JP2001166969A - プログラム動作情報表示システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

プログラム動作情報表示システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2001166969A
JP2001166969A JP35190499A JP35190499A JP2001166969A JP 2001166969 A JP2001166969 A JP 2001166969A JP 35190499 A JP35190499 A JP 35190499A JP 35190499 A JP35190499 A JP 35190499A JP 2001166969 A JP2001166969 A JP 2001166969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
information
operation information
computer
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35190499A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Hashimoto
圭介 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP35190499A priority Critical patent/JP2001166969A/ja
Publication of JP2001166969A publication Critical patent/JP2001166969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラムの動作状況を利用者が十分に解析可
能であり、正確な解析をできるように表示する。 【解決手段】本発明では、少なくとも一つのプログラム
のそれぞれが少なくとも一つのプログラム要素を含み、
このプログラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を
含む環境に関して少なくとも一つのプログラムの動作情
報を表示させる場合に、コンピュータにより、動作情報
に基づいて少なくとも一つのプログラムの識別情報毎に
処理特定要素の識別情報及びこの処理特定要素を含むプ
ログラム要素の識別情報を配置した動作情報テーブル1
7を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアプリケー
ション・プログラム(以下、「アプリケーション」とい
う)が動作する場合であってもその動作情報を把握容易
に表示するためのプログラム動作情報表示システム及び
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばサーバ等の計算機上で複数のアプ
リケーションを同時に動作させている状況において何ら
かの不具合が発生した場合に、その時の動作状況を解析
して不具合の原因の特定を行うことがある。
【0003】従来においては、発生した不具合の原因を
特定するために、アプリケーションの動作情報を人間が
目視により解析している。また、アプリケーションの動
作情報と計算機のリソースの状況とを突き合わせて解析
する場合も人間の目視により行われている。したがっ
て、動作情報の解析は困難であり、時間がかかる傾向に
ある。
【0004】この問題を解消するため、例えば特開平1
0−171682号公報に、アプリケーションの動作状
況を解析・整理し利用者に分かりやすく表示する技術が
開示されている。この特開平10−171682号公報
に開示されている動作情報表示技術においては、各プロ
グラム要素毎に、動作情報を時系列的に表示するとして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の動作情報表
示技術を適用すれば、各プログラム要素の動作時間の時
間的な推移が表示される。
【0006】しかしながら、各プログラム要素の時間的
推移が表示されるのみでは、利用者は各プログラム要素
の起動、停止、再開、終了しか把握できない。したがっ
て、表示された内容から、利用者が動作状況の解析、不
具合の特定に十分な情報を得ることができない場合があ
る。
【0007】例えば、動作情報の表示を行う各プログラ
ム要素がオブジェクトであるとする。この場合、この各
オブジェクトに含まれるメソッドの動作状況は不具合を
特定するための重要な情報となるが、上記従来の技術で
は各オブジェクト単位でしか動作状況を表示しないた
め、十分な解析が困難である。
【0008】また、不具合はプログラム要素の動作のみ
に基づいて発生するものではなく、例えばCPUの高負
荷、メモリの不足等を原因としても発生する。
【0009】しかしながら、上記従来の動作情報表示技
術においては、各プログラム要素の時間的推移が表示さ
れるのみであるため、プログラム要素の誤動作ではない
他の原因により不具合が発生した場合に利用者が正確な
解析を行うことが困難である。
【0010】また、アプリケーションは複数のプログラ
ム要素が連携することにより一つのプログラムとして動
作する場合がある。このような場合、上記従来の動作情
報表示技術においては、複数のプログラム要素をグルー
プに分け、このグループ毎に動作時間を集計し、表示し
てもよいとしている。
【0011】しかしながら、このようなグループ分けを
行って複数のプログラム要素から構成されるアプリケー
ションの動作情報を表示しても、上記各種の問題と同様
の問題が発生し、アプリケーションの動作に関する十分
な解析、正確な解析が困難である。
【0012】また、例えば、各プログラム要素がオブジ
ェクトであって複数のアプリケーションが所定のオブジ
ェクトを共用する場合や、予めアプリケーションがどの
オブジェクトを利用するか定められていない場合には、
表示された内容に基づいて利用者が十分な解析、正確な
解析をすることが困難である。
【0013】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、プログラム毎に、動作に関わったプログラ
ム要素の識別情報及びこのプログラム要素の処理を特定
する要素のうち動作に関わった処理特定要素の識別情報
とを表示させるプログラム動作情報表示システム及びプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、各プロ
グラム要素における処理を特定する具体的な要素である
処理特定要素の動作状況についてもプログラム毎に表示
させる点にある。
【0015】第1の発明は、少なくとも一つのプログラ
ムのそれぞれが少なくとも一つのプログラム要素を含
み、このプログラム要素が少なくとも一つの処理特定要
素を含む場合の少なくとも一つのプログラムの動作情報
