JP2011085765A - レンズ、レンズアレイ、およびレンズ評価装置 - Google Patents

レンズ、レンズアレイ、およびレンズ評価装置 Download PDF

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Abstract

【課題】形状の測定結果から、球面レンズとしての評価が可能なレンズを提供する。
【解決手段】レンズ10は、レンズ10sに対して、予め、所定の非球面係数Aに基づく非球面量が付与されており、非球面量は、光学面3において0.05μmよりも小さな、レンズ10sの形状に対する誤差を与えるものであり、周囲部分4において0.5μmよりも大きな、レンズ10sの形状に対する誤差を与えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、球面レンズとして使用可能なレンズ、このレンズが複数個成形されたレンズアレイ、および、このレンズの評価装置に関する発明である。
レンズの形状測定(評価)には、接触式または非接触式の3次元形状測定機が用いられる。これらの測定機は、対象物としてのレンズの3次元形状プロファイルを得る。
レンズについては、設計式に対する形状誤差を求める必要がある。特許文献1には、非球面レンズの設計式に対する形状誤差から、非球面レンズの形状を得る技術が開示されている。
特開平3−33635号公報(1991年2月13日公開) 特開2009‐018578号公報(2009年1月29日公開) 特開2009‐023353号公報(2009年2月 5日公開)
特許文献1に係る技術では、球面レンズの形状測定において、以下の問題が発生する。
すなわち、球面レンズは、測定系(レンズ評価装置)に対して傾きを有している場合に、測定領域内において、この傾きに起因した形状誤差が発生しない。従って、特許文献1に係る技術では、球面レンズが測定系に対して傾きを有している場合に、レンズ形状の測定結果から、傾き量を評価したり補正したりすることが困難であるという問題が発生する。
また、レンズは、光学特性に直接的に寄与する光学面(有効口径内)と、光学特性に直接的に寄与しない面(有効口径外)とを有しているのが一般的であるが、特許文献1に係る技術では、球面レンズの傾き量の評価が困難であるため、球面レンズの光学面であるか否かの区別が困難であり、球面レンズにおける光学特性に寄与する領域を正確に評価することが困難であるという問題が発生する。
本発明は、上記の問題に鑑みて為された発明であり、その目的は、形状の測定結果から、球面レンズとしての評価が可能であるレンズ、このレンズが複数個成形されたレンズアレイ、および、このレンズの評価装置を提供することにある。
本発明のレンズは、上記の問題を解決するために、光学面と、該光学面の周囲部分と、該周囲部分を取り囲むコバと、が一体的に成形された球面レンズに対して、予め、所定の非球面係数に基づく非球面量が付与されたレンズであり、上記非球面量は、上記光学面において0.05μmよりも小さな、上記球面レンズの形状に対する誤差を与えるものであり、上記非球面量は、上記周囲部分において0.5μmよりも大きな、上記球面レンズの形状に対する誤差を与えるものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明のレンズは、球面レンズに対して、予め、非球面量を付与することで、数式(後述する非球面式)により解析可能な形状を設けている。これにより、本発明のレンズは、測定系(レンズ評価装置)に対して傾きを有している場合に、非球面量が付与された、光学面の周囲部分に関して、この傾きに起因した形状誤差が発生する。従って、本発明のレンズでは、レンズが測定系に対して傾きを有している場合に、該周囲部分を測定対象とすることで、その測定結果である形状誤差から、球面レンズ部分の傾き量を評価したり補正したりすることが可能になる。
また、本発明のレンズは、球面レンズとしての傾き量の評価が可能であるため、球面レンズの光学面であるか否かの区別が可能になり、球面レンズにおける光学特性に寄与する領域を正確に評価することが可能になる。
従って、本発明のレンズは、形状の測定結果から、球面レンズとしての評価が可能なものである。
