JP2006302627A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 弁装置の開弁状態を微少な電力で維持でき、しかもシステムの異常時には即座に閉弁状態に復帰できるようにした燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 燃料電池10を備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池10に使用される流体の流路中に設けられ該流路を開閉する常閉式の弁装置と、該弁装置を開弁状態に機械的に維持するラッチ機構65と、システムの異常時にラッチ機構を解除して弁装置を閉弁状態に復帰させる復帰手段67とによって構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、開弁状態を電力の消費なしに維持できる低消費電力形の弁装置を用いた燃料電池システムに関するものである。
燃料電池は、燃料となる改質用燃料から水素を主成分とする改質ガスを生成する改質器と、空気等の酸化剤ガスを圧縮するコンプレッサと、改質器で生成された改質ガスおよびコンプレッサで圧縮された空気等の酸化剤ガスにより電気化学反応によって発電する燃料電池スタックと、それらを制御する制御装置及び各種のガス管路等から構成され、ガス管路にはガスの流通を制御する複数の電磁開閉弁が設けられている。また、燃料電池としては、改質装置を使用せず、燃料として水素を使用する場合もある。
この種の燃料電池に用いられる電磁開閉弁として、例えば、特許文献1に記載されているように、開閉弁をモータとナットスクリュウからなる開閉機構によって開閉させることにより、開弁状態を電力を消費せずに維持できるようにしたものが知られている。このものによれば、開弁状態を保持するために電流を流し続ける必要がないため、発電効率の高い燃料電池システムを実現できる。
また、例えば、特許文献2に記載されたものは、バルブ低消費電力とバルブ個数低減として改質ガスバイパスライン系に3方弁と逆止弁を用いており、このものによれば、バルブ逆止性の確保と電力低減の点で優れている。
特開2000−36311号公報(段落0057、0061、図2) 特開2004−71471号公報(段落0031、図1)
しかしながら、燃料電池システムに用いられる電磁開閉弁は、停電や不慮の事故によって電源が遮断された場合に、安全性の観点より弁を即座に閉止することが望まれ、このために、ノーマルクローズ方式を採用することが一般的である。従って、特許文献1および特許文献2に記載されている電磁開閉弁においては、落雷時の停電などを考慮すると、異常時のバルブ復帰ができない点で課題を残している。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、弁装置の開弁状態を電力なしで維持でき、しかも停電等のシステムの異常時には即座に閉弁状態に復帰できるようにした燃料電池システムを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、前記燃料電池に使用される流体の流路中に設けられ該流路を開閉する常閉式の弁装置と、該弁装置を開弁状態に機械的に維持するラッチ機構と、システムの異常時に前記ラッチ機構を解除して前記弁装置を閉弁状態に復帰させる復帰手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、燃料電池および該燃料電池に必要な水素ガスを含む改質ガスを生成する改質装置を備えた燃料電池システムにおいて、前記燃料電池または前記改質装置に使用される流体の流路中に設けられ該流路を開閉する常閉式の弁装置と、該弁装置を開弁状態に機械的に維持するラッチ機構と、システムの異常時に前記ラッチ機構を解除して前記弁装置を閉弁状態に復帰させる復帰手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1もしくは請求項2において、前記復帰手段は、燃料電池システムによって蓄電される蓄電装置と、システムの異常時に前記蓄電装置より電力が供給されて前記ラッチ機構を解除する電磁手段とによって構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、前記弁装置を、モータにて駆動される回転可能な弁体にて構成したことを特徴とするものである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池に使用される流体の流路中に設けた常閉式の弁装置の開弁状態を機械的に維持するラッチ機構を設けたので、弁の開状態を微少な電力で維持することができ、発電効率の高い燃料電池システムが実現できる。