を表示するプログラム動作情報表示システムに関する。
この第1の発明のプログラム動作情報表示システムは、
少なくとも一つのプログラムに関する動作情報を取得す
る取得手段と、取得手段によって取得された動作情報情
報に基づいて、少なくとも一つのプログラムの識別情報
毎に、処理特定要素の識別情報及びこの処理特定要素を
含むプログラム要素の識別情報を配置した動作情報テー
ブルを表示する表示手段とを具備している。
【0016】例えば、プログラムとしてはアプリケーシ
ョンやオペレーティング・システム(以下、「OS」と
いう)等の各種ソフトウェアがあり、プログラム要素と
してはオブジェクト、各種プログラミング言語で記述さ
れた関数、モジュール、プロセス等があり、処理特定要
素としてはメソッド、制御文、プログラム要素内の関数
等がある。
【0017】この第1の発明を適用すれば、プログラム
毎に、どのプログラム要素のどの処理特定要素が、どの
ような動作状況であったかを利用者が容易に把握でき、
不具合の解析等にかかる労力、時間を削減できる。
【0018】第2の発明は、少なくとも一つのプログラ
ムのそれぞれが少なくとも一つのプログラム要素を含
み、このプログラム要素が少なくとも一つの処理特定要
素を含む場合の少なくとも一つのプログラムの動作情報
を表示させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。この記録媒体は、コンピュー
タに、動作情報に基づいて、少なくとも一つのプログラ
ムの識別情報毎に、処理特定要素の識別情報及びこの処
理特定要素を含むプログラム要素の識別情報を配置した
動作情報テーブルを表示させるためのプログラムを記録
している。
【0019】この第2の発明により、上記第1の発明と
同様の作用効果を得ることができ、例えばアプリケーシ
ョンの動作におけるメソッド等の状況までも把握容易に
表示させることができる。
【0020】第3の発明は、少なくとも一つのプログラ
ムのそれぞれが少なくとも一つのプログラム要素を含
み、このプログラム要素が少なくとも一つの処理特定要
素を含む場合の少なくとも一つのプログラムの動作情報
を表示させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。この記録媒体は、コンピュー
タに、動作情報に基づいて、少なくとも一つのプログラ
ムの識別情報毎に、処理特定要素の識別情報及びこの処
理特定要素を含むプログラム要素の識別情報を時系列に
配置し、この時系列に対応して少なくとも一つのプログ
ラムの動作する環境に関する少なくとも一つの環境情報
を配置した動作情報テーブルを表示させるためのプログ
ラムを記録している。
【0021】例えば、環境情報としては、CPUの使用
率、メモリの使用量等のような各種リソース情報等があ
る。
【0022】これにより、プログラムの動作状況とこの
プログラムの動作している環境の状況とを対比して表示
させることができる。したがって、リソースの不足やリ
ソースの不当確保などが原因で発生する不具合を利用者
が容易に特定することができる。
【0023】第4の発明は、複数のプログラムが少なく
とも一つのプログラム要素を利用して動作し、このプロ
グラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合
の複数のプログラムの動作情報を表示させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。この記録媒体は、コンピュータに、動作情報に基づ
いて、複数のプログラムの識別情報毎に、利用されたプ
ログラム要素の識別情報及び利用された処理特定要素の
識別情報を配置した動作情報テーブルを表示させるため
のプログラムを記録している。
【0024】これにより、複数のプログラム要素が連携
することにより一つのプログラムとして動作する場合で
あっても、各プログラム要素毎の動作状況が個別に表示
されるのではなく、関連するプログラム要素をひとまと
めとして、プログラム単位で動作状況を表示させること
ができる。したがって、あるプログラム要素が複数のプ
ログラムに利用される場合であって、どのプログラム要
素がどのプログラムから利用されるか動作開始時に分か
らないような場合であっても、利用者にプログラムの動
作状況を容易に把握させることができる。
【0025】第5の発明は、複数のプログラムが少なく
とも一つのプログラム要素を利用して動作し、このプロ
グラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合
の複数のプログラムの動作情報を表示させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。この記録媒体は、コンピュータに、動作情報に基づ
いて、複数のプログラムの識別情報毎に、利用されたプ
ログラム要素の識別情報及び利用された処理特定要素の
識別情報を時系列に配置し、この時系列に対応して複数
のプログラムの動作する環境に関する少なくとも一つの
環境情報を配置した動作情報テーブルを表示させるため
のプログラムを記録している。
【0026】この第5の発明により、上記第4の発明と
同様の作用効果を得ることができ、さらにプログラムの
動作状況とこのプログラムの動作している環境の状況と
を対比して表示させることができる。
【0027】第6の発明は、少なくとも一つのプログラ
ムのそれぞれが少なくとも一つのプログラム要素を含
み、このプログラム要素が少なくとも一つの処理特定要
素を含む場合の少なくとも一つのプログラムの動作情報
を表示させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。この記録媒体は、コンピュー
タに、動作情報に基づいて、少なくとも一つのプログラ
ム毎に、処理特定要素の識別情報及びこの処理特定要素
を含むプログラム要素の識別情報を色分けして表示させ
るためのプログラムを記録している。
【0028】第7の発明は、少なくとも一つのプログラ
ムのそれぞれが少なくとも一つのプログラム要素を含
み、このプログラム要素が少なくとも一つの処理特定要
素を含む場合の少なくとも一つのプログラムの動作情報
を表示させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。この記憶媒体は、コンピュー
タに、動作情報に基づいて、少なくとも一つのプログラ
ム毎に、処理特定要素の識別情報及びこの処理特定要素
を含むプログラム要素の識別情報を色分けして時系列に
表示させ、この時系列に対応して少なくとも一つのプロ
グラムの動作する環境に関する少なくとも一つの環境情
報を表示させるためのプログラムを記録している。
【0029】第8の発明は、複数のプログラムが少なく
とも一つのプログラム要素を利用して動作し、このプロ
グラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合
