JP2011076483A - データ管理装置およびデータ管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】データ分析対象となる構成情報が滞留した場合でも、データ分析装置によるデータ分析処理の遅延を防止することを課題とする。
【解決手段】データ管理装置は、各種サービスを提供するサーバ装置の状態を示す構成情報をデータ収集装置から受信した場合に、構成情報を分析するデータ分析装置が通信可能な状態にあるか否かを判定する。そして、データ管理装置は、データ分析装置が通信可能な状態にあると判定された場合に、構成情報を受信したことをデータ分析装置に通知する。一方、データ管理装置は、データ分析装置が通信不可能な状態にあると判定された場合に、受信した構成情報を保持し、保持される構成情報を所定の条件に基づいて統合する。その後、データ管理装置は、通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移したデータ分析装置に対して、統合された構成情報を保持していることを通知する。
【選択図】図5

Description

本発明は、データ管理装置およびデータ管理プログラムに関する。
高速な通信技術や通信回線が普及するにつれて、例えば、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバ、ストレージ等を連携させてクライアントに各種IT(Information Technology)サービスを提供するITシステムが普及している。また、このようなITシステムでは、障害の早期検出、各サーバが実行するアプリケーションの管理等を行うために、サーバ、ソフトウエア、プロセスアプリケーション等の情報を示す構成情報を各サーバから収集するデータ収集装置が利用されている。また、データ収集装置が収集した構成情報を分析するデータ分析装置が利用されている。
ここで、データ収集装置を含むITシステムについて具体的に説明する。具体的には、ITシステムは、図24に示すように、監視対象サーバ群とデータ収集装置とデータ管理装置とデータ分析装置と管理コンソールとを有する。このうち、監視対象サーバ群は、クライアントに対してITサービスを提供するサーバ装置であり、例えば、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバ、ストレージなどである。
データ収集装置は、監視対象サーバの各サーバから構成情報を収集して、収集した構成情報をデータ管理装置に送信する。例えば、データ収集装置は、収集した構成情報と前回の契機で収集した構成情報とを比較し、差分がある構成情報をデータ管理装置に送信する。
データ管理装置は、構成管理データベース(Configuration Management Database)を有するサーバ装置であり、データ収集装置から受信した構成情報を一元的に記憶し、各構成情報を関連付けて管理することもできる。そして、データ管理装置は、データ収集装置から構成情報を受信すると、前回収集された構成情報と差分がある構成情報を新たに格納したことを示す差分通知をデータ分析装置に送信する。
データ分析装置は、上記差分通知を受信すると、データ管理装置から更新された構成情報を取得する。そして、データ分析装置は、取得した構成情報を用いてデータ分析を行い、各サーバ上で実行されているアプリケーションやプロセスの情報、障害情報等を分析結果として管理コンソールに出力する。管理コンソールは、データ分析装置によって分析された結果を表示する。
特開平5−95357号公報
しかしながら、上述した従来の技術におけるITシステムでは、データ分析装置による分析対象であるにも関わらず、分析されていない構成情報がデータ管理装置に滞留した場合に、データ分析装置によるデータ分析処理が遅延するという課題があった。
具体的には、従来の技術におけるITシステムでは、データ分析装置が通信できない状態である場合に、データ分析の対象となる構成情報がデータ管理装置に滞留する。そして、データ管理装置は、大量の構成情報が滞留している状態で、データ分析装置が通信可能状態になると、滞留している大量の構成情報各々の差分通知をデータ分析装置に大量に送信する。例えば、データ管理装置は、1000個の構成情報を保持している場合には、1000個の差分通知をデータ分析処理に送信し、データ分析処理は、1000個の通知を受信しつつ、1000個の構成情報を取得して分析処理を行うことになる。このため、データ分析装置では、差分通知の受信処理、更新された構成情報の取得処理、取得した構成情報の分析処理がそれぞれ複数実行され、装置の処理が高負荷となり、分析処理が遅延する。
上述したように、データ分析装置は、データ収集装置から通知される差分通知、すなわち、監視対象サーバの構成情報の変化を契機にデータ分析を開始するため、更新された構成情報が多い場合には、分析処理に多くの時間を要することになる。したがって、リアルタイム性が必要とされる障害などの情報を分析するのに時間がかかって障害対応が遅れ、システムダウンなどの大きなトラブルを引き起こす危険もある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、データ分析対象となる構成情報が滞留した場合でも、データ分析装置によるデータ分析処理の遅延を防止することが可能であるデータ管理装置およびデータ管理プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示するデータ管理装置は、一つの態様において、各種サービスを提供するサーバ装置の状態を示す構成情報をデータ収集装置から受信した場合に、前記構成情報を分析するデータ分析装置が通信可能な状態にあるか否かを判定する分析装置判定部と、前記分析装置判定部によってデータ分析装置が通信可能な状態にあると判定された場合に、前記構成情報を受信したことをデータ分析装置に通知する情報通知部と、前記分析装置判定部によってデータ分析装置が通信不可能な状態にあると判定された場合に、前記受信した構成情報を保持する未処理情報保持部と、前記未処理情報保持部に保持される構成情報を所定の条件に基づいて統合する情報統合部と、通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移した前記データ分析装置に対して、前記情報統合部によって統合された構成情報を保持していることを通知する保持情報通知部と、を有する。
本願の開示するデータ管理装置およびデータ管理プログラムの一つの態様によれば、データ分析対象となる構成情報が滞留した場合でも、データ分析装置によるデータ分析処理の遅延を防止することが可能であるという効果を奏する。
図1は、本願が開示するデータ管理装置を含むシステムの全体構成を示す図である。 図2は、実施例2に係るデータ収集装置の構成を示すブロック図である。 図3は、構成情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、図3に示した構成情報の例を示す図である。 図5は、実施例2に係るデータ管理装置の構成を示すブロック図である。 図6は、親子関係DBに記憶される情報の例を示す図である。 図7は、再送リストDBに記憶される情報の例を示す図である。 図8は、統合ルールDBに記憶される情報の例を示す図である。 図9は、動的な性質を有する構成情報の特定を説明する図である。 図10は、関連している構成情報の例を示す図である。 図11は、親子関係判定対象として抽出した構成情報の例を示す図である。 図12は、親子関係が連鎖的に決定する例を説明する図である。 図13は、親子関係の例を示す図である。 図14は、親子関係による構成情報の統合例を示す図である。 図15は、統合ルールによる構成情報の統合例を示す図である。 図16は、構成情報の統合で実施されるマージ処理を説明する図である。 図17は、実施例2に係るデータ分析装置の構成を示すブロック図である。 図18は、実施例2に係るデータ管理装置における全体的な処理の流れを示すフローチャートである。 図19は、データ管理装置における状態判定処理の流れを示すフローチャートである。 図20は、データ管理装置における従属関係特定処理の流れを示すフローチャートである。 図21は、従属関係特定処理における連鎖関係確立処理の流れを示すフローチャートである。 図22は、データ管理装置における統合処理の流れを示すフローチャートである。 図23は、データ管理プログラムを実行するコンピュータシステム100の例を示す図である。 図24は、従来技術を説明する図である。
以下に、本願の開示するデータ管理装置およびデータ管理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本願が開示するデータ管理装置を含むシステムの全体構成を示す図である。図1に示すように、このシステムは、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバなどの各種サーバと、データ収集装置1と、データ管理装置5と、データ分析装置7と、管理コンソール8とを有する。
Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバなどの各種サーバは、それぞれが実行するアプリケーションを連携させて、クライアント装置に各種IT(Information Technology)サービスを提供するサーバ群である。ここでは、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバを例示したが、これに限定されるものではない。
ここで例示したWebサーバは、WWW(World Wide Web)による情報送受信機能を有する装置である。具体的には、Webサーバは、HTML(HyperText Markup Language)文書や画像などを保持し、クライアント装置からのWebブラウザによるHTTP(Hypertext Transfer Protocol)要求などの要求を受信した場合、当該要求に応じた情報を提供する。
