JP2011089263A - 壁下地取り付け工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】建築物内部に間仕切り壁を設置する際に、より小さな力でスペーサをスタッドに取り付けることを可能とし、当該取り付け作業を手の力で行うことを容易かつ確実とする工具を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る壁下地取り付け工具1は、断面略コの字状の間仕切り用壁下地材であるスタッド9に、上記スタッド9の断面形状の変化を防止するスペーサ8を取り付ける壁下地取り付け工具であって、取っ手3と、スペーサ8を上記スタッド9に対して押圧して嵌入する押圧部4と、押圧部4に対して取っ手3の反対側に位置し、スペーサの端部領域に係合可能な係合部5を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築物内部に間仕切り壁を設置する際に、スペーサをスタッドに取り付ける壁下地取り付け工具に関する。
建築物内部に間仕切り壁を設置する場合、まず、JISにより非特許文献1のように定められたランナ、スタッドおよびスペーサにより構成された鋼製下地材を設置し、該鋼製下地材を、壁面となる2枚の石膏などのボードによってはさむ方法が用いられている。ここで、上記スペーサとは、上記スタッドの略コの字状の断面形状がたわみによって変化することを抑制し、剛性を高めるために上記スタッドに嵌めこまれるものであるが、当該はめ込み作業は、上記スペーサを手で直接上記スタッドに押し込むことによって行われる。
JIS A 6517-2002 建築用鋼製下地材(壁・天井)
しかし、上記スペーサを上記スタッドに嵌め込む工程は、手で行うにはきついほどの強い力が必要であるため、体重を掛けてスペーサをスタッドに押し込む等の大きな労力が施工者に強いられることとなっていた。また、荷重不足のために、嵌めこみが不完全となる場合もあった。そして、ややもすると、スタッドを地面に置き、足を使って踏みつけるような状況もあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、その目的は、手の力によってスペーサをスタッドに取り付けることを容易かつ確実とする壁下地取り付け工具を提供することにある。
本発明に係る壁下地取り付け工具は、上記の課題を解決するために、断面略コの字状の間仕切り用壁下地材であるスタッドに、上記スタッドの断面形状の変化を防止するスペーサを取り付ける壁下地取り付け工具であって、取っ手と、上記スペーサを上記スタッドに対して押圧して嵌入する押圧部と、上記押圧部に対して上記取っ手の反対側に位置し、上記スペーサの端部領域に係合可能な係合部とを備えることを特徴としている。
上記スペーサを上記スタッドの断面開口部に取り付ける作業には大きな力が必要であり、手作業によってスペーサをスタッドに取り付ける作業には不便が伴った。
これに対して、上記構成によれば、上記取っ手、上記押圧部および上記係合部は、それぞれ第二の梃子の力点、作用点および支点として働く。第二の梃子とは、力点、作用点および支点がこの順番で配置される梃子のことであり、作用点には力点に加えられた力より大きな力が発生する。それゆえ、上記取っ手に加えた力よりも大きな力が上記押圧部から上記スペーサに加えられる。このため、より小さな力でも上記スペーサを上記スタッドに取り付ける作業を行うことが可能となるので、手で上記作業を行うことが容易かつ確実となる。
また、上記押圧部には、上記押圧部に上記スペーサを固定するための固定手段が設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、上記スペーサは、上記押圧部に設けられた上記固定手段により、作業中に上記スペーサが上記押圧部から外れたり、上記押圧部上で上記スペーサの位置がずれたりしなくなるので、作業をスムーズに行うことが可能となる。
また、上記固定手段は、上記押圧部において上記スペーサを押圧する面である押圧面に埋設された磁石であることが好ましい。
上記構成によれば、上記磁石と上記スペーサの間に働く磁力によって、上記スペーサは、上記押圧面上に保持されるので、作業をよりスムーズに行うことが可能となる。
また、上記固定手段は、上記押圧部において上記スペーサを押圧する面である押圧面上に形成され、上記スペーサに設けられた穴に嵌合する、1または複数の突起部であることが好ましい。
