JP2011073811A - 洗浄装置のホースリール装置およびこれを備えた高圧洗浄車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホースの繰り出し長さに関わらず、精度良くホースの繰り出し長さを検出することが可能な洗浄装置のホースリール装置およびこれを備えた高圧洗浄車の提供。
【解決手段】ドラム10aにホース9が巻き付けられ、回転自在に軸支されたホースリール10と、ホースリール10のドラム10aの外周側にホースリール10のリール軸11と平行に配設された支持軸21と、支持軸21によって揺動可能に支持された揺動アーム22と、揺動アーム22の先端部に回転可能に軸支され、ドラム10aに巻き付けられたホース9に押圧される案内ローラ23と、案内ローラ23の回転量を検出する回転量検出装置24と、回転量検出装置24により検出された回転量からホース9の繰り出し長さを算出する演算装置とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、下水管や排水管等の被洗浄管内の洗浄を行う洗浄装置のホースリール装置およびこれを備えた高圧洗浄車に関する。
下水管や排水管等の被洗浄管内の洗浄を行う高圧洗浄車が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この種の高圧洗浄車は、先端に洗浄ノズルが設けられたホースと、このホースが巻き付けられるホースリールと、ホースの先端から高圧水を噴出させるための水ポンプとを備えている。この高圧洗浄車による洗浄作業時には、ホースの先端部をマンホールから被洗浄管内に挿入しておき、水ポンプを駆動させて、ホースの先端の洗浄ノズルから高圧水を噴出させる。
洗浄ノズルは、高圧水をホースの先端から斜め後方に向かって噴出するように構成されているので、これによって得られる推進力により、ホースリールからホースが繰り出されつつ、被洗浄管内を前進する。そして、ホースの先端部が所定位置まで前進したら、今度はホースを推進力に抗して強制的にホースリールに巻き取り、洗浄ノズルを元の位置まで後退させる。これにより、被洗浄管内の汚泥等をマンホール近傍に集めて被洗浄管内を洗浄する。
ところが、下水管や排水管等の被洗浄管は、一般的に地下に埋設されているため、上述のように高圧水の推進力によりホースを前進させる際、ホースが被洗浄管内のどこまで前進しているのか目視して確認することができない。そこで、例えば特許文献2に記載のように、ホースの繰り出し長さを検出するホース長検出手段を備えた高圧洗浄車が開発されている。
図9は従来のホース長検出手段を備えたホースリールの構造を示す縦断面図である。図9に示すように、ホースリール90には、ホース91の整列巻き取りおよび繰り出しを行えるようにするためのホースガイド装置92が設けられている。ホースガイド装置92は、ホース91の巻き取りおよび繰り出し時に、ホースリール90と連動して回転するクロスねじ軸93上を往復動するようになっている。
また、このホースガイド装置92は、リール軸93と平行な軸回りに回転自在な2個のガイドローラ94,95と、このガイドローラ94,95と直角かつ水平な軸回りに回転自在な2個のガイドローラ96,96とを備えている。ホース91は、ガイドローラ94,95およびガイドローラ96,96間に挿通されている。また、ガイドローラ94,95の軸端には、ガイドローラ94,95の回転量を検出するためのエンコーダが設けられており、ホース長検出手段は、このエンコーダによって、ホース91の進退動作に連動して回転するガイドローラ94,95の回転量をカウントすることにより、ホースの繰り出し長さを検出するようになっている。
実用新案登録第2510670号公報 特開2009−57136号公報
ところが、上記従来のホース長検出手段では、ホース繰り出し初期は、ホースリール90の回転速度がホース91の自走速度に対して遅いため、ガイドローラ94,95がホース91と接触して回転するため、ホース長検出手段による検出精度は良い。しかしながら、ホース繰り出し量が多くなると、ホースリール90の回転速度がホース91の自走速度よりも速くなり、推進抵抗も増すため、ホース91がガイドローラ94,95に接触しなくなる場合があり、ガイドローラ94,95が回転せずに精度が悪くなる。
そこで、本発明においては、ホースの繰り出し長さに関わらず、精度良くホースの繰り出し長さを検出することが可能な洗浄装置のホースリール装置およびこれを備えた高圧洗浄車を提供することを目的とする。
