JP2011083161A - 排熱発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電機が無負荷で運転されることによって損傷する不都合をより高い確率で抑制することができる排熱発電装置を提供すること。
【解決手段】排熱発電装置1は、排熱発電機10と、排熱発電機10で発生した電力の電力負荷60への供給を仲介する電力負荷接続部21と、排熱発電機10と電力負荷接続部21とを接続する電気回路30と、排熱発電機10で発生した電力を消費する抵抗器25とスイッチ26とを有する負荷調整装置24と、負荷調整装置24の両端の電圧を検出する第1の電圧検出器31と、スイッチ26の両端の電圧を検出する第2の電圧検出器32と、異常検出器51とを備える。異常検出器51は、スイッチ26が開いている状態で第1の電圧検出器31で検出された値が第1の所定の値以上かつ第2の電圧検出器32で検出された値が前記第1の所定の値よりも小さい第2の所定の値以下のときに抵抗器25に異常が発生したと判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は排熱発電装置に関し、特に発電機が無負荷で運転されることによって損傷する不都合を抑制することができる排熱発電装置に関する。
一般に、マイクロガスタービンあるいはエンジン駆動の自家発電装置は、ロータ等を回転させるための熱エネルギを得るために燃料が燃焼され、電力負荷がなくなったことにより発電装置を緊急停止させる際のロータ等の過回転速度防止は、電力負荷がなくなってから過回転速度に達するまでの時間(例えば0.3秒程度)よりも遮断時間が短い極小口径のニードル弁等の制御弁を用いて燃料の供給量を調節することで実現可能である。他方、排熱のエネルギを電気エネルギに変換する装置である、作動媒体蒸気によりタービンを駆動する排熱発電装置等では、作動媒体蒸気の温度差が小さいゆえにもともとの圧力差が小さいため、タービンへの作動媒体蒸気の供給を遮断する遮断弁の口径を大きくして圧力損失を極力小さくしている。口径が大きな遮断弁は蒸気の遮断(弁の開閉)に2〜3秒程度要し、電力負荷がなくなり排熱発電装置を緊急停止させる際に遮断弁を閉じようとしても、遮断弁が閉になるよりも過回転速度に達する時間の方が早いため、発電装置が無負荷で運転されて発電機が過回転速度で運転され、機器が損傷するおそれがある。このような不都合を回避する技術を採用した排熱発電装置として、排熱エネルギで得られた機械的動力を電気エネルギに変換する発電機と、この発電機により発生した電圧が印加されて電力を消費するヒータと、このヒータと直列に配置されるスイッチとを備え、発電機で発電した電力の負荷がなくなり発電機が無負荷で運転することになった場合に、スイッチをオンにすることによりヒータが負荷となり、無負荷で発電機が運転されることがなく、発電機や膨張機の過回転速度での運転を防止するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−312289号公報
しかしながら、上述の排熱発電装置が備えるヒータに断線等の異常が発生していることに気づかずに運転されている最中に、発電機で発電した電力の負荷がなくなって発電機が無負荷で運転されることになると、ヒータが余剰電力を消費できずに発電機や膨張機が過回転速度で運転されてしまう場合が生じ得る。
本発明は上述の課題に鑑み、発電機が無負荷で運転されることによって損傷する不都合をより高い確率で抑制することができる排熱発電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る排熱発電装置は、例えば図1に示すように、排熱を導入して発電する排熱発電機10と;排熱発電機10で発生した電力を消費する電力負荷60への、排熱発電機10で発生した電力の供給を仲介する電力負荷接続部21と;排熱発電機10と電力負荷接続部21とを電気的に接続する電気回路30と;電力負荷接続部21と並列して電気回路30に接続された負荷調整装置24であって、排熱発電機10で発生した電力を消費する抵抗器25と、抵抗器25と直列に接続されて抵抗器25の消費電力を制御するスイッチ26とを有する負荷調整装置24と;負荷調整装置24の両端の電圧を検出する第1の電圧検出器31と;スイッチ26の両端の電圧を検出する第2の電圧検出器32と;スイッチ26が開いている状態で、第1の電圧検出器31で検出された値が第1の所定の値以上、かつ、第2の電圧検出器32で検出された値が前記第1の所定の値よりも小さい第2の所定の値以下のときに、抵抗器25に異常が発生したと判断する異常検出器51とを備える。