また、本発明のレンズ評価装置は、本発明のレンズにおける上記光学面および周囲部分の両形状を測定する形状測定部と、上記形状測定部による測定結果と、上記非球面係数から上記非球面量を算出するための非球面式と、に基づいて、上記レンズの形状を評価する形状評価部と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、形状測定部により、本発明のレンズにおける光学面および周囲部分の両形状を測定し、形状評価部により、その測定結果に加え、非球面式に基づいて、本発明のレンズの形状を評価することができる。
従って、本発明のレンズ評価装置は、本発明のレンズに対して、該レンズの形状の測定結果から、球面レンズとしての評価が可能なものである。
また、本発明のレンズアレイは、本発明のレンズが複数個成形されたものである。
上記の構成によれば、複数個のレンズを一括して、かつ高速に生産することができるため、特に大量生産時において、製造コストを低減することができ、本発明のレンズを安価にて実現することができる。
また、本発明のレンズ評価装置は、上記コバを基準とした、上記光学面の頂点の丈を測定する丈測定部を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明のレンズの、球面レンズ部分の傾き量を補正することができることにより、該傾き量が補正された形状プロファイルを得ることができるため、丈測定部により、球面レンズ部分の、コバを基準とした、光学面の頂点の丈、すなわち、レンズ頂点‐コバ部の高低差を評価することが可能になる。
ところで、レンズ成形方法のひとつである、射出成形にて、互いに同じ金型により成形されたレンズは、同等な形状を有するのが一般的である。これは、ばらつきの無い成型条件検討によるもので、その過程においては大量のレンズ形状評価が必要となる。
また、近年開発が進められている、いわゆるウエハレンズプロセス(特許文献2および3参照)では、ウエハ面内に大量にレンズを作製することで、本発明のレンズアレイに代表されるレンズアレイを作製することで、製造コストの低減を図る為、レンズアレイに成形された各レンズの評価には、上記射出成形により成形されたレンズ以上に、大量の評価が必要となる。
特許文献1に係る技術において、個片レンズを評価する場合には、レンズサンプル毎に、測定系に設置する際に、該測定系に対して傾きを調整して、測定することが可能である。しかしながら、このような特許文献1に係る技術では、評価すべきレンズの数量が多い場合、傾き調整のための時間と、調整の装置もしくは多大なる人手と、が必要になる。
そこで、本発明のレンズ評価装置は、本発明のレンズアレイに成形された複数個のレンズのうち、2個以上のレンズにおける上記光学面および周囲部分の各両形状を測定する形状測定部と、上記形状測定部による測定結果と、上記非球面係数から上記非球面量を算出するための非球面式と、に基づいて、上記2個以上のレンズの各形状を評価する形状評価部と、上記形状評価部による評価結果に基づいて、評価されたいずれか2個のレンズ間のピッチを測定するピッチ測定部と、を備えることを特徴としている。
また、本発明のレンズ評価装置は、本発明のレンズアレイに成形された複数個のレンズのうち、2個以上のレンズにおける上記光学面および周囲部分の各両形状を測定する形状測定部と、上記形状測定部による測定結果と、上記非球面係数から上記非球面量を算出するための非球面式と、に基づいて、上記2個以上のレンズの各形状を評価する形状評価部と、上記形状評価部による評価結果に基づいて、評価されたいずれか2個のレンズのうち、一方のレンズの光軸に対する、他方のレンズの光軸の傾き量を測定する傾き量測定部と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明のレンズアレイに成形された複数個の、本発明のレンズを、レンズアレイのまま評価することが可能になるため、評価すべきレンズの数量が多い場合、傾き調整のための時間を短縮し、調整の装置を不要とし、さらに、人手の低減が可能になる。
さらに、ピッチ測定部は、レンズアレイに成形された2個のレンズ間のピッチを測定することができる。また、傾き量測定部は、レンズアレイに成形された2個のうち、一方のレンズの光軸に対する、他方のレンズの光軸の傾き量を測定することができる。
従って、ピッチ測定部および/または傾き量測定部を備えた、本発明のレンズ評価装置は、レンズアレイのウエハ面内における、レンズ間傾きやレンズピッチを、3次元形状測定により得ることができる。
