JP2012211642A - 弁装置のロック機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】非通電で弁体を所定の開度位置に保持できると共に、弁体の所定の開度位置での保持を解除するために特別の駆動機構を必要としない弁装置のロック機構を提供する。
【解決手段】ロック機構70は、弁体55を駆動するための弁体駆動軸47と共に回転可能な回転軸72を有し切欠き溝74が形成された円板71と、切欠き溝74内に配置されるボール77と、円板71の一方の端面75に対向する軸方向規制面79、及び円板71の外周面73に対向する内周面80を有するボディ部材78と、円板71の他方の端面76に対向して配置され、ボール77の方に向けて徐々に外径が減少すると共にボール77と当接し得る当接面82を有するホルダ部材81と、ホルダ部材81を付勢するばね部材83と、を備え、ボール77をホルダ部材81の当接面82と軸方向規制面79と内周面80との間で挟持することにより、回転軸72の回転方向位置を保持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、弁装置のロック機構に関し、より詳しくは、流体通路を開閉する弁体を有する弁装置の前記弁体を所定の開度位置に保持するためのロック機構に関する。
近年、水素がアノードに、酸素を含む空気がカソードに、それぞれ供給されることで発電する燃料電池の開発が盛んである。かかる燃料電池を用いたシステムでは、水素や酸素を含む空気等の流体が流れる流体通路を開閉する弁体を有する弁装置が用いられている。ここで、燃料電池から排出されるカソードオフガスの流路には、弁装置としての背圧弁が設けられており、背圧弁は、燃料電池から排出されるカソードオフガスの圧力を所定圧に調整するものである。背圧弁としては、例えば、円板状の弁体により流体通路の開閉を行うバタフライバルブが使用されており、設定した弁開度を安定して維持するためには、弁体を駆動するための弁体駆動軸の回転方向位置を保持する必要がある。
一方、回転軸の回転方向位置を保持するためのロック機構として、無励磁状態の場合には、ステータ側をロータ側に連結し、ロータ側に装着された回転軸を制動してブレーキ作動を行い、励磁状態の場合には、ステータ側をロータ側から引き離して回転軸に対するブレーキ作動を解除する無励磁作動型の電磁ブレーキが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この無励磁作動型の電磁ブレーキは、電磁石が無励磁状態である非通電時には、制動ばねの弾発力でアーマチュアをロータ側に圧接してブレーキ作動を行うと共に、電磁石が励磁状態である通電時には、アーマチュアを吸着してロータ側から引き離してブレーキ作動を解除するものである。このような電磁ブレーキによれば、非通電で回転軸の回転方向位置を保持することができる。
特開2005−69391号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術は、回転軸の回転方向位置が保持された状態(ロック状態)から、回転軸の回転方向位置の保持が解除された状態(アンロック状態)に移行させる際に、電磁石等の特別の駆動機構が必要になるという課題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、非通電で弁体を所定の開度位置に保持できると共に、弁体の所定の開度位置での保持を解除するために特別の駆動機構を必要としない弁装置のロック機構を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、流体通路を開閉する弁体を有する弁装置の前記弁体を所定の開度位置に保持するためのロック機構であって、前記弁体を駆動するための弁体駆動軸と共に回転可能な回転軸を有し、外周面に切欠き溝が形成された円板と、前記切欠き溝内に配置されるボールと、前記円板の軸方向の一方の端面に対向して位置される軸方向規制面、及び前記円板の外周面に対向して位置される内周面を有するボディ部材と、前記円板の軸方向の他方の端面に対向して配置され、前記ボールの方に向けて徐々に外径が減少すると共に前記ボールと当接し得る当接面を有するホルダ部材と、前記ホルダ部材を前記ボールに向けて付勢するばね部材と、を備え、前記ボールを、前記ばね部材の付勢力を受ける前記ホルダ部材の当接面と前記軸方向規制面と前記内周面との間で挟持することにより、前記回転軸の回転方向位置を保持することを特徴とする。
