JP2011086815A - 電気化学デバイス及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高品質な電気化学デバイス及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 この電気化学デバイスでは、外装体P内に封入された電池素体20と、少なくとも外装体Pの封止部P1の内側に設けられた樹脂層と、電池素体20から外装体Pの封止部P1の樹脂層間を介して、外装体Pの外部に延びた複数のリードA1,K1と、を備え、それぞれのリードA1,K1は、封止部P1の位置において、その幅方向(Y軸)に対して傾斜する方向に延びた凹溝DP1,DP2をリードA1、K1の主表面上に有している。
【選択図】 図3
【解決手段】 この電気化学デバイスでは、外装体P内に封入された電池素体20と、少なくとも外装体Pの封止部P1の内側に設けられた樹脂層と、電池素体20から外装体Pの封止部P1の樹脂層間を介して、外装体Pの外部に延びた複数のリードA1,K1と、を備え、それぞれのリードA1,K1は、封止部P1の位置において、その幅方向(Y軸)に対して傾斜する方向に延びた凹溝DP1,DP2をリードA1、K1の主表面上に有している。
【選択図】 図3
Description
本発明は、電気化学デバイス及びその製造方法に関するものである。
従来の電気化学デバイスは、アルミニウムからなる外装体中にリチウムイオン電池(LIB)や、電気二重層キャパシタ(EDLC)などの電池素体を封入している。すなわち、アルミニウムラミネートからなる外装体内に電池素体を配置し、外装体内には必要に応じて電解液を導入し、外装体の周辺部を封止していた。
電池素体からは、アノード及びカソードのリードが延びており、それぞれは、外装体の封止部の隙間を抜けて、外部に延びている。また、アルミニウムラミネートの内側には樹脂層が設けられており、封止部を熱圧着することで、封止が行われる。この封止部とリードとの間の構造について、幾つかの研究が行われている。下記特許文献1は、封止部におけるリードに複数の孔を設けることにより、かかる箇所における接着面積を高める工夫がされている。また、下記特許文献2は、封止部におけるリードの幅を狭めることにより、かかる箇所における接着面積を高める工夫がされている。
しかしながら、時間の経過伴って、内部の液体やガスが漏れたり、リードが短絡するなどの不良品が発生するため、高品質の電気化学デバイスが得られないという問題を発見した。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、高品質な電気化学デバイス及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の電気化学デバイスは、外装体内に封入された電池素体と、少なくとも前記外装体の封止部の内側に設けられた樹脂層と、前記電池素体から前記外装体の前記封止部の前記樹脂層間を介して、前記外装体の外部に延びた複数のリードと、を備え、それぞれの前記リードは、前記封止部の位置において、その幅方向に対して傾斜する方向に延びた凹溝を前記リードの主表面上に有していることを特徴とする。
この場合、凹溝内に樹脂層の樹脂が食い込んでいるので、リードが強固に樹脂層内に埋め込まれるが、凹溝が斜めに延びていることで、凹溝内にガスが存在していても、これが封止時などに外装体の外部に排出されやすくなる。これにより、封止部の樹脂層にガスが巻き込まれにくくなるため、かかる現象に伴う封止部の接着力低下を抑制することができる。
また、凹溝が斜めに延びて溝の側壁、すなわち段差に樹脂層が噛んでいるが、これにより樹脂層が、リードの長手方向の移動と、幅方向の移動が共に規制される。なお、リードの移動は内部の液漏れを生じさせる虞があるため好ましくない。すなわち、微量のリード引き出し量であっても、そこには微小な空隙が生じてしまい、この空隙を通じて、電解液漏れや,大気中の水分の素子内取り込みが起こり、素子の寿命を縮めてしまう。また、リードのはんだ付けなどの加工時に、容易にリードが引き出されてしまう傾向がある。したがって、リード移動が抑制されれば、かかる不具合を抑制し、高品質の電気化学デバイスを提供することができる。
また、本発明の電気化学デバイスの製造方法は、請求項1に記載の電気化学デバイスの製造方法であって、少なくとも前記リードの前記封止部に位置する領域をリード幅方向に対して斜めにプレス処理することで、前記凹溝を形成する工程と、前記凹溝を有する前記リードを、前記封止部の前記樹脂層間に配置し、これらを前記外装体とともに熱圧着する工程と、を備えることを特徴とする。
