JP2011084077A - プラテンを汚すことなく印刷用紙の端部まで行う印刷 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷用紙Pが上流側紙送りローラ25a,25bに副走査送りされ、前端Pfが下流側溝部26r上に至ったとき、印刷ヘッド28からインク滴Ipを吐出して印刷を開始する。印刷用紙Pの前端Pfがノズル#1よりも後にあるときに印刷を開始するので、ノズルが印刷用紙上にあるか否かを問わずに各ノズルからインク滴Ipを吐出すれば、印刷用紙Pの前端部Pfに余白を作ることなく端まで画像を印刷することができる。印刷用紙Pの前端Pf近傍の印刷の際には、微小な副走査送りを繰り返して印刷を行う。そうすることにより、印刷用紙前端部分を下流側溝部26r上において印刷することが可能になる。
【選択図】図1
Description
(1)ドット記録方法、印刷制御方法、印刷方法。
(2)ドット記録装置、印刷制御装置、印刷装置。
(3)上記の装置や方法を実現するためのコンピュータプログラム。
(4)上記の装置や方法を実現するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
(5)上記の装置や方法を実現するためのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号。
A.実施形態の概要:
B.第1実施例:
C.第2実施例:
D.第3実施例:
E.側方溝部を有する態様:
F.変形例:
図1は、本発明の実施の形態におけるインクジェットプリンタの印刷ヘッドの周辺の構造を示す側面図である。図1においては、印刷用紙Pが上流側紙送りローラ25a,25bに保持されて、送られており(副走査送り)、その前端Pfが上流側溝部26f上およびプラテン26上を通過して、下流側溝部26rの開口の上に至っている。このとき印刷ヘッド28からインク滴Ipを吐出して印刷を開始する。印刷用紙Pの前端Pfがノズル#1よりも後にあるときに印刷を開始するので、多少の紙送り誤差があっても、印刷用紙Pの前端部Pfに余白を作ることなく端まで画像を印刷することができる。印刷用紙Pに着弾しなかったインク滴は、吸収部材27rに吸収される。
(1)装置の構成:
図3は、本発明の実施例としての画像処理装置および印刷装置の構成を示すブロック図である。図示するように、コンピュータ90にスキャナ12とプリンタ22とが接続されている。このコンピュータ90に所定のプログラムがロードされ実行されることにより画像処理装置として機能する他、プリンタ22と併せて印刷装置として機能する。このコンピュータ90は、プログラムに従って画像処理に関わる動作を制御するための各種演算処理を実行するCPU81を中心に、バス80により相互に接続された次の各部を備える。ROM82は、CPU81で各種演算処理を実行するのに必要な各種プログラムやデータを予め格納しており、RAM83は、同じくCPU81で各種演算処理を実行するのに必要な各種プログラムやデータが一時的に読み書きされるメモリである。入力インタフェース84は、スキャナ12やキーボード14からの信号の入力を司り、出力インタフェース85は、プリンタ22へのデータの出力を司る。CRTC86は、カラー表示可能なCRT21への信号出力を制御し、ディスクコントローラ(DDC)87は、ハードディスク16やフレキシブルドライブ15あるいは図示しないCD−ROMドライブとの間のデータの授受を制御する。ハードディスク16には、RAM83にロードされて実行される各種プログラムやデバイスドライバの形式で提供される各種プログラムなどが記憶されている。
(i)第1実施例の上端処理:
図8は、印刷用紙の上端(先端)近傍において、各ラスタがどのノズルによってどのように記録されていくかを示す説明図である。ここでは、説明を簡単にするため、1列のノズル列のみを使用して説明する。そして、1列のノズル列は8個のノズルを有するものとする。主走査の際には、各ノズルが一つのラスタの記録を担当する。ここで、「ラスタ」とは、主走査方向に並ぶ画素の列である。そして、「画素」とは、インク滴を着弾させドットを記録する位置を規定するために、印刷媒体上に仮想的に定められた方眼状の升目である。ここでは、各ノズルは3ラスタ分の間隔をあけて配されているものとする。
図11は、比較例における印刷開始時の印刷ヘッド28と印刷用紙Pの関係を示す側面図である。図11に示すように、上流側溝部26fにおいて印刷用紙Pの上端部分を印刷しても、印刷用紙P上に着弾しなかったインク滴は、プラテン26の上面に着弾することはない。しかし、この比較例では、印刷用紙の上端部分の印刷を開始してから、印刷用紙上端が下流側紙送りローラ25c,25dに保持されるまでに、印刷用紙が送られる距離L32(図11参照)が、実施例の場合(図8のL31)に比べて長い。すなわち、上流側紙送りローラ25a,25bのみによって副走査送りがされ、印刷が実行される区間が比較的長い。このため、印刷結果の品質が実施例に比べて低い。
