JP2011086440A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】カシメ等を行うことなく簡単な施工により高い強度で仮吊紐の確実な抜け防止を図ることができる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具10は、中反射板15の仮吊紐引掛部18,19に、仮吊紐16,17を挿通させる第1スリット47と、第1スリット47に直交して一方側に形成され、その端部に仮吊紐16,17の結び目37を保持する略円形状の孔48を形成してなる第2スリット49と、第1スリット47と第2スリット49との交わる箇所から分岐する第3スリット50とを有し、第1スリット47から第3スリット50を直交させた。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば住宅や工場等の天井施工面に直接取り付けられる照明器具に関し、特にルーバを備えた照明器具に関する。
従来の照明器具の一例として、一端をソケットカバーに連結固定し、他端を器具本体に連結した仮吊紐を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−59625号公報(図1、段落番号0023)
通常、ルーバと中反射板とを備えるルーバ付きの照明器具においては、蛍光ランプを交換する場合、メンテナンス性から中反射板を仮吊してランプ交換を行うことが一般的である。この場合、中反射板を仮吊するために、仮吊紐を器具本体と中反射板との間に結合しておくことにより仮吊機構を構成するが、中反射板より仮吊紐が外れて抜けないようにするために、仮吊紐の結び目を保持する孔と、仮吊紐を挿通させるためのスリットが設けられている。そして、仮吊紐を挿通した後に、スリットにカシメをして仮吊紐の抜け防止を図っていた。
しかし、このような照明器具では、カシメの精度によって、仮吊紐が抜けてしまう虞があり、またカシメを実施するための特別な工具や治具などを要して製造コストが高価なものになってしまう。
上記特許文献1に開示された従来の照明器具は、カシメを廃止して仮吊紐の抜け防止を図るようにしている。しかし、このような照明器具では、挿入口から係止孔までの隙間部が直線であり、万が一に、仮吊紐に隙間部の長さ方向の引張力が作用した場合、仮吊紐の本体部が隙間部から挿入口に移動してしまう。
従って、特許文献1の照明器具では、結び目を保持することができなくなって仮吊紐が抜けてしまうことが無いとは言えない。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、カシメ等を行うことなく簡単な施工により高い強度で仮吊紐の確実な抜け防止を図ることができる照明器具を提供することにある。
本発明に係る照明器具は、光源を保持した器具本体と、前記器具本体に取り付けられる中反射板と、前記中反射板に取り付けられるルーバと、前記器具本体と前記中反射板とを連結する仮吊紐と、を備えた照明器具であって、前記中反射板は、前記仮吊紐を引っ掛けるための仮吊紐引掛部を有し、前記仮吊紐引掛部は、前記仮吊紐を挿通させる第1スリットと、前記第1スリットに直交して一方側に形成され、その端部に前記仮吊紐の結び目を保持する略円形状の孔を形成してなる第2スリットと、前記第1スリットと第2スリットとの交わる箇所から分岐する第3スリットと、を有し、第1スリットから第3スリットが直交することを特徴とする。
本発明においては、仮吊紐は、結び目に結束された仮吊紐本体が仮吊紐引掛部の第1スリットに挿通されてから、第1スリットから第2スリットに直交して移動され、結び目が第2スリットの端部の孔の裏側で保持される。
これにより、本発明においては、万が一に、仮吊紐に第2スリットの長さ方向の引張力が作用した場合、仮吊紐は、第1スリットと第2スリットとの交わる箇所から分岐していて、第1スリットに直交する第3スリットへと移動することになる。
従って、本発明においては、仮吊紐は、第2スリットの長さ方向の引張力が作用したとしても、結び目が第1スリットへ移動せずに仮吊紐の確実な抜け防止を図ることができる。加えて、カシメ等を行うことなく簡単な施工により高い強度を得ることができる。
本発明に係る照明器具は、上記照明器具において、前記第1スリットは、前記仮吊紐の直径よりもわずかに小さいことを特徴とする。
本発明においては、第1スリットの内径は、仮吊紐の仮吊紐本体の直径よりもわずかに小さく形成されている。
これにより、本発明においては、仮吊紐を第1スリットに挿通させる際に、指で摘む等して仮吊紐本体の外径をわずかに小さく変形させて第1スリットに挿通させる。そして、第1スリットに挿通された仮吊紐本体は第2スリットに挿通されていく。
