JP2011085225A - ガス放出防止機構付きガス容器バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス容器が強い外部衝撃を受けた場合でも、ガス容器からのガス放出または液化ガスの流出を防止でき、ガス容器を廃棄する際の残ガス回収に支障がない放出防止機構付きガス容器バルブを提供する。
【解決手段】ガス放出防止機構付きガス容器バルブ1は、ガス放出防止機構7を備え、凹状部8を有した弁座部9と、凹状部8内に配され凹状部8に回動可能に保持された弁体10と、ガス容器バルブ本体6のガス流入口2と連通し、管状部11とを備え、ガス容器バルブ本体6の軸方向が鉛直方向に対して設定角度以上になると、ガス容器バルブ本体6のガス流入口3と管状部11との連通状態が解除されガス流入口3が弁体10により閉塞される。また、ガス容器廃棄時にガス容器内に残存した残ガスは、ガス容器およびガス容器バルブ本体6が逆さにした状態で、貫通穴11aより流入し、ガス流入口3、ガス流路5およびガス流出口2を経て回収される。
【選択図】図3

Description

本発明は、LPガス、その他の高圧ガスを収容するガス容器にガスホースを接続し、外部ガス消費機器へのガス供給を制御するためのガス容器バルブに関する。より詳しくは、地震その他の災害等によりガス容器が転倒又は傾斜した場合に、外部へのガス放出を防止することができるガス放出防止機構付きガス容器バルブに関する。
可燃性ガスや支燃性ガスおよび毒性ガス等の高圧ガスを収容するガス容器は、地震、その他の災害等により衝撃を受けると、大量のガスを外部に放出するおそれがあり、火災や二次災害の要因となっている。
そのような事態を防止するものとして、本願出願人は、先に図5に示すようなガス放出防止機構付きガス容器バルブ50を提案した。このガス放出防止機構付きガス容器バルブ50は、外部ガス消費機器にガスを供給するためのガス流出口52と、ガス容器よりガスが流入するガス流入口53と、ガス容器に装着するためのガス容器装着部54と、ガス流出口52とガス流入口53とを連通するガス流路55とを有したガス容器バルブ本体56と、ガス容器装着部54の下部に取り付けられたガス放出防止機構57とを備えたガス放出防止機構付きガス容器バルブであって、ガス放出防止機構57は、球状弁体58と、球状弁体58を回動可能に保持する弁座59と、球状弁体58に垂下して取り付けられ球状弁体58と共に回動する錘体60とを有し、球状弁体58および錘体60は、ガス容器バルブ本体56のガス流入口53と連通する貫通路61を備え、ガス容器バルブ本体56の軸方向が鉛直方向に対して設定角度以上になると、ガス容器バルブ本体56のガス流入口53と貫通路61との連通状態が解除されガス流入口53が球状弁体58により閉塞されるものである。
このガス放出防止機構付きガス容器バルブ50は、ガス容器に装着されると、ガス放出防止機構57がガス容器内に配されるため、ガス容器が強い外部衝撃を受けてもガス放出防止機構57自体が損傷を受けることがなく作動確実性に優れている。
しかし、ガス容器を廃棄する際には、ガス容器バルブを装着した状態でガス容器を逆さにして、ガス容器バルブのガス流入口から液化ガスを回収する作業が行われる。この点、ガス放出防止機構付きガス容器バルブ50は、ガス容器を逆さにすると、上方に突出した貫通路61の開口端61aから液化ガスを回収することとなり、残ガスを十分に回収できないという問題があった。
特開2009−150526号公報
そこで、本発明の課題は、地震その他の災害等によって高圧ガスを収容するガス容器が傾斜したり転倒するような強い外部衝撃を受けた場合でも、ガス容器からのガス放出または液化ガスの流出を防止できると共に、ガス容器を廃棄する際の残ガス回収にも支障がない放出防止機構付きガス容器バルブを提供することにある。
