JP2011084003A - 生タイヤ成形装置、及び空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

生タイヤ成形装置、及び空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メカニカルの巻上げ方式において、サイドウォール部の外面に生じる押し付けローラによるアンジュレーションを低減しうる。
【解決手段】ケースはみ出し部分をビードコアの回りで巻き上げる巻上げ手段は、軸心方向外端部がスライド筒に枢支されることにより、略水平な基準状態から軸心方向内端部側が半径方向外側に向かって放射状に起き上がり可能なアーム本体と、このアーム本体の軸心方向内端部に枢着される押付けローラとを有する複数本の巻上げアームの群、及びこの巻上げアームの群を囲んで周方向に巻装されることにより各巻上げアームを半径方向内側に付勢する収縮バンドを具える。前記スライド筒を軸心方向に相対移動可能に保持する支持筒に、前記スライド筒の軸心方向外側への相対移動によって巻上げアームの立上り部と当接し、各前記巻上げアームを基準状態に復帰させる当接リングを取り付けた。
【選択図】図8

Description

本発明は、生タイヤを成形する際に、ビードコアから軸心方向外側にはみ出すケースはみ出し部分を、巻上げアームを用いて巻き上げかつトロイド状のケース本体部分に押し付けて接合させる装置に係わり、詳しくは、巻上げられたケースはみ出し部分の外面に生じるアンジュレーションを低減し、空気入りタイヤの見映え及びユニフォミティーを向上しうる生タイヤ成形装置、及びそれを用いた空気入りタイヤの製造方法に関する。
生タイヤを成形する際、図11に示すように、周方向に隔置する複数本の巻上げアームaを用い、ビードコアbから軸心方向外側にはみ出すケースはみ出し部分c1を巻き上げ、トロイド状に膨張させたケース本体部分c2に押し付けて接合させる所謂メカニカル方式の巻き上げ方法が提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
このメカニカル方式で用いる前記巻上げアームaは、軸心方向内外に移動可能なスライド筒dに軸心方向後端部が枢支されることにより、略水平な基準状態Yから軸心方向内端部側が半径方向外側に向かって放射状に起き上がり可能なアーム本体a1と、その軸心方向内端部に枢着される押し付けローラa2とを具える。そして、前記スライド筒dの軸心方向内側への移動により、各押し付けローラa2は前記ケース本体部分c2に沿って半径方向内から外に移動し、その過程でケースはみ出し部分c1を巻き上げることができる。
なお図中の符号eは、ゴム弾性を有する環状の収縮バンドであって、前記複数本の巻上げアームaを囲んで周方向に巻装されることにより、各巻上げアームaを半径方向内側に付勢し、前記巻き上げ時には、前記ケースはみ出し部分c1をケース本体部分c2に押し付けて接合させるとともに、巻き上げ終了後に、各前記巻上げアームaを前記基準状態Yに復帰させる機能を有する。
特開2004−268371号公報 特開2004−9298号公報
しかしながら、前記メカニカル方式では、前記収縮バンドeにより、押し付けローラa2がケースはみ出し部分c1をケース本体部分c2に強く押し付ける。そのため、図12に示すように、ケースはみ出し部分c1の外面であるサイドウォール部の外面には、前記押し付けローラa2が接触する部分に凹溝状のローラ痕fが発生するなど凹凸状のアンジュレーションが発生する。このアンジュレーションは、タイヤの外観を低下させるとともに、タイヤの重量アンバランスを引き起こし、ユニフォミティを低下させるという問題がある。
なお前記収縮バンドeの締め付け力を減じ、押し付けローラa2による押し付け力を弱めることにより、前記アンジュレーションを低減することは可能である。しかしかかる場合、巻上げアームaを前記基準状態Yに戻す力も同時に減少するため、図13に示すように、巻き上げ終了後、支持軸gの軸心下側に位置する巻上げアームaiがその自重によって垂れ下がるなど、巻上げアームaを基準状態Yに保持することができなくなる。その結果、次の円筒状のタイヤケースをシェーピングドラムに装着することができなくなるなど、前記収縮バンドeの締め付け力を減じるには限界がある。
