JP2011079600A - ケース型粉粒体フローコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンベヤケースのケース上側からケース下側に向けて組み込んだ供給部内のコンベヤチェーンの下部走行部分に粉粒体を確実且つ円滑に落とし込んで取り込ませるとともに、粉粒体の詰まりを自動的に解消して円滑に連続搬送するケース型粉粒体フローコンベヤを提供すること。
【解決手段】コンベヤケース110内を垂直回りで循環走行するコンベヤチェーンとコンベヤケース110の供給部111内に画成された落下供給域Sでコンベヤチェーンの上部走行部分140bを覆うチェーンカバー150とを備え、コンベヤチェーンの下部走行部分140aに粉粒体Mを取り込ませる取り込み口形成側壁111cの高さ寸法H1が、供給部111内のケース下側を掻き寄せ搬送するコンベヤチェーンの粉粒体掻き寄せアタッチメント142の高さ寸法H2より低く設定されているケース型粉粒体フローコンベヤ。
【選択図】図2

Description

本発明は、セメント、化学物質、肥料、穀物、木屑などのバラ物と称する粉粒体を搬送するフローコンベヤに関するものであって、特に、搬送ラインに沿って横設されたコンベヤケース内で粉粒体を掻き寄せる複数の掻き寄せアタッチメントを取り付けたコンベヤチェーンを用いて粉粒体を掻き寄せ搬送するケース型粉粒体フローコンベヤに関するものである。
従来、セメント、化学物質、肥料、穀物、木屑などのバラ物と称する粉粒体を搬送ラインに沿って横設されたコンベヤケース内で粉粒体を掻き寄せる複数の掻き寄せアタッチメントを取り付けたコンベヤチェーンを用いて粉粒体を掻き寄せ搬送するケース型粉粒体フローコンベヤが知られている。
このような従来のケース型粉粒体フローコンベヤとして、例えば、図8に示すように、コンベヤ前後方向に長い機筐の中間部に、上部を側方へ張出させて張出し漏斗501に形成した供給筒502を設け、この供給筒502の張出し漏斗501内にチェンカバー503を装設してその張出し漏斗501とチェンカバー503の側壁間に流下路504を、下縁間に供給口505をそれぞれ設けるとともに、搬送チェン506の上方片をチェンカバー503内に位置させ、供給口505を搬送チェン506の上方片と下方片の間において供給筒502の本体内に臨ませた横送りチエンコンベヤ500が採用されている。
特開昭60−228311号公報(特許請求の範囲、図3)
前述したような従来の横送りチエンコンベヤ500では、図8に示すように、張出し漏斗501とチェンカバー503の側壁間に形成される流下路504が狭くなっていることにより、供給筒502に供給される粉粒体Mが流下路504に徐々に滞留して詰まる、所謂、ブリッジBを発生して粉粒体Mの搬送が滞るため、搬送能力を著しく低下させるという問題があった。
また、このようなブリッジ現象が流下路504に生じた場合には、このブリッジBを人手により崩して粉粒体Mの詰まりによる搬送障害を解消するメンテナンス作業を要するため、搬送作業が中断し、充分な稼働効率を達成することができないという問題があった。
しかも、前述した供給筒502に供給した粉粒体Mを供給筒502を経て粉粒体搬出側の筒体(図示せず)に移行させる際に、機筐の粉粒体搬出側に設けた筒体に連通して開口する前方壁が粉粒体Mの搬送障害となり、粉粒体Mが前方壁の開口部分で滞留して詰まり、搬送能力を著しく低下させるという問題があった。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、コンベヤケースのケース上側からケース下側に向けて組み込んだ供給部内のコンベヤチェーンの下部走行部分に粉粒体を確実且つ円滑に落とし込んで取り込ませるとともに、供給部内における粉粒体の詰まりを自動的に解消して円滑に連続搬送するケース型粉粒体フローコンベヤを提供することである。
請求項1に係る本発明は、粉粒体を落下供給する幅広の供給部をケース上側からケース下側に向けて組み込んで搬送ラインに沿って横設した長尺状のコンベヤケースと、該コンベヤケース内を垂直回りで循環走行するチェーン本体に複数の粉粒体掻き寄せアタッチメントを取り付けたコンベヤチェーンとを備え、該コンベヤチェーンの下部走行部分が前記コンベヤケース内のケース下側で粉粒体を掻き寄せ搬送するとともに前記コンベヤチェーンの上部走行部分が前記コンベヤケース内のケース上側を戻り走行するケース型粉粒体フローコンベヤにおいて、前記粉粒体の供給部が、前記コンベヤケースのケース上側でケース幅より幅広に対向配置した左右一対の供給口形成側壁と、該供給口形成側壁にそれぞれ連結して粉粒体をケース上側からケース下側へ誘導収集する左右一対の傾斜側壁と、該傾斜側壁にそれぞれ連結してコンベヤチェーンの下部走行部分の両側までそれぞれ近接配置した状態でコンベヤチェーンの下部走行部分に粉粒体を取り込ませる取り込み口形成側壁とで少なくとも形成されているとともに、前記取り込み口形成側壁の高さ寸法が、前記コンベヤケース内のケース下側を掻き寄せ搬送させる粉粒体掻き寄せアタッチメントの高さ寸法より低く設定されていることにより、前述したような課題を解決したものである。