本発明の洗浄装置のホースリール装置は、ドラムにホースが巻き付けられ、回転自在に軸支されたホースリールと、ホースリールのドラムの外周側にホースリールの回転軸と平行に配設された支持軸と、支持軸によって揺動可能に支持された揺動アームと、揺動アームの先端部に回転可能に軸支され、ドラムに巻き付けられたホースに押圧される案内ローラと、案内ローラの回転量を検出する回転量検出装置と、回転量検出装置により検出された回転量からホースの繰り出し長さを算出する演算装置とを備えたものである。
本発明の洗浄装置のホースリール装置によれば、ドラムに巻き付けられたホースに押圧される案内ローラの回転量が検出され、この検出された回転量からホースの繰り出し長さが算出される。このとき、案内ローラは、ドラムに巻き付けられたホースに押圧され、ホースリールのドラムの外周側にホースリールの回転軸と平行に配設された支持軸によって揺動可能に支持された揺動アームの先端部に回転可能に軸支されているため、ドラムに巻き付けられたホースの繰り出し長さに関わらず、回転するドラムに巻き付けられてこのドラムとともに回転するホースに連れ回る。これにより、案内ローラはドラムからのホース繰り出し長さに応じて正確に回転するようになり、精度良くホースの繰り出し長さを検出することが可能となる。
ここで、回転量検出装置は、案内ローラと同軸にエンコーダを設けて、この案内ローラの回転量を直接検出する構成とすることもできるが、案内ローラの回転軸と同軸に設けられた第1歯車と、第1歯車に噛み合わされて回転する第2歯車と、第2歯車の回転量を検出するエンコーダとから構成されるものとすることが望ましい。これにより、第1歯車と第2歯車とが確実に噛み合って回転するので、案内ローラの回転量をエンコーダにより確実に検出し、ホースの繰り出し長さを検出することが可能となる。
また、案内ローラは、ドラムに巻き付けられたホースの全体に渡る長さを有するものであることが望ましい。3連プランジャポンプのような水ポンプは高圧水噴射時に脈動があるため、ホースリールのドラムに巻き付けられたホースがほつれようとする。このほつれようとするホースの全体を、ホースに押圧される案内ローラによって押圧することにより、ホースが綺麗に巻かれた状態を保つことができ、ホースの乱巻きを防止することができる。
また、本発明の洗浄装置のホースリール装置は、演算装置により算出されたホース繰り出し長さが所定長さとなったときにホース繰り出しまたは巻き取りを停止および警告のいずれか一方または両方を行うことを特徴とする。これにより、所定のホース繰り出し長さでホース繰り出しを停止および警告のいずれか一方または両方がなされるので、所定のホース繰り出し長さでホースの繰り出しを停止して被洗浄管内を清掃することが可能となる。また、ホースの全長に近い所定の長さでホース繰り出しを停止または警告をなすことで、ホースが終端まで繰り出されるのを防止することが可能となる。さらに、所定の長さまで巻き取られた際にホース巻き取りを停止または警告をなすことで、ホースの先端の洗浄ノズルの巻き込みを防止することも可能となる。
また、本発明の洗浄装置のホースリール装置は、案内ローラをドラムに巻き付けられたホースから離した状態で揺動アームを固定する固定装置を備えたものであることが望ましい。これにより、ホースの繰り出し長さの検出が不要な場合に、案内ローラがホースに接触しないようにすることができ、ホースの繰り出し時の抵抗を減らすことが可能となる。
(1)ドラムにホースが巻き付けられ、回転自在に軸支されたホースリールと、ホースリールのドラムの外周側にホースリールの回転軸と平行に配設された支持軸と、支持軸によって揺動可能に支持された揺動アームと、揺動アームの先端部に回転可能に軸支され、ドラムに巻き付けられたホースに押圧される案内ローラと、案内ローラの回転量を検出する回転量検出装置と、回転量検出装置により検出された回転量からホースの繰り出し長さを算出する演算装置とを備えたことにより、ドラムに巻き付けられたホースの繰り出し長さに関わらず、精度良くホースの繰り出し長さを検出することが可能となる。
(2)回転量検出装置が、案内ローラの回転軸と同軸に設けられた第1歯車と、第1歯車に噛み合わされて回転する第2歯車と、第2歯車の回転量を検出するエンコーダとから構成されるものであることにより、案内ローラの回転量をエンコーダにより確実に検出し、ホースの繰り出し長さを検出することが可能となる。
(3)案内ローラが、ドラムに巻き付けられたホースの全体に渡る長さを有するものであることにより、ホースに押圧される案内ローラによって、ドラムに巻き付けられたホースの全体を押圧し、ホースの乱巻きを防止することができる。