そこで本発明は、スライド筒の軸心方向外側への相対移動によって巻上げアームと当接し、各前記巻上げアームを基準状態に復帰させる当接リングを設けることを基本として、円筒状のタイヤケースのシェーピングドラムへの装着性を確保しながら収縮バンドの締め付け力を充分に減じることができ、サイドウォール部の外面に生じる押し付けローラによるアンジュレーションを低減し、空気入りタイヤの見映え及びユニフォミティーを向上しうる生タイヤ成形装置、及びそれを用いた空気入りタイヤの製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、カーカスとサイドウォールゴムとを含む円筒状のタイヤケースを保持し、かつその軸心方向両側に配されるビードコア間であるケース本体部分をトロイド状に膨張させるとともに、前記ビードコアよりも軸心方向外側のケースはみ出し部分を巻上げるシェーピングドラムを含む生タイヤ成形装置であって、
前記シェーピングドラムは、同一軸心上を接離自在に相対移動しうる円筒状の支持筒を有する一対のドラム部を有し、かつこの一対のドラム部間に跨らせて前記円筒状のタイヤケースを同心に保持するとともに、
各前記ドラム部は、前記支持筒に、
拡縮径できかつ拡径によって前記タイヤケースに外挿されたビードコアを該タイヤケースを介して保持するビードロック手段と、
このビードロック手段の軸心方向外側に配され、前記ケースはみ出し部分をビードコアの廻りで巻上げかつ前記トロイド状のケース本体部分に押し付けて接合させる巻上げ手段とを設けるとともに、
前記巻上げ手段は、
前記支持筒に外挿されて該支持筒に対して軸心方向内外に相対移動可能なスライド筒、
前記スライド筒に枢支点Qで枢支されかつ該枢支点Qから半径方向外側に立ち上がる立上り部と、この立上り部の半径方向外端から軸心方向内側にのびるアーム本体主部とからなる略L字状をなし、前記枢支点を中心として前記アーム本体主部が略水平な基準状態からその軸心方向内端部側が半径方向外側に向かって放射状に起き上がり可能なアーム本体、及び前記アーム本体主部の軸心方向内端部に枢着される押付けローラとを有する複数本の巻上げアームが周方向に隔置され、前記スライド筒の軸心方向内側への相対移動により、各押付けローラが前記ケース本体部分に沿って半径方向内から外に移動して前記ケースはみ出し部分を巻き上げる巻上げアーム群、
並びに、ゴム弾性を有する環状体からなり、前記巻上げアーム群を囲んで周方向に巻装されることにより各巻上げアームを半径方向内側に付勢でき、前記巻き上げ時、前記ケースはみ出し部分をケース本体部分に押し付けて接合させる収縮バンドを具えるとともに、
前記支持筒に、前記スライド筒の軸心方向外側への相対移動によって前記立上り部と当接し、各前記巻上げアームを前記基準状態に復帰させる当接リングを取り付けたことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記巻上げアーム群は、軸心方向の長さが大な第1の巻上げアームと、軸心方向の長さが小な第2の巻上げアームとからなり、第1、第2の巻上げアームは周方向に交互に配されることを特徴としている。
又請求項3は、空気入りタイヤの製造方法の発明であって、請求項1又は2に記載された生タイヤ成形装置の巻上げ手段を用いてタイヤケースのはみ出し部分を巻上げる工程を含むことを特徴としている。
本発明は叙上の如く、スライド筒を軸心方向に相対移動可能に保持する支持筒に、該スライド筒の軸心方向外側への相対移動によって各巻上げアームの立上り部と当接する当接リングを設けている。この当接リングは、前記立上り部と当接することで、巻上げアームに、枢支点Q回りの復帰方向のモーメントを付与し、各前記巻上げアームを前記基準状態に復帰させることができる。従って、収縮バンドの締め付け力を充分に減じた場合にも、巻き上げ終了後に、巻上げアームを基準状態に戻して保持することができ、円筒状のタイヤケースのシェーピングドラムへの装着性を確保しうる。又収縮バンドの締め付け力減少により、サイドウォール部の外面に生じる押し付けローラによるアンジュレーションを低減しうるため、空気入りタイヤの見映え及びユニフォミティーを向上することが可能となる。