本発明のレンズは、光学面と、該光学面の周囲部分と、該周囲部分を取り囲むコバと、が一体的に成形された球面レンズに対して、予め、所定の非球面係数に基づく非球面量が付与されたレンズであり、上記非球面量は、上記光学面において0.05μmよりも小さな、上記球面レンズの形状に対する誤差を与えるものであり、上記非球面量は、上記周囲部分において0.5μmよりも大きな、上記球面レンズの形状に対する誤差を与えるものである。
従って、形状の測定結果から、球面レンズとしての評価が可能であるという効果を奏する。
本発明のレンズの構成と、非球面量が付与されていない球面レンズの構成と、を対比した様子を示す断面図である。 図1に示す両レンズの、各レンズ形状プロファイルを対比したグラフである。 図1に示す両レンズ間の形状誤差を、数値化して示したグラフである。 本発明のレンズアレイの構成を示す断面図である。 本発明のレンズ評価装置の構成を示すブロック図である。 本発明のレンズの評価の一例として、図1に示す、本発明のレンズの傾き量を測定する様子を示す断面図である。 図1に示す、非球面量を付与していない球面レンズの傾き量を測定する様子を示す断面図である。 最小二乗法について説明を行う図である。
図1において、その形状を点線で示した、レンズ10sは、一般的な球面レンズである。
レンズ10sは、球面レンズ部分1sおよびコバ2sを有している。特に、球面レンズ部分1sは、光学面3sと、その周囲部分4sと、を有している。
球面レンズ部分1sは、曲率中心5sを有しており、曲率半径R(表1参照)を持った、球状であるレンズ10sの表面である。
コバ2sは、球面レンズ部分1sの周囲に設けられた、略平坦な面である。コバ2sは、レンズ10sにおいて、所望の光学特性を適切に得ることを目的に設けられている。
光学面3sは、球面レンズ部分1sの光学特性に直接的に寄与している面である。すなわち、球面レンズ部分1sの光学特性は、光学面3sの特性(形状および屈折率等)に応じて決定される。光学面3sは、円形の平面を有しており、該平面の直径は、有効口径easとして、図1に示している。
周囲部分4sは、球面レンズ部分1sに設けられているものの、球面レンズ部分1sの光学特性に対して、直接的に寄与している部分でない面である。すなわち、周囲部分4sの特性(形状および屈折率等)がどのように変化したとしても、この変化に応じて、球面レンズ部分1sの光学特性が変化したとはみなされない。周囲部分4sは、光学面3sを取り囲む、ドーナツ型の平面となっている。
なお、光軸6sは、レンズ10sの光軸である。
レンズ10sは、以上の構成が、樹脂等の被成形物に一体的に成形されたレンズである。
一方、図1において、その形状を実線で示した、レンズ10は、以上の構成を有するレンズ10sに対して、予め、高次(所定)の非球面係数に基づく非球面量が付与されたレンズである。
そして、上記非球面量の存在を無視した場合、球面レンズ部分1は球面レンズ部分1sと、コバ2はコバ2sと、光学面3は光学面3sと、周囲部分4は周囲部分4sと、曲率中心5は曲率中心5sと、光軸6は光軸6sと、有効口径eaは有効口径easと、それぞれ同じ構成を有しているものとする。つまり、上記非球面量の存在を無視した場合、レンズ10は、レンズ10sと同じ構成である。
以下では、上記非球面量が付与されたことに伴う、レンズ10sの構成に対する、レンズ10の構成の相違について説明する。
上記非球面量が付与されたことに伴い、光学面3には、最大でも0.05μmよりも小さな、光学面3sに対する形状誤差が与えられている。〔表1〕にて後述しているが、レンズ10は例えば、曲率半径が0.56mmとなっており、0.05μmよりも小さいという形状誤差は、レンズ10の評価に際して無視できる程度に小さくなっている。このとき、光学面3は、光学面3sに対して、その形状が、完全に同じでこそないものの、ほとんど変わらない。同様に、有効口径eaについても、有効口径easとほとんど変わらない。
一方、上記非球面量が付与されたことに伴い、周囲部分4は、最大で0.5μmよりも大きな、周囲部分4sに対する形状誤差が与えられている。0.5μmよりも大きいという形状誤差は、レンズ10の評価に際して無視できない程度に大きくなっている。このとき、周囲部分4は、周囲部分4sに対して、上方に盛り上がった形状となっている。
なお、上記非球面量が付与されたことに伴い、コバ2は、コバ2sに対して、丸みを帯びた形状になっている部分が存在している。これは、周囲部分4に与えられた形状誤差の裾野が伸びて、該形状誤差がコバ2部分にまで到達したことによる。