また、アプリケーションサーバは、プログラムの実行環境やデータベースへの接続機能、トランザクション管理などの様々な機能を有し、クライアント装置からの要求に応答する装置である。具体的には、アプリケーションサーバは、クライアント装置からのHTTP要求を処理するWebサーバからバックエンドのデータベースサーバへの橋渡しを行い、データの加工処理などを実行する。
また、データベースサーバは、例えばリレーショナルデータベースマネジメントシステム(Relational Database Management System:RDBMS)によって構築されたデータベースを保持する。このようなデータベースサーバは、クライアント装置からのデータ検索要求やデータ更新要求に応じて、データベースに対して処理を実行し、その結果を応答する。
データ収集装置1は、監視対象サーバの各サーバから構成情報を収集して、収集した構成情報をデータ管理装置5に送信する。例えば、データ収集装置1は、収集した構成情報と前回の契機で収集した構成情報とを比較し、差分がある構成情報をデータ管理装置5に送信する。また、データ収集装置1は、前回の契機で収集した構成情報には含まれていなかった今回の契機で初めて収集された構成情報、言い換えると、新たに発生した構成情報についてもデータ管理装置5に送信する。また、データ収集装置1は、前回の契機で収集した構成情報には含まれていたが今回の契機で収集された構成情報には含まれていなかった構成情報、言い換えると、削除された構成情報についてもデータ管理装置5に送信する。
さらに、データ収集装置1は、構成情報をデータ管理装置5に送信する際に、送信対象である構成情報がどのような情報であるのかを示す種別を付加して送信する。例えば、データ収集装置1は、前回収集された構成情報から変更された情報(CHANGE)であるのか、新たに収集された情報(ADD)であるのか、削除された情報(REMOVE)であるのかを示す種別を付加して送信する。
データ管理装置5は、構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database)を有するサーバ装置であり、データ収集装置1から受信した構成情報を一元的に記憶し、各構成情報を関連付けて管理することもできる。そして、データ管理装置5は、データ収集装置1から構成情報を受信すると、前回収集された構成情報と差分があること、言い換えると、新たに更新された構成情報を受信したことを示す差分通知をデータ分析装置7に送信する。
このようなデータ管理装置5は、図1に示すように、分析装置判定部5aと、情報通知部5bと、未処理情報保持部5cと、情報統合部5dと、保持情報通知部5eとを有する。
分析装置判定部5aは、各種サービスを提供するサーバの状態を示す構成情報をデータ収集装置1から受信した場合に、構成情報を分析するデータ分析装置7が通信可能な状態にあるか否かを判定する。具体的には、分析装置判定部5aは、構成情報をデータ収集装置1から受信した場合に、ICMP(Internet Control Message Protocol)やSNMP(Simple Network Management Protocol)によってデータ分析装置7の生死を確認する。なお、確認手法は、上述した手法に限定される等様々な手法によって行うことができる。
情報通知部5bは、分析装置判定部5aによってデータ分析装置7が通信可能な状態にあると判定された場合に、構成情報を受信したことをデータ分析装置7に通知する。具体的には、情報通知部5bは、データ分析装置7が通信可能な状態にあるときに受信された構成情報をデータベース等に格納する。そして、情報通知部5bは、新たに格納した構成情報をデータ分析装置7が取得できるように、構成情報が格納されたことをデータ分析装置7に通知する。
未処理情報保持部5cは、分析装置判定部5aによってデータ分析装置7が通信不可能な状態にあると判定された場合に、受信した構成情報を保持する。具体的には、未処理情報保持部5cは、データ収集装置1から受信した構成情報のうち、データ分析装置7による分析処理が未処理である構成情報を記憶する。例えば、データ分析装置7が通信可能な状態にある場合には、データ管理装置5は、データ収集装置1から構成情報を受信すると、構成情報が更新されたことを示す通知をデータ分析装置7に送信する。すると、データ分析装置7は、データ管理装置5が新たに受信して記憶する構成情報を取得し、データ分析を実施する。
ところが、データ分析装置7が通信不可能な状態にある場合には、データ管理装置5は、データ収集装置1から構成情報を受信しても、通知をデータ分析装置7に送信することができない。このため、データ分析装置7は、データ管理装置5に新たに格納された構成情報を取得することができず、分析処理も実施できない。そこで、未処理情報保持部5cは、データ分析装置7が通信不可能な状態である場合に、データ収集装置1から受信した構成情報を蓄積する。
情報統合部5dは、未処理情報保持部5cに保持される構成情報を所定の条件に基づいて統合する。例えば、情報統合部5dは、データ分析装置7が通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移した場合に、管理者等によって定められた統合ルールや構成情報間の従属関係等を用いて、未処理情報保持部5cに保持される構成情報を統合する。こうして、情報統合部5dは、データ分析装置7が通信不可能な状態のときに受信された構成情報から、実際にデータ分析装置7に通知すべき構成情報の数を削減する。
保持情報通知部5eは、通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移したデータ分析装置7に対して、情報統合部5dによって統合された構成情報を保持していることを通知する。例えば、保持情報通知部5eは、通信不可能な状態にあるデータ分析装置7が通信可能な状態に遷移し、情報統合部5dによる統合処理が終了した場合に、統合された構成情報を保持していることを示す差分通知をデータ分析装置7に送信する。
データ分析装置7は、構成情報を保持していることを示す差分通知を受信すると、データ管理装置5から更新された構成情報を取得する。そして、データ分析装置7は、取得した構成情報を用いてデータ分析を行い、各サーバ上で実行されているアプリケーションやプロセスの情報、障害情報等を分析結果として管理コンソール8に出力する。管理コンソール8は、データ分析装置7によって分析された結果を表示するコンピュータ装置である。
このように、実施例1に係るデータ管理装置5は、データ分析装置7が通信不可能な状態である場合に、蓄積された大量の構成情報を統合して、少量の情報にすることができる。そして、データ管理装置5は、データ分析装置7が通信可能な状態に遷移した場合に、生成した少量の情報についての差分通知をデータ分析装置7に送信する。この結果、データ分析装置7では、差分通知の受信処理、更新された構成情報の取得処理、取得した構成情報の分析処理が複数実行されることを防止でき、高負荷状態を回避することができる。したがって、実施例1によれば、データ分析対象となる構成情報が滞留した場合でも、データ分析装置7によるデータ分析処理の遅延を防止することが可能である。
ところで、実施例1で説明したシステムにおける各装置は、実施例1で説明した処理部以外の様々な処理部を有していてもよい。そこで、実施例2では、実施例1で説明したデータ収集装置、データ管理装置、データ分析装置の各々について、他の様々な処理部を有する構成について説明する。なお、管理コンソールは、データ分析結果を表示するコンピュータ装置であり、一般的に利用されているコンピュータ装置と同様の構成を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
[データ収集装置の構成]
まず、図2を用いて、実施例2に係るデータ収集装置の構成について説明する。図2は、実施例2に係るデータ収集装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、データ収集装置10は、通信制御I/F部11と、入力部12と、表示部13と、記憶部15と、制御部20とを有する。
通信制御I/F部11は、少なくとも1つの通信ポートを有するインタフェースであり、他の装置と間でやり取りされる情報を制御する。例えば、通信制御I/F部11は、各サーバから構成情報を受信し、また、後述する構成情報DB16に記憶される構成情報をデータ管理装置50に送信する。
入力部12は、例えば、キーボードやマウス、マイクなどであり、構成情報の収集開始指示、送信先などの情報の入力を受付け、後述する制御部20等に入力する。なお、後述する表示部13も、マウスと協働してポインティングディバイス機能を実現する。表示部13は、例えば、モニタ、ディスプレイ、タッチパネルやスピーカなどであり、各サーバから収集されて記憶部15等に記憶される構成情報等を表示出力する。
記憶部15は、制御部20による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するとともに、構成情報DB16を有する半導体メモリ素子、または、ハードディスクなどの記憶装置である。
構成情報DB16は、アプリケーションを実行する各サーバから収集した情報であって、サービスを提供する各サーバにおける各情報を示す構成情報を記憶する。具体的に例を挙げると、構成情報DB16は、図3に示すように、「CI-ID、アプリケーション名、構成情報、更新日時」として「7000、Web1、ID・status・・・、2009/8/7」や「7025、Appl1、ID・status・・・、2009/7/20」などと記憶する。図3は、構成情報DBに記憶される情報の例を示す図である。
