JP2011075069A - 開閉バルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】弁ロッドの傾動や磨耗を防止して、着座部に対して弁体を安定して着座させることにある。
【解決手段】開閉バルブ36a(b)は、弁ロッド46bを有しインレットポート40aとアウトレットポート40bとの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体46と、回転駆動源56と、回転駆動源56の回転駆動力が伝達される最終のギヤ59nと、弁体46と別個の部材からなり、最終のギヤ59nと噛合するラック部60が設けられて最終のギヤ59nの回転運動を直線運動に変換するラック部材63と、略L次状に屈曲して設けられ、弁体46の弁ロッド46bを支持してラック部材63の直線運動を弁体46に伝達する屈曲部63aとを備える。
【選択図】図2
【解決手段】開閉バルブ36a(b)は、弁ロッド46bを有しインレットポート40aとアウトレットポート40bとの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体46と、回転駆動源56と、回転駆動源56の回転駆動力が伝達される最終のギヤ59nと、弁体46と別個の部材からなり、最終のギヤ59nと噛合するラック部60が設けられて最終のギヤ59nの回転運動を直線運動に変換するラック部材63と、略L次状に屈曲して設けられ、弁体46の弁ロッド46bを支持してラック部材63の直線運動を弁体46に伝達する屈曲部63aとを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、流体通路を開閉することが可能な開閉バルブに関する。
例えば、特許文献1には、エンジンの始動時に、2次空気流路管内に発生する2次空気を三元触媒コンバータに導入して三元触媒の暖機を促進させる2次空気供給システムに組み込まれた流体制御弁装置が開示されている。
この流体制御弁装置は、電動モータと、電動モータの回転速度を減速する減速機構と、減速機構中の最終ギヤと噛合する複数のラック歯が外周面に設けられ前記最終ギヤの回転運動を直線運動に変換して弁体と一体的に変位するバルブシャフト(弁ロッド)とを備えている。この場合、電動モータを正転又は逆転させて最終ギヤとラック歯とを噛合させることにより、ラック歯を有するバルブシャフトと一体的に弁体を変位させて流体通路を開閉するようにしている。
ところで、前記特許文献1に開示された流体制御弁装置では、最終ギヤのギヤ歯と噛合するラック歯がバルブシャフトの外周面に設けられ、弁体と一体的に変位するバルブシャフトとギヤ歯とが直接的に噛合するように構成されているため、最終ギヤの回転力の影響によってバルブシャフトの傾動や磨耗が発生するおそれがある。
また、前記特許文献1に開示された流体制御弁装置では、着座部(弁座)に着座して流体通路を開閉する弁体が1本のバルブシャフトのみで変位可能に支持されているため、圧力流体が弁体と弁座との離間空間を流通することによって弁体に対して周方向回りの力が付与され、前記弁体に結合されたバルブシャフトが周方向に回動し又は傾動するおそれがある。この結果、着座部に対する弁体の着座が不安定となるおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、弁ロッドの傾動や磨耗を防止して、着座部に対して弁体を安定して着座させることが可能な開閉バルブを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、圧力流体が導入されるインレットポート及び圧力流体が導出されるアウトレットポートがそれぞれ形成されたバルブ本体と、前記バルブ本体内に変位可能に設けられた弁ロッドを有し、着座部に着座することにより前記インレットポートと前記アウトレットポートとの連通を遮断し、前記着座部から離間することにより前記インレットポートと前記アウトレットポートとを連通させる弁体と、回転駆動源と、前記回転駆動源の回転駆動力が伝達されるギヤと、前記弁体と別個の部材からなり、前記ギヤと噛合するラック歯が設けられて前記ギヤの回転運動を直線運動に変換するラック部材と、前記ラック部材に設けられ、前記弁体の弁ロッドを固定支持して前記ラック部材の直線運動を前記弁体に伝達する支持部と、前記ラック部材の傾動を防止する傾動防止部材とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、弁体を構成する弁ロッドにラック歯を設けることがなく、弁体と別個に構成されて弁体と一体的に変位するラック部材にラック歯を設けている。従って、本発明では、弁体が弁開状態から弁閉状態へ切り換えられる際、回転駆動源の回転駆動力が伝達されるギヤとラック部材のラック歯とが噛合し、ギヤの回転力が、傾動防止部材によって傾動が防止されているラック部材を経由して弁体に伝達されるため、弁ロッドの傾動や磨耗を防止することができる。
また、本発明では、バルブ本体に固定されてラック部材を案内するラックシャフトと、ラック部材と固定支持される弁体の弁ロッドからなる2本の軸体を並列にオフセットして設けることにより、ラックシャフト及び弁ロッドの回転運動を相互に抑制して、弁体の回転を防止することができる。