この発明によれば、ボールの挟持によってボールと当該ボールに当接する各点(3点)との間に静止摩擦力が発生し、当該静止摩擦力に回転中心からボールと当接する各点までの距離を乗じた保持モーメント(保持力)が各当接点に作用する。この保持モーメントによってボールが拘束され、拘束されたボールが切欠き溝内に位置していることによって、回転軸の回転方向位置が保持される。したがって、非通電で弁体を所定の開度位置に保持することができ、消費電力が低減される。しかも、弁体の所定の開度位置での保持を解除するために特別の駆動機構を必要としないため、簡素な構造を実現でき、小型軽量化及び低コスト化が可能となる。
すなわち、非通電で弁体を所定の開度位置に保持できると共に、弁体の所定の開度位置での保持を解除するために特別の駆動機構を必要としない弁装置のロック機構を提供できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の弁装置のロック機構において、前記ホルダ部材には、前記ボディ部材に当接することにより前記ホルダ部材の前記ボール側への移動を規制する移動規制部が設けられており、前記回転軸の回転方向位置の保持が解除された状態において、前記移動規制部が前記ボディ部材に当接し、前記ばね部材の付勢力は前記移動規制部を介して前記ボディ部材に加わることを特徴とする。
この発明によれば、回転軸の回転方向位置の保持が解除された状態では、ばね部材の付勢力はボールに伝達されない。このため、ボールはその動きを拘束されることはない。この結果、回転軸、ひいては弁体駆動軸は少ない摺動抵抗で滑らかに回転できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の弁装置のロック機構において、前記ボディ部材の内周面は、内方に突出する凸部を有し、前記ボールが前記凸部に対向する位置に存在する状態において、前記ボールが前記ばね部材の付勢力を受ける前記ホルダ部材の当接面と前記軸方向規制面と前記凸部との間で挟持されることにより、前記回転軸の回転方向位置を保持することを特徴とする。
この発明によれば、円板の回転軸が回転されて、切欠き溝内に配置されているボールがボディ部材の内周面に形成された凸部に当接すると、ボールは、半径方向内方に移動させられると共に、ホルダ部材の当接面に当接して軸方向に移動させられ、ボディ部材の軸方向規制面に当接した後、ホルダ部材を軸方向規制面と反対側にばね部材の付勢力に抗して移動させる。この際、ボールは、当該ボールと当接する3点で接触して挟持されるため、保持モーメントが各当接点に作用する。この結果、回転軸の回転方向位置が保持される。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の弁装置のロック機構において、前記円板には複数の切欠き溝が形成されており、前記複数の切欠き溝内に複数のボールがそれぞれ配置され、前記ホルダ部材の当接面は、前記ボールの方に向けて直線的に外径が減少するテーパ形状を呈していることを特徴とする。
この発明によれば、簡易な形状の当接面によって、ばね部材の付勢力を複数個のボールに振り分けることができる。したがって、ボールの数だけ保持モーメントが発生し、回転軸が円周方向の複数個所で安定的に保持されることになるため、回転軸の回転方向位置をより確実に保持することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の弁装置のロック機構において、前記回転軸の回転方向位置の保持を解除する場合、前記ボールを挟持することによる保持モーメントよりも大きい回転駆動力を、前記弁体駆動軸を回転駆動させる回転駆動源に発生させることを特徴とする。
この発明によれば、保持モーメントよりも大きい回転駆動力を回転駆動源に発生させるだけで、特別の駆動機構を必要とすることなく、回転軸の回転方向位置の保持を解除することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の弁装置のロック機構において、前記ボールを挟持することによる保持モーメントは、前記ばね部材のばね荷重により設定されることを特徴とする。
この発明によれば、ばね部材のばね荷重を変更することで、回転軸、ひいては弁体駆動軸の回転方向位置を保持するための保持モーメントを調整することが可能となる。