請求項2に係る本発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、前記粉粒体の流れをコンベヤケースの供給部から粉粒体搬出側へ横曲がりで飲み込み誘導する横曲がり誘導面が、前記供給部の一部を形成する粉粒体搬出側の前方壁と前記取り込み口形成側壁に連続する粉粒体搬出側の搬出路形成側壁とを一部切り欠いて形成されていることにより、前述したような課題をさらに解決したものである。
請求項3に係る本発明は、請求項1または請求項2に係る発明の構成に加えて、前記粉粒体の流れをコンベヤケースの供給部から粉粒体搬出側へ垂直曲がりで飲み込み誘導する垂直曲がり誘導面が、前記供給部の一部を形成する粉粒体搬出側の前方壁と前記供給部に連続する粉粒体搬出側の搬出路形成天井壁とを一部切り欠いて形成されていることにより、前述したような課題をさらに解決したものである。
請求項4に係る本発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明の構成に加えて、前記粉粒体掻き寄せアタッチメントが、前記チェーン本体の両側から中央に向けて抱持状に突出形成されていることにより、前述したような課題をさらに解決したものである。
請求項5に係る本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明の構成に加えて、前記コンベヤチェーンの上部走行部分を覆うチェーンカバーと前記コンベヤチェーンの上部走行側部分を走行案内するガイドレールとが、前記コンベヤケースの供給部内に画成された落下供給域に架設されていることにより、前述したような課題をさらに解決したものである。
請求項6に係る本発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに係る発明の構成に加えて、前記チェーンカバーのカバー幅が、前記チェーン本体の組み付け幅より幅広で前記粉粒体掻き寄せアタッチメントの突出幅より幅狭に形成されていることにより、前述したような課題をさらに解決したものである。
そこで、本発明のケース型粉粒体フローコンベヤは、粉粒体を落下供給する幅広の供給部をケース上側からケース下側に向けて組み込んで搬送ラインに沿って横設した長尺のコンベヤケースとこのコンベヤケース内を垂直回りで循環走行するチェーン本体に複数の粉粒体掻き寄せアタッチメントを取り付けたコンベヤチェーンとを備え、コンベヤチェーンの下部走行部分がコンベヤケース内のケース下側で粉粒体を掻き寄せ搬送するとともにコンベヤチェーンの上部走行部分がコンベヤケース内のケース上側を戻り走行することにより、コンベヤケースの供給部から落下供給した粉粒体をケース外に拡散させることなく密集状態でコンベヤチェーンの粉粒体掻き寄せアタッチメントにより掻き寄せながら粉粒体搬出側へ搬送することができるばかりでなく、以下のような本発明に特有の効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に係る本発明のケース型粉粒体フローコンベヤによれば、粉粒体の供給部が、コンベヤケースのケース上側でケース幅より幅広に対向配置した左右一対の供給口形成側壁とこの供給口形成側壁にそれぞれ連結した左右一対の傾斜側壁とこの傾斜側壁にそれぞれ連結した左右一対の取り込み口形成側壁とで少なくとも形成されていることにより、粉粒体が供給部内のケース上側からケース下側に向けて組付けられた供給口形成側壁と傾斜側壁とを順次介して取り込み口形成側壁に至るまで粉粒体の落下自重によって誘導収集されるため、粉粒体をケース下側を走行するコンベヤチェーンの下部走行部分に円滑に落とし込んで取り込ませることができる。
そして、粉粒体を取り込む取り込み口形成側壁がコンベヤチェーンの下部走行部分の両側までそれぞれ近接配置した状態で形成されていることにより、粉粒体をコンベヤチェーンの下部走行部分に分散することなく集約的に収集させるため、供給部内のケース下側で粉粒体をコンベヤチェーンの下部走行部分に確実に落とし込んで取り込むことができる。
また、取り込み口形成側壁の高さ寸法が粉粒体掻き寄せアタッチメントの高さ寸法より低く設定されていることにより、コンベヤケース内のケース下側に「ブリッジ」と称する粉粒体の詰まりが生じても、粉粒体掻き寄せアタッチメントが取り込み口形成側壁より上方に突出して粉粒体のブリッジの底部を掻き切って寸断するため、ケース下側の粉粒体に生じるブリッジが自動的に崩されて粉粒体の詰まりがない連続した円滑な連続搬送を実現できるとともに粉粒体の詰まりを解消するためのメンテナンス作業を回避できる。