図12は、下端処理において、各ラスタがどのノズルによってどのように記録されていくかを示す説明図である。図12においては、n+1回目の副走査送りが行われたところから最後のn+17回目の副走査送りをするところまでを示している。本実施例では、図12に示すように、中間処理においてn+8回目までの副走査送りで5ドット、2ドット、3ドット、6ドットの送りをその順に繰り返したのち、下端処理において、最後の9回、すなわちn+9回目からn+17回目までの副走査送りを、1ドットづつの送りで行う。その結果、主走査方向に沿った各ラスタは、一部のものを除いてそれぞれ二つのノズルで記録される。なお、図12においては、印刷ヘッド28上のノズルがドットを記録しうるラスタについて、下から順に付した番号を、図の右側に記載している。以降、下端処理のドットの記録を説明する図面において同様である。
図15は、比較例における印刷用紙Pの下端Prの印刷をする際の印刷ヘッド28と印刷用紙Pの関係を示す側面図である。図15に示すように、下流側溝部26rにおいて印刷用紙Pの下端部分を印刷しても、印刷用紙P上に着弾しなかったインク滴は、プラテン26の上面に着弾することはない。しかし、比較例では、図15に示すように、印刷用紙下端が上流側紙送りローラ25a,25bを離れてから印刷が終了するまでに、印刷用紙が送られる距離L42が、実施例の場合(図14のL41)に比べて長い。すなわち、比較的送り精度が低い下流側紙送りローラ25c,25dのみによって副走査送りがされ、印刷が実行される区間が長い。このため、印刷結果の品質が実施例に比べて低い。
図16は、第2実施例における印刷ヘッド28aと上流側溝部26faおよび下流側溝部26raの関係を示す側面図である。ここでは、1列のノズル列が11個のノズルを有する印刷装置において上端処理および下端処理を行う場合について説明する。ここで使用する印刷装置では、下流側溝部26raは、副走査方向について、ノズル#1〜#3と向かい合う位置に設けられる。また、上流側溝部26faは、ノズル#9〜#11と向かい合う位置に設けられる。他の点はすでに説明した印刷装置と同様の構成である。また、この第2実施例では、オーバーラップ印刷を行わない。すなわち、各ラスタは1度の主走査において一つのノズルで記録される。
図17および図18は、第2実施例の上端処理において、各ラスタがどのノズルによってどのように記録されていくかを示す説明図である。図17と図18は、ヘッドがラスタを記録していく様子を上下二つに分割して示している。図17の下部が、図18の上部につながる。なお、上から38番目から42番目までのラスタは、図17および図18において重複して記載されている。
図19および図20は、第2実施例の下端処理において、各ラスタがどのノズルによってどのように記録されていくかを示す説明図である。図19においては、n+1回目以降の副走査送りについて示している。図19と図20は、ヘッドがラスタを記録していく様子を上下二つに分割して示している。図19の下部が、図20の上部につながる。なお、下から45番目から40番目までのラスタは、図19および図20において重複して記載されている。
図21は、第3実施例における印刷ヘッド28bと上流側溝部26fbおよび下流側溝部26rbの関係を示す側面図である。ここでは、1列のノズル列が48個のノズルを有する印刷装置において上端処理および下端処理を行う場合について説明する。ここで使用する印刷装置では、下流側溝部26rbは、副走査方向について、ノズル#1〜#12と向かい合う位置に設けられる。また、上流側溝部26fbは、ノズル#37〜#48と向かい合う位置に設けられる。他の点はすでに説明した印刷装置と同様の構成である。
図23および図24は、第3実施例の上端処理において、各ラスタがどのノズルによってどのように記録されていくかを示す説明図である。図23の下部が、図24の上部につながる。なお、上から66番目から74番目までのラスタは、重複して記載されている。
図25および図26は、第3実施例の下端処理において、各ラスタがどのノズルによってどのように記録されていくかを示す説明図である。図25の下部が、図26の上部につながる。
