JP2011088013A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】時短状態と通常状態とに変移可能であって、大当り状態として大入賞口の開放時間が長い第一大当り状態と、短い第二大当り状態とを備え、大当り状態中では通常状態とされている遊技機であって、遊技機の状態が時短状態と大当り状態に関してどのような状態にあるかに基づき所定の情報信号(大当り信号β)を生成する情報信号生成手段と、該所定の情報信号を外部に出力する外部情報出力基板とを備えるとともに、情報信号生成手段が、時短状態である場合、第一大当り状態にある場合、終了後に時短状態が付与される第二大当り状態にある場合のいずれかである場合には前記所定の情報信号を生成し、終了後に時短状態が付与されない第二大当り状態にある場合には前記所定の情報信号を生成しないことを特徴とする遊技機。
【選択図】図13
Description
大当り状態における遊技(大当り遊技)では、遊技領域内に設けられた大入賞口が備える大入賞口扉が開動作して大入賞口へ遊技球が入賞するチャンスが与えられ、遊技者には入賞した遊技球の数に応じて多数の賞球を獲得しうる機会が与えられる。
また、大当り遊技中は、大入賞口への遊技球の入賞率を所望に維持する必要があることから、遊技球が始動口に入球しやすくする必要はなく、遊技機は第二状態をとることが一般的である。
管理装置では、遊技機ごとに時短状態(第一状態)と通常状態(第二状態)とに分けてベースが計算され、遊技店では遊技機ごとに所望の賞球率となるよう、各遊技領域に多数設けられた釘や風車の向きなどを微調整することで遊技球の流路を調節している。
したがってかかる遊技機の場合、第二大当りが当選したことを遊技者に容易に知得されないよう、第二大当りの大当り遊技中にはラッキーランプにおける発光演出を行わないことが通常である。
すなわち、第二大当りによって得られる賞球数の期待値は小当りと同程度に僅かであることから、遊技機が通常状態にあるときに当選した第二大当りがその後に時短状態を伴わないものである場合、ベース管理上は単なる小当りが当選したのと何ら変わりがない。
ここで、遊技店には遊技機が多数設置される一方、管理装置は情報の一括管理の要請から通常一台であり、したがってベース管理に不要な情報の取り込みは極力排除することが求められている。
また上記のように第二大当りは遊技者に不意の確変状態や時短状態を付与することを主たる目的として用意されているところ、通常状態で当選した第二大当りが以後に時短状態を伴わない場合については、遊技者の無用な期待感を味わわせないよう、第二大当り遊技中の僅かな時間にのみラッキーランプを発光演出させることは控えることが好ましい。
すなわち、遊技機が時短状態にあるときに当選した第二大当りが、その終了後に再度の時短状態を伴うものであった場合、上述のように第二大当り中は短時間ながらも遊技機が通常状態に移行することから、ラッキーランプにあっては発光演出が一旦停止して遊技者には時短状態の終了かと一瞬の不安を覚えさせることがない。
(1)遊技領域内に設けられ、前記遊技領域内を転動流下する遊技球が入球しやすい第一状態と、前記遊技球が入球しにくい第二状態とに変移可能な始動口と、
前記始動口の状態が、第一状態または第二状態のいずれであるかを判定する入球率向上状態判定手段と、
遊技球が前記始動口に入球したことを契機として、遊技者に大当り状態を付与するか否かを決定する大当り抽選をおこなう大当り抽選手段と、
前記大当り抽選に当選した場合に、前記入球率向上状態判定手段による判定結果に基づいて、前記付与されることとなる大当り状態の終了後に、前記始動口を第一状態に変移させるか否かを決定する入球率向上状態付与決定手段と、
前記遊技領域内に設けられ、大当り状態が付与された場合に開放されて遊技球が入賞可能となる大入賞口と、
を備え、
前記大当り状態は、前記大入賞口が開放されてから閉鎖されるまでを1回とするラウンドが1回もしくは複数回繰り返しておこなわれるラウンド遊技であって、かつ前記ラウンド数が多いもしくは1回のラウンドにおける前記大入賞口の開放時間が長い第一大当り状態、または、前記ラウンド遊技であって、前記ラウンド数が少ないもしくは1回のラウンドにおける前記大入賞口の開放時間が短い第二大当り状態が、遊技者に選択的に付与され、
前記第一および第二大当り状態中には前記始動口が第二状態をとる遊技機であって、
前記遊技機の状態が前記大当り状態であるか否かを判定する大当り状態判定手段と、
入球率向上状態判定手段による判定結果に基づく始動口の状態及び大当り状態判定手段による判定結果に基づく遊技機の状態に応じた所定の情報信号を生成する情報信号生成手段と、
前記所定の情報信号を前記遊技機の外部に出力するための外部情報出力基板と、を備えるとともに、
前記情報信号生成手段が、
(i)大当り状態判定手段により判定された前記遊技機の状態が前記第一大当り状態である場合、及び、
(ii)大当り状態判定手段により判定された前記遊技機の状態が前記第二大当り状態である場合であって、かつ、遊技機の状態がその第二大当り状態の終了後に前記始動口が第一状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合、並びに、
(iii)入球率向上状態判定手段により判定された前記始動口の状態が第一状態である場合、のいずれかの場合に該当するときには、前記所定の情報信号を生成し、