さらに、請求項2に係る本発明は、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、粉粒体の流れをコンベヤケースの供給部から粉粒体搬出側へ横曲がりで飲み込み誘導する横曲がり誘導面が供給部の一部を形成する粉粒体搬出側の前方壁と取り込み口形成側壁に連続する粉粒体搬出側の搬出路形成側壁とを一部切り欠いて形成されていることにより、コンベヤケースの供給部から粉粒体搬出側へ移行する粉粒体の流れが急激に狭められることなく緩やかに横曲がりするため、コンベヤケース内の粉粒体搬出側に向かう粉粒体の詰まりがない連続した円滑な連続搬送を実現できるとともに粉粒体搬出側手前部分における粉粒体の詰まりを解消するためのメンテナンス作業を回避できる。
請求項3に係る本発明は、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、粉粒体の流れをコンベヤケースの供給部から粉粒体搬出側へ垂直曲がりで飲み込み誘導する垂直曲がり誘導面が供給部の一部を形成する粉粒体搬出側の前方壁と供給部に連続する粉粒体搬出側の搬出路形成天井壁とを一部切り欠いて形成されていることにより、コンベヤケースの供給部から粉粒体搬出側へ移行する粉粒体の流れが急激に狭められることなく緩やかに垂直曲がりするため、コンベヤケース内の粉粒体搬出側に向かう粉粒体の詰まりがない連続した円滑な連続搬送を実現できるとともに粉粒体搬出側手前部分における粉粒体の詰まりを解消するためのメンテナンス作業を回避できる。
請求項4に係る本発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、粉粒体掻き寄せアタッチメントがチェーン本体の両側から中央に向けて抱持状に突出形成されていることにより、粉粒体掻き寄せアタッチメントが粉粒体のブリッジを抵抗なく垂直および水平に掻き切って寸断するため、落下供給域に生じる粉粒体のブリッジを瞬時に崩して粉粒体の詰まりを完全に解消できる。
請求項5に係る本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、コンベヤチェーンの上部走行部分を覆うチェーンカバーとコンベヤチェーンの上部走行側部分を走行案内するガイドレールとがコンベヤケースの供給部内に画成された落下供給域に架設されていることにより、この落下供給域へ供給された粉粒体が落下供給域のガイドレールに引っ掛かることなくスムースに擦り抜けて、あるいは、引っ掛かってもコンベヤチェーンの上部走行部分により振り落とされてコンベヤチェーンの下部走行部分へ容易に落下して搬送に供せられるため、供給部内の落下供給域へ供給された粉粒体がチェーン本体やガイドレールの上に滞留したり堆積したりすることを回避できる。
また、請求項6に係る本発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、チェーンカバーのカバー幅がチェーン本体の組み付け幅より幅広に形成されていることにより、チェーンカバーがチェーン本体の上方域を確実に覆うため、供給部内の落下供給域へ供給した粉粒体がケース上側のチェーン本体上へ直に落下して滞留したり堆積したりすることを回避できるとともにチェーン本体内へ微細粉の侵入を防止してチェーン機能を長期に亙って確保できる。
そして、チェーンカバーのカバー幅が粉粒体掻き寄せアタッチメントの突出幅より幅狭に形成されていることにより、粉粒体掻き寄せアタッチメントがチェーンカバーから両側に突出した状態でコンベヤチェーンの上部走行部分を順次走行するため、コンベヤケースの落下供給域に「ブリッジ」と称する粉粒体の詰まりがケース上側のチェーンカバーを跨いで垂れ下がった状態で生じても、粉粒体掻き寄せアタッチメントが粉粒体からなるブリッジの垂れ下がり部分を増殖させることなく掻き切って寸断するため、落下供給域のケース上側に生じる粉粒体のブリッジを自動的かつ確実に崩して粉粒体の詰まりがない連続した更に一層の円滑な搬送を実現できる。
本発明の一実施例であるケース型粉粒体フローコンベヤの側面図。 図1のX1−X1線位置で矢印方向に見た断面図。 ケース型粉粒体フローコンベヤ100の供給領域における平面図。 図1のX2−X2線位置で矢印方向に見た断面図。 本実施例で使用するコンベヤチェーンの斜視図。 ケース下側における横曲がり誘導面の配置形態を説明する図。 ケース下側における垂直曲がり誘導面の配置形態を説明する図。 従来の横送りチエンコンベヤの断面図。
