為的ミスが発生していない場合であっても、印刷領域を変更して再度印刷処理を行うことで、印刷用紙の使用量を削減することができる。
実施例1では、全頁に対して印字率を算出した後、印字率が設定値以下の頁が存在すれば、警告画面33を表示したが、実施例2では、連続して印字率が設定値以下の頁が存在すれば、警告画面33を表示する。以下、実施例1の図2に示すフローチャートとの相違点のみを説明する。
図6に示すように、制御部211は、S13にて、ユーザが印刷処理ウィンドウ31の「OK」ボタン312を押下したことを検出すると、頁毎の印字率を算出して(S14)、記憶する(S15)。制御部211は、印字率が設定値以下の頁が連続して存在する(S31)と、警告画面33を表示して(S19)、S20以降の処理を行う。なお、S20の処理にてYesを選択した場合、S32の処理の後へ進んだが、S32の処理の前に進んでもよい。
また、制御部211は、印字率が設定値以下の頁を連続して検出せずに(S31)、最終頁になると(S32)、印刷用データをプリンタ1へ出力する(S18)。
以上のように、実施例2では、印字率が設定値以下の頁が連続する場合は、特に人為的ミスが発生している可能性が高いため、警告画面33を表示することで、無駄な印刷を防ぐことができる。
なお、上述の実施例では、全頁分の印字率を頁毎に記憶したが、印字率が設定値以下の頁の印字率のみを頁毎に記憶してもよい。これにより、記憶量を減らすことができる。
なお、上述の実施例では、複数頁(V頁:V>1)からなる印刷用データの1頁目から最終頁目(V頁目)に対して順に印字率を算出した。しかし、前半の複数頁(L頁:=1〜L,L<V)、途中の複数頁(S頁:S=M〜P,1<M<P<V)、後半の複数頁(T頁:T=Q〜V,1<Q<V)に対して、印字率を算出してもよい。また、所定頁毎(例えば、1頁毎、3頁毎等)に印刷用データの印字率を算出してもよい。更に、所定頁毎に印字率を算出し、印字率が低い頁(U頁)が存在すると次の頁(U+1頁)の印刷率も算出するようにしてもよい。
なお、上述の実施例では、印字率の判定に用いる設定値としてデフォルト値を用いたが、ユーザにより設定入力された設定値を用いてもよい。この場合、制御部211は、ユーザが、図3に示す印刷処理ウィンドウ31の「印字率の設定」ボタン311を押下すると、図7に示す印字率の設定画面32が表示する。設定画面32は、全ての原稿に対して一定の設定値を設定する基本印字率設定部321、及びカラー原稿とモノクロ原稿とで異なる設定値を設定する画像種類毎の印字率設定部322を備える。制御部211は、基本印字率設定部321に設定入力されると、画像種類毎の印字率設定部322を無効とし、画像種類毎の印字率設定部322に設定入力されると、基本印字率設定部321を無効とする。また、印字率設定部322では、カラー原稿の設定値又はモノクロ原稿の設定値のいずれかを設定してもよい。この場合、設定されていない方については、デフォルトの設定値が適応される。
これにより、用途に応じて最適な設定値を設定入力することができる。例えば、文章の印刷が多いユーザは印字率が高くなるため、印字率の設定値を高く設定する。また、アンケート用紙等の印刷が多いユーザは、罫線や余白等の印刷部分が多く印字率が低くなるため、印字率の設定値を低くする。また、画像種類毎の印字率設定部322に設定入力することで、運用コストが高いカラー原稿をモノクロの原稿より印字率の設定値を高くして、無駄な印刷を削減することができ、より省資源化に貢献することができる。
また、設定画面32は、更に用紙の種類毎の印字率設定部(不図示)を設けてもよい。例えば、写真等の印刷に用いるインクジェット紙は、画像を印刷するため印字率の設定値を高くして、文字等の印刷に用いる普通紙は、印字率の設定値を低く設定する。また、単価の高い推奨紙の印字率の設定値を高くし、単価の低い藁半紙の印字率の設定値を低くする。以上のように、用紙の用途に応じて印字率を設定したり、用紙の単価に応じて印字率を設定したりすることで、無駄な印刷を削減することができ、省資源化に貢献することができる。