さらに、本発明では、ラック部材に設けられた軸受部材が、固定側のラックシャフトに対して可動側のラック部材を摺動可能に支持する軸受けとして機能させることができる。この結果、本発明では、ラック部材とラックシャフトとのクリアランスを規制してラック部材の傾動を防止することができると共に、弁体及び弁ロッドの傾動(傾斜)を阻止してより一層安定した着座作用を発揮させることができる。
さらにまた、本発明では、バルブ本体と弁体との間に設けられたばね部材のばね力によって弁体を着座部の方向に向かって押圧(付勢)することにより、弁体を安定して保持することができる。
本発明によれば、弁ロッドの傾動や磨耗を防止して、着座部に対して弁体を安定して着座させることが可能な開閉バルブを得ることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る開閉バルブが組み込まれた燃料電池システムの全体構成図である。なお、本実施形態では、車両に搭載された燃料電池に組み込まれる開閉バルブを以下に例示して説明しているが、これに限定されるものでなく、例えば、船舶や航空機等、又は業務用や家庭用の定置式の燃料電池等に組み込まれる各種開閉バルブに適用することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る開閉バルブが組み込まれた燃料電池システムの全体構成図である。なお、本実施形態では、車両に搭載された燃料電池に組み込まれる開閉バルブを以下に例示して説明しているが、これに限定されるものでなく、例えば、船舶や航空機等、又は業務用や家庭用の定置式の燃料電池等に組み込まれる各種開閉バルブに適用することができる。
図1に示されるように、本実施形態に係る開閉バルブが組み込まれた燃料電池システム10は、燃料電池12、アノード系14、カソード系16、図示しない制御系を備えて構成されている。
燃料電池12は、固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)からなり、MEA(Membrane Electrode Assembly、膜電極接合体)を図示しないセパレータで挟持してなる単セルが複数積層されて構成されている。MEAは、電解質膜(固定高分子膜)、これを挟持するカソード及びアノード等を備える。前記カソード及びアノードは、例えば、白金等の触媒がカーボンブラック等の触媒担体に担持された電極触媒層からなる。また、各セパレータには、溝や貫通孔からなるアノード流路22及びカソード流路24が形成されている。
このような燃料電池12では、アノードに水素(反応ガス、燃料ガス)が供給され、一方、カソードに酸素を含むエア(反応ガス、酸化剤ガス)が供給されると、アノード及びカソードに含まれる触媒上で電極反応が起こり、燃料電池12が発電可能な状態となる。
前記燃料電池12は、図示しない外部負荷と電気的に接続され、前記外部負荷によって電流が取り出されると、燃料電池12が発電するようになっている。なお、前記外部負荷とは、走行用のモータ、バッテリやキャパシタ等の蓄電装置、後記するエアポンプ26等である。
アノード系14は、水素タンク28、遮断弁30、パージ弁32、配管a1〜a4等によって構成される。
水素タンク28は、高純度の水素を高圧で貯蔵するものであり、配管a1を介して下流側の遮断弁30と接続されている。前記遮断弁30は、例えば、電磁弁からなり、配管a2を介して下流側の燃料電池12のアノード流路22の入口と接続されている。
パージ弁32は、例えば、電磁弁からなり、配管a3を介して上流側の燃料電池12のアノード流路22の出口と接続されている。
カソード系16は、エアポンプ26、第1の開閉バルブ36a、第2の開閉バルブ36b、背圧弁38、配管(酸化剤ガス流路)c1〜c5等で構成されている。
エアポンプ26は、例えば、図示しないモータで駆動される機械式の過給器であり、取り込んだ外気(エア)を圧縮して燃料電池12に供給する。
本発明の実施形態に係る第1の開閉バルブ36aは、酸化剤ガスの供給側に設けられ、配管c1を介して上流側のエアポンプ26と接続されると共に、配管c2を介して下流側の燃料電池12のカソード流路24の入口と接続されている。また、本発明の実施形態に係る第2の開閉バルブ36bは、酸化剤ガスの排出側に設けられ、配管c3を介して上流側の燃料電池12のカソード流路24の出口と接続されると共に、配管c4を介して下流側の背圧弁38と接続されている。
本発明の実施形態に係る第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bは、それぞれ、ノーマルクローズタイプで同一構成からなるため、以下、第1の開閉バルブ36aの構成を詳細に説明して、第2の開閉バルブ36bの説明を省略する。
図2は、燃料電池システムに組み込まれ、本発明の実施形態に係る第1の開閉バルブ(第2の開閉バルブ)の概略縦断面図である。