従って、本発明においては、第1スリットに一旦挿通された仮吊紐本体は第2スリットから第1スリットに戻ることがないので、仮吊紐の抜け防止性を、より一層向上させることができる。
本発明の照明器具によれば、中反射板に有する仮吊紐引掛部に、仮吊紐を挿通させる第1スリットと、第1スリットに直交して一方側に形成され、その端部に仮吊紐の結び目を保持する略円形状の孔を形成してなる第2スリットと、第1スリットと第2スリットとの交わる箇所から分岐する第3スリットと、を有し、第1スリットから第3スリットを直交させた。
これにより、本発明の照明器具によれば、カシメ等を行うことなく簡単な施工により高い強度で仮吊紐の確実な抜け防止を図ることができるという効果を有する。
本発明に係る第1実施形態の照明器具の斜め下方から視た外観斜視図 図1の照明器具の分解斜視図 図1の照明器具の中反射板とルーバとの組体の斜め上方から視た外観斜視図 図1の照明器具の中反射板の仮吊紐引掛部の拡大斜視図 本発明に係る第2実施形態の照明器具の中反射板の仮吊紐引掛部の拡大斜視図
以下、本発明の複数の実施形態に係る照明器具について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態である照明器具10は、器具本体11と、光源である一対の直管型の蛍光ランプ12と、複数のルーバ14と中反射板15とを有する組体13と、一対の第1仮吊紐16および第2仮吊紐17と、中反射板15において第1仮吊紐16および第2仮吊紐17を引っ掛けるための一対の一方の中反射板側仮吊紐引掛部18および他方の中反射板側仮吊紐引掛部19とを備えて、天井施工面1に直接取り付けられる。
図1、図2に示すように、器具本体11は、比較的薄い金属製板部材を用いて成形されており、天板20と、一対の端板21と、一対の側板22とを有して下方を開放している。器具本体11は、天板20の下面において幅方向の中央部に、安定器23と、電源端子台24と、一対の中反射板取付バネ25、25とをそれぞれ取り付けている。器具本体11は、天板20の下面において幅方向の中央部に、長手方向に一対の取付ボルト孔26,26と、同じく長手方向で端板21寄りに一対の器具本体側仮吊紐引掛け部27,27とを設けており、電源端子台24の近傍に単一の電源線挿通孔28を設けている。
器具本体11の取付ボルト孔26には、天井施工面1から床面に向けて突出設置されている一対の取付ボルト2が挿通される。そして、これら取付ボルト2に座金29を介してナット30がそれぞれねじ込まれることにより、器具本体11が天井施工面1に接して組み付けられる。器具本体側仮吊紐引掛部27は、天板20を切り起し成形することにより、下方に向けてV字の板形状に突出形成されている。
電源線挿通孔28には、天井施工面1側から電源線3が引き込まれる。電源線3は電源端子台24に電気的に接続される。電源端子台24からは安定器23を通じてランプソケット31へ不図示の器具電線が接続される。
中反射板取付バネ25は、器具本体11の天板20から下方に向けてハ字形状に突出して配置されている。中反射板取付バネ25は、両先端部に有するL字形状部分で中反射板15に形成されている中反射板取付バネ係止部32に係止されることにより中反射板15を器具本体11に保持する。器具本体11は、それぞれの端板21の内側に二対のランプソケット31を対向させて取り付けている。
ルーバ14は、器具本体11と同様の比較的薄い金属製板部材を用いて成形されている。ルーバ14は、器具本体11の両側板22の間隔寸法よりも小さい幅寸法を有し、中央部が大きく両側部が小さいものとして予め定められた高さ寸法を有する。
中反射板15は、ルーバ14と同様の比較的薄い金属製板部材を用いてV字形状に形成されている。中反射板15は、器具本体11の両端板21の間隔寸法よりも小さい長さ寸法を有し、長手方向に沿った両外側に一対の副反射板33をそれぞれ備える。中反射板15は内側に空間部34を有する。そのため、中反射板15は、安定器23、電源端子台24、取付ボルト2,2、座金29,29およびナット30,30、電源線3、器具電線、器具本体側仮吊紐引掛部27,27のそれぞれを床面側から直視できないように空間部34内に収納する。
第1仮吊紐16は、所定の十分に長い長さ寸法を有する仮吊紐本体35の一端部にS字形状をなす金属製のフック部36を有し、仮吊紐本体35の他端部に略球形状をなす結び目(図4参照)37を有する。第2仮吊紐17は、第1仮吊紐16と同一に形成されており、仮吊紐本体35の一端部にフック部36を有し、仮吊紐本体35の他端部に略球形状をなす結び目37を有する。第1仮吊紐16のフック部36は器具本体11の一方の器具本体側仮吊紐引掛部27に引っ掛けられ、第2仮吊紐17のフック部36は器具本体11の他方の器具本体側仮吊紐引掛部27に引っ掛けられる。