(iv)大当り状態判定手段により判定された前記遊技機の状態が前記第二大当り状態である場合であって、かつ、遊技機の状態がその第二大当り状態の終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には、前記所定の情報信号を生成しない、ことを特徴とする遊技機;
(2)入球率向上状態判定手段の判定結果に基づいて、前記始動口が第一状態にあることを示す第1信号を生成する第1信号生成手段を、更に備え、
外部情報出力基板は、前記所定の情報信号を前記遊技機の外部に出力するための端子を備えるとともに、前記生成された第1信号を遊技機の外部に出力するため第1端子を更に備える、上記(1)に記載の遊技機;
(3)大当り状態判定手段の判定結果に基づいて、前記遊技機が大当り状態にあることを示す第2信号を生成する第2信号生成手段を、更に備え、
外部情報出力基板は、前記所定の情報信号を前記遊技機の外部に出力するための端子を備えるとともに、前記生成された第2信号を遊技機の外部に出力するため第2端子を更に備えており、
前記第2信号生成手段が、
(i)前記遊技機が前記第一大当り状態にある場合、および
(ii)前記遊技機が前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第一状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合、には前記第2信号を生成し、
(iii)前記遊技機が前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には前記第2信号を生成しない、ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の遊技機;
を要旨とする。
(4)第2信号生成手段が、
前記遊技機が、始動口が第一状態にあるときに行われた前記抽選に当選したことによって付与された前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には、前記第2信号を生成する上記(3)に記載の遊技機;
(5)第2信号生成手段が、
前記遊技機が、始動口が第一状態にあるときに行われた前記抽選に当選したことによって付与された前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には、前記第2信号を生成しない上記(3)に記載の遊技機;
によっても上記本発明の目的を達成することができる。
以下、パチンコ機の全体的な機器構成と制御構成について概説した後、本発明においてさらに特徴的な特別図柄当りおよび情報信号の出力について説明する。
図1はパチンコ機10の機表側の模式図、図2は多数の釘によって遊技球の流れに変化を与えつつこれを転動させる経路が形成された遊技盤103の正面図である。また図3はパチンコ機10の機裏側の模式図、図4は外部情報出力基板50に関する図3の拡大図である。図5は、パチンコ機10を構成する各機器の電気的接続を示すブロック図である。
なお、以下の説明において機表側とは遊技者がパチンコ機10に対面する側、機裏側とはその裏面側をいう。
図2に示すように、本実施形態のパチンコ機10では、始動口は上下に二つ設けられている。上側の始動口(上始動口)20aには、ステージ128の球出口から落下した遊技球と、ステージ128を経由せずに遊技領域113を転動流下してきた遊技球が常に入賞可能となっている。また、下側の始動口(下始動口)20bは普通電動役物ソレノイド221によって開閉羽根22が開放されることによって入賞可能となる。
また大当り状態は複数種類が用意されており、ラウンド数がより多い、および/または1回のラウンド数における大入賞口24の開放時間がより長い第一大当り状態と、逆にランド数がより少ない、および/または1回のラウンド数における大入賞口24の開放時間がより短い第二大当り状態とが存在する。
本発明の遊技機においては、後述のように第一大当り状態および第二大当り状態としてそれぞれさらに複数種類の態様により大入賞口24が開放される異なる大当りとして用意されていてもよい。
小当り状態とは、その当選により役物連続作動装置は作動せず、大入賞口24などの入賞口が1回または複数回単発的に開放されて遊技球が入賞可能になるとともに、当該当選によってパチンコ機10が通常状態から時短状態に移行したり、逆に時短状態から通常状態に移行したりすることのない遊技機の状態をいう。
本実施形態のパチンコ機10における小当り状態は、上記第二大当り状態において大入賞口24が開放されるのと同様の開放時間およびラウンド数にて行われる。
なお本発明において小当り状態と第二大当り状態のラウンド遊技とで大入賞口24の開放態様が同様であるとは、本実施形態のように大入賞口24の開放時間と開放回数がまったく同一である場合のほか、遊技者にとって両者の開放態様が容易に識別できない場合や、大入賞口24への遊技球の入賞によって獲得される賞球数の期待値の差がベース管理の上で実質的に差異を生じない程度である場合を含む。
主制御基板16による大当り抽選や小当り抽選に当選すると、遊技者に付与される大当り状態または小当り状態に応じていずれの大入賞口(24a,24b)が開放されるかが主制御基板16によって決定されると、サブ統括制御基板17によって駆動される大入賞口ソレノイド231により、該当する大入賞口の大入賞口扉23が開放されて遊技球が入賞可能となる。