本発明の生タイヤ成形装置が採用された生タイヤ成形ラインの一例を概念的に示す側面図である。 シェーピングドラムを示す断面図である。 シェーピングドラムの駆動装置を説明する側面図である。 ドラム部を拡大して示す断面図である。 ビードロック手段をさらに拡大して示す断面図である。 (A)、(B)は、ビードロック工程、及びシェーピング工程を示す断面図である。 巻上げアームの配置を示す斜視図である。 (A)、(B)は、アーム本体と当接リングとの当接状態を示す断面図である。 巻上げ工程を示す断面図である。 押付けローラの動きを示す軸心方向外側から見た側面図である。 メカニカル方式の巻き上げ方法を説明する断面図である。 メカニカル方式における問題点を説明する斜視図である。 メカニカル方式におけるさらなる問題点を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は、本発明の生タイヤ成形装置が採用された生タイヤ成形ラインの一例を概念的に示す側面図である。
図1において、本実施形態の生タイヤ成形装置1は、カーカスとサイドウォールゴムを含む円筒状のタイヤケース2を保持し、かつその軸心方向両側に配されるビードコア50、50間であるケース本体部分2Aをトロイド状に膨張させるとともに、前記ビードコア50よりも軸心方向外側のケースはみ出し部分2Bを巻上げるシェーピングドラム3を含んで構成される。
なお図1中の符号5は、所謂ベルトドラムであって、例えばベルトプライ、バンドプライ等のトレッド補強コード、及びトレッドゴムを含むトレッド構成部材を、このベルトドラム5の外周面上で順次巻回することにより、環状のトレッドリング6を形成する。又符号7は、所謂バンドドラムであって、本例では、カーカスとサイドウォールゴムとを含むタイヤケース構成部材を、このバンドドラム7の外周面上で順次巻回することにより、円筒状のタイヤケース2を形成する。タイヤケース構成部材としては、他に、インナーライナゴム、ビード補強層、クリンチゴム等を、タイヤ構造に応じて適宜含ませることができる。
又符号8は、前記ベルトドラム5上で形成された前記トレッドリング6を、ベルトドラム5から受け取り、前記シェーピングドラム3の半径方向外側の待機位置P1に搬入するトレッド搬送装置である。又符号9は、前記バンドドラム7上で形成されたタイヤケース2を、バンドドラム7から受け取り、前記シェーピングドラム3上に移載させるタイヤケース搬送装置である。
次に、前記シェーピングドラム3は、図2に略示するように、同一軸心上を接離自在に相対移動しうる一対のドラム部10、10を有し、前記円筒状のタイヤケース2は、この一対のドラム部10、10間に跨がって同心に保持される。また各前記ドラム部10は、拡縮径できかつ拡径によって前記タイヤケース2に外挿されたビードコア50を該タイヤケース2を介して保持するビードロック手段11と、このビードロック手段11の軸心方向外側に配されかつ前記ケースはみ出し部分2Bをビードコア50の廻りで巻上げかつトロイド状に膨張されたケース本体部分2Aに押し付けて接合させる巻上げ手段12とを具える。
各前記ドラム部10は、前記シェーピングドラム3の支持軸13に、外挿保持される円筒状の支持筒14を有するとともに、この支持筒14に、前記ビードロック手段11と巻上げ手段12とを設けている。本例では、一方(例えば図面右側)のドラム部10Rの支持筒14は、前記支持軸13に、固定スリーブ15Rを介して一体固定され、又他方(例えば図面左側)のドラム部10Lの支持筒14は、前記支持軸13に、スライドスリーブ15Lを介して軸心方向には移動可能かつ支持軸13とは一体回転可能に取り付けられる。
