JP2011082447A - 素子搭載用基板、半導体モジュールおよび携帯機器 - Google Patents

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    • H01L2224/12Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/13Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process of an individual bump connector

Abstract

【課題】配線層と外部接続電極との接続信頼性を向上させる。
【解決手段】半導体モジュール30は、素子搭載用基板10およびこれに搭載された半導体素子50を備える。素子搭載用基板10は、絶縁樹脂層12と、絶縁樹脂層12の一方の主表面S1に設けられた配線層14と、配線層14と電気的に接続され、配線層14から絶縁樹脂層12側に突出している突起電極16とを備える。その配線層14には外部接続電極20が形成されており、配線層14は、その外部接続電極20を形成した箇所の厚みが、突起電極16と外部接続電極20との間の配線層14の厚みが薄いことにより、配線層14を覆う保護膜18との接触面積が増大するため、保護膜18の剥離を防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、素子搭載用基板、半導体モジュールおよびこれを搭載した携帯機器に関する。
近年、電子機器の小型化、高機能化に伴い、電子機器に使用される半導体子のさらなる小型化が求められている。半導体素子の小型化に伴い、配線基板に実装するための電極間の狭ピッチ化が不可欠となっている。半導体素子の表面実装方法として、半導体素子の電極にはんだボールを形成し、はんだボールと配線基板の電極パッドとをはんだ付けするフリップチップ実装方法が知られている(特許文献1)。
特開2001−291733号公報
特許文献1には、銅からなるポスト及びそれに接続された再配線層は保護膜の中に形成されているため、ポストと再配線との密着力は高いものの、はんだボールは保護膜に覆われることなくポストと接触しているだけであるため、外部との接続電極であるはんだボールと再配線層との密着力は極めて低いという課題があった。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、再配線層とはんだボールとの接続信頼性を向上させる技術の提供にある。
本発明のある態様は、素子搭載用基板であり、一方面側に突出した突起電極を有し、他方面側に外部接続電極を有する配線層を備えた素子搭載用基板であって、
前記外部接続電極形成領域の前記配線層が、前記外部接続電極形成領域以外の前記配線層よりも薄膜化されているものである。
本発明の他の態様は、半導体モジュールであり、前記素子搭載用基板と、さらに半導体素子とを備えているものである。
本発明のさらに他の態様は、携帯機器である。当該携帯機器は、上述したいずれかの半導体モジュールを搭載するものである。
本発明によれば、素子搭載用基板側に設けられた配線層と外部接続電極との接続信頼性を向上させることができる。
実施の形態1に係る半導体素子および半導体モジュールの構成を示す概略断面図である。 半導体素子の形成方法を示す工程断面図である。 突起電極の形成方法を示す工程断面図である。 突起電極の頂部面に金属層を形成する方法を示す工程断面図である。 突起電極の頭出し方法を示す工程断面図である。 半導体素子と突起電極が設けられた基板(素子搭載用基板)との貼り合わせ方法を示す工程断面図である。 再配線加工を示す工程断面図である。 実施の形態2に係る携帯電話の構成を示す図である。 携帯電話の部分断面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る半導体素子50および半導体モジュール30の構造を示す断面図である。半導体モジュール30は、素子搭載用基板10およびこれに搭載された半導体素子50を備える。
素子搭載用基板10は、絶縁樹脂層12と、絶縁樹脂層12の一方の主表面S1に設けられた配線層14と、配線層14と電気的に接続され、配線層14から絶縁樹脂層12側に突出している突起電極16とを備える。
絶縁樹脂層12は、絶縁性の樹脂からなり、たとえば加圧したときに塑性流動を引き起こす材料で形成されている。加圧したときに塑性流動を引き起こす材料としては、エポキシ系熱硬化型樹脂が挙げられる。絶縁樹脂層12に用いられるエポキシ系熱硬化型樹脂は、たとえば、温度160℃、圧力8Mpaの条件下で、粘度が1kPa・sの特性を有する材料であればよい。また、このエポキシ系熱硬化型樹脂は、たとえば温度160℃の条件下で、5〜15Mpaで加圧した場合に、加圧しない場合と比較して、樹脂の粘度が約1/8に低下する。これに対して、熱硬化前のBステージのエポキシ樹脂は、ガラス転移温度Tg以下の条件下では、樹脂を加圧しない場合と同程度に、粘性がなく、加圧しても粘性は生じない。また、このエポキシ系熱硬化型樹脂は、約3〜4の誘電率を有する誘電体である。
