JP2011087121A - 障害onu特定方法及び障害onu特定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
妨害光を出力する障害ONUを特定する。
【解決手段】
障害ONUの発生を検知すると、CPU(24)は、上り光の電気信号をパワー計38に供給するようにスイッチ32を切り替える。CPU(24)は、パワー計(38)により妨害光パワー(P0)を計測する。CPU(24)は、ディスカバリー手順で各ONU(18−1〜n)を順番に指定し、論理リンクを確立させ、全上り帯域を使った上り光信号を出力させ、パワー計(38)によりそのときの上り光パワー(Pi)を計測させる。上り光パワー(Pi)が、妨害光パワー(P0)に所定閾値を加算した結果以下である場合に、その加入者光終端装置を障害ONU候補とする。障害ONU候補の内で、局側光終端装置に光学的に最も近い加入者光終端装置を障害ONUと特定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、障害ONU特定方法及び装置に関し、より具体的には、PON(Passive Optical Network)システムのような、局側光終端装置OLT(Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置ONU(Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発するような障害ONUを特定する方法及び装置に関する。
加入者へのアクセス回線に光ファイバを使用するFTTH(Fiber To The Home)サービスでは、PON(Passive Optical Network)システムが多く用いられている。PONシステムは、交換局等に1台の局側光終端装置OLT(Optical Line Terminal)を配置し、OLTに受動光伝送路を介して複数の加入者光終端装置ONU(Optical Network Unit)を収容する方式である。受動光伝送路は、OLTに接続する光ファイバ(共用光ファイバ)と、各加入者光終端装置ONUに接続する光ファイバ(分岐光ファイバ)と、共用光ファイバと分岐光ファイバとを接続する受動光素子である光カプラからなる。OLTと共用光ファイバの共有により、設備コストと光ファイバコストを低減することができる。
上りに単一波長を使用するPONシステムでは、各ONUの上り光信号伝送にTDMA(Time Division Multiplexing Access)方式が採用される。OLTは、各ONUに対し、光伝送路上で他のONUの上り光信号と重複しないように、上り光信号の送信タイミングを指示し、各ONUは、指示されたタイミング及び時間帯にのみ上り光信号を光ファイバに出力する。
ONUの障害には、動作しないことを含めOLTからの制御又は指示を単に受け付けない場合と、許可された時間帯以外に光信号(他のONUにとっての妨害光)を送出する場合とがある。光伝送路をONUが共用する関係上、後者の場合には、OLTは、他のONUからの上り光信号を判別出来なくなることがあり、このような、許可された時間帯を超えて光信号(妨害光)を送出する障害ONUを早期に特定する技術が必要となる。この障害は、典型的には、上り光信号出力用のレーザダイオードの暴走や制御障害により発生し得る。
特許文献1には、各ONUに順に全上り帯域を与えて上り光信号を送出させてそのときの上り光パワーを測定し、上り帯域を与えなかった場合と同じ上り光パワーの上り光信号を出力するONUを障害ONUと特定する技術が記載されている。
特許文献2には、OLTが、アイドルパターンを各ONUに送信してループバックさせ、受信したアイドルパターンとの相関関数を計算することによって、正常に動作するONU(以下、正常ONUという)を識別する方法が記載されている。このようなループバック応答をしないONUは、何らかの障害を抱えており、交換又は修理が必要となる。
特許文献3には、ONUの光ファイバからの切り離しの際の挙動を監視してデータベース化し、妨害光の発生時には、当該データベースを参照して、妨害光を出力するONUを推定することが記載されている。
特許文献4には、ONU毎の受信パワーを予め測定し、障害発生時の受信パワー(正常光と妨害光の合計パワー)との比較から障害ONUを特定することが記載されている。
特許文献5には、ONU毎の受信パワーを定期的に測定し、障害発生時の受信パワーが前回測定時(正常時)と比べて最も変化が少なかったものを障害ONUと特定することが記載されている。
特許第4020597号 特開2003−158531号公報 特開2006−303673号公報 特開2008−104028号公報 特開2008−277947号公報
従来の技術は、妨害光が発生した状況下でも正常ONUがOLTからの制御命令に応答することを前提としている。しかし、この前提は、上り通信が不能になることによって正常ONUの論理リンクが切れる場合には適用できない。実際に、商用で用いられているEPON(Ethernet(登録商標) PON)システムでは、上りが通信不能になると、論理リンクが切れ、OLTの帯域割当信号に対してONUは反応できない。
正常光と妨害光の光パワーと、正常光のみの光パワーとの差のみでは、障害ONUを特定することが難しい。例えば、障害ONUが近距離にあり、正常ONUが遠距離にある場合、正常光の光が小さすぎて、差を判別できない場合がある。また、各ONUの上り光信号用レーザダイオードの出力パワーは、時間の経過とともに変化するし、コストダウンのためにレーザダイオード及びその駆動回路を安価なものにすれば、尚更、各ONUの光出力パワーの時間的な安定は期待出来ない。そのような状況では、正常光と妨害光の光パワーと、正常光のみの光パワーとの単純な差では、判断を誤りかねない。
本発明は、このような不都合を解決する障害ONU特定方法及び障害ONU特定装置を提示することを目的とする。