ここで記憶される「CI-ID」は、構成情報を一意に特定する識別子(Configuration ID)であり、「アプリケーション名」は、各種サーバ上で実行されているアプリケーションの名称である。「更新日時」とは、データ収集装置10から受信した構成情報によって、「構成情報」が更新された日時を示す情報である。
また、「構成情報」とは、例えば、図4に示すような情報であり、サーバで実際に動作しているアプリケーションを構成するプロセスや、そのアプリケーション上で動作しているデプロイドアプリケーションの情報を含む情報である。図4は、図3に示した構成情報の例を示す図である。
図4に示した「Instance、id=INS_m1_10000、name=Appl1、status=active」における「Instance」とは、当該構成情報がアプリケーションにおけるインスタンス情報であることを示しており、「id」とは、アプリケーションを一意に特定する識別子である。また、「name」とは、アプリケーションの名称を示す情報であり、「status」とは、アプリケーションの状態を示す情報である。すなわち、図4は、アプリケーションサーバから収集された情報であり、「id=INS_m1_10000」が割り当てられたアプリケーション「Appl1」のインスタンス情報であることを示している。
そして、図4に示したインスタンス情報は、2つの「Composing Process」と2つの「Discovered Element」を有している。「Composing Process」とは、サーバのOS上で実行されるプロセスのインスタンス情報を示しており、「id、pid、status」を有している。「id」とは、「Composing Process」を識別する識別子であり、「pid」とは、プロセスを識別するプロセス識別子である。「status」とは、プロセスの状態を示しており、例えば、プロセスが正常である場合は「active」となり、プロセスが異常あるいは停止状態である場合は「inactive」となる。
また、「Discovered Element」とは、サーバのソフトウエア、ミドルウエア、アプリケーションなどで実行されるデプロイされたアプリケーションのインスタンス情報を示している。また、「Discovered Element」は、「id、name、status、type」などを有している。「id」とは、「Discovered Element」を識別する識別子であり、「name」とは、デプロイされたアプリケーションの名称を示す情報である。また、「status」とは、デプロイされたアプリケーションの状態を示しており、例えば、デプロイされたアプリケーションが正常である場合は「active」となり、デプロイされたアプリケーションが異常あるいは停止状態である場合は「inactive」となる。また、「type」とは、Application Serverなど収集先のサーバ種別やjava container、webmodule、workunitなどのデプロイされたアプリケーション種別を示している。なお、ここで例示した各情報は、あくまで例示であり、構成情報がこれに限定されるものではなく、例えば、サーバのドライブ情報、ディレクトリ情報、ファイル構成情報など様々な情報を用いることができる。
また、構成情報DB16は、収集された日付等によってテーブルを区別することで、過去に収集された構成情報を記憶しておくこともできる。このため、構成情報DB16は、過去の情報として、前回収集された構成情報のみを記憶してもよく、予め指定された期間分の情報を記憶してもよい。
制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。この制御部20は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有する。さらに、制御部20は、情報収集部21と、情報送信部22とを有し、これらによって各種処理を実行する。
情報収集部21は、管理者等によって指定された収集契機に到達すると、アプリケーションを実行して業務アプリケーションをクライアントに提供するサーバ各々にアクセスして構成情報を収集し、構成情報DB16に格納する。なお、収集する契機としては、例えば、入力部12で収集開始指示が受け付けられた場合、1時間ごとなど予め指定された時間に到達した場合など、任意に設定することができる。
情報送信部22は、情報収集部21によって収集された構成情報DB16に格納される構成情報をデータ管理装置50に送信する。例えば、情報送信部22は、情報収集部21によって収集された構成情報、言い換えると、今回収集された構成情報を構成情報DB16から取得する。そして、情報送信部22は、今回収集された構成情報と前回収集された構成情報と差分がある場合に、差分がある構成情報をデータ管理装置50に送信する。また、差分とは、前回収集された構成情報から変更された構成情報以外にも、前回の契機で収集した構成情報には含まれていなかった今回の契機で初めて収集された、すなわち、新たに発生した構成情報も含まれる。また、前回の契機で収集した構成情報には含まれていたが今回の契機で収集された構成情報には含まれていなかった構成情報、すなわち、削除された構成情報も含まれる。
このような情報送信部22は、構成情報をデータ管理装置5に送信する際に、送信対象である構成情報がどのような情報であるのかを示す種別を付加して送信する。例えば、情報送信部22は、前回収集された構成情報が変更された情報(CHANGE)であるのか、新たに収集された情報(ADD)であるのか、削除された情報(REMOVE)であるのかを示す種別を付加して送信する。
[データ管理装置の構成]
次に、図5を用いて、実施例2に係るデータ管理装置の構成について説明する。図5は、実施例2に係るデータ管理装置の構成を示すブロック図である。図5に示すように、データ管理装置50は、通信制御I/F部51と、入力部52と、表示部53と、記憶部55と、制御部60とを有する。
通信制御I/F部51は、少なくとも1つの通信ポートを有するインタフェースであり、他の装置と間でやり取りされる情報を制御する。例えば、通信制御I/F部51は、データ収集装置10から構成情報を受信し、後述する差分通知をデータ分析装置70に送信する。
入力部52は、例えば、キーボードやマウス、マイクなどであり、システム起動や停止指示、構成情報の統合開始指示などの情報の入力を受付け、後述する制御部60等に入力する。なお、後述する表示部53も、マウスと協働してポインティングディバイス機能を実現する。表示部53は、例えば、モニタ、ディスプレイ、タッチパネルやスピーカなどであり、記憶部55等に記憶される構成情報、制御部60によって実施された構成情報の統合処理結果等を表示出力する。
記憶部55は、例えば、制御部60による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するとともに、親子関係DB56と、構成情報DB57と、再送リストDB58と、統合ルールDB59とを有するハードディスクなどの記憶装置である。
親子関係DB56は、後述する関係特定部62によって特定された構成情報の親子関係を記憶する。例えば、親子関係DB56は、図6に示すように、「ID、CI-ID、CI-ID、親オブジェクト」として「8000、7000、7002、7000」などと記憶する。図6は、親子関係DBに記憶される情報の例を示す図である。ここで記憶される「ID」は、関係性を有する構成情報の組を一意に識別する識別子であり、「CI-ID」は、構成情報を一意に識別する識別子であるConfiguration IDであり、「親オブジェクト」は、構成情報の組のうち親と確定された構成情報のCI-IDである。したがって、図6では、「CI-ID=7000」が「CI-ID=7002」の親と確定されたことが示されている。
構成情報DB57は、各サーバ上のアプリケーションに対応付けて、データ収集装置10によって収集された、サービスを提供する各サーバにおける各情報を示す構成情報(図3参照)を記憶する。具体的には、構成情報DB57は、データ収集装置10によって収集された最新の構成情報で記憶する構成情報を更新することで、最新の構成情報を記憶することができる。
再送リストDB58は、データ収集装置10から受信した受信した各種サービスを提供するサーバ装置の状態を示す構成情報のうち、データ分析装置70による分析処理が未処理である構成情報を記憶する例えば、再送リストDB58は、図7に示すように、「Time、CI-ID、Type、Diff」として「9:25:13、7123、CHANGE、構成情報」や「9:25:20、7052、ADD、構成情報」などと記憶する。図7は、再送リストDBに記憶される情報の例を示す図である。
ここで記憶される「Time」は、データ収集装置10から構成情報を受信した日時であり、「CI-ID」は、構成情報を一意に特定する識別子であるConfiguration IDであり、「Type」は、データ収集装置10による付加された構成情報の種別を示す情報である。「Diff」は、後述する第二統合部66によって実施される統合処理の対象を示すデータであり、上述した例では、図4に示したインスタンス情報である。
統合ルールDB59は、各種サービスを提供するサーバ装置における各情報を示す構成情報を統合する統合ルールを記憶する。例えば、統合ルールDB59は、図8に示すように、「再送リスト内の種別」と「新たに格納された種別」と対応付けた統合ルールを記憶する。「再送リスト内の種別」とは、再送リストDB58に既に記憶されている構成情報の種別を示しており、「新たに格納された種別」とは、再送リストDB58に新たに格納された構成情報の種別を示している。図8は、統合ルールDBに記憶される情報の例を示す図である。