この第1の開閉バルブ36aは、図2に示されるように、流体(圧力流体)が導入されるインレットポート40aが側壁に形成されると共に、流体(圧力流体)が導出されるアウトレットポート40bが底壁に形成されたバルブハウジング42と、前記バルブハウジング42の上部側に搭載されて一体的に結合されるギヤケース43aと、前記バルブハウジング42と前記ギヤケース43aとの間に介装される中間プレート43bとを含む。なお、前記バルブハウジング42、ギヤケース43a及び中間プレート43bは、バルブ本体として機能するものである。
この第1の開閉バルブ36aは、図2に示されるように、流体(圧力流体)が導入されるインレットポート40aが側壁に形成されると共に、流体(圧力流体)が導出されるアウトレットポート40bが底壁に形成されたバルブハウジング42と、前記バルブハウジング42の上部側に搭載されて一体的に結合されるギヤケース43aと、前記バルブハウジング42と前記ギヤケース43aとの間に介装される中間プレート43bとを含む。なお、前記バルブハウジング42、ギヤケース43a及び中間プレート43bは、バルブ本体として機能するものである。
さらに、第1の開閉バルブ36aは、前記バルブハウジング42と中間プレート43bとによって閉塞される室44内に設けられインレットポート40aとアウトレットポート40bとの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体46と、前記弁体46を着座部(弁座)48に向かって押圧するコイルスプリングからなる第1ばね部材50と、前記ギヤケース43aと中間プレート43bとによって閉塞される空間部45内に設けられ前記弁体46が着座部48から離間する方向及び着座部48に着座する方向に沿って前記弁体46を変位させる弁駆動機構52と、前記弁体46を弁開状態に保持するロック機構54とを備える。前記第1ばね部材50は、ばね力によって弁体46を着座部48の方向に向かって押圧するばね部材として機能するものである。
図2に戻って、弁体46は、円板状に形成された弁部46aと、前記弁部46aの中心に連結される弁ロッド46bとを有し、前記弁部46aの下面には、バルブハウジング42の着座部48に当接してシール機能を発揮する弁パッキン46cが装着される。なお、弁体46を構成する弁部46aと弁ロッド46bとは、図2に示されるように、それぞれ別個に製造してねじ締結により一体的に組み付けられるように構成されているが、これに限定されるものではなく、弁部46aと弁ロッド46bとを一体成形するようにしてもよい。
弁駆動機構52は、例えば、ステッピングモータやDCサーボモータ等からなる回転駆動源56と、前記回転駆動源56の回転駆動軸(モータ軸)56aに連結されたピニオン58と、前記ピニオン58に噛合する最初のギヤ591を含む複数のギヤ591〜59nによって構成される減速機構61とを含む。なお、図2中では、減速機構61において、ギヤ591とギヤ59mとの中間に設けられるギヤを省略している。
また、弁駆動機構52は、略L字状に屈曲する屈曲部63aが弁ロッド46bにねじ締結されて弁体46と一体的に変位可能に設けられ、複数のギヤ591〜59n中の最終のギヤ59nと噛合するラック部(ラック歯)60を有するラック部材63と、下端部が前記中間プレート43bにねじ部65aを介して固定されラック部材63の孔部63bに沿って延在して前記ラック部材63を変位可能に支持するラックシャフト(傾動防止部材)65と、前記ラック部材63の孔部63b内に装着され前記ラックシャフト65の外周面に摺接して前記ラック部材63を支持(軸支)するカラー部材(軸受部材)67とを備える。
ラック部材63は、弁体46と別個の部材からなり、最終のギヤ59nとラック部(ラック歯)60とが噛合することにより、ギヤ59nの回転運動が直線運動に変換される。また、ラック部材63の屈曲部63aは、弁体46の弁ロッド46bを支持して前記ラック部材63の直線運動を弁体46に伝達する支持部として機能するものである。さらに、ラックシャフト65と弁体46の弁ロッド46bは、平面視して所定距離だけオフセットしていると共に、側面視して鉛直上下方向に沿って略並行に配設される。
前記ラック部材63の上端部には、略水平方向に所定長だけ突出し後記するロックレバー64の係合部64aと噛み合い可能な係合部63cが設けられる。なお、ラック部材63の係合部63cは、開閉バルブのロック部として機能するものである。この場合、ロックとは、弁体46が着座部48に着座するのを阻止することをいう。
前記回転駆動源56は、ギヤケース43aに設けられた図示しない固定部材によって固定される。また、回転駆動源56に供給される電流の極性を切り換えることにより、回転駆動軸56aに連結されたピニオン58の回転方向を正逆いずれかの方向に切り換えることができる。
この場合、回転駆動源56が回転駆動されて回転駆動軸56aの回転運動がピニオン58に伝達され、前記ピニオン58の回転運動は、互いに噛合する複数のギヤ591〜59nによって構成される減速機構61によって減速された後、最終のギヤ59nとラック部60との噛合作用によってラック部材63の直線運動(昇降運動)に変換される。さらに、前記ラック部材63の直線運動は、略L字状に屈曲する屈曲部63aを介して前記ラック部材63と並行に設けられた弁ロッド46bに伝達されて、弁体46を上下方向に沿って変位させる。この結果、前記弁体46(弁部46a)が着座部48に着座してアウトレットポート40bを閉塞することにより、インレットポート40aとアウトレットポート40bとの連通が遮断された弁閉状態となり、一方、前記弁体46が着座部48から離間することにより、バルブハウジング42内の室44を介してインレットポート40aとアウトレットポート40bとが連通する弁開状態となる。