なお前記支持軸13は、図3に示すように、第1の駆動モータM1によって回転駆動される。又支持軸13に外挿される前記スライドスリーブ15Lは、本例ではボールネジ機構を用いた移動手段16に連結される。前記移動手段16は、ガイドレール16aに案内されて軸心方向に移動可能な移動台16bを有し、この移動台16bの上端に、軸受けを介して前記スライドスリーブ15Lの一端部が取り付けられる。又前記移動手段16は、ガイドレール16aと平行かつ第2の駆動モータM2によって回転駆動されるネジ軸16cを有するとともに、このネジ軸16cは前記移動台16bに設けるネジ孔16b1と螺合する。従って、第2の駆動モータM2によるネジ軸16cの回転により、移動台16b、スライドスリーブ15Lを介して他方の支持筒14を一方の支持筒14に対して接離移動させることができる。即ち、双方の支持筒14、14(即ち双方のドラム部10L、10R)を、同一軸心上で相対的に接離移動させうるとともに、第1の駆動モータM1による支持軸13の回転により、双方の支持筒14、14(即ち双方のドラム部10L、10R)を同回転させうる。
又前記ビードロック手段11は、図4、5に示すように、前記支持筒14から軸心方向に対して直角に立ち上がる一対のガイド壁部17A、17Bと、このガイド壁部17A、17B間に配される複数のビードロックセグメント18とを具える。各ビードロックセグメント18は、軸心廻りで放射状に配列するとともに、前記ガイド壁部17A、17Bに設けるガイド部(図示しない)により、半径方向内外に移動可能に案内される。本例では、前記支持筒14と軸心方向外側のガイド壁部17Bとビードロックセグメント18とで囲むスペースにシリンダ室19が設けられるとともに、このシリンダ室19には、前記支持筒14に外挿されて軸心方向に移動しうる円錐状のピストン20が配される。そしてこのピストン20の円錐面が、各ビードロックセグメント18の半径方向内端に設ける斜面18aを押し上げることにより、各ビードロックセグメント18を半径方向外側に移動できる。又この半径方向外側への移動、即ち拡径により、前記タイヤケース2に外挿されたビードコア50を、このタイヤケース2を介して保持しうる。なおビードロックセグメント18の半径方向外端には、前記ビードコア50をタイヤケース2を介して安定に着座させるゴム座18bが取り付く。
なおタイヤケース2のうち、ビードコア50、50間の部位をケース本体部分2Aと呼び、ビードコア50よりも軸心方向外側の部位をケースはみ出し部分2Bと呼ぶ。
そして前記シェーピングドラム3では、図6(A)、(B)に示すように、ビードコア50、50同士を接近させながら内圧充填することにより前記ケース本体部分2Aをトロイド状に膨張させるとともに、予め前記待機位置P1に搬入されたトレッドリング6の内周面に、前記ケース本体部分2Aの膨出部分を押し付けて接合させる。又前記巻上げ手段12が作動し、前記ケースはみ出し部分2Bを、ビードコア50の廻りで巻上げるとともに前記トロイド状のケース本体部分2Aに押し付けて接合させる。
前記巻上げ手段12は、前記図4に示すように、前記支持筒14に外挿されて該支持筒14に対して軸心方向内外に相対移動可能なスライド筒21と、このスライド筒21に円周方向に間隔を隔てて取り付けられかつ軸心方向にのびる複数本の巻上げアーム22からなる巻上げアーム群22Gと、ゴム弾性を有する環状体からなり前記巻上げアーム群22Gを囲んで周方向に巻装される収縮バンド23とを含んで構成される。
前記スライド筒21は、本例では、前記支持筒14の外周面に、Oリング等のシール材を介して気密にかつ軸心方向内外に摺動移動可能に外挿される軸心方向内外の端板部21a、21bと、この端板部21a、21bの半径方向外端間を継ぐ外筒部21cとを一体に具えるシリンダであって、前記端板部21a、21bと外筒部21cと支持筒14との間にシリンダ室24を形成している。
又前記支持筒14には、その外周面から立ち上がり、前記シリンダ室24を軸心方向内外のシリンダ室24a、24bに区分する隔壁体26を一体に形成している。従って、前記シリンダ室24a、24bに作動空気を交互に供給することにより前記スライド筒21を、前記基準状態Yをなす後退位置K1(図4、6(A)に示す。)から前進位置K2(図9に示す。)まで軸心方向内外に移動しうる。
