JP2011085369A - 潜熱回収型熱交換器 - Google Patents

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Shigenobu Sakita
成伸 先田
Akira Mikumo
晃 三雲
Hirohiko Nakada
博彦 仲田
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Abstract

【課題】 潜熱の回収効率を高めた熱交換器を提供する。
【解決手段】 本発明の潜熱回収型熱交換器は、熱交換器へ導入する加湿エアの導入部付近に、水滴を混合するための混合口を設けたことを特徴とする。水滴を混合すること以外は、従来の熱交換器を用いることができる。混合する水は、熱交換器で発生した凝縮水を用いることができる。このような熱交換器を燃料電池あるいはガスエンジン等のコジェネレーションシステムの排出ガスの熱交換に利用すれば省エネ効果を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料電池やガスエンジン等のコジェネレーションシステムや給湯器の排気ガスなどに含まれる水蒸気を凝縮する際に放出される潜熱(凝縮熱)を回収する潜熱回収型熱交換器に関する。
潜熱回収型熱交換器は、例えば、特許文献1に開示されているように、給湯器において、一次熱交換器のバーナの排気ガスの流れの下流側に、二次熱交換器として配置されており、一次熱交換器で熱交換されたバーナの燃焼による排気ガスが、この二次熱交換器である潜熱回収型熱交換器でさらに熱交換される。
また、特許文献2には、熱交換器として、図5に示すように、筐体1と、排ガスの流通する内部空間と、該内部空間に設けられた排ガス流れ方向を軸として蛇行もしくは螺旋状に水の流通する配管2と、排ガス流れ方向に略平行となるように前記配管の外壁に設けられた複数のフィン3とを有し、該フィンが排ガス流れ方向に対して複数に分割されたものが開示されている。
加湿エアである排ガス4は気体導入口6から入り、排気口7から排出される。水5は、給水口8から配管2に入り、排水口9から排出される。その間に、フィン3等により熱交換されて水の温度が上昇し、排ガスの温度は低下する。
この文献では、フィンを排ガス流れ方向に対して複数に分割する必要があるので、加工が複雑になりコストがかさむという問題がある。また、元々の排ガスの温度は700℃以上であるが、熱交換器に流入する排ガスの温度を250℃以下に下げる必要があるので、排ガスの熱(温度)を効率良く回収できているとは言い難い。潜熱回収型熱交換器では、潜熱の回収効率を上げることが、常に要求されている。
特開昭58−031287号公報 特開2006−127784号公報
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、潜熱の回収効率を高めた潜熱回収型熱交換器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、熱交換器に外部から供給する加湿エアの導入部分において、水滴を混合し気化させ、加湿エアの露点を上げ(湿度を上げ)、加湿エアに含まれている水蒸気の熱交換器での凝縮量を増やし、より多くの潜熱を冷水に熱交換させれば、潜熱の回収効率を上げることができることを見出した。
また、混合する水滴は、熱交換器で発生する凝縮水を用いることができる。これにより、外部から供給する配管等を簡略化できる。
また、本発明の熱交換器は、燃料電池やガスエンジン等のコジェネレーションシステムの排出ガスの潜熱を効率良く回収することができる。
本発明によれば、潜熱の回収効率を高めた潜熱回収型熱交換器を提供することができる。
本発明の潜熱回収型熱交換器の断面構造の一例を示す。 本発明の潜熱回収型熱交換器の断面構造の他の例を示す。 本発明の潜熱回収型熱交換器の断面構造の他の例を示す。 本発明の潜熱回収型熱交換器の断面構造の他の例を示す。 従来の潜熱回収型熱交換器の断面構造を示す。
図1を参照して、本発明の潜熱回収型熱交換器は、従来の潜熱回収型熱交換器の気体の導入部分に水滴を混合するための混合口10を有しており、この混合口から、水滴を混合することによって、潜熱の回収効率が上がることを見出した。
混合する水滴は、平均直径50μm未満の微細水滴(ミスト)であればなお良い。水滴の生成方法は特に問わないが、例えば、超音波振動器で得られるミストは、周波数によって平均直径が2μmや5μm程度のものを生成できる。また、スプレーノズルで得られる水滴は、ノズルの径によって平均直径10μm、50μm、100μm程度の任意の平均直径のものを生成できる。また、インクジェットプリンタに使われるような圧電素子を使ったインクジェットノズルによっても水滴を生成することができる。
外部での水滴の生成が困難な場合、例えば、外部から混合口に至るまでに、金属やセラミックスの多孔質体を加湿エアに接するように設置し、前記多孔質体に水を注入することで、加湿エアが多孔質体を温め、毛細管現象で浸透してきた水が多孔質体の表面からミスト化し気化させ、露点を上げることが可能である。この場合、ミスト化したときの直径は、注入する水の圧力や多孔質体の空孔の大きさに依存する。多孔質体に代えて不織布やガラス繊維を用いることもできる。