上記構成によれば、上記スペーサは、上記押圧面上に形成された1または複数の突起部によって、上記押圧面上の少なくとも一点で固定される。それゆえ、上記スペーサは、上記押圧面上でずれにくくなるので、作業をよりスムーズに行うことが可能となる。
また、上記係合部には、上記スペーサの端部領域に係合する溝が形成されていることが好ましい。
上記スペーサを取り付ける際、梃子の支点として働く上記係合部は、上記押圧部が上記スペーサに対して加える力とは逆方向の力を上記スペーサに加えなければならない。上記構成によれば、上記溝を形成する面のうち、上記押圧面と略対向する面が上記の方向の力をスペーサに加えることが可能であり、また、溝は容易に形成可能であるので、梃子の支点としての機能を備えた係合部を容易に形成することが可能となる。
また、上記取っ手および上記押圧部は、上記取っ手および上記押圧部の間で上記スペーサを押圧する方向とは逆方向に屈曲した一本の棒状体上に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、上記取っ手および上記押圧部が、上記取っ手および上記押圧部の間で上記スペーサを押圧する方向とは逆方向に屈曲した一本の棒状体上に設けられているため、上記取っ手をスタッドに向けて押し下げる際、スタッドと取っ手との間の隙間が大きくなり、取っ手を持つ手がスタッドに当たりにくくなるため、作業を行いやすくなる。
本発明にかかるスペーサは、上記壁下地取り付け工具によってスタッドに取り付けられることを特徴とするスペーサであって、上記壁下地取り付け工具が有する突起部に対応した位置に、穴部が形成されることを特徴としている。
上記構成によれば、上記スペーサは、上記押圧面上の少なくとも一点で固定され、押圧面上でずれにくくなるので、作業をよりスムーズに行うことが可能となる。
本発明に係る壁下地取り付け工具は、以上のように、断面略コの字状の間仕切り用壁下地材であるスタッドに、上記スタッドの断面形状の変化を防止するスペーサを取り付ける壁下地取り付け工具であって、取っ手と、上記スペーサを上記スタッドに対して押圧して嵌入する押圧部と、上記押圧部に対して上記取っ手の反対側に位置し、上記スペーサの端部領域に係合可能な係合部を備える構成である。
それゆえ、上記取っ手、上記押圧部および上記係合部は、それぞれ梃子の力点、作用点および支点として働き、梃子の原理によって、上記取っ手に加えた力よりも大きな力が上記押圧部から上記スペーサに加えられる。よって、より小さな力でも上記スペーサを上記スタッドに取り付ける作業を行うことが可能となるので、手で上記作業を行うことを容易かつ確実とすることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る下地取り付け工具の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスペーサの構成を示す斜視図である。 一般的に用いられる間仕切り用壁の下地の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るスタッドの構成を示す斜視図である。 壁下地取り付け工具にスペーサを装着した状態を示す斜視図である。 装着した壁下地取り付け工具およびスペーサをスタッドの内部に挿し入れた状態を示す斜視図である。 (a)は、リップ部に切欠き部がかみ合わされた状態を示す斜視図であり、(b)は、その際の挿入部とリップ部の位置関係を示す図であり、(c)は、挿入部がスタッド9の断面内部に挿入される際の両者の位置関係を示す図である。 (a)はスペーサがスタッドに取り付けられられた状態を示す斜視図であり、(b)はスペーサがスタッドに取り付けられられた状態における、挿入部とリップ部の位置関係を示す図である。 本発明の別の形態に係る壁下地取り付け工具の主要部を示す上面図である。 本発明の別の形態に係るスペーサの構成を示す上面図である。 本発明の別の形態に係る壁下地取り付け工具の主要部を示す上面図である。 本発明の別の形態に係るスペーサの構成を示す上面図である。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態について図1〜図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
(壁下地取り付け工具1の構成)