本発明に係る障害ONU特定方法は、局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する方法であって、当該複数の加入者光終端装置を上り光信号を出力しないように指示した状態で、当該局側光終端装置に入射すべき妨害光の光パワーを計測する妨害光パワー計測ステップと、当該複数の加入者光終端装置の何れか1つを指定加入者光終端装置とする指定ステップと、当該指定加入者光終端装置に、論理リンクを確立する論理リンク確立ステップと、当該指定加入者光終端装置に、所定上り帯域での上り光信号出力をさせる要求ステップと、当該要求ステップにより当該局側光終端装置に入射すべき上り光の光パワーを計測する上り光パワー計測ステップと、当該上り光パワー計測ステップで計測された当該上り光の光パワーが、当該妨害光の光パワーに所定閾値を加算した結果以下である場合に、当該加入者光終端装置を障害ONU候補とする障害ONU候補指定ステップと、当該複数の加入者光終端装置の全部を対象とするまで、当該指定加入者光終端装置を更新して、当該論理リンク確立ステップ、当該要求ステップ、当該上り光パワー計測ステップ及び当該障害ONU候補指定ステップを実行させる繰り返しステップと、当該障害ONU候補の内で、当該局側光終端装置に光学的に最も近い加入者光終端装置を障害ONUと特定する特定ステップとを具備し、当該要求ステップが、当該局側光終端装置が当該指定加入者光終端装置に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置に送信するステップであることを特徴とする。
本発明に係る障害ONU特定方法は、局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する方法であって、当該複数の加入者光終端装置を上り光信号を出力しないように指示した状態で、当該局側光終端装置に入射すべき妨害光の光パワーを計測する妨害光パワー計測ステップと、当該複数の加入者光終端装置を光学的に近いものから順に並び替える並び替えステップと、当該並び替えステップの並び順の最初の1つを指定加入者光終端装置とする指定ステップと、当該指定加入者光終端装置に、論理リンクを確立する論理リンク確立ステップと、当該指定加入者光終端装置に、所定上り帯域での上り光信号出力をさせる要求ステップと、当該要求ステップにより当該局側光終端装置に入射すべき上り光の光パワーを計測する上り光パワー計測ステップと、当該上り光パワー計測ステップで計測された当該上り光の光パワーが、当該妨害光の光パワーに所定閾値を加算した結果を超えるか否かを判定する判定ステップと、当該判定ステップにおいて、当該上り光の光パワーが当該妨害光の光パワーに所定閾値を加算した結果以下である場合に、当該指定加入者光終端装置を障害ONUとする障害ONU特定テップと、当該上り光パワー計測ステップで計測された当該上り光の光パワーが、当該妨害光の光パワーに所定閾値を加算した結果を超える場合に、当該複数の加入者光終端装置の全部を対象とするまで、当該指定加入者光終端装置を当該並び替えステップの並び順に更新して、当該論理リンク確立ステップ、当該要求ステップ、当該上り光パワー計測ステップ及び当該判定ステップを実行させる繰り返しステップとを具備し、当該要求ステップが、当該局側光終端装置が当該指定加入者光終端装置に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置に送信するステップであることを特徴とする。
本発明に係る障害ONU特定方法は、局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する方法であって、当該複数の加入者光終端装置の1つを指定加入者光終端装置とする指定ステップと、当該指定加入者光終端装置に、論理リンクを確立する論理リンク確立ステップと、当該指定加入者光終端装置に、所定上り帯域での上り光信号出力をさせる要求ステップと、当該要求ステップにより当該局側光終端装置に入射すべき上り光の光パワーを計測する上り光パワー計測ステップと、当該複数の加入者光終端装置の全部を対象とするまで、当該指定加入者光終端装置を更新して、当該論理リンク確立ステップ、当該要求ステップ、及び当該上り光パワー計測ステップを実行させる繰り返しステップと、当該複数の加入者光終端装置についての当該上り光パワー計測ステップによる当該上り光の光パワーが最小になる加入者光終端装置を障害ONUと特定する障害ONU特定テップとを具備し、当該要求ステップが、当該局側光終端装置が当該指定加入者光終端装置に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置に送信するステップであることを特徴とする。
本発明に係る障害ONU特定装置は、局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する装置であって、当該複数の加入者光終端装置から出力される当該光伝送路を伝送した上り光の光パワーを計測するパワー計と、当該複数の加入者光終端装置の何れか1つを指定加入者光終端装置として、当該指定加入者光終端装置との間に論理リンクを確立させ、当該指定加入者光終端装置に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる加入者光終端装置制御手段と、当該複数の加入者光終端装置を上り光信号を出力しないように指示した状態で、当該パワー計に妨害光パワーを計測させ、当該加入者光終端装置制御手段に当該指定加入者光終端装置を更新させつつ、当該パワー計に当該指定加入者光終端装置ごとの上り光パワーを計測させる制御手段と、当該上り光パワーが、当該妨害光の光パワーに所定閾値を加算した結果以下である場合に、当該加入者光終端装置を障害ONU候補とする障害ONU候補指定手段と、当該障害ONU候補の内で、当該局側光終端装置に光学的に最も近い加入者光終端装置を障害ONUと特定する特定手段とを具備し、当該加入者光終端装置制御手段は、当該指定加入者光終端装置に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置に送信することで、当該指定加入者光終端装置に所定上り帯域での上り光信号出力をさせることを特徴とする。