本発明によれば、非通電で弁体を所定の開度位置に保持できると共に、弁体の所定の開度位置での保持を解除するために特別の駆動機構を必要としない弁装置のロック機構を提供できる。
本発明の一実施形態に係る弁装置のロック機構が適用された燃料電池システムの全体構成図である。 燃料電池システムに組み込まれる背圧弁の概略縦断面図である。 ロック機構の動作を説明するための弁体が全閉位置にある状態を示す概略断面図であり、(a)は(b)のB−O線に沿う要部を示す縦断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う横断面図である。 ロック機構の動作を説明するための弁体が全開位置にある状態を示す概略断面図であり、(a)は(b)のD−O線に沿う要部を示す縦断面図であり、(b)は(a)のC−C線に沿う横断面図であり、(c)は(b)の符号Jで示す部分の詳細図である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る弁装置のロック機構が適用された燃料電池システムの全体構成図である。なお、本実施形態では、車両に搭載された燃料電池に組み込まれる弁装置を以下に例示して説明しているが、これに限定されるものでなく、例えば、船舶や航空機等、又は業務用や家庭用の定置式の燃料電池等に組み込まれる各種の弁装置に適用することができる。
図1に示すように、本実施形態に係る弁装置のロック機構が適用された燃料電池システム10は、燃料電池12、アノード系14、カソード系16、図示しない制御系等を備えて構成されている。なお、以下においては、弁装置のロック機構を、燃料電池システム10のカソード系16の背圧弁38に適用した場合を例として説明する。
燃料電池12は、固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)からなり、MEA(Membrane Electrode Assembly、膜電極接合体)を図示しないセパレータで挟持してなる単セルが複数積層されて構成されている。MEAは、電解質膜(固体高分子膜)、これを挟持するカソード及びアノード等を備える。前記カソード及びアノードは、例えば、白金等の触媒がカーボンブラック等の触媒担体に担持された電極触媒層からなる。また、各セパレータには、溝や貫通孔からなるアノード流路22及びカソード流路24が形成されている。
このような燃料電池12では、アノードに水素(反応ガス、燃料ガス)が供給され、一方、カソードに酸素を含むエア(反応ガス、酸化剤ガス)が供給されると、アノード及びカソードに含まれる触媒上で電極反応が起こり、燃料電池12が発電可能な状態となる。
前記燃料電池12は、図示しない外部負荷と電気的に接続され、前記外部負荷によって電流が取り出されると、燃料電池12が発電するようになっている。なお、前記外部負荷とは、走行用のモータ、バッテリやキャパシタ等の蓄電装置、後記するエアポンプ26等である。
アノード系14は、水素タンク28、遮断弁30、パージ弁32、配管a1〜a4等によって構成される。
水素タンク28は、高純度の水素を高圧で貯蔵するものであり、配管a1を介して下流側の遮断弁30と接続されている。前記遮断弁30は、例えば、電磁弁からなり、配管a2を介して下流側の燃料電池12のアノード流路22の入口と接続されている。
パージ弁32は、例えば、電磁弁からなり、配管a3を介して上流側の燃料電池12のアノード流路22の出口と接続されている。
カソード系16は、エアポンプ26、開閉弁36a,36b、背圧弁38、配管(酸化剤ガス流路)c1〜c5等で構成されている。
エアポンプ26は、例えば、図示しないモータで駆動される機械式の過給器であり、取り込んだ外気(エア)を圧縮して燃料電池12に供給する。
開閉弁36aは、酸化剤ガスの供給側に設けられ、配管c1を介して上流側のエアポンプ26と接続されると共に、配管c2を介して下流側の燃料電池12のカソード流路24の入口と接続されている。また、開閉弁36bは、酸化剤ガスの排出側に設けられ、配管c3を介して上流側の燃料電池12のカソード流路24の出口と接続されると共に、配管c4を介して下流側の背圧弁38と接続されている。
なお、図1では図示を省略しているが、配管a3からの水素は配管a2に戻されてリサイクルされるようになっている。そして、配管a4から適宜のタイミングで一部の水素が配管c5上に設置される希釈器(図示せず)へと排出され、燃料電池12に供給される水素の純度を適正なものとしている。