しかしながら、上記非球面量を付与する目的はそもそも、光学面3および周囲部分4に、光学面3sおよび周囲部分4sに対する形状誤差を与えることにあり、コバ2sに対して丸みを与えてコバ2とすることでない。従って、上記のコバ2の丸みについては、本発明の本質的特徴点の解釈上、無視して構わない。以下の説明でも、コバ2の丸みについては、無視して説明を行う。
なお、測定領域径aaは、後述するレンズ評価装置50(図5参照)により、レンズ10の評価が実施される領域の径であり、光学面3に該当する領域に加え、周囲部分4に該当する領域の一部(または全部)を含んでいる。
ここで、非球面量は具体的に、非球面式(1)に、非球面係数Aおよびその次数iを代入することにより、容易に得られる。
Figure 2011085765
非球面式(1)において、Zは光軸6s方向の座標であり、Yは光軸6sに対する法線方向の座標であり、Rは曲率半径(すなわち、曲率1/Rの逆数)であり、Kはコーニック(円錐)係数である。
ここで、非球面式(1)を用いて、i次の非球面係数Aに基づいて、非球面量を求める計算要領について説明する。
すなわち、上記非球面量は、非球面式(1)において、曲率半径Rの値のみに応じて規定された(換言すれば、全ての非球面係数が0である)レンズ10sの球形状に対する、非球面式(1)により規定されたレンズ10の形状の、光軸6s方向の座標Zの差であって、光軸6sに対する法線方向において、該座標Zの差が最大となる値を表している。換言すれば、上記非球面量は、図1に示す、レンズ10とレンズ10sとの、光軸6s方向における形状差を示す値であると解釈できる。同様に、上記非球面量は、図2に示す、設計式のプロファイルと付加式のプロファイルとの、縦軸Zの値の差であると解釈できる。
〔表1〕には、レンズ10とレンズ10sとの、非球面式(1)に係る各特性を対比した結果を示した。
Figure 2011085765
〔表1〕中、設計式と示された縦軸の各特性は、レンズ10sにおける各特性である。一方、高次係数付加と示された縦軸の各特性は、レンズ10における各特性である。
〔表1〕中の項目「Curv(1/R)」には、曲率を示している。
〔表1〕中の項目「Conic(K)」には、コーニック係数を示している。
〔表1〕中の項目「非球面係数の次数」には、次数iが、4、6、8、10、12、14、16、および30である場合の、非球面係数Aの各々を示している。
〔表1〕中の項目「光学有効半径」には、有効口径eas/2および有効口径ea/2をそれぞれ示している。
〔表1〕中の項目「解析有効半径」には、測定領域径aa/2を示している。
〔表1〕の各値「(定数a)E(定数b)」の表記は「(定数a)×10の(定数b)乗」を示しており、例えば「5.60E−01」は「5.60×10−1」すなわち、0.560を示しているものとする。
〔表1〕からも明らかであるとおり、非球面式(1)に係る各特性から見た、レンズ10とレンズ10sとの相違点は、30次の非球面係数A30にあると言える。
具体的に、レンズ10sにおける非球面係数A30は0である一方、レンズ10における非球面係数A30は「−4E+13」すなわち「−4×1013」である。
なお、〔表1〕では、高次の非球面係数として30次を例示しているが、30次に限定されず、また、非球面係数A30の値についても「−4E+13」に限定されるものでない。すなわち、本発明のレンズは、球面レンズに対して、その光学特性が大幅に変化しない程度の形状変化が得られるように、高次の非球面係数に基づく非球面量を付与し、その結果、光学面において0.05μmよりも小さく、かつ、周囲部分において0.5μmよりも大きい、該球面レンズの各形状に対する誤差が得られたものであれば十分である。
上記の構成によれば、レンズ10は、レンズ10sに対して、予め、非球面量を付与することで、非球面式(1)により解析可能な形状を設けたものである。これにより、レンズ10は、測定系(レンズ評価装置50:図5参照、等)に対して傾きを有している場合に、非球面量が付与された周囲部分4において、この傾きに起因した形状誤差が発生する。従って、レンズ10では、測定系に対して傾きを有している場合に、周囲部分4の測定結果である形状誤差から、球面レンズ部分1の傾き量を評価したり補正したりすることが可能になる。
また、レンズ10は、球面レンズとしての傾き量の評価が可能であるため、光学面3であるか否かの区別が可能になり、球面レンズにおける光学特性に寄与する領域を正確に評価することが可能になる。