本発明は、粉粒体を落下供給する幅広の供給部をケース上側からケース下側に向けて組み込んで搬送ラインに沿って横設した長尺状のコンベヤケースと、このコンベヤケース内を垂直回りで循環走行するチェーン本体に複数の粉粒体掻き寄せアタッチメントを取り付けたコンベヤチェーンとを備え、コンベヤチェーンの下部走行部分がコンベヤケース内のケース下側で粉粒体を掻き寄せ搬送するとともにコンベヤチェーンの上部走行部分がコンベヤケース内のケース上側を戻り走行するケース型粉粒体フローコンベヤにおいて、粉粒体の供給部がコンベヤケースのケース上側でケース幅より幅広に対向配置した左右一対の供給部形成側壁とこの供給部形成側壁にそれぞれ連結して粉粒体をケース上側からケース下側へ誘導収集する左右一対の傾斜側壁とこの傾斜側壁にそれぞれ連結してコンベヤチェーンの下部走行部分の両側までそれぞれ近接配置した状態でコンベヤチェーンの下部走行部分に粉粒体を取り込ませる取り込み口形成側壁とで少なくとも形成されているとともに、取り込み口形成側壁の高さ寸法がコンベヤケース内のケース下側を掻き寄せ搬送させる粉粒体粉粒体掻き寄せアタッチメントの高さ寸法より低く設定され、コンベヤケースに組み込んだ供給部内のケース上側からケース下側のコンベヤチェーンに粉粒体を確実且つ円滑に落とし込んで取り込ませるとともに、供給部内における粉粒体の詰まりを自動的に解消して円滑に連続搬送するものであれば、その具体的な態様は、如何なるものであっても構わない。
すなわち、本発明のケース型粉粒体フローコンベヤに用いるコンベヤチェーンの具体的なチェーン形態としては、チェーン本体に粉粒体掻き寄せアタッチメントを組み付けたものであれば良く、例えば、チェーン本体は、ローラチェーンあるいはブシュチェーンのいずれであっても差し支えなく、また、粉粒体掻き寄せアタッチメントは、チェーン本体の両側に左右対称、あるいは、千鳥状に交互に組み付けても差し支えない。
また、粉粒体掻き寄せアタッチメントの具体的形態については、コンベヤチェーンの下部走行部分においてコンベヤケースとの摺接抵抗を生じることなくコンベヤケース内の粉粒体を掻き寄せながら搬出側へ搬送するとともにコンベヤチェーンの上部走行部分において粉粒体のブリッジを抵抗なく掻き切って寸断するものであれば、いかなる形態であっても良く、例えば、チェーン本体の両側から左右に向けてL字状に突出形成されたリブ部材からなるものであれば、粉粒体のブリッジを抵抗なく垂直に掻き切って寸断し、落下供給域に生じる粉粒体のブリッジを崩すことが可能となり、また、チェーン本体の両側から中央に向けて抱持状に突出形成されたリブ部材からなるものであれば、粉粒体のブリッジを抵抗なく垂直および水平に掻き切って寸断し、落下供給域に生じる粉粒体のブリッジを瞬時に崩すことが可能である。
さらに、本発明のケース型粉粒体フローコンベヤに用いるチェーンカバーの具体的な形態については、チェーン本体の上方域を確実に覆うものであれば、いかなる形態であっても良く、例えば、合掌型に組付けられた左右の傾斜板で構成されている場合には、コンベヤケースの供給部から供給された粉粒体がチェーンカバー上に落下してもチェーンカバー上で滑落し易く、チェーンカバーが落下供給域のケース上側に設けられていても粉粒体の堆積や滞留を回避するとともに粉粒体からなるブリッジの増殖を抑制することが可能である。
すなわち、本発明のケース型粉粒体フローコンベヤに用いるチェーンカバーのカバー幅は、チェーン本体の組み付け幅より幅広に形成され、チェーン本体の上方域を確実に覆うようになっている。
そして、チェーンカバーのカバー幅は、粉粒体掻き寄せアタッチメントの突出幅より幅狭に形成され、粉粒体掻き寄せアタッチメントをチェーンカバーから両側に突出させた状態でコンベヤチェーンの上部走行部分を走行させるようになっているのが望ましい。
これにより、供給部内の落下供給域に「ブリッジ」と称する粉粒体の詰まりがチェーンカバーを跨いで垂れ下がった状態で生じても、粉粒体掻き寄せアタッチメントがケース上側に生じるブリッジの垂れ下がり部分を増殖させることなく掻き切って寸断するので、落下供給域のケース上側に生じる粉粒体のブリッジを自動的かつ確実に崩して粉粒体の詰まりがない連続した円滑な搬送を行う。
さらに、本発明のケース型粉粒体フローコンベヤに用いるコンベヤケースの具体的な形態については、粉粒体を落下供給する幅広の供給部をケース上側からケース下側に向けて組み込んで搬送ラインに沿って横設するとともに粉粒体を掻き寄せる複数の粉粒体掻き寄せアタッチメントを取り付けたコンベヤチェーンを垂直回りで循環走行させることが可能であれば如何なるケース形態であっても良い。
さらに、その供給部の具体的な形態については、コンベヤケースのケース上側でケース幅より幅広に対向配置した左右一対の供給部形成側壁とこの供給部形成側壁にそれぞれ連結して粉粒体をケース上側からケース下側へ誘導収集する左右一対の傾斜側壁とこの傾斜側壁にそれぞれ連結してコンベヤチェーンの下部走行部分の両側までそれぞれ近接配置した状態でコンベヤチェーンの下部走行部分に粉粒体を取り込ませる取り込み口形成側壁とこれらの供給部形成側壁と傾斜側壁とに連結して供給部の一部を囲繞する前方壁とで少なくとも形成されていれば、如何なる形態であっても良く、例えば、コンベヤケース内の落下供給域がコンベヤチェーンの上部走行部分から下部走行部分に向けて狭小化するように形成すると、コンベヤケースの供給部から落下供給域へ供給された粉粒体が落下供給域内のコンベヤチェーンの上部走行部分から下部走行部分へ集約的に落下することが可能である。