このように構成すると、抵抗器に異常が発生したことを検出でき、排熱発電機で発生した電力を電力負荷で消費できない場合に抵抗器でも消費できずに排熱発電機を過回転で損傷させてしまうという不都合が生じることを回避することができる。
また、本発明の第2の態様に係る排熱発電装置は、例えば図1を参照して示すと、上記本発明の第1の態様に係る排熱発電装置1において、異常検出器51が、スイッチ26が閉じている状態で、第2の電圧検出器32で検出された値が第3の所定の値以上のときに、スイッチ26に異常が発生したと判断する。
このように構成すると、スイッチに異常が発生したことを検出でき、排熱発電機で発生した電力を電力負荷で消費できない場合にスイッチが作動しないために抵抗器でも消費できずに排熱発電機を過回転で損傷させてしまうという不都合が生じることを回避することができる。
また、本発明の第3の態様に係る排熱発電装置は、例えば図4に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係る排熱発電装置において、排熱発電機10(例えば図1参照)が発生した電圧とは異なる電圧を負荷調整装置24の両端に印加する給電回路40を備える。
このように構成すると、排熱発電機を作動させる前に負荷調整装置の異常の有無を確認することが可能となり、排熱発電機にトラブルが生じる可能性をより低くすることができる。
また、本発明の第4の態様に係る排熱発電装置は、例えば図4に示すように、上記本発明の第3の態様に係る排熱発電装置において、給電回路40が、電源電圧を異常検出器51(例えば図1参照)による異常の検出を可能にすることで足りる低電圧に降圧する変圧器41と、変圧器41と直列に接続された整流素子42とを含んで構成されている。
このように構成すると、異常検出器による異常の検出を可能にすることで足りる低電圧に降圧する変圧器を有するので異常の検出を小電力で行うことができ、変圧器と直列に接続された整流素子を有するので排熱発電機で発生した電流が給電回路側に逆流することを防ぐことが可能になる。
また、本発明の第5の態様に係る排熱発電装置は、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第4の態様のいずれか1つの態様に係る排熱発電装置1において、排熱発電機10が、蒸気タービン12と、蒸気タービン12によって駆動されて発電する発電機11と、蒸気Mを蒸気タービン12に供給する蒸気供給流路18と、蒸気供給流路18内の蒸気Mの流れを遮断可能な主蒸気弁19とを含んで構成され;異常検出器51が負荷調整装置24の異常を検出したときに、電力負荷60を運転したまま主蒸気弁19を閉にする制御装置51をさらに備える。典型的には、制御装置が異常検出器を兼ねるが、両者が別々に設けられていてもよい。
このように構成すると、抵抗器が機能しない場合に蒸気タービンの制動をすることができなくなってしまう電力負荷がなくなる状態が発生する前に抵抗器の異常を検出したときに、抵抗器を使用せずに蒸気タービンを安全に停止することができ、排熱発電機を安全に停止させることができる。
上記目的を達成するために、本発明の第6の態様に係る排熱発電装置は、例えば図1に示すように、排熱を導入して発電する排熱発電機10と;排熱発電機10で発生した電力を消費する電力負荷60への、排熱発電機10で発生した電力の供給を仲介する電力負荷接続部21と;排熱発電機10と電力負荷接続部21とを電気的に接続する電気回路30と;電力負荷接続部21と並列して電気回路30に接続された負荷調整装置24であって、排熱発電機10で発生した電力を消費する抵抗器25と、抵抗器25と直列に接続されて抵抗器25の消費電力を制御するスイッチ26とを有する負荷調整装置24と;スイッチ26の両端の電圧を検出する第2の電圧検出器32と;スイッチ26が開いており、かつ、排熱発電機10が発電している状態で、第2の電圧検出器32で検出された値が第2の所定の値以下のときに、抵抗器25に異常が発生したと判断する異常検出器51とを備える。
このように構成すると、抵抗器に異常が発生したことを検出でき、排熱発電機で発生した電力を電力負荷で消費できない場合に抵抗器でも消費できずに排熱発電機を過回転で損傷させてしまうという不都合が生じることを回避することができる。