本発明に係る障害ONU特定装置は、局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する装置であって、当該複数の加入者光終端装置から出力される当該光伝送路を伝送した上り光の光パワーを計測するパワー計と、当該複数の加入者光終端装置を光学的に近いものから順に並び替える並び替え手段と、当該複数の加入者光終端装置の何れか1つを指定加入者光終端装置として、当該指定加入者光終端装置との間に論理リンクを確立させ、当該指定加入者光終端装置に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる加入者光終端装置制御手段と、当該複数の加入者光終端装置を上り光信号を出力しないように指示した状態で、当該パワー計に妨害光パワーを計測させ、当該加入者光終端装置制御手段に、当該並び替え手段による並びの順番で当該指定加入者光終端装置を更新させつつ、当該パワー計に当該指定加入者光終端装置ごとの上り光パワーを計測させる制御手段と、当該上り光パワーが当該妨害光パワーに所定閾値を加算した結果を超えるか否かを判定し、当該上り光の光パワーが当該妨害光の光パワーに所定閾値を加算した結果以下である場合に、当該指定加入者光終端装置を障害ONUとする障害ONU特定手段とを具備し、当該加入者光終端装置制御手段は、当該指定加入者光終端装置に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置に送信することで、当該指定加入者光終端装置に所定上り帯域での上り光信号出力をさせることを特徴とする。
本発明に係る障害ONU特定装置は、局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する装置であって、当該複数の加入者光終端装置から出力される当該光伝送路を伝送した上り光の光パワーを計測するパワー計と、当該複数の加入者光終端装置の何れか1つを指定加入者光終端装置として、当該指定加入者光終端装置との間に論理リンクを確立させ、当該指定加入者光終端装置に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる加入者光終端装置制御手段と、当該加入者光終端装置制御手段に当該指定加入者光終端装置を更新させつつ、当該パワー計に当該指定加入者光終端装置ごとの上り光パワーを計測させる制御手段と、当該複数の加入者光終端装置の当該上り光パワーが最小になる加入者光終端装置を障害ONUと特定する障害ONU特定手段とを具備し、当該加入者光終端装置制御手段は、当該指定加入者光終端装置に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置に送信することで、当該指定加入者光終端装置に所定上り帯域での上り光信号出力をさせることを特徴とする。
本発明によれば、PONシステムの障害ONUを正確に特定できるようになる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 ONU情報の一例である。 図1に示す実施例の動作フローチャートである。 図1に示す実施例の別の動作フローチャートである。 図1に示す実施例の更に別の動作フローチャートである。 図5に示す動作フローでのONU(i)対上り光パワー計測値Piの一例である。 OLTと別体にした障害ONU特定装置の概略構成ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。
本実施例の構成と基本動作を簡単に説明する。センター局に配備されるOLT10は共用光ファイバ12を介して光カプラ14に接続し、光カプラ14は、個々の分岐光ファイバ16−1〜16−nを介して加入者宅のONU18−1〜18−nに接続する。光カプラ14は、共用光ファイバ12から入力する下り光信号をn分割し、分割された各下り光信号を分岐光ファイバ16−1〜16−nに供給し、分岐光ファイバ16−1〜16−nから入力する上り光信号を共用光ファイバ12に出力する受動光素子である。共用光ファイバ12、光カプラ14及び分岐光ファイバ16−1〜16−nが、OLT10とONU18−1〜18−nとを光学的に接続するPON光伝送路を構成する。
OLT10はまた、そのネットワークネットワークインターフェース(NNI)20で上流ネットワークに接続する。NNI20は、上流ネットワークからの何れかのONU18−1〜18−nに向けた下り信号(下りデータフレーム)を下り転送装置22に供給する。下り転送装置22には更に、OLT10の全体を制御するCPU24から、OLT10が各ONU18−1〜18−nを管理するための制御信号又は制御フレームも入力する。この制御信号の詳細は、後述する。
下り転送装置22は、NNI20からの下りデータフレームにCPU24からの制御フレームを時間軸上で多重し、所定のフレーム構成で電気/光変換器(E/O変換器)26に供給する。一般に、下り転送装置22は、下りデータフレームより制御フレームを優先してE/O変換器26に供給する。制御フレームには、帯域割当用のGateフレームや、Discovery_GATEフレームがある。
E/O変換器26は、所定波長でレーザ発振するレーザダイオードからなり、下り転送装置22からの電気信号を光信号(下り光信号)に変換する。WDM(波長分割多重)光カプラ28は、E/O変換器26からの下り光信号を共用光ファイバ12に出力する。
下り光信号は、共用光ファイバ12を伝送し、光カプラ14で分割され、分岐光ファイバ16−1〜16−nを伝送してONU18−1〜18−nに到達する。ONU18−1〜18−nは、対応する分岐光ファイバ16−1〜16−nから入力する下り光信号を電気信号に変換してから自己宛てか否かを判別し、自己宛ての場合に当該下り光信号で搬送される信号(下りデータ又はOLT10からの制御フレーム)を取り込む。
各ONU18−1〜18−nは、正常である限り、OLT10により指定されたタイミング又は時間帯に上り光信号を、対応する分岐光ファイバ16−1〜16−nに送出する。上り光信号の波長は、下り光信号の波長とは異なる。この上り光信号は、分岐光ファイバ16−1〜16−nを伝送し、光カプラ14により光ファイバ12上に時間軸上で多重され、OLT10のWDM光カプラ28に入力する。
WDM光カプラ28は共用光ファイバ12から入力する上り光信号を光/電気変換器(O/E変換器)30に供給する。O/E変換器30は受光素子からなり、WDM光カプラ28からの上り光信号を電気信号に変換する。スイッチ32は、O/E変換器30の出力電気信号を常時は、上り転送装置34に接続し、障害ONU特定のためのパワー計測の際にパワー計38に接続する。もちろん、スイッチ32を無くし、O/E変換器30の出力電気信号を、常時、上り転送装置34とパワー計38の両方に供給しても良い。
上り転送装置34に入力する上り信号は、OLT10に向けた制御フレーム(制御信号又は応答信号等)と、上流ネットワークに向けた上りデータフレーム又は上りデータ信号からなり、上り転送装置34は、前者をCPU24に供給し、後者をNNI20に供給する。前者には、Gateフレームに対する返信で私用されるReportフレーム、並びに、ディスカバリー手順で用いられるRegister_REQフレーム及びRegister_ACKフレーム等がある。NNI20は、上り転送装置34からの上りデータフレームを所定の伝送フレーム構成及びプロトコルで上流ネットワークに出力する。