の複数のプログラムの動作情報を表示させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。この記録媒体は、コンピュータに、動作情報に基づ
いて、複数のプログラム毎に、利用されたプログラム要
素の識別情報及び利用された処理特定要素の識別情報を
色分けして表示させるためのプログラムを記録してい
る。
【0030】第9の発明は、複数のプログラムが少なく
とも一つのプログラム要素を利用して動作し、このプロ
グラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合
の複数のプログラムの動作情報を表示させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。この記録媒体は、コンピュータに、動作情報に基づ
いて、複数のプログラム毎に、利用されたプログラム要
素の識別情報及び利用された処理特定要素の識別情報を
色分けして時系列に表示させ、この時系列に対応して複
数のプログラムの動作する環境に関する少なくとも一つ
の環境情報を表示させるためのプログラムを記録してい
る。
【0031】上記第6乃至第9の発明は、それぞれ第2
乃至第5の発明と同様の作用により、同様の効果を得る
ことができるが、プログラム毎に区分けしたテーブルに
より表示を行わせる代わりに、プログラム毎に色を切り
替えることによりプログラムの種別を区分けしていると
いう点が異なる。
【0032】なお、上記のようなプログラムを記憶した
記憶媒体を用いることによって、上述した動作情報テー
ブルの表示機能を有していない計算機、コンピュータ、
計算機システムに対しても、この表示機能を簡単に付加
することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0034】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、アプリケーション毎に、オブジェクトとこのオブ
ジェクトに含まれるメソッドの動作状況をテーブル形式
で表示するプログラム動作情報表示システムについて説
明する。
【0035】図1は、本実施の形態に係るプログラム動
作情報表示システムの構成を示すブロック図である。
【0036】このプログラム動作情報表示システム1で
は、アプリケーション実行環境2上でアプリケーション
3a〜3cが実行される。このアプリケーション実行環
境2としては、例えばSun Microsystems社が仕様を策定
しているJava2 Platform、Enterprise Edition(J2EE)や
OMG(Object Management Group)が仕様を策定しているCO
RBA(Common Object Request Broker Architecture)技
術、あるいはWWW(WorldWide Web)技術などを利用したア
プリケーションサーバが適用でき、その他にもミドルウ
ェアやJava仮想マシン、あるいは各種OSをアプリ
ケーション実行環境2として利用してもよい。
【0037】アプリケーション実行環境2上で同時に実
行可能な複数のアプリケーション3a〜3cを区別する
ため、このアプリケーション実行環境2においては「セ
ッションID」や「プロセスID」等のような識別子が
存在している。ここでは、例としてアプリケーション3
a〜3cにそれぞれ識別子「1d235」、「2a005」、「3g
108」が与えられているとしている。
【0038】また、この各アプリケーション3a〜3c
が複数のオブジェクトやプロセス等のプログラム要素か
ら構成される場合、関係する全てのオブジェクトやプロ
セスに同一の識別子が付されている。
【0039】このような識別子の管理は、アプリケーシ
ョン実行環境2により実現されており、例えばJ2EEに含
まれるJava Servletや、この技術を利用して構築されて
いるアプリケーションサーバにより実現される。
【0040】各アプリケーション3a〜3cには動作情
報取得部4がリンクされており、アプリケーション3a
〜3c内の処理でこの動作情報取得部4の機能を呼び出
すことにより、動作情報5a(例えばオブジェクトやプ
ロセスの生成履歴、またこのオブジェクトやプロセスに
おけるメソッドや関数の呼び出し履歴などの動作ログ)
が動作ログファイル5に記憶される。
【0041】さらに、アプリケーション実行環境2は、
リソース情報取得部6、及び情報送信部7を持つが、こ
れらに相当する機能はアプリケーションとして実現さ
れ、このアプリケーションがアプリケーション実行環境
2上で実行されるとしてもよい。
【0042】リソース情報取得部6は、アプリケーショ
ンの動作する環境に関する情報であるリソース情報8a
(メモリ使用量、CPU使用率、I/Oアクセス情報
等)をリソース情報ファイル8に記録する。
【0043】情報送信部7は、動作情報5a及びリソー
ス情報8aを外部に送信する。
【0044】解析部9は、情報受信部10、解析実行部
11、解析結果送信部12からなる。情報受信部10
は、情報送信部7から送信された情報を受信する。解析
実行部11は、受信された情報を解析し、解析結果を解
析表13に格納する。解析結果送信部12は、解析表1
3を外部に送信する。
【0045】表示部14は、解析結果受信部15と解析
結果表示部16とからなる。解析結果受信部15は、解
析結果送信部12から送信された解析表13を受信す
る。
【0046】表示部14における解析結果表示部16
は、本実施の形態において最も特徴的な部分であり、受
信された解析表13に基づいて、アプリケーション毎
に、利用されたプログラム要素及びこのプログラム要素
において利用された処理特定要素を時系列に配置した動
作情報テーブル17を画面18に表示させる。
【0047】なお、上記構成においては、例えば解析部
9及び表示部14もアプリケーション実行環境2上で動
作するアプリケーションとして実現してもよく、また解
析部9及び表示部14を別の計算機上で動作させてアプ
リケーション実行環境2と通信する方式を採用してもよ
い。
【0048】図2は、アプリケーション実行環境2にお
ける動作情報5aの一例を示す図である。ここでは、一
つのイベント(オブジェクトの生成やオブジェクトに含
まれているメソッドの実行等)が一行に記録されてい
る。記録される内容には、左側から順に、イベントの発
生した時間(時刻)、アプリケーションの識別子、イベ
ントを実行したオブジェクトの名称、イベントの内容
(実行されたメソッドの名称)とがある。なお、この動
作情報5aの記憶内容及び記憶形態は一例であり、上記
記憶内容が含まれていれば自由に変更可能である。
【0049】例えば、第1行目のイベントは、識別子
「1d235」のアプリケーション3aにおいて、「object
A」というオブジェクトが、「create」というメソッド
を起動したことを表している。同様に、第9行目のイベ
ントは、第1行目と同じ識別子「1d235」のアプリケー
ション3aにおいて、「objectC」というオブジェクト