従って、レンズ10は、形状の測定結果から、球面レンズとしての評価が可能なものであることが分かる。
図2は、レンズ10とレンズ10sとの、各レンズ形状プロファイルを対比したグラフである。図3は、レンズ10とレンズ10sとの間の形状誤差を、数値化して示したグラフである。
図2には、レンズ10とレンズ10sとの、各形状プロファイルを示した。縦軸Z(単位:mm)は、レンズ10sの中心をZ=0とした、光軸6s方向の座標Zを表す。横軸X(単位:mm)は、レンズ10sの中心をX=0とした、光軸6sに対する法線方向の座標X(座標Yに対して垂直)を表す。実線で示す球面レンズ(レンズ10s)の設計式に対して、高次の非球面係数を付与することで、点線で示す付加式(レンズ10の設計式)では、光学有効径である有効口径eaおよびeas(図中一点鎖線)外において、互いの形状における縦軸Zの値に違いを生じている。つまり、付加式では、上記設計式として規定された、球面である設計形状に対して、非球面量が付与されている。この非球面量を示すのが、図3である。図3では、球面である設計式を有するレンズ10sに対する、高次の非球面係数を付与した形状を示す上記付加式を有するレンズ10の形状差を、dz(単位:μm)として示す。図3によれば、有効径外に形状差を有し、非球面量が付与されていることがわかる。図3に示すグラフによれば、高次の非球面係数を付与することで、光学有効径内の形状誤差は0.05μm未満、光学有効径外の誤差、非球面成分は0.5μmを超える値を有しており、高次の非球面係数を付与することによる非球面量を付与することが可能であることが言える。
図4には、本発明のレンズアレイである、レンズアレイ40を示している。
レンズアレイ40は、複数のレンズ10が、樹脂等の被成形物からなるウエハに、一体的に成形された構成である。換言すれば、レンズアレイ40は、複数のレンズ10を備え、かつ、各レンズ10のコバ2が、一体的に設けられて成形されたものである。
レンズアレイ40は、複数個のレンズ10を一括して、かつ高速に生産することができるため、特に大量生産時において、製造コストを低減することができ、結果として、レンズ10を安価にて実現することができる。
なお、本発明のレンズアレイにおいて成形される、本発明のレンズの個数は、図4に示す3個に限定されず、何個であってもよいことは言うまでもない。
図5には、本発明のレンズ評価装置の一例である、レンズ評価装置50の構成を、ブロック図として示している。
ここで、レンズ評価装置50の説明の前に、まず注意すべき点として、本願明細書における「レンズ10の評価」には、以下(評価A)〜(評価D)がある。
(評価A)評価の基準となり、形状誤差が存在しないとみなされるレンズ(以下「基準レンズ」と称する)に対する、評価対象のレンズ10の形状誤差を、該評価対象のレンズ10の評価結果として得る。
(評価B)レンズアレイ40に成形された各レンズ10を測定対象とし、各レンズ10に対して、上記の(評価A)を実施する。
(評価C)評価の基準となり、形状誤差が存在しないとみなされるレンズアレイ(以下「基準レンズアレイ」と称する)に対する、評価対象のレンズアレイ40の形状誤差を、該評価対象のレンズアレイ40の評価結果として得る。
(評価D)上記の(評価B)または(評価C)を実施した上で、共に同じレンズアレイ40に成形された、あるレンズ10に対する他のレンズ10の、相互の形状および/または位置関係を、評価結果として得る。
つまり「レンズ10の評価」における「レンズ10の形状」とは、単純なレンズ10の姿かたちのみならず、ある面に対するレンズ10の傾斜度合等を含む、少なくとも1個のレンズ10における、姿かたちおよび/または位置関係を総称する文言である。
そして、レンズ評価装置50は、上記の(評価A)〜(評価D)を任意に組み合わせることにより、上記「レンズ10の評価」を実施する装置である。
レンズ評価装置50は、形状測定部51、形状評価部52、丈測定部53、ピッチ測定部54、および、傾き量測定部55を備えている。
形状測定部51は、測定領域径aa(図1参照)に該当するレンズ10部分、すなわち、光学面3および周囲部分4の、両形状を測定するものである。
具体的に、形状測定部51は例えば、周知の最小二乗法により、レンズ10の3次元形状プロファイルを得ることで、測定領域径aaに該当するレンズ10部分の形状を測定するものである。