上記では、図7に示すように、プラテン26に上流側溝部26fと下流側溝部26rを有するプリンタ22において、印刷用紙Pの上下端を超えて設定される画像データD(図9参照)に基づいて、印刷を行う態様について説明した。ここでは、上流側溝部26f、下流側溝部26rに加えて左側溝部26na、右側溝部26nbをプラテンに有するプリンタ22nにおいて、印刷用紙Pの上下端および左右端を超えて設定される画像データDnに基づいて、印刷を行う態様について説明する。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
第1実施例では、上端処理と下端処理では1ドットづつの定則送りを行い、第2実施例では3ドットづつ、第3実施例では6ドットづつの送りの定則送りを行った。しかし、上端処理と下端処理の送りはこれに限られるものではなく、ノズル列中のノズル数やノズルピッチに応じて、2ドットや4ドット、5ドットの定則送りとすることもできる。すなわち、最大の副走査送り量が中間処理における最大の副走査送り量よりも小さいものであれば、どのような送りであってもよい。ただし、上端処理の副走査送りの送り量が小さいほど、より副走査方向の下流側のノズルで印刷用紙の上端を記録することができる。そのため、より下流側溝部を狭くすることができ、印刷用紙を支えるプラテン上面を広く取ることができる。同様に、下端処理の副走査送りの送り量が小さいほど、より上流側のノズルで印刷用紙の上端を記録することができる。そのため、より上流側溝部を狭くすることができ、印刷用紙を支えるプラテン上面を広く取ることができる。
上記実施例では、印刷用紙の端を超えて設定される画像は、第1実施例においては上端側および下端側とも2ラスタ分であり、第2実施例においては上端側が16ラスタ、下端側が30ラスタであった。そして、第3実施例では、上端側が30ラスタ、下端側が40ラスタであった。しかし、印刷用紙の端を超えて設定される画像の大きさは、これに限られるものではない。例えば、印刷用紙Pの上端Pfを超えて印刷用紙Pの外側ま設定する画像データDの部分の幅は、下流側溝部26rの幅の1/2相当分とすることができる。同様に、印刷用紙Pの下端Prを超えて印刷用紙Pの外側ま設定する画像データDの部分の幅は、上流側溝部26fの幅の1/2相当分とすることができる。すなわち、印刷用紙の端を超えて印刷用紙の外側まで設定する画像データの部分の幅は、上端側については、下流側溝部26rの幅よりも小さければよく、下端側については、上流側溝部26fの幅よりも小さければよい。そのようにすれば、印刷用紙Pの端が想定した位置にない場合にも、印刷用紙Pを超えて設定した画像を記録するためのインク滴Ipが、プラテン26上面に着弾してしまうことがない。ただし、溝部の幅の1/2とすれば、印刷用紙Pが上流側にずれる場合についても下流側にずれる場合についても、同程度のずれ量を許容することができる。
上記実施例では、上端処理と下端処理の両方を実行していたが、必要に応じていずれか一方のみを実行するようにしてもよい。また、本実施例の印刷装置は、プラテン26の、副走査方向の上流側および下流側にそれぞれ上流側溝部26fと下流側溝部26rを備えていたが、いずれか一方のみを備えるものとしてもよい。
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、CPU41(図5)の機能の一部をホストコンピュータ90が実行するようにすることもできる。
14…キーボード
15…フレキシブルドライブ
16…ハードディスク
18…モデム
21…CRT
22,22n…プリンタ
23…紙送りモータ
24…キャリッジモータ
25a,25b…上流側紙送りローラ
25c,25d…下流側紙送りローラ
25p,25q…上流側紙送りローラ
25r,25s…下流側紙送りローラ
26,26a,26b,26n,26o…プラテン
26c…中央部
26f,26fa,26fb…上流側溝部
26na…左側溝部
26nb…右側溝部
26r,26ra,26rb…下流側溝部
27,27f,27r…吸収部材
28,28a,28b,28o…印刷ヘッド
29a,29b…ガイド
31…キャリッジ
32…操作パネル
34…摺動軸
36…駆動ベルト
38…プーリ
39…位置検出センサ
40…制御回路
41…CPU
42…PROM
43…RAM
44…駆動用バッファ
45…PCインタフェース
60…印刷ヘッドユニット
61〜66…インク吐出用ヘッド
61b〜66b…インク吐出用ヘッド
67…導入管
68…インク通路
71…カートリッジ
72…カラーインク用カートリッジ
80…バス
81…CPU
82…ROM
83…RAM
84…入力インタフェース
85…出力インタフェース
86…CRTC
88…SIO
90…ホストコンピュータ
91…ビデオドライバ
95…アプリケーションプログラム
96…プリンタドライバ
97…解像度変換モジュール