これにより、リード移動が抑制されたリードを製造することができ、したがって、高品質な電気化学デバイスを提供することができる。
本発明によれば、高品質な電気化学デバイスを提供することができる。
以下、実施の形態に係る電気化学デバイスについて説明する。なお、説明において、同一要素には、同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は電気化学デバイスの斜視図であり、図2は図1に示した電気化学デバイスのII−II矢印断面図、図3は、実施形態に係る電気化学デバイスの封止部近傍の拡大斜視図である。なお、これらの図では、図示の如く、XYZ三次元直交座標系が設定されている。
この電気化学デバイスは、電気二重層キャパシタ(EDLC)であり、金属フィルムM1,M2を含む外装体Pと、外装体P内に封入された電池素体20(図2参照)と、少なくとも外装体Pの封止部(トップシール部)P1の内側に設けられた樹脂層R1,R2と、電池素体20から外装体Pの封止部P1の樹脂層R1,R2間を介して、外装体Pの外部に延びたリードA1,K1とを備えている。リードA1,K1は、X軸方向に沿って延びており、幅方向はY軸、厚み方向はZ軸に一致する。樹脂層R1,R2は、ポリプロピレンなどの高分子フィルムからなる。
樹脂層R1,R2は、金属フィルムM1,M2の内側の全面に貼り付けられているが、これらは、長方形の外装体Pの四辺周囲の封止部P1,P2,P3,P4に位置する箇所の金属フィルムM1,M2に設けられていてもよい。これらの封止部P1,P2,P3,P4は、熱圧着によって封止されている。外装体Pの四辺の封止部P1,P2,P3,P4に囲まれた中央領域P0内部には、電池素体20が配置される。アノードとしてのリードA1と、カソードとしてのリードK1との間には、電圧を印加して電池素体20を充電することもでき、また、電池素体20に充電された電力を、これらから取り出すこともできる。
図2を参照し、封止部P1におけるリードA1(K1)の厚みをZ1、封止前の厚みをZ0とする。樹脂層R1,R2全体の厚みをZ2、外装体全体の厚みをZ3とする。
また、図3に示す電池素体20の構造としては、無数のものが考えられる。本例では、アノード(正極)側の電極として、銅などの金属箔からなる集電体1と、活性炭質構造体などからなる分極性電極2を結合したものを用いる。また、カソード(負極)側の電極として、アルミニウムなどの金属箔からなる集電体5と、活性炭質構造体などからなる分極性電極4とを結合したものを用いる。また、これらの正極と負極との間にはセパレータ3が介在している。もちろん、複数の電池素体を積層させてもよいが、ここでは、簡略化のため、1つの電池素体のみが収納された例を示している。
分極性電極2,4は、多孔質材料からなり、活性炭にバインダー樹脂を混ぜて製造する。バインダー樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素を含む高分子化合物、又は、スチレンブタジエンゴムのようなゴム系の高分子化合物が挙げられる。必要に応じてカーボンブラック、カーボンナノチューブ、又は黒鉛の微粒子、微細繊維を導電助剤として配合することもできる。
集電体1,5としては、銅箔やアルミニウム箔の表面をエッチングによって表面を荒く加工したものを使用することができる。なお、電極製造方法として、活性炭に導電補助剤とバインダーを加えてシート状にして集電極に接着する方法のほか、活性炭をスラリー状にして集電極に塗工する方法なども無数に存在する。
セパレータ3は、例えば重量比10%以上のポリオレフィン系樹脂を含有した不織布または多孔質フィルムからなる。ポリオレフィン系樹脂の軟化点温度以上の温度環境下で、一対の分極性電極に圧力を加えることにより、分極性電極とセパレータとは接着することもできる。セパレータとして、セルロース不織布やアラミド繊維の不織布を用いることもできる。
外装体P内に充填される電解液LQとしては、水溶液系と有機系のものが知られている。有機系の電解液の溶媒としては、プロピレンカーボネート、アセトニトリルなどあり、溶質としては、アンモニウム塩、アミン塩、或いはアミジン塩などが知られている。