遊技球がゲート125を通過したことを普通図柄検知スイッチが検知すると、主制御基板16にて普通図柄の当選または落選を決定する普通図柄抽選が行われる。普通図柄抽選の当落結果に応じて、普通図柄表示装置135では普通図柄の変動表示(普通図柄変動ゲーム)が行われた後、所定の表示パターンにて停止表示がなされる。抽選結果が当選であった場合は、開閉羽根22が開放状態となって始動口20bへの遊技球の入賞確率が上昇する。普通図柄変動ゲーム中に他の遊技球がゲート125を通過した場合は、当該通過を示す信号を後述するメインRAMに記憶することで、これを保留球(普通図柄始動保留球)としてストックする。当該保留球は最大4個までストックされることが一般的である。
本発明およびその具体的実施形態にかかるパチンコ機10において外部情報出力基板50より出力される情報信号については後記に詳述する。
払出制御基板156は、遊技球を払い出す払出ユニット161の動作を制御する払出制御装置として機能し、賞球または貸し球として払い出す遊技球の払い出しに関する払出制御を実行する。発射制御基板157は、弾球装置119の操作状態を検知し、その検知結果に応じて遊技球の発射強度などの発射制御を実行する。主制御中継端子板158は、電源基板155、払出制御基板156および発射制御基板157と主制御基板16との間に接続される基板である。主制御中継端子板158は、各基板間で送受信される制御信号(制御コマンド)を中継する機能を有し、主制御基板16と、電源基板155、払出制御基板156および発射制御基板157との間の制御信号(制御コマンド)の送受信を中継する。
払出制御基板156には、払出確認スイッチ168と、エラー検出手段としての満杯スイッチ169とが接続されている。満杯スイッチ169は、上球皿105と下球皿108とを連結する溢れ球通路(図示せず)の途中に設置されている。パチンコ機10は、下球皿108の満杯状態を満杯スイッチ169で検出し、遊技者に遊技球の外部排出を促す制御(満杯状態の報知など)を実行するように構成されている。
遊技球等貸出装置接続端子板159は、カードユニット装置163と、球貸し操作基板164と、払出制御基板156とを接続する基板である。
払出ユニット161は、球タンク151に貯留された遊技球を上球皿105または下球皿108に払い出す装置であり、遊技球の払出数をカウントする払出計数センサ161aと、樋部材152に滞留する遊技球を所定数ずつ排出する払出ソレノイド161bと、これを駆動制御する払出制御センサ161cとを備えている。
サブ統括制御基板17は、主制御基板16が出力する制御信号が入力され、演出表示装置140、枠用ランプ115、盤用ランプ116、およびスピーカ117などの演出装置を統括的に制御するための制御信号を、演出表示制御基板18や音声・ランプ制御基板19に出力する。
音声・ランプ制御基板19は、主制御基板16およびサブ統括制御基板17の出力する制御信号に基づき、枠用ランプ115や盤用ランプ116の発光態様と、スピーカ117の音声出力態様を専門的に制御するサブ基板である。
演出表示制御基板18は、主制御基板16およびサブ統括制御基板17の出力する制御信号に基づき、演出表示装置140の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像)を専門的に制御するサブ基板である。また、サブ統括制御基板ケース17Kおよび演出表示ユニット165の機表側には、特別図柄表示装置130および普通図柄表示装置135に対応する位置に、図柄表示基板167が装着されている。
図柄表示基板167は、主制御基板16の出力する制御信号に基づき、特別図柄表示装置130および普通図柄表示装置135の表示態様(図柄などの表示画像)を専門的に制御するサブ基板である。
また主制御基板16には賞球残数表示基板170が接続されており、主制御基板16が出力する制御信号を入力することにより賞球残数表示装置171の表示内容を制御している。
次に、パチンコ機10の制御構成を図6のブロック図に基づき説明する。
主制御基板16は、メインCPU26a、メインROM26b、メインRAM26c、およびこれらを接続する主制御回路を備え、遊技機全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて各種の制御信号(制御コマンド)を出力する。
乱数としては、(a)普通図柄変動ゲームでの当否を判定する当り判定用乱数、(b)特別図柄変動ゲームでの大当りまたは小当りの当否を判定する特別図柄当り判定用乱数、(c)大当り当選の際に特別図柄表示装置130で停止表示される特別図柄を決定する大当り図柄用乱数、(d)小当り当選の際に特別図柄表示装置130で停止表示される特別図柄を決定する小当り図柄用乱数、(e)上記(a)〜(d)の内部抽選に偏りが生じないよう乱数の初期値を経時的に変化させるための各初期値用乱数、(f)特別図柄変動ゲームの抽選に外れた場合に演出表示装置140で行われる演出図柄の変動表示演出において、大当りの当選を予感させるいわゆるリーチ状態を伴うか否かを判定するリーチ判定用乱数、(g)特別図柄表示装置130における特別図柄変動ゲームの開始から停止までの時間を示す変動パターンを選択抽選する変動パターン振分乱数、などが例示される。