配線層14は、絶縁樹脂層12の一方の主表面S1に設けられており、導電材料、好ましくは圧延金属、さらに好ましくは圧延銅、あるいは電解銅により形成される。配線層14には、絶縁樹脂層12側に突起電極16が突出して設けられている。本実施の形態においては、配線層14と突起電極16とは一体的に形成されており、それにより配線層14と突起電極16との接続が確実になっている。ただし、本発明は配線層14と突起電極16とが一体的に形成された構造に限定されない。配線層14の絶縁樹脂層12と反対側の主表面には、配線層14の酸化などを防ぐための保護層18が設けられている。保護層18としては、ソルダーレジスト層などが挙げられる。保護層18の所定の領域には開口部18aが形成されており、開口部18aによって配線層14の一部が露出している。開口部18a内には外部接続電極としてのはんだボール20が形成され、はんだボール20と配線層14とが電気的に接続されている。
ここで、配線層14は、はんだボール20形成領域の配線層14の厚みが、はんだボール20形成領域位置以外の配線層14の厚みよりも薄くされた領域を有している。具体的には、はんだボール20が形成される領域に、突起電極16の突出方向、即ち半導体素子50側に向かって窪んだ形状の凹部14aが形成されている。つまり、はんだボール20を形成する位置の配線層14の厚さが、突起電極16が形成された位置とはんだボール20を形成する位置との間の配線層14に比べて配線層14の厚みが薄くされている。
このように、はんだボール20を形成する位置に対応した配線層14の厚みが薄いことにより、突起電極16と素子電極52の間に加わる応力を緩和することができるとともに
、はんだボール20と接続される配線層14との間の応力集中を緩和することができる。そのため、配線層14とはんだボール20との接続信頼性が向上する。
また、保護層18は、図1に示すように、配線層14に設けられた凹部14aの側壁14bを覆うように形成されている。そのため、保護層18と配線層14との接触面積が広くなることから、保護膜18の剥離が抑制できる。また、はんだボール20を設けるランド(保護層18の開口部18aに露出した配線層14の一部)と配線層14との電気的接続を確実にするためにランドにNi/Auめっき23を行うが、その際にめっき液が保護層18の下側に染み込んで、配線層14から保護層18が剥がれてしまうことを抑制することができる。
さらに、配線層14の凹部14aの側壁14b表面には凹凸が形成されている。そのため、配線層14を覆うように形成されている保護層18がその凹凸に入り込むため保護層18と配線層14との密着性が向上する。
突起電極16はその全体的な形状が円錐状であり、先端に近づくにつれて径が細くなっている。言い換えると、突起電極16の断面形状は側面がテーパ状である。また、突起電極16の頂部面17には金属層22が設けられている。その金属層22としては、Ni/Auめっき層が好適である。
上述の構成を備えた素子搭載用基板10に半導体素子50が搭載されて半導体モジュール30が形成されている。本実施の形態の半導体モジュール30は、素子搭載用基板10の突起電極16と、半導体素子50の素子電極52とが金属層22および金属層55を介して電気的に接続された構造である。
半導体素子50は、半導体基板51と突起電極16のそれぞれに対向する素子電極52とを有する。絶縁樹脂層12に接する側の半導体素子50の主表面には、素子電極52が露出するように開口が設けられた絶縁層53および保護層54が積層されている。素子電極52の表面には、金属層55が被覆されている。半導体基板51の所定箇所にアライメントマーク57が設けられている。また、半導体基板51の裏面には、絶縁層56が設けられている。なお、本願においては、素子電極52だけに加えて、素子電極52と金属層55とを合わせて素子電極と呼ぶものとする。
本実施の形態では、金属層55(素子電極)の表面が保護層54の表面と同一面になっている。他の形態として、金属層55(素子電極)の表面が保護層54の表面に対して凸になっていてもよい。
半導体素子50の具体例としては、集積回路(IC)、大規模集積回路(LSI)などの半導体チップが挙げられる。絶縁層53の具体例としては、SiN膜が挙げられる。保護層54の具体例としては、ポリイミド層が挙げられる。また、素子電極52には、たとえばアルミニウム(Al)が用いられる。金属層55として、Ni/Auめっき層が好適である。絶縁層56の具体例としては、エポキシ樹脂膜が挙げられる。
(半導体素子および半導体モジュールの製造方法)
ここで、半導体素子および半導体モジュールの製造方法について説明する。
図2(A)〜(C)は、半導体素子の形成方法を示す工程断面図である。
まず、図2(A)に示すように、素子電極の一部を構成する素子電極52が設けられた半導体基板51を用意する。半導体基板51はたとえば、Si基板であり、集積回路(I