(4)演算装置により算出されたホース繰り出し長さが所定長さとなったときにホース繰り出しまたは巻き取りを停止および警告のいずれか一方または両方を行うことにより、所定のホース繰り出し長さでホース繰り出しの停止または警告がなされるので、所定のホース繰り出し長さでホースの繰り出しを停止して被洗浄管内を清掃することが可能となる。また、ホースの全長に近い所定の長さでホース繰り出しを停止または警告をなすことで、ホースが終端まで繰り出されるのを防止することが可能となる。さらに、所定の長さまで巻き取られた際にホース巻き取りを停止または警告をなすことで、ホースの先端の洗浄ノズルの巻き込みを防止することも可能となる。
(5)案内ローラをドラムに巻き付けられたホースから離した状態で揺動アームを固定する固定装置を備えたことにより、ホースの繰り出し長さの検出が不要な場合に、案内ローラがホースに接触しないようにすることができ、ホースの繰り出し時の抵抗を減らすことが可能となる。
本発明の実施の形態における高圧洗浄車の側面図である。 図1の平面図である。 図1の背面図である。 図2のA−A矢視図である。 図2のB矢視図である。 図4の揺動アームを固定した状態を示す図である。 操作盤の正面図である。 電子カウンタの正面図である。 従来のホース長検出手段を備えたホースリールの構造を示す縦断面図である。
図1は本発明の実施の形態における高圧洗浄車の側面図、図2は図1の平面図、図3は図1の背面図、図4は図2のA−A矢視図、図5は図2のB矢視図、図6は図4の揺動アームを固定した状態を示す図、図7は操作盤の正面図である。
図1から図3に示すように、本発明の実施の形態における高圧洗浄車1は、車台2上に水を貯留するタンク3と、水ポンプを収容するポンプ室4と、第1のホース9(図4参照。)が巻き付けられる第1のホースリール装置5と、第2のホース(図示せず。)が巻き付けられる第2のホースリール装置6と、ホースリール装置5の回転駆動や、第1のホース9および第2のホースからの高圧水の噴出の操作を行うための操作盤7等とから構成される洗浄装置を備える。第1および第2のホースリール5,6および操作盤7は、垂直軸回りに旋回自在なターンテーブル8を介して車台2上に搭載されている。
第1のホースリール装置5は、第1のホース9が巻き付けられる円筒状のドラム10aの左右両側に円板状の側板10bが設けられたホースリール10を備える。ホースリール10は、そのリール軸11が支持体12上に回転自在に軸支されている。また、ホースリール10の裏側(図2の上側)には、乱巻防止兼ホース長検出装置20を備えている。
乱巻防止兼ホース長検出装置20は、ホースリール10のドラム10aの外周側にホースリール10のリール軸11と平行に配設された支持軸21と、支持軸21によって揺動可能に支持された左右の揺動アーム22と、ドラム10aに巻き付けられたホース9に押圧される案内ローラ23と、案内ローラ23の回転量を検出する回転量検出装置24と、回転量検出装置24により検出された回転量からホース9の繰り出し長さを算出する演算装置としての電子カウンタ73(図8参照。)とを備える。
支持軸21は、支持体12の下方に固定されたブラケット30に固定されている。左右の揺動アーム22は、3つの連結杆22a,22b,22cによって連結されている。揺動アーム22は、支持軸21に対して揺動可能に軸支されている。また、支持軸21にはねじりコイルばね31が設けられており、このねじりコイルばね31の一端はブラケット30によって受けられ、他端は連結杆22cに固定された受け板22dによって受けられている。このねじりコイルばね31によって、揺動アーム22はドラム10a側に付勢される。
案内ローラ23は、揺動アーム22の先端部に回転軸32によって回転可能に軸支されている。したがって、案内ローラ23は、上述のねじりコイルばね31によりホース9に押圧される。案内ローラ23は、全体としてドラム10aに巻き付けられたホース9の全体に渡る長さを有するが、中央部で左右に2分割されており、その間には案内ローラ23の回転軸32と同軸に第1歯車25が固定されている。
この第1歯車25は、前述の回転量検出装置24の一部を構成している。回転量検出装置24は、この第1歯車25と、この第1歯車25に噛み合わされて回転する第2歯車26と、第2歯車26の回転量を検出するエンコーダ27とから構成される。エンコーダ27は、第2歯車26の回転軸に連結されている。第2歯車26およびエンコーダ27は、連結杆22aに設けられたブラケット28によって支持されている。
また、乱巻防止兼ホース長検出装置20は、揺動アーム22を固定する固定装置29を備えている。固定装置29は、連結杆22bに引っ掛けられる鈎状のストッパ部材29aと、ブラケット30から延設され、ストッパ部材29aを回転可能に支持する支持ブラケット29bとから構成されている。ストッパ部材29aは、回転軸29cを中心に転回可能であり、図6に示すように、案内ローラ23をドラム10aに巻き付けられたホース9から離した状態で、揺動アーム22の連結杆22bに引っ掛けて、揺動アーム22を固定することができるようになっている。