が、「method1」というメソッドを起動したことを表し
ている。
【0050】また、第3行目のイベントは、上記第1行
目及び第9行目とは異なる識別子「2a005」のアプリケ
ーション3bにおいて、「objectA」というオブジェク
トが、「create」というメソッドを起動したことを表し
ている。
【0051】ここで、第1行目のイベントと第3行目の
イベントとでは、同じオブジェクト「objectA」が異な
るアプリケーション3a、3bにより利用されている。
【0052】図3は、アプリケーション実行環境2にお
けるリソース情報8aの一例を示す図である。ここで
は、1秒毎にフリーメモリ量とCPU使用率が記録され
ている。なお、リソース情報8aに記録される項目は、
このフリーメモリ量とCPU使用率に限定されるもので
はなく、I/O関係の情報、リクエスト数の情報など、
自由に設定可能である。また、データを取得する間隔を
1秒としているが、これに限定されるものではなく、1
秒より長くても短くてもよい。また、このデータ取得間
隔は、利用者からの指定により変更可能としてもよい。
【0053】上記のようなプログラム動作情報表示シス
テム1で実行される処理の流れについて以下に説明す
る。
【0054】図4は、プログラム動作情報表示システム
1で実行される処理の流れを説明するためのフローチャ
ートである。
【0055】アプリケーション実行環境2上において何
らかのアプリケーションが実行されると(s1)、動作
情報5aとリソース情報8が生成される(s2)。例え
ば、アプリケーション3a〜3cが実行されると、動作
情報取得部4によって動作解析に必要とされる動作情報
(オブジェクトの生成、削除、メソッドの実行等)が記
録される。
【0056】次に、解析部9の情報受信部10から情報
送信部7に対して情報5a、8aの送信が要求される
(s3)。この要求にしたがって、動作情報5a及びリ
ソース情報8aが情報送信部7に送信され、情報受信部
10に受信される(s4)。
【0057】情報受信部10に受信された情報5a、8
aは、解析実行部11に読み込まれ、解析処理が実行さ
れる。この解析結果は、解析表13に格納される(s
5)。
【0058】生成された解析表13は、解析結果送信部
12から送信され、解析結果受信部15に受信される
(s6)。
【0059】解析結果受信部15に受信された解析表1
3は、解析結果表示部16に読み込まれ、解析結果表示
部16における表示処理によって13解析表に基づく動
作情報テーブル17が生成され、画面18に表示される
(s7)。
【0060】ここで、上記解析実行部11における解析
処理(s5)について詳細に説明する。解析処理は、動
作情報5aに対する解析処理と、リソース情報8aに対
する解析処理との2つからなる。
【0061】図5は、動作情報5aに対する解析処理の
流れを説明するためのフローチャートである。
【0062】この動作情報5aに対する解析処理では、
まず動作情報5aの任意のエントリが対象とされ、この
対象とされてたエントリからアプリケーションの識別子
が取り出される(t1)。例えば先の図2に示す動作情
報5aにおける第1行目のエントリから「1d235」とい
う識別子が取り出される。
【0063】この取り出されたアプリケーションの識別
子が未だ解析表に登録されていなければ(t2)、解析
表に新規の列が追加され(t3)、取り出されたアプリ
ケーションの識別子がこの新規の列に登録される(t
4)。
【0064】次に、取り出されたアプリケーションの識
別子によって対象のエントリのうちの他の情報が分類さ
れ、解析表13の該当する識別子の列に行が追加され、
対象のエントリのうちの他の情報がこの追加された行に
格納される(t5)。
【0065】上記と同様の処理は最後のエントリまで繰
り返される(t6a、t6b)。
【0066】図6は、先の図2に示す動作情報5aに対
する解析処理が第4行目のエントリまで実行された場合
の解析表13を示す図である。
【0067】動作情報5aに対する解析処理が終了する
と、次にリソース情報8aに対する解析処理が実行され
る。
【0068】図7は、リソース情報8aに対する解析処
理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0069】このリソース情報8aに対する解析処理で
は、まずリソース情報8aの項目が取り出され、取り出
された各項目が未だ解析表13に登録されていなけれ
ば、解析表13に新規の列が追加され、取り出された項
目の名称がこの新規の列に登録される(u1)。例えば
先の図3に示すリソース情報8aにおける項目「フリー
メモリ量」、「CPU使用率」が取り出され、解析表1
3の新規の列とされる。
【0070】次に、リソース情報8aの任意のエントリ
が対象として取り出され(u2)、この対象とされてい
るエントリから項目毎の値と対応する時間とが取り出さ
れる(u3)。例えば先の図3に示すリソース情報8a
における第1行目のエントリから、フリーメモリの値
「15982」、CPU使用率「5%」、時間「15:10:18」
が取り出される。
【0071】そして、この各項目毎の値とこの値に対応
する時間とが、解析表13の該当する列に格納される
(u4)。
【0072】上記と同様の処理はリソース情報8aの最
後のエントリまで繰り返される(u5a、u5b)。
【0073】図8は、上記のような解析処理の結果得ら
れる解析表13の具体例を示す図であり、先の図2の動
作情報5a及び図3のリソース情報8aに基づいて生成
された場合を例示している。なお、この解析表13のデ
ータ構造は一例であり、後で実行される表示処理(s
7)に対応可能であれば他のデータ構造を利用してもよ
い。
【0074】続いて、本実施の形態において最も特徴的
な表示部14における表示処理について詳細に説明す
る。
【0075】図9は、表示処理の流れを説明するフロー
チャートである。この表示処理では、まず解析表13が
参照され、解析表13中の最先の時間と最新の時間とか
ら得られる表示対象の開始時間と終了時間、及び解析表
13の列数より、動作情報テーブル17の行数及び列数
が決定される(v1)。例えば、図8の解析表13が参
照されたとすると、開始時間が「15:10:18」であり終了
時間が「15:10:25」なので、1秒を1行で表示する場合
には動作情報テーブル17の行数が8行と決定される。
また、アプリケーションの識別子数が3つであり、リソ
ース表示の項目数が2つであるため、表示に必要な列数
は3と2の和から5と決定される。
【0076】次に、解析表13から1列のエントリが取
り出される(v2)。図8の解析表の場合、まず識別子
「1a235」の列に分類されている5個のエントリが取り
出される。
【0077】この取り出された各エントリは、それぞれ
動作情報テーブル17における該当する列の該当する時
間(タイムスタンプ)の欄に画面出力される。例えば、
識別子「1a235」の場合、最初のエントリが「15:10:20.
