JP2011085367A - 振動乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動乾燥装置において、水分を含む被乾燥体から所望の乾燥した粉状物を生成することができるようにする。
【解決手段】粒状の被乾燥体を容器3の投入口5から該容器3内の振動するデッキ7上に落下させて該デッキ7にて搬送しながら前記容器3内を加熱して、乾燥された被乾燥体を排出口から排出する振動乾燥装置であって、前記投入口と前記デッキ7との間に、前記投入口5から落下した前記被乾燥体を衝突させる緩衝板17,19が配置され、前記被乾燥体を衝突させる前記緩衝板17,19の傾斜面17a,17b,19a,19bが、前記投入口5に対向すると共に前記デッキ7に向けて下方に傾斜していることを特徴とする振動乾燥装置を提供する。
【選択図】図2

Description

この発明は、造粒物等の水分を含む粒状の被乾燥体から乾燥した粉状物或いは造粒物を生成するのに好適な振動乾燥装置に関する。
従来、水または溶剤にて洗浄された食品加工物や化学製品等のように造粒物など水分を含む粒状の被乾燥体から乾燥した粉状物或いは造粒物を生成する際には、被乾燥体を乾燥させる振動乾燥装置を使用する(例えば、特許文献1参照。)。この種の振動乾燥装置では、中空の容器の上方に設けられた投入口から容器内に配置されたデッキ上に被乾燥体を直接投入して、デッキを振動させながら容器内を加熱する。これにより、粒状の被乾燥体を互いに分散させつつ個々に含まれている水分が蒸発し、乾燥した粉状物或いは造粒物が生成されることになる。
特開2000−74563号公報
しかしながら、上記従来の振動乾燥装置においては、投入口からデッキ上まで水分を含む粒状の被乾燥体を直接落下させているため、被乾燥体が自身の落下速度によってデッキに付着してしまうことがある。そして、粒状の被乾燥体がデッキに付着するとデッキ上における被乾燥体の流動状態が悪化するため、粒状の被乾燥体が凝集してブロック状に固まってしまうことがある。
この場合、ブロック状の被乾燥体がデッキ上を流れると、被乾燥体の乾燥が不十分となるため、所望の乾燥した粉状物は生成されず、水分を含んだブロック状の未乾物が生成されてしまうという問題が発生する。
本発明は、上記事情を鑑み、被乾燥体のデッキへの付着を抑制して所望の乾燥した粉状物を生成することができる振動乾燥装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、粒状の被乾燥体を容器の投入口から該容器内の振動するデッキ上に落下させて該デッキにて搬送しながら前記容器内を加熱して、乾燥された被乾燥体を排出口から排出する振動乾燥装置であって、前記投入口と前記デッキとの間に、前記投入口から落下した前記被乾燥体を衝突させる緩衝板が配置され、前記被乾燥体を衝突させる前記緩衝板の傾斜面が、前記投入口に対向すると共に前記デッキに向けて下方に傾斜していることを特徴とする。
この発明に係る振動乾燥装置によれば、容器の投入口から粒状の被乾燥体を落下させた際には、被乾燥体がデッキよりも上方に配置された緩衝板の傾斜面に衝突することになる。ここで、緩衝板はデッキよりも投入口に近い位置に配置されているため、緩衝板における被乾燥体の落下速度は、被乾燥体を投入口から直接デッキに衝突させる場合と比較して小さくなる。したがって、被乾燥体が緩衝板に付着することはない。
そして、緩衝板に衝突した被乾燥体は、上記傾斜面で跳ね返ると共にさらに下方に落下してデッキに衝突することになる。ここで、デッキに向けて落下する被乾燥体は緩衝板から落下することになるため、デッキにおける被乾燥体の落下速度は、被乾燥体を投入口から直接デッキに衝突させる場合と比較して小さい。すなわち、デッキにおける被乾燥体の落下速度を小さくすることができるため、被乾燥体がデッキに付着したり、凝集してブロック状となることを抑制できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の振動乾燥装置において、前記緩衝板が少なくとも2つ設けられ、2つの前記緩衝板の傾斜面が相互に対向するように配置され、前記投入口から落下した前記被乾燥体を、前記投入口から近い方に配された一方の緩衝板の傾斜面に衝突させた後に、前記デッキから近い方に配された他方の緩衝板の傾斜面に衝突させることを特徴とする。