98…色補正モジュール
99…ハーフトーンモジュール
100…ラスタライザ
D,Dn…画像データ
DT…ドット形成パターンテーブル
FD…フレキシブルディスク
Ip…インク滴
L31…上流側紙送りローラのみによって副走査送りされ印刷される距離
L41…下流側紙送りローラのみによって副走査送りされ印刷される距離
L32…上流側紙送りローラのみによって副走査送りされ印刷される距離
L42…下流側紙送りローラのみによって副走査送りされ印刷される距離
LUT…色補正テーブル
N1…上端処理で使用されるノズル群
N2…移行処理で使用されるノズル群
N3…中間処理で使用されるノズル群
N4…移行処理で使用されるノズル群
N5…下端処理で使用されるノズル群
Nf…上流側のノズル群
Nr…下流側のノズル群
Nz…インクジェットノズル
ORG…原カラー画像データ
P…印刷用紙
PD…印刷データ
PE…ピエゾ素子
PNT…公衆電話回線
Pa…左側端(部)
Pb…右側端(部)
Pf…上端(部)
Pr…下端(部)
R26…プラテンの中央部が設けられている範囲
Rf…上流側溝部が設けられている範囲
Rr…下流側溝部が設けられている範囲
SV…サーバ
k…ノズルピッチ
Claims (11)
- インク滴を吐出する複数のドット形成要素が設けられたドット記録ヘッドを用いて印刷媒体の表面にドットの記録を行うドット記録装置であって、
前記ドット記録ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して主走査を行う主走査駆動部と、
前記主走査の最中に前記複数のドット形成要素のうちの少なくとも一部を駆動してドットの形成を行わせるヘッド駆動部と、
前記主走査の行路の少なくとも一部において前記ドット形成要素と向かい合うように、前記主走査の方向に延長して設けられ、前記印刷媒体を前記ドット記録ヘッドと向かい合うように支持するプラテンと、
前記主走査の合間に前記印刷媒体を前記主走査の方向と交わる方向に駆動して副走査を行う副走査駆動部と、
前記各部を制御するための制御部と、を備え、
前記プラテンは、
前記複数のドット形成要素のうち前記副走査の方向の両端のうちの少なくとも一方の端に位置するドット形成要素と向かい合う位置に、前記主走査の方向に延長して設けられる溝部を有しており、
前記制御部は、
(a)前記印刷媒体の端部近傍において、第1の記録モードでドットの記録を行うとともに、前記印刷媒体が前記プラテンに支持され、かつ、前記印刷媒体の上端または下端が前記溝部の開口上にあるときに、前記溝部と向かい合う位置にあるドット形成要素の少なくとも一部からインク滴を吐出させて、前記印刷媒体上にドットを形成する、端部印刷を実施する機能と、
(b)前記印刷媒体の中間部分において、最大の副走査送り量が前記第1の記録モードにおける最大の副走査送り量よりも大きい第2の記録モードでドットの記録を行う機能と、
を備えることを特徴とするドット記録装置。 - 請求項1記載のドット記録装置であって、
前記制御部は、
前記端部印刷を実施する際には、前記溝部と向かい合う位置にあるドット形成要素以外のドット形成要素からはインク滴を吐出させない、ドット記録装置。 - 請求項1記載のドット記録装置であって、
前記溝部は、
前記複数のドット形成要素のうち少なくとも前記副走査の方向の下流側の端に位置するドット形成要素と向かい合う位置に設けられており、
前記制御部は、
前記印刷媒体の上端が前記溝部の開口上にあるときに、前記端部印刷を実施する機能を備える、ドット記録装置。 - 請求項1または3に記載のドット記録装置であって、
前記溝部は、
前記複数のドット形成要素のうち少なくとも前記副走査の方向の上流側の端に位置するドット形成要素と向かい合う位置に設けられており、
前記制御部は、
前記印刷媒体の下端が前記溝部の開口上にあるときに、前記端部印刷を実施する機能を備える、ドット記録装置。 - 請求項1記載のドット記録装置であって、
前記副走査駆動部は、
前記ドット記録ヘッドに対して副走査方向の上流側に設けられ、前記印刷媒体を保持して前記印刷媒体を駆動する上流副走査駆動部と、
前記ドット記録ヘッドに対して副走査方向の下流側に設けられ、前記印刷媒体を保持して前記印刷媒体を駆動する下流副走査駆動部と、を備える、ドット記録装置。 - 請求項1記載のドット記録装置であって、
前記第1の記録モードで実行される副走査送りは、1ドット単位の副走査送りである、ドット記録装置。 - 請求項1記載のドット記録装置であって、
前記制御部は、
前記印刷媒体に対して、記録すべき画像が、前記端部印刷が実施される端部を超えて前記印刷媒体の外側まで設定された画像データに基づいて、ドットを形成する、ドット記録装置。 - 請求項7記載のドット記録装置であって、