OLT10は、ディスカバリー(Discovery)手順によりONU18−1〜18−nを認識し、認識した各ONU18−1〜18−nに論理リンクを付与する。ディスカバリー(Discovery)手順の詳細は後述する。OLT10は、各ONU18−1〜18−nを管理するためにメモリ36にONU情報36aを格納する。ONU情報36aは、各ONU18−1〜18−nについて、ONUを特定するレコード番号(例えば、シリアル番号)、MACアドレス、及び、距離情報からなる。距離の代わりに、往復遅延時間RTT(Round Trip Time)であってもよい。図2は、ONU情報36aの一例を示す。距離情報(又は往復遅延時間)は、各ONU18−1〜18−nが、TDMAにより互いに衝突せずに上り光信号を出力するタイミング及び期間を決定するのに必要となる。
CPU24は、障害ONUの特定のために、パワー計38により、障害ONUが存在しないときの上り光信号の光パワーを計測し、そのパワー計測値36bをメモリ36に格納する。この動作の詳細は後述する。
図3は、本実施例の動作フローチャートを示す。CPU24は、障害ONUを検知するまでは(S3)、未登録ONUをディスカバリー手順で登録し(S1)、登録ONUに、順番に所定の帯域を割り当てて、上り送信を許可する(S2)。なお、ステップS1は、登録ONUに順番に上り送信を許可する間に、一定時間間隔で起動される。
IEEE802.3−2008で標準化されているEPONの場合の、未登録ONUを登録する手順(S1)を具体的に説明する。OLT10は、電源オンによる起動時、又は、その後の一定期間毎に、全ONU18−1〜18−nの内の未知(未登録)のONUに向けて、光ファイバ12を介してDiscovery_GATEフレームを送信する。Discovery_GATEフレームは、OLT10のタイムスタンプ情報を送信先のONUに通知するとともに、ONUが登録要求フレームRegister_REQを返信可能な時刻と時間幅からなるディスカバリースロットサイズ(Discovery Slot Size)を指定する。OLT10は、未登録ONUからの登録要求(Register_REQ)フレームがすべて、所定の時間内(Discovery Window内)にOLT10に到達するように、ディスカバリースロットサイズを設定する。
Discovery_GATEを受信した未登録ONUは、Discovery_GATEを受信した後、ランダムに決定される遅れ時間の経過を待って、Register_REQと呼ばれる登録要求フレームをOLT10に向けて送信する。各未登録ONUの遅れ時間がランダムに決定されることで、各未登録ONUの出力するRegister_REQが、OLT10から通知されるディスカバリースロットサイズ内で一様に分布するようになり、光伝送路上で衝突する確率を低減出来る。各未登録ONUは、登録要求フレーム(Register_REQ)で、自身のMACアドレスをOLT10に通知する。
OLT10は、登録要求フレーム(Register_REQ)を受信すると、送信元の未登録ONUに対し、論理リンクを設定するための、Registerフレーム(登録フレーム)(及び、登録承認(Register_ACK)を返信するためのNormal Gateフレーム)を送信する。このRegisterフレームは、付与された論理リンクの識別番号(LLID)を通知するものである。Registerフレームを受けた未登録ONUは、Registerフレームに対応する登録承認(Register_ACK)フレームをOLT10に送信する。これにより、OLT10は、この未登録ONUを登録して、ディスカバリー手順を終了する。登録されたONUの基礎情報がONU情報36aにも記録される。なお、登録(Register)フレームを受けた各ONUは、登録フレームで通知されたLLIDを記憶し、以後のデータ通信に使用する。
ステップS2では、CPU24は、登録ONUを順番に指定して、Gateフレームで送信を許可し、Gateフレームを受信した登録ONUは、許可された送信タイミングにReportフレームで上りデータを送信する。
ステップS1,S2により登録ONU、例えば、ONU18−1〜18−nは、OLT10による送信許可の下で、上り信号を送信できる。
OLT10が何れかのONUが妨害光を出力する障害ONUになったことを検知したとする(S3)。これは、全登録ONUのリンクが断になることで判断出来る。障害ONUを検知する他の手段として、O/E変換器30の出力信号により上り光パワーを常時モニタしている場合には、本来存在しない期間に上り光が存在すること、想定範囲以上に強い上り光が存在すること、又は、常時、一定以上の光パワーの上り光が存在すること等で判断出来る。
CPU24は、スイッチ32を端子B(パワー計38)の側に切り替え、パワー計38に上り光の光パワーを計測させる(S4)。CPU24は、このときのパワー計38による光パワー計測値P0をメモリ36に格納する。正常に動作しているONUが上り光信号を出力する可能性がある場合には、その上り光信号出力を禁止するなり、全ONUの論理リンクを断としてから、上り光パワーを計測する。光パワー計測値P0は、障害ONUが出力する妨害光の光パワーを代表する。
次に、登録ONUの1台ずつに対し、論理リンクを確立して全帯域で上り光信号を送信させ、そのときの上り光パワーを計測する(S5〜S8)。
まず、対象の登録ONUを指定する変数iに1を代入する(S5)。iは、ONU情報36aに格納され登録ONUのうちのi番目のONU(ONU(i)と表記する)を示す。
OLT10は、ONU(i)に対してディスカバリー手順により、論理リンクを暫定的に確立する(S6)。すなわち、OLT10は、光ファイバ12にDiscovery_GATEフレームを送信する。このDiscovery_GATEフレームに対して、登録ONU、及び、存在する場合には未登録のONUは、Register_REQフレームをOLT10に返信する。しかし、この手続きでは、OLTは、Register_REQフレームを無視し、ONU(i)に対して、論理リンクを設定するための、Registerフレーム(登録フレーム)(及び、登録承認(Register_ACK)を返信するためのNormal Gateフレーム)を送信する。Registerフレームを受けたONU(i)は、Registerフレームに対応する登録承認(Register_ACK)フレームをOLT10に送信するが、OLT10は、このRegister_ACKフレームを無視する。妨害光に埋もれて適切に受信出来ない場合があるからであり、また、全帯域送信許可に必須ではないからである。