上記課題を解決するものは、外部ガス消費機器にガスを供給するためのガス流出口と、ガス容器よりガスが流入するガス流入口と、前記ガス容器に装着するためのガス容器装着部と、前記ガス流出口と前記ガス流入口とを連通するガス流路とを有したガス容器バルブ本体と、前記ガス容器装着部の下部に取り付けられたガス放出防止機構とを備えたガス放出防止機構付きガス容器バルブであって、前記ガス放出防止機構は、凹状部を有した弁座部と、該弁座部の前記凹状部内に配され該凹状部に回動可能に保持された弁体と、該弁体に垂下して設けられ前記ガス容器バルブ本体のガス流入口と連通すると共に少なくとも前記凹状部付近に貫通穴を有した管状部とを備え、前記ガス容器バルブ本体の軸方向が鉛直方向に対して設定角度以上になると、前記ガス容器バルブ本体のガス流入口と前記管状部との連通状態が解除され前記ガス流入口が前記弁体により閉塞されることを特徴とするガス放出防止機構付きガス容器バルブである。
前記管状部には該管状部の外面に沿って摺動可能な錘体が取り付けられていることが好ましい。前記錘体は、前記ガス放出防止機構付きガス容器バルブを逆さにすると、前記弁座部の前記凹状部内に収容されることが好ましい。前記管状部の前記貫通穴は、該管状部の長手方向に沿って設けられたスリットであることが好ましい。前記ガス容器バルブ本体は、前記ガス流路と気密に区画されたガス流入室と、装着したガス容器内部と前記ガス流入室とを連通させる異常圧ガス流路とを有した安全弁を備えていることが好ましい。
請求項1に記載の発明によれば、地震その他の災害等によって高圧ガスを収容するガス容器が傾斜したり転倒するような強い外部衝撃を受けた場合でも、ガス容器からのガス放出または液化ガスの流出を防止できると共に、ガス容器を廃棄する際の残ガス回収にも支障がない放出防止機構付きガス容器バルブとなる。
請求項2に記載の発明によれば、ガス容器を廃棄する際の残ガス回収がより確実なガス放出防止機構付きガス容器バルブとなる。
請求項3に記載の発明によれば、ガス容器を廃棄する際の残ガス回収がより確実なガス放出防止機構付きガス容器バルブとなる。
請求項4に記載の発明によれば、ガス容器を廃棄する際の残ガス回収がより確実なガス放出防止機構付きガス容器バルブとなる。
請求項5に記載の発明によれば、弁体によってガス流入口が閉塞された状態でも安全弁を作動させることができる。
本発明では、ガス容器が傾斜したり転倒するような強い外部衝撃を受けた場合、たとえ、ガス放出防止装置自体、ガス容器バルブ自体または高圧ガスホース等が損傷を受けても、ガス容器バルブ本体のガス流入口を球状弁体が閉塞することにより、ガス容器からのガス放出または液化ガスの流出を防止することができると共に、ガス容器を廃棄する際の残ガス回収にも支障のないガス放出防止機構付きガス容器バルブを実現した。
図1は本発明のガス放出防止機構付きガス容器バルブの一実施例の縦断面概略図であり、図2または図3は図1に示したガス放出防止機構付きガス容器バルブの作用を説明するための縦断面概略図である。
この実施例のガス放出防止機構付きガス容器バルブ1は、図1に示すように、外部ガス消費機器にガスを供給するためのガス流出口2と、ガス容器よりガスが流入するガス流入口3と、ガス容器に装着するためのガス容器装着部4と、ガス流出口2とガス流入口3とを連通するガス流路5とを有したガス容器バルブ本体6と、ガス容器装着部4の下部に取り付けられたガス放出防止機構7とを備えたガス放出防止機構付きガス容器バルブであって、ガス放出防止機構7は、凹状部8を有した弁座部9と、弁座部9の凹状部8内に配され凹状部8に回動可能に保持された弁体10と、弁体10に垂下して設けられガス容器バルブ本体6のガス流入口2と連通すると共に少なくとも凹状部8付近に貫通穴11aを有した管状部11とを備え、ガス容器バルブ本体6の軸方向が鉛直方向に対して設定角度以上になると、ガス容器バルブ本体6のガス流入口3と管状部11との連通状態が解除されガス流入口3が弁体10により閉塞されるガス放出防止機構付きガス容器バルブである。以下、各構成について順次詳述する。
このガス放出防止機構付きガス容器バルブ1は、ガスボンベなどのガス容器のバルブ装着部に取り付けられ、ガス容器からのガスの流出およびガスの封止を制御するものである。
ガス流出口2は、外部ガス消費機器にガスを供給するための開口部であり、この部位に高圧ガスホースが装着されて外部ガス消費機器へのガス供給が行われる。