背圧弁38は、ここでは、円板状の弁体により流体通路の開閉を行うバタフライバルブであり、カソード流路24の出口側に接続されている。背圧弁38は、下流側の希釈器(図示せず)を通じて大気側に排気されるエアの排出量を調節し、同時に、燃料電池12のカソード流路24に供給されるエアの圧力を制御する機能を有している。
図2は、燃料電池システムに組み込まれる背圧弁の概略縦断面図である。
図2に示すように、背圧弁38は、流体通路44が内部に形成されたハウジング42を有しており、このハウジング42内に、ステッピングモータやDCサーボモータ等からなる回転駆動源45、回転駆動源45からの回転駆動力が伝達されるギアプレート46、ギアプレート46の中央下部に固定される弁体駆動軸47等を備えている。なお、ハウジング42の図2中上方の端面にはカバー部材(図示せず)が取り付けられる。
ハウジング42に形成された流体通路44は、断面円形状に形成されており、流体通路44の両側に、配管c4,c5(図1参照)がそれぞれ接続されるように構成されている。
回転駆動源45は、ハウジング42に形成された凹部48に収容されており、その出力軸49には、駆動ギア50が固定されており、この駆動ギア50が、アイドルシャフト51に軸支されるアイドルギア52に設けられた大径ギア部53に噛合する。
弁体駆動軸47は、ハウジング42に設けられた貫通孔54,54に挿通されており、流体通路44内に位置される部位には、流体通路44を開閉する弁体55が連結されている。弁体55は、流体通路44の断面形状に対応した円形形状を呈しており、弁体駆動軸47に形成された断面長四角形状(スリット状)の貫通孔56に挿通された状態で、ねじ部材57,57によって固定される。
弁体55が固定された弁体駆動軸47は、ベアリング58とカラー部材88とを介して、ハウジング42及び後記するボディ部材78に軸支される。そして、ハウジング42には、流体通路44からハウジング42の外部へのガス漏れを防止するためのシール部材60と、流体通路44からハウジング42内のギアプレート46等が収容される空間部へのガス漏れを防止するためのシール部材61とが装着されている。
弁体駆動軸47のギアプレート46側の外周部には、弁体55を閉弁方向に回動するように付勢するばね部材(図示せず)が設置されている。すなわち、ここでは、背圧弁38は、通常時(回転駆動源45の非通電時)に弁体55が前記ばね部材の付勢力により流体通路44を全面的に閉止する全閉位置に保持されるノーマルクローズタイプの弁装置である。なお、図2は、弁体55が流体通路44を全面的に開放する全開位置に保持された状態を示している。
ギアプレート46は、弁体駆動軸47の上端部に、ねじ部材62により固定されている。なお、ギアプレート46の回転方向位置が回転センサ(図示せず)により検出されることにより、弁体55の開度が検知されるようになっている。
ギアプレート46は、硬質樹脂製のギアであり、アイドルギア52の回動力を受けて回動駆動されるように構成されている。ギアプレート46は、その外周部の一部にギア部63を有しており、このギア部63がアイドルギア52に設けられた小径ギア部64に噛合する。
次に、ロック機構70について説明する。
ロック機構70は、円板71、ボール77、ボディ部材78、ホルダ部材81、及びばね部材83を備えている。このロック機構70は、ボール77を、ばね部材83の付勢力を受けるホルダ部材81の当接面82と、ボディ部材78の軸方向規制面79及び内周面80との間で挟持することにより、円板71の回転軸72の回転方向位置を保持するものである。
円板71は、弁体55を駆動するための弁体駆動軸47と共に回転可能な回転軸72を有している。回転軸72の弁体駆動軸47側の端部には、直方体形状の突起部72aが設けられており、この突起部72aが、弁体駆動軸47の回転軸72側の端部に設けられた直線状の断面矩形の溝部47aに嵌入することによって、弁体駆動軸47と回転軸72とが共に回転可能な係合状態となる。但し、弁体駆動軸47と回転軸72とを一体成形するようにしてもよい。
また、円板71の外周面73には、U字形状の切欠き溝74(図3(b)参照)が半径方向に沿って形成されている。ボール77は、この切欠き溝74内に配置される。ボール77としては例えば鋼球が使用される。ここで、切欠き溝74の溝幅W(図3(b)参照)は、ボール77の直径に対応した寸法、すなわちボール77の直径よりも僅かに大きい寸法に設定されている。したがって、ボール77は、切欠き溝74内において、半径方向に移動可能であるが、円周方向には切欠き溝74の溝壁によって移動が規制されるようになっている。