このようにして、ONU(i)の論理リンクが確立すると(S6)、OLT10は、ONU(i)に全上り帯域での上り光信号の出力を指示し、ONU(i)は、この指示に対して全上り帯域を使う上り光信号を出力する(S7)。具体的には、OLT10はONU(i)に所定間隔で連続的にGateフレームを送信し、ONU(i)は、このGateフレームに応答するReportフレームを送信する。ONU(i)は、連続的にGateフレームを受信するので、結果的に、連続的にReportフレームを送信することになる。このような連続的なReportフレームの送信により、ONU(i)は全上り帯域を消費する上り光信号を送信する。
通常のPONシステムでは、上り方向に妨害光が存在した場合、OLTはONUからの信号を受信できず、OLTが定期的に送信するGateフレームに対する返信としてのReportフレームを受信しないので、Gateフレームの送信を止めてしまう。すると、ONUは、Gateフレームを受信しなくなるので、一定期間は論理リンクを保持するものの、最終的に自身に割り当てられる論理リンクを消去する。
これに対し、本実施例では、OLT10は、ONU(i)からのReportフレームを受信するか否かに関わらず、GateフレームをONU(i)に連続的に繰り返し送信するので、ONU(i)は論理リンクを保持し続ける。すなわち、OLT10は、先に送信したGateフレームに対する返信としてのReportフレームの受信を待たずに、GateフレームをONU(i)に送信する。Reportフレームは、送信すべきデータが無い場合にも、送信出来ることになっているので、ONU(i)が送信すべきデータを持たなくても、全上り帯域を使った上り光信号の送信が可能になる。
CPU24は、パワー計38に上り光パワーPiを計測させる(S8)。このとき計測される上り光は、障害ONUからの妨害光とONU(i)からの上り信号光からなり、パワー変動を無視すれば、Pi>P0である。他方、ONU(i)が障害ONUであれば、上り光は妨害光のみからなり、パワー変動を無視すれば、PiはP0に等しい。
CPU24は、PiとP0の差Pi−P0が所定の閾値Ptを超えるか否かを判定する(S9)。Ptは正値であり、パワー変動を考慮して予め決定される。Pi−P0>Ptでない場合(S9)、CPU24は、ONU(i)を障害ONU候補として記憶する(S10)。
ステップS9又はS10の後、iをインクリメントする(S11)。そして、iが登録ONU数を超えるまで(S12)、ステップS6〜S11を繰り返す。
このようにして、障害ONUを検知する前の全登録ONUに対して、個別的に全上り帯域での光送信を実行させて上り光パワーを計測し、障害ONUのみが妨害光を出しているときの上り光パワーと比較することで、障害ONUを絞り込むことができる。
この段階では、複数の障害ONU候補が存在し得る。そこで、本実施例では、障害ONU候補のうちで、最も近いONU(光学的には最も伝送損失が少ないONU)を障害ONUとして特定する(S13)。障害ONU候補が一つも存在しない場合、障害ONUの特定を失敗したことになる。例えば、閾値Ptを小さくして、図3に示すフローを実行し直してもよい。
例えば、近距離のONU18−1に全帯域与えた場合も遠距離のONU18−2に全帯域を与えた場合も、OLT10で計測される上り光パワーに有意な差がなかったとする。遠距離のONU18−2が障害ONUであると仮定した場合、近距離のONU18−1が上り光信号を出力しないときと、全帯域を使って上り光信号を送信するときとでは、後者の方が、OLT10で計測される上り光パワーは大きい。但し、ONU18−1が近距離に位置することから、両者間には有意な光パワー差があるはずである。
これに対し、近距離のONU18−1が障害ONUであると仮定した場合、遠距離のONU18−2が上り光信号を出力しないときと、全帯域を使って上り光信号を送信するときとでは、後者の方が、OLT10で計測される上り光パワーは大きいはずであるが、ONU18−1が遠距離に位置することから、両者間の光パワー差は小さい。
従って、距離の異なる2つのONUの何れかが障害ONUである場合で、何れのONUに全帯域を付与しても、OLTでの上り光パワーに有意な差が検出されないときには、近距離のONUが障害ONUである可能性が高いということになる。よって、本実施例では、複数の障害ONU候補がある場合、最も近いONUを障害ONUと特定する。
伝送距離は伝送損失と対応するので、伝送損失に対しても同様のことが言える。すなわち、複数の障害ONU候補がある場合、最も伝送損失が少ないONUを障害ONUと特定する。上り光パワーに有意な差がない障害ONU候補が3台以上あった場合も、距離又は伝送損失についての同様な論理展開で障害ONUを特定出来る。どのONUも光カプラの分岐先に接続されるPONシステムでは、距離と伝送損失との相関関係は明白である。バス型のPONシステムの場合には、カプラ網の分岐比により、伝送損失を使って障害ONUを特定出来る。伝送距離、伝送損失および分岐比はいずれも、光学的な遠近として統一的に評価できる。
CPU24はNNI40及び監視ネットワークを介して監視センター(図示せず)に、特定した障害ONUを通知する(S14)。
本実施例では、妨害光のみの場合の上り光りパワーと、妨害光に上り信号光を加算した場合の上り光パワーを単純に比較するのではなく、所定閾値を超える上り光パワー差により障害ONUの可能性を判定するので、ONUの出力光パワーの経時変化による誤判定は低減出来る。
図4は、図3に示すフローの変更例を示す。図3に示すフローでは、登録ONUの中から1つのONUを指定して(S5)、論理リンクの確立(S6)、全上り帯域を使っての上り光送信(S7)、上りパワーの比較(S8,S9)を行ったが、図4では、近距離(低伝送損失)の登録ONUから順にこれらを行い、Pi−P0>Ptを満たさない登録ONUが発見された段階で、その登録ONUを障害ONUと特定する。
図4のステップS21〜S24は、それぞれ、図3のステップS1〜S4と同じであるのであるので、詳細な説明を省略する。