しかも、システムの異常時においては、復帰手段によって弁を即座に閉状態に自動復帰することができるので、燃料電池システムの安全性を高めることができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明によれば、燃料電池および改質装置を備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池または改質装置に使用される流体の流路中に設けた常閉式の弁装置の開弁状態を機械的に維持するラッチ機構を設けたので、弁の開状態を微少な電力で維持することができ、燃料電池および改質装置を備えた燃料電池システムの発電効率を高めることができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明によれば、システムの異常時においては、燃料電池システムによって蓄電される蓄電装置より電力が供給される電磁手段によりラッチ機構を解除するようにしたので、僅かな電力でラッチ機構を解除できるようになり、簡素で小形の蓄電装置の使用を可能にできる。
上記のように構成した請求項4に係る発明によれば、弁装置を、モータにて駆動される弁体にて構成したので、流入路と流出路との連通面積が弁体の回動に連れて漸増され、改質装置の改質部およびCO選択酸化部、または燃料電池のアノード電極およびカソード電極に急激に流体が突入することを防止でき、触媒の劣化、触媒粉の流出、電極の劣化、損傷を低減することができる。
以下、本発明に係る燃料電池システムの第1の実施の形態について説明する。燃料電池システムは、図1に示すように、燃料電池11、および燃料電池11に必要な水素ガスを生成して供給する改質装置12を備えている。燃料電池11のアノード電極には、改質装置12から改質ガスが供給され、燃料電池11のカソード電極には、外部からエア(カソードエア)がエアポンプにより供給され、燃料電池11において改質ガス中の水素ガスとカソードエア中の酸素ガスとが反応して発電するようになっている。
改質装置12は、天然ガス、LPGなどの炭化水素系の改質用燃料ガスおよび水蒸気が供給されて改質ガスを生成する改質部13、水ポンプ24から供給された純水を蒸発させて改質部13に供給する水蒸気を生成する蒸発器15、燃焼用燃料ガスと燃焼エアを混合して燃焼させ、改質部13および蒸発器15を加熱するための燃焼ガスを生成する燃焼部14、改質部13の下部に積層された熱交換部16、熱交換部16の下部に積層され改質部13で生成され熱交換部16で冷却された改質ガスに含まれる一酸化炭素を除去するCOシフト部17、COシフト部17に接続されCOシフト部17から送出された改質ガスに含まれる一酸化炭素をさらに除去して送出口から燃料電池11に供給するCO選択酸化部18から構成されている。CO選択酸化部18の送出口が改質装置12の改質ガス送出口となる。燃料電池11の改質ガス導入口からアノード電極に導入された改質ガスは、カソード電極に導入されたカソードエア中の酸素ガスと反応して発電し水になるが、余剰の改質ガスであるアノードオフガスは燃料電池11のアノードオフガス導出口から燃焼部14に送られて燃焼される。
改質部13の触媒が充填された反応室19は、燃焼部14の加熱室20により包囲され、加熱室20内に設けられたバーナ21は、ガスポンプにより送られた燃焼用燃料ガスとエアポンプにより送られた燃焼エアを混合して燃焼させ燃焼ガスを生成する。燃焼ガスは加熱室20を流れる間に反応室19の触媒を加熱し、その後に蒸発器15に流入して純水を蒸発させる。ガスポンプ22により圧送された改質用燃料ガス、および蒸発器15で生成された水蒸気が混合されて熱交換部16に導入され、熱交換部16で予加熱されて反応室19に供給され、燃焼ガスによって加熱された触媒により水蒸気改質反応および一酸化炭素シフト反応して改質ガスを生成する。