次に、前記複数の巻上げアーム22は、図7に示すように、一定の円周方向ピッチでライド筒21に取り付けられる。各巻上げアーム22は、前記図4の如く、前記ケースはみ出し部分2Bの半径方向内側を通って軸心方向にのびかつ軸心方向外端側が前記スライド筒21に枢支点Qで枢支されるアーム本体27と、このアーム本体27の軸心方向内端部に枢着される押付けローラ28とを有する。
又前記アーム本体27は、図8(A)、(B)に示すように、前記枢支点Qから半径方向外側に立ち上がる立上がり部27aと、この立上り部27aの半径方向外端から略L字状に折れ曲がり前記スライド筒21の外周面に沿って軸心方向内側に伸びる略L字状のアーム本体主部27bとを有する。そしてアーム本体27は、前記枢支点Qを中心として、前記アーム本体主部27bが略水平となる基準状態Yから、軸心方向内端部側が半径方向外側に向かって放射状に起き上がる向きに傾動しうる。
前記立上がり部27aは、本例では、枢支点Qを中心とする円弧状部分27a1と、この円弧状部分27a1から半径方向外側にのびる立上り本体27a2とを具える。そして前記円弧状部分27a1の周囲が、支持部材35に設ける円弧状の枢支孔部35Hに保持されることにより、前記枢支点Qで枢支される。なお前記支持部材35は、周方向にのびるリング状をなし、前記外の端板部21bに固定されるとともに、軸心方向内外の分割片35a、35bに分割できる。このように構成することにより、複数の巻上げアーム22を構成簡易に効率良く取り付けでき、かつ交換作業を容易としうる。
又本例では、前記巻上げアーム群22Gは、前記図4の如く、軸心方向の長さが大な第1の巻上げアーム22Aの群と、軸心方向の長さが小な第2の巻上げアーム22Bの群とから構成されるとともに、該第1、第2の巻上げアーム22A、22Bは、周方向に交互に配される。本例では、第1の巻上げアーム22Aに枢着される押付けローラ28Aが、第2の巻上げアーム22Bに枢着される押付けローラ28Bよりも大径な場合が例示されているが、同径とすることもでき、又小径とすることもできる。
前記第1、第2の巻上げアーム22A、22Bでは、アーム本体主部27bの長さが互いに相違し、枢支点Qの位置は同一である。即ち、支持軸13の軸心回りの一つの円周線上に各枢支点Qが配されている。又第1、第2の巻上げアーム22A、22Bにおけるアーム本体主部27bの長さの差L(図5に示す。)は、前記押付けローラ28Aの半径と押付けローラ28Bの半径との和よりも大であり、これにより第2の巻上げアーム22Bは、その押付けローラ28Bを、第1の巻上げアーム22Aに取り付く押付けローラ28Aとは衝合することなく軸心方向外側に控えて配置させることができる。
又前記収縮バンド23は、各巻上げアーム22を半径方向内側に付勢し、前記巻き上げ時には、前記ケースはみ出し部分2Bをケース本体部分2Aに押し付けて接合させる。本例では、前記第1の巻上げアーム22Aの群を囲んで周方向に巻装される第1の収縮バンド23Aと、前記第2の巻上げアーム22Bの群を囲んで周方向に巻装される第2の収縮バンド23Bとからなる。又第1、第2の巻上げアーム22A、22Bには、巻装する収縮バンド23A、23Bをそれぞれ保持してその位置ズレを防止する取付凹部29A、29Bが形成される。なお取付凹部29Bは、第1の巻上げアーム22よりも半径方向内側に形成され、これにより収縮バンド23Bが第1の巻上げアーム22Aと衝合するのが防止される。
ここで、前記基準状態Yにおいては、前記図5に示すように、押付けローラ28A、28Bは、外のガイド壁部7Bの外周に設ける水平な保持面S1に載置され、各アーム本体主部27bが略水平に規制される。また前記スライド筒21の軸心方向内側への移動により、第1、第2の巻上げアーム22A、22Bは、それぞれの押付けローラ28A、28Bが、前記保持面S1に連なるコーン状の斜面S2を上るとともに、これに伴って前記収縮バンド23を伸ばしながら放射状に広がる向きに起き上がる。
このとき、図9に示すように、各押付けローラ28A、28Bが、前記ケース本体部分2Aに沿って径方向内から外に移動し、前記ケースはみ出し部分2Bを巻き上げるととともに、前記収縮バンド23A、23Bの締め付け力によって、ケースはみ出し部分2Bをケース本体部分2Aに押し付けて接合させる。特に本例では、押付けローラ28A、28Bの動きを軸心方向外側から見た図10に示すように、長短の巻上げアーム22A、22Bを用いることにより、押付けローラ28A、28Bを、互いに干渉させることなくより密に配置することができる。即ち、押し付けのムラを減じることが可能となる。