また、設定画面32は、更にプリンタ1毎の印字率設定部(不図示)を設けてもよい。運用コストが高いプリンタ1ほど、印字率の設定を高くして無駄な印刷を削減することで、より省資源化に貢献することができる。
なお、上述の実施例では、図4に示す警告画面を表示したが、図8〜図10に示す警告画面を表示してもよい。図8に示す警告画面33Aでは、印字率が設定値以下の頁の印字率を全て表示するため、印字率が設定値以下の頁をユーザが把握することができる。図9に示す警告画面33Bでは、印字率が設定値以下の頁をサムネイルで表示するため、一目で印字率が設定値以下の頁をユーザが把握することができる。図10に示す警告画面33Cでは、印字率が設定値以下のページをプレビュー表示するため、印字率が設定値以下の頁の内容をユーザが容易に目視することができる。また、警告画面33には、全頁の平均印字率を表示したり、前回の印刷における印字率と今回の印刷における印字率との変化値を表示したりしてもよい。
なお、上述の実施例では、図2、図6に示すように、制御部211は、印刷処理ウィンドウ31の「閉じる」ボタン313をユーザが押下したことを検出すると(S20)、プリンタドライバ213Bを終了した(S21)が、図11,図12に示すように、プリンタドライバ213Bを終了せずに、アイコン化してもよい。
この場合、図11に示すように、制御部211は、印刷処理ウィンドウ31の「閉じる」ボタン313をユーザが押下したことを検出すると(S20)、プリンタドライバ213Bをアイコン化する(S41)。制御部211は、印刷用データの出力を中止して(S22)、図12に示すように印字率が設定値以下の頁をディスプレイ22に表示させる(S23)。制御部211は、ユーザからの各種操作(印刷領域の変更等の操作)を受け付ける。制御部211は、図12に示すアイコンが選択されると(S42)、印刷用データを再作成して(S43)、図4又は図7に示すS13の処理へ進む。以上のように、プリンタドライバ213Bをアイコン化しておくことで、プリンタドライバ213Bを再起動せずに印刷することができるため、印刷時間を短縮することができる。
なお、上述の実施例では、制御部211は、アプリケーションプログラム213Aの起動中に、ユーザがキーボード23又はマウス24の操作によって印刷処理を要求すると、印刷管理プログラム213Cを起動したが、印刷処理の要求前に、プレビュー表示を行った場合は、印刷管理プログラム213Cを起動せずに、印刷処理を開始してもよい。この場合、制御部211は、ユーザが選択したジョブ(編集、プレビュー表示、印刷等)を記憶しておくことで、印刷処理の要求前に、プレビュー表示を行ったかを判断する。以上のように、印刷処理の要求前に、プレビュー表示を行うことで、ユーザが各頁の印刷内容を確認している(印刷領域の設定間違いや、誤った改頁の入力が存在しないと考えられる)ため、制御部211は、再度各頁の印字率を算出する必要がない。この結果、プレビュー表示で各頁の印刷内容を確認したユーザに対して、再度印字率が設定値以下の頁を確認させる必要がない。
なお、上述の実施例では、図2、図6のS13にて印刷処理ウィンドウ31の「OK」ボタン312をユーザが押下したことを検出すると、S14以降の処理(印刷率の算出処理)を行ったが、S13の処理の前に(S11でプリンタドライバを起動し、S12で印刷用データを生成した後に)、S14以降の処理を行ってもよい。
なお、上述の実施例では、印刷管理プログラム213Cを情報処理装置2が起動したが、プリンタ1が起動させてもよい。この場合、例えば、プリンタ1は、情報処理装置2から受信した印刷用データに対して印字率を算出する。そして、印字率の算出結果に応じて表示される警告画面33は、プリンタ1又は情報処理装置2が表示する。また、例えば、プリンタ1は、スキャナを備えており、スキャナから入力された印刷用データに対して印字率を算出する。そして、プリンタ1は、印字率の算出結果に応じて警告画面33を表示する。