1」の「objectAのcreateメソッドを実行」であるため、
動作情報テーブル17の「15:10:20」の欄に「create(o
bjectA)」が表示される。なお、ここでは表示の際に
「メソッド名(オブジェクト名)」と言う形式を採用し
ているが、表示形式はこれに限定されるものではない。
【0078】上記の識別子「1a235」に対して実行され
たのと同様の処理が、解析表13における他の識別子に
対しても実行される。すなわち、識別子「2a005」及び
「3g108」に対して実行される(v3)。
【0079】また、上記と同様の処理は、解析表13に
おけるリソース情報の項目に関する列に対しても実行さ
れる。すなわち、リソース情報のエントリが解析表13
から取り出され、動作情報テーブル17の該当する時間
の欄に画面出力される(v4a、v4b)。
【0080】図10は、上記表示処理によって表示され
る動作表示テーブル13の内容の一例を示す図であり、
上記図8の解析表に基づいて得られた動作情報テーブル
17が画面18に表示されている状態を示している。
【0081】この動作情報テーブル17では、時系列
に、各アプリケーション3a〜3cによってどのオブジ
ェクトが利用され、どのメソッドが実行されたかに関し
て表示されている。
【0082】また、複数のアプリケーション3a〜3c
によって共有されるオブジェクト「objectA」が、い
つ、どのアプリケーションによって利用されているか把
握可能である。
【0083】また、各アプリケーション3a〜3cの動
作状況に併せて、その時点のリソースの状況も把握可能
である。
【0084】したがって、本実施の形態を適用すること
により、アプリケーションの動作状況としてオブジェク
トの生成、削除、さらにはメソッドの実行記録等を時系
列に整理された状態で、利用者に対して分かりやすく表
示できる。
【0085】また、アプリケーションの動作状況と、そ
の時のサーバリソースの使用状況、アプリケーションの
実行環境の状態等とを対比して表示できるため、例えば
アプリケーションによる不具合が発生したのか、CPU
使用率、メモリ使用量等に関わる不具合が発生したのか
容易に判断できる。
【0086】また、各オブジェクト毎の動作状況を別々
に表示するのではなく、関連するオブジェクトの情報を
ひとまとめにしてアプリケーション単位で動作状況を表
示しているため、複数のオブジェクトが連携することに
より、一つのアプリケーションとして動作する場合であ
っても容易に動作状況を把握できる。
【0087】ゆえに、表示された内容に基づいて利用者
が十分な解析、正確な解析をすることができる。
【0088】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1の実施の形態の変形例であり、アプリケ
ーションの動作情報の取得機能がアプリケーション実行
環境によって提供される場合について説明する。
【0089】図11は、本実施の形態に係るプログラム
動作情報表示システムの構成を示すブロック図であり、
図1と同様の部分については同一の符号を付してその説
明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳しく説
明する。
【0090】このプログラム動作情報表示システム19
においては、アプリケーション実行環境20に動作情報
取得機能21が備えられている。したがって、このアプ
リケーション実行環境20上で動作するアプリケーショ
ン3dを変更しなくても、アプリケーション3dの動作
情報5aを取得できる。
【0091】これに対し、第1の実施の形態において
は、例えばアプリケーションに動作情報取得部をリンク
する等のような、動作情報を取得するためにアプリケー
ションの変更が必要である。
【0092】したがって、本実施の形態を適用すると、
上記第1の実施の形態と同様の作用効果に加えて、解析
に必要な情報をアプリケーションの変更を行うことなく
表示できるという効果を得ることができるという効果が
得られる。
【0093】(第3の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1又は第2の実施の形態の変形例であり、
アプリケーションの動作情報やリソース情報がファイル
として記憶されることなく利用される場合について説明
する。
【0094】図12は、本実施の形態に係るプログラム
動作情報表示システムの構成を示すブロック図であり、
図1と同様の部分については同一の部号を付してその説
明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳しく説
明する。
【0095】なお、ここでは、第1の実施の形態である
図1のプログラム動作情報表示システム1に対して本実
施の形態を適用した場合を示しているが、第2の実施の
形態である図11のプログラム動作情報表示システム1
9に対しても同様に本実施の形態を適用することができ
る。
【0096】このプログラム動作情報表示システム22
のアプリケーション実行環境23においては、動作情報
取得部24が取得した動作情報をファイルに出力するの
ではなく、直接情報管理部25に出力する。
【0097】同様に、リソース情報取得部26も、取得
したリソース情報を、ファイルを介することなく直接情
報管理部25に出力する。
【0098】情報管理部25は、入力した情報を解析部
9の情報受信部10に送信するが、この際に入力した情
報をメモリ上に保持するとしてもよいし、一時的にファ
イルに書き出してもよい。また、情報管理部25は、UN
IXのsyslogやWindows(MicroSoft社の商標)のイベント
ログのようなOS等が提供するイベント管理機構を使用
して実現してもよい。
【0099】(第4の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1乃至第3の実施形態の変形例であり、リ
アルタイムに動画情報テーブルが更新される場合につい
て説明する。
【0100】図13は、本実施の形態に係るプログラム
動作情報表示システムの構成を示すブロック図であり、
図12と同様の部分については同一の部号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳しく
説明する。
【0101】このプログラム動作情報表示システム27
では、動作情報取得部24から動作情報が出力される
と、ファイルに記憶されることなく、情報管理部25を
介してリアルタイムに解析表示部28に送信される。
【0102】同様に、リソース情報取得部26からもリ
ソース情報が出力されると、ファイルに記憶されること
なく解析表示部28に送信される。
【0103】なお、動作情報取得部24及びリソース情
報取得部26は、一定時間経過するたびに情報を出力す
るとしてもよい。
【0104】解析表示部28は、情報を情報受信部29
で受信するたびに、解析表示実行部30により画面18
上の動作情報テーブル17の該当位置にその情報を出力
するが、その際、行及び列の数は動的に変更可能となっ
ている。
【0105】図14は、上記プログラム動作情報表示シ
ステム27全体の動作を示すフローチャートである。
【0106】このプログラム動作情報表示システム27
においては、アプリケーション3aの処理実行に応じ
て、以下の処理が実行される(w1a〜w1b)。
【0107】まず、動作情報取得部24、リソース情報
取得部26により、動作情報、リソース情報が情報管理
部25に出力される。すなわち、あるメソッドが実行さ
れると、そのメソッドに関する情報(図2の1行に該当
する情報)が出力される。また、リソース情報は、定期
的(例えば1秒毎)に図3の1行に該当する情報が出力
される(w2)。
【0108】すると、情報管理部25に情報が入力され
ると、この情報が情報受信部29に送信される(w
3)。
【0109】そして、情報受信部29に受信された情報
が、解析表示実行部30により画面18上の動作情報テ
ーブル17の該当位置に表示される(w4)。
【0110】ここで、さらに、解析表示実行部30の詳