ここでは、3個のボール77が、円板71の円周上等間隔に形成された3つの切欠き溝74内にそれぞれ配置されている。但し、ボール77及び切欠き溝74の数は適宜設定可能である。
ボディ部材78は、円板71とボール77とを内部に収容する略有底円筒形状を呈しており、円板71の軸方向の一方の端面75に対向して位置される軸方向規制面79と、円板71の外周面73に対向して位置される内周面80とを有している。
ボディ部材78の内周面80は、内方に突出する凸部84(図3(b)参照)を有している。具体的には、凸部84の内面の内半径R1は、凸部84以外の内周面80の内半径R2よりも小さく設定されている(図4(c)参照)。また、ボール77が凸部84に接触する際に、ボール77を凸部84の内面に滑らかに導くための案内面85(図3(b)参照)が凸部84に隣接して形成されている。そして、ボール77が凸部84に対向する位置に存在する状態において、ボール77がばね部材83の付勢力を受けるホルダ部材81の後記する当接面82と軸方向規制面79と凸部84との間で挟持されるように構成されている。
ホルダ部材81は、円板71の軸方向の他方の端面76に対向して配置される。このホルダ部材81は、ボール77の方に向けて徐々に外径が減少すると共にボール77と当接し得る当接面82を有している。ここでは、当接面82は、ボール77の方に向けて直線的に外径が減少するテーパ形状(円錐側面形状)を呈しており、簡易な形状とされている。但し、当接面82は、例えば球面の一部をなす形状等であってもよい。
ホルダ部材81には、ボディ部材78に当接することによりホルダ部材81のボール77側への移動を規制する移動規制部86が設けられている。そして、回転軸72の回転方向位置の保持が解除された状態において、移動規制部86がボディ部材78に当接し、ばね部材83の付勢力は移動規制部86を介してボディ部材78に加わるように構成されている。
ばね部材83は、ホルダ部材81をボール77に向けて付勢するものであり、例えばコイルスプリングが使用される。
さらに、ロック機構70は、ばね部材83の図2中での下端を受けるばね押え具87を備えている。すなわち、ばね部材83は、ホルダ部材81とばね押え具87との間に装着されており、ホルダ部材81を図2中での上方向へ付勢する。ばね押え具87は、ボディ部材78の図2中での下面に、例えばねじ部材91によって固定される。
円板71の回転軸72は、ボディ部材78の中心軸に沿って形成された貫通孔の内周面に圧入されたカラー部材88と、ばね押え具87の中心軸に沿って形成された貫通孔の内周面に圧入されたカラー部材89によって、摺動可能に支持される。また、ホルダ部材81は、当該ホルダ部材81の中心軸に沿って形成された貫通孔の内周面に圧入されたカラー部材90によって、円板71の回転軸72に対して摺動可能に支持される。カラー部材88〜90は、例えば、焼結金属等で形成された円筒形状の部材からなり、軸受けとして機能する。
ボール77が当接する円板71、ボディ部材78、及びホルダ部材81は、例えば鉄鋼等の金属材料から形成されており、ボール77が圧接されても損傷の無いように所定の硬度を持たせるべく熱処理等の表面硬化処理が全部又は一部に施されることが好ましい。
このように構成されたロック機構70は、以下のように作用する。
図3は、ロック機構の動作を説明するための弁体が全閉位置にある状態を示す概略断面図であり、(a)は(b)のB−O線に沿う要部を示す縦断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う横断面図である。
図3では、ロック機構70は、円板71の回転軸72の回転方向位置の保持が解除された状態(アンロック状態)にある。ここでは、弁体55が全閉位置にあるとき、ロック機構70はアンロック状態である。
図3に示すように、アンロック状態では、ばね部材83の付勢力を伝えるホルダ部材81は、移動規制部86においてボディ部材78と当接して、ボール77側への移動が規制される。したがって、ばね部材83の付勢力は、ボール77に伝達されない。このため、ボール77は、点E及び点Fでの2点接触状態となり、その動きを拘束されることはない。