本発明によれば、抵抗器に異常が発生したことを検出でき、排熱発電機で発生した電力を電力負荷で消費できない場合に抵抗器でも消費できずに排熱発電機を過回転で損傷させてしまうという不都合が生じることを回避することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る排熱発電装置のブロック図である。 ヒータの異常検出の手順を示すフローチャートである。 スイッチの異常検出の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る排熱発電装置の電気回路部分を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る排熱発電装置1を説明する。図1は、排熱発電装置1のブロック図である。排熱発電装置1は、排熱のエネルギを入力して電気エネルギを出力する排熱発電機10と、排熱発電機10から出力された電力を消費する電力負荷60に接続される電力負荷接続部としてのインバータ21と、排熱発電機10とインバータ21とを電気的に接続する電気回路30と、排熱発電機10で発生した電力の消費量を調節する負荷調整装置24と、第1の電圧検出器としての回路電圧計31と、第2の電圧検出器としてのスイッチ電圧計32と、異常検出器として機能すると共に排熱発電装置1の動作を制御する制御装置51とを備えている。
排熱発電機10は、発電機11と、蒸気タービン12と、蒸気発生器13と、凝縮器14と、作動媒体ポンプ15と、蒸気タービン12を回転させる作動媒体Mの循環流路を構成する液管17及び蒸気供給流路としての蒸気管18と、主蒸気弁19とを有している。発電機11と蒸気タービン12とは回転軸で接続されており、蒸気タービン12の回転により発電機11のロータを回転させることができるように構成されている。本実施の形態の発電機11は単相交流発電機であるが、三相交流あるいは直流発電機であってもよい。蒸気発生器13と凝縮器14とは、液管17及び蒸気管18で接続されている。液管17の内部には作動媒体Mの液が流れ、蒸気管18の内部には作動媒体Mの蒸気が流れる。液管17には作動媒体ポンプ15が挿入配置されている。作動媒体ポンプ15は、内部を流れる作動媒体Mの液を昇圧するポンプである。蒸気管18には、主蒸気弁19と蒸気タービン12とが、蒸気発生器13から凝縮器14に向かってこの順で挿入配置されている。主蒸気弁19は、内部を流れる作動媒体Mの蒸気の圧力損失の増加を抑制するため、できるだけ蒸気管18と同程度の口径のものを用いることが好ましい。このような口径の主蒸気弁19は、通常、弁の開閉動作に2〜3秒程度かかる。開閉動作が0.3秒程度よりも短い弁を採用しようとすると、口径が小さくならざるを得ず(例えばニードル弁)、圧力損失が増大することとなる。口径の小さな弁を採用すると、定常運転時の作動媒体Mの蒸気の圧力損失が大きくなって発電効率が低下すると共にイニシャルコストも増大するため、排熱で発電する排熱発電装置1では、主蒸気弁19として蒸気管18と同程度の口径のものを用いることが好ましい。
蒸気発生器13は、液管17から作動媒体Mの液を導入すると共に導入した作動媒体Mを加熱する加熱媒体Hを加熱媒体管13pから導入し、作動媒体Mと加熱媒体Hとで熱交換を行わせて作動媒体Mを蒸気として蒸気管18に導出する熱交換器で構成されている。加熱媒体Hは、焼却炉の排ガスあるいは排温水等の、排熱が化体した流体であり、作動媒体Mを蒸発させることができる熱量を有している。加熱媒体Hに化体する排熱の種類によっては排熱量の消費をできるだけ継続したいもの(例えば、加熱媒体Hが、発熱する機器と蒸気発生器13との間を循環する冷却水の場合等)もある。このような場合は、典型的には、蒸気発生器13から導出される加熱媒体Hが所定の温度になるように作動媒体ポンプ15の回転速度が調節され、蒸気発生器13への作動媒体Mの液の導入流量が調節される。
凝縮器14は、蒸気管18から作動媒体Mの蒸気を導入すると共に導入した作動媒体Mを冷却する冷却媒体Cを冷却媒体管14pから導入し、作動媒体Mと冷却媒体Cとで熱交換を行わせて作動媒体Mを凝縮液として液管17に導出する熱交換器で構成されている。冷却媒体Cは、作動媒体Mを凝縮させることができる低温となっており、典型的には冷却水が用いられ、凝縮器14から導出された後は冷却塔(不図示)にて放熱される。なお、作動媒体Mは、作動圧力下で、加熱媒体Hから受熱して蒸発し、冷却媒体Cに放熱して凝縮する特性の物質が用いられる。
電気回路30を構成する電圧線35及び無電圧線36により、発電機11とインバータ21とが電気的に接続されている。図1には単相2線式の例を示しているが、単相3線式や三相3線式等の他の配電方式を採用してもよい。電圧線35にはダイオード38が設けられ、ダイオード38よりもインバータ21側で電圧線35と無電圧線36とに接続された電線39wにはコンデンサ39が設けられており、発電機11の交流出力を半波整流するようになっている。電線39wよりもインバータ21側では電圧線35と無電圧線36とに電線24wが接続されており、電線24wには負荷調整装置24が設けられている。