例えば、「CI-ID=7000」の構成情報を例にして、図8に示される統合ルールを説明する。まず、「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58内に記憶されていない状態について説明する。この状態において、種別が「ADD」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に格納された場合には、新たに格納された「ADD」の構成情報をデータ分析装置70への送信対象とする。同様に、種別が「CHANGE」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に格納された場合には、新たに格納された「CHANGE」の構成情報をデータ分析装置70への送信対象とする。また、種別が「REMOVE」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に格納された場合には、新たに格納された「REMOVE」の構成情報をデータ分析装置70への送信対象とする。
次に、種別が「ADD」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58内に記憶されている状態について説明する。この状態において、種別が「CHANGE」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に新たに格納された場合には、新たに格納された「CHNAGE」の構成情報を「ADD」種別として、データ分析装置70への送信対象とする。また、種別が「REMOVE」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に新たに格納された場合には、「CI-ID=7000」の構成情報をデータ分析装置70への送信対象外とする。なお、この状態において、種別が「ADD」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に新たに格納されることはないので、ルールから除外されている。
次に、種別が「CHANGE」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58内に記憶されている状態について説明する。この状態において、種別が「CHANGE」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に新たに格納された場合には、既に格納される「CHANGE」と新たに格納された「CHNAGE」の構成情報をマージした構成情報をデータ分析装置70への送信対象とする。また、種別が「REMOVE」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に新たに格納された場合には、既に格納される「CHANGE」と新たに格納された「CHNAGE」の構成情報をマージした構成情報を「REMOVE」として、データ分析装置70への送信対象とする。なお、この状態において、種別が「ADD」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58に新たに格納されることはないので、ルールから除外されている。
そして、種別が「REMOVE」である「CI-ID=7000」の構成情報が再送リストDB58内に記憶されている状態について説明する。この状態においては、どのような種別の構成情報も再送リストDB58に新たに格納されることはないので、ルールから除外されている。
制御部60は、例えば、OSなどの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するCPUやMPUなどの電子回路である。さらに、制御部60は、状態判定部61と、関係特定部62と、更新情報受信部63と、更新情報通知部64と、第一統合部65と、第二統合部66と、差分通知部67とを有し、これらによって各種処理を実行する。
状態判定部61は、データ収集装置10によって収集される構成情報が、状態の遷移する動的な情報であるか状態の遷移しない静的な情報であるかを判定する。具体的には、状態判定部61は、データ管理装置50が起動された時点で、構成情報各々を静的な性質を持つ情報(Static)とする。その後、状態判定部61は、所定時間経過後、状態が変化した構成情報を動的な性質を持つ情報(Dynamic)と判定する。このようにして、状態判定部61は、データ収集装置10によって収集される構成情報が、「Static」なのか「Dynamic」なのかを判定する。そして、状態判定部61は、判定した結果をデータ分析装置70に送信する。
例えば、状態判定部61は、図9に示すように、装置起動時には、管理者等によって入力された構成情報全部を「static」として扱う。そして、状態判定部61は、例えば10分後など所定時間経過後に、状態が遷移した構成情報については「Dynamic」とする。図9の場合、「Process、LogicalServer、Package、Instance、LogicalServerPerformance、ProcessPerformance、LogicalServerSocket」については「Dynamic」と判定し、「InstalledSoftware、LogicalServerEventlog」については「Static」と判定する。なお、上述した例では、例えば図4などの上述した例では、構成情報としてインスタンス情報(Instance)を例示したが、図9に示すように、構成情報にはインスタンス情報以外の様々な情報が含まれている。なお、図9は、動的な性質を有する構成情報の特定を説明する図である。
関係特定部62は、再送リストDB58に記憶される構成情報のうち、状態判定部61によって動的な情報であると判定された構成情報各々について、当該構成情報間の従属関係を特定する。具体的には、関係特定部62は、再送リストDB58に記憶される構成情報のうち、状態判定部61によって動的な情報であると判定された構成情報各々を結び付けているリレーションを決定する。続いて、関係特定部62は、リレーションで結び付けた組のうち、2つの構成情報の状態が異なる組を検索する。その後、関係特定部62は、一定時間経過後、検索して得られた構成情報の状態(status)が変更したか否かを判定する。そして、関係特定部62は、状態に変化がない組について親子関係を確定させて、確定させた親子関係を親子関係DB56に格納するとともに、データ分析装置70に送信する。
例えば、関係特定部62は、動的な構成情報を結び付けているリレーションが図10のように決定されたとする。図10に示される「ID」は、関係性を有する構成情報の組を一意に識別する識別子であり、「CI-ID」は、構成情報を一意に識別する識別子であるConfiguration IDであり、「status」は、構成情報の状態を示す情報である。したがって、図10では、「status」が「active」である「CI-ID=7000」の構成情報と、「status」が「inactive」である「CI-ID=7002」の構成情報とにリレーションがあり、この組を「ID=8000」で識別していることが示されている。同様に、「status」が「active」である「CI-ID=7000」の構成情報と、「status」が「inactive」である「CI-ID=7008」の構成情報とにリレーションがあり、この組を「ID=8005」で識別していることが示されている。また、「status」が「inactive」である「CI-ID=7010」の構成情報と、「status」が「active」である「CI-ID=7015」の構成情報とにリレーションがあり、この組を「ID=8012」で識別していることが示されている。また、「status」が「active」である「CI-ID=7020」の構成情報と、「status」が「active」である「CI-ID=7026」の構成情報とにリレーションがあり、この組を「ID=8015」で識別していることが示されている。また、「status」が「active」である「CI-ID=7021」の構成情報と、「status」が「active」である「CI-ID=7034」の構成情報とにリレーションがあり、この組を「ID=8018」で識別していることが示されている。
なお、どの構成情報とどの構成情報とにリレーションがあるかについては、管理者等から入力された情報を用いても良く、また、構成情報のIDを階層化して割り振っておくことで特定することもできる。例えば、構成情報のIDとして「7000-1」や「7000-2」とすることで関係性を特定することができる。
そして、関係特定部62は、図10に示したリレーションから2つの構成情報の状態が異なる組である「ID=8000」と「ID=8005」と「ID=8012」とを抽出して、図11に示すテーブルを作成する。続いて、関係特定部62は、一定時間経過後も「status」が変更しなかった「ID=8000」について、親子関係を特定する。具体的には、関係特定部62は、「status=active」である「CI-ID=7000」の構成情報を「親」、「status=inactive」である「CI-ID=7002」の構成情報を「子」とする親子関係(図6参照)を特定する。なお、図10は、関連している構成情報の例を示す図であり、図11は、親子関係判定対象として抽出した構成情報の例を示す図である。
また、対象となる構成情報によっては、一つの構成情報に関連する複数の構成情報に親が一つのみというルールが適用され得る。この場合、一つの親子関係が確定することにより、その他の親子関係も自動的に確定し、関連する構成情報間の親子関係全てを判定する必要がなくなる。