但し、ボール77の上端と軸方向規制面79とが相互に押圧し合うことなく僅かに接触するようにして、ボール77が3点接触状態とされてもよい。このようにすれば、アンロック状態においてボール77が当接面82と軸方向規制面79と内周面80との間で自由に移動して異音が発生することを防止できる。
円板71の回転軸72の回転方向位置が保持された状態(ロック状態)にするために、弁体駆動軸47(図2参照)の回転により、円板71の回転軸72は、図3(b)に示すように、矢印P方向に回転する。このとき、円板71は、U字形状の切欠き溝74内に配置されているボール77を引き連れて回転する。このように、アンロック状態においては、回転軸72、ひいては弁体駆動軸47は少ない摺動抵抗で滑らかに回転できる。
図4は、ロック機構の動作を説明するための弁体が全開位置にある状態を示す概略断面図であり、(a)は(b)のD−O線に沿う要部を示す縦断面図であり、(b)は(a)のC−C線に沿う横断面図であり、(c)は(b)の符号Jで示す部分の詳細図である。
図4では、ロック機構70は、円板71の回転軸72の回転方向位置が保持された状態(ロック状態)にある。ここでは、弁体55が全開位置にあるとき、ロック機構70はロック状態である。
図4に示すように、円板71の回転軸72が回転されて、切欠き溝74内に配置されているボール77がボディ部材78の内周面80に形成された凸部84に当接すると、ボール77は、半径方向内方(図4(b)の矢印Q方向)に移動させられる。なお、回転軸72が係合されている弁体駆動軸47(図2参照)は、全閉位置から90度回転した全開位置でストッパ(図示せず)により回転が規制されるため、ボール77が凸部84に対向する位置を越えて行き過ぎることは無い。
半径方向内方(図4(b)の矢印Q方向)に移動させられたボール77は、ホルダ部材81の当接面82に当接して軸方向上方に移動させられ、ボディ部材78の軸方向規制面79に当接した後、ホルダ部材81を軸方向規制面79と反対側にばね部材83の付勢力に抗して移動させる。この際、ボール77は、当該ボール77と当接する点G、点H、及び点Iの3点で接触して挟持される(3点接触状態)。
ボール77の挟持によってボール77と当該ボール77に当接する各点(3点)との間に静止摩擦力が発生し、当該静止摩擦力に回転中心からボールと当接する各点までの距離を乗じた保持モーメント(保持力)が各当接点に作用する。この保持モーメントによってボール77が拘束され、拘束されたボール77が切欠き溝74内に位置していることによって、回転軸72が係合されている弁体駆動軸47(図2参照)を全開位置で保持することができる。
ここで、ボール77を挟持することによる保持モーメントは、ばね部材83のばね荷重により設定される。したがって、ばね部材83のばね荷重を変更することで、回転軸72、ひいては弁体駆動軸47の回転方向位置を保持するための保持モーメントを調整することが可能となる。
ロック状態の解除は、弁体駆動軸47(図2参照)の回転により、円板71の回転軸72を矢印P方向(図3(b))と逆方向に回転させることによって行われる。このとき、背圧弁38は、ボール77を挟持することによる保持モーメントよりも大きい回転駆動力を、弁体駆動軸47を回転駆動させる回転駆動源45(図2参照)に発生させる。このように、保持モーメントよりも大きい回転駆動力を回転駆動源45に発生させるだけで、特別の駆動機構を必要とすることなく、回転軸72の回転方向位置の保持、すなわちロック状態を解除することができる。
前記したように、本実施形態に係るロック機構70は、弁体55を駆動するための弁体駆動軸47と共に回転可能な回転軸72を有し外周面73に切欠き溝74が形成された円板71と、切欠き溝74内に配置されるボール77と、円板71の軸方向の一方の端面75に対向して位置される軸方向規制面79、及び円板71の外周面73に対向して位置される内周面80を有するボディ部材78と、円板71の軸方向の他方の端面76に対向して配置され、ボール77の方に向けて徐々に外径が減少すると共にボール77と当接し得る当接面82を有するホルダ部材81と、ホルダ部材81をボール77に向けて付勢するばね部材83と、を備え、ボール77を、ばね部材83の付勢力を受けるホルダ部材81の当接面82と軸方向規制面79と内周面80との間で挟持することにより、回転軸72の回転方向位置を保持する。