負荷調整装置24は、抵抗器としてのヒータ25と、ヒータ25への通電の有無を制御するスイッチ26とが直列に接続されて構成されている。ヒータ25は、凝縮器14から導出された冷却媒体Cが流れる冷却媒体管14pに隣接して配置されており、冷却媒体Cに対して放熱することができるように構成されている。なお、ヒータ25の設置位置は、排熱発電機10の作動媒体ポンプ15の下流側の液管17、蒸気発生器13近傍や加熱媒体管13p近傍の、蒸気発生器13内の作動媒体Mの液又は加熱媒体Hを加熱することができる位置としてもよい。ヒータ25の容量は、発電機11で発生した電力を消費する負荷がヒータ25だけとなった場合でも発電機11が過回転となることを回避することができる容量となるように発電機11の大きさに応じて決められ、例えば発電機11が20kwの場合はヒータ25の抵抗を4〜8Ωとするとよい。スイッチ26は、サイリスタ等の、開閉動作が高速の半導体素子が好適に用いられ、本実施の形態ではIGBTが用いられている。スイッチ26の開閉動作は制御装置51によって制御される。本実施の形態では、ヒータ25が電圧線35側に、スイッチ26が無電圧線36側に配置されている。
回路電圧計31は、負荷調整装置24の両端の電圧を検出する機器である。回路電圧計31は、電圧線35と無電圧線36とに接続された電線31wに設けられている。スイッチ電圧計32は、スイッチ26の両端の電圧を検出する機器である。スイッチ電圧計32は、ヒータ25とスイッチ26との間の電線24wと無電圧線36とに接続された電線32wに設けられている。
インバータ21には負荷給電線61の一端が接続されており、負荷給電線61の他端は電力負荷60に接続されている。図1では、説明の簡潔のために電力負荷60を1つ示しているが、典型的には複数の電力負荷が、電力負荷の数分分岐された負荷給電線61にそれぞれ遮断器(不図示)を介して接続されている。複数の電力負荷として、排熱発電装置1外の電力負荷60のほか、例えば作動媒体ポンプ15や、排熱発電機10における冷却媒体Cや加熱媒体Hの搬送用ポンプ(不図示)等が接続される。また、負荷給電線61からは制御給電線62が分岐しており、制御給電線62の末端は制御装置51に接続されている。制御給電線62には整流器63が配設されている。また、負荷給電線61には、各電力負荷60等及び制御装置51に分岐する部分よりも上流側に、商用電源からの商用電源電線81が接続されている。商用電源電線81には、電圧計82、遮断器85、電流計83が、この順序で商用電源側から配設されている。排熱発電装置1は、商用電源が停電したときには、発電機11で発生した電力の商用電源への逆潮流を回避するため、インバータ21から負荷給電線61への送電が遮断するように構成されている。
制御装置51は、排熱発電装置1の動作を制御する機器である。制御装置51は、作動媒体ポンプ15及び主蒸気弁19と制御線で接続されており、作動媒体ポンプ15の発停や吐出流量の調節及び主蒸気弁19の開閉動作の制御を行うことができるように構成されている。また、制御装置51は、スイッチ26と電気的に接続されており、スイッチ26の開閉動作を制御することができるように構成されている。また、制御装置51は、回路電圧計31及びスイッチ電圧計32と制御線で接続されており、回路電圧計31で検出された電圧及びスイッチ電圧計32で検出された電圧を信号として受信することができるように構成されている。また、制御装置51には、回路電圧計31及びスイッチ電圧計32で検出された電圧に基づいてヒータ25及び/又はスイッチ26の異常の有無を判断するシーケンスプログラムが記憶されている。シーケンスプログラムについては後述する。なお、制御装置51は、電圧計82及び電流計83と電気的に接続されてこれらで検出された電圧値及び電流値を受信することができるように構成されていてもよい。