C)、大規模集積回路(LSI)などが形成されている。素子電極52は、たとえばAlをパターニングすることにより形成することができる。また、半導体基板51の所定位置にアライメントマーク57が設けられている。
次に、図2(B)に示すように、素子電極52の周囲の半導体基板51の表面を被覆するように、フォトリソグラフィ法を用いて絶縁層53および保護層54を形成する。絶縁層53として、たとえば窒化シリコン(SiN)を用いることができる。また、保護層54として、たとえばポリイミドを用いることができる。
次に、図2(C)に示すように、無電解めっき法により素子電極52の上にNi/Auめっき層からなる金属層55を形成する。ここで、金属層55の表面が保護層54の表面と同一平面上となるか、あるいは、金属層55の表面が保護層54の表面に対して凸となるように金属層55の厚さを調整する。以上の工程により、半導体素子50が形成される。
図3(A)〜(D)は、突起電極の形成方法を示す工程断面図である。
図3(A)に示すように、図1に示したような突起電極16の高さと配線層14の厚さとの和より少なくとも大きい厚さを有する金属板としての銅板13を用意する。銅板13の厚さは、たとえば125μmである。
次に、図3(B)に示すように、リソグラフィ法により、突起電極16の形成予定領域に対応したパターンに合わせてレジスト70を選択的に形成する。具体的には、ラミネーター装置を用いて銅板13に所定膜厚のレジスト膜を貼り付け、突起電極16のパターンを有するフォトマスクを用いて露光した後、現像することによって、銅板13の上にレジスト70が選択的に形成される。なお、レジストとの密着性向上のために、レジスト膜のラミネート前に、銅板13の表面に研磨、洗浄等の前処理を必要に応じて施すことが望ましい。
次に、図3(C)に示すように、レジスト70をマスクとして、銅板13に所定のパターンの突起電極16を形成する。
次に、図3(D)に示すように、レジスト70を剥離剤を用いて剥離する。以上説明した工程により、銅板13に突起電極16が形成される。本実施形態の突起電極16における基底部の径、頂部の径、高さは、たとえばそれぞれ、100μmφ〜140μmφ、30μmφ〜50μmφ、15μm〜25μmである。
図4(A)〜(D)は、突起電極の頂部面に金属層を形成する方法を示す工程断面図である。
図4(A)に示すように、ラミネート装置を用いて、突起電極16が設けられた側の銅板13の表面に耐金レジスト60を積層する。
次に、図4(B)に示すように、Oプラズマエッチングを用いて、突起電極16の頂部面17が露出するように耐金レジスト60を薄膜化する。
次に、図4(C)に示すように、無電解めっき法を用いて、突起電極16の頂部面17にNi/Au層からなる金属層22を形成した後、耐金レジスト60を除去する。
次に、図4(D)に示すように、突起電極16が設けられた側と反対側の銅板13の表
面をエッチバックすることにより銅板13を薄膜化した後、レジスト(図示せず)を用いて銅板13の所定領域(アライメントマーク及び配線層14の凹部14a)をエッチングすることにより凹部62及び14aを形成する。
アライメントマークの形成工程と同時に銅板13をエッチングすることにより、ランドに対応した箇所の配線層14の厚みを薄くして凹部14aを形成することができるので、新たな工程増加によるコストの増大はない。
なお、凹部14a形成のエッチングにより凹部14aの側壁14b表面には、凹部14の底面14cの表面に比べて表面は凹凸の高さが大きくなっている。それは、たとえば配線層14の材料として圧延銅を用いることにより実現可能である。側壁14b表面の凹凸の高さは約0.5μm〜約1μm程度であり、底面14cの表面の凹凸の高さは約0.1μm〜約0.2μm程度である。
図5(A)〜(B)は、突起電極の頭出し方法を示す工程断面図である。
図5(A)に示すように、真空ラミネート法を用いて、突起電極16が設けられた側の銅板13の表面に絶縁樹脂層12を積層する。絶縁樹脂層12としては、たとえば、エポキシ系熱硬化型樹脂を用いることができる。
次に、図5(B)に示すように、Oプラズマエッチングを用いて、突起電極16の頂部面17に設けられた金属層22が露出するように絶縁樹脂層12を薄膜化する。本実施の形態では、金属層22の表面としてAuが露出する。
図6(A)〜(C)は、半導体素子と突起電極が設けられた基板(素子搭載用基板)との貼り合わせ方法を示す工程断面図である。
図6(A)に示すように、アライメント装置などを用いて、銅板13に設けられた凹部62と半導体基板51に設けられたアライメントマーク57とを位置合わせする。
次に、図6(C)に示すように、半導体素子50の裏面に銅箔72付きの絶縁層56を貼り合わせつつ、絶縁樹脂層12および金属層22と半導体素子50とを真空圧着により貼り合わせる。本実施の形態では、素子搭載用基板10側の突起電極16に設けられた金属層22と半導体素子50側の素子電極52に設けられた金属層55との間で金−金接合が生じる。また、半導体素子50の裏面に銅箔72付きの絶縁層56を貼り合わせておくことにより、銅板13による反りが銅箔72の反りによって相殺されるため、全体として反りの発生を抑制することができる。銅箔72の厚さは、銅板13の厚さと同等であることが望ましい。