細な処理内容について説明する。図15は、解析表示実
行部30の処理を示すフローチャートである。
【0111】この解析表示実行部30では、まず情報受
信部29によって受信された動作情報又はリソース情報
が解析表示実行部に入力されると、入力された情報から
識別子又はリソースの項目(種別)が取得される(x
1)。
【0112】ここで、取得された識別子又はリソースの
項目が画面18上の動作情報テーブル17に表示されて
いない新規のものであれば(x2)、画面上18の動作
情報テーブル17に列が追加され(x3)、追加した列
の項目名記載欄に新規の識別子又はリソースの項目が表
示される(x4)。
【0113】また、解析表示実行部30では、入力した
情報から時間(タイムスタンプ)と動作状況を示す情報
とが取得される(x5)。
【0114】ここで、取得した時間に対応する行が画面
18上の動作情報テーブル17に表示されていない新規
のものであれば(x6)、動作情報テーブル17に行が
追加され(x7)、追加した列の時間表示欄に新規のタ
イムスタンプが表示される(x8)。
【0115】そして、最後に、取得した動作状況を示す
情報が画面18上の動作情報テーブル17の対象位置に
表示される(x9)。
【0116】これにより、アプリケーションの実行と並
列して動作情報及びリソース情報を動的に解析し、リア
ルタイムに表示することで、利用者によって早期対処が
可能となる。
【0117】なお、上記各実施の形態に係るプログラム
動作情報表示システムは、同様の作用・機能を実現可能
であれば各構成要素の配置を変更させてもよく、また各
構成要素を自由に組み合わせてもよい。
【0118】また、上記各実施の形態に係るプログラム
動作情報表示システムは、アプリケーション毎に、オブ
ジェクトとメソッドの動作情報を表示しているが、アプ
リケーションを識別するための表示形式はこれに限定さ
れるものではない。例えば、アプリケーション毎に表示
色を切り替えるとしても、アプリケーション毎にどのオ
ブジェクトのどのメソッドが実行されたかを把握可能さ
せることができる。
【0119】また、上記各実施の形態としては、アプリ
ケーションをプログラムとし、オブジェクトをこのプロ
グラムを構成するプログラム要素とし、メソッドをプロ
グラム要素の処理を特定する処理特定要素としている
が、これに限定されるものではない。例えば、プログラ
ム要素は各種のプログラミング言語によりプログラムさ
れた関数やプロセスやモジュールでもよく、メソッドは
さらにプログラム要素を構成する関数や制御文でもよ
い。
【0120】また、上記実施の形態に係るプログラム動
作情報表示システムの各機能、各要素は、コンピュータ
に実行させることのできるプログラムとして、例えば磁
気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリなどの記録媒体に書き込んで適用したり、通信媒
体により伝送して、例えばサーバ等の各種計算機や計算
機システムに適用することも可能である。上記各機能を
実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログ
ラムを読み込み、プログラムによって動作が制御される
ことにより、上述した処理を実行する。
【0121】
【発明の効果】以上詳記したように本発明を適用する
と、各プログラム毎に、どのプログラム要素のどの処理
特定要素が利用されたかを表示できるため、プログラム
要素の生成、削除、さらにはその中の処理特定要素の実
行履歴を時系列に、分かりやすく表示できる。
【0122】また、プログラムの動作情報と、その時の
環境情報とを対比して表示できるため、プログラムを原
因として不具合が発生していない場合でもこの不具合の
解析を容易に行うことができる。
【0123】また、各オブジェクト毎の動作情報を別々
に表示するのではなく、プログラム要素の動作情報をプ
ログラム毎にひとまとめにした状態で表示する。したが
って、複数のプログラム要素が連携することにより一つ
のプログラムとして動作する場合であっても、プログラ
ム単位で動作情報を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプログラム動
作情報表示システムの構成を示すブロック図。
【図2】動作情報の一例を示す図。
【図3】リソース情報の一例を示す図。
【図4】同実施の形態に係るプログラム動作情報表示シ
ステムで実行される処理の流れを示すフローチャート。
【図5】同実施の形態における動作情報に対する解析処
理の流れを示すフローチャート。
【図6】同実施の形態における動作情報に対する解析処
理により得られる解析表の途中状態を示す図。
【図7】同実施の形態におけるリソース情報に対する解
析処理の流れを示すフローチャート。
【図8】同実施の形態における解析処理の結果得られる
解析表の具体例を示す図。
【図9】同実施の形態における表示処理の流れを示すフ
ローチャート。
【図10】同実施の形態における表示処理によって表示
される動作表示テーブルの一例を示す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るプログラム
動作情報表示システムの構成を示すブロック図。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るプログラム
動作情報表示システムの構成を示すブロック図。
【図13】本発明の第4の実施の形態に係るプログラム
動作情報表示システムの構成を示すブロック図。
【図14】同実施の形態に係るプログラム動作情報表示
システム全体の動作を示すフローチャート。
【図15】同実施の形態に係るプログラム動作情報表示
システムの備える解析表示実行部の処理を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1、19、22、27…プログラム動作情報表示システ
ム 2、20、23…アプリケーション実行環境 3a〜3d…アプリケーション 4、24…動作情報取得部 5…動作ログファイル 5a…動作情報 6、26…リソース情報取得部 7…情報送信部 8…リソース情報ファイル 8a…リソース情報 9…解析部 10…情報受信部 11…解析実行部 12…解析結果送信部 13…解析表 14…表示部 15…解析結果受信部 16…解析結果表示部 17…動作情報テーブル 18…画面 21…動作情報取得機能 25…情報管理部 28…解析表示部 29…情報受信部 30…解析表示実行部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのプログラムのそれぞれ
    が少なくとも一つのプログラム要素を含み、このプログ
    ラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の
    前記少なくとも一つのプログラムの動作情報を表示する
    プログラム動作情報表示システムであって、 前記少なくとも一つのプログラムに関する動作情報を取
    得する取得手段と、 前記取得手段によって取得された動作情報に基づいて、
    少なくとも一つのプログラムの識別情報毎に、処理特定
    要素の識別情報及びこの処理特定要素を含むプログラム
    要素の識別情報を配置した動作情報テーブルを表示する
    表示手段とを具備したことを特徴とするプログラム動作
    情報表示システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つのプログラムのそれぞれ
    が少なくとも一つのプログラム要素を含み、このプログ
    ラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の
    前記少なくとも一つのプログラムの動作情報を表示させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体であって、 コンピュータに、 動作情報に基づいて、少なくとも一つのプログラムの識
    別情報毎に、処理特定要素の識別情報及びこの処理特定