上述の実施例の説明は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施例ではなく、特許請求の範囲によって示される。更に、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1…プリンタ
10…制御部
100…印刷管理システム
213B…プリンタドライバ
213C…印刷管理プログラム
32…設定画面
321…基本印字率
322…印字率
33…警告画面

Claims (15)

  1. 画像形成装置による複数頁の印刷用データに対する印刷動作前に、印字率の判定処理を実行する印刷管理プログラムであって、
    印刷開始の指示操作を受け付ける第1ステップと、
    前記指示操作を受け付けた時に、前記印刷用データの少なくとも一部の複数頁に対して、頁毎の印字率を算出する第2ステップと、
    前記印字率が設定値以下の場合に、その旨を報知する第3ステップと、を含む印刷管理プログラム。
  2. 前記第2ステップは、前記頁毎の印字率を算出するとともに、印字率を算出した頁とその頁の印字率とを関連付けて記憶する請求項1に記載の印刷管理プログラム。
  3. 前記設定値の設定入力を更に受け付けるステップを備える請求項1又は2に記載の印刷管理プログラム。
  4. 前記ステップは、モノクロ原稿用の設定値、及びカラー原稿用の設定値の少なくとも一方の設定入力を受け付ける請求項3に記載の印刷管理プログラム。
  5. 前記ステップは、用紙の種類毎に前記設定値の設定入力を受け付ける請求項3に記載の印刷管理プログラム。
  6. 前記ステップは、前記画像形成装置毎に前記設定値の設定入力を受け付ける請求項3に記載の印刷管理プログラム。
  7. 前記第1ステップの実行前に、前記印刷用データの頁毎の印刷内容を確認すると、前記第1ステップ〜前記第3ステップを実行しない請求項1〜6のいずれかに記載の印刷管理プログラム。
  8. 前記第3ステップは、前記印字率が前記設定値以下の頁が連続する場合に、その旨を報知する請求項1〜7のいずれかに記載の印刷管理プログラム。
  9. 前記第2ステップは、全頁の印刷用データに対して、頁毎の印字率を算出する請求項1〜7のいずれかに記載の印刷管理プログラム。
  10. 前記第3ステップは、前記印字率が前記設定値以下の頁の印刷内容を表示する、請求項1〜9のいずれかに記載の印刷管理プログラム。
  11. 前記第3ステップは、前記印字率が前記設定値以下の頁をサムネイル表示する、請求項1〜9のいずれかに記載の印刷管理プログラム。
  12. 前記第3ステップは、前記印字率が前記設定値以下の頁をプレビュー表示する、請求項1〜9のいずれかに記載の印刷管理プログラム。
  13. プリンタドライバに含まれる請求項1〜12のいずれかに記載の印刷管理プログラム。
  14. 複数頁の印刷用データに対する印刷動作を実行する画像形成装置であって、
    前記印刷動作を実行する前に、入力された前記印刷用データの少なくとも一部の複数頁に対して、頁毎の印字率を算出する算出手段と、
    前記印字率が設定値以下の場合に、その旨を報知する報知手段と、を備えた画像形成装置。
  15. 印刷用データに対して印刷動作を実行する画像形成装置と、複数頁からなる印刷用データを前記画像形成装置へ入力する処理装置と、からなる画像形成システムであって、
    前記印刷用データの少なくとも一部の複数頁に対して、頁毎の印字率を算出する算出手段と、前記印字率が設定値以下の場合に、その旨を報知する報知手段と、を前記画像形成装置又は前記処理装置のいずれかに備え、
    前記画像形成装置は、前記印字率が設定値以下の場合に、前記処理装置から受信した印刷用データに対する印刷動作を実行しない制御手段と、を備える印刷管理システム。
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JP2018161786A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム

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