まず、壁下地取り付け工具1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る壁下地取り付け工具1の構成を示す斜視図である。同図に示すように、壁下地取り付け工具1は、シャフト(棒状体)2、取っ手3、押圧部4、係合部5、磁石(固定手段)6、突起部(固定手段)7を備えている。
シャフト2は、中央付近にて取っ手3および押圧部4の間でスペーサ8を押圧する方向とは逆方向に約15°屈曲した「くの字」形状のステンレス製の棒状体であり、一方の端部に取っ手3を備え、他方の端部と上記屈曲箇所との中点付近には押圧部4を備えている。
取っ手3はゴム製で、シャフト2よりも太く、片方の端部が半球状の、略円柱形状をしている。そして、半球状とはなっていない端部底面の中央に設けられた穴にシャフト2が挿入されている。換言すれば、取っ手3はシャフト2上に設けられている。なお、取っ手3は上述のようなものである必要はなく、例えばプラスチック製であってもよいし、シャフトの端部付近において、滑り止めの表面処理を施し、該被表面処理部分を取っ手3としてもよい。
押圧部4は正方形の面と長方形の面からなる直方体形状のアルミニウム合金製のブロックであり、対面する2つの長方形面のそれぞれ略中央をシャフト2が貫通している。換言すれば、押圧部4はシャフト2上に設けられている。そして、残りの長方形面のうち、シャフト2が屈曲した取っ手3の方向とは反対側の面である押圧面4aと、係合部5とを有し、前記押圧面4a上には、磁石6および突起部7が設けられている。
係合部5は、押圧部4に対して上記取っ手3の反対側の押圧面4a端部から、押圧面4aの上方に延長して設けられており、後述するスペーサ8の被係合部(端部領域)84に係合可能な溝5aを設けている。
磁石6は、フェライト磁石であり、亜鉛めっき鋼製のスペーサ8を磁力によって押圧面4a上に保持する。押圧面4aの中央の領域には凹部が形成されており、磁石6は当該凹部6aに埋設されている。磁石6は、永久磁石であってスペーサ8を保持できる磁束を持つものであればフェライト磁石には限られない。例えば、ネオジム磁石でも代用が可能である。
突起部7は、押圧面4a上の上記凹部6aの左右両側の2箇所に設けられており、後述するスペーサ8に設けられた2つの穴81aにそれぞれ嵌合することで、スペーサ8の、押圧面4a上での位置のずれを防止する。
(スペーサ8およびスタッド9の構成)
次に、スペーサ8の構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るスペーサ8の構成を示す斜視図である。同図に示すように、スペーサ8は、板金によって構成されており、被押圧部81と、挿入部83と、被係合部84とを備える。被押圧部81上には2つの穴部81aが形成されており、被係合部84は切欠き部82aを有し、挿入部83は切欠き部82bを有している。スペーサ8は亜鉛めっき鋼製であるが、磁性体であれば何で作られていてもよく、例えばステンレス鋼で作られていてもよい。
被押圧部81は、後述するスタッド9に取り付けられる際、押圧部4によって押圧される部位であり、被押圧部81は、スタッド9に取り付けられると、スタッド9の長方形断面の一辺としてスタッド9の剛性を高める働きをする。上記被押圧部81の働きにより、スペーサ8は、上記スタッドの断面形状の変化を防止する。
穴部81aは、被押圧部81上の2つの突起部7にそれぞれ対応する2箇所に設けられており、上記突起部7が2つの穴部81aにそれぞれ嵌合することで、スペーサ8の押圧面4a上での位置のずれを防止する。ただし、突起部7および穴部81aの個数は2つでなくともよく、穴部81aを設けた結果、スペーサ8が必要な強度を保つことが出来る限り何個設けられていてもよい。
切欠き部82aおよび82bは、後述するリップ部91がちょうどはまり込む形状をしており、計4箇所の切欠き部82aおよび82b全てにリップ部91がはまり込むことで、スタッド9への、スペーサ8の取り付けは完了する。
挿入部83は、左右両側が緩やかなカーブを描いており、被押圧部81から離れる方向に向かって幅が狭くなるテーパ状の形状をしている。
被係合部84は、穴部81aとの位置関係が、溝5aと突起部7との位置関係が対応する位置に設けられている。よって、後述のように突起部7が穴部81aに嵌合すると、被係合部84は係合部5に係合される。
次に、スペーサ8およびスタッド9を用いて構成される間仕切り用壁の下地について図3を用いて説明する。
図3は一般的に用いられる間仕切り用壁の下地の構成を示す斜視図である。同図に示すように、上記構造物は、スペーサ8、スタッド9およびランナ10から構成され、天井および床に一本ずつ並行に設けられたランナ10の間にスタッド9が鉛直かつ400mm間隔で設けられている。そして、各スタッド9には、スペーサ8が600mm間隔で取り付けられる。