この発明に係る振動乾燥装置によれば、投入口から落下した被乾燥体を複数の緩衝板に順番に衝突させることで、各緩衝板やデッキにおける被乾燥体の落下速度をさらに小さくすることができるため、被乾燥体がデッキに付着したり、凝集してブロック状となることを確実に防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の振動乾燥装置において、前記緩衝板の傾斜面が、前記被乾燥体の落下方向及び搬送方向に直交する前記デッキの幅方向の両端に向けて下方に傾斜していることを特徴とする。
この発明に係る振動乾燥装置によれば、投入口から落下した被乾燥体は、緩衝板の傾斜面に衝突した後にデッキの幅方向の両端に向かうように落下することになる。したがって、デッキにおける粒状の被乾燥体の落下位置を上記幅方向に分散させることが可能となるため、粒状の被乾燥体がデッキ上において凝集してブロック状となることを確実に防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振動乾燥装置において、前記緩衝板と前記デッキとの間に、前記緩衝板から落下した前記被乾燥体を衝突させる傾斜デッキが配置され、前記被乾燥体を衝突させる前記傾斜デッキの表面が、前記デッキよりも上方に配置されると共に、前記被乾燥体の搬送方向に向けて下方に傾斜していることを特徴とする。
この発明に係る振動乾燥装置によれば、緩衝板から落下してきた被乾燥体は、デッキの上方に配置された傾斜デッキの表面に衝突することになる。ここで、緩衝板から傾斜デッキまでの距離はデッキまでの距離と比較して小さくなるため、傾斜デッキにおける被乾燥体の落下速度は、緩衝板から直接デッキに被乾燥体を衝突させる場合と比較して小さくなる。したがって、被乾燥体が傾斜デッキの表面に付着することはない。
また、この傾斜デッキの表面は被乾燥体の搬送方向に傾斜しているため、被乾燥体が傾斜デッキの表面上で搬送方向に移動することで被乾燥体をデッキまで到達させることができる。したがって、被乾燥体がデッキに付着したり、デッキ上において凝集してブロック状となることを確実に防止できる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の振動乾燥装置において、前記傾斜デッキが、ネット状あるいは多孔状の板状部材からなることを特徴とする。
この発明に係る振動乾燥装置によれば、熱風により被乾燥体を加熱する場合には、この熱風を傾斜デッキの上下方向に吹き抜けさせることができるため、傾斜デッキの表面に落下した被乾燥体を効率よく乾燥させることができる。したがって、傾斜デッキに落下した被乾燥体をより乾燥させた状態でデッキに到達させることができる。
請求項1に係る発明によれば、容器の投入口とデッキとの間に緩衝板を配しておくことにより、投入口から落下した被乾燥体がデッキに付着したり、凝集してブロック状となることを抑制できるため、所望の乾燥した粉状物を生成することができる。
請求項2から請求項4に係る発明によれば、被乾燥体がデッキに付着したり、凝集してブロック状となることを確実に防止できるため、所望の乾燥した粉状物を確実に生成することができる。
請求項5に係る発明によれば、傾斜デッキに落下した被乾燥体をより乾燥させた状態でデッキに到達させることができるため、被乾燥体を効率よく乾燥させながらデッキにて搬送することができる。
本発明の一実施形態に係る振動乾燥装置の概略を示す側面図である。 図1の振動乾燥装置において、投入口側の容器内部を示す拡大側断面図である。 図1の振動乾燥装置において、投入口側の容器内部を示す拡大正断面図である。 図1の振動乾燥装置において、容器内部に取り付けられる第1の緩衝板を示す拡大平面図である。 図1の振動乾燥装置において、容器内部に取り付けられる第2の緩衝板を示す拡大平面図である。
