JP2011073416A - 糊付け製本装置用集積装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】枚葉紙の落とし込み作業を円滑に、しかも、スピーディに行うことができ、更に、位置ずれを生じさせることなく、適正な位置に集積させることができる糊付け製本装置用の集積装置を提供する。
【解決手段】所定間隔をおいて対向配置した一対の羽根車2a,2bと、その下方において枚葉紙11を集積する集積トレイ5と、枚葉紙11の側縁を揃えるために配置された横定規6a,6bとを備え、先端部において上方へ向かって開口している吸引口9から、その周辺の空気を吸引するように構成され、先端部が、横定規6a,6bの側面よりも内側の領域に進入した状態の基本位置から、全体が外側の領域へ退避し、落下する枚葉紙11に干渉しない退避位置までの範囲で往復動作するように構成された吸着管8a,8bを配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、冊子を製造する製本装置の一部を構成する集積装置に関し、特に、綴じ代に接着剤を塗布した複数の枚葉紙を重ね合わせて冊子を製造する糊付け製本装置用の集積装置に関する。
従来より製本装置の技術分野において、印刷済みの枚葉紙を順次移送し、それらを集積して束ねる際、図5に示すような集積装置41が用いられている。この集積装置41は、一対の羽根車42a,42bを対向配置して、移送されてきた枚葉紙51を集積トレイ上へ強制的に落とし込むように構成されており、この集積装置41を用いると、集積処理速度が向上し、冊子の製本工程の所要時間を短縮することができる。
より具体的には、図示されているように、軸線周りに複数枚のフィンが所定角度毎に放射状に突出するように形成されてなる一対の羽根車42a,42bが、枚葉紙51を水平方向へ移送するように構成した移送手段の移送方向Dの前方に、各軸線X1,X2が、枚葉紙51の移送方向Dとそれぞれ平行となる向きで、かつ、羽根車42a,42bを軸線X1,X2周りに回転させた場合に、移送されてきた枚葉紙51の両側縁52a,52bを各フィンによってそれぞれ上方から下方へ向かって叩くことができるような位置に配置されている。
従って、それら一対の羽根車42a,42bを所定の方向へそれぞれ回転させた状態で、枚葉紙51を両羽根車42a,42bの間のスペースへフィードすることにより、各枚葉紙51の移送方向を「水平方向」から「垂直方向」に変更して、集積トレイ上へ枚葉紙51を強制的に落とし込むことができ、枚葉紙51を集積トレイの上方から自然落下させた場合と比べて、冊子の製本工程の所要時間を短縮することができる。
ところで、冊子の製本方法として、「中綴じ」、「無線綴じ」、「平綴じ」等、様々な方式の綴じ方による製本方法が知られている。これらのうち、「平綴じ」と呼ばれる製本方法は、従来は、重ねた枚葉紙のいずれか一辺において、側縁から所定幅の領域を綴じ代とし、この綴じ代において表紙側から裏表紙側まで針金(或いはステープラの針)を貫通させて綴じる方法を意味していたが、最近では、各枚葉紙の綴じ代(綴じた際に「背側」となる各枚葉紙の一つの側縁際の所定幅の領域)に接着剤をそれぞれ塗布し、それらを重ね合わせることによって冊子を製造するという製本方法も実施されるようになってきている。また、「中綴じ」と呼ばれる製本方法についても、枚葉紙中央の所定幅の領域の綴じ代に針金等を貫通させて綴じる代わりに、この領域に接着剤を塗布して重ね合わせ、枚葉紙の中央線で二つ折りにすることによって冊子を製造するという方法が実施されている。
上記のような、接着剤を用いた製本方法においても、製本工程の所要時間を短縮できるように、図5に示したような羽根車42a,42bを有する集積装置41を用いて、各枚葉紙51を集積トレイ上へ強制的に落とし込むようにして集積処理を行うことが望まれる。
特開2000−218957
しかしながら、接着剤を用いた製本方法を実施する場合において、羽根車42a,42bを用いた枚葉紙51の強制的な落とし込みを行おうとする場合、次のような問題がある。まず第1に、羽根車42a,42b間にフィードされる各枚葉紙51の綴じ代に接着剤Gが塗布されていると、各枚葉紙51の側縁52a(又は側縁52b)が、回転する羽根車42a(又は羽根車42b)の各フィンに対し、接着剤Gを介して一時的に貼り付いてしまい、集積処理を円滑に行うことができなくなってしまう可能性がある。