以下、本発明の一実施例であるケース型粉粒体フローコンベヤ100を図1乃至図7に基づいて説明する。
ここで、図1は、本実施例であるケース型粉粒体フローコンベヤ100の正面図であり、図2は、図1のX1−X1線位置で矢印方向に見た断面図であり、図3は、ケース型粉粒体フローコンベヤ100の供給領域における平面図であり、図4は、図1のX2−X2線位置で矢印方向に見た断面図であり、図5は、本実施例のケース型粉粒体フローコンベヤで使用するコンベヤチェーンの斜視図であり、図6は、ケース下側における横曲がり誘導面の配置形態を説明する図であり、図7は、ケース下側における垂直曲がり誘導面の配置形態を説明する図である。
まず、本発明の一実施例であるケース型粉粒体フローコンベヤ100は、図1に示すように、粉粒体Mを落下供給する供給部111をケース上側からケース下側に向けて組み込んで搬送ラインに沿って横設したコンベヤケース110と、このコンベヤケース110内の駆動スプロケット120と従動スプロケット130に巻き掛けられて垂直回りで循環走行するコンベヤチェーン140とを備えている。
これにより、コンベヤケース110の供給部内111に落下供給された粉粒体Mが、ケース外に拡散することなく密集状態で、コンベヤチェーン140により粉粒体搬出側へ搬送されるようになっている。
ここで、図1における符号112は、コンベヤケース110の粉粒体搬出側下方に配置されてコンベヤチェーン140により搬送された粉粒体Mをケース外に排出する排出口であり、符号140aは、従動スプロケット130から駆動スプロケット120に向かって走行しながら粉粒体Mを搬送するコンベヤチェーン140の下部走行部分であり、符号140bは、駆動スプロケット120から従動スプロケット130に向かって走行するコンベヤチェーン140の上部走行部分である。
そして、図2乃至図3に示すように、コンベヤケース110の供給部111内に画成される落下供給域Sのケース上側には、コンベヤチェーン140の上部走行部分140bを覆うチェーンカバー150と、コンベヤチェーン140の上部走行部分140bを走行案内するガイドレール160を備えている。
また、本実施例における供給部111内の落下供給域Sは、図2に示すように、コンベヤチェーン140の上部走行部分140bから下部走行部分140aに向けて狭小化しており、落下供給された粉粒体Mがコンベヤチェーン140の上部走行部分140bを通り抜けて下部走行部分140aに向かって集約的に落下するように構成されている。
これにより、コンベヤチェーン140の下部走行部分140aにおいて、粉粒体Mが効率的に掻き寄せられながら粉粒体搬出側へ搬送されるようになっている。
他方、図4に示すように、前述したケース型粉粒体フローコンベヤ100の供給領域を除くケース前後領域には、コンベヤケース110内をそれぞれ上下に区画する上部仕切り板113と粉粒体搬出側の搬出路形成天井壁114とが配置され、コンベヤチェーン140の下部走行部分140aと上部走行部分140bとを相互に隔離封止するように構成されている。
なお、図4に示す符号115は、コンベヤケース110の上部に配置されたケース天板であり、符号116は、コンベヤケース110の下部に配置されたケース底板であり、符号117は、コンベヤケース110の側部に配置されたケース側板である。
また、本実施例のケース型粉粒体フローコンベヤ100に用いたコンベヤチェーン140は、図5に示すように、通常のローラチェーンで構成されてコンベヤケース110内を垂直回りで循環走行するチェーン本体141とこのチェーン本体141の両側にそれぞれ取り付けられて粉粒体Mを掻き寄せる粉粒体掻き寄せアタッチメント142とを備えている。
さらに、この粉粒体掻き寄せアタッチメント142は、チェーン本体141の両側から中央に向けて抱持状に突出して形成されたリブ部材から構成されている。
これにより、粉粒体掻き寄せアタッチメント142が、粉粒体MのブリッジBを抵抗なく垂直および水平に掻き切って寸断するため、落下供給域Sのケース上側やケース下側に生じた粉粒体MからなるブリッジBを瞬時に崩して粉粒体Mの詰まりを完全に解消している。
さらに、本実施例のケース型粉粒体フローコンベヤ100におけるチェーンカバー150は、図2に示すように、供給部111内に画成された落下供給域Sのケース上側で左右の傾斜板を合掌型に組付けるとともにチェーンカバー150のカバー幅W1をチェーン本体141の組み付け幅W2より幅広に形成し、コンベヤチェーン140の上部走行部分140bを覆うように設けられている。
これにより、供給部111の上方から供給された粉粒体Mがケース上側のチェーンカバー150上に落下しても左右の傾斜板からなるチェーンカバー150上で滑落し易くなっているため、チェーンカバー150が落下供給域Sのケース上側に設けられていても、この落下供給域Sのケース上側において粉粒体Mの堆積や滞留を回避するとともに粉粒体MからなるブリッジBの増殖を抑制している。