特別図柄当り判定用乱数(b)、大当り図柄用乱数(c)および小当り図柄用乱数(d)は、遊技球が上始動口20aまたは下始動口20bに入球したことをそれぞれ上始動口スイッチ21aや下始動口スイッチ21bが検知した場合に該スイッチより主制御基板16に送られる検知信号をメインCPU26aが知得することによって取得される。
すなわちメインRAM26cおよびこれから時短状態フラグを読み出すメインCPU26aは、始動口20の状態が時短状態(第一状態)または通常状態(第二状態)のいずれであるかを判定する入球率向上状態判定手段として機能する。
すなわちメインCPU26aおよびこれを備える主制御基板16は、遊技球が始動口20に入球したことを契機として、遊技者に大当り状態を付与するか否かを決定する大当り抽選をおこなう大当り抽選手段として機能する。
このとき、特に大当り状態の終了後にパチンコ機10に時短状態を付与するか否かの決定は、大当り当選の契機となった遊技球が始動口20に入球したときのパチンコ機10の状態(時短状態または通常状態)と、大当り図柄用乱数(c)の取得値に基づいて決定されることが好ましい。
すなわちメインCPU26aおよびこれを備える主制御基板16は、大当り抽選に当選した場合に、入球率向上状態判定手段による時短状態または通常状態の判定結果に基づいて、付与されることとなる大当り状態の終了後に、始動口20を第一状態に変移させるか否かを決定する入球率向上状態付与決定手段として機能する。
また、メインCPU26aは、変動パターン振分乱数(g)の値を読み出し、該値に基づきはずれリーチ演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。なお、はずれリーチ演出は、演出図柄変動表示が、リーチ演出を経て最終的にはずれの図柄組み合わせを確定停止表示するように展開される演出である。
また、メインCPU26aは変動パターン振分乱数(g)の値を読み出し、該値に基づきはずれ演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。はずれ演出は、図柄変動表示が、リーチ演出を経ることなく、最終的にはずれの図柄組み合わせを確定停止表示するように展開される演出である。
具体的には、主制御基板16から変動パターンコマンドと図柄指定コマンドが入力されると、変動パターンに基づいて演出表示装置140における演出パターンや演出図柄を決定する。例えば、主制御基板16から入力された変動パターンがリーチを示す変動パターンであった場合、統括CPU27aは、リーチ図柄を決定すると共に、複数ある演出パターンのうちからいずれを演出表示装置140に表示させるかを決定する。そして、決定した内容を示すコマンドを生成して演出表示制御基板18に対して該コマンドを出力する。
演出表示制御基板18には、演出表示制御CPU28a、演出表示制御ROM28b、演出表示制御RAM28cのほか、図示しない演出表示データROM、演出表示データRAM、およびこれらを接続する演出表示制御回路などが設けられている。演出表示制御ROM28bには、演出表示装置140の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、演出表示データROMには、演出データとしての画像データが記憶されている。画像データには、図柄変動表示の演出内容を演出表示装置140に画像表示するための動画像用のデータを含む。また、演出データRAMには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
本実施形態のパチンコ機10においては、第一大当り状態として以下の大当りi〜iv、第二大当り状態として大当りvとvi、および小当り状態として小当りviiが用意されている。
(大当りii)付与されるラウンド遊技のラウンド数が多く(例えば16ラウンド)、各ラウンドでは上大入賞口24aが、(1)遊技球が所定数(例えば9個)入賞するか、または(2)比較的短時間(例えば2.6秒間)の開放が3回まで繰り返され、かつ当該大当り遊技状態の終了後、次の大当り判定に当選するまで確変状態と時短状態がともに付与される大当り;
(大当りiii)付与されるラウンド遊技のラウンド数が多く(例えば16ラウンド)、各ラウンドでは上大入賞口24aが、(1)遊技球が所定数(例えば9個)入賞するか、または(2)比較的短時間(例えば2.6秒間)の開放が2回まで繰り返され、かつ当該大当り遊技状態の終了後、次の大当り判定に当選するまで確変状態と時短状態がともに付与される大当り;
(大当りiv)付与されるラウンド遊技のラウンド数が多く(例えば16ラウンド)、各ラウンドでは上大入賞口24aが、(1)遊技球が所定数(例えば9個)入賞するか、または(2)比較的短時間(例えば2.6秒間)の開放が1回のみおこなわれ、かつ当該大当り遊技状態の終了後、次の大当り判定に当選するまで確変状態と時短状態がともに付与される大当り;
(大当りv)付与されるラウンド遊技のラウンド数が少なく(例えば2ラウンド)、各ラウンドでは上大入賞口24aが、(1)遊技球が所定数(例えば9個)入賞するか、または(2)ごく短時間(例えば0.6秒間)の開放が1回のみおこなわれ、かつ当該大当り遊技状態の終了後、次の大当り判定に当選するまで確変状態が付与される大当り;
(大当りvi)付与されるラウンド遊技のラウンド数が少なく(例えば2ラウンド)、各ラウンドでは上大入賞口24aが、(1)遊技球が所定数(例えば9個)入賞するか、または(2)ごく短時間(例えば0.6秒間)の開放が1回のみおこなわれ、かつ当該大当り遊技状態の終了後に確変状態が付与されない大当り;