本実施形態では、弁体46を構成する弁ロッド46bの外周面にラック部60(ラック歯)を設けることがなく、弁体46と別個に構成されて弁体46と一体的に変位するラック部材63の外周面にラック部60(ラック歯)を設けている。従って、本実施形態では、減速機構61を構成する複数のギヤ591〜59n中の最終のギヤ59nとラック部材63のラック部60とが噛合した場合、最終のギヤ59nの回転力が、ラックシャフト65によって傾動が防止されているラック部材63を経由して弁体46に伝達されるため、弁ロッド46bの傾動や磨耗を防止することができる。この結果、本実施形態では、従来技術と比較して、弁体46の弁ロッド46bの傾動や磨耗を防止して、着座部48に対して弁体46を安定して着座させることができる。
また、本実施形態では、ラック部材63の孔部63bに装着されたカラー部材67が、例えば、焼結金属等で形成された円筒状の部材からなり、固定側のラックシャフト65に対して可動側のラック部材63を摺動可能に支持する軸受けとして機能することにより、弁体46及び弁ロッド46bの傾動(傾斜)を阻止してより一層安定した着座作用を発揮させることができる。
さらに、本実施形態では、中間プレート43bに固定されてラック部材63を上下方向に沿って案内するラックシャフト65と、前記ラック部材63と固定支持される弁体46の弁ロッド46bからなる2本のシャフトを並列に且つ鉛直上下方向に沿って設けることにより、ラックシャフト65及び弁ロッド46bの回転運動を相互に抑制して、弁体46の回転を防止することができる。
また、ラック部材63と連結される弁体46の弁ロッド46bは、中間プレート43bに形成された挿通孔69に沿って非接触状態で挿通可能に設けられ、前記挿通孔69には、弁ロッド46bの外周面を囲繞することにより、バルブハウジング42の室44内を液密乃至気密に保持するシール部材71(例えば、Oリング)が設けられる。
ロック機構54は、ギヤケース43aに固定された支持ピン62が軸着され前記支持ピン62を支点として所定角度の範囲内で揺動可能に設けられたロックレバー64と、例えば、トーションばねからなり前記支持ピン62に係着さればね力によって前記ロックレバー64を時計回り方向に付勢する図示しない第2ばね部材と、電磁力で変位する可動要素(例えば、可動コア)のシャフト部68が前記ロックレバー64の側壁部64cを押圧することにより、前記第2ばね部材のばね力に抗して前記ロックレバー64を反時計回り方向に所定角度だけ揺動させるソレノイド手段80とを有する。
ロックレバー64は、上端側に設けられてラック部材63の係合部63cと係合する係合部64aと、前記係合部64aから下方側に向かって延在しラック部材63の係合部63cと摺接する傾斜面からなる傾斜面部64bと、下端側に設けられソレノイド手段80を構成する可動要素のシャフト部68が当接する側壁部64cとを有する。
この場合、前記ロックレバー64は、前記第2ばね部材のばね力によって、常時、支持ピン62を支点として時計回り方向に付勢(押圧)されている。なお、前記第2ばね部材は、トーションばねに限定されるものではなく、例えば、図示しないコイルスプリングや板ばね等を用いてもよい。
ソレノイド手段80は、ブラケットを介してギヤケース43aの外部側壁に固定され、ボビンにコイルが巻回されたソレノイド86と、前記ソレノイド86に通電して励磁することにより固定コア側に向かって吸引される可動要素とを含む電磁弁によって構成される。前記可動要素には、ロックレバー64の側壁部64cに当接して前記側壁部64cを押圧するシャフト部68が一体的に形成される。
なお、ソレノイド手段80を構成する可動要素(シャフト部68)の変位において、可動要素が固定コア側に吸引されてロックレバー64へ接近する方向への変位を「可動要素の一方側への変位」とし、ソレノイド手段80に設けられた図示しない復帰ばねによって可動要素がロックレバー64から離間する方向への変位を「可動要素の他方側への変位」とする。
この場合、ロックレバー64は、ソレノイド手段80の可動要素の一方側への変位により、図示しない第2ばね部材による付勢力(ばね力)に抗して各開閉バルブ36a、36bのロック状態解除側へ揺動可能に設けられると共に、前記ソレノイド手段80の可動要素の他方側への変位及び前記第2ばね部材の付勢力により各開閉バルブ36a、36bのロック状態側へ揺動可能に設けられる。
また、ソレノイド86に対して電流の供給が停止された非通電状態(オフ状態)では、可動要素のシャフト部68の先端部がロックレバー64の側壁部64cに当接し、弁体46が着座部48に着座した弁閉状態にある。一方、ソレノイド86に対して電流が供給された通電状態(オン状態)では、ソレノイド86の励磁作用によって可動要素が固定コア側に吸引されてシャフト部68がロックレバー64側に向かって変位することにより、前記シャフト部68が前記ロックレバー64の側壁部64cを押圧して前記ロックレバー64が支持ピン62を支点として反時計回り方向に所定角度だけ揺動し、弁体46が着座部48から離間可能な状態(ロック解除可能状態)となる。