ガス流入口3は、ガス容器内のガスをガス容器バルブ本体6内に流入させるための開口部であり、装着するガス容器の内部と連通可能な部位(後述するガス容器装着部4の下端面)に配されている。
ガス容器装着部4は、ガス容器にガス容器バルブ本体6を装着させるための部位であり、中空の筒状体4aと筒状体4aの外面に形成された螺合部4bとを有している。そして、この筒状体4aをガス容器内に挿入し、螺合部4bと、ガス容器のバルブ装着部の内面に形成され螺合部とを係合させることにより、ガス容器バルブ本体6がガス容器に装着されるよう構成されている。
ガス流路5は、ガス流出口2とガス流入口3とを連通させるガスの流路であり、ガス流入口3から流入したガスがガス流出口2に至るように容器バルブ本体6内に形成されている。
このガス流路5の中途には、ハンドル12の回転によりガス流路5を閉塞可能な板状弁板13とこの板状弁板13が当接する弁シート14が設けられている。具体的には、ハンドル12を右回りに回転させると、板状弁板13が降下して弁シート14に当接しガス流路5が閉塞され、装着したガス容器のガスがガス容器バルブ本体6内に流入不能となる。他方、ハンドル12を左回りに回転させると、板状弁板13が上昇して弁シート14と離間しガス流路5内をガスが流通可能となる。なお、図1の状態は、後者の状態であり、ガス容器内のガスがガス流入口3から流入してガス流出口2へ移行し、外部ガス消費機器へカズを供給可能な状態となっている。そして、通常、ガス容器は、ガス供給が可能なこの状態で家庭等に配備されている。
また、ガス容器バルブ本体6は、安全弁15を有している。この安全弁15はガス流路5内に異常な圧力が発生した場合に、ガスを外部に放出するためのものであり、安全弁弁体16と、安全弁シート17と、安全弁弁体16を安全弁シート17側へ付勢するスプリング18とを有している。そして、ガス流路5内に異常な圧力が発生した場合、安全弁弁体16がその圧力によって外側に向かって押圧されスプリング18の付勢力以上の圧力になると、安全弁弁体16が安全弁シート17より離間し、両者16,17の間隙からガスが外部に放出されるように構成されている。
ガス放出防止機構7は、ガス容器が傾斜したり転倒するような強い外部衝撃を受けた場合、ガス容器の外部に取り付けられたガス放出防止装置やガス容器バルブまたは高圧ガスホース等が損傷を受けても、ガス容器からのガス放出および液化ガスの流出を防止するものである。
本発明のガス放出防止機構7は、ガス容器バルブ本体6のガス容器装着部4の下部に取り付けられているため、ガス容器バルブ本体6をガス容器に装着するとガス容器内に位置し、強い外部衝撃を受けた場合でも損傷することがなくガス放出防止機能を発揮する。
ガス放出防止機構7は、凹状部8を有した弁座部9と、弁座部9の凹状部8内に配され凹状部8に回動可能に保持された弁体10と、弁体10に垂下して設けられガス容器バルブ本体6のガス流入口3と連通すると共に、少なくとも凹状部8付近に貫通穴11aを有した管状部11とを備えている。
弁座部9は、弁体10を回動可能に保持する機能と、ガス容器バルブ本体6にガス放出防止機構7を取り付ける機能とを兼務しており、その上面が溶接にてガス容器装着部4の下面に固着されている。
弁座部9は、図1に示すように、凹状部8を有しており、この凹状部8が弁体10を回動可能に保持している。具体的には、凹状部8は、半球面以上の略半球状面、換言すれば、凹状部8を形成する中心点を含む水平面より下方まで延在する略半球状面を備えており、この略半球状面が弁体10を捕捉し弁体10が下方に落下しないように保持するため、この略半球状面と弁体8の上面(略半球状面)とが気密状態を保って摺動可能に構成されている。
弁体10は、上面が略半球状面を構成するように、略半球状体の外郭からなる凹状体に構成されており、図2に示すように、弁座部9の凹状部8内にて摺動し回動可能に構成されている。
弁体10の中央部には管状部11が貫通しており、弁体10の中央部上端と管状部11の上端は一体化されている。なお、この実施例の弁体10と管状部11とは一体物にて形成されているが、弁体10と管状部11とが別部材で構成され、弁体10の中央部上端と管状部11の上端とが固着されていてもよい。そして、平常時においては、図1に示すように、この管状部11とガス容器バルブ本体6のガス流入口3とは連通しており、管状部11を介してガスがガス流入口3内に流入し、ガス流路5を介してガス流出口2より外部に流出可能に構成されている。