(小当りvii)付与されるラウンド遊技のラウンド数が少なく(例えば1ラウンド)、当該ラウンドでは上大入賞口24aが、(1)遊技球が所定数(例えば9個)入賞するか、または(2)ごく短時間(例えば0.6秒間)の開放が2回まで繰り返される小当り;
すなわち当該当選の契機となった遊技球の始動口20への入賞の際にパチンコ機10が時短状態であった場合も、これらの特別図柄当り状態の際にパチンコ機10は通常状態に変移する。
パチンコ機10が時短状態にある場合に始動口20に遊技球が入球したことによって取得された特別図柄当り判定用乱数(b)が大当りvまたはviに該当する大当り判定値と一致したことによって当該大当りvまたはviに当選した場合は、当該大当りvまたはviの終了後に、次の大当り判定に当選するまでの時短状態が付与され、すなわち当該大当りvまたはviの当選によって時短状態が継続される。
一方、パチンコ機10が通常状態にある場合に同じく当該大当りvまたはviに当選した場合は、当該大当りvまたはviの終了後に、100回の特別図柄変動ゲームが実行されるまで時短状態が付与される。
したがってかかる関係とすることにより、弾球装置119より発射された遊技球が大入賞口24に至るまでの時間に揺らぎがあったとしても、小当りviiおよび第二大当り状態v,viにおいて開放された大入賞口24は、いずれも実質的に上記閉鎖条件(2)によって、すなわち上記最大開放時間の経過によって閉鎖されることとなる。
したがって本実施形態の小当りviiおよび第二大当り状態v,viでは、パチンコ機10の内部的にはラウンド数が1ラウンドまたは2ラウンドと異なり、役物連続作動装置が作動するか否かという相違があるものの、遊技者から見た大入賞口24の開閉態様としてはいずれも、大入賞口24のごく短時間(例えば0.6秒間)の開放が2回繰り返されるのみであって両者はまったく等しいものとなる。すなわち本実施形態のパチンコ機10は、第二大当り状態と小当り状態とで大入賞口24の開閉態様が同様である。
また小当りviiに関しては、その終了後に新たに時短状態も確変状態も付与されることはなく、したがって当該小当りviiの当選の契機となった始動口20への入球の瞬間にパチンコ機10が時短状態または確変状態であった場合は、当該時短状態または確変状態が小当りviiの終了後にも継続され、パチンコ機10が通常状態であった場合は小当りviiの終了後もパチンコ機10は通常状態をとる。
このため本実施形態のパチンコ機10においては、ひとたび発生した時短状態(第一状態)は、大当りviが当選し、その後に他の大当りに当選することなく特別図柄変動ゲームが100回消化されるまで消滅しない(第二状態に変移しない)こととなる。
しかし、第二大当り状態である大当りvおよびviと、小当りviiとは大入賞口24の開放態様のみによってはいずれの当りであるかが遊技者には判別できないことから、そのいずれかが当選した際に遊技者の興趣は大いに喚起される。
すなわち本実施形態のパチンコ機10においては、これら三種の当り当選時における演出表示装置140の演出態様は互いに判別不可能に共通設定とされている。またこれら三種の当り当選時の停止表示パターンが互いに判別可能に設定されている特別図柄表示装置130は遊技盤103の比較的目立たない位置に設けられ、かつ停止表示パターンは大当りv,viおよび小当りviiについてそれぞれ複数通りに用意されている。したがって大入賞口24がごく短時間かつ僅かに2回開放されたことを知得して大当りv,viまたは小当りviiのいずれかが当選したことを知った遊技者は、その瞬間の特別図柄表示装置130の停止表示パターンを確認していずれの当りであったかを判別することはきわめて困難である。その一方、大当りvはその当選後にパチンコ機10が確変状態となって遊技者はきわめて有利な状態であるのに対し、大当りviの当選後にはパチンコ機10が低確率状態にあり遊技者の期待度は低くなるという大きな相違がある。したがって確変状態、時短状態とも当選前の状態を引き継ぐ小当りviiが当選した場合を含め、大当りv,viのいずれが当選した場合も、遊技者はパチンコ機10が確変状態となっていること(すなわち大当りvが当選したこと)を期待して遊技を行うことができる。
図3および図4に示す外部情報出力基板50には、情報信号をそれぞれ出力する複数のコネクタ51〜58がパチンコ機10の背面側に向けて設けられている。このうちコネクタ57は島設備のラッキーランプ60と接続され、他のコネクタはホールコンピュータ70と接続される。
一方、前枠104が中枠102に対して、および中枠102が外枠101に対してそれぞれ閉鎖されると扉開放検知スイッチ154は再びオンとなり(同図(a):時刻B)、扉開放検知スイッチ154から発せられる扉開放信号は停止される(同図(b):時刻B)。
なお、かかる図柄確定回数信号(同図(b))は、ホールコンピュータ70に出力してもよく、ラッキーランプ60に出力してもよく、または分岐ケーブル等を介してこれら両方に出力してもよい。