引き続き図1を参照して、排熱発電装置1の作用を説明する。排熱発電機10では、作動媒体Mが液相と気相との相変化を繰り返す蒸気サイクル行い、いわゆるランキンサイクルを利用して発電が行われる。排熱発電機10では、作動媒体ポンプ15により作動媒体Mの液が蒸気発生器13に送り込まれる。作動媒体Mの液は、蒸気発生器13で別途導入された加熱媒体Hから熱エネルギを受け、沸騰蒸発して高圧の過熱蒸気となる。この作動媒体Mの過熱蒸気は、蒸気管18を介して蒸気タービン12に送り込まれ、蒸気タービン12を通過する間に圧力及び温度が低下して湿り飽和蒸気となる。作動媒体Mの過熱蒸気が湿り飽和蒸気となる際の断熱熱落差により蒸気タービン12が回転し、蒸気タービン12と回転軸で接続された発電機11も回転して発電される。蒸気タービン12から排出された低圧の湿り飽和蒸気は、凝縮器14にて別途導入された冷却媒体Cで冷却されて凝縮し、その後作動媒体ポンプ15に吸い込まれ、クローズドシステムを一巡する。
蒸気タービン12と連動して回転する発電機11では交流電圧が発生し、発電機11から電力負荷60に向けて交流電力が出力される。発電機11で発生する交流電圧の周波数は蒸気タービン12の回転速度により決まる。発生した交流電圧は、ダイオード38にて直流電圧に変換される。直流電圧に変換された電圧は、コンデンサ39により平滑化される。すなわち、変換された直流電圧中の、交流成分が除去される。平滑化された直流電圧は、インバータ21により所定の周波数の交流電圧に変換される。変換されて出力された交流電力は、負荷給電線61を介して電力負荷60に供給される。また、整流器63で直流電力に変換されて制御装置51に供給される。負荷給電線61には商用電源から商用電源電線81が接続していて商用電力も制御装置51及び電力負荷60に供給され得る。
また、発電機11で発生して直流に変換された電圧は、スイッチ26が閉じる(ON)ことにより負荷調整装置24に印加され、ヒータ25にも直流電力が供給される。ヒータ25への電力の供給は、発電機11からの出力が過剰となって商用電源への逆潮流(発電機11からの出力が商用電源電線81を流れること)の発生の可能性がある場合に行うようにしてもよい。すなわち、電力負荷60に比べて発電機11の出力が大きくなったときに、スイッチ26の調節によりヒータ25に適宜通電して電力を消費させてもよい。発電機11で発生した電力をヒータ25で消費することにより、逆潮流を回避することができる。ヒータ25で発生した熱は、凝縮器14から導出された冷却媒体Cを加熱するのに用いられる。あるいは、常時ヒータ25に電流を流しておき、電流計83で検出された商用電源から電力負荷60の系統への電流が所定の値以下にならないように、ヒータ25への電流をスイッチ26で調節してもよい。いずれにしても、電力負荷60の系統側での負荷が軽すぎて逆潮流が発生するような場合、あるいは電力負荷60における負荷がなくなる又は商用電源の停電により排熱発電装置1から負荷給電線61への送電が遮断されて発電機11の回転速度が上がってくるような場合に、ヒータ25で電力を消費して発電機11の回転速度の上昇を抑えることができる。なお、発電機11で発生した電力のうち余剰となった電力をヒータ25で消費する構成とし、蒸気タービン12への蒸気の導入を制限しなくてもよい場合は、主蒸気弁19を設けなくてもよい。
しかしながら、ヒータ25が断線等により故障していると、電力負荷60がなくなった場合等のときに発電機11で発生した電力をヒータ25で消費することができなくなり、ヒータ25が機能しない場合に制動をすることができなくなってしまう蒸気タービン12を有する排熱発電機10においては発電機11が無負荷で運転されて過回転速度となり得る。特に、冷却媒体Cが流れる冷却媒体管14pと接しているヒータ25は機械的な負荷を受けやすく、断線する可能性は無視できないため、ヒータ25の異常の有無を定期的に確認することは、排熱発電機10の故障を未然に防ぐことに多大なる成果をもたらすことになる。そこで、排熱発電装置1では、以下に説明する制御により、ヒータ25の異常の有無を確認することとしている。
図2は、ヒータ25の異常の有無を検出する制御のフローチャートである。図2のフローチャートに示す制御は、シーケンスプログラムとして制御装置51に記憶されている。ヒータ25の異常検出の制御を開始すると、まず、電気回路30に電圧を印加することにより負荷調整装置24の両端に電圧を印加すると共に(St1)、スイッチ26を開とする(St2)。電気回路30に印加する電圧は、典型的には発電機11で発生したものであるが、他の装置から供給されたものでもよい。