    要素を含むプログラム要素の識別情報を配置した動作情
    報テーブルを表示させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】 少なくとも一つのプログラムのそれぞれ
    が少なくとも一つのプログラム要素を含み、このプログ
    ラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の
    前記少なくとも一つのプログラムの動作情報を表示させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体であって、 コンピュータに、 動作情報に基づいて、少なくとも一つのプログラムの識
    別情報毎に、処理特定要素の識別情報及びこの処理特定
    要素を含むプログラム要素の識別情報を時系列に配置
    し、この時系列に対応して前記少なくとも一つのプログ
    ラムの動作する環境に関する少なくとも一つの環境情報
    を配置した動作情報テーブルを表示させるためのプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 複数のプログラムが少なくとも一つのプ
    ログラム要素を利用して動作し、このプログラム要素が
    少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の前記複数の
    プログラムの動作情報を表示させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 コンピュータに、 動作情報に基づいて、複数のプログラムの識別情報毎
    に、利用されたプログラム要素の識別情報及び利用され
    た処理特定要素の識別情報を配置した動作情報テーブル
    を表示させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 複数のプログラムが少なくとも一つのプ
    ログラム要素を利用して動作し、このプログラム要素が
    少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の前記複数の
    プログラムの動作情報を表示させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 コンピュータに、 動作情報に基づいて、複数のプログラムの識別情報毎
    に、利用されたプログラム要素の識別情報及び利用され
    た処理特定要素の識別情報を時系列に配置し、この時系
    列に対応して前記複数のプログラムの動作する環境に関
    する少なくとも一つの環境情報を配置した動作情報テー
    ブルを表示させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 少なくとも一つのプログラムのそれぞれ
    が少なくとも一つのプログラム要素を含み、このプログ
    ラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の
    前記少なくとも一つのプログラムの動作情報を表示させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体であって、 コンピュータに、 動作情報に基づいて、少なくとも一つのプログラム毎
    に、処理特定要素の識別情報及びこの処理特定要素を含
    むプログラム要素の識別情報を色分けして表示させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  7. 【請求項7】 少なくとも一つのプログラムのそれぞれ
    が少なくとも一つのプログラム要素を含み、このプログ
    ラム要素が少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の
    前記少なくとも一つの動作情報を表示させるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 コンピュータに、 動作情報に基づいて、少なくとも一つのプログラム毎
    に、処理特定要素の識別情報及びこの処理特定要素を含
    むプログラム要素の識別情報を色分けして時系列に表示
    させ、この時系列に対応して前記少なくとも一つのプロ
    グラムの動作する環境に関する少なくとも一つの環境情
    報を表示させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 複数のプログラムが少なくとも一つのプ
    ログラム要素を利用して動作し、このプログラム要素が
    少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の前記複数の
    プログラムの動作情報を表示させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 コンピュータに、 動作情報に基づいて、複数のプログラム毎に、利用され
    たプログラム要素の識別情報及び利用された処理特定要
    素の識別情報を色分けして表示させるためのプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 複数のプログラムが少なくとも一つのプ
    ログラム要素を利用して動作し、このプログラム要素が
    少なくとも一つの処理特定要素を含む場合の前記複数の
    プログラムの動作情報を表示させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 コンピュータに、 動作情報に基づいて、複数のプログラム毎に、利用され
    たプログラム要素の識別情報及び利用された処理特定要
    素の識別情報を色分けして時系列に表示させ、この時系
    列に対応して前記複数のプログラムの動作する環境に関
    する少なくとも一つの環境情報を表示させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
JP35190499A 1999-12-10 1999-12-10 プログラム動作情報表示システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2001166969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35190499A JP2001166969A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 プログラム動作情報表示システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35190499A JP2001166969A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 プログラム動作情報表示システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001166969A true JP2001166969A (ja) 2001-06-22

Family

ID=18420419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35190499A Pending JP2001166969A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 プログラム動作情報表示システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001166969A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006202279A (ja) * 2004-12-28 2006-08-03 Sap Ag 仮想マシンの監視