改質装置12の熱交換部16には、ガスポンプ22から流量制御して送出される改質用燃料ガスが改質用燃料ガス流路25を通って供給される。また、改質装置12のCO選択酸化部18には、エアポンプ23から流量制御して送出されるCO選択酸化エアがエア流路26を通って供給される。改質用燃料ガス流路25およびエア流路26には、両流路25,26をそれぞれ連通、閉鎖する弁装置27、28が介在されている。
燃料電池システムの停止時には、改質装置12の改質ガス送出口、燃料電池11の改質ガス導入口およびアノードオフガス導出口は遮断され、起動運転時には、改質装置12のCO選択酸化部18から送出される改質ガスは、改質ガス送出管31から燃料電池11をバイパスしてオフガス流路32を通って燃焼部14に送られ、通常運転時には、改質ガスは改質ガス流路31を通って燃料電池11に供給され、燃料電池11から送出されるアノードオフガスはオフガス流路32を通って燃焼部14に送られる。このような流路を形成するために、改質ガス流路31とオフガス流路32には、両流路31,32をそれぞれ連通、閉鎖する弁装置33、34が介在され、また、燃料電池11をバイパスするバイパス流路36中には、弁装置35が設けられている。
次に、前記弁装置27、28、33、34、35の具体的構造を図2に基づいて説明する。弁装置27、28、33、34、35のハウジング40には、流体を流入する流入ポート41と、流体を流出する流出ポート42が形成され、流入ポート41と流出ポート42との間には、流入ポート41内に突出する隔壁部43が設けられ、この隔壁部43に平面状の弁座44が上向きに形成されている。
ハウジング40には軸孔45が形成され、この軸孔45に可動子46が摺動可能に嵌装されている。可動子46の先端(下端)には前記弁座44に着座可能な弁シート47を形成した弁体48が設けられている。弁体48は圧縮スプリング49のばね力によって弁シート47が弁座44に着座する方向に付勢されている。ハウジング40には可動子46を取り巻くように電磁コイル50が配設され、電磁コイル50の吸引力によって弁体48は圧縮スプリング49のばね力に抗して移動される。
前記可動子46の後端(上端)には、可動子46の移動方向に沿って鋸歯状の複数の係合体51が設けられている。各係合体51の下面には可動子46の移動方向に対して直角な係止面51aが形成され、上面には可動子46の移動方向に対して傾斜する傾斜面51bが形成されている。係合体51には支軸52の回りに回転可能なラチェット53が係合され、このラチェット53は例えば渦巻きばねのような付勢部材54によって係合体51の傾斜面51bに当接する方向に付勢されている。ラチェット53は可動子46の上方向の変位に対しては、係合体51の傾斜面51bに乗り上げて付勢部材54の付勢力に抗して揺動することにより、係合体51の通過を許容する。これとは逆に、可動子46の下方向の変位に対しては、ラチェット53が係合体51の係止面51aに係合することにより、前記した圧縮スプリング49のばね力が作用しているにも係わらず、可動子46の下方向への移動を阻止する。上記したラチェット53、係合体51および付勢部材54等により、可動子46の下方向への移動を阻止して弁を開弁状態に機械的に維持するラッチ機構65を構成している。
ラチェット53にはソレノイド55が連結され、ソレノイド55は通常図略のスプリングのばね力によって前進端位置に保持され、この状態においてはラチェット53の一定角度範囲の揺動運動を許容している。ソレノイド55はリレー接点装置56を介して蓄電装置を構成するキャパシタ57に接続されている。キャパシタ57はDC電源59によって常に充電されており、DC電源59には燃料電池システムによって発電された電力がDC−DCコンバータを介して供給されるようになっている。リレー接点装置56は、半導体接点60の通電によって開成され、通電切によって閉成される常閉接点で構成されている。
これにより、ソレノイド55は、通常時においては、半導体接点60の通電切によって閉成されるリレー接点装置56の常閉接点を介してキャパシタ57にて作動され、停電等のシステムの異常時においては、半導体接点60の通電が切れるため、リレー接点装置56が閉じ、キャパシタ57からソレノイド55に電力供給(通電)され、ラチェット53を係合体51より離脱させるようになっている。上記したソレノイド55、キャパシタ57および圧縮スプリング49等によって前記ラッチ機構65を解除して弁を閉弁状態に復帰させる復帰手段67を構成している。なお、蓄電装置としては、上記したキャパシタ57以外に二次電池も利用可能である。