管状部11は、少なくとも凹状部8付近に貫通穴11aを有しており、この貫通穴11aを介して残ガス(液化ガス)が回収可能に構成されている。具体的には、ガス容器を廃棄する際には、図3に示すように、ガス容器バルブ1を装着した状態でガス容器(図示しない)を逆さにして、ガス容器バルブ1のガス流入口3から液化ガスを回収する作業が行われるが、本発明では、管状部11の端部(図3中上端)からではなく、この凹状部8付近に位置する貫通穴11aから液化ガスが流入可能に構成されているため、貫通穴11a、ガス流入口3、ガス流路5およびガス流出口2を経て回収することができ、残ガス回収作業に支障がないガス容器バルブ1に構成されている。
この実施例の管状部11の貫通穴11aは、管状部11の長手方向に沿って設けられたスリットにて形成されている。具体的には、貫通穴11aは等角度離間して形成された6本のスリットから構成されており、これらのスリットは凹状部8内に位置する部位から下部に渡って形成されている。このように、貫通穴11aをスリットにて構成することにより、残ガスが管状部11内により流入し易くなり、残ガス回収作業により支障がないガス容器バルブを構成することができる。なお、スリットの本数は6本に限定されるものでなく1本以上であればよい。
管状部11には管状部11の外面に沿って上下方向に摺動可能な錘体19が取り付けられている。この錘体19はその自重により、図2に示すような弁体10の回動(例えばh方向への回動作用)を促進するように作用する。錘体19は下部が窪んだ略半球状体に形成されており、中央部を管状体11が貫通することにより、管状部11の外面に沿って上下方向に摺動可能に構成されている。管状部11の最下部には拡径された係止部20が形成されており、錘体19が管状部11から抜け落ちないように係止している。
そして、ガス容器バルブ本体6の軸方向が鉛直方向に対して設定角度以上になると、図2に示すように、ガス容器バルブ本体6のガス流入口3と管状部11との連通状態が解除されガス流入口3が弁体10により閉塞され、外部へのガスの流出が抑止される。この設定角度は、弁体10の大きさ、ガス流入口3や管状部11の径等により適宜設計変更可能であるが、好ましくは30〜45度である。
また、錘体19は、ガス回収時にはその自重により、図3に示すように、k方向に管状部11に沿って摺動落下し、管状部11とガス流路5が略直線状となるように作用する。これにより、管状部11とガス流入口3とが連通状態となる。そして、管状部11の貫通穴11aから流入した液化ガスが、ガス流入口3、ガス流路5およびガス流出口2を経て回収可能となる。さらに、この時、錘体19は、弁座部9の凹状部8内に収容されるように構成されている。これにより、管状部11とガス流入口3とをより確実に連通させることができる。
なお、管状部11の長さは、ガス容器内で振幅可能な範囲内でより長く形成される方が回転モーメントが大きるため、弁体10によってガス流入口3をより確実に閉塞できる。また、ガス流入口の横断面形状と管状体の貫通路の横断面形状とは同一であることが好ましく、この実施例では、ガス流入口3の径と貫通路の径(管状体19の内径)は同一に形成されている。
このように、本発明のガス放出防止機構付きガス容器バルブ1では、ガス容器が傾斜したり転倒するような強い外部衝撃を受けた場合でも、ガス容器バルブ本体6のガス流入口3を弁体10が閉塞することにより、ガス容器からのガス放出または液化ガスの流出を防止することができる。さらに、ガス容器を廃棄する際には、ガス容器内に残存した残ガスは、ガス容器およびガス容器バルブ本体6が逆さにされた状態で、貫通穴11aより流入し、ガス流入口3、ガス流路5およびガス流出口2を経て回収できるため、残ガスの回収にも支障がない。
つぎに、図4に示した本発明のガス放出防止機構付きガス容器バルブ30について説明する。