図7(A)〜(B)は、再配線加工を示す工程断面図である。
図7(A)に示すように、フォトリソグラフィ法およびエッチング法を用いて銅板13を選択的に除去することにより、配線層14(再配線層ともいう)を形成する。
次に、図7(B)に示すように、配線層14および絶縁樹脂層12の上に保護層(フォトソルダーレジスト層)18を積層した後、フォトリソグラフィ法により保護層18の所定領域(はんだボール搭載領域)に開口部18aを設け、Ni/Au膜23を形成し、そののち、この開口部18aにスクリーン印刷法によりはんだボール20を搭載する。
以上の工程により、実施の形態に係る半導体モジュール30を製造することができる。
なお、以上の工程をウエハレベルで行う場合には、ダイシングにより個片化を行う。
以上のように、配線層14に凹部14aを形成することにより、その部分の配線層14の厚みが薄くなるため、配線層14とはんだボール20と接続信頼性が向上する。また、配線層18に設ける凹部18aの形成は、上述の通り、アライメントマーク57の形成と同時にできるため、新たな工程を追加する必要がないことから、半導体モジュール30の製造コストが増大することがない。
(実施の形態2)
次に、本発明の半導体モジュールを備えた携帯機器について説明する。なお、携帯機器として携帯電話に搭載する例を示すが、たとえば、個人用携帯情報端末(PDA)、デジタルビデオカメラ(DVC)、及びデジタルスチルカメラ(DSC)といった電子機器であってもよい。
図8は本発明の実施の形態に係る半導体モジュール30を備えた携帯電話の構成を示す図である。携帯電話111は、第1の筐体112と第2の筐体114が可動部120によって連結される構造になっている。第1の筐体112と第2の筐体114は可動部120を軸として回動可能である。第1の筐体112には文字や画像等の情報を表示する表示部118やスピーカ部124が設けられている。第2の筐体114には操作用ボタンなどの操作部122やマイク部126が設けられている。なお、本発明の各実施形態に係る半導体モジュール30はこうした携帯電話111の内部に搭載されている。
図9は図8に示した携帯電話の部分断面図(第1の筐体112の断面図)である。本発明の実施の形態に係る半導体モジュール30は、はんだボール20を介してプリント基板128に搭載され、こうしたプリント基板128を介して表示部118などと電気的に接続されている。また、半導体モジュール30の裏面側(はんだボール20とは反対側の面)には金属基板などの放熱基板116が設けられ、たとえば、半導体モジュール30から発生する熱を第1の筐体112内部に篭もらせることなく、効率的に第1の筐体112の外部に放熱することができるようになっている。
本発明の実施形態に係る半導体モジュール30によれば、半導体モジュール30のプリント配線基板への実装信頼性が向上する。そのため、こうした半導体モジュール30を搭載した本実施形態に係る携帯機器については、その信頼性が向上する。
たとえば、上述の実施形態では、素子搭載用基板の配線層は単層であったが、これに限定されず、配線層はさらに多層化したものであってもよい。
また、上述の実施形態では、素子搭載用基板10の突起電極16と、半導体素子50の素子電極52とが金−金接合を介して電気的に接続されているが、金−スズ接合により電気的に接続されていてもよい。
また、本発明の構成は、ウエハレベルCSP(Chip Size Package)プロセスと呼ばれる半導体パッケージの製造プロセスに適用することができる。これによれば、半導体モジュールの薄型化・小型化を図ることができる。
10 素子搭載用基板、12 絶縁樹脂層、14 配線層、14a 凹部、16 突起電極、18 保護層、20 はんだボール、30 半導体モジュール、50 半導体素子、52 素子電極、54 保護層。

Claims (5)

  1. 一方面側に突出した突起電極を有し、他方面側に外部接続電極形成領域を有する配線層を備えた素子搭載用基板であって、
    前記外部接続電極形成領域の前記配線層が、前記外部接続電極形成領域以外の前記配線層よりも薄膜化されていることを特徴とする素子搭載用基板。
  2. 前記外部接続電極形成領域の前記配線層には、前記突起電極の突出した方向に窪んだ凹部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の素子搭載用基板。
  3. さらに、前記配線層の前記凹部の側壁を覆う保護膜を備えていることを特徴とする請求項2に記載の素子搭載用基板。
  4. 半導体素子と、
    請求項1〜3に記載の素子搭載用基板と、
    を備えたことを特徴とする半導体モジュール。
  5. 請求項4項に記載の半導体モジュールを搭載することを特徴とする携帯機器。
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