上記した構成により、弁装置27(28、33〜35)が閉弁されている状態において、弁装置27に開弁指令が与えられると、DC電源59によって電磁コイル50が通電され、電磁コイル50の吸引力によって可動子46が圧縮スプリング49のばね力に抗して図2の上方向に変位される。これにより、弁体48の弁シート47が弁座44より離間され、流入ポート41と流出ポート42が連通される。この際、可動子46の上方向変位に伴い、係合体51がその傾斜面51bによってラチェット53を付勢部材54の付勢力に抗して揺動させながら通過する。
電磁コイル50の吸引力によって可動子46が所定量変位されると、電磁コイル50への通電が停止される。これにより、可動子46が圧縮スプリング49のばね力によって下方に移動せんとするが、前記係合体51の係止面51aがラチェット53に係止して可動子46の移動が阻止される。従って、弁装置27は半導体接点60への通電電力のみの微少な電力で開弁状態に維持される。
上記した弁装置27(28、33〜35)の開弁状態において、弁装置27に閉弁指令が与えられると、半導体接点60が通電切されてリレー接点装置56が閉成され、キャパシタ57によってソレノイド55が通電される。この通電によってソレノイド55は図略のスプリングのばね力に抗して後退され、ラチェット53を付勢部材54の付勢力に抗して揺動し、係合体51より離脱させる。これにより、可動子46は圧縮スプリング49のばね力によって下方に移動され、弁体48の弁シート47が弁座44に着座して、流入ポート41と流出ポート42との連通を遮断する。
ところで、図1に示す燃料電池システムの稼動中で、弁装置27、28、33、34、35が半導体接点60への通電電力のみの微少な電力で開弁状態に維持されている状態において、停電等によって電源の供給が停止された場合には、燃料電池システムを停止モードにして、弁装置27、28、33、34、35をフェイルセーフのために閉弁する必要がある。
この場合には、停電等によって電源の供給が停止されると、半導体接点60が通電切となり、リレー接点装置56が閉成されるため、キャパシタ57によりリレー接点装置56を介してソレノイド55が通電され、ソレノイド55が駆動される。これにより、ラチェット53を付勢部材54の付勢力に抗して揺動させ、係合体51より離脱させる。従って、可動子46の下方向移動が可能となり、可動子46は圧縮スプリング49のばね力によって下方に移動され、弁体48の弁シート47が弁座44に着座して、流入ポート41と流出ポート42との連通が遮断される。
このように、弁装置27、28、33、34、35の通常の開閉時においては、これら弁装置を開弁時には電磁コイル50に通電するとともに、閉弁時にはソレノイド55に通電するだけでよく、開弁中は半導体接点60への通電電力のみの微少な電力でその開弁状態を維持できる。
その結果、弁装置27、28、33、34、35を開閉するための消費電力を大幅に低減することができ、発電効率の高い燃料電池システムを実現できる。しかも、停電等のシステムの異常時に際しても、ラチェット53をソレノイド55によって係合体51より離脱させるだけでの僅かな電力で弁装置27、28、33、34、35を即座に閉弁することができ、簡素で小形の蓄電装置(キャパシタ57)で賄えるようになる。
なお、上記した構成の弁装置は、本実施の形態の使用箇所に制限されることなく、パージ用の不活性ガス管路等ガス管路の開閉が必要な箇所に使用することもできる。
次に、上記実施の形態における燃料電池システムの作動について説明する。燃料電池システムの停止時は、弁装置27、28、33、34、35は遮断位置に保持され、流入ポート41と流出ポート42との連通を遮断している。これにより、改質装置12の改質部13およびCO選択酸化部18に夫々接続された改質用燃料ガス流路25およびエア流路26が遮断され、CO選択酸化部18の送出口、および燃料電池11のアノード電極に改質ガスを導入する改質ガス導入口およびアノード電極からアノードオフガスを導出するアノードオフガス導出口が閉鎖され、改質装置12および燃料電池11が外部から遮断される。
燃料電池システムの起動運転が指令されると、弁装置27、28が開弁され、ガスポンプ22により流量制御して送出される改質用燃料ガスが弁装置27の流入ポート41および流出ポート42を通って改質装置21の改質部13に熱交換部16を介して供給されるとともに、エアポンプ23により流量制御して送出されるCO選択酸化エアが弁装置28の流入ポート41および流出ポート42を通ってCO選択酸化部18に供給される。