また、図3に示すように、正極及び負極の集電体1,5は、リードA1,K1にそれぞれ結合されている。この結合位置は、図のように外装体内部であってもよいが、封止部P1の位置とすることもできる。なお、これらは一体の金属箔からなることとしてもよい。リードA1,K1には、樹脂が内部に嵌まり込むような形状に加工された加工部7が設けられ、加工部7の長手方向前後には未加工部が存在している。
この加工部7は、底面が平坦な凹溝DP1、DP2であり、凹溝DP1、DP2はリード幅方向に対して斜めに延びている。この加工部7は、平坦で斜めに延びた一対の押圧面を有するプレス機内に、リードA1,K1を挿入し、リードを押圧面でプレス処理することで形成される。しかる後、封止部P1などはプレス機で熱圧着加工する。
図4は、実施形態に係るリードの加工部の拡大斜視図である。
リードA1(K1)の加工部7の上面を7A、下面を7Bとすると、上面7Aが表面、下面7Bが裏面であって、これらがリードの主表面であり、リードA1(K1)は、封止部P1の位置において、その幅方向(Y軸)に対して傾斜する方向に延びた凹溝DP1,DP2をリードA1、K1の主表面7A,7B上に有している。
実施形態の電気化学デバイスでは、それぞれのリードA1(K1)は、封止部P1の位置において(図3参照)、表裏面にそれぞれ凹溝DP1,DP2を備えている。これらの凹溝DP1,DP2は、一方側の面にのみ形成されていてもよいし、それぞれの延びている方向が若干ずれていてもよい。本例では、表裏面の凹溝DP1,DP2の形状は同一であり、同一方向に伸びており、Z軸に沿った方向からみて(平面視において)、これらの形成された領域は完全に一致して重複している。もちろん、ここれは、完全重複とはいっても、非重複領域が全体の3%程度存在することは誤差として許容している。
凹溝DP1,DP2の延びている方向に垂直な方向を、凹溝の幅方向とすると、本例では、その幅方向の寸法は、溝長手方向に沿って一定であるが、これは変動していてもよい。なお、リード幅方向端部における凹溝のX軸方向長は両端において、共にX3である。また、凹溝DP1(DP2)の長手方向と、リード幅方向(Y軸方向)となす角度をθとする。正確には、θは、凹溝DP1(DP2)の長手方向の中心線が、Y軸となる角度である。ここで、θの理論的に採りうる値は、0°よりも大きく90°未満であるが、実際には、θが小さすぎる場合にはガス抜きの効果が少なく、大きすぎる場合には形成領域がリード長手方向に拡大してしまうため、θは5°以上60°以下であることが好ましく、45°以下であることが更に好ましい。
上述の構造の場合、凹溝DP1,DP2内に樹脂層R1,R2の樹脂が食い込んでいるので、リードA1(K1)が強固に樹脂層R1,R2(図2参照)内に埋め込まれるが、凹溝DP1,DP2が斜めに延びていることで、凹溝内にガスが存在していても、これが封止時などに外装体の外部に排出されやすくなる。なお、封止部P1は、リード長手方向(X軸)に対して、垂直(Y軸方向)に延びている。これにより、封止部P1の樹脂層R1,R2にガスが巻き込まれにくくなるため、かかる現象に伴う封止部P1の接着力低下を抑制することができる。
上述の構造の場合、凹溝DP1,DP2内に樹脂層R1,R2の樹脂が食い込んでいるので、リードA1(K1)が強固に樹脂層R1,R2(図2参照)内に埋め込まれるが、凹溝DP1,DP2が斜めに延びていることで、凹溝内にガスが存在していても、これが封止時などに外装体の外部に排出されやすくなる。なお、封止部P1は、リード長手方向(X軸)に対して、垂直(Y軸方向)に延びている。これにより、封止部P1の樹脂層R1,R2にガスが巻き込まれにくくなるため、かかる現象に伴う封止部P1の接着力低下を抑制することができる。
また、上記構造では、凹溝DP1,DP2が斜めに延びて溝の側壁、すなわち段差に樹脂層が噛んでいるが、これにより樹脂層R1,R2が、リードA1(K1)の長手方向(X軸)の移動と、幅方向(Y軸)の移動が共に規制される。リード移動が抑制されれば、液漏れ等の不具合を抑制し、高品質の電気化学デバイスを提供することができる。
なお、図3に示した封止部P1のX軸方向の寸法X2は、図4に示す加工部7のX軸方向の寸法(凹溝のX軸方向の最大離隔距離)よりも、若干長く設定されているが、短く設定されていてもよい。図3の封止部P1には全領域に図2の樹脂層R1,R2が設けられているので、加工部7の凹溝DP1、DP2内に、樹脂層R1,R2が食い込むこととなり、リードA1(K1)のX軸方向・Y軸方向の移動が規制される。リードA1(K1)の幅Y1は、例えば3.5mmに設定される。また、各凹溝DP1(DP2)の深さは、それぞれ10μmであり、プレス前の厚みZ0は100μm、加工後の凹溝形成領域の厚みZ1は80μmである。