又、スライド筒21が軸方向外側に移動すると、巻上げアーム22A、22Bは、収縮バンド23A、23Bの締め付け力によって半径方向内側に付勢されるため、押付けローラ28A、28Bが前記斜面S2を通って前記基準状態Yに帰還する。
次に、前記押付けローラ28の押し付けによってタイヤ外面に生じる凹溝状のローラ痕(凹凸状のアンジュレーション)を抑制するためには、前記収縮バンド23の締め付け力を減じることが望ましい。しかし、かかる場合には前記基準状態Yへの復帰力も減少するため、支持軸13の軸心下側に位置する巻上げアーム22では、復帰力がその自重に負けて垂れ下がるなど、巻上げアーム22を基準状態Yに復帰かつ保持させることができなくなるという問題がある。この場合、前記バンドドラム7(図1に示す)にて形成された円筒状のタイヤケース2を、前記シェーピングドラム3に移載する際、垂れ下がった巻上げアーム22がタイヤケース2に引っ掛かって移載できなくなる。
そこで、本実施形態の巻上げ手段12では、前記図7、8(A)、(B)に示すように、前記支持筒14に、前記スライド筒21の軸心方向外側への相対移動によって前記立上り部27aと当接し、各前記巻上げアーム22を前記基準状態Yに復帰させる当接リング36を取り付けている。
この当接リング36は、例えば金属、合成樹脂などからなる断面略矩形状の剛性リングであって、取付金具37を介して支持筒14に固定される。なお取付金具37は、本例では、前記支持筒14の外端にボルト固定される基部38aに、半径方向のフランジ38bを立上げた断面T字状の第1の取付板38と、その前記フランジ38bにボルト固定される円盤状の第2の取付板39とからなり、この第2の取付板39に前記当接リング36をボルト固定している。なお第2の取付板39には、その軸心方向内側面に、前記当接リング36の内周面を受けて当接リング36を安定して支持する受け片39aが突出している。
又前記当接リング36は、その軸心方向外側面にボルト螺結用のネジ孔36Hが形成されるとともに、軸心方向内側面に、各巻上げアーム22の前記立上り部27aと当接する当接面36Aを形成している。なお前記当接リング36の外周面となす角度αは、90°以上、好ましくは95°以上さらには100°以上の鈍角とするのが望ましく、これにより当接面36Aの半径方向上端側の剛性を高め、立上り部27aとの当接による変形を防止しうる。
そして前記巻き上げ終了後、前記スライド筒21が前進位置K2(図9に示す。)から軸心方向外側に相対移動し、前記後退位置K1に近づくと、前記図8(B)に示すように、巻上げアーム22の立上り部27aが前記当接リング36と当接する。この当接により、前記巻上げアーム22に、枢支点Q回りの復帰方向のモーメントMが付与されるとともに、巻上げアーム22の基準状態Yに対する開き角度βが拘束される。そして、前記後退位置K1に近づくにつれて前記開き角度βが減少し、後退位置K1において図8(A)の如く、前記開き角度βが0°となり、前記巻上げアーム22を基準状態Yに復帰させることができる。
従って、収縮バンド23の締め付け力を充分に減じた場合にも、巻き上げ終了後に、巻上げアーム22を基準状態Yにスムーズに復帰させることができ、円筒状のタイヤケース2のシェーピングドラム3への装着性を確保しうる。又収縮バンド23の締め付け力減少により、サイドウォール部の外面に生じる押し付けローラによるアンジュレーションを低減しうる。
なお前記立上り部27aの軸心方向外側縁は、前記基準状態Yにおいて前記当接面36Aと同径傾斜をなす同傾斜部30を有する。これにより、基準状態Yにおける立上り部27aと当接面36Aとの半径方向の接触長さLaを高め、巻上げアーム22を基準状態Yで安定して保持させうる。そのためには前記接触長さLaは、15mm以上とするのが好ましい。又前記当接リング36は、立上り部27aとの滑らかな接触、及び摩耗抑制のためにナイロン樹脂で形成するのが好ましい。