また、起動運転時においては、弁装置33,34が閉状態とされ、バイパス流路36中の弁装置35が開状態とされており、改質部13からCOシフト部17およびCO選択酸化部18を介して導出される改質ガスは、燃料電池11に供給されないでバイパス流路36を通って燃焼部14に供給され、燃焼部14で燃焼される。運転に伴って、改質ガス中の一酸化炭素が所定量以下となると、弁装置33,34が開状態とされるとともに、弁装置35が閉状態とされ、改質部13から導出される一酸化炭素の含有率の低い改質ガスは燃料電池11に供給され、燃料電池システムは定常運転を開始する。
燃焼用燃料ガスおよび燃焼エアが燃焼部14に供給されると、これら燃焼用燃料ガスおよび燃焼エアはバーナ21にて燃焼され、生成された燃焼ガスが加熱室20を流れて改質部13の触媒を加熱するとともに、蒸発器15で水蒸気を生成する。ガスポンプ22により供給された改質用燃料ガス、および蒸発器15で生成された水蒸気が混合されて熱交換部16に導入され、熱交換部16で予加熱されて改質部13に供給され、燃焼ガスによって加熱された触媒により水蒸気改質反応および一酸化炭素シフト反応して改質ガスが生成される。改質部13から導出された改質ガスは、COシフト部17、およびエアポンプ23からCO選択酸化エアが供給されるCO選択酸化部18により一酸化炭素ガスの濃度を低減される。
そして、燃料電池システムの定常運転時においては、弁装置27、28、33、34、35はラッチ機構65により、半導体接点60への通電電力のみの微少な電力で開弁状態に維持されるが、停電等によって電源の供給が停止されると、燃料電池システムは停止モードとなり、各弁装置27、28、33、34、35が復帰手段67により、フェイルセーフのために閉弁される。
上記した第1の実施の形態においては、弁装置27、28、33、34、35をオン、オフ制御によって開閉する例について述べたが、本発明は、弁座44の開度を調整して流入ポート41から流出ポート42に流通する流体の流量を制御する流量制御弁にも応用可能である。この場合には、開度調整すべき分解能に応じて係合体51の配列ピッチを設定することにより、各開度位置において上記と同様に半導体接点60への通電電力のみの微少な電力で開弁状態を維持可能である。
図3ないし図6は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、この第2の実施の形態は、第1の実施の形態における弁装置33、34、35に代えて、モータにて駆動されるボール弁からなる弁装置70と逆止弁80にて構成した点が第1の実施の形態と異なっている。従って、以下においては相違点のみを中心に説明し、同一構成部分ついては同一の参照番号を付してその説明を省略する。
図5および図6において、弁装置70の弁ハウジング71の内孔には、シート部材72が一体的に固定され、シート部材72に形成された球状の弁孔73内に断面円形のボール弁体74が回転軸線75回りに回転可能に密嵌合されている。シート部材72は回転軸線75と直角な平面によって球状弁孔73の中央で上下に二分割され、ボール弁体74は上下のシート部材72a,72bに挟まれて球状弁孔73内に密嵌合されている。弁ハウジング71および上下のシート部材72a,72bには、回転軸線75と直交する面内にボール弁体74の中心に向かって3つの流路77,78、79が貫通して穿設されている。第1流路77は、図3に示すように、CO選択酸化部18より供給される改質ガスを流入する流入ポートをなし、第2流路78は、燃料電池11のアノード電極に改質ガスを供給する流出ポートを、また、第3流路79は、CO選択酸化部18より供給される改質ガスをバイパスして燃焼部14に供給する流出ポートをなす。第3流路79と燃料電池11を接続するオフガス流路32には、燃料電池11からバーナ21側への流通のみを許容する逆止弁80が介挿されている。ボール弁体74には、回転軸線75と直交する面内に、ボール弁体74の中心部で直角に交差する流通路81、82が設けられている。