この実施例のガス放出防止機構付きガス容器バルブ30と前述したガス放出防止機構付きガス容器バルブ1との相違は、第1に、弁座部32の凹状部31がガス容器装着部4の筒状体4a内に一体に形成されている点であり、第2に、弁体33が縦断面略三日月形状に形成されている点であり、第3に、弁体33と管状体11とが別部材にて形成されている点であり、第4に、錘体34が管状部11の最下部に固定されている点であり他は同じである。ガス放出防止機構付きガス容器バルブ1と同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。本発明のガス放出防止機構付きガス容器バルブには、各部がこのように構成されたものも広く包含される。
なお、図5に示すように、ガス流路55と気密に区画されたガス流入室62が、安全弁弁体63に隣接して設けられ、装着したガス容器内部とガス流入室62とを連通させる異常圧ガス流路64がガス容器装着部54および弁座部59内に設けられ、ガス容器内に異常ガス圧が発生した場合に、ガスが異常圧ガス流路64の下部開口を経由してガス流入室62内に流入し、安全弁弁体63を作動させるように構成した安全弁装置を適用したものも本発明の範疇に包含される。
上記実施例はガスまたは液化ガスを収容するガス容器に装着する容器バルブに関するものであるが、液体のみを収容する容器バルブにも適用可能である。
本発明のガス放出防止機構付きガス容器バルブの一実施例の縦断面概略図である。 図1に示したガス放出防止機構付きガス容器バルブの作用を説明するための縦断面概略図である。 図1に示したガス放出防止機構付きガス容器バルブの作用を説明するための縦断面概略図である。 本発明のガス放出防止機構付きガス容器バルブの他の実施例の縦断面概略図である。 先に本願出願人が提案したガス放出防止機構付きガス容器バルブの縦断面概略図である。
1 ガス放出防止機構付きガス容器バルブ
2 ガス流出口
3 ガス流入口
4 ガス容器装着部
4a 筒状体
4b 螺合部
5 ガス流路
6 ガス容器バルブ本体
7 ガス放出防止機構
8 凹状部
9 弁座部
10 弁体
11a 貫通穴
11 管状部
12 ハンドル
13 弁板
14 弁シート
15 安全弁
16 安全弁弁体
17 安全弁シート
18 スプリング
19 錘体
20 係止部

Claims (5)

  1. 外部ガス消費機器にガスを供給するためのガス流出口と、ガス容器よりガスが流入するガス流入口と、前記ガス容器に装着するためのガス容器装着部と、前記ガス流出口と前記ガス流入口とを連通するガス流路とを有したガス容器バルブ本体と、前記ガス容器装着部の下部に取り付けられたガス放出防止機構とを備えたガス放出防止機構付きガス容器バルブであって、
    前記ガス放出防止機構は、凹状部を有した弁座部と、該弁座部の前記凹状部内に配され該凹状部に回動可能に保持された弁体と、該弁体に垂下して設けられ前記ガス容器バルブ本体のガス流入口と連通すると共に、少なくとも前記凹状部付近に貫通穴を有した管状部とを備え、
    前記ガス容器バルブ本体の軸方向が鉛直方向に対して設定角度以上になると、前記ガス容器バルブ本体のガス流入口と前記管状部との連通状態が解除され前記ガス流入口が前記弁体により閉塞されることを特徴とするガス放出防止機構付きガス容器バルブ。
  2. 前記管状部には該管状部の外面に沿って摺動可能な錘体が取り付けられている請求項1に記載のガス放出防止機構付きガス容器バルブ。
  3. 前記錘体は、前記ガス放出防止機構付きガス容器バルブを逆さにすると、前記弁座部の前記凹状部内に収容される請求項2に記載のガス放出防止機構付きガス容器バルブ
  4. 前記管状部の前記貫通穴は、該管状部の長手方向に沿って設けられたスリットである請求項1ないし3のいずれかに記載のガス放出防止機構付きガス容器バルブ。
  5. 前記ガス容器バルブ本体は、前記ガス流路と気密に区画されたガス流入室と、装着したガス容器内部と前記ガス流入室とを連通させる異常圧ガス流路とを有した安全弁を備えている請求項1ないし4のいずれかに記載のガス放出防止機構付きガス容器バルブ。
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