例えば、再送リストDB58に記憶される構成情報のうち動的な構成情報が図12の(a)に示すようなリレーションを有しているとする。具体的には、構成情報「Cl1」と「Cl2」との間にリレーションがあり、「Cl2」と「Cl3」、「Cl2」と「Cl4」、「Cl2」と「Cl5」にリレーションがあり、「Cl5」と「Cl6」、「Cl5」と「Cl7」、「Cl5」と「Cl8」にリレーションがある。そして、関係特定部62は、「Cl1」と「Cl2」との間のリレーションにおいて、「Cl1」が親で「Cl2」が子とする親子関係を特定した場合、図12の(b)に示すように、その他の親子関係を自動的に特定することができる。つまり、関係特定部62は、「Cl1」を最上位の親と決定したことにより、「Cl2」が「Cl3」、「Cl4」、「Cl5」各々の親と決定することができ、「Cl5」が「Cl6」、「Cl7」、「Cl8」各々の親と決定することができる。図12は、親子関係が連鎖的に決定する例を説明する図である。
更新情報受信部63は、データ収集装置10から構成情報を受信して構成情報DB57または再送リストDB58に格納する。例えば、更新情報受信部63は、10分おきなど所定の間隔で、ICMPやSNMP等を用いて、データ分析装置70が通信可能な状態であるか否かを判定する。そして、更新情報受信部63は、データ分析装置70が通信可能状態にあると判定している状態では、データ収集装置10から受信した構成情報を構成情報DB57に格納し、構成情報を格納したことを示す通知を更新情報通知部64に送信する。また、更新情報受信部63は、データ分析装置70がシステムダウンなどで通信不可能状態にあると判定している状態では、データ収集装置10から受信した構成情報を構成情報DB57と再送リストDB58との各々に格納する。そして、更新情報受信部63は、データ分析装置70が通信不可能な状態から可能な状態に遷移した場合には、データ分析装置70が通信可能になったことを第一統合部65、第二統合部66、差分通知部67等に通知する。
更新情報通知部64は、構成情報DB57に新たに構成情報が格納されたことを示す通知を更新情報受信部63から受信した場合に、新たな格納された構成情報の取得依頼をデータ分析装置70に送信する。つまり、更新情報通知部64は、データ分析装置70が通信可能状態にあると判定されている状態のときに構成情報が構成情報DB57に新たに格納されるたびに、格納された構成情報の取得依頼をデータ分析装置70に送信する。このとき、更新情報通知部64は、CI-IDなど構成情報を特定する情報を取得依頼に付加して、データ分析装置70に送信する。
第一統合部65は、関係特定部62によって特定された構成情報間の関係性と、動的な情報である構成情報の状態変化とに基づいて、再送リストDB58に記憶される構成情報を統合する。具体的には、第一統合部65は、データ分析装置70が通信不可能な状態から可能な状態に遷移したことを更新情報受信部63から受信する。すると、第一統合部65は、構成情報の性質を利用し、親構成情報の状態が「inactive」になったときに、関連する動的な性質を有する子構成情報を再送リストDB58から削除する。これにより、データ分析装置70が通信不可能な状態にあるときに受信した構成情報を統合することができ、データ分析装置70に通知すべき構成情報数を削除することができる。
例えば、図13に示すように、「7200」を最上位の親として、「7200」の子である「7201」が「7202」、「7203」、「7204」各々の親であり、「7204」が「7205」、「7206」、「7207」各々の親である構成情報を例にして説明する。また、再送リストDB58には、図14の(a)に示すように、時系列順に「CI-ID」が「7809」、「7200」、「7201」、「7202」、「7203」、「7204」、「7502」、「7205」、「7206」、「7207」、「7433」の計11行(11個)の構成情報が格納されていたとする。また、このうち、「7200」の構成情報の「status」が「inactive」であったとする。
この場合、第一統合部65は、最上位の親である「7200」の「status」が「inactive」であることより、「7200」の子である「7201」〜「7207」の構成情報を再送リストDB58から削除する。この結果、図14の(b)に示すように、11個あった構成情報を4個に統合することができる。なお、図13は、親子関係の例を示す図であり、図14は、親子関係による構成情報の統合例を示す図である。
第二統合部66は、再送リストDB58に蓄積される構成情報各々を統合ルールDB59に記憶される統合ルールにしたがって統合する。具体的には、第二統合部66は、データ分析装置70が通信不可能な状態から可能な状態に遷移したことを更新情報受信部63から受信する。すると、第二統合部66は、再送リストDB58に既に蓄積されている構成情報の種別と、再送リストDB58に新たに格納された構成情報の種別とに基づいて特定される統合ルールにしたがって統合する。
例えば、再送リストDB58は、図15の(a)に示すように、8個の構成情報を記憶しているとする。具体的には、時系列順に、「CI-ID、Type」として「7123、CHANGE」、「7052、ADD」、「7031、REMOVE」、「7123、CHANGE」、「7809、CHANGE」、「7052、CHANGE」、「7052、REMOVE」、「7809、REMOVE」の構成情報を記憶しているする。
この場合、第二統合部66は、上から2行目の「7052、ADD」の後に「7052、REMOVE」が蓄積されているので、統合ルールにしたがって「7052」の構成情報を送信対象から削除する。また、第二統合部66は、上から1行目の「7123、CHANGE」の後に「7123、CHANGE」が蓄積されているので、これらをマージ(合成)して新たに生成した「7123、CHANGE」を送信対象とする。また、第二統合部66は、上から5行目の「7809、CHANGE」の後に「7809、REMOVE」が蓄積されているので、これらをマージ(合成)して新たに生成した「7809、REMOVE」を送信対象とする。なお、第二統合部66は、上から3行目の「7031、REMOVE」については、その後に同じ構成情報が格納されていないので、統合することなく、そのまま送信対象とする。これらの結果として、第二統合部66は、図15の(b)に示すように、送信対象であった8個の構成情報を3個に削減することができる。図15は、統合ルールによる構成情報の統合例を示す図である。
ここで、構成情報のマージについて説明する。第二統合部66は、図16の(a)に示した種別が「CHANGE」の構成情報と、図16の(b)に示した種別が「CHANGE」の構成情報とをマージする。この場合、第二統合部66は、図16の(c)に示すように、図16の(a)と(b)との構成情報を合成した新たな構成情報を生成し、生成した新たな構成情報を送信対象とする。図16は、構成情報の統合で実施されるマージ処理を説明する図である。
なお、第一統合部65と第二統合部66との処理順序は任意に決定することができ、どちらを先に実施してもよく、どちらか一方のみを実行するようにしてもよい。また、第二統合部66に第一統合部65を組み込んで、同時に実行するようにしてもよい。
差分通知部67は、通信可能な状態になったデータ分析装置70に対して、第一統合部65や第二統合部66によって統合された構成情報を保持していることを示す通知を送信する。具体的には、データ分析装置70が通信不可能な状態から可能な状態に遷移したことを更新情報受信部63から受信し、さらに、第一統合部65または第二統合部66から統合処理が終了したことを受信する。すると、差分通知部67は、再送リストDB58に格納される構成情報各々について、統合された構成情報を保持していることを示す差分通知に構成情報のCI-IDを付加して、データ分析装置70に送信する。
すなわち、差分通知部67は、データ分析装置70が通信不可能であるときに収集されて、分析が行われていない構成情報があることを示す差分通知を、データ分析装置70に送信する。このとき、差分通知部67は、再送リストDB58に格納される構成情報の数だけ、CI-IDなど構成情報を特定する情報を付加した差文通知を送信してもよい、再送リストDB58に格納される構成情報各々のCI-IDを一つの差分通知を送信してもよい。
[データ分析装置の構成]
次に、図17を用いて、実施例2に係るデータ分析装置の構成について説明する。図17は、実施例2に係るデータ分析装置の構成を示すブロック図である。図17に示すように、データ分析装置70は、通信制御I/F部71と、入力部72と、表示部73と、記憶部75と、制御部77とを有する。
通信制御I/F部71は、少なくとも1つの通信ポートを有するインタフェースであり、他の装置と間でやり取りされる情報を制御する。例えば、通信制御I/F部71は、データ管理装置50から構成情報を受信したりする。
入力部72は、例えば、キーボードやマウス、マイクなどであり、システム起動や停止指示、分析開始指示などの情報の入力を受付け、後述する制御部77等に入力する。なお、後述する表示部73も、マウスと協働してポインティングディバイス機能を実現する。表示部73は、例えば、モニタ、ディスプレイ、タッチパネルやスピーカなどであり、記憶部75等に記憶される構成情報や分析結果等を表示出力する。
記憶部75は、例えば、制御部77による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するとともに、構成情報DB76を有するハードディスクなどの記憶装置である。構成情報DB76は、各サーバ上のアプリケーションに対応付けて、データ管理装置50から受信した構成情報(図3参照)を記憶する。具体的には、構成情報DB76は、データ管理装置50によって収集された構成情報で記憶する構成情報を更新することで、最新の構成情報を記憶することができる。