また、チェーンカバー150のカバー幅W1は、粉粒体掻き寄せアタッチメント142の突出幅W3より幅狭に形成され、粉粒体掻き寄せアタッチメント142をチェーンカバー150から両側に突出させた状態でコンベヤチェーン140の上部走行部分140bを走行させるようになっている。
これにより、供給部111内の落下供給域Sに「ブリッジB」と称する粉粒体Mの詰まりがケース上側のチェーンカバー150を跨いで垂れ下がった状態で生じても、粉粒体掻き寄せアタッチメント142がブリッジBの垂れ下がり部分を増殖させることなく掻き切って寸断するので、落下供給域Sのケース上側に生じる粉粒体MのブリッジBを自動的かつ確実に崩して粉粒体Mの詰まりがない連続した円滑な搬送を行うようになっている。
そして、本実施例のケース型粉粒体フローコンベヤ100におけるガイドレール160は、図2に示すように、供給部111内の落下供給域Sのケース上側に架設されて、駆動スプロケット120から従動スプロケット130に向かって走行するコンベヤチェーン140の上部走行部分140bを支持して案内するように設けている。
これにより、供給部111内の落下供給域Sへ供給した粉粒体Mが落下供給域Sのガイドレール160に引っ掛かることなくスムースに擦り抜けて、あるいは、引っ掛かってもコンベヤチェーン140の上部走行部分140bによりケース下側へ振り落とされてコンベヤチェーン140の下部走行部分140aへ容易に落下して搬送に供せられ、供給部111の上方から落下供給域Sへ供給された粉粒体Mがケース上側のチェーン本体141やガイドレール160の上に滞留したり堆積したりすることを回避している。
そこで、本実施例のケース型粉粒体フローコンベヤ100が最も特徴とする供給部111の具体的な配置形態について、図6乃至図7に基づいて以下に詳しく説明する。
すなわち、上述した供給部111は、コンベヤケース110のケース上側でケース幅より幅広に対向配置した左右一対の供給口形成側壁111aとこれらの供給口形成側壁111aにそれぞれ連結した左右一対の傾斜側壁111bとこれらの傾斜側壁111bにそれぞれ連結した左右一対の取り込み口形成側壁111cとで少なくとも形成されている。
これにより、粉粒体Mが供給部111内のケース上側からケース下側に向けて組付けられた供給口形成側壁111aと傾斜側壁111bとを順次介して取り込み口形成側壁111cに至るまで粉粒体Mの落下自重によって誘導収集されるため、粉粒体Mがケース下側を走行するコンベヤチェーン140の下部走行部分140aに円滑に落とし込まれて取り込まれるようになっている。
そして、粉粒体Mを取り込む取り込み口形成側壁111aが、コンベヤチェーン140の下部走行部分140aの両側までそれぞれ近接配置した状態で形成されている。
これにより、粉粒体Mがコンベヤチェーン140の下部走行部分140aに分散することなく集約的に収集されるため、粉粒体Mがコンベヤチェーン140の下部走行部分140aに確実に落とし込まれて取り込まれるようになっている。
また、取り込み口形成側壁111cの高さ寸法H1が粉粒体掻き寄せアタッチメント142の高さ寸法H2より低く設定されていることにより、コンベヤケース110内のケース下側に「ブリッジ」と称する粉粒体Mの詰まりが生じても、粉粒体掻き寄せアタッチメント142が取り込み口形成側壁111cより上方に突出して粉粒体Mのブリッジの底部を掻き切って寸断するようになっている。
このため、本実施例では、ケース下側の粉粒体Mに生じるブリッジが自動的に崩されて粉粒体Mの詰まりがない連続した円滑な連続搬送を実現するとともに粉粒体Mの詰まりを解消するためのメンテナンス作業を回避することが可能になっている。
さらに、粉粒体Mの流れをコンベヤケース110の供給部111から粉粒体搬出側へ横曲がりで飲み込み誘導する横曲がり誘導面111eが、供給部111の一部を形成する粉粒体搬出側の前方壁111dと取り込み口形成側壁111cに連続する粉粒体搬出側の搬出路形成側壁117aとを一部切り欠いて形成されている。
この横曲がり誘導面111eにより、コンベヤケース110の供給部111から粉粒体搬出側へ移行する粉粒体Mの流れが急激に狭められることなく緩やかに横曲がりするため、コンベヤケース110内の粉粒体搬出側に向かう粉粒体Mの詰まりがない連続した円滑な連続搬送を実現するとともに粉粒体搬出側手前部分における粉粒体Mの詰まりを解消するためのメンテナンス作業を回避することが可能になっている。
また、粉粒体Mの流れをコンベヤケース110の供給部111から粉粒体搬出側へ垂直曲がりで飲み込み誘導する垂直曲がり誘導面111fが、供給部111の一部を形成する粉粒体搬出側の前方壁111dと供給部111に連続する粉粒体搬出側の搬出路形成天井壁114とを一部切り欠いて形成されている。