実施形態の電気化学デバイスの製造方法は、少なくともリードの封止部P1に位置する領域をリード幅方向(Y軸)に対して斜めにプレス処理することで、凹溝DP1,DP2を形成する工程と、凹溝DP1,DP2を有するリードA1(K1)を、封止部P1の樹脂層R1,R2(図2参照)間に配置し、これらを外装体Pとともに熱圧着する工程と、を備えている。これにより、X軸方向及びY軸方向の移動が抑制されたリードを製造することができ、したがって、高品質な電気化学デバイスを提供することができる。なお、凹溝の数は、1つのリードの1つの面当たり2以上であってもよい。
具体的には、例えば、幅3.5mm、厚さ100μm、長さ30mmのAl箔のリードを用意し、熱圧着予定の領域よりも狭い領域内に、リード上下面に3.92×105Paの圧力をかけるプレス処理により加工部7を形成し、各深さが10μmの凹溝DP1,DP2を形成する。加工部の全体の厚みZ1は80μmとなる。このリードを電池素体の集電体に結合させ、しかる後、封止部に2.94×105Paの圧力をかけて、180℃、7秒間の熱圧着を行う。各封止部P1〜P4を熱圧着することで、電気化学デバイスが完成する。なお、全部の封止部の熱圧着の完了前に、外装体内に電解液を導入しておく。
なお、実施形態のリードを実施例1〜9として特性を測定した。なお、初期リードの材料はアルミニウム、寸法は幅3.5mm、厚さ100μm、長さ30mmであり、圧力と樹脂材料は上述の例の通りである。電池素体は、アルミニウムラミネート箔、活性炭電極/アルミニウム集電箔、セルロースセパレータ、有機系電解液から構成し、電解液は、TEMA・BF4(テトラフルオロホウ酸トリエチルメチルアンモニウム)/AN(アセトニトリル)溶液であり、これを70℃の環境下に配置し、リード間に2.5Vの電圧を1000時間印加するという条件の信頼性試験前後の液量の変化率を測定した。比較例1は、実施形態において、加工部を備えていないものとし、比較例2は、溝のある加工部に代えて、半径0.15mmの半円形の切り欠き部を幅方向両端に設けたものとした。
なお、抵抗は、Alリードを室温(25℃)下で四端子法を用いて測定した。破断強度測定は、リード単体を室温(25℃)において、試験装置(島津製作所製の引張試験・圧縮試験機:EZTest)内に配置して測定した。また、引張(引き抜け)強度測定は、熱圧着幅を5.0mmとし、これを室温(25℃)において、前述の試験装置によって測定した。製品の最終歩留まりは、注液後において充放電可能であって、液漏れ及びショートが無いものを良品とし、それ以外を不良品とした。
また、比較例1の評価点数を10点とした場合に、比較例2及び実施例1〜9の評価点数を比例計算で求め、これらを性能指数として得点化した結果は、以下の通りである
上述のように、実施例のリードでは、断面積の低下から、わずかに抵抗増加するものの、引き抜け強度の増加により、信頼性が格段に上昇するという観点から、実施形態に係る電気化学デバイスが、比較例1,2のものよりも格段に優れている旨が、実験的にも判明した。また、実施例2〜5の場合、すなわち角度θが5°〜45°の場合には、合計得点が55点を超えることとなり、更に好ましい。
10…電気化学デバイス、P…外装体、M1,M2…金属フィルム、R1,R2…樹脂層、A1,K1…リード、20…電池素体、LQ…電解液、P1,P2,P3,P4…封止部。
Claims (2)
- 外装体内に封入された電池素体と、
少なくとも前記外装体の封止部の内側に設けられた樹脂層と、
前記電池素体から前記外装体の前記封止部の前記樹脂層間を介して、前記外装体の外部に延びた複数のリードと、
を備え、
それぞれの前記リードは、前記封止部の位置において、その幅方向に対して傾斜する方向に延びた凹溝を前記リードの主表面上に有していることを特徴とする電気化学デバイス。 - 請求項1に記載の電気化学デバイスの製造方法であって、
少なくとも前記リードの前記封止部に位置する領域をリード幅方向に対して斜めにプレス処理することで、前記凹溝を形成する工程と、
前記凹溝を有する前記リードを、前記封止部の前記樹脂層間に配置し、これらを前記外装体とともに熱圧着する工程と、
を備えることを特徴とする電気化学デバイスの製造方法。
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