図3に示すように、中反射板15は、V字の板形状をなす中反射板本体38の両端縁に、内側に折り曲げられた折曲板部39,40を形成している。中反射板15は、ルーバ14を装着するためのルーバ取付用スリット41と、ルーバ取付用スリット41の外側に配置された一対の折り曲げ片挿通用孔42,42とを長手方向の等間隔に複数有する。中反射板本体38は、その両端部寄りに四角形の穴形状をなす一対の中反射板取付バネ係止部32を形成している。
ルーバ14は、その中央部に、上方から下方に向けてV字形状に切除されていて一対の折り曲げ片43,43を突出形成した中反射板取付用凹部44を有する。折り曲げ片43は舌片状に形成されており、中反射板14の折り曲げ片挿通用孔42,42にそれぞれ挿通されてから中反射板15の内面において折り曲げ成形されてルーバ14を中反射板15に固定する。
ルーバ14は、中反射板取付用凹部44の両側部に、上方から下方に向けて湾曲形状に切除された一対の蛍光ランプ逃げ凹部45を有する。そして、ルーバ14は、蛍光ランプ逃げ凹部45の両外側に、上方から下方に向けてI字形状に切除された一対の副反射板取付用スリット46,46をそれぞれ有する。
一方の中反射板側仮吊紐引掛部18は一方の折曲板部39の一端側に配置され、他方の中反射板側仮吊紐引掛部19は他方の折曲板部40の他端側に一方の中反射板側仮吊紐引掛部18に対称に配置されている。一方の中反射板側仮吊紐引掛部18および他方の中反射板側仮吊紐引掛部19は一方の折曲板部39および他方の折曲板部40に対称の同一形状に形成されているために、以下の説明では、一方の中反射板側仮吊紐引掛部18と第1仮吊紐16とについてのみ主として説明する。
図4に示すように、一方の中反射板側仮吊紐引掛部18は、一方の折曲板部39の端縁において開放していて第1仮吊紐16の仮吊紐本体35を挿通させるための第1スリット47と、第1スリット47に直交して一方側に形成されていて端部に第1仮吊紐16の結び目37を保持する略円形状の保持孔48を形成してなる第2スリット49と、第1スリット47と第2スリット49との交わる箇所から分岐する第3スリット50と、を有する。一方の中反射板側仮吊紐引掛部18は、第1スリット47から第3スリット50が直交配置されており、第1スリット47は、第1仮吊紐16の仮吊紐本体35の直径寸法D1よりもわずかに小さい内径寸法D2に設定されている。
第1仮吊紐16における一方の中反射板側仮吊紐引掛部18への引掛けにあたり、器具本体11の一方の器具本体側仮吊紐引掛部27にフック部36を引っ掛けた第1仮吊紐16は、その結び目37を一方の折曲板部39の下側に配置した状態で、その仮吊紐本体35を第1スリット47に挿通させていく。このとき、第1スリット47の内径は、第1仮吊紐16の仮吊紐本体35の直径よりもわずかに小さく形成されているために、指で摘む等して仮吊紐本体35の外径をわずかに小さく変形させて第1スリット47に挿通させていく。
第1スリット47に仮吊紐本体35が挿通された第1仮吊紐16は、第1スリット47内を移動され、第1スリット47に直交する第2スリット49に挿通されていく。第2スリット49に挿通された第1仮吊紐16は第2スリット49内を移動されて保持孔48に到達する。保持孔48の内径は第1仮吊紐16の結び目37の外径よりも十分に小さいために、保持孔48の下方に配置されている結び目37は保持孔48から上方に抜け出ずに、第1仮吊紐16が一方の中反射板側仮吊紐引掛部18に掛止されることになる。
このような照明器具10は、工場における組立工程において、中反射板15に複数のルーバ14を組付けてから、副反射板取付用スリット46に副反射板33を挿入固定することにより、複数のルーバ14と、一対の副反射板33と、中反射板15と、からなる組体13が形成される。
そして、第1仮吊紐16のフック部36を一方の器具本体側仮吊紐引掛部27に引っ掛けるとともに第1仮吊紐16の結び目37を一方の中反射板側仮吊紐引掛部18に引掛け、同様に、第2仮吊紐17のフック部36を他方の器具本体側仮吊紐引掛部27に引っ掛けるとともに第2仮吊紐17の結び目37を他方の中反射板側仮吊紐引掛部19に引掛けておく。
施工現場において、器具本体11の一対の取付ボルト孔26を天井施工面1の取付ボルト2に合わせ、器具本体11の電源線挿通孔28に電源線3を引き込んで器具本体11を所定位置に配置する。