この垂直曲がり誘導面111fにより、コンベヤケース110の供給部111からコンベヤケース110の粉粒体搬出側へ移行する粉粒体Mの流れが急激に狭められることなく緩やかに垂直曲がりするため、コンベヤケース110内の粉粒体搬出側に向かう粉粒体Mの詰まりがない連続した円滑な連続搬送を実現するとともに粉粒体搬出側手前部分における粉粒体Mの詰まりを解消するためのメンテナンス作業を回避することが可能になっている。
本発明の一実施例であるケース型粉粒体フローコンベヤ100は、以下のように作動する。
図2に示すように、供給部111内の落下供給域Sがコンベヤチェーン140の上部走行部分140bから下部走行部分140aに向けて狭小化するように形成されているため、供給部111の落下供給域Sに供給された粉粒体Mが落下供給域Sのコンベヤチェーン140の上部走行部分140bから下部走行部分140aへ集約的に落下して、チェーン本体141の両側にそれぞれ突出する粉粒体掻き寄せアタッチメント142により下部走行部分140bにおいてコンベヤケース110との摺接抵抗を生じることなくコンベヤケース110内の粉粒体Mを掻き寄せながら粉粒体搬出側へ搬送する。
このとき、チェーンカバー150のカバー幅W1が粉粒体掻き寄せアタッチメント142の突出幅W3より幅狭に形成されているため、供給部111内の落下供給域Sに「ブリッジB」と称する粉粒体Mの詰まりがケース上側のチェーンカバー150を跨いで垂れ下がった状態で生じても、リブ部材からなる粉粒体掻き寄せアタッチメント142が粉粒体MからなるブリッジBの垂れ下がり部分を増殖させることなく掻き切って寸断する。
しかも、粉粒体掻き寄せアタッチメント142がチェーン本体141の両側から中央に向けて抱持状に突出形成されているため、粉粒体MのブリッジBを抵抗なく垂直および水平に掻き切って寸断するので、落下供給域Sのケース上側に生じる粉粒体MのブリッジBを自動的かつ確実に崩す。
そして、粉粒体Mの供給部111が、ケース幅より幅広に対向配置した左右一対の供給口形成側壁111aとこれらの供給口形成側壁111aにそれぞれ連結した左右一対の傾斜側壁111bとこれらの傾斜側壁111bにそれぞれ連結した左右一対の取り込み口形成側壁111cとで少なくとも形成されているため、粉粒体Mが供給部111内のケース上側からケース下側に向けて組付けられた供給口形成側壁111aと傾斜側壁111bとを順次介して取り込み口形成側壁111cに至るまで粉粒体Mの落下自重によって誘導収集される。
そして、粉粒体Mを取り込む取り込み口形成側壁111cがコンベヤチェーン140の下部走行部分140aの両側までそれぞれ近接配置した状態で形成されているため、粉粒体Mがコンベヤチェーン140の下部走行部分140aで分散することなく集約的に収集される。
また、取り込み口形成側壁111cの高さ寸法H1が粉粒体掻き寄せアタッチメント142の高さ寸法H2より低く設定されていることにより、供給部111内のケース下側に「ブリッジB」と称する粉粒体Mの詰まりが生じても、粉粒体掻き寄せアタッチメント142が取り込み口形成側壁111cより上方に突出して粉粒体MのブリッジBの底部を掻き切って寸断する。
このようにして得られた本発明の実施例であるケース型粉粒体フローコンベヤ100は、粉粒体Mの供給部111をケース上側からケース下側に向けて組み込んだコンベヤケース110と、このコンベヤケース110内を垂直回りで循環走行するコンベヤチェーン140と、供給部111内に画成された落下供給域Sのケース上側でコンベヤチェーン140の上部走行部分140bを覆うチェーンカバー150と、コンベヤチェーン140の上部走行部分140bを走行案内するガイドレール160とを備えるとともに、コンベヤチェーン140がチェーン本体141の両側に突出する粉粒体掻き寄せアタッチメント142を備えていることにより、供給部111内の落下供給域Sに供給した粉粒体Mによりケース上側に形成されがちな「ブリッジB」と称する粉粒体Mを自動的に崩して粉粒体Mの詰まりがない連続した円滑な搬送を実現でき、また、チェーンカバー150のカバー幅W1がチェーン本体141の組み付け幅W2より幅広で粉粒体掻き寄せアタッチメント142の突出幅W3より幅狭に形成されていることにより、供給部111の上方から落下供給域Sへ供給された粉粒体Mがケース上側のチェーン本体141上へ直に落下して滞留したり堆積したりすることを回避し、チェーン本体140内へ微細粉の侵入を防止してチェーン機能を長期に亙って確保することができる。
そして、供給部111の一部を構成する取り込み口形成側壁111cの高さ寸法H1が供給部111内のケース下側で掻き寄せ搬送させる粉粒体掻き寄せアタッチメント142の高さ寸法H2より低く設定され、供給部111内のケース下側でコンベヤチェーン140の下側走行部分140aに粉粒体Mを確実且つ円滑に落とし込んで取り込ませるとともに、供給部111内のケース下側における粉粒体Mの詰まりを自動的に解消して円滑に連続搬送できるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ ケース型粉粒体フローコンベヤ