制御部77は、例えば、OSなどの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するCPUやMPUなどの電子回路である。さらに、制御部77は、情報取得部78と、情報分析部79とを有し、これらによって各種処理を実行する。
情報取得部78は、データ管理装置50から構成情報の取得要求を受信した場合に、当該要求に含まれるCI-IDなどから特定される構成情報をデータ管理装置50から取得して、構成情報DB76に格納する。このようにすることで、情報取得部78は、データ管理装置50に新たな構成情報が格納されるたびに、新たな構成情報を取得して格納することができ、構成情報DB76に記憶される情報を最新に保つことができる。
また、情報取得部78は、データ管理装置50から差分通知を受信した場合に、当該通知に含まれるCI-IDなどから特定される構成情報をデータ管理装置50から取得して、構成情報DB76に格納する。このようにすることで、情報取得部78は、データ分析装置70が通信不可能なときに、データ管理装置50に新たな構成情報についても、通信可能な状態に復旧した時点で取得することができる。したがって、遅延無く、構成情報DB76に記憶される情報を最新に保つことができる。
このような情報取得部78は、データ管理装置50から構成情報を取得して構成情報DB76に格納した場合に、新たな構成情報が構成情報DB76に格納されたことを情報分析部79に通知する。
情報分析部79は、新たな構成情報が構成情報DB76に格納されたことを示す通知を情報取得部78から受信した場合に、構成情報DB76の更新日時などを参照して、新たに格納された構成情報を取得する。そして、情報分析部79は、取得した構成情報を用いてデータ分析を行い、各サーバ上で実行されているアプリケーションやプロセスの情報、障害情報等を分析結果として管理コンソール80に出力する。なお、構成情報の分析手法は、一般的な障害解析などの手法を用いることができる。
[データ管理装置による処理]
次に、図18〜図22を用いて、実施例2に係るデータ管理装置における処理の流れを説明する。ここでは、図18を用いて、実施例2に係るデータ管理装置における全体的な処理の流れを説明し、図19〜図22を用いて、詳細な処理の流れについて説明する。
(全体的な処理の流れ)
まず、図18を用いて、実施例2に係るデータ管理装置における全体的な処理の流れについて説明する。図18は、実施例2に係るデータ管理装置における全体的な処理の流れを示すフローチャートである。
図18に示すように、データ管理装置50は、システムが起動されると(ステップS101肯定)、分析対象となる構成情報が動的な性質を有する情報か、静的な性質を有する情報かを判定する状態判定処理を実施する(ステップS102)。このとき、データ管理装置50は、状態判定処理の結果の結果をデータ分析装置70に送信する。
このようにして、構成情報の従属関係を特定したデータ管理装置50は、その後に構成情報をデータ収集装置10から受信すると(ステップS103肯定)、受信した構成情報を構成情報DB57に格納する(ステップS104)。
続いて、データ管理装置50は、データ分析装置70が通信可能な状態であるか否かを判定する(ステップS105)。そして、データ管理装置50は、データ分析装置70が通信可能な状態であると判定した場合には(ステップS105肯定)、構成情報DB57に新たに構成情報が格納されたことを示す通知をデータ分析装置70に送信する(ステップS106)。
一方、データ管理装置50は、データ分析装置70が通信不可能な状態であると判定した場合には(ステップS105否定)、受信した構成情報すなわち構成情報DB57に新たに格納した構成情報を再送リストDB58に格納する(ステップS107)。
そして、データ管理装置50は、データ分析装置70が通信可能な状態であるか否かを判定する(ステップS108)。データ管理装置50は、通信不可能な状態であると判定した場合には(ステップS108否定)、その後の受信した構成情報を構成情報DB57および再送リストDB58に格納する(ステップS109)。
一方、データ管理装置50は、通信可能な状態であると判定した場合には(ステップS108肯定)、再送リストDB58に蓄積される構成情報うち、動的な性質を持つと判定された構成情報の従属関係を特定する従属関係特定処理を実施する(ステップS110)。
続いて、データ管理装置50は、従属関係特定処理によって従属関係が特定された構成情報に対して統合処理を実施する(ステップS111)。そして、統合処理を実施したデータ管理装置50は、差分通知をデータ分析装置70に送信する(ステップS112)。
その後、データ管理装置50は、再送リストDB58内の構成情報がデータ分析装置70によって取得された場合には(ステップS113肯定)、再送リストDB58内の構成情報を削除し(ステップS114)、ステップS103に戻って以降の処理を繰り返す。
(状態判定処理の流れ)
次に、図19を用いて、図18に示した全体的な処理における状態判定処理の流れについて説明する。図19は、データ管理装置における状態判定処理の流れを示すフローチャートである。なお、図19は、図18に示したステップS102の処理である。
図19に示すように、システム起動されたデータ管理装置50の状態判定部61は、データ分析装置70の分析対象となる構成情報、すなわち、自装置で管理対象となる構成情報の初期状態を取得する(ステップS201)。このとき、状態判定部61は、この初期状態においては、全ての構成情報を静的な情報として扱う。
続いて、一定時間経過後、状態判定部61は、初期状態から変化があった構成情報各々が存在するか否かを判定する(ステップS202)。そして、状態判定部61は、変化があった構成情報各々の性質が動的な性質の情報でない場合には(ステップS203否定)、当該構成情報各々の性質を動的な性質の情報と変更し(ステップS204)、データ分析装置に70に送信する(ステップS205)。
一方、初期状態から変化があった構成情報が存在しない場合(ステップS202否定)、変化があった構成情報各々の性質が動的な性質の情報である場合には(ステップS203肯定)、状態判定部61は、ステップS204ではなくステップS205を実行する。
(従属関係特定処理の流れ)
次に、図20を用いて、図18に示した全体的な処理における従属関係特定処理の流れについて説明する。図20は、データ管理装置における従属関係特定処理の流れを示すフローチャートである。なお、図20は、図18に示したステップS110の処理である。
図20に示すように、データ管理装置50の関係特定部62は、管理者等によって予め指定等された関連性を持つ構成情報の組を一つ取得する(ステップS301)。そして、関係特定部62は、取得した構成情報の組が、再送リストDB58に蓄積されている差分通知の対象であるか否かを判定する(ステップS302)。さらに、関係特定部62は、差分通知の対象であると判定した場合には(ステップS302肯定)、当該構成情報が動的な性質を有するか否かを状態判定部61によって判定された情報から判定する(ステップS303)。
このようして、関係特定部62は、関連性を持つ構成情報の組が差分通知の対象であり、動的な性質を有する場合(ステップS303肯定)、これらの構成情報を従属判定処理の対象とする(ステップS304)。一方、関係特定部62は、関連性を持つ構成情報の組が差分通知の対象でない(ステップS302否定)、または、動的な性質を有しない場合(ステップS303否定)、ステップS305の処理を実行する。
そして、関係特定部62は、関連性を持つ全ての構成情報の組でステップS301〜ステップS304の処理を実行する(ステップS305)。その後、関係特定部62は、全ての組で終了すると(ステップS305肯定)、終了した結果、従属判定の対象となった構成情報の組を一つ取得する(ステップS306)。
続いて、関係特定部62は、取得した構成情報の組で、構成情報各々の状態が異なっていない場合(ステップS307否定)、従属判定の対象から削除する(ステップS308)。一方、関係特定部62は、取得した構成情報の組で、構成情報各々の状態が異なっている場合(ステップS307肯定)、そのまま従属判定の対象とし、ステップS309の処理を実行する。
関係特定部62は、ステップS301〜ステップS305で従属判定対象として特定された全ての構成情報の組について、ステップS306〜ステップS308の処理を繰り返す(ステップS309)。
その後、関係特定部62は、全ての構成情報の組について処理を実行した場合(ステップS309肯定)、所定時間待機する(ステップS310)。所定時間待機後(ステップS310肯定)、関係特定部62は、従属判定の対象である構成情報の組を一つ取得し(ステップS311)、構成情報の状態に変化がないか判定する(ステップS312)。
そして、構成情報の状態に変化がない場合(ステップS312肯定)、関係特定部62は、構成情報の組に対して親子関係を特定し(ステップS313)、さらに、親子関係を連鎖的に確定させる連鎖関係確立処理を実行する(ステップS314)。一方、構成情報の状態に変化がある場合(ステップS312否定)、関係特定部62は、ステップS315の処理を実行する。
関係特定部62は、従属判定の対象である全ての構成情報の組に対して、ステップS311〜ステップS314を実行していない場合には(ステップS315否定)、ステップS311に戻って以降の処理を実行する。
一方、関係特定部62は、従属判定の対象である全ての構成情報の組に対して実行した場合には(ステップS315肯定)、確定した親子関係を親子関係DB56に格納するとともに、データ分析装置70に送信する(ステップS316)。
(連鎖関係確立処理の流れ)
続いて、図21を用いて、図20に示した従属関係特定処理における連鎖関係確立処理の流れについて説明する。図21は、従属関係特定処理における連鎖関係確立処理の流れを示すフローチャートである。なお、図21は、図20に示したステップS314の処理である。