ボール弁体74には回転軸線75上に弁軸83が上シート部材72aを貫通して突設されている。弁軸83には減速歯車84、85からなる減速機構86を介してモータ87の軸87a(図4参照)が連結され、モータ87によってボール弁体74は3つの角度位置に回転位置決めされるようになっている。ボール弁体74の第1の角度位置においては、図6(A)に示すように、直角の流通路81、82がシート部材72によって共に閉鎖される遮断状態を形成し、第2の角度位置においては、図6(B)に示すように、直角の流通路81、82が流路77、79にそれぞれ連通する第1連通状態を形成し、第3の角度位置においては、図6(C)に示すように、直角の流通路81、82が流路77、78にそれぞれ連通する第2連通状態を形成する。
弁軸83と弁ハウジング71との間には、図4に示すように、捩りコイルバネ88が介在され、ボール弁体74はモータ87の無勢状態では捩りコイルバネ88のバネ力により図6(A)に示す遮断位置に回動可能である。ボール弁体74はモータ87の図4における反時計回りの回転により減速機構86を介して捩りコイルバネ88のバネ力に抗して遮断位置から連通位置に回動される。
前記モータ軸87a上には、円周上に鋸歯を形成したラチェットホイール90が取付けられている。ラチェットホイール90には前述した実施の形態で述べたと同様なラチェット53が係合され、このラチェット53は例えば渦巻きばねのような付勢部材54によってラチェットホイール90の鋸歯に当接する方向に付勢されている。これによってラチェット53は、ラチェットホイール90の反時計方向の回転を許容するが、時計方向の回転は阻止するようになっている。
ラチェット53にはソレノイド55が連結され、ソレノイド55は図略のスプリングのばね力によって通常前進端位置に保持され、この状態においてはラチェット53の一定角度範囲の揺動運動を許容している。なお、ソレノイド55を制御する構成については、第1の実施の形態と同一であるので、その説明は省略する。
かかる第2の実施の形態においては、燃料電池システムの停止時は、弁装置27、28は遮断位置に保持されて、流入ポート41と流出ポート42との連通を遮断しているとともに、弁装置70は図6(A)に示すように、第1、第2および第3流路77、78、79がそれぞれボール弁体74によって閉塞されている。そして、燃料電池システムの起動時においては、弁装置70のボール弁体74がモータ87により捩りコイルバネ88のバネ力に抗して図6(B)に示す起動運転位置に回動され、第1流路77および第3流路79が互いに連通され、第2流路78はボール弁体74により閉塞される。これにより、CO選択酸化部18から送出される改質ガスが燃焼部14にバイパスされ、CO選択酸化部18から送出される改質ガスに含まれる一酸化炭素ガスの濃度が所定値より高い起動運転時は、CO選択酸化部18から送出される改質ガスは燃焼部11にバイパスされて燃焼される。なお、燃焼部14にバイパスされる改質ガスは、逆止弁80によって燃料電池11への逆流を阻止される。
CO選択酸化部18の触媒温度が所定値以上となったことが検出され、システムが安定状態となりCO選択酸化部18から送出される改質ガスに含まれる一酸化炭素ガスの濃度が所定値以下に減少すると、起動運転から通常運転に切替えるために、弁装置70のボール弁体74がモータ87により捩りコイルバネ88のバネ力に抗して図6(C)に示す通常運転位置に回動され、第1流路77および第2流路78が互いに連通されて、CO選択酸化部18から送出された改質ガスが改質ガス流路41を通って燃料電池11に供給され、燃料電池11から送出されるアノードオフガスがオフガス流路32中に設けられた逆止弁80を介して燃焼部14に送られる。
上記した第2の実施の形態においても、第1の実施の形態で述べたと同様に、燃料電池システムの定常運転時においては、弁装置27、28、70はラッチ機構65により、半導体接点60への通電電力のみの微少な電力で開弁状態に維持されるが、停電等によって電源の供給が停止されると、燃料電池システムは停止モードとなり、各弁装置27、28、70は復帰手段67により閉弁される。
上記した第2の実施の形態によれば、弁装置を開閉するための消費電力を大幅に低減することができ、発電効率の高い燃料電池システムを実現できるとともに、停電等のシステムの異常時に際しても、弁装置を即座に閉弁することができる。しかも、第1の実施の形態に比較して、3つの弁装置33〜35で開閉していた流路を、ボール弁タイプの1つの弁装置70と、1つの逆止弁80によって構成することができ、弁個数の削減を可能にできる。また、ボール弁で構成されているので、第1および第2流路77、78の連通面積はボール弁体74の回動に連れて漸増するので、多量の改質ガスが急に燃料電池11に吸込まれることを防止でき、改質ガスに含まれる一酸化炭素ガスの濃度が増大することがない。