次にスタッド9の構成について、図4を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係るスタッド9の構成を示す斜視図である。スタッド9は、上記のように、間仕切り用壁下地材であり、同図に示すように、リップ溝鋼に近い形状をしており、リップ部91を備えている。換言すればスタッド9は断面コの字状であり、当該コの字の両先端にリップ部91を備えたものである。
上記スタッド9の断面形状は長方形の一辺が欠けた形であると言えるが、上記スペーサ8がスタッド9に取り付けられることにより、上記欠けた一辺が部分的に補われることになり、スタッド9の剛性が高くなる。
(壁下地取り付け工具1による、スタッド9へのスペーサ8の取り付け方法)
以下では、壁下地取り付け工具1による、スタッド9へのスペーサ8の取り付け方法を、図5−8を用いて説明する。
まず、壁下地取り付け工具1にスペーサ8を装着する作業を行う。
図5は、壁下地取り付け工具1にスペーサ8を装着した状態を示す斜視図である。同図のように穴部81aに突起部7を嵌入させ、係合部5を被係合部84に係合させる。このように装着することで、被押圧部81は、2つの突起部7により位置決めされ、また磁石6との間に働く磁力により押圧部4上に保持される。よって、スペーサ8は壁下地取り付け工具1から外れにくくなる。また、このような装着方法とすることで、すでに係合部5を被係合部84に係合させた状態となるので、後述のように、壁下地取り付け工具1およびスペーサ8をスタッド9にセットした後そのままの動作で、押圧動作に移ることが可能となる。
次に、スペーサ8を装着した壁下地取り付け工具1をスタッド9の内部に挿し入れる。
図6は、上記装着した壁下地取り付け工具1およびスペーサ8をスタッド9の内部に挿し入れた状態を示す斜視図である。また、図7(a)は、リップ部91と切欠き部82aとがかみ合わされた状態を示す斜視図であり、(b)は、その際の挿入部83とリップ部91の位置関係を示す図であり、(c)は、挿入部83がスタッド9の断面内部に挿入される際の両者の位置関係を示す図である。
図6に示すように、スペーサ8を装着した壁下地取り付け工具1を、スタッド9の開口面から内部へ斜めに挿し入れ、切欠き部82aとリップ部91との位置を合わせる。この状態からスペーサ8を装着した壁下地取り付け工具1を回転させて図7(a)のように切欠き部82aとリップ部91とをかみ合わせ、さらに図7(a)の矢印の方向に取っ手3を動かすことで、図7(b)の状態から挿入部83がリップ部91に押し当たって図7(c)の状態へと移行する。
図8(a)は、スペーサ8がスタッド9に取り付けられられた状態を示す斜視図であり、(b)はスペーサ8がスタッド9に取り付けられられた状態における、挿入部83とリップ部91との位置関係を示す図である。
図7(c)に示す状態から取っ手3をさらに押し下げると、押圧部4が被押圧部81を押圧することにより、挿入部83はリップ部91を両側に押し広げながら下降し、最後に、図8(b)に示すように、リップ部91が切欠き部82bにはまり込む。図8(a)はこの状態を示す斜視図であるが、壁下地取り付け工具1を磁石6の磁力に抗して、取っ手3を押し上げつつ前に押すことで、穴部81aから突起部7を、被係合部84から係合部5を外し、壁下地取り付け工具1からスペーサ8を取り外すことができる。以上で、スペーサ8の取り付けは完了する。
ここで、図7(c)において、リップ部91を押し広げながら挿入部83が下降する際には、スタッド9の弾性力に逆らってリップ部91を押し広げるため、大きな力が必要になる。しかし壁下地取り付け工具1は、取っ手3と、押圧部4と、係合部5とを、それぞれ力点と、作用点と、支点とする梃子となり、更に、上記3点は上記の順番で並ぶ。よって、取っ手3に力を加えた場合、より大きな力で押圧部4が被押圧部81を押圧するので、取っ手3に加える力はより小さい力で済む。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態について図9および10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、実施の形態1と同様の部材に関しては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図9は本発明の別の形態に係る壁下地取り付け工具21の主要部を示す上面図であり、図10は本発明の別の形態に係るスペーサ28の構成を示す上面図である。