図21に示すように、データ管理装置50の関係特定部62は、図20で親と特定された構成情報を一つ取得し(ステップS401)、特定した構成情報と関連している構成情報を子とする(ステップS402)。そして、関係特定部62は、親と特定された全ての構成情報について、ステップS401とステップS402の処理を実行する(ステップS403)。
その後、関係特定部62は、新たに子となった構成情報がある場合には(ステップS404肯定)、当該構成情報を新たな親とするような親子関係を特定することで、連鎖的に親子関係を特定する(ステップS405)。
(統合処理の流れ)
次に、図22を用いて、図18に示した全体的な処理における統合処理の流れについて説明する。図22は、データ管理装置における統合処理の流れを示すフローチャートである。なお、図22は、図18に示したステップS111の処理である。
図22に示すように、状態判定処理を実施したデータ管理装置50の第二統合部66は、再送リストDB58に記憶される構成情報を時系列に並び替える(ステップS501)。そして、第二統合部66は、時間的に早い順で、再送リストDB58に記憶される構成情報を一つ取得する(ステップS502)。
そして、第二統合部66は、取得した構成情報の種別(Type)が「ADD」であると判定した場合(ステップS503肯定)、取得した構成情報よりも後に格納されている同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「CHANGE」であるか否かを判定する(ステップS504)。
その後、第二統合部66は、同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「CHANGE」であると判定した場合(ステップS504肯定)、後に格納される「CHANGE」の構成情報で先に格納される「ADD」の構成情報を上書きし、「ADD」種別として統合する(ステップS505)。
一方、第二統合部66は、同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「CHANGE」でないと判定した場合(ステップS504否定)、取得した構成情報よりも後に格納されている同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「REMOVE」であるか否かを判定する(ステップS506)。
そして、第二統合部66は、同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「REMOVE」であると判定した場合(ステップS506肯定)、取得した「ADD」種別の構成情報を再送リストDB58から削除し、差分通知対象から除外する(ステップS507)。また、第二統合部66は、同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「REMOVE」でないと判定した場合(ステップS506否定)、取得した「ADD」種別の構成情報をそのまま差分通知対象とする。
ステップS503に戻り、第二統合部66は、取得した構成情報の種別が「ADD」でないと判定した場合(ステップS503否定)、取得した構成情報の種別が「CHANGE」であるか否かを判定する(ステップS508)。
そして、第二統合部66は、取得した構成情報の種別が「CHANGE」であると判定した場合(ステップS508肯定)、第一統合部65は、取得した構成情報の状態「status」が「inactive」であるか否かを判定する(ステップS509)。
続いて、第一統合部65は、取得した構成情報の状態「status」が「inactive」であると判定した場合(ステップS509肯定)、取得した構成情報の子の構成情報を再送リストDB58から削除する(ステップS510)。また、第一統合部65は、取得した構成情報の状態「status」が「inactive」でないと判定した場合には(ステップS509否定)、ステップS511の処理を実行する。
その後、第二統合部66は、取得した構成情報よりも後に格納されている同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「CHANGE」であるか否かを判定する(ステップS511)。そして、第二統合部66は、同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「CHANGE」であると判定した場合(ステップS511肯定)、後に格納される「CHANGE」の構成情報で先に格納される「CHANGE」の構成情報とをマージし、「CHANGE」種別として統合する(ステップS512)。
一方、第二統合部66は、同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「CHANGE」でないと判定した場合(ステップS511否定)、種別が「REMOVE」であるか否かを判定する(ステップS513)。そして、第二統合部66は、同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「REMOVE」であると判定した場合(ステップS513肯定)、先に格納される「CHANGE」の構成情報を再送リストDB58から削除し、「REMOVE」の構成情報を差分通知対象とする(ステップS514)。また、第二統合部66は、同じ「CI-ID」の構成情報の種別が「REMOVE」でないと判定した場合(ステップS513否定)、先に格納される「CHANGE」の構成情報をそのまま通差分通知対象とする。
ステップS508に戻り、第二統合部66は、取得した構成情報の種別が「CHANGE」でないと判定した場合(ステップS508否定)、取得した構成情報の種別が「REMOVE」であるか否かを判定する(ステップS515)。
そして、第二統合部66は、取得した構成情報の種別が「REMOVE」であると判定した場合(ステップS515肯定)、その後に再送リストDB58に格納される同じ「CI-ID」の構成情報を差分通知対象が除外する(ステップS516)。一方、第二統合部66は、取得した構成情報の種別が「REMOVE」でないと判定した場合(ステップS515否定)、当該構成情報を差分通知対象とし、ステップS517の処理を実行する。
そして、第二統合部66は、再送リストDB58に記憶される構成情報全てについて、上述したステップS502〜ステップS516の処理を実行する(ステップS517)。その後、第二統合部66は、再送リストDB58に記憶される構成情報全てについて処理を実行すると(ステップS517肯定)、再送リストDB58内の構成情報の取得依頼を示す差分通知をデータ分析装置70に送信する(ステップS518)。
[実施例2による効果]
このように、実施例2によれば、データ管理装置50からデータ分析装置70に効率的に構成情報の変化が通知できる。また、データ分析装置70がダウンして、データ管理装置50に差分通知が滞留したときに、滞留した差分通知を統合するために、保存に使用するリソースが少なくなる。さらに、データ分析装置70が復旧したときに、滞留した差分情報がデータ管理装置50からデータ分析装置70に高速に通知することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に異なる実施例を説明する。
(処理手順)
例えば、上述した実施例2で説明した各処理順序は任意に設定することができ、各処理は独立して実行することもできる。具体的には、第一統合部65と第二統合部66との処理順序は任意に決定することができ、どちらを先に実施してもよく、どちらか一方のみを実行するようにしてもよい。また、第二統合部66に第一統合部65を組み込んで、同時に実行するようにしてもよい。また、図18に示したステップS110とステップS111の処理は、どちらを先に実行してもよい。
(システム)
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、例えば図3、図4、図6〜図16等に示した各種のデータやパラメータを含む情については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、例えば第二統合部66に第一統合部65とを統合するなど各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(プログラム)
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。
図23は、データ管理プログラムを実行するコンピュータシステム100の例を示す図である。図23に示すように、コンピュータシステム100は、RAM101と、HDD102と、ROM103と、CPU104とを有する。ここで、ROM103には、上の実施例と同様の機能を発揮するプログラムがあらかじめ記憶されている。つまり、図23に示すように、情報判定プログラム103a、関係特定プログラム103b、更新情報受信プログラム103c、更新情報通知プログラム103d、第一統合プログラム103eがあらかじめ記憶されている。さらに、ROM103には、第二統合プログラム103f、差分通知プログラム103gがあらかじめ記憶されている。
そして、CPU104には、これらのプログラム103a〜103gを読み出して実行することで、図23に示すように、各プロセスとなる。つまり、情報判定プロセス104a、関係特定プロセス104b、更新情報受信プロセス104c、更新情報通知プロセス104d、第一統合プロセス104e、第二統合プロセス104f、差分通知プロセス104gとなる。なお、情報判定プロセス104aは、図5に示した状態判定部61に対応し、同様に、関係特定プロセス104bは、関係特定部62に対応し、更新情報受信プロセス104cは、更新情報受信部63に対応し、更新情報通知プロセス104dは、更新情報通知部64に対応する。また、第一統合プロセス104eは、第一統合部65に対応し、第二統合プロセス104fは、第二統合部66に対応し、差分通知プロセス104gは、差分通知部67に対応する。