前記画像データにおいて、前記画像の、前記印刷媒体の前記端部印刷が実施される端部を超える部分の寸法は、前記溝部の幅未満に設定される、ドット記録装置。 - インク滴を吐出する複数のドット形成要素が設けられたドット記録ヘッドを用いて印刷媒体の表面にドットの記録を行うドット記録装置において、前記ドット記録ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して主走査を行いつつ、前記複数のドット形成要素のうちの少なくとも一部を駆動してドットの形成を行い、前記主走査の合間に前記印刷媒体を前記主走査の方向と交わる方向に駆動して副走査を行うドット記録方法であって、
前記ドット記録装置は、
前記主走査の行路の少なくとも一部において前記ドット形成要素と向かい合うように、前記主走査の方向に延長して設けられ、前記印刷媒体を前記ドット記録ヘッドと向かい合うように支持し、前記複数のドット形成要素のうち前記副走査の方向の両端のうちの少なくとも一方の端に位置するドット形成要素と向かい合う位置に前記主走査の方向に延長して設けられる溝部を有しているプラテンを備えており、
前記ドット記録方法は、
(a)前記印刷媒体の端部近傍において、第1の記録モードでドットの記録を行うとともに、前記印刷媒体が前記プラテンに支持され、かつ、前記印刷媒体の上端または下端が前記溝部の開口上にあるときに、前記溝部と向かい合う位置にあるドット形成要素の少なくとも一部からインク滴を吐出させて、前記印刷媒体上にドットを形成する、端部印刷を実施する工程と、
(b)前記印刷媒体の中間部分において、最大の副走査送り量が前記第1の記録モードにおける最大の副走査送り量よりも大きい第2の記録モードでドットの記録を行う工程と、
を備えるドット記録方法。 - インク滴を吐出する複数のドット形成要素が設けられたドット記録ヘッドを用いて印刷媒体の表面にドットの記録を行うドット記録部に供給すべきデータを生成する印刷制御装置であって、
前記ドット記録部は、
前記ドット記録ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して主走査を行う主走査駆動部と、
前記主走査の最中に前記複数のドット形成要素のうちの少なくとも一部を駆動してドットの形成を行わせるヘッド駆動部と、
前記主走査の行路の少なくとも一部において前記ドット形成要素と向かい合うように、前記主走査の方向に延長して設けられ、前記印刷媒体を前記ドット記録ヘッドと向かい合うように支持するプラテンと、
前記主走査の合間に前記印刷媒体を前記主走査の方向と交わる方向に駆動して副走査を行う副走査駆動部と、
前記各部を制御するための制御部と、を備え、
前記プラテンは、
前記複数のドット形成要素のう前記副走査の方向の両端のうちの少なくとも一方の端に位置するドット形成要素と向かい合う位置に、前記主走査の方向に延長して設けられる溝部を有しており、
前記印刷制御装置は、
前記印刷媒体に対して、記録すべき画像が、前記端部印刷が実施される端部を超えて前記印刷媒体の外側まで設定された前記画像データを生成する画像データ生成部を備える、印刷制御装置。 - インク滴を吐出する複数のドット形成要素が設けられたドット記録ヘッドを用いて印刷媒体の表面にドットの記録を行うドット記録装置を備えるコンピュータに、前記ドット記録ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して主走査を行いつつ、前記複数のドット形成要素のうちの少なくとも一部を駆動してドットの形成を行い、前記主走査の合間に前記印刷媒体を前記主走査の方向と交わる方向に駆動して副走査を行わせるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記ドット記録装置は、
前記主走査の行路の少なくとも一部において前記ドット形成要素と向かい合うように、前記主走査の方向に延長して設けられ、前記印刷媒体を前記ドット記録ヘッドと向かい合うように支持し、前記複数のドット形成要素のうち前記副走査の方向の両端のうちの少なくとも一方の端に位置するドット形成要素と向かい合う位置に、前記主走査の方向に延長して設けられる溝部を有している、プラテンを備えており、
前記記録媒体は、
前記印刷媒体に対して、記録すべき画像が、前記端部印刷が実施される端部を超えて前記印刷媒体の外側まで設定された前記画像データを生成する機能を、前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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