JP2011084805A - 鍛造又は圧延用Ni基合金およびそれを材料とする蒸気タービン用部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Fe:0.01〜10、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなる鍛造又は圧延用Ni基合金を材料として蒸気タービン用部品を形成する。
【選択図】なし
Description
Cは、強化相であるM23C6型炭化物の構成元素として有用であり、特に650℃以上の高温環境下では、蒸気タービンの運転中にM23C6型炭化物を析出させ、合金のクリープ強度を維持させる要因の一つとなる。また、結晶粒の粗大化も防止する。Cの含有率が0.05%未満の場合には、炭化物の十分な析出量を確保できない。一方、Cの含有率が0.2%を超えると、大型インゴット製作時の成分偏析傾向が増加するとともに脆化相であるM6C型炭化物の生成を促進し、耐食性や延性の低下を引き起こす。そのため、Cの含有率は0.05〜0.2%、好ましくは0.06〜0.15%、最も好ましくは0.07〜0.10である。
Crは、オーステナイト母相に固溶し、固溶強化するだけでなく、耐酸化性や耐食性を高めるのに不可欠な元素である。さらにM23C6型炭化物の構成元素として不可欠であり、特に650℃以上の高温環境下では、蒸気タービンの運転中にM23C6型炭化物を析出させることで、合金のクリープ強度が維持される。また、Crは、高温蒸気環境下における耐酸化性を高める。Crの含有率が15%未満の場合には、耐酸化性が低下する。一方、Crの含有率が25%を超えると、M23C6型炭化物の析出を著しく促進することによって粗大化傾向を高め、高温長時間で強度や延性の低下を引き起こす。また、Crは合金の熱膨張係数を増加させるため、高温用機器設計において添加量は低めの方が好ましい。そのため、Crの含有率は15〜25%、好ましくは18〜23%、最も好ましくは20〜22%である。
Coは、オーステナイト母相内に固溶して高温強度を向上させる。また、γ’相[Ni3(Al,Ti,Nb,Ta)]にも固溶し、γ’相を強化するとともにγ’相の析出量も増加させる効果を有する。しかしながら、Coの含有率が20%を超えると、金属間化合物相を生成し、機械的強度を低下させるとともに、合金のコストアップ要因にもなる。一方、Coの含有率が5%未満の場合には、機械的強度が低下する。そのため、Coの含有率は5〜20%、好ましくは7〜17%、最も好ましくは10〜14%である。
Mo、W、Reはいずれも、オーステナイト母相内に固溶して高温強度を向上させる。また、M23C6型炭化物中に一部が置換することによって炭化物の安定性を高める。さらに、合金の熱膨張係数を下げる効果があり、高温用機器設計において有用である。Mo+(W+Re)/2の含有率が8%未満の場合には、上記の効果が少なく、Mo+(W+Re)/2の含有率が25%を超えると、大型インゴット製作時の成分偏析傾向が増加するとともに、脆化相であるM6C型炭化物やσ相(FeCr)の生成を促進して、延性の低下を引き起こす。また、熱間加工性の低下を招く。そのため、Mo+(W+Re)/2の含有率は8〜25%、好ましくは12〜20%、最も好ましくは15〜18%である。
Alは、Niとともにγ’相[Ni3(Al,Ti,Nb,Ta)]を生成し、析出によるNi基合金の高温強度を向上させる。また、耐高温腐食性の向上にも効果がある。Alの含有率が0.1%未満の場合には、γ’相の析出が不十分で強化に効かず、Ti、Nb、Taが多量に存在するとγ’相が不安定になり、η相(Ni3Ti)やδ相[Ni3(Nb,Ta)]が析出して脆化する。一方、Alの含有率が0.4%を超えると、インゴット製造時に多量の共晶γ’相が析出し、高温強度の低下や熱間加工性の低下の原因になる。そのため、Alの含有率は0.1〜0.4%、好ましくは0.2〜0.3%、最も好ましくは0.21〜0.25%である。
Tiは、Alと同様、Niとともにγ’相[Ni3(Al,Ti,Nb,Ta)]を生成し、析出によるNi基合金の高温強度を向上させる。さらに、合金の熱膨張係数を下げる効果があり、高温用機器設計において有用である。Tiの含有率が0.1%未満の場合には、上記した効果が発揮されず、Tiの含有率が2.5%を超えると、脆化相のσ相(FeCr)やη相(Ni3Ti)の析出を助長し、高温強度の低下と欠き感受性を増大させる。そのため、Tiの含有率は0.1〜2.5%、好ましくは、0.5〜2.0%、最も好ましくは1.0〜1.6%である。