さらに、弁駆動機構52の回転駆動源56及びロック機構54のソレノイド86は、例えば、高圧バッテリとは別個に設けられた図示しない低圧バッテリの電力によってそれぞれ駆動される。
図1に戻って、背圧弁38は、燃料電池12のカソードの圧力を調整する機能を有し、弁開度の調節が可能なバタフライ弁(常開型)等で構成されている。
制御系は、図示しないECU(Electronic Control Unit)、燃料電池12の温度を検出する温度センサ等で構成されている。ECUは、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。また、ECUは、遮断弁30、パージ弁32、第1の開閉バルブ36a、第2の開閉バルブ36b、第1及び第2の開閉バルブ36a、36bにそれぞれ設けられた弁駆動機構52、ロック機構54を制御する。さらに、ECUは、エアポンプ26のモータの回転速度を制御し、背圧弁38の弁開度を調整する。
本実施形態に係る開閉バルブが組み込まれた燃料電池システム10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
先ず、燃料電池自動車のイグニッションスイッチがオフ(IG−OFF)されて、燃料電池12の発電が停止されている場合について説明する。
運転者によってイグニッションスイッチがオフ(IG−OFF)されている場合、ECUからの制御信号によって、遮断弁30が閉じられて燃料電池12側への水素の供給が停止されていると共に、エアポンプ26の図示しないモータの駆動が停止されて燃料電池12側へのエアの供給が停止されている。また、燃料電池12の発電停止中は、第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bがそれぞれ弁閉状態となり、燃料電池12のカソードが封鎖されている。
換言すると、燃料電池12の発電停止中において、第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bは、ノーマルクローズタイプのバルブからなり、図2に示されるように、第1ばね部材50のばね力によって弁体46が着座部48に対して着座するように押圧されている。従って、第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bは、インレットポート40aとアウトレットポート40bとの連通が遮断された弁閉状態となる。その際、弁駆動機構52の回転駆動源56は、非通電状態にあると共に、ロック機構54のソレノイド86は、非通電状態(非励磁状態)にある。
燃料電池12のカソードがノーマルクローズタイプの第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bによって封鎖されることにより、燃料電池12の発電停止中において、カソード流路24内に新たなエアが流れ込むことを好適に阻止することができる。
次に、運転者によって燃料電池自動車のイグニッションスイッチがオン(IG−ON)されて燃料電池システム10が運転中である場合には、ECUによって第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bがそれぞれ弁閉状態から弁開状態に切り換えられてカソードの封鎖状態が解除される。同時に、ECUによって遮断弁30が弁開状態とされて水素タンク28からアノードに水素が供給されると共に、エアポンプ26が駆動されてカソードにエア(空気)が供給されて、燃料電池12の発電が行われる。
図3(a)は、第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブの弁閉状態を示す概略構成図、図3(b)は、第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブの弁開状態を示す概略構成図、図4(a)〜(e)は、第1の開閉バルブ及び第2の開閉バルブが、弁閉状態から切り換えられて弁開状態に保持されるまでの動作説明に供される図である。
ここで、カソードの封鎖状態を解除したときにおける、第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bの弁閉状態から弁開状態及びロック状態への切換動作について、図4に基づいて以下詳細に説明する。なお、図4(a)は、図2に示されるように各開閉バルブ36a、36bの弁体46が着座部48に着座した弁閉状態にあり、この弁閉状態を初期位置として説明する。また、図4中では、減速機構61を構成する複数のギヤを省略して最終のギヤ59nのみを図示している。加えて、以下の説明において、図4(a)〜(e)に図示されていない部分については、図3(a)、(b)、図2を適宜参照するものとする。