次に、前記生タイヤ成形装置1を用いて生タイヤを形成する工程(生タイヤを形成方法)について説明する。
先ず、図1に示されるように、従来同様、バンドドラム7を用い、カーカスとサイドウォールゴムとを含むタイヤケース構成部材を、このバンドドラム7の外周面上で順次巻回することにより、円筒状のタイヤケース2を形成するタイヤケース形成工程を行う。前記タイヤケース構成部材としては、他に、インナーライナゴム、ビード補強層、クリンチゴムなど、タイヤ構造に応じて適宜含ませることができる。又これと同時に、ベルトドラム5では、ベルトプライ、バンドプライ等のトレッド補強コード、及びトレッドゴムを含むトレッド構成部材を、このベルトドラム5の外周面上で順次巻回することにより、環状のトレッドリング6を形成するトレッドリング形成工程を行う。そして、タイヤケース搬送装置9を用い、前記円筒状のタイヤケース2を、前記バンドドラム7から受け取ってシェーピングドラム3に移載させるとともに、トレッド搬送装置8を用い、前記トレッドリング6を、ベルトドラム5から受け取ってシェーピングドラム3の半径方向外側の待機位置P1に搬入する。
次に、前記シェーピングドラム3に保持される円筒状のタイヤケース2の半径方向外側かつビードロック手段11の位置に、一対のビードコア50を配置するとともに、前記ビードロック手段11を作動させ、前記図6(A)に示すように、ビードロックセグメント18を拡径することにより、前記ビードコア50を該タイヤケース2を介して固定するビードロック工程を行う。なお本例では、ビードコア50の外周面には、例えば断面略三日月状をなすリング状のビードエーペックスゴム51が予め一体に取り付けられている。
次に、図6(B)に示すように、ビードコア50、50同士を接近させながら内圧充填することにより前記ケース本体部分2Aをトロイド状に膨張させるシェーピング工程を行う。このとき、予め前記待機位置P1に搬入されたトレッドリング6の内周面に、前記ケース本体部分2Aの膨出部分を押し付けて接合させる接合工程を行う。なお接合されたトレッドリング6は、その両端部がケース本体部分2Aに密に接合するように、ステッチローラ等を用いてケース本体部分2Aに押し付けられる。
次に、前記巻上げ手段12を用い、ケースはみ出し部分2Bを巻上げる巻上げ工程が行われる。この巻上げ工程では、図9に示されるように、スライド筒21を軸心方向内側に移動させることにより、各押付けローラ28が、前記斜面S2を上った後、ケース本体部分2Aに沿って半径方向内から外に移動し、その過程で、前記ケースはみ出し部分2Bを巻き上げかつケース本体部分2Aに押し付ける。
そして、ケースはみ出し部分2Bの全てを巻き上げた後、スライド筒21を軸方向外側に移動させることにより、巻上げアーム22を基準状態Yに復帰させる。このとき、締め付け力の弱い収縮バンド23を採用した場合、支持軸13の軸心の下側に位置する巻上げアーム22では、復帰力がその自重に負けて垂れ下がるなど、巻上げアーム22を基準状態Yに復帰かつ保持させることができなくなる恐れが生じるが、本実施形態の巻上げ手段12では、支持筒14に、立上り部27aと当接する当接リング36を設けているため、巻上げアーム22をスムーズに基準状態Yに帰還させることができる。
そして、前記巻上げ工程を得て成形された生タイヤは、その後金型内で加硫されることにより空気入りタイヤが製造される。
なお本例では、バンドドラム7上で円筒状のタイヤケース2を形成する場合を例示するが、
(1) 前記バンドドラム7を用いて、例えばカーカス、インナーライナゴムなどのタイヤケース構成部材の一部によって半完状の主タイヤケースを形成し、この半完状の主タイヤケースをシェーピングドラム3に移載した後、例えばサイドウォールゴム、ビード補強層、クリンチゴムなどのタイヤケース構成部材の残部を、この半完状の主タイヤケースに貼付けることにより、シェーピングドラム3上で円筒状のタイヤケース2を完成させる:或いは、