以下、図1から図5を参照し、本発明の一実施形態に係る振動乾燥装置について説明する。図1に示すように、本実施形態の振動乾燥装置1は、水分を含む粒状の被乾燥体を容器3の投入口5から容器3内に設けられて振動するデッキ7上に落下させ、該デッキ7にて搬送しながら容器3内を加熱して、乾燥された被乾燥体を粉状物として排出口9から排出するように構成されている。
デッキ7は、所定の幅を有してネット状あるいは多孔状の板状部材によって形成されており、また、その長手方向(x軸方向)の一端側が投入口5の下方側に配置されると共に他端側が排出口9の上方側に配置されるように細長く形成されている。このデッキ7には、図示しない動力源によって微細な振動が与えられるようになっている。
デッキ7の下方側に位置する容器3の下部3aには、送風量を調節するための調整ダンパー11a,11a,・・・をそれぞれに有する複数の送風ダクト11,11,・・・が連結されている。これら複数の送風ダクト11,11,・・・はデッキ7の長手方向に並べて配されており、熱風を発生する熱風発生機13に連結されている。また、デッキ7の上方側に位置する容器3の上部3bには、デッキ7の長手方向に並べて配された複数の排気ダクト15,15,・・・が接続されている。
したがって、熱風発生機13から発生した熱風は各送風ダクト11を介して容器3の下部3aから容器3内に送風されることになる。これにより、容器3内が加熱されることになる。ここで、デッキ7はネット状あるいは多孔状に形成されているため、容器3内に送風された熱風は、デッキ7の下方から上方に吹き抜けるようになる。そして、デッキ7の上方まで送風された熱風は排気ダクト15を介して外方に排気されることになる。
図2,3に示すように、容器3の投入口5とデッキ7との間には、投入口5から落下した被乾燥体を衝突させる緩衝板17,19が2つ設けられており、これら2つの緩衝板17,19は、投入口5側から排出口9側に向かう被乾燥体の搬送方向、すなわち、デッキ7の長手方向に並べて配置されている。
上記搬送方向の上流側に配された第1の緩衝板(一方の緩衝板)17は、容器3に対して回転可能となるように、また、容器3の高さ方向(z軸方向)に移動可能となるように容器3に取り付けられている。
すなわち、第1の緩衝板17は、容器3の幅方向(y軸方向)の両端に固定された一対のブラケット20,20、及び、一対のブラケット20,20に対して各々z軸方向にスライド可能に取り付けられた一対のスライドプレート21,21、及び、一対のスライドプレート21,21に対して回転可能に取り付けられた回転軸23を介して容器3に取り付けられており、上記回転軸23に固定されている。
各スライドプレート21にはz軸方向に延びる長孔21aが形成されており、この長孔21aにブラケット20に取り付けられるボルトを挿通させて締結することにより、所望の高さ位置で第1の緩衝板17を固定することができる。すなわち、投入口5から第1の緩衝板17までの距離を容易に変更できるようになっている。また、回転軸23の軸線L1はy軸方向に延びており、この軸線L1を中心に回転軸23を回転させることで、第1の緩衝板17の向きを変更できるようになっている。
この第1の緩衝板17は、図2〜4に示すように、デッキ7の幅方向(y軸方向)の中央部から両端に向けて下方にそれぞれ傾斜する2つの傾斜面17a,17bを有する略傘状に形成されている。また、第1の緩衝板17は、その2つの傾斜面17a,17bが各々被乾燥体の搬送方向(x軸方向)に向けて下方に傾斜するように配置されている。ここで、搬送方向に向けて傾斜する上記2つの傾斜面17a,17bの傾斜角度は、第1の緩衝板17を固定した回転軸23を回転させることで任意に変更できるようになっている。
上記第1の緩衝板17よりも被乾燥体の搬送方向の下流側に配される第2の緩衝板(他方の緩衝板)19は、図2,3,5に示すように、容器3の幅方向に延びる軸線L2を中心として容器3に対して回転可能に取り付けられている。