図9に示すように、壁下地取り付け工具21は、押圧部24が、突起部7を中央部に1つだけ備えた押圧面24aを有する点において、第1の実施形態に係る壁下地取り付け工具1とは異なる。また、図10に示すように、スペーサ28は、中央部に穴部81aを備えた被押圧部281を有する点において、第1の実施形態に係るスペーサ8とは異なる。
スペーサ28を壁下地取り付け工具21に装着し、さらにスタッド9に取り付ける手順については、第1の実施形態において説明した手順と同様であるので、ここでは省略する。
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について図11および12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、実施の形態1と同様の部材に関しては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図11は本発明のさらに別の形態に係る壁下地取り付け工具41の主要部を示す上面図であり、図12は本発明のさらに別の形態に係るスペーサ48の構成を示す上面図である。
図11に示すように、壁下地取り付け工具41は、押圧部44が、突起部7を備えていない押圧面44aを有する点において、第1の実施形態に係る壁下地取り付け工具1とは異なる。また、図12に示すように、スペーサ48は、中央部に穴部81aが形成されていない被押圧部481を有する点において、第1の実施形態に係るスペーサ8とは異なる。
スペーサ48を壁下地取り付け工具41に装着し、さらにスタッド9に取り付ける手順については、穴部に突起部を嵌入させる作業が不要となる以外は、第1の実施形態において説明した手順と同様であるので、ここでは省略する。
本発明は、建築物内部に間仕切り壁を設置する作業に利用することができる。
1 壁下地取り付け工具
21 壁下地取り付け工具
41 壁下地取り付け工具
2 シャフト
3 取っ手
4 押圧部
24 押圧部
44 押圧部
4a 押圧面
24a 押圧面
44a 押圧面
5 係合部
5a 溝
6 磁石
6a 凹部
7 突起部
8 スペーサ
28 スペーサ
48 スペーサ
9 スタッド
81 被押圧部
281 被押圧部
481 被押圧部
81a 穴部
84 被係合部
91 リップ部

Claims (7)

  1. 断面略コの字状の間仕切り用壁下地材であるスタッドに、上記スタッドの断面形状の変化を防止するスペーサを取り付ける壁下地取り付け工具であって、
    取っ手と、
    上記スペーサを上記スタッドに対して押圧して嵌入する押圧部と、
    上記押圧部に対して上記取っ手の反対側に位置し、上記スペーサの端部領域に係合可能な係合部とを備えることを特徴とする、壁下地取り付け工具。
  2. 上記押圧部には、上記押圧部に上記スペーサを固定するための固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の壁下地取り付け工具。
  3. 上記固定手段は、上記押圧部において上記スペーサを押圧する面である押圧面に埋設された磁石であることを特徴とする請求項2に記載の壁下地取り付け工具。
  4. 上記固定手段は、上記押圧部において上記スペーサを押圧する面である押圧面上に形成され、上記スペーサに設けられた穴に嵌合する、1または複数の突起部であることを特徴とする請求項2に記載の壁下地取り付け工具。
  5. 上記係合部には、上記スペーサの端部領域に係合する溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の壁下地取り付け工具。
  6. 上記取っ手および上記押圧部は、上記取っ手および上記押圧部の間で上記スペーサを押圧する方向とは逆方向に屈曲した一本の棒状体上に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の壁下地取り付け工具。
  7. 請求項4に記載の壁下地取り付け工具によってスタッドに取り付けられることを特徴とするスペーサであって、上記壁下地取り付け工具が有する突起部に対応した位置に、穴部が形成されることを特徴としたスペーサ。
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