スイッチ26が開の状態で電気回路30に電圧が印加されたら、制御装置51は、回路電圧計31で検出された値が第1の所定の値以上か否かを判断する(St3)。ここで、第1の所定の値は、電気回路30に印加された電圧から予想される範囲内の電圧降下分だけ差し引いた電圧に相当する値である。第1の所定の値を検出することにより、電気回路30に適切に電圧が印加されていること(換言すれば、ヒータ25の異常の有無を検出可能な電圧が印加されていること)を確認することができる。したがって、回路電圧計31で検出された値が第1の所定の値以上か否かを判断する工程(St3)において、第1の所定の値以上でない場合は、電気回路30に異常が発生している可能性があるため、制御装置51は、ヒータ25の異常の有無を検出する制御を中止する(St5)。このとき、制御装置51は、電気回路30に異常が発生している可能性がある旨の警報を発報するように構成されているとよい。
回路電圧計31で検出された値が第1の所定の値以上か否かを判断する工程(St3)において、第1の所定の値以上である場合は、制御装置51は、スイッチ電圧計32で検出された値が第2の所定の値以下か否かを判断する(St4)。ここで、第2の所定の値は、ヒータ25が正常な場合に降下し得る電圧分を超えて第1の所定の値よりも小さくなった値である。すなわち、ヒータ25に断線等の異常が生じておらず正常な場合は、開となったスイッチ26の抵抗が十分に大きい(あるいは典型的には無限大である)ために電線24wに電流が流れない状況下において、スイッチ電圧計32で検出された値は回路電圧計31で検出された値とほぼ等しくなるが、例えばヒータ25が断線している場合はスイッチ26の両端に電圧がかからずスイッチ電圧計32で検出された値はほぼ0となる。この原理に基づけば、スイッチ26が開の状態で、回路電圧計31で検出された値が第1の所定の値以上で、かつ、スイッチ電圧計32で検出された値が第2の所定の値以下の場合は、ヒータ25に断線等の異常が発生していると判断することができる。
したがって、スイッチ電圧計32で検出された値が第2の所定の値以下か否かを判断する工程(St4)において、第2の所定の値以下である場合は、制御装置51は、ヒータ25に断線等の異常が発生したと判断する(St6)。このとき、制御装置51は、ヒータ25に異常が発生した旨の警報を発報するとよい。他方、第2の所定の値以下でない場合は、制御装置51は、ヒータ25に異常が発生していないと判断してヒータ25の異常の有無を検出するシーケンスを終了する。このとき、ヒータ25に異常が見られない旨の表示を行うようにしてもよい。このように、事前にヒータ25の異常の有無を確認することにより、発電機11が無負荷で運転されて過回転速度となることを回避することができ、排熱発電機10の故障を未然に防ぐことが可能になる。
なお、上述の手順について、電気回路30に電圧を印加する工程(St1)とスイッチ26を開とする工程(St2)とは、順序が逆であってもよい。また、回路電圧計31で検出された値が第1の所定の値以上か否かを判断する工程(St3)と、スイッチ電圧計32で検出された値が第2の所定の値以下か否かを判断する工程(St4)とは、典型的には同時に行われる。また、電気回路30に電圧を印加する工程(St1)が発電機11で発生した電圧である場合は、電気回路30に確実に第1の所定の値以上の電圧が印加されていると推定して、図2に示すフローチャートにおいて回路電圧計31で検出された値が第1の所定の値以上か否かを判断する工程(St3)を省略してもよい。この場合は、スイッチ26が開いており、かつ、発電機11が発電している状態で、スイッチ電圧計32で検出された値が第2の所定の値以下の場合は、ヒータ25に断線等の異常が発生していると判断することができる。この原理に基づいてヒータ25の異常の有無を確認する場合は、回路電圧計31及び電線31wを設けなくてもよい。
ところで、上述のシーケンスにより、ヒータ25の異常の有無を確認することができるが、理論上は、ヒータ25には異常がないがスイッチ26に異常が発生しているために、停電等で電力負荷60がなくなったときに発電機11で発生した電力をヒータ25で消費することができなくなる場合が生じ得る。このような状況に対応するために、以下に説明するスイッチ26の異常の有無も確認することが好ましい。
図3は、スイッチ26の異常の有無を検出する制御のフローチャートである。図3のフローチャートに示す制御は、シーケンスプログラムとして制御装置51に記憶されている。スイッチ26の異常検出の制御を開始すると、まず、電気回路30に電圧を印加することによりスイッチ26の両端に電圧を印加すると共に(St31)、スイッチ26を閉とする(St32)。電気回路30に印加する電圧は、典型的には発電機11で発生したものであるが、他の装置から供給されたものでもよい。