最小二乗法により、測定領域径aaに該当するレンズ10部分の形状を測定するにはまず、レンズ10の、レンズ上面91の内側に、円の中心93xyを設定し、これを仮想的な中心点とする。次に、中心93xyを原点座標として、レンズ上面91を中心93xyから均等に、すなわち、例えば角度aと角度bと・・・が互いに等しくなるように、レンズ上面91を分割する。このとき、分割を行う各線と、レンズ上面91の円周との交点(点1、点2、・・・)の1つである点iの座標(x、y)はそれぞれ、下記数式(2)および(3)となる。そして、このとき、レンズ上面91の中心座標(α、β)、および、レンズ上面91の曲率半径Rは、以下の数式(4)〜(6)により求めることができる(図8参照)。中心座標(α、β)は、レンズ10の曲率中心5の座標に対応する。
Figure 2011085765
以上で説明した、レンズ10の形状を測定する機能を有している、形状測定部51としては、周知の、接触式または非接触式の3次元形状測定機が適用可能である。該3次元形状測定機を用いて、レンズ10の形状を測定することにより、形状測定部51は、容易にその機能を実現可能である。
ここで、上記(評価B)または(評価C)を実施する場合、形状測定部51は、その測定対象を、単体のレンズ10でなく、単体のレンズアレイ40、もしくは、レンズアレイ40に成形された各レンズ10とする必要がある。この必要が生じる場合であっても、上記3次元形状測定機を用いた形状測定部51では、3次元形状プロファイルを得る対象をレンズアレイ40とする(評価Cの場合)、もしくは、レンズアレイ40に成形された各レンズ10の形状を順次測定する(評価Bの場合)だけで、容易に(評価B)または(評価C)を実施できるため、好ましい。
形状評価部52は、形状測定部51による測定結果として得られた、3次元形状プロファイルに基づいて「レンズ10の評価」を実施することで(評価A)〜(評価C)いずれかの評価結果を得るものである。
すなわち(評価A)を実施する場合、形状評価部52は、形状測定部51による測定結果として得られた、評価対象のレンズ10の形状を示す3次元形状プロファイルを、上述した非球面式(1)に参照する。一方、基準レンズは、その形状が既知であり、この基準レンズの形状を示す3次元形状プロファイルは、予め非球面式(1)に参照されている。そして、基準レンズに対する、評価対象のレンズ10の形状誤差は、互いのレンズの形状を特徴付ける、上述した非球面式(1)に係る各特性(表1参照)同士を比較することにより実施される。具体的に、該比較では、両レンズ(基準レンズおよび評価対象のレンズ10)の3次元形状プロファイルからそれぞれ得られる、非球面式(1)に係る各特性を用いて、基準レンズの形状に対する、評価対象のレンズ10の形状のフィッティングを行い、該フィッティングの結果、両レンズの形状が一致しない場合、両レンズ間の形状の相違を、基準レンズに対する、評価対象のレンズ10の形状誤差とする。形状評価部52は、この形状誤差を(評価A)の結果として得ることが可能である。
なお、基準レンズの3次元形状プロファイルには、上記非球面量が付されていても(すなわち、レンズ10と略同形状であっても)、上記非球面量が付されていなくても(すなわち、レンズ10sと略同形状であっても)どちらでもよい。
また、形状評価部52による(評価A)の結果、すなわち、上記形状誤差としては、評価対象のレンズ10の姿かたちに係る評価結果に加え、基準レンズまたはある面に対する、評価対象のレンズ10の傾斜度合等が得られる。これは、形状測定部51が、評価対象のレンズ10の形状を示す3次元形状プロファイルを得るときの、最小二乗法による計算から、評価対象のレンズ10の曲率中心5を求めることができ、該曲率中心5に加え、基準レンズの曲率中心(既知)と、両レンズの中心(既知、かつ互いに同位置)と、から、光軸6の傾斜度合を容易に知ることができることによる。
また、形状評価部52は、評価対象のレンズアレイ40に成形された各レンズ10を順次、上記一連の(評価A)と同様の要領で評価するだけで(評価B)が実施可能である。
さらに、形状評価部52は、評価対象のレンズアレイ40の形状を示す3次元形状プロファイルを用いて、該レンズアレイ40に成形された複数のレンズ10毎を、上記一連の(評価A)と同様の要領で評価する。同時に、形状評価部52は、該3次元形状プロファイルを得るときの、最小二乗法による計算から求められた、各レンズ10の曲率中心5から、選択された2個のレンズ10間の各ピッチを測定し、基準レンズアレイにおけるそれぞれ対応するレンズ間の各ピッチと比較する。これにより、形状評価部52は(評価C)が実施可能である。