上記した実施の形態においては、モータにて駆動されるボール弁によって3方弁を構成した例について述べたが、ボール弁に平行な2つの連通路を形成し、一方を改質用燃料ガス流路25に、他方をエア流路26にそれぞれ連通させるようにすれば、1個の弁装置の切換えによって、改質用燃料ガス流路25およびエア流路26の開閉を達成することができる。また、ボール弁に単に1つの連通路を形成して、単一の流路の開閉や流量調整用として用いることも可能であり、さらには、ボール弁以外にも、弁体として円筒形状など回転可能な形状であれば適用可能であり、弁体としてボール弁に限定されるものではない。
また、上記した実施の形態で述べた改質装置は、改質用燃料として天然ガス、LPGなどの炭化水素系の改質用燃料ガスを使用して改質ガスを生成するものであるが、灯油等の炭化水素系の液体燃料を気化して使用したり、メタノール等のアルコール系の液体燃料を気化して使用して改質ガスを生成するものでもよい。また、改質装置を設けずに、純水素などの水素を含む燃料を燃料電池の燃料極に供給してもよい。
本発明の第1の実施の形態を示す燃料電池システムの概要図である。 図1の燃料電池システムに用いられる弁装置の断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す燃料電池システムの概要図である。 図3の燃料電池システムに用いられる弁装置の概要図である。 図4の弁装置の断面図である。 図5のX−X線に沿って切断した断面図である。
符号の説明
10…燃料電池、12…改質装置、13…改質部、14…燃焼部、15…蒸発器、16…熱交換部、17…COシフト部、18…CO選択酸化部、19…反応室、20…加熱室、21…バーナ、22…ガスポンプ、23…エアポンプ、24…水ポンプ、25…改質用燃料ガス流路、26…エア流路、27、28、33、34、35、70…弁装置、31…改質ガス流路、32…オフガス流路、36…バイパス流路、40、71…弁ハウジング、41…流入ポート、42…流出ポート、44…弁座、46…可動子、47…弁シート、48…弁体、49…圧縮スプリング、50…電磁コイル、51…係合体、53…ラチェット、54…付勢部材、55…ソレノイド、56…リレー接点装置、57…キャパシタ、59…DC電源、60…半導体接点、65…ラッチ機構、67…復帰手段、72…シート部材、73…弁孔、74…ボール弁体、77、78、79…流路、80…逆止弁、81、82…流通路、83…弁軸、86…減速機構、87…モータ、88…捩りコイルバネ、90…ラチェットホイール。

Claims (4)

  1. 燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、前記燃料電池に使用される流体の流路中に設けられ該流路を開閉する常閉式の弁装置と、該弁装置を開弁状態に機械的に維持するラッチ機構と、システムの異常時に前記ラッチ機構を解除して前記弁装置を閉弁状態に復帰させる復帰手段とを備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 燃料電池および該燃料電池に必要な水素ガスを含む改質ガスを生成する改質装置を備えた燃料電池システムにおいて、前記燃料電池または前記改質装置に使用される流体の流路中に設けられ該流路を開閉する常閉式の弁装置と、該弁装置を開弁状態に機械的に維持するラッチ機構と、システムの異常時に前記ラッチ機構を解除して前記弁装置を閉弁状態に復帰させる復帰手段とを備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 前記復帰手段は、燃料電池システムによって蓄電される蓄電装置と、システムの異常時に前記蓄電装置より電力が供給されて前記ラッチ機構を解除する電磁手段とによって構成したことを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記弁装置を、モータにて駆動される回転可能な弁体にて構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃料電池システム。
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