スイッチ26が閉の状態で電気回路30に電圧が印加されたら、制御装置51は、スイッチ電圧計32で検出された値が第3の所定の値以上か否かを判断する(St33)。ここで第3の所定の値は、正常なスイッチ26に電流が流れた場合に降下する電圧分を超えた電位差である。すなわち、スイッチ26に異常が生じておらず正常な場合は、回路電圧計31で検出された値にかかわらず、スイッチ電圧計32で検出された値は正常なスイッチ26に電流が流れた場合の電圧降下分以下(典型的にはほぼ0)となる。この原理に基づけば、スイッチ26が閉の状態で、スイッチ電圧計32で検出された値が第3の所定の値以上の場合は、スイッチ26に断線等の異常が発生していると判断することができる。
したがって、スイッチ電圧計32で検出された値が第3の所定の値以上か否かを判断する工程(St33)において、第3の所定の値以上である場合は、制御装置51は、スイッチ26に異常が発生したと判断する(St34)。このとき、制御装置51は、スイッチ26に異常が発生した旨の警報を発報するとよい。他方、第3の所定の値以上でない場合は、制御装置51は、スイッチ26に異常が発生していないと判断してスイッチ26の異常の有無を検出するシーケンスを終了する。このとき、スイッチ26に異常が見られない旨の表示を行うようにしてもよい。このように、事前にスイッチ26の異常の有無を確認することにより、ヒータ25に異常がなくても通電することができないという不都合を回避することができ、発電機11が無負荷で運転されて過回転速度となることを回避することができて、排熱発電機10の故障を未然に防ぐことが可能になる。なお、図3に示すフローチャートにおいて、電気回路30に電圧を印加する工程(St31)とスイッチ26を閉とする工程(St32)とは、順序が逆であってもよい。
以上の説明では、ヒータ25の異常の有無を検出するシーケンス及びスイッチ26の異常の有無を検出するシーケンスにおける電気回路30への電圧の印加は、典型的には発電機11で発生した電圧によるものとした。しかしながら、ヒータ25及びスイッチ26の異常の有無の確認に必要な電圧は、発電機11で発生した電圧ほど高くなくて足りる。そこで、ヒータ25及びスイッチ26の異常の有無の確認に必要な電圧を以下のように印加することとしてもよい。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る排熱発電装置の電気回路30A部分を示すブロック図である。電気回路30Aの、排熱発電装置1における電気回路30(図1参照)と異なる点は、負荷調整装置24よりもインバータ21側で電圧線35と無電圧線36とに電線40wが接続されていると共に、電線40wに変圧器41及び整流素子としての整流器42が設けられ、給電回路40が形成されている点である。図4では発電機11以外が省略されている排熱発電機10、制御装置51、及び電力負荷60に接続される負荷給電線61等は、図1に示す排熱発電装置1と同様に構成されている。
変圧器41は、低圧側が電線40wに接続されており、高圧側が負荷給電線61又は商用電源電線81に接続されている。変圧器41の変圧比は、商用電源の電圧(典型的には100V又は200V)を、ヒータ25及びスイッチ26の異常の有無の確認を行うのに足りる低電圧に降圧する比に構成されている。変圧器41の低圧側の電圧は、ヒータ25及びスイッチ26の異常の検出に実用上差し支えない範囲でできるだけ低い値とするのが好ましいが、余裕分があってもよく、電圧値に幅があってもよい。変圧器41の低圧側の電圧を低くするほど小さな電力で異常の有無の確認を行うことができる。また、電線40wに整流器42が設けられていることにより、変圧器41で降圧された交流の電圧を整流して直流の電圧に変換することができると共に、発電機11で発電が行われた際に発電機11で発生した電流が給電回路側に逆流することを防ぐことが可能になる。本実施の形態に係る電気回路30Aでは、整流器42が電圧線35側に、変圧器41が無電圧線36側に配置されている。
上述した給電回路40が設けられていることにより、排熱発電機10が運転されていなくても、電気回路30Aに電圧を印加することが可能となり、ヒータ25及びスイッチ26の異常の有無の確認を行うことが可能になる。これにより、排熱発電機10を起動する指令が発せられたときに、ヒータ25及び/又はスイッチ26の異常の有無を検出するシーケンスを実行して、ヒータ25及び/又はスイッチ26に異常がないことを確認してから排熱発電機10の運転を行うことが可能になる。排熱発電機10の起動前にヒータ25及び/又はスイッチ26に異常がないことの確認を行うこととすれば、発電機11が無負荷で運転されて過回転速度となることを回避できる確率が高くなり、安全性が向上する。