また、HDD102には、親子関係テーブル102aと、構成情報テーブル102bと、再送リストテーブル102cと、統合ルールテーブル102dが設けられる。親子関係テーブル102aは、図5に示した親子関係DB56に対応し、構成情報テーブル102bは、構成情報DB57に対応する。また、再送リストテーブル102cは、再送リストDB58に対応し、統合ルールテーブル102dは、統合ルールDB59に対応する。
ところで、上記したプログラム103a〜103gは、必ずしもROM103に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータシステム100に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に記憶させておくにしてもよい。また、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」に記憶させておいてもよい。さらに、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータシステム100に接続される「他のコンピュータシステム」に記憶させておいてもよい。そして、コンピュータシステム100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
すなわち、この他の実施例でいうプログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものである。そして、コンピュータシステム100は、このような記録媒体からプログラムを読み出して実行することで上記した実施例と同様の機能を実現する。なお、この他の実施例でいうプログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータシステムまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)各種サービスを提供するサーバ装置の状態を示す構成情報をデータ収集装置から受信した場合に、前記構成情報を分析するデータ分析装置が通信可能な状態にあるか否かを判定する分析装置判定部と、
前記分析装置判定部によってデータ分析装置が通信可能な状態にあると判定された場合に、前記構成情報を受信したことをデータ分析装置に通知する情報通知部と、
前記分析装置判定部によってデータ分析装置が通信不可能な状態にあると判定された場合に、前記受信した構成情報を保持する未処理情報保持部と、
前記未処理情報保持部に保持される構成情報を所定の条件に基づいて統合する情報統合部と、
通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移した前記データ分析装置に対して、前記情報統合部によって統合された構成情報を保持していることを通知する保持情報通知部と、
を有することを特徴とするデータ管理装置。
(付記2)前記構成情報を統合する統合ルールを記憶する統合ルール記憶部をさらに有し、
前記情報統合部は、前記統合ルール記憶部に記憶される統合ルールにしたがって、前記未処理情報保持部に記憶される構成情報を統合することを特徴とする付記1に記載のデータ管理装置。
(付記3)前記構成情報が、状態の遷移する動的な情報であるか状態の遷移しない静的な情報であるかを判定する状態判定部と、
前記未処理情報保持部に保持される構成情報のうち、前記状態判定部によって動的な情報であると判定された構成情報各々について、当該構成情報間の従属関係を特定する関係特定部とをさらに有し、
前記情報統合部は、前記関係特定部によって特定された構成情報間の従属関係と、前記構成情報の状態変化とに基づいて、前記未処理情報保持部に保持される構成情報を統合することを特徴とする付記1に記載のデータ管理装置。
(付記4)各種サービスを提供するサーバ装置の状態を示す構成情報をデータ収集装置から受信した場合に、前記構成情報を分析するデータ分析装置が通信可能な状態にあるか否かを判定する分析装置判定手順と、
前記分析装置判定手順によってデータ分析装置が通信可能な状態にあると判定された場合に、前記構成情報を受信したことをデータ分析装置に通知する情報通知手順と、
前記分析装置判定手順によってデータ分析装置が通信不可能な状態にあると判定された場合に、前記受信した構成情報を保持する未処理情報保持手順と、
前記未処理情報保持手順に保持される構成情報を所定の条件に基づいて統合する情報統合手順と、
通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移した前記データ分析装置に対して、前記情報統合手順によって統合された構成情報を保持していることを通知する保持情報通知手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ管理プログラム。
(付記5)前記情報統合手順は、前記構成情報を統合する統合ルールを記憶する統合ルール記憶部に記憶される統合ルールにしたがって、前記未処理情報保持手順に記憶される構成情報を統合することを特徴とする付記4に記載のデータ管理プログラム。
(付記6)前記構成情報が、状態の遷移する動的な情報であるか状態の遷移しない静的な情報であるかを判定する状態判定手順と、
前記未処理情報保持手順に保持される構成情報のうち、前記状態判定手順によって動的な情報であると判定された構成情報各々について、当該構成情報間の従属関係を特定する関係特定手順とをさらにコンピュータに実行させ、
前記情報統合手順は、前記関係特定手順によって特定された構成情報間の従属関係と、前記構成情報の状態変化とに基づいて、前記未処理情報保持手順に保持される構成情報を統合することを特徴とする付記4に記載のデータ管理プログラム。
1 データ収集装置
5 データ管理装置
5a 分析装置判定部
5b 情報通知部
5c 未処理情報保持部
5d 情報統合部
5e 保持情報通知部
7 データ分析装置
8 管理コンソール
50 データ管理装置
51 通信制御I/F部
52 入力部
53 表示部
55 記憶部
56 親子関係DB
57 構成情報DB
58 再送リストDB
59 統合ルールDB
60 制御部
61 状態判定部
62 関係特定部
63 更新情報受信部
64 更新情報通知部
65 第一統合部
66 第二統合部
67 差分通知部

Claims (4)

  1. 各種サービスを提供するサーバ装置の状態を示す構成情報をデータ収集装置から受信した場合に、前記構成情報を分析するデータ分析装置が通信可能な状態にあるか否かを判定する分析装置判定部と、
    前記分析装置判定部によってデータ分析装置が通信可能な状態にあると判定された場合に、前記構成情報を受信したことをデータ分析装置に通知する情報通知部と、
    前記分析装置判定部によってデータ分析装置が通信不可能な状態にあると判定された場合に、前記受信した構成情報を保持する未処理情報保持部と、
    前記未処理情報保持部に保持される構成情報を所定の条件に基づいて統合する情報統合部と、
    通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移した前記データ分析装置に対して、前記情報統合部によって統合された構成情報を保持していることを通知する保持情報通知部と、
    を有することを特徴とするデータ管理装置。
  2. 前記構成情報を統合する統合ルールを記憶する統合ルール記憶部をさらに有し、
    前記情報統合部は、前記統合ルール記憶部に記憶される統合ルールにしたがって、前記未処理情報保持部に記憶される構成情報を統合することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
  3. 前記構成情報が、状態の遷移する動的な情報であるか状態の遷移しない静的な情報であるかを判定する状態判定部と、
    前記未処理情報保持部に保持される構成情報のうち、前記状態判定部によって動的な情報であると判定された構成情報各々について、当該構成情報間の従属関係を特定する関係特定部とをさらに有し、
    前記情報統合部は、前記関係特定部によって特定された構成情報間の従属関係と、前記構成情報の状態変化とに基づいて、前記未処理情報保持部に保持される構成情報を統合することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
  4. 各種サービスを提供するサーバ装置の状態を示す構成情報をデータ収集装置から受信した場合に、前記構成情報を分析するデータ分析装置が通信可能な状態にあるか否かを判定する分析装置判定手順と、
    前記分析装置判定手順によってデータ分析装置が通信可能な状態にあると判定された場合に、前記構成情報を受信したことをデータ分析装置に通知する情報通知手順と、
    前記分析装置判定手順によってデータ分析装置が通信不可能な状態にあると判定された場合に、前記受信した構成情報を保持する未処理情報保持手順と、
    前記未処理情報保持手順に保持される構成情報を所定の条件に基づいて統合する情報統合手順と、
    通信不可能な状態から通信可能な状態に遷移した前記データ分析装置に対して、前記情報統合手順によって統合された構成情報を保持していることを通知する保持情報通知手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ管理プログラム。
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