次に、取付ボルト2に座金29を介してナット30をそれぞれネジ込むことにより、器具本体11を天井施工面1に組み付ける。このとき、組体13は、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17により器具本体11の下方に吊り下げられている。
そして、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17により器具本体11と組体13との間に形成されている施工スペースを用いて二対のランプソケット31に2本の蛍光ランプ12をそれぞれ装着し、その後に、中反射板15を中反射板取付バネ25に組み付けることにより中反射板15を器具本体11に取り付ける。
ランプの交換時期やメンテナンス時期が到来した際に、中反射板15を中反射板取付バネ25から取り外す。すると、各フック部36,36が器具本体11の各器具本体側仮吊紐引掛部27,27にそれぞれ引っ掛けられていて、各結び目37,37が各中反射板側仮吊紐引掛部18,19に掛止されている第1仮吊紐16および第2仮吊紐17により組体13が器具本体11の下方に吊り下げられる。
次に、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17により器具本体11と組体13との間に形成されている施工スペースを用いて各蛍光ランプ12の交換作業やメンテナンスを行うことになる。ランプの交換やメンテナンスが完了した後に、中反射板15を中反射板取付バネ25,25に再び組み付けることにより中反射板15を器具本体11に取り付けて使用状態に復帰することになる。
この間、万が一に、第1仮吊紐16に第2スリット49の長さ方向の引張力が作用したとしても、第1仮吊紐16は、第1スリット47および第2スリット49の交わる箇所から分岐していて、第1スリット47に直交する第3スリット50へと移動することになる。これにより、第1仮吊紐16は第1スリット47へ戻ることがない。
以上説明してきたように、本発明の第1実施形態の照明器具10では、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17は、結び目37に結束された仮吊紐本体35が中反射板側仮吊紐引掛部18,19の第1スリット47に挿通されてから、第1スリット47から第2スリット49に直交して移動され、結び目37が第2スリット49の端部の保持孔48の裏側で保持される。
これにより、本発明の第1実施形態の照明器具10では、万が一に、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17に第2スリット49の長さ方向の引張力が作用した場合、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17は、第1スリット47および第2スリット49の交わる箇所から分岐していて、第1スリット47に直交する第3スリット50へと移動することになる。
従って、本発明の第1実施形態の照明器具10では、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17は、第2スリット49の長さ方向の引張力が作用したとしても、結び目37が第1スリット47へ移動せずに第1仮吊紐16および第2仮吊紐17の確実な抜け防止を図ることができる。加えて、カシメ等を行うことなく簡単な施工により高い強度を得ることができる。
本発明の第1実施形態の照明器具10では、第1スリット47の内径は、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17の仮吊紐本体35の直径よりもわずかに小さく形成されている。
これにより、本発明の第1実施形態の照明器具10では、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17を第1スリット47に挿通させる際に、指で摘む等して仮吊紐本体35の外径をわずかに小さく変形させて第1スリット47に挿通させる。そして、第1スリット47に挿通された仮吊紐本体35は第2スリット49に挿通されていく。
従って、本発明の第1実施形態の照明器具10では、第1スリット47に一旦挿通された仮吊紐本体35は第2スリット49から第1スリット47に戻ることがないので、第1仮吊紐16および第2仮吊紐17の抜け防止性を、より一層向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の照明器具について説明する。なお、以下の第2実施形態において、上述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