この第2の緩衝板19は、デッキ7の幅方向の中央部から両端に向けてそれぞれ傾斜する2つの傾斜面19a,19bを有する略傘状に形成されている。また、これら2つの傾斜面19a,19bは、それぞれ投入口5及び第1の緩衝板17の傾斜面17a,17bに対向するように配置されている、すなわち、第2の緩衝板19の2つの傾斜面19a,19bもデッキ7に向けて下方に傾斜するように配置されている。なお、デッキ7に向けて下方に傾斜する上記2つの傾斜面19a,19bの傾斜角度は、上述した軸線L2を中心に第2の緩衝板19を回転させることで任意に変更できるようになっている。
これら2つの緩衝板17,19とデッキ7との間には、図2,3に示すように、2つの緩衝板17,19から落下した被乾燥体を衝突させる傾斜デッキ25が配置されている。この傾斜デッキ25は、デッキ7と同様に、ネット状あるいは多孔状の板状部材により形成されており、デッキ7と略同等の幅寸法を有している。したがって、容器3の下部3aから容器3に送風された熱風は、傾斜デッキ25の下方から上方にも吹き抜けるようになる。
また、傾斜デッキ25はデッキ7上に固定されており、デッキ7と共に振動するように構成されている。さらに、被乾燥体を衝突させる傾斜デッキ25の表面25aは、デッキ7よりも上方に配置されると共に被乾燥体の搬送方向に向けて下方に傾斜している。
以上のように構成された振動乾燥装置1の動作について以下に説明する。
この振動乾燥装置1において水分を含む粒状の被乾燥体を乾燥させる際には、予め第1の緩衝板17を第2の緩衝板19よりも投入口5に近い方に配置しておく。そして、デッキ7を振動させると共に熱風を容器3の下部3aから上部3bに向けて送風した状態で、粒状の被乾燥体を容器3の投入口から落下させる。
この際には、被乾燥体が第1の緩衝板17の傾斜面17a,17bに衝突することになる。ここで、第1の緩衝板17は、デッキ7よりも投入口5に近い位置に配置されているため、第1の緩衝板17における被乾燥体の落下速度は、被乾燥体を投入口5から直接デッキ7に衝突させる場合と比較して小さくなる。したがって、被乾燥体が第1の緩衝板17の傾斜面17a,17bに付着することはない。
ここで、第1の緩衝板17の傾斜面17a,17bは、デッキ7の幅方向の中央部から両端に向けて下方にそれぞれ傾斜しており、また、第2の緩衝板19の傾斜面19a,19bに対向して配置されているため、第1の緩衝板17の傾斜面17a,17bに衝突して跳ね返った被乾燥体は、落下しながらデッキ7の幅方向の両端に向かうと共に第2の緩衝板19に向かうことになり、第2の緩衝板19の傾斜面19a,19bに衝突する。なお、第2の緩衝板19に衝突する被乾燥体の落下速度も十分に小さいため、第2の緩衝板19に被乾燥体が付着することはない。
そして、第2の緩衝板19の傾斜面19a,19bも、デッキ7の幅方向の中央部から両端に向けて下方にそれぞれ傾斜しているため、第2の緩衝板19の傾斜面19a,19bに衝突して跳ね返った被乾燥体は、さらにデッキ7の幅方向の両端に向かいながら傾斜デッキ25の表面25aに向けて落下して衝突する。
したがって、傾斜デッキ25の表面25aにおける被乾燥体の落下位置はデッキ7の幅方向に分散されることになる。さらに、2つの緩衝板17,19に順番に衝突させた後に傾斜デッキ25の表面に向けて落下させているため、また、傾斜デッキ25の表面25aがデッキ7よりも上方に配置されているため、傾斜デッキ25に衝突する被乾燥体の落下速度を十分に小さくすることができる。
以上のことから、被乾燥体が傾斜デッキ25の表面25aに付着したり、凝集してブロック状となることを確実に防止できる。
そして、傾斜デッキ25に落下した被乾燥体は、デッキ7を介して傾斜デッキ25に加えられる振動等に基づいて、被乾燥体の搬送方向に向けて傾斜している傾斜デッキ25の表面25a上を移動し、デッキ7上に到達することになる。
ここで、傾斜デッキ25の表面25a上に落下した被乾燥体には、傾斜デッキ25の下方から上方に吹き抜ける熱風が吹きつけられるため、この被乾燥体を効率よく乾燥させることができる。したがって、傾斜デッキ25に落下した被乾燥体をより乾燥させた状態でデッキ7上に到達させることができ、被乾燥体がデッキ7に付着したり、デッキ7上において凝集してブロック状になることを確実に防止できる。