ステップ4に相当するステップS24に前後して、CPU24は、登録ONUを距離の近い順(又は伝送損失の少ない順)にソートする(S25)。変数iはステップS25でソートされた順番を示し、先ず、1がセットされる(S26)。ステップS27〜S30は、図3のステップS6〜S9にそれぞれ対応している。すなわち、まず、最も近い登録ONU(i)について、論理リンクの確立(S27)、全上り帯域を使っての上り光送信(S28)、上りパワーの比較(S29,S30)を行うことになる。
Pi−P0>Ptを満たさない登録ONUが発見されると(S30)、その登録ONUを障害ONUと特定し(S31)、その障害ONUをNNI40及び監視ネットワークを介して監視センター(図示せず)に通知して(S32)、終了する。
Pi−P0>Ptである場合(S30)、iをインクリメントし(S33)、次の登録ONUについて、ステップS27〜S30を繰り返す。インクリメントしたiが登録ONU数を超えると(S34)、全登録ONUを調べ終えたことになる。この場合、CPU24は、障害ONU特定処理を終了する。CPU24は、実施例1と同様に、例えば、閾値Ptを小さくして、図4に示すフローを実行し直してもよい。
図5は、図3に示すフローの別の変更例を示す。図5に示すフローでは、登録ONUに全上り帯域を使っての上り光送信をさせた時の上り光パワー計測値が最小になるONUを障害ONUと特定する。
図5のステップS41〜S43は、それぞれ、図3のステップS1〜S3と同じであるのであるので、詳細な説明を省略する。ステップS4に相当する処理は不要になる。
障害が検知されると(S43)、CPU24は、登録ONUを距離の近い順(又は伝送損失の少ない順)にソートする(S44)。変数iはステップS44でソートされた順番を示し、先ず、1がセットされる(S45)。ステップS46〜S48は、図3のステップS6〜S8にそれぞれ対応している。すなわち、まず、最も近い登録ONU(i)について、論理リンクの確立(S46)、全上り帯域を使っての上り光送信(S47)、上り光パワーの計測(S48)を行う。
ONUを特定する変数iをインクリメントし(S49)、次の登録ONUについて、ステップS46〜S48を繰り返す。インクリメントしたiが登録ONU数を超えると(S50)、全登録ONUを調べ終えたことになる。
CPU24は、上りパワー計測値Piが最小となるONU(i)を障害ONUと特定する(S51)。妨害光を出力しているONUに全上り帯域を付与したときには、OLTに入射する上り光は妨害光のみとなり、このときの光パワー計測値は最小になるからである。図6は、伝送距離の近い順に並べた登録ONUと上り光パワーの計測例である。横軸は、伝送距離順のONUを示し、縦軸は、上り光パワー計測値Piを示す。図6に示す例では、8番目のONUに対する上り光りパワーが最低となり、このONUが障害ONUと特定される。距離順に並べることにより、上り光パワー計測値Piが最小となるONUを特定しやすくなる。
CPU24は、特定された障害ONUをNNI40及び監視ネットワークを介して監視センター(図示せず)に通知して(S52)、終了する。
障害ONUを特定する機能をOLT10に組み込んだ実施例を説明したが、OLT10とは別体の専用装置として構成しても良いことは明らかである。その障害ONU特定装置は、図1に示す実施例のOLT10の機能の内、図3乃至図5で説明した障害ONU特定処理(図3のステップS4以降、図4のステップS24以降及び図5のステップS44以降)に必要な機能要素を具備すればよい。図7は、OLTとは別体に構成した障害ONU特定装置の概略構成ブロック図を示す。
図7で、OLT110は、OLT10から障害ONU特定機能を除外したもの、すなわち、既存のOLTである。OLT110が障害ONUを検知すると(図3のステップS3、図4のステップS23又は図5のステップS43)、オペレータ又は保守要員が、光ファイバ12をOLT110から外して障害ONU特定装置111に接続し、障害ONU特定装置111を起動する。
障害ONU特定装置111の全体を制御するCPU124は、障害検知時点での登録ONUの情報をOLT110から受け取り、メモリ136にONU情報36aとして格納する。E/O変換器126、WDM光カプラ128及びO/E変換器130の機能は、それぞれ、図1に示す実施例の、E/O変換器26、WDM光カプラ28及びO/E変換器30のそれと同じである。
フレーム生成装置122は、ONU(i)のリンク確立(S6,S27,S46)で必要な、Discovery_GATEフレーム、Registerフレーム(登録フレーム)(及び、登録承認(Register_ACK)を返信するためのNormal Gateフレーム)を生成し、ONU(i)による全上り帯域を使う上り光信号の送信(S7,S28,S47)に必要な、所定間隔で連続するGateフレームを生成する。
パワー計138は、CPU124の制御下で、ステップS4,S24での上り光パワー(P0)の計測、及びステップS8,S29,S48での上り光パワー(Pi)の計測を実行し、各計測結果をCPU124に伝達する。
CPU124はパワー計138により計測された上り光パワーP0,Piを使って、図3乃至図5に示すフローに従い障害ONUを特定し、必要により、オペレータ又は監視センターに通知する。
OLTとは別体の障害ONU特定装置111を用意することで、既存OLTを使用するPONシステムに対して障害ONUを特定することが可能になる。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
10:OLT
12:共用光ファイバ
14:光カプラ
16−1〜16−n:分岐光ファイバ
18−1〜18−n:ONU
20:ネットワークネットワークインターフェース(NNI)
22:下り転送装置
24:CPU
26:電気/光変換器(E/O変換器)
28:WDM(波長分割多重)光カプラ
30:光/電気変換器(O/E変換器)
32:スイッチ
34:上り転送装置
36:メモリ
36a:ONU情報
36b:パワー計測値
38:パワー計
40:ネットワークネットワークインターフェース(NNI)
110:OLT
111:障害ONU特定装置
122:フレーム生成装置
124:CPU
126:電気/光変換器(E/O変換器)
128:WDM(波長分割多重)光カプラ
130:光/電気変換器(O/E変換器)
136:メモリ
136a:ONU情報
136b:パワー計測値
138:パワー計

Claims (8)

