JP2011085108A - 内燃機関の排気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、内燃機関の排気装置において、触媒の過度な温度上昇を防止して、且つ、触媒の温度を適温に保って排気ガスの浄化性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】この発明は、内燃機関の排気管に排気ガスにより作動するタービンを有するターボチャージャを設け、前記ターボチャージャより下流側の排気管に触媒を設け、前記ターボチャージャに前記タービンを作動させた排気ガスが流出する主排気口と、ウエストゲートバルブの開弁時に前記タービンを通過しない排気ガスが流出する副排気口とを設け、前記ターボチャージャより下流側の排気管を前記主排気口に接続される主排気管と、前記副排気口に接続される副排気管とに分割した内燃機関の排気装置において、前記主排気管に前記触媒を配置する一方、前記副排気管を前記触媒の下流側で主排気管と合流させ、前記副排気管を前記触媒の径方向外周部を取り囲む形状に形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は内燃機関の排気装置に係り、特に、ターボチャージャの下流側の排気管に設けた触媒の過度な温度上昇を防止して適温に保つことができる内燃機関の排気装置に関する。
内燃機関においては、排気ガス内に含まれる大気汚染物質を削除、及び浄化させるために、排気管に触媒を設けている。触媒は、大気汚染物質の削除、及び浄化性能を十分に発揮させるために、適温に保つ必要があり、特に走行風等による温度低下を防止する必要があった。
これら問題を解決するために、従来の内燃機関の排気装置では、一般的に触媒の外周面に遮蔽板を設けて、走行風による触媒の温度低下を防止するものや、特許文献1に記載のように触媒の外周に二重構造の外筒部材で断熱空間を形成して、触媒の温度低下を防止するものがあった。
特開2006−9693号公報
ところで、ターボチャージャを設けた内燃機関においては、タービンを作動させた後の排出ガスとウエストゲートバルブの開弁時に流出する排気ガスとが合流して、下流の排気管に設けた触媒に流れる。ウエストゲートバルブから排出された排気ガスは、タービンを作動させる仕事をしていないので、エネルギーが余っている。ターボチャージャを設けた内燃機関においては、この余ったエネルギーを持った排気ガスが触媒に入るため、高負荷時に触媒温度の上昇を招く場合がある。また、触媒温度の上昇は、触媒の劣化を促進する可能性がある。
しかし、前記触媒の外周面に遮蔽板を設けた構造や、前記触媒の外周に外筒部材で断熱空間を設けた構造(特許文献1)では、内燃機関の高負荷時に、タービンを通過した排気ガスやタービンを非通過した排気ガス(ウエストゲートバルブから流出した排気ガス)が同時に触媒を通過するため、触媒の劣化や触媒の過度な温度上昇を起こすおそれがある。
また、このような構造では、タービンを非通過した排気ガス(ウエストゲートバルブから流出した排気ガス)によって、積極的に触媒の温度を適温に保つという作用効果を奏することができない問題がある。
この発明は、内燃機関の排気装置において、触媒の過度な温度上昇を防止して、且つ、触媒の温度を適温に保って排気ガスの浄化性能を向上させることを目的とする。
この発明は、内燃機関の排気管に排気ガスにより作動するタービンを有するターボチャージャを設け、前記ターボチャージャより下流側の排気管に触媒を設け、前記ターボチャージャに前記タービンを作動させた排気ガスが流出する主排気口と、ウエストゲートバルブの開弁時に前記タービンを通過しない排気ガスが流出する副排気口とを設け、前記ターボチャージャより下流側の排気管を前記主排気口に接続される主排気管と、前記副排気口に接続される副排気管とに分割した内燃機関の排気装置において、前記主排気管に前記触媒を配置する一方、前記副排気管を前記触媒の下流側で主排気管と合流させ、前記副排気管を前記触媒の径方向外周部を取り囲む形状に形成したことを特徴とする。
この発明の内燃機関の排気装置は、主排気管に触媒を配置する一方、副排気管を触媒の下流側で主排気管と合流させた構造によって、副排気管を流れる排気ガスは主排気管内に配置される触媒を通過することがなく、触媒の下流側で主排気管内を流れる排気ガスと副排気管内を流れる排気ガスとが合流することができる。
これにより、この発明の内燃機関の排気装置は、内燃機関に高負荷がかかった状態でも、ウエストゲートバルブの開弁によって排出された余った排気ガスを触媒に通すことがなくなるため、触媒の過度な温度上昇を防止することができ、触媒の劣化を抑制することができる。
また、この発明の内燃機関の排気装置は、副排気管を触媒の径方向外周部を取り囲む形状に形成した構造によって、副排気管が触媒の外周を取り囲むように配設されているため、触媒が走行風に晒された状態であっても、ウエストゲートバルブの開弁によってタービンを通過しない排気ガスを触媒の外側に流すことができ、触媒の温度低下を抑制し、触媒の温度を適温に保つことができる。