こうして、レンズアレイ40に対して、形状評価部52による(評価C)を実施した場合、形状評価部52では、該レンズアレイ40に成形された各レンズ10の形状のみならず、コバ2を挟んだ各レンズ10の相互の位置関係についても、評価結果として得ることが可能である。
丈測定部53は、形状評価部52による評価結果に基づいて、評価対象のレンズ10における、コバ2を基準とした、光学面3の頂点(ここでは、曲率中心5)の丈を測定する。形状評価部52による評価が完了した時点では、評価対象のレンズ10の形状が、3次元形状プロファイルおよび非球面式(1)から分かっているため、該形状から丈を測定することは、周知慣用の測定技術を適用することで、説明するまでもなく容易である。また、丈測定部53による丈の測定は、1個のレンズ10に係る3次元形状プロファイルが得られていれば実施可能であることから、上記の(評価A)〜(評価C)のいずれの評価においても、実施可能である。
ピッチ測定部54は、形状評価部52による評価結果に基づいて、評価対象のレンズアレイ40に成形されたいずれか2個のレンズ10間のピッチを測定する。
(評価C)において、ピッチ測定部54によるピッチ測定をさらに実施する場合、上述したとおり、選択された2個のレンズ10間の各ピッチ(評価対象の2個のレンズ10における各曲率中心5同士の間隔)を測定することで、評価された2個のレンズ10間のピッチを測定することは容易である。
一方、(評価B)において、ピッチ測定部54によるピッチ測定をさらに実施する場合には、2個のレンズ10の形状を順次測定するときに、評価対象のレンズアレイ40を固定する一方、レンズ評価装置50を移動させ、この移動に伴うレンズ評価装置50の変位量を、2個のレンズ10間ピッチとすればよい。
傾き量測定部55は、形状評価部52による評価結果に基づいて、評価対象であるいずれか2個のレンズ10のうち、一方のレンズ10の光軸6に対する、他方のレンズ10の光軸6の傾き量を測定する。
(評価B)および(評価C)において、傾き量測定部55による傾き量測定をさらに実施する場合、形状評価部52による評価が完了した時点では、評価対象の各レンズ10の形状が分かっているため、評価対象の2個のレンズ10における光軸6同士の角度を比較することで、一方のレンズ10の光軸6に対する、他方のレンズ10の光軸6の傾き量を測定することは容易である。
ピッチ測定部54および傾き量測定部55は、上記の(評価B)または(評価C)を実施した上で、共に同じレンズアレイ40に成形された、あるレンズ10に対する他のレンズ10の、相互の形状および/または位置関係を、評価結果として得る(評価D)を実施する構成要素の一例であると解釈できる。
(評価A)にレンズ評価装置50を用いた場合には、形状測定部51により、レンズ10における光学面3および周囲部分4の両形状を測定し、形状評価部52により、その測定結果に加え、非球面式(1)に基づいて、レンズ10の形状を評価することができる。従って、レンズ評価装置50は、レンズ10に対して、該レンズ10の形状の測定結果から、球面レンズとしての評価が可能なものである。
(評価A)にレンズ評価装置50を用いた場合には、レンズ10の、球面レンズ部分1の傾き量を補正することができることにより、該傾き量が補正された形状プロファイルを得ることができるため、丈測定部53により、球面レンズ部分1の、コバ2を基準とした、光学面3の頂点の丈、すなわち、レンズ頂点‐コバ部の高低差を評価することが可能になる。
また(評価B)〜(評価D)にレンズ評価装置50を用いた場合には(評価A)にレンズ評価装置50を用いた場合のメリットに加え、レンズアレイ40に成形された複数個のレンズ10を、レンズアレイ40のまま評価することが可能になるため、評価すべきレンズ10の数量が多い場合、傾き調整のための時間を短縮し、調整の装置を不要とし、さらに、人手の低減が可能になる。
さらに、ピッチ測定部54は、レンズアレイ40に成形された2個のレンズ10間のピッチを測定することができる。また、傾き量測定部55は、レンズアレイ40に成形された2個のうち、一方のレンズ10の光軸6に対する、他方のレンズ10の光軸6の傾き量を測定することができる。