図7に示すように、操作盤7には、第1のホース9または第2のホースからの高圧水の噴出量を操作するアクセルレバー70と、第1のホースリール10または第2のホースリールの巻き取り、繰り出しおよびそれらの速度調整、並びに停止の操作を行うホース操作レバー71と、アクセルレバー70およびホース操作レバー71により操作する第1のホース9または第2のホースを切り換える切換スイッチ72と、第1のホース9の繰り出し長さの表示および設定を行う電子カウンタ73と、電子カウンタ73の機能をON/OFFするスイッチ74と、第1のホース9または第2のホースから噴出される高圧水の圧力を表示する水圧計75と、エンジンの回転数を表示する回転計76等が設けられている。
アクセルレバー70は、エンジンの回転数を上昇または下降させることにより、切換スイッチ72により指示された第1のホース9または第2のホースから高圧水の噴出を操作するものである。図示例では、上方向へ傾動させるにつれてエンジンの出力が上がるようになっており、エンジンの回転数が所定の回転数以上となったときに第1のホース9または第2のホースから高圧水が噴出開始し、傾動角度に合わせて噴出される高圧水の圧力が上昇する。このとき、第1のホース9または第2のホースから噴出される高圧水の圧力は水圧計75に表示され、エンジンの回転数は回転計76に表示される。
ホース操作レバー71は、切換スイッチ72により指示された第1のホースリール10または第2のホースリールの巻き取りまたは繰り出しを操作するものであり、図示例では上方向へ傾動させると、その傾動角度に応じた速度で、すなわち上方向へ傾動させるにしたがって巻き取り速度が増して、第1のホース9または第2のホースが第1のホースリール10または第2のホースリールへ巻き取られる。
一方、ホース操作レバー71を下方向へ傾動させると、その傾動角度に応じた速度で、すなわち下方向へ傾動させるにしたがって繰り出し速度が増して、第1のホース9または第2のホースが第1のホースリール10または第2のホースリールから繰り出される。また、ホース操作レバー71が停止状態にあるとき、第1のホースリール10または第2のホースリールはその動作を停止する。
図8は電子カウンタ73の正面図である。電子カウンタ73は、エンコーダ27により検出された案内ローラ23の回転量からホース9の繰り出し長さを算出するものであり、この算出した第1のホース9の繰り出し長さを表示する計数値表示部73aと、警告を発する所定の第1のホース9の繰り出し長さを設定するための設定キー群73bと、設定キー群73bにより設定された第1のホース9の繰り出し長さを表示する設定値表示部73cとを備える。なお、設定キー群73bのうち、“1”〜“6”のキーは第1のホース9の繰り出し長さの各桁の数値を入力するものであり、“RST”のキーは計数値表示部73aの表示のリセットや各種設定項目の選択を行うものである。
また、図示しないが、操作盤7には、ホース9の繰り出し長さが、設定キー群73bにより設定された所定の繰り出し長さとなったときに警報を発する警報装置としての警報ブザー(図示せず。)が内蔵されている。また、操作盤7の正面右には、この警報ブザーの機能をON/OFFするスイッチ77が設けられている。
上記構成のホースリール装置5では、ドラム10aに巻き付けられたホース9に押圧される案内ローラ23の回転量が第1歯車および第2歯車を通じてエンコーダ27により検出され、この検出された回転量から電子カウンタ73によりホース9の繰り出し長さが算出される。
このとき、案内ローラ23は、ドラム10aに巻き付けられたホース9に押圧され、ホースリール10のドラム10aの外周側にホースリール10のリール軸11と平行に配設された支持軸21によって揺動可能に支持された揺動アーム22の先端部に回転可能に軸支されているため、ドラム10aに巻き付けられているホース9の量に応じてホース9側に揺動し、ホース9の表面に追従する。これにより、案内ローラ23は、ドラム10aに巻き付けられたホース9の繰り出し長さに関わらず、回転するドラム10aに巻き付けられてこのドラム10aとともに回転するホース9に連れ回る。したがって、案内ローラ23はドラム10aからのホース9の繰り出し長さに応じて正確に回転し、精度良くホース9の繰り出し長さを検出することができる。