これにより、この発明の内燃機関の排気装置は、触媒の温度を適温に保つことができるため、触媒による排気ガスの浄化性能を向上させることができる。
ターボチャージャ及びターボチャージャ下流側の排気管の断面図である。(実施例) 図1のII−II線による断面図である。(実施例) 図1のIII−III線による断面図である。(実施例) ターボチャージャを設けた内燃機関の概略構成図である。(実施例)
この発明の内燃機関の排気装置は、内燃機関の高負荷時に、タービンを通過した排気ガスやタービンを非通過した排気ガスが同時に触媒を通過することがなく、触媒の劣化や触媒の過度な温度上昇を防止して、触媒の温度を適温に保つものである。
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。図4において、1は内燃機関、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はシリンダヘッドカバー、5はピストン、6は燃焼室、7は吸気ポート、8は排気ポートである。車両等に搭載される内燃機関1は、シリンダヘッド3に吸気カム軸9及び排気カム軸10を軸支し、これら吸気カム軸9及び排気カム軸10で夫々駆動される吸気バルブ11及び排気バルブ12を設けている。吸気バルブ11及び排気バルブ12は、各気筒の燃焼室6に連通する吸気ポート7及び排気ポート8を夫々開閉する。
内燃機関1は、吸気装置13として、エアクリーナ14と吸気管15とスロットルボディ16とサージタンク17と吸気マニホルド18とを順次に接続し、吸気ポート7に連通する吸気通路19を設けている。スロットルボディ16の吸気通路19には、スロットルバルブ20を設けている。また、内燃機関1は、排気装置21として、排気マニホルド22と排気管23とを順次に接続し、排気ポート8に連通する排気通路24を設けている。
この内燃機関1は、吸気マニホルド18に、吸気ポート7に燃料を噴射する燃料噴射弁25を設けている。また、この内燃機関1は、スロットルボディ16にスロットルバルブ20を迂回して吸気通路19を連通するアイドル空気通路26を設け、アイドル空気通路26の途中にアイドル空気量を調整するアイドル空気量制御バルブ27を設け、冷却水通路28を設けている。さらに、この内燃機関1は、スロットルボディ16に圧力センサ29を設け、サージタンク17に吸気温センサ30を設けている。
前記内燃機関1の排気装置21は、排気管23にターボチャージャ(過給機)31を設け、ターボチャージャ31より下流側の排気管23に触媒32を設けている。ターボチャージャ31は、吸気管15と排気管23との途中にターボチャージャケース33を介装している。ターボチャージャケース33には、吸気通路19を連絡するターボ用吸気通路34と排気通路24を連絡するターボ用主排気通路35とを設けている。ターボチャージャケース33は、ターボ用吸気通路34に吸気を圧送するコンプレッサ36を配設し、ターボ用主排気通路35に排気ガスにより作動するタービン37を配設し、コンプレッサ36とタービン37とを回転軸38により接続している。
ターボチャージャ31は、ターボチャージャケース33に、タービン37を迂回して排気通路24を連通するターボ用副排気通路39を設け、ターボ用副排気通路39を開閉するウエストゲートバルブ40を設けている。ウエストゲートバルブ40は、ウエストゲートアクチュエータ41により開閉される。ウエストゲートアクチュエータ41は、導圧管42によりコンプレッサ36下流側のターボ用吸気通路34に接続されている。導圧管42は、排圧管43によりコンプレッサ36上流側の吸気管15に接続されている。排圧管43の途中には、ウエストゲート制御バルブ44を設けている。ウエストゲート制御バルブ44は、コンプレッサ36下流側のターボ用吸気通路34からウエストゲートアクチュエータ40に導入される作動圧の一部をコンプレッサ36上流側の吸気管15に逃がすことで、ウエストゲートアクチュエータ41の動作を制御する。ウエストゲートアクチュエータ41は、導入される作動圧によりウエストゲートバルブ40を開閉し、ターボ用副排気通路39を流れる排気ガス量を調整して過給圧を制御する。
この内燃機関1の排気装置21は、図1に示すように、ターボチャージャ31のターボチャージャケース33に、タービン37を作動させた排気ガスが流出する主排気口45と、ウエストゲートバルブ40の開弁時にタービン37を通過しない排気ガスが流出する副排気口46とを設けている。主排気口45は、ターボチャージャケース33のターボ用主排気通路35の出口に設けている。副排気口46は、ターボチャージャケース33のターボ用副排気通路39の出口に設けている。排気装置21は、ターボチャージャ31より下流側の排気管23を、主排気口45に接続される主排気管47と、副排気口46に接続される副排気管48とに分割している。