従って、ピッチ測定部54および/または傾き量測定部55を備えた、レンズ評価装置50は、レンズアレイ40のウエハ面内における、レンズ間傾きやレンズピッチを、一般的な3次元形状測定により得ることができる。
なお、丈測定部53、ピッチ測定部54、および傾き量測定部55は、実施したい評価に応じて、少なくとも1つを、任意に組み合わせて備えることが可能なものである。
図6は、レンズ10の評価の具体例として、レンズ10の傾き量を測定する様子を示す断面図である。図7は、レンズ10sの傾き量を測定する様子を示す断面図である。
図6に示すとおり、レンズ10は、測定領域径aa内に、非球面式(1)から解析可能である、非球面量が与えられた周囲部分4を含んでおり、この周囲部分4に関する、基準レンズに対する形状誤差を測定することで、基準レンズに対する傾きの角度θを、評価結果として得ることができる。
一方、図7に示すとおり、レンズ10sは、測定領域径aa内に、球面レンズ部分1sのみを含み、傾きθが存在していても、測定領域径aa内における球面レンズ部分1sの形状誤差が発生しない。このため、レンズ10sを評価した結果としては、レンズ10sが角度θだけ傾いているにも関わらず、該角度θの傾きが考慮されていない、評価結果しか得られない。図7では、該角度θの傾きが考慮されていない評価結果により得られた、曲率中心および光軸をそれぞれ、曲率中心5s´および光軸6s´として示した。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、球面レンズとして使用可能なレンズ、このレンズが複数個成形されたレンズアレイ、および、このレンズの評価装置に適用することができる。
1 球面レンズ部分
2 コバ
3 光学面
4 周囲部分
5 曲率中心
6 光軸
10 レンズ
40 レンズアレイ
50 レンズ評価装置
51 形状測定部
52 形状評価部
53 丈測定部
54 ピッチ測定部
55 傾き量測定部
aa 測定領域径
ea 有効口径
非球面係数
i 非球面係数の次数
θ 傾き角度(形状誤差)

Claims (6)

  1. 光学面と、該光学面の周囲部分と、該周囲部分を取り囲むコバと、が一体的に成形された球面レンズに対して、予め、所定の非球面係数に基づく非球面量が付与されたレンズであり、
    上記非球面量は、上記光学面において0.05μmよりも小さな、上記球面レンズの形状に対する誤差を与えるものであり、
    上記非球面量は、上記周囲部分において0.5μmよりも大きな、上記球面レンズの形状に対する誤差を与えるものであることを特徴とするレンズ。
  2. 請求項1に記載のレンズにおける上記光学面および周囲部分の両形状を測定する形状測定部と、
    上記形状測定部による測定結果と、上記非球面係数から上記非球面量を算出するための非球面式と、に基づいて、上記レンズの形状を評価する形状評価部と、を備えることを特徴とするレンズ評価装置。
  3. 請求項1に記載のレンズが複数個成形されたことを特徴とするレンズアレイ。
  4. 上記コバを基準とした、上記光学面の頂点の丈を測定する丈測定部を備えることを特徴とする請求項2に記載のレンズ評価装置。
  5. 請求項3に記載のレンズアレイに成形された複数個のレンズのうち、2個以上のレンズにおける上記光学面および周囲部分の各両形状を測定する形状測定部と、
    上記形状測定部による測定結果と、上記非球面係数から上記非球面量を算出するための非球面式と、に基づいて、上記2個以上のレンズの各形状を評価する形状評価部と、
    上記形状評価部による評価結果に基づいて、評価されたいずれか2個のレンズ間のピッチを測定するピッチ測定部と、を備えることを特徴とするレンズ評価装置。
  6. 請求項3に記載のレンズアレイに成形された複数個のレンズのうち、2個以上のレンズにおける上記光学面および周囲部分の各両形状を測定する形状測定部と、
    上記形状測定部による測定結果と、上記非球面係数から上記非球面量を算出するための非球面式と、に基づいて、上記2個以上のレンズの各形状を評価する形状評価部と、
    上記形状評価部による評価結果に基づいて、評価されたいずれか2個のレンズのうち、一方のレンズの光軸に対する、他方のレンズの光軸の傾き量を測定する傾き量測定部と、を備えることを特徴とするレンズ評価装置。
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