Bは、結晶粒界に入り込み、高温強度を向上させる。また、Tiの量が多い場合は、脆化相のη相(Ni3Ti)の析出を抑制し、高温強度および延性の低下を防止する。Bの含有率が0.001%未満の場合には、上記した効果が発揮されず、Bの含有率が0.02%を超えると、粒界脆化を招き、高温強度および靭性の低下を生ずる可能性がある。また、熱間加工性の低下を招く。そのため、Bの含有率は0.001〜0.02%、好ましくは、0.002〜0.015%、最も好ましくは0.005〜0.012%である。
NbやTaは、γ’相[Ni3(Al,Ti,Nb,Ta)]に固溶し、高温強度を高め、γ’相の粗大化を抑制して、析出強度を安定させる。また、Cと結合して炭化物を形成することによっても高温強度向上に寄与する。Nb+Ta/2の含有量が0.5%未満の場合には、上記した効果が発揮されず、Nb+Ta/2の含有量が5%を超えると、δ相[Ni3(Nb,Ta)]やσ相(FeCr)が析出して脆化する。そのため、Nb+Ta/2の含有量は0.5〜5%、好ましくは、1.0〜3.7%、最も好ましくは1.5〜2.8%である。
Zrは、Bと同様に、結晶粒界に入り込み、高温強度を向上させる。また、Cと結合して炭化物を形成し、高温強度の向上に寄与する。Zrの含有量が0.01%未満では、上述した効果が発揮されず、Zrの含有量が0.2%を超えると、逆に高温強度が低下するとともに、延性の低下も引き起こされる。そのため、Zrの含有量は0.01〜0.2%、好ましくは、0.02〜0.15%、最も好ましくは0.05〜0.13%である。
Feは、Ni基合金においては、合金のコスト低減に貢献する。ただし、10%を超えて添加すると、高温強度の低下を引き起こすだけでなく、合金の熱膨張係数の増加につながり、高温用機器設計において不利になる。そのため、Feの含有量は10%以下、好ましくは、6%以下、最も好ましくは5%以下である。
Siは、溶解精錬時の脱酸剤として有用である。耐酸化性も改善する。ただし、含有量が1%を超えると、延性の低下を引き起こす。そのため、Siの含有量は0.01〜1%、好ましくは、0.02〜0.5%、最も好ましくは、0.1〜0.4%である。
Mnは、Siと同様に、溶解精錬時の脱酸剤として有用である。ただし、含有量が1%を超えると、高温酸化特性の低下や、η相(Ni3Ti)の析出による延性の低下が引き起こされる。そのため、Mn含有量は0.01〜1%、好ましくは、0.1〜0.4%、最も好ましくは0.2〜0.3%である。
表1に、実施例No.1〜No.33のNi基合金、および比較例No.1〜No.18のNi基合金の化学組成及びこれらの合金に施した熱処理条件を記載した。実施例のNi基合金の熱処理として、Al及びTiを添加していない試料については、溶体化処理(1100〜1200℃×4hr 水冷)のみ、Al及びTiを添加している試料については、溶体化処理(1100〜1200℃×4hr 水冷)及び時効処理(700〜800℃×16hr 空冷)とした。
クリープ破断試験では、表1に示す化学組成を有する実施例の試料No.1〜試料No.33、および比較例の試料No.1〜試料No.18のNi基合金各20kgを真空溶解炉にて溶解し、金型に鋳込み、凝固した鋳塊を鍛造比3で鍛造を行った後、所定の熱処理を加え、所定サイズの試験片を作製した。
熱間加工性試験では、クリープ破断試験と同様に、表1に示す化学組成を有する実施例の試料No.1〜試料No.33、および比較例の試料No.1〜試料No.18のNi基合金から、直径10mmφ、長さ120mmの丸棒試験片を採取し、1000〜1400℃の各温度でグリーブル試験(高温高速引張試験)を実施し、断面収縮率を計測し、断面収縮率が50%を越える温度範囲幅を求め、この熱間加工可能温度範囲幅を熱間加工性の指標とした。その結果を表2に示す。
水蒸気酸化試験では、クリープ破断試験や熱間加工性試験と同様に、表1に示す化学組成を有する実施例の試料No.1〜試料No.33、および比較例の試料No.1〜試料No.18のNi基合金から、幅10mm、長さ15mm、厚さ3mmの試験片を採取し、700℃の水蒸気環境中で3000時間暴露して、暴露前後の酸化増量(mg/cm2)を測定した。その結果を表2に示す。
平均熱膨張係数測定では、クリープ破断試験、熱間加工性試験や水蒸気酸化試験と同様に、表1に示す化学組成を有する実施例の試料No.1〜試料No.33、および比較例の試料No.1〜試料No.18のNi基合金から、直径5mm、長さ19mmの丸棒の試験片を採取し、理学電気製熱機械分析装置を使用して測定した。標準試料として石英を使用し、昇温速度5℃/分の条件で、室温から700℃までの平均熱膨張係数を示差膨張方式によって測定した。その結果を表2に示す。