このような本実施形態によれば、ボール77の挟持によってボール77と当該ボール77に当接する各点(3点)との間に静止摩擦力が発生し、当該静止摩擦力に回転中心からボール77と当接する各点までの距離を乗じた保持モーメント(保持力)が各当接点に作用する。この保持モーメントによってボール77が拘束され、拘束されたボール77が切欠き溝74内に位置していることによって、回転軸72の回転方向位置が保持される。
したがって、非通電で弁体55を全開位置に保持することができ、消費電力が低減される。しかも、弁体55の全開位置での保持を解除するために特別の駆動機構を必要としないため、簡素な構造を実現でき、小型軽量化及び低コスト化が可能となる。
すなわち、非通電で弁体55を全開位置に保持できると共に、弁体55の全開位置での保持を解除するために特別の駆動機構を必要としない弁装置のロック機構を提供できる。
また本実施形態では、ホルダ部材81には、ボディ部材78に当接することによりホルダ部材81のボール77側への移動を規制する移動規制部86が設けられており、回転軸72の回転方向位置の保持が解除された状態において、移動規制部86がボディ部材78に当接し、ばね部材83の付勢力は移動規制部86を介してボディ部材78に加わる。
このような構成によれば、回転軸72の回転方向位置の保持が解除された状態では、ばね部材83の付勢力はボール77に伝達されない。このため、ボール77はその動きを拘束されることはない。この結果、回転軸72、ひいては弁体駆動軸47は少ない摺動抵抗で滑らかに回転できる。
また本実施形態では、ボディ部材78の内周面80は、内方に突出する凸部84を有し、ボール77が凸部84に対向する位置に存在する状態において、ボール77がばね部材83の付勢力を受けるホルダ部材81の当接面82と軸方向規制面79と凸部84との間で挟持されることにより、回転軸72の回転方向位置が保持される。
このような構成によれば、円板71の回転軸72が回転されて、切欠き溝74内に配置されているボール77がボディ部材78の内周面80に形成された凸部84に当接すると、ボール77は、半径方向内方に移動させられると共に、ホルダ部材81の当接面82に当接して軸方向上方に移動させられ、ボディ部材78の軸方向規制面79に当接した後、ホルダ部材81を軸方向規制面79と反対側にばね部材83の付勢力に抗して移動させる。この際、ボール77は、当該ボール77と当接する3点で接触して挟持されるため、保持モーメントが各当接点に作用する。この結果、回転軸72の回転方向位置が保持される。
また本実施形態では、円板71には複数の切欠き溝74が形成されており、複数の切欠き溝74内に複数のボール77がそれぞれ配置され、ホルダ部材81の当接面82は、ボール77の方に向けて直線的に外径が減少するテーパ形状を呈している。
このような構成によれば、簡易な形状の当接面82によって、ばね部材83の付勢力を複数個のボール77に振り分けることができる。したがって、ボール77の数だけ保持モーメントが発生し、回転軸72が円周方向の複数個所で安定的に保持されることになるため、回転軸72の回転方向位置をより確実に保持することができる。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、前記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、実施形態に記載した構成を適宜組み合わせ乃至選択することを含め、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、前記実施形態では、ロック機構70は、回転軸72を弁体55が全開位置となる回転方向位置に保持できるように構成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば回転軸72を弁体55が全閉位置となる回転方向位置に保持できるように構成されてもよい。さらには、ロック機構70は、凸部84の円周方向位置と設置数とを適宜変更することにより、回転軸72を360度未満の任意の回転方向位置で保持できるように構成されてもよい。なお、例えば回転軸72を弁体55が半開位置となる回転方向位置に保持できるように、ボール77が凸部84に対向する位置を越えて移動し得る構成とされる場合には、案内面85(図3(b)参照)を凸部84に隣接して両側に形成することが望ましい。