先ず、ECUは、運転者によって燃料電池自動車のイグニッションスイッチがオン(IG−ON)されたことを検知したとき、図4(b)に示されるように、第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bにおいて、ロック機構54のソレノイド86に通電し前記ソレノイド86の励磁作用によって可動要素(シャフト部68)を矢印方向に変位させてロックレバー64の側壁部64cを押圧する。
従って、ロックレバー64は、図示しない第2ばね部材のばね力に抗して支持ピン62を支点として反時計回り方向(矢印X2方向)に所定角度だけ揺動する。この結果、図4(a)の弁閉状態においてラック部材63の鉛直上方に位置していたロックレバー64の係合部64aは、図4(b)に示されるように前記ラック部材63の上方位置から所定距離だけ横方向に離間した非交差位置に保持される。
さらに、ECUは、弁駆動機構52の回転駆動源56に通電してピニオン58を回転させ、減速機構61によって減速された後、減速機構61を構成する複数のギヤ591〜59n中の最終のギヤ59nとラック部材63のラック部60との噛合作用によって弁体46(弁ロッド46b)を第1ばね部材50のばね力に打ち勝って上方に変位させる。
この場合、回転駆動源56の回転力が最終のギヤ59n及びラック部60の噛合作用によってラック部材63の直線運動に変換された後、前記ラック部材63は、中間プレート43bに固定されたラックシャフト65の案内作用によって上昇すると共に(図4(c)参照)、前記ラック部材63の略L字状の屈曲部63aに対して並列に連結された弁体46の弁ロッド46bも同時に上昇する。この結果、第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bの弁体46は、それぞれ、着座部48から所定間隔離間し、インレットポート40aとアウトレットポート40bとが室44を介して連通した弁開状態となる。なお、ラック部材63がラックシャフト65に沿って上昇する際、ラック部材63の孔部63bに装着されたカラー部材67がラックシャフト65の外周面に摺接して軸受け機能を発揮することにより、摺動抵抗が抑制される。
このような弁開状態において、ECUは、図4(d)に示されるように、ソレノイド86に対する通電を停止して前記ソレノイド86を非励磁状態とし、図示しない復帰ばねによって可動要素(シャフト部68)を前記とは反対方向(矢印方向)に変位させることにより、ロックレバー64は、図示しない第2ばね部材のばね力によって時計回り方向(矢印X1方向)に所定角度だけ揺動し、図4(a)の初期位置に復帰する。
さらに、ECUは、図4(e)に示されるように、弁駆動機構52の回転駆動源56に通電してピニオン58を前記と反対方向に回転させ、減速機構61を構成する複数のギヤ591〜59n中の最終のギヤ59nとラック部材63に設けられたラック部60との噛合作用によって、前記ラック部材63を下降させる。前記ラック部材63は、中間プレート43bに固定されたラックシャフト65の案内作用によって僅かに下降すると共に、前記ラック部材63の略L字状の屈曲部63aに対して並列に連結された弁体46の弁ロッド46bも同時に僅かに下降する。なお、ラック部材63がラックシャフト65に沿って下降する際、ラック部材63の孔部63bに装着されたカラー部材67がラックシャフト65の外周面に摺接して軸受け機能を発揮することにより、摺動抵抗が抑制される。
この結果、ラック部材63の上端に突出して設けられた係合部63cによってロックレバー64の上端部が係止され、各開閉バルブ36a、36bの弁体46が弁開状態に保持されたロック状態となる(図3(b)参照)。
第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bが、ロック機構54によって弁開状態に保持された後、ECUは、弁駆動機構52の回転駆動源56に制御信号を出力して、前記回転駆動源56に対する通電を停止する。この結果、弁開状態に保持されたロック状態では、回転駆動源56に対する電力の供給を削減して、省電力化を達成することができる。
図5(a)〜(e)は、各開閉バルブが弁開のロック状態から弁閉状態に切り換えられるまでの動作説明に供される図である。なお、図5(a)は、図4(e)と同様に、第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bが弁開状態に保持されたロック状態を示している。
次に、第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bが弁開状態に保持されたロック状態から弁閉状態への切換動作について、図5に基づいて説明する。なお、以下の説明において、図5(a)〜(e)に図示されていない部分については、図3(a)、(b)、図2を適宜参照するものとする。
ECUは、運転者によって燃料電池自動車のイグニッションスイッチがオフ(IG−OFF)されたことを検知したとき、図5(b)に示されるように、弁駆動機構52の回転駆動源56に通電してピニオン58を回転させ、減速機構61を構成する最終のギヤ59nとラック部材63のラック部60との噛合作用によってラック部材63及び弁体46(弁ロッド46b)を第1ばね部材50のばね力に打ち勝って上方に変位させる。この結果、ラック部材63に設けられた係合部63cがロックレバー64の上端部から離間して、ロックレバー64の係止状態が解除される。