混合する水滴は、図1のように、外部から供給してもよいが、熱交換器で発生する凝縮水を用いてもよい。この場合は、図2に示すように、筐体の外側に凝縮水を戻す経路11を設けてもよいし、図3に示すように筐体の内部に凝縮水を戻す経路12を設けてもよい。なお、図2、3では、凝縮水の回収機構や、回収した凝縮水を混合口に送る機構は省略している。
また、横型の熱交換器の場合は、例えば、図4に示すように、混合口10を気体が導入される部分にまで延伸させることが必要である。
混合口の位置は、図1から図4に示すように、導入される気体の導入部分付近であれば、特に限定されるものではない。
混合する水滴の最適量は、給気口6に導入する気体の温度に依存するが、10cc/minの水分量を含む気体に対して、おおむね4〜10cc/min(水換算)である。
本発明は、上記のように熱交換器へ導入する気体の導入部において、水滴を混合すれば、潜熱の回収効率を上げることができ、混合口以外の配管やフィン、筐体等は、従来の熱交換器のものと同様のものを用いることができる。熱交換器は、フィン・チューブ式、多管式、プレート式、スパイラル式などの熱交換器に適用することができる。
図1と図5に示すような、本発明の熱交換器と従来の熱交換器を用意した。図1と図5の違いは、混合口10の有無だけである。熱交換器は、フィン・チューブ式を用いた。
筐体1は、ステンレス製で大きさは、100mm×100mm×30mmとした。配管2は、ステンレス製の直径6mmのパイプを用いた。フィン3は、95mm×29mmの大きさで、厚み0.8mmのステンレスの板を18枚用いた。給気口6と排気口7は直径12mmのステンレスパイプを用いた。
筐体1に給気口6と排気口7が銀ロウ溶接され、フィン3がピッチ4mmで鉛直方向に平行に配置し、フィンには、配管2が貫通する穴を開け、配管2とフィン3は熱接触をよくするために銀ロウ溶接を施した。
フィン3と筐体1とは、熱的に接触しないように離されており、配管2が筐体1と給水口8及び排水口9の部分で銀ロウ溶接される。
給気口6に導入する気体は、10cc/minの水分量の水蒸気を含む300℃の加湿エアを用い、給水口8に導入する水は、25±1℃に温度制御された200cc/minの循環水を用いた。
前記加湿エアを40リットル/minで供給し、排水口9から出てくる水の温度(排水温度)、排気口7から出てくる凝縮水の温度(ドレン温度)及び排気の温度(排気温度)、量(ドレン量)を測定した。図1の本発明の熱交換器では、超音波振動器で生成した25℃の微細水滴(平均直径5μm)を混合口10から表1に示す量を混合した。
循環水の量を300cc/minと100cc/minにした場合の結果を表2、表3に示す。また、加湿エアを20リットル/minで供給し、循環水の量を200cc/minにしたときの結果を表4に示す。表1〜表4では、微細水滴の平均直径は、5μmであるが、これを50μmにした場合の結果を表5に示す。表5では、平均直径以外は、表1と同様とした。
また、下記式(1)で導かれるエネルギー量を計算し、導入される気体の持つエネルギー量Egasと、水が得たエネルギー量Ewaterの比率(Ewater/Egas×100)を熱交換率として計算した。これらの結果を表1〜5に示す。
Figure 2011085369
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表1〜4から、本発明の熱交換器では、混合量を増やせば、熱交換率が向上することが判る。ただし、ある最適量以上の混合量で排水温度が一定になるため、見かけ上の熱交換率は下がる場合がある。
表5から、混合量が8cc/min以上で、排水温度が下がり熱交換率が下がっている。これは、混合した水滴が平均直径50μmと比較的大きいため、混合量が多いと導入口付近で気化しきれず、フィンを直接冷やしたり、そのままドレンと一緒に排出されたことが原因であると考えられる。また、混合する水滴の最適量は導入する加湿エアに含まれる水分量、加湿エアの送り量、循環水の温度及び送り量、熱交換器の大きさおよび水滴の大きさに依存する。
本発明によれば、潜熱の回収効率を高めることがでる潜熱回収型熱交換器を提供することができ、経済的である。このような熱交換器を燃料電池やガスエンジン等のコジェネレーションシステムの排出ガスの熱エネルギーの回収に利用すれば、省エネ効果も高めることができる。
1 筐体
2 配管
3 フィン
4 導入する加湿エアの流れ方向
5 水の流れ方向
6 給気口
7 排気口
8 給水口
9 排水口
10 混合口
11 凝縮水を外部から混合口へ戻す経路
12 凝縮水を内部から混合口へ戻す経路

Claims (3)

  1. 気液熱交換式の熱交換器において、供給する加湿エアの導入口部付近に水滴を混合するための混合口を設けたことを特徴とする潜熱回収型熱交換器。
  2. 前記混合する水滴は、熱交換器で発生する凝縮水由来であることを特徴とする請求項1に記載の潜熱回収型熱交換器。
  3. 前記供給する加湿エアが、燃料電池あるいはガスエンジン等のコジェネレーションシステムの排出ガスであることを特徴とする請求項1または2に記載の潜熱回収型熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10465902B2 (en) 2015-11-18 2019-11-05 Bosal Emission Control Systems Nv Combined evaporator and mixer

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