(2) 前記バンドドラム7を用いて、例えばカーカス、インナーライナゴムなどのタイヤケース構成部材の一部によって半完状の主タイヤケースを形成し、かつ例えばサイドウォールゴム、ビード補強層、クリンチゴムなどのタイヤケース構成部材の残部からなる半完状の副タイヤケースをシェーピングドラム3上に形成するとともに、移送される半完状の主タイヤケースを前記副タイヤケースと合体させることにより、シェーピングドラム3上で円筒状のタイヤケース2を完成させる:或いは、
(3) シェーピングドラム3上で、各タイヤケース構成部材を巻き付けて円筒状のタイヤケース2を形成することもできる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は例示の具体的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施しうるのは言うまでもない。
1 生タイヤ成形装置
2 タイヤケース
2A ケース本体部分
2B ケースはみ出し部分
3 シェーピングドラム
10 ドラム部
11 ビードロック手段
12 巻上げ手段
14 支持筒
21 スライド筒
22 巻上げアーム
22A 第1の巻上げアーム
22B 第2の巻上げアーム
22G 巻上げアーム群
23 収縮バンド
27 アーム本体
27a 立上り部
27b アーム本体主部
28 押付けローラ
35 当接リング
50 ビードコア
Y 基準状態

Claims (3)

  1. カーカスとサイドウォールゴムとを含む円筒状のタイヤケースを保持し、かつその軸心方向両側に配されるビードコア間であるケース本体部分をトロイド状に膨張させるとともに、前記ビードコアよりも軸心方向外側のケースはみ出し部分を巻上げるシェーピングドラムを含む生タイヤ成形装置であって、
    前記シェーピングドラムは、同一軸心上を接離自在に相対移動しうる円筒状の支持筒を有する一対のドラム部を有し、かつこの一対のドラム部間に跨らせて前記円筒状のタイヤケースを同心に保持するとともに、
    各前記ドラム部は、前記支持筒に、
    拡縮径できかつ拡径によって前記タイヤケースに外挿されたビードコアを該タイヤケースを介して保持するビードロック手段と、
    このビードロック手段の軸心方向外側に配され、前記ケースはみ出し部分をビードコアの廻りで巻上げかつ前記トロイド状のケース本体部分に押し付けて接合させる巻上げ手段とを設けるとともに、
    前記巻上げ手段は、
    前記支持筒に外挿されて該支持筒に対して軸心方向内外に相対移動可能なスライド筒、
    前記スライド筒に枢支点Qで枢支されかつ該枢支点Qから半径方向外側に立ち上がる立上り部と、この立上り部の半径方向外端から軸心方向内側にのびるアーム本体主部とからなる略L字状をなし、前記枢支点を中心として前記アーム本体主部が略水平な基準状態からその軸心方向内端部側が半径方向外側に向かって放射状に起き上がり可能なアーム本体、及び前記アーム本体主部の軸心方向内端部に枢着される押付けローラとを有する複数本の巻上げアームが周方向に隔置され、前記スライド筒の軸心方向内側への相対移動により、各押付けローラが前記ケース本体部分に沿って半径方向内から外に移動して前記ケースはみ出し部分を巻き上げる巻上げアーム群、
    並びに、ゴム弾性を有する環状体からなり、前記巻上げアーム群を囲んで周方向に巻装されることにより各巻上げアームを半径方向内側に付勢でき、前記巻き上げ時、前記ケースはみ出し部分をケース本体部分に押し付けて接合させる収縮バンドを具えるとともに、
    前記支持筒に、前記スライド筒の軸心方向外側への相対移動によって前記立上り部と当接し、各前記巻上げアームを前記基準状態に復帰させる当接リングを取り付けたことを特徴とする生タイヤ成形装置。
  2. 前記巻上げアーム群は、軸心方向の長さが大な第1の巻上げアームと、軸心方向の長さが小な第2の巻上げアームとからなり、第1、第2の巻上げアームは周方向に交互に配されることを特徴とする請求項1記載の生タイヤ成形装置。
  3. 請求項1又は2に記載された生タイヤ成形装置の巻上げ手段を用いてタイヤケースのはみ出し部分を巻上げる工程を含む空気入りタイヤの製造方法。
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