溶接性試験では、クリープ破断試験、熱間加工性試験、水蒸気酸化試験や平均熱膨張係数測定と同様に、表1に示す化学組成を有する実施例の試料No.1〜試料No.33、および比較例の試料No.1〜試料No.18のNi基合金から、長さ150mm×幅80mm×厚さ20mmの平板を製作し、その板面に所定の溶接棒により3パスの溶接を行い、その後、溶接ビードに垂直な5断面について割れ発生の有無を調査した。その結果を表2に示す。
Claims (17)
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Fe:0.01〜10、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Fe:0.01〜10、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25、Al:0.1〜0.4、Ti:0.1〜2.5を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Fe:0.01〜10、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25、NbおよびTaの1種または2種をNb+Ta/2:0.5〜5を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Fe:0.01〜10、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25、B:0.001〜0.02を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Fe:0.01〜10、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25、Zr:0.01〜0.2を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 少なくとも溶体化処理が施されていることを特徴とする請求項1記載の鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 溶体化処理及び時効処理が施されていることを特徴とする請求項2記載の鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 溶体化処理が施され、時効処理が施されていないことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項記載の鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25、Al:0.1〜0.4、Ti:0.1〜2.5を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25、NbおよびTaの1種または2種をNb+Ta/2:0.5〜5を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25、B:0.001〜0.02を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 重量%で、C:0.05〜0.2、Si:0.01〜1、Mn:0.01〜1、Co:5〜20、Cr:15〜25、Mo、WおよびReの1種または2種以上をMo+(W+Re)/2:8〜25、Zr:0.01〜0.2を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなることを特徴とする鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 少なくとも溶体化処理が施されていることを特徴とする請求項9記載の鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 溶体化処理及び時効処理が施されていることを特徴とする請求項10記載の鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 溶体化処理が施され、時効処理が施されていないことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項記載の鍛造又は圧延用Ni基合金。
- 請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記載の鍛造又は圧延用Ni基合金を材料とする蒸気タービン用部品。
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