最後に、デッキ7上に到達した被乾燥体は、デッキ7に加えられる振動に基づいて排出口9に向けて搬送されると共に、デッキ7の下方から上方に吹き抜ける熱風によって乾燥され、乾燥された被乾燥体が粉状物として排出口9から排出される。
上述したように、この実施形態に係る振動乾燥装置1によれば、被乾燥体が傾斜デッキ25やデッキ7に付着したり、傾斜デッキ25上やデッキ7上において凝集してブロック状になることを確実に防止できるため、所望の乾燥した粉状物を確実に生成することができる。
また、傾斜デッキ25に落下した被乾燥体をより乾燥させた状態でデッキ7に到達させることができるため、被乾燥体を効率よく乾燥させながらデッキ7にて搬送することができる。
なお、上述した実施形態において、容器3の投入口5とデッキ7との間には、緩衝板17,19が2つ配置されるとしたが、これに限ることはなく、1つだけ配置されるとしてもよいし、3つ以上配置されるとしても構わない。また、緩衝板17,19とデッキ7との間に傾斜デッキ25を設けるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも緩衝板17,19が設けられていればよい。さらに、緩衝板17,19の傾斜面17a,17b,19a,19bは、デッキ7の幅方向の両端に向けて下方に傾斜するとしたが、これに限ることはなく、少なくとも投入口5に対向すると共にデッキ7に向けて下方に傾斜していればよい。
これらの場合でも、緩衝板によってデッキ7における被乾燥体の落下速度を小さくすることができるため、被乾燥体がデッキ7に付着したり、凝集してブロック状となることを抑制することができる。
また、この振動乾燥装置1においては、水分を含む被乾燥体から乾燥した粉状物が生成されるとしたが、例えば、乾燥した造粒物を生成することも可能である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 振動乾燥装置
3 容器
5 投入口
7 デッキ
9 排出口
17 第1の緩衝板(一方の緩衝板)
17a,17b 傾斜面
19 第2の緩衝板(他方の緩衝板)
19a,19b 傾斜面
25 傾斜デッキ
25a 表面

Claims (5)

  1. 粒状の被乾燥体を容器の投入口から該容器内の振動するデッキ上に落下させて該デッキにて搬送しながら前記容器内を加熱して、乾燥された被乾燥体を排出口から排出する振動乾燥装置であって、
    前記投入口と前記デッキとの間に、前記投入口から落下した前記被乾燥体を衝突させる緩衝板が配置され、
    前記被乾燥体を衝突させる前記緩衝板の傾斜面が、前記投入口に対向すると共に前記デッキに向けて下方に傾斜していることを特徴とする振動乾燥装置。
  2. 前記緩衝板が少なくとも2つ設けられ、
    2つの前記緩衝板の傾斜面が相互に対向するように配置され、
    前記投入口から落下した前記被乾燥体を、前記投入口から近い方に配された一方の緩衝板の傾斜面に衝突させた後に、前記デッキから近い方に配された他方の緩衝板の傾斜面に衝突させることを特徴とする請求項1に記載の振動乾燥装置。
  3. 前記緩衝板の傾斜面が、前記被乾燥体の落下方向及び搬送方向に直交する前記デッキの幅方向の両端に向けて下方に傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の振動乾燥装置。
  4. 前記緩衝板と前記デッキとの間に、前記緩衝板から落下した前記被乾燥体を衝突させる傾斜デッキが配置され、
    前記被乾燥体を衝突させる前記傾斜デッキの表面が、前記デッキよりも上方に配置されると共に、前記被乾燥体の搬送方向に向けて下方に傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振動乾燥装置。
  5. 前記傾斜デッキが、ネット状あるいは多孔状の板状部材からなることを特徴とする請求項4に記載の振動乾燥装置。
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