図5に示すように、本発明の第2実施形態の照明器具60は、一方の中反射板側仮吊紐引掛部61に、第1スリット61と第2スリット62と第3スリット63との組み合わせを二回連続した。
即ち、一方の中反射板側仮吊紐引掛部61に、一方の折曲板部39の端縁において開放していて第1仮吊紐16の仮吊紐本体35を挿通させるための第1スリット61と、第1スリット61に直交する第2スリット62と、第1スリット61および第2スリット62の交わる箇所から分岐する第3スリット63と、第2スリット62に直交する第4スリット(第1スリット)64と、第4スリット64に直交して一方側に形成されていて端部に第1仮吊紐16の結び目37を保持する略円形状の保持孔65を形成してなる第5スリット(第2スリット)66と、第4スリット64および第5スリット66の交わる箇所から分岐する第6スリット(第3スリット)67と、を有する。
第1仮吊紐16における一方の中反射板側仮吊紐引掛部18への引掛けにあたり、器具本体11の一方の器具本体側仮吊紐引掛部27にフック部36を引っ掛けた第1仮吊紐16は、その結び目37を一方の折曲板部39の下側に配置した状態で、その仮吊紐本体35を第1スリット61に挿通させていく。第1スリット61に仮吊紐本体35が挿通された第1仮吊紐16は、第1スリット61内を移動され、第1スリット61に直交する第2スリット62に挿通されていく。
第2スリット62に挿通された第1仮吊紐16は第2スリット62内を移動されていき、その仮吊紐本体35を第4スリット64に挿通させていく。第4スリット64に仮吊紐本体35が挿通された第1仮吊紐16は、第4スリット64内を移動され、第4スリット64に直交する第5スリット66に挿通されて保持孔65に到達する。そして、第1仮吊紐16の結び目37が保持孔65に保持されることにより、結び目37が保持孔65から上方に抜け出ずに、第1仮吊紐16が一方の中反射板側仮吊紐引掛部18に掛止されることになる。
第1仮吊紐16および第2仮吊紐17により組体13を器具本体11の下方に吊り下げている際に、万が一に、第1仮吊紐16に第5スリット66の長さ方向の引張力が作用したとしても、第1仮吊紐16は、第4スリット64および第5スリット66の交わる箇所から分岐していて、第4スリット64に直交する第6スリット67へと移動することになる。これにより、第1仮吊紐16は第1スリット61へ戻って抜けることがない。
本発明の第2実施形態の照明器具60は、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。特に、本実施形態によれば、第1スリット61と第2スリット62と第3スリット63との組み合わせを二回連続したことにより、より高い強度で第1仮吊紐16および第2仮吊紐17の確実な抜け防止を図ることができる。
なお、前記各実施形態で使用した器具本体11、蛍光ランプ12、ルーバ14、中反射板15等は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
10、60 照明器具
11 器具本体
12 蛍光ランプ(光源)
14 ルーバ
15 中反射板
16 第1仮吊紐(仮吊紐)
17 第2仮吊紐(仮吊紐)
18、19 中反射板側仮吊紐引掛部(仮吊紐引掛部)
37 結び目
47、61 (第4スリット)第1スリット
48、65 保持孔(孔)
49、62 (第5スリット)第2スリット
50、63 (第6スリット)第3スリット

Claims (2)

  1. 光源を保持した器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられる中反射板と、
    前記中反射板に取り付けられるルーバと、
    前記器具本体と前記中反射板とを連結する仮吊紐と、
    を備えた照明器具であって、
    前記中反射板は、前記仮吊紐を引っ掛けるための仮吊紐引掛部を有し、
    前記仮吊紐引掛部は、前記仮吊紐を挿通させる第1スリットと、前記第1スリットに直交して一方側に形成され、その端部に前記仮吊紐の結び目を保持する略円形状の孔を形成してなる第2スリットと、前記第1スリットと第2スリットとの交わる箇所から分岐する第3スリットとを有し、第1スリットから第3スリットが直交することを特徴とする照明器具。
  2. 前記第1スリットは、前記仮吊紐の直径よりもわずかに小さいことを特徴とする請求項1に記載した照明器具。
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