続いて、ECUは、図5(c)に示されるように、ロック機構54のソレノイド86に通電し前記ソレノイド86の励磁作用によって可動要素(シャフト部68)を矢印方向に変位させてロックレバー64の側壁部64cを押圧する。従って、ロックレバー64は、図示しない第2ばね部材のばね力に抗して支持ピン62を支点として反時計回り方向(矢印X2方向)に所定角度だけ揺動する。
前記ロックレバー64の揺動が保持された状態において、さらに、ECUは、図5(d)に示されるように、弁駆動機構52の回転駆動源56に通電してピニオン58を前記と反対方向に回転させ、減速機構61の最終のギヤ59nとラック部材63のラック部60との噛合作用によってラック部材63及び弁体46(弁ロッド46b)を下方に変位させる。この結果、ロック機構54によるロック状態が解除され、弁体46が第1ばね部材50のばね力によって押圧されて着座部48に着座した弁閉状態に復帰する。
弁体46が弁開状態から弁閉状態へ切り換えられた後、ECUは、図5(e)に示されるように、ソレノイド86に対する通電を停止して前記ソレノイド86を非励磁状態とし、図示しない復帰ばねによって可動要素(シャフト部68)を前記とは反対方向(矢印方向)に変位させることにより、ロックレバー64は、図示しない第2ばね部材のばね力によって時計回り方向(矢印X1方向)に所定角度だけ揺動し、図4(a)の初期位置に復帰する。
本実施形態では、弁体46を構成する弁ロッド46bの外周面にラック部60(ラック歯)を設けることがなく、弁体46と別個に構成されて弁体46と一体的に変位するラック部材63の外周面にラック部60(ラック歯)を設けている。従って、本実施形態では、弁体46が弁開状態から弁閉状態へ切り換えられる際、減速機構61を構成する複数のギヤ591〜59n中の最終のギヤ59nとラック部材63のラック部60とが噛合し、最終のギヤ59nの回転力が、ラックシャフト65によって傾動が防止されているラック部材63を経由して弁体46に伝達されるため、弁ロッド46bの傾動や磨耗を防止することができる。
この結果、本実施形態では、従来技術と比較して、弁体46の弁ロッド46bの傾動や磨耗を防止して、着座部48に対して弁体46を安定して着座させることができる。
また、本実施形態では、ラック部材63の孔部63bに装着されたカラー部材67が、例えば、焼結金属等で形成された円筒状の部材からなり、固定側のラックシャフト65に対して可動側のラック部材63を摺動可能に支持する軸受けとして機能させることができる。この結果、本実施形態では、ラック部材63の孔部63bとラックシャフト65とのクリアランスを規制してラック部材63の傾動を防止することができると共に、弁体46及び弁ロッド46bの傾動(傾斜)を阻止してより一層安定した着座作用を発揮させることができる。
さらに、本実施形態では、中間プレート43bに固定されてラック部材63を上下方向に沿って案内するラックシャフト65と、ラック部材63と固定支持される弁体46の弁ロッド46bからなる2本のシャフトを並列に且つ鉛直上下方向に沿ってオフセットして設けることにより、ラックシャフト65及び弁ロッド46bの回転運動を相互に抑制して、弁体46の回転を防止することができる。
さらにまた、本実施形態では、バルブハウジング42の室44内に一端部が中間プレート43bに係着され他端部が弁体46の弁部46aに係着される第1ばね部材50を介装し、前記第1ばね部材50のばね力によって弁体46を着座部48の方向に向かって押圧(付勢)することにより、弁体46を安定して保持することができる。またさらに、本実施形態では、ソレノイド86によりロックレバー64を変位させているが、ソレノイド86を用いずに他の駆動機構を用いてもよい。
図6は、本実施形態の変形例に係るノーマルオープンタイプの開閉バルブを示す要部拡大断面図である。
本実施形態では、図2に示されるように、ノーマルクローズタイプの第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bを例示して説明しているが、これに限定されるものではなく、図6の変形例に示されるように、バルブハウジング42の天井部に着座部48が設けられたノーマルオープンタイプの第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bを用いてもよい。
本実施形態では、図2に示されるように、ノーマルクローズタイプの第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bを例示して説明しているが、これに限定されるものではなく、図6の変形例に示されるように、バルブハウジング42の天井部に着座部48が設けられたノーマルオープンタイプの第1の開閉バルブ36a及び第2の開閉バルブ36bを用いてもよい。
36a、36b 開閉バルブ 40a インレットポート
40b アウトレットポート 42 バルブハウジング(バルブ本体)
46 弁体 46b 弁ロッド
48 着座部 50 ばね部材