  1. 局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する方法であって、
    当該複数の加入者光終端装置を上り光信号を出力しないように指示した状態で、当該局側光終端装置に入射すべき妨害光の光パワー(P0)を計測する妨害光パワー計測ステップ(S4)と、
    当該複数の加入者光終端装置の何れか1つを指定加入者光終端装置とする指定ステップ(S5)と、
    当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に、論理リンクを確立する論理リンク確立ステップ(S6)と、
    当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に、所定上り帯域での上り光信号出力をさせる要求ステップ(S7)と、
    当該要求ステップにより当該局側光終端装置に入射すべき上り光の光パワー(Pi)を計測する上り光パワー計測ステップ(S8)と、
    当該上り光パワー計測ステップで計測された当該上り光の光パワー(Pi)が、当該妨害光の光パワー(P0)に所定閾値を加算した結果以下である場合に、当該加入者光終端装置を障害ONU候補とする障害ONU候補指定ステップ(S9,S10)と、
    当該複数の加入者光終端装置の全部を対象とするまで、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))を更新して、当該論理リンク確立ステップ(S6)、当該要求ステップ(S7)、当該上り光パワー計測ステップ(S8)及び当該障害ONU候補指定ステップ(S9,S10)を実行させる繰り返しステップ(S11,S12)と、
    当該障害ONU候補の内で、当該局側光終端装置に光学的に最も近い加入者光終端装置を障害ONUと特定する特定ステップ(S13)
    とを具備し、
    当該要求ステップが、当該局側光終端装置が当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に送信するステップである
    ことを特徴とする障害ONU特定方法。
  2. 局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する方法であって、
    当該複数の加入者光終端装置を上り光信号を出力しないように指示した状態で、当該局側光終端装置に入射すべき妨害光の光パワー(P0)を計測する妨害光パワー計測ステップ(S24)と、
    当該複数の加入者光終端装置を光学的に近いものから順に並び替える並び替えステップ(S25)と、
    当該並び替えステップの並び順の最初の1つを指定加入者光終端装置とする指定ステップ(S26)と、
    当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に、論理リンクを確立する論理リンク確立ステップ(S27)と、
    当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に、所定上り帯域での上り光信号出力をさせる要求ステップ(S28)と、
    当該要求ステップにより当該局側光終端装置に入射すべき上り光の光パワー(Pi)を計測する上り光パワー計測ステップ(S29)と、
    当該上り光パワー計測ステップで計測された当該上り光の光パワー(Pi)が、当該妨害光の光パワー(P0)に所定閾値を加算した結果を超えるか否かを判定する判定ステップ(S30)と、
    当該判定ステップにおいて、当該上り光の光パワー(Pi)が当該妨害光の光パワー(P0)に所定閾値を加算した結果以下である場合に、当該指定加入者光終端装置を障害ONUとする障害ONU特定テップ(S31)と、
    当該上り光パワー計測ステップで計測された当該上り光の光パワー(Pi)が、当該妨害光の光パワー(P0)に所定閾値を加算した結果を超える場合に、当該複数の加入者光終端装置の全部を対象とするまで、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))を当該並び替えステップ(S25)の並び順に更新して、当該論理リンク確立ステップ(S27)、当該要求ステップ(S28)、当該上り光パワー計測ステップ(S29)及び当該判定ステップ(S30)を実行させる繰り返しステップ(S33,S34)
    とを具備し、
    当該要求ステップが、当該局側光終端装置が当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に送信するステップである
    ことを特徴とする障害ONU特定方法。
  3. 局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する方法であって、
    当該複数の加入者光終端装置の1つを指定加入者光終端装置とする指定ステップ(S45)と、
    当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に、論理リンクを確立する論理リンク確立ステップ(S46)と、
    当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に、所定上り帯域での上り光信号出力をさせる要求ステップ(S47)と、
    当該要求ステップにより当該局側光終端装置に入射すべき上り光の光パワー(Pi)を計測する上り光パワー計測ステップ(S48)と、
    当該複数の加入者光終端装置の全部を対象とするまで、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))を更新して、当該論理リンク確立ステップ(S46)、当該要求ステップ(S47)、及び当該上り光パワー計測ステップ(S48)を実行させる繰り返しステップ(S49,S50)と、
    当該複数の加入者光終端装置についての当該上り光パワー計測ステップ(S48)による当該上り光の光パワーが最小になる加入者光終端装置を障害ONUと特定する障害ONU特定テップ(S51)
    とを具備し、
    当該要求ステップが、当該局側光終端装置が当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に送信するステップである
    ことを特徴とする障害ONU特定方法。