また、本実施形態においては、回転量検出装置24が、案内ローラ23の回転軸32と同軸に設けられた第1歯車25と、第1歯車25に噛み合わされて回転する第2歯車26と、第2歯車26の回転量を検出するエンコーダ27とから構成されるので、第1歯車25と第2歯車26とが確実に噛み合って回転する。これにより、案内ローラ23の回転量をエンコーダ27により確実に検出し、ホース9の繰り出し長さを検出することができている。
また、案内ローラ23は、ドラム10aに巻き付けられたホース9の全体に渡る長さを有するため、ホース9に押圧される案内ローラ23によって、ドラム10aに巻き付けられたホース9の全体が押圧されている。したがって、ホース9がドラム10aに巻き取られる際に、ホース9が規則正しくドラム10aの回りに巻き取られるようになり、ホース9の乱巻きが防止される。
また、このホースリール装置5では、案内ローラ23をドラム10aに巻き付けられたホース9から離した状態で揺動アーム22を固定する固定装置29を備えているので、ホース9の繰り出し長さの検出が不要な場合には、この固定装置29により案内ローラ23がホース9に接触しないようにすることができる。これにより、ホース9の繰り出し時の抵抗を減らすことが可能となっている。
また、このホースリール装置5では、ホース9の繰り出し長さが電子カウンタ73により設定された所定長さとなったときに警報ブザーが発せられるので、所定のホース9の繰り出し長さでホース9の繰り出しを停止して被洗浄管内を清掃することが可能である。また、ホース9の全長に近い所定の長さで警告をなすことで、ホース9が終端まで繰り出されるのを防止することが可能となる。また、所定の長さまで巻き取られた際に警告をなすことで、洗浄ノズルの巻き込みを防止することも可能である。なお、設定された所定長さとなったときに警報ブザーを発するだけでなく、自動的にホース繰り出しまたは巻き取りを停止する構成とすることも可能である。
本発明の洗浄装置のホースリール装置およびこれを備えた高圧洗浄車は、下水管や排水管等の被洗浄管内の洗浄を行う装置として有用である。
1 高圧洗浄車
2 車台
3 タンク
4 ポンプ室
5,6 ホースリール装置
7 操作盤
8 ターンテーブル
9 ホース
10 ホースリール
10a ドラム
10b 側板
11 リール軸
12 支持体
20 乱巻防止兼ホース長検出装置
21 支持軸
22 揺動アーム
22a,22b,22c 連結杆
23 案内ローラ
24 回転量検出装置
25 第1歯車
26 第2歯車
27 エンコーダ
28 ブラケット
29 固定装置
29a ストッパ部材
29b 支持ブラケット
30 ブラケット
31 ねじりコイルばね
32 回転軸
70 アクセルレバー
71 ホース操作レバー
72 切換スイッチ
73 ホース距離計
74 スイッチ
75 水圧計
76 回転計

Claims (6)

  1. ドラムにホースが巻き付けられ、回転自在に軸支されたホースリールと、
    前記ホースリールのドラムの外周側に前記ホースリールの回転軸と平行に配設された支持軸と、
    前記支持軸によって揺動可能に支持された揺動アームと、
    前記揺動アームの先端部に回転可能に軸支され、前記ドラムに巻き付けられた前記ホースに押圧される案内ローラと、
    前記案内ローラの回転量を検出する回転量検出装置と、
    前記回転量検出装置により検出された回転量から前記ホースの繰り出し長さを算出する演算装置と
    を備えた洗浄装置のホースリール装置。
  2. 前記回転量検出装置は、
    前記案内ローラの回転軸と同軸に設けられた第1歯車と、
    前記第1歯車に噛み合わされて回転する第2歯車と、
    前記第2歯車の回転量を検出するエンコーダと
    から構成される請求項1記載の洗浄装置のホースリール装置。
  3. 前記案内ローラは、前記ドラムに巻き付けられた前記ホースの全体に渡る長さを有するものである請求項1または2に記載の洗浄装置のホースリール装置。
  4. 前記演算装置により算出されたホース繰り出し長さが所定長さとなったときに、ホース繰り出しまたは巻き取りを停止および警告のいずれか一方または両方を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の洗浄装置のホースリール装置。
  5. 前記案内ローラを前記ドラムに巻き付けられた前記ホースから離した状態で前記揺動アームを固定する固定装置を備えた請求項1から4のいずれかに記載の洗浄装置のホースリール装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の洗浄装置のホースリール装置が搭載された高圧洗浄車。
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