以上の説明では、ヒータ25に異常が発生したと判断した場合(図2中のSt6)あるいはスイッチ26に異常が発生したと判断した場合(図3中のSt34)に警報を発するとしたが、警報を発すると共に又は警報を発することに代えて、排熱発電機10の運転中に異常が検出された場合に、インバータ21を作動させて電力負荷60に発電機11で発生した電力を供給したまま主蒸気弁19を閉にすることとしてもよい。このようにすると、ヒータ25が機能しない場合に蒸気タービン12の制動をすることができなくなってしまう電力負荷がなくなる状態が発生する前にヒータ25の異常を検出したときに、ヒータ25を使用せずに蒸気タービン12を安全に停止することができることとなる。
以上の説明では、電気回路30、30Aは、ダイオード38が設けられていて直流回路として構成されていることとしたが、交流回路として構成されていてもよい。
1 排熱発電装置
10 排熱発電機
11 発電機
12 蒸気タービン
18 蒸気管(蒸気供給流路)
19 主蒸気弁
21 インバータ(電力負荷接続部)
30 電気回路
24 負荷調整装置
25 ヒータ(抵抗器)
26 スイッチ
31 回路電圧計(第1の電圧検出器)
32 スイッチ電圧計(第2の電圧検出器)
40 給電回路
41 変圧器
42 整流器(整流素子)
51 制御装置(異常検出器を兼ねる)
60 電力負荷

Claims (6)

  1. 排熱を導入して発電する排熱発電機と;
    前記排熱発電機で発生した電力を消費する電力負荷への、前記排熱発電機で発生した電力の供給を仲介する電力負荷接続部と;
    前記排熱発電機と前記電力負荷接続部とを電気的に接続する電気回路と;
    前記電力負荷接続部と並列して前記電気回路に接続された負荷調整装置であって、前記排熱発電機で発生した電力を消費する抵抗器と、前記抵抗器と直列に接続されて前記抵抗器の消費電力を制御するスイッチとを有する負荷調整装置と;
    前記負荷調整装置の両端の電圧を検出する第1の電圧検出器と;
    前記スイッチの両端の電圧を検出する第2の電圧検出器と;
    前記スイッチが開いている状態で、前記第1の電圧検出器で検出された値が第1の所定の値以上、かつ、前記第2の電圧検出器で検出された値が前記第1の所定の値よりも小さい第2の所定の値以下のときに、前記抵抗器に異常が発生したと判断する異常検出器とを備える;
    排熱発電装置。
  2. 前記異常検出器が、前記スイッチが閉じている状態で、前記第2の電圧検出器で検出された値が第3の所定の値以上のときに、前記スイッチに異常が発生したと判断する;
    請求項1に記載の排熱発電装置。
  3. 前記排熱発電機が発生した電圧とは異なる電圧を前記負荷調整装置の両端に印加する給電回路を備える;
    請求項1又は請求項2に記載の排熱発電装置。
  4. 前記給電回路が、電源電圧を前記異常検出器による異常の検出を可能にすることで足りる低電圧に降圧する変圧器と、前記変圧器と直列に接続された整流素子とを含んで構成された;
    請求項3に記載の排熱発電装置。
  5. 前記排熱発電機が、蒸気タービンと、前記蒸気タービンによって駆動されて発電する発電機と、蒸気を前記蒸気タービンに供給する蒸気供給流路と、前記蒸気供給流路内の蒸気の流れを遮断可能な主蒸気弁とを含んで構成され;
    前記異常検出器が前記負荷調整装置の異常を検出したときに、前記電力負荷を運転したまま前記主蒸気弁を閉にする制御装置をさらに備える;
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の排熱発電装置。
  6. 排熱を導入して発電する排熱発電機と;
    前記排熱発電機で発生した電力を消費する電力負荷への、前記排熱発電機で発生した電力の供給を仲介する電力負荷接続部と;
    前記排熱発電機と前記電力負荷接続部とを電気的に接続する電気回路と;
    前記電力負荷接続部と並列して前記電気回路に接続された負荷調整装置であって、前記排熱発電機で発生した電力を消費する抵抗器と、前記抵抗器と直列に接続されて前記抵抗器の消費電力を制御するスイッチとを有する負荷調整装置と;
    前記スイッチの両端の電圧を検出する第2の電圧検出器と;
    前記スイッチが開いており、かつ、前記排熱発電機が発電している状態で、前記第2の電圧検出器で検出された値が第2の所定の値以下のときに、前記抵抗器に異常が発生したと判断する異常検出器とを備える;
    排熱発電装置。
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