JP2009032287A (ja) * 2002-04-26 2009-02-12 Ricoh Co Ltd リソース情報を取得する装置及び方法
JP2010108445A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Fujitsu Ltd 構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法および監視プログラム
JP2011076483A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd データ管理装置およびデータ管理プログラム
JP2014239302A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
US11113179B2 (en) 2018-03-19 2021-09-07 Mitsubishi Electric Corporation Information processing device, information processing method, and computer readable medium for a trace process

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009032287A (ja) * 2002-04-26 2009-02-12 Ricoh Co Ltd リソース情報を取得する装置及び方法
JP4504447B2 (ja) * 2002-04-26 2010-07-14 株式会社リコー 画像形成装置、アプリケーション起動判断方法、プログラム、及び記録媒体
JP2006202279A (ja) * 2004-12-28 2006-08-03 Sap Ag 仮想マシンの監視
JP2010108445A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Fujitsu Ltd 構成定義情報生成プログラム、構成定義情報生成装置、構成定義情報生成方法および監視プログラム
JP2011076483A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd データ管理装置およびデータ管理プログラム
US8775484B2 (en) 2009-09-30 2014-07-08 Fujitsu Limited Data management apparatus and method
JP2014239302A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
US11113179B2 (en) 2018-03-19 2021-09-07 Mitsubishi Electric Corporation Information processing device, information processing method, and computer readable medium for a trace process

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6593940B1 (en) Method for finding errors in multithreaded applications
US8832665B2 (en) Method and system for tracing individual transactions at the granularity level of method calls throughout distributed heterogeneous applications without source code modifications including the detection of outgoing requests
US8234631B2 (en) Method and system for tracing individual transactions at the granularity level of method calls throughout distributed heterogeneous applications without source code modifications
US8464221B2 (en) Visualization tool for system tracing infrastructure events
Lange et al. JEWEL: Design and implementation of a distributed measurement system
US6226787B1 (en) Visualization method and system for dynamically displaying operations of a program
US5898873A (en) System and method for visualizing system operation trace chronologies
US8392930B2 (en) Resource contention log navigation with thread view and resource view pivoting via user selections
US6604150B1 (en) Integration of GUI application with external application extensions
JP3807588B2 (ja) マルチスレッド処理装置及び処理方法並びにマルチスレッドプログラムを格納したコンピュータ可読の記録媒体
EP1870810A2 (en) Kernel-aware debugging system, medium, and method
US20030126509A1 (en) Method and apparatus for analyzing performance of data processing system
US20070226715A1 (en) Application server system and computer product
US8135572B2 (en) Integrated debugger simulator
US20050132121A1 (en) Partitioned operating system tool
JP2010218139A (ja) 実行履歴トレース方法
CN117112133A (zh) 虚拟机运行跟踪
US8176467B2 (en) Computer program generation system and method thereof
US7478368B2 (en) Organization and visualization of performance data in selected display modes
JPWO2008114323A1 (ja) プロセッサ・システム最適化支援装置、および支援方法
CN115934855A (zh) 一种全链路字段级血缘解析方法、系统、设备及存储介质
US20010027387A1 (en) Debugging supporting apparatus, debugging supporting method and recording medium readable by computer with its programs recorded thereon
JP2001166969A (ja) プログラム動作情報表示システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
Mathur et al. Idea: an immersive debugger for actors
Ostermann et al. Workflow monitoring and analysis tool for ASKALON