つぎに、通常状態(第二状態)でパチンコ機10は第一大当りである大当りi〜ivのいずれかが当選し、15ラウンドまたは16ラウンドにわたり役物連続作動装置が作動する(同図(a):時刻C)。大当りi〜ivは、いずれもその終了後に時短状態(第一状態)が付与されるため主制御基板16は外部情報出力基板50のコネクタ55に第1信号を送信する(同図(b):時刻D)。すなわち主制御基板16は、入球率向上状態判定手段を構成するメインCPU26aがメインRAM26cに格納された時短状態フラグを参照することでパチンコ機10が入球率向上状態にあるか否かを判定し、該判定結果に基づいて、始動口20が第一状態にあることを示す第1信号を生成する第1信号生成手段として機能する。
つぎに、パチンコ機10では第一大当りである大当りi〜ivのいずれかが当選し、15ラウンドまたは16ラウンドにわたり役物連続作動装置が作動する(同図(a):時刻G)。かかる大当り状態の間は時短状態が停止される(同図(b):時刻G〜H)。大当りi〜ivの終了後には時短状態が再度新たに付与されるため、主制御基板16はコネクタ55に第1信号を再度出力する(同図(b):時刻H)。
つぎに、時短状態のパチンコ機10では第二大当りである大当りviが当選し、2ラウンドにわたり役物連続作動装置が作動する(同図(a):時刻I〜J)。大当りviの間は時短状態が停止し(同図(b):時刻I〜J)、大当りviの終了後は100回の特別図柄変動ゲームが実行されるまで時短状態が付与され(同図(b):時刻J〜K)、その後、パチンコ機10は通常状態に変移する(同図(b):時刻K)。
これにより、ホールコンピュータ70によるベース管理に実質的に不要な情報信号は出力されず、ホールコンピュータ70の負荷を軽減することができる。
またコネクタ56からは、同図(c):時刻C〜DおよびG〜Hに示すように、ホールコンピュータ70におけるベース管理に重要な情報となる第一大当り状態の発生に関しても第2信号を出力する。
本実施形態のコネクタ57には島設備のラッキーランプ60が接続される。大当り信号βが入力されたラッキーランプ60は電飾が点灯し、遊技者には当該パチンコ機10が大当り状態または時短状態であることが明示されるため、遊技者に有利な当該状態が付与されていることをより大きな興奮をもって知ることができる。
これに対し、本実施形態のように第1信号と第2信号との論理和である大当り信号βをラッキーランプ60に出力することにより、遊技者は時短状態がひと続きに継続しているものと認識して、安心してまた期待を維持したまま遊技を継続することができる。
小当り信号は、外部情報出力基板50のコネクタ58を通じてホールコンピュータ70に出力される。
図13は本発明の第二実施形態にかかるパチンコ機10の外部情報出力基板50より出力される第1信号(同図(b))、第2信号(大当り信号α:同図(c))および大当り信号β(同図(d))のタイミングチャートである。
本実施形態のパチンコ機10では、上記大当りi〜viおよび小当りviiに加えて、
(大当りviii)付与されるラウンド遊技のラウンド数が少なく(例えば2ラウンド)、各ラウンドでは上大入賞口24aが、(1)遊技球が所定数(例えば9個)入賞するか、または(2)ごく短時間(例えば0.6秒間)の開放が2回まで繰り返され、かつ当該大当り遊技状態の終了後には常に時短状態が付与される大当り;
(大当りix)付与されるラウンド遊技のラウンド数が少なく(例えば2ラウンド)、各ラウンドでは上大入賞口24aが、(1)遊技球が所定数(例えば9個)入賞するか、または(2)ごく短時間(例えば0.6秒間)の開放が2回まで繰り返され、かつ当該大当り遊技状態の終了後には常に時短状態が付与されない大当り;
が、それぞれ大当りvと同等の当選確率にて当選するよう設定されている。
つぎに、時短状態中のパチンコ機10に大当りv,viまたはviiiが当選すると(同図(a):時刻G)、その終了後に時短状態が付与されることから当該大当り状態中に第2信号が出力される(同図(c):時刻G〜H)。
さらに、当該大当り状態の終了後に付与された時短状態中に大当りixが当選すると(同図(a):時刻I)、本実施形態のパチンコ機10においては当該大当り状態中に第2信号(大当り信号α)をコネクタ56に出力する(同図(c):時刻I〜J)。
これにより、時短状態の開始または停止の契機となった第二大当りの当選がホールコンピュータ70にとって明確となるため、出力される情報信号に不可避的に混入するノイズを排除して、パチンコ機10を通常状態と時短状態とに分けてベース計算をする演算処理が容易となる。
また本実施形態においても第一実施形態と同様に、通常状態で当選した第二大当りがその後の時短状態を伴わないものである場合、ラッキーランプ60には大当り信号βが出力されないため、遊技者への無用の期待を抱かせることがなく、またホールコンピュータ70によるベース管理に実質的に不要な情報信号の出力を抑制することができる。
図14は本発明の第三実施形態にかかるパチンコ機10の外部情報出力基板50より出力される第1信号(同図(b))、第2信号(大当り信号α:同図(c))および大当り信号β(同図(d))のタイミングチャートである。
また本実施形態のパチンコ機10においては、当選時に通常状態であったか時短状態であったかを問わず、その終了後に時短状態が付与されない第二大当り状態にある場合には、第2信号を出力しないこととしている。
時刻Iで、時短状態中に大当りixが当選すると、当該大当り状態はその終了後に時短状態が付与されないことから、本実施形態においては第2信号(大当り信号α)をコネクタ56より出力しない(図14(c):時刻I〜J)。したがって第1信号と第2信号の論理和である大当り信号βも当該大当りixの間は出力されないこととなる(同図(d):時刻I〜J)。