110 ・・・ コンベヤケース
111 ・・・ 供給部
111a・・・ 供給口形成側壁
111b・・・ 傾斜側壁
111c・・・ 取り込み口形成側壁
111d・・・ 前方壁
111e・・・ 横曲がり誘導面
111f・・・ 垂直曲がり誘導面
112 ・・・ 排出口
113 ・・・ 上部仕切り板
114 ・・・ 粉粒体搬出側の搬出路形成天井壁
115 ・・・ ケース天板
116 ・・・ ケース底板
117 ・・・ ケース側板
117a・・・ 粉粒体搬出側の搬出路形成側壁
120 ・・・ 駆動スプロケット
130 ・・・ 従動スプロケット
140 ・・・ コンベヤチェーン
140a・・・ コンベヤチェーンの下部走行部分
140b・・・ コンベヤチェーンの上部走行部分
141 ・・・ チェーン本体
142 ・・・ 粉粒体掻き寄せアタッチメント
150 ・・・ チェーンカバー
160 ・・・ ガイドレール
M ・・・ 粉粒体
S ・・・ 落下供給域
B ・・・ ブリッジ
W1 ・・・ チェーンカバー150のカバー幅
W2 ・・・ チェーン本体141の組み付け幅
W3 ・・・ 粉粒体掻き寄せアタッチメント142の突出幅
H1 ・・・ 取り込み口形成側壁111cの高さ寸法
H2 ・・・ 粉粒体掻き寄せアタッチメント142の高さ寸法
500 ・・・ 従来の横送りチエンコンベヤ
501 ・・・ 張出し漏斗
502 ・・・ 供給筒
503 ・・・ チェンカバー
504 ・・・ 流下路
505 ・・・ 供給部
506 ・・・ 搬送チェン

Claims (6)

  1. 粉粒体を落下供給する幅広の供給部をケース上側からケース下側に向けて組み込んで搬送ラインに沿って横設した長尺状のコンベヤケースと、該コンベヤケース内を垂直回りで循環走行するチェーン本体に複数の粉粒体掻き寄せアタッチメントを取り付けたコンベヤチェーンとを備え、該コンベヤチェーンの下部走行部分が前記コンベヤケース内のケース下側で粉粒体を掻き寄せ搬送するとともに前記コンベヤチェーンの上部走行部分が前記コンベヤケース内のケース上側を戻り走行するケース型粉粒体フローコンベヤにおいて、
    前記粉粒体の供給部が、前記コンベヤケースのケース上側でケース幅より幅広に対向配置した左右一対の供給口形成側壁と、該供給口形成側壁にそれぞれ連結して粉粒体をケース上側からケース下側へ誘導収集する左右一対の傾斜側壁と、該傾斜側壁にそれぞれ連結してコンベヤチェーンの下部走行部分の両側までそれぞれ近接配置した状態でコンベヤチェーンの下部走行部分に粉粒体を取り込ませる取り込み口形成側壁とで少なくとも形成されているとともに、
    前記取り込み口形成側壁の高さ寸法が、前記コンベヤケース内のケース下側を掻き寄せ搬送させる粉粒体掻き寄せアタッチメントの高さ寸法より低く設定されていることを特徴とするケース型粉粒体フローコンベヤ。
  2. 前記粉粒体の流れをコンベヤケースの供給部から粉粒体搬出側へ横曲がりで飲み込み誘導する横曲がり誘導面が、前記供給部の一部を形成する粉粒体搬出側の前方壁と前記取り込み口形成側壁に連続する粉粒体搬出側の搬出路形成側壁とを一部切り欠いて形成されていることを特徴とする請求項1記載のケース型粉粒体フローコンベヤ。
  3. 前記粉粒体の流れをコンベヤケースの供給部から粉粒体搬出側へ垂直曲がりで飲み込み誘導する垂直曲がり誘導面が、前記供給部の一部を形成する粉粒体搬出側の前方壁と前記供給部に連続する粉粒体搬出側の搬出路形成天井壁とを一部切り欠いて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のケース型粉粒体フローコンベヤ。
  4. 前記粉粒体掻き寄せアタッチメントが、前記チェーン本体の両側から中央に向けて抱持状に突出形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のケース型粉粒体フローコンベヤ。
  5. 前記コンベヤチェーンの上部走行部分を覆うチェーンカバーと前記コンベヤチェーンの上部走行側部分を走行案内するガイドレールとが、前記コンベヤケースの供給部内に画成された落下供給域に架設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のケース型粉粒体フローコンベヤ。
  6. 前記チェーンカバーのカバー幅が、前記チェーン本体の組み付け幅より幅広で前記粉粒体掻き寄せアタッチメントの突出幅より幅狭に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のケース型粉粒体フローコンベヤ。
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