また、前記実施形態では、ロック機構70は、円板状の弁体55により流体通路の開閉を行うバタフライバルブに適用されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば貫通孔を有する球状の弁体により流体通路の開閉を行うボールバルブにも適用可能である。この場合、球状の弁体を駆動するための弁体駆動軸に、円板71の回転軸72が係合される。さらには、ロック機構70は、回転駆動源の回転駆動力が伝達されるギアと、当該ギアと噛合するラック歯が設けられギアの回転運動を直線運動に変換して弁体と共に移動するラック部とを有し、弁体が弁座シート面から直角方向に移動する形式のバルブにも適用可能である。この場合、例えば弁体駆動軸としてのギアの回転軸に、円板71の回転軸72が係合される。
また、前記実施形態では、ロック機構70は、燃料電池システム10のカソード系16に設置される背圧弁38に適用されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種システム(装置)の任意の箇所に設置される弁装置に適用可能である。
38 背圧弁(弁装置) 44 流体通路
45 回転駆動源 47 弁体駆動軸
55 弁体 70 ロック機構
71 円板 72 回転軸
73 外周面 74 切欠き溝
75 一方の端面 76 他方の端面
77 ボール 78 ボディ部材
79 軸方向規制面 80 内周面
81 ホルダ部材 82 当接面
83 ばね部材 84 凸部
86 移動規制部

Claims (6)

  1. 流体通路を開閉する弁体を有する弁装置の前記弁体を所定の開度位置に保持するためのロック機構であって、
    前記弁体を駆動するための弁体駆動軸と共に回転可能な回転軸を有し、外周面に切欠き溝が形成された円板と、
    前記切欠き溝内に配置されるボールと、
    前記円板の軸方向の一方の端面に対向して位置される軸方向規制面、及び前記円板の外周面に対向して位置される内周面を有するボディ部材と、
    前記円板の軸方向の他方の端面に対向して配置され、前記ボールの方に向けて徐々に外径が減少すると共に前記ボールと当接し得る当接面を有するホルダ部材と、
    前記ホルダ部材を前記ボールに向けて付勢するばね部材と、を備え、
    前記ボールを、前記ばね部材の付勢力を受ける前記ホルダ部材の当接面と前記軸方向規制面と前記内周面との間で挟持することにより、前記回転軸の回転方向位置を保持することを特徴とする弁装置のロック機構。
  2. 前記ホルダ部材には、前記ボディ部材に当接することにより前記ホルダ部材の前記ボール側への移動を規制する移動規制部が設けられており、
    前記回転軸の回転方向位置の保持が解除された状態において、前記移動規制部が前記ボディ部材に当接し、前記ばね部材の付勢力は前記移動規制部を介して前記ボディ部材に加わることを特徴とする請求項1に記載の弁装置のロック機構。
  3. 前記ボディ部材の内周面は、内方に突出する凸部を有し、
    前記ボールが前記凸部に対向する位置に存在する状態において、前記ボールが前記ばね部材の付勢力を受ける前記ホルダ部材の当接面と前記軸方向規制面と前記凸部との間で挟持されることにより、前記回転軸の回転方向位置を保持することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弁装置のロック機構。
  4. 前記円板には複数の切欠き溝が形成されており、
    前記複数の切欠き溝内に複数のボールがそれぞれ配置され、
    前記ホルダ部材の当接面は、前記ボールの方に向けて直線的に外径が減少するテーパ形状を呈していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の弁装置のロック機構。
  5. 前記回転軸の回転方向位置の保持を解除する場合、前記ボールを挟持することによる保持モーメントよりも大きい回転駆動力を、前記弁体駆動軸を回転駆動させる回転駆動源に発生させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の弁装置のロック機構。
  6. 前記ボールを挟持することによる保持モーメントは、前記ばね部材のばね荷重により設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の弁装置のロック機構。
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