これにより、時短状態の開始契機となった第二大当りの当選がホールコンピュータ70にとって明確となるほか、ホールコンピュータ70によるベース管理の上で実質的に不要な情報信号の出力を抑制することができる。
すなわち通常状態中に当選した第二大当りであってその後に時短状態が付与されないもの(図14(a):時刻A〜B)については、そもそも発生頻度が低く、当該大当り中に獲得される賞球数の期待値も少なく、通常状態におけるパチンコ機10のベース管理において敢えて当該第二大当り状態中の遊技を排除してこれを算出することは実質的に不要であることから、当該大当り状態の成立を示す大当り信号α(第2信号)をホールコンピュータ70に出力していない。
また時短状態に当選した第二大当りであってその後に時短状態が付与されないもの(図14(a):時刻I〜J)についても、発生頻度は低く、当該大当り中に獲得される賞球数の期待値も少ないため、当該第二大当り状態中の遊技を通常状態に含めてベースを計算しても実質的に問題は生じない。したがって同図(c):時刻I〜Jに示すように当該第二大当り状態中に大当り信号α(第2信号)を出力しないことにより、ホールコンピュータ70の演算負荷を軽減することができる。
また時短状態中に当選した第二大当り状態であってその後に時短状態が付与されないもの(同図(d):時刻I〜J)についても大当り信号βを出力していないが、長時間にわたる時短状態の最後のごく短時間だけ行われる当該第二大当りの最中にラッキーランプ60の電飾が消灯するだけであって、時短状態が終了したことによる遊技者の失望感を増長させることはない。
(A)遊技領域内に設けられ、前記遊技領域内を転動流下する遊技球がより入球しやすい第一状態と、前記遊技球がより入球しにくい第二状態とに変移可能な始動口と、
前記始動口の状態が、第一状態または第二状態のいずれであるかを判定する入球率向上状態判定手段と、
入球率向上状態判定手段の判定結果に基づいて、前記始動口が第一状態にあることを示す第1信号を生成する第1信号生成手段と、
遊技球が前記始動口に入球したことを契機として、遊技者に大当り状態を付与するか否かを決定する大当り抽選をおこなう大当り抽選手段と、
前記大当り抽選に当選した場合に、前記入球率向上状態判定手段による判定結果に基づいて、前記付与されることとなる大当り状態の終了後に、前記始動口を第一状態に変移させるか否かを決定する入球率向上状態付与決定手段と、
前記遊技領域内に設けられ、大当り状態が付与された場合に開放されて遊技球が入賞可能となる大入賞口と、
を備え、
前記大当り状態は、前記大入賞口が開放されてから閉鎖されるまでを1回とするラウンドが1回もしくは複数回繰り返しておこなわれるラウンド遊技であって、かつ前記ラウンド数がより多いもしくは1回のラウンドにおける前記大入賞口の開放時間がより長い第一大当り状態、または、前記ラウンド遊技であって、前記ラウンド数がより少ないもしくは1回のラウンドにおける前記大入賞口の開放時間がより短い第二大当り状態が、遊技者に選択的に付与され、
前記第一および第二大当り状態中には前記始動口が第二状態をとる遊技機であって、
前記遊技機の状態が前記大当り状態であるか否かを判定する大当り状態判定手段と、
大当り状態判定手段の判定結果に基づいて、前記遊技機が大当り状態にあることを示す第2信号を生成する第2信号生成手段と、
前記生成された第1信号および第2信号を前記遊技機の外部に出力するための外部情報出力基板と、を備えるとともに、
前記第2信号生成手段が、
(i)前記遊技機が、前記第一大当り状態にある場合、および
(ii)前記遊技機が、始動口が第一状態にあるときに行われた前記抽選に当選したことによって付与された前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第一状態に変移することが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合、には前記第2信号を生成し、
(iii)前記遊技機が、始動口が第二状態にあるときに行われた前記抽選に当選したことによって付与された前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には前記第2信号を生成しないことを特徴とする遊技機;
(B)遊技球が前記始動口に入球したことを契機として小当り抽選をおこなう小当り抽選手段を備え、前記大当り抽選に落選した場合であって前記小当り抽選に当選した場合には、前記大入賞口が開放されて遊技球が入賞可能となる小当り状態が遊技者に付与される上記(A)に記載の遊技機であって、
遊技機が前記小当り状態にある場合には、前記第2信号生成手段が前記第2信号を生成せず、かつ、前記大入賞口が前記第二大当り状態のラウンド遊技と同様の開放態様にて開放または閉鎖されることを特徴とする遊技機;
(C)前記外部情報出力基板が、前記第1信号と第2信号とをともに出力する一の出力端子を備えることを特徴とする上記(A)または(B)のいずれかに記載の遊技機;
(D)第2信号生成手段が、
前記遊技機が、始動口が第一状態にあるときに行われた前記抽選に当選したことによって付与された前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には、前記第2信号を生成する上記(A)または(B)に記載の遊技機;