  4. 更に、当該指定ステップの前に、当該複数の加入者光終端装置を光学的に近いものから順に並び替える並び替えステップ(S44)を具備し、
    当該指定ステップは、並び替えステップの並び順の最初の1つを指定加入者光終端装置とし、
    当該繰り返しステップは、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))を当該並び替えステップ(S25)の並び順に更新する
    ことを特徴とする請求項3に記載の障害ONU特定方法。
  5. 局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する装置であって、
    当該複数の加入者光終端装置から出力される当該光伝送路を伝送した上り光の光パワーを計測するパワー計(38)と、
    当該複数の加入者光終端装置の何れか1つを指定加入者光終端装置として、当該指定加入者光終端装置との間に論理リンクを確立させ、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる加入者光終端装置制御手段(22,24,S6,S7)と、
    当該複数の加入者光終端装置を上り光信号を出力しないように指示した状態で、当該パワー計に妨害光パワー(P0)を計測させ、当該加入者光終端装置制御手段に当該指定加入者光終端装置を更新させつつ、当該パワー計に当該指定加入者光終端装置ごとの上り光パワー(Pi)を計測させる制御手段(24,S4,S8)と、
    当該上り光パワー(Pi)が、当該妨害光の光パワー(P0)に所定閾値を加算した結果以下である場合に、当該加入者光終端装置を障害ONU候補とする障害ONU候補指定手段(24,S9,S10)と、
    当該障害ONU候補の内で、当該局側光終端装置に光学的に最も近い加入者光終端装置を障害ONUと特定する特定手段(24,S13)
    とを具備し、
    当該加入者光終端装置制御手段は、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に送信することで、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる
    ことを特徴とする障害ONU特定装置。
  6. 局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する装置であって、
    当該複数の加入者光終端装置から出力される当該光伝送路を伝送した上り光の光パワーを計測するパワー計(38)と、
    当該複数の加入者光終端装置を光学的に近いものから順に並び替える並び替え手段(24,S25)と、
    当該複数の加入者光終端装置の何れか1つを指定加入者光終端装置として、当該指定加入者光終端装置との間に論理リンクを確立させ、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる加入者光終端装置制御手段(22,24,S27,S28)と、
    当該複数の加入者光終端装置を上り光信号を出力しないように指示した状態で、当該パワー計に妨害光パワー(P0)を計測させ、当該加入者光終端装置制御手段に、当該並び替え手段による並びの順番で当該指定加入者光終端装置を更新させつつ、当該パワー計に当該指定加入者光終端装置ごとの上り光パワー(Pi)を計測させる制御手段(24,S24,S29)と、
    当該上り光パワー(Pi)が当該妨害光パワー(P0)に所定閾値を加算した結果を超えるか否かを判定し、当該上り光の光パワー(Pi)が当該妨害光の光パワー(P0)に所定閾値を加算した結果以下である場合に、当該指定加入者光終端装置を障害ONUとする障害ONU特定手段(24,S30,S31)
    とを具備し、
    当該加入者光終端装置制御手段は、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に送信することで、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる
    ことを特徴とする障害ONU特定装置。
  7. 局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の加入者光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をこれらにより部分的に共用される光伝送路を介して収容する光伝送システムにおいて、妨害光を発する障害ONUを特定する装置であって、
    当該複数の加入者光終端装置から出力される当該光伝送路を伝送した上り光の光パワーを計測するパワー計(38)と、
    当該複数の加入者光終端装置の何れか1つを指定加入者光終端装置として、当該指定加入者光終端装置との間に論理リンクを確立させ、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる加入者光終端装置制御手段(22,24,S46,S47)と、
    当該加入者光終端装置制御手段に当該指定加入者光終端装置を更新させつつ、当該パワー計に当該指定加入者光終端装置ごとの上り光パワー(Pi)を計測させる制御手段(24,S48)と、
    当該複数の加入者光終端装置の当該上り光パワーが最小になる加入者光終端装置を障害ONUと特定する障害ONU特定手段(24,S51)
    とを具備し、
    当該加入者光終端装置制御手段は、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に返信を要求する信号を、所定時間間隔で繰り返し当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に送信することで、当該指定加入者光終端装置(ONU(i))に所定上り帯域での上り光信号出力をさせる
    ことを特徴とする障害ONU特定装置。
  8. 更に、当該複数の加入者光終端装置を光学的に近いものから順に並び替える並び替え手段(24,S25)を具備し、
    当該制御手段は、当該加入者光終端装置制御手段に、当該並び替え手段による並びの順番で当該指定加入者光終端装置を更新させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の障害ONU特定装置。
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