排気装置21は、主排気管47に前記触媒32を配置する一方、副排気管48を前記触媒32の下流側で主排気管47と合流させ、副排気管48を、触媒32の径方向外周部を取り囲む形状に形成している。この実施例においては、図2・図3に示すように、副排気管48を、触媒32の径方向において対称位置の外周部を取り囲む形状に形成している。
このように、この内燃機関1の排気装置21は、主排気管47に触媒32を配置する一方、副排気管48を触媒32の下流側で主排気管47と合流させた構造によって、副排気管48を流れる排気ガスは主排気管47内に配置される触媒32を通過することがなく、触媒32の下流側で主排気管47内を流れる排気ガスと副排気管48内を流れる排気ガスとが合流することができる。
これにより、この内燃機関1の排気装置21は、内燃機関1に高負荷がかかった状態でも、ウエストゲートバルブ40の開弁によってターボ用副排気通路39から排出された余った排気ガスを触媒32に通すことがなくなるため、触媒32の過度な温度上昇を防止することができ、触媒32の劣化を抑制することができる。
また、この内燃機関1の排気装置21は、副排気管48を触媒32の径方向外周部を取り囲む形状に形成した構造によって、副排気管48が触媒32の外周を取り囲むように配設されているため、触媒32が走行風に晒された状態であっても、ウエストゲートバルブ40の開弁によってタービン37を通過しない排気ガスを触媒32の外側に流すことができ、触媒32の温度低下を抑制し、触媒32の温度を適温に保つことができる。
これにより、この内燃機関1の排気装置21は、触媒32の温度を適温に保つことができるため、触媒32による排気ガスの浄化性能を向上させることができる。
また、内燃機関1の排気装置21は、図4に示すように、触媒32の下流側の主排気管47に前記触媒32とは別の触媒49を配置し、副排気管48を別の触媒49の上流側で主排気管47に合流させている。
これにより、この内燃機関1の排気装置21は、触媒32の下流側の主排気管47に別の触媒49を配置し、副排気管48を別の触媒49の上流側で主排気管47に合流させた構造によって、副排気管48で取り囲まれた上流側の触媒32で浄化できなかった排気ガスと副排気管48を流れる排気ガスとを下流側の別の触媒49で効率的に浄化することができる。
つまり、この内燃機関1の排気装置21は、上流側の第1の触媒32で浄化されなかった排気ガスだけでなく、上流側の触媒32を通過しない排気ガスを下流側の第2の触媒44に流すことで、下流側の触媒49を適温に保ち、排気ガスの浄化をより確実に活性化させることができる。
これにより、この内燃機関1の排気装置21は、触媒49による排気ガスの浄化性能を確実に向上させることができる。
この発明は、ターボチャージャを設けた内燃機関の触媒の劣化や触媒の過度な温度上昇を防止して、触媒の温度を適温に保つことができるものであり、ターボチャージャを設けていない内燃機関にも適用することができ、排気ガスの浄化性能を向上することが可能である。
1 内燃機関
6 燃焼室
13 吸気装置
15 吸気管
18 吸気マニホルド
19 吸気通路
21 排気装置
22 排気マニホルド
23 排気管
24 排気通路
31 ターボチャージャ
32 触媒
33 ターボチャージャケース
34 ターボ用吸気通路
35 ターボ用主排気通路
36 コンプレッサ
37 タービン
39 ターボ用副排気通路
40 ウエストゲートバルブ
41 ウエストゲートアクチュエータ
44 ウエストゲート制御バルブ
45 主排気口
46 副排気口
47 主排気管
48 副排気管
49 別の触媒

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気管に排気ガスにより作動するタービンを有するターボチャージャを設け、
    前記ターボチャージャより下流側の排気管に触媒を設け、
    前記ターボチャージャに前記タービンを作動させた排気ガスが流出する主排気口と、ウエストゲートバルブの開弁時に前記タービンを通過しない排気ガスが流出する副排気口とを設け、
    前記ターボチャージャより下流側の排気管を前記主排気口に接続される主排気管と、前記副排気口に接続される副排気管とに分割した内燃機関の排気装置において、
    前記主排気管に前記触媒を配置する一方、前記副排気管を前記触媒の下流側で主排気管と合流させ、
    前記副排気管を前記触媒の径方向外周部を取り囲む形状に形成したことを特徴とする内燃機関の排気装置。
  2. 前記触媒の下流側の前記主排気管に別の触媒を配置し、
    前記副排気管を前記別の触媒の上流側で前記主排気管に合流させたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気装置。
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JP2013044265A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Ihi Corp 脱硝装置および脱硝方法

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