(E)第2信号生成手段が、
前記遊技機が、始動口が第一状態にあるときに行われた前記抽選に当選したことによって付与された前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には、前記第2信号を生成しない上記(A)または(B)に記載の遊技機;
(F)前記外部情報出力基板が、前記第1信号のみを出力する第一端子と、前記第2信号のみを出力する第二端子と、前記第1信号と第2信号とをともに出力する第三端子と、を備える上記(A)または(B)に記載の遊技機;
の発明を読み取ることができ、これらの発明によっても上記本発明の目的を達成することができる。
16 主制御基板
20 特別図柄始動入賞装置(始動口)
20a 上始動口
20b 下始動口
21 始動口スイッチ
21a 上始動口スイッチ
21b 下始動口スイッチ
22 開閉羽根
23 大入賞口扉
24 大入賞口
50 外部情報出力基板
51〜58 コネクタ
60 ラッキーランプ
70 ホールコンピュータ
113 遊技領域
Claims (3)
- 遊技領域内に設けられ、前記遊技領域内を転動流下する遊技球が入球しやすい第一状態と、前記遊技球が入球しにくい第二状態とに変移可能な始動口と、
前記始動口の状態が、第一状態または第二状態のいずれであるかを判定する入球率向上状態判定手段と、
遊技球が前記始動口に入球したことを契機として、遊技者に大当り状態を付与するか否かを決定する大当り抽選をおこなう大当り抽選手段と、
前記大当り抽選に当選した場合に、前記入球率向上状態判定手段による判定結果に基づいて、前記付与されることとなる大当り状態の終了後に、前記始動口を第一状態に変移させるか否かを決定する入球率向上状態付与決定手段と、
前記遊技領域内に設けられ、大当り状態が付与された場合に開放されて遊技球が入賞可能となる大入賞口と、
を備え、
前記大当り状態は、前記大入賞口が開放されてから閉鎖されるまでを1回とするラウンドが1回もしくは複数回繰り返しておこなわれるラウンド遊技であって、かつ前記ラウンド数が多いもしくは1回のラウンドにおける前記大入賞口の開放時間が長い第一大当り状態、または、前記ラウンド遊技であって、前記ラウンド数が少ないもしくは1回のラウンドにおける前記大入賞口の開放時間が短い第二大当り状態が、遊技者に選択的に付与され、
前記第一および第二大当り状態中には前記始動口が第二状態をとる遊技機であって、
前記遊技機の状態が前記大当り状態であるか否かを判定する大当り状態判定手段と、
入球率向上状態判定手段による判定結果に基づく始動口の状態及び大当り状態判定手段による判定結果に基づく遊技機の状態に応じた所定の情報信号を生成する情報信号生成手段と、
前記所定の情報信号を前記遊技機の外部に出力するための外部情報出力基板と、を備えるとともに、
前記情報信号生成手段が、
(i)大当り状態判定手段により判定された前記遊技機の状態が前記第一大当り状態である場合、及び、
(ii)大当り状態判定手段により判定された前記遊技機の状態が前記第二大当り状態である場合であって、かつ、遊技機の状態がその第二大当り状態の終了後に前記始動口が第一状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合、並びに、
(iii)入球率向上状態判定手段により判定された前記始動口の状態が第一状態である場合、のいずれかの場合に該当するときには、前記所定の情報信号を生成し、
(iv)大当り状態判定手段により判定された前記遊技機の状態が前記第二大当り状態である場合であって、かつ、遊技機の状態がその第二大当り状態の終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には、前記所定の情報信号を生成しない、ことを特徴とする遊技機。 - 入球率向上状態判定手段の判定結果に基づいて、前記始動口が第一状態にあることを示す第1信号を生成する第1信号生成手段を、更に備え、
外部情報出力基板は、前記所定の情報信号を前記遊技機の外部に出力するための端子を備えるとともに、前記生成された第1信号を遊技機の外部に出力するため第1端子を更に備える、請求項1に記載の遊技機。 - 大当り状態判定手段の判定結果に基づいて、前記遊技機が大当り状態にあることを示す第2信号を生成する第2信号生成手段を、更に備え、
外部情報出力基板は、前記所定の情報信号を前記遊技機の外部に出力するための端子を備えるとともに、前記生成された第2信号を遊技機の外部に出力するため第2端子を更に備えており、
前記第2信号生成手段が、
(i)前記遊技機が前記第一大当り状態にある場合、および
(ii)前記遊技機が前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第一状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合、には前記第2信号を生成し、
(iii)前記遊技機が前記第二大当り状態にある場合であって、かつ、その終了後に前記始動口が第二状態をとることが入球率向上状態付与決定手段によって決定されている第二大当り状態にある場合には前記第2信号を生成しない、ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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