56 回転駆動源 59 ギヤ
60 ラック部(ラック歯) 63 ラック部材
63a 屈曲部(支持部) 65 ラックシャフト(傾動防止部材)
67 カラー部材(軸受部材)
40b アウトレットポート 42 バルブハウジング(バルブ本体)
46 弁体 46b 弁ロッド
48 着座部 50 ばね部材
56 回転駆動源 59 ギヤ
60 ラック部(ラック歯) 63 ラック部材
63a 屈曲部(支持部) 65 ラックシャフト(傾動防止部材)
67 カラー部材(軸受部材)
Claims (4)
- 圧力流体が導入されるインレットポート及び圧力流体が導出されるアウトレットポートがそれぞれ形成されたバルブ本体と、
前記バルブ本体内に変位可能に設けられた弁ロッドを有し、着座部に着座することにより前記インレットポートと前記アウトレットポートとの連通を遮断し、前記着座部から離間することにより前記インレットポートと前記アウトレットポートとを連通させる弁体と、
回転駆動源と、
前記回転駆動源の回転駆動力が伝達されるギヤと、
前記弁体と別個の部材からなり、前記ギヤと噛合するラック歯が設けられて前記ギヤの回転運動を直線運動に変換するラック部材と、
前記ラック部材に設けられ、前記弁体の弁ロッドを固定支持して前記ラック部材の直線運動を前記弁体に伝達する支持部と、
前記ラック部材の傾動を防止する傾動防止部材と、
を備えることを特徴とする開閉バルブ。 - 請求項1記載の開閉バルブにおいて、
前記傾動防止部材は、前記弁体の弁ロッドと略並行に延在し前記バルブ本体に固定されたラックシャフトからなり、前記ラック部材は、前記ラックシャフトに案内されながら前記弁体と一体的に変位するように設けられることを特徴とする開閉バルブ。 - 請求項2記載の開閉バルブにおいて、
前記ラック部材と前記ラックシャフトとの間には、前記ラックシャフトに摺接して前記ラック部材を支持する軸受部材が設けられることを特徴とする開閉バルブ。 - 請求項1記載の開閉バルブにおいて、
前記バルブ本体と前記弁体との間には、ばね力によって前記弁体を前記着座部の方向に向って押圧するばね部材が設けられることを特徴とする開閉バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009229065A JP2011075069A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 開閉バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009229065A JP2011075069A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 開閉バルブ |
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Family Applications (1)
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JP2009229065A Pending JP2011075069A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 開閉バルブ |
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JP (1) | JP2011075069A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8973892B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-03-10 | Keihin Corporation | Locking mechanism for valve device |
CN107781432A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-09 | 上海开能环保设备股份有限公司 | 控制阀 |
KR20180032858A (ko) * | 2016-09-23 | 2018-04-02 | 주식회사 코텍 | 디스크밸브용 구동기 |
-
2009
- 2009-09-30 JP JP2009229065A patent/JP2011075069A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8973892B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-03-10 | Keihin Corporation | Locking mechanism for valve device |
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KR101876387B1 (ko) * | 2016-09-23 | 2018-08-09 | 주식회사 코텍 | 디스크밸브용 구동기 |
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