また、羽根車42a,42bによって叩かれて、移送方向が水平方向から垂直方向に変更された枚葉紙51が、羽根車42a,42b間の位置から、集積トレイ(或いは、既に集積されている枚葉紙の最上面)へ到達するまでの間は、自然落下となるため、それなりに時間がかかることになり、この落下速度の遅さがネックとなり、集積装置の処理速度を上げ、製本工程の所要時間の短縮を図ろうとするうえで障壁となっている。
更に、枚葉紙51が、羽根車42a,42b間の位置から落下し、集積トレイへ到達するまでの間、枚葉紙51の下側中央付近に空気溜まりができて、枚葉紙51が凸状に撓んでしまうことがある。この場合、位置ずれが生じてしまうという問題がある。より具体的に説明すると、図6(1)に示すように、羽根車42a,42b間にフィードされた枚葉紙51は、回転する羽根車42a,42bのフィンによって叩かれて、下方の集積トレイ45へ向かって落下していくことになるが、このとき枚葉紙51は、図6(2)に示すように、下側中央付近に生じる空気溜まりAにより、凸状に撓んだ状態となってしまうことがある。
横定規46a,46bは可動式であり、それらの間隔は、集積しようとする枚葉紙51の幅寸法とほぼ同じ寸法にセットされているため、枚葉紙51が平らな姿勢で落下すれば、両側縁52a,52bが左右の横定規46a,46bに沿った状態で落ちていくことになり、既に集積されている枚葉紙51’上の適正な位置に着地し、側縁52a,52bの位置は自ずから揃うことになるが、枚葉紙51が撓んだ姿勢で落下してくると、撓んだ分だけ幅寸法が短くなり、例えば図6(3)に示すように、右側の側縁52bが、右側の横定規46bに沿った状態で落下すると、左側の側縁52aと左側の横定規46aとの間に隙間Cができてしまう。
側縁52a(又は側縁52b)に接着剤Gが塗布されていない枚葉紙51であれば、落下時に撓んでいたとしても、集積された後に、溜まっていた空気が次第に抜けて、平らな状態となるため、最終的に側縁52a,52bの位置が揃い、位置ずれは解消することになるが、側縁52a(又は側縁52b)に接着剤Gが塗布されている枚葉紙51の場合、図6(3)に示すように、接着剤Gが塗布されている側縁52aと横定規46aとの間に隙間Cが形成されている状態(位置ずれが生じた状態)で、既に集積されている枚葉紙51’の上に着地すると、その側縁に塗布されている接着剤G’に、落下した枚葉紙51の裏面が貼り付いてしまい、位置ずれが解消されないまま(更に後続の枚葉紙において新たな位置ずれを生じさせながら)、累々と集積が進んでしまうことになる。このような、枚葉紙51の落下時に生じる撓みと位置ずれの問題は、適用される枚葉紙が大きい場合ほど、また、薄い(剛性が小さい)ほど顕著となる。
本発明は、上記のような問題を解決すべくなされたものであって、枚葉紙の集積処理を円滑に、しかも、スピーディに行うことができ、更に、位置ずれを生じさせることなく、適正な位置に集積させることができる糊付け製本装置用の集積装置を提供することを目的とする。
本発明に係る糊付け製本装置用集積装置は、所定間隔をおいて対向配置した一対の羽根車と、羽根車の下方において枚葉紙を集積する集積トレイと、羽根車の下方において枚葉紙の側縁を揃えるために配置された横定規とを備え、更に、吸着管(先端部において上方へ向かって開口している吸引口から、その周辺の空気を吸引するように構成され、先端部が、横定規の側面よりも内側の領域に進入した状態の基本位置から、全体が外側の領域へ退避し、落下する枚葉紙に干渉しない退避位置までの範囲で往復動作するように構成した吸着管)が、羽根車の下方であって集積トレイよりも高い位置に配置されていることを特徴としている。
また、この糊付け製本装置用集積装置において、集積処理速度を上げ、製本工程の所要時間を更に短縮できるように、掻き落としベルト(上下方向に所定間隔をおいて支持された一対のプーリによって張設され、集積トレイ側を周回する内側周回面が下向き方向へ移動するように構成された掻き落としベルト)を、羽根車の下方に配置することが好ましい。尚、掻き落としベルトを配置する場合には、その内側周回面が、横定規の内側の側面よりも僅かに内側寄りとなる位置にセットすることが好ましい。
更に、一対の羽根車は、中心軸線周りに一定の角度間隔をおいて放射状に突出するように形成された複数枚のフィンと、各フィンの外縁部から羽根車の回転方向へ所定幅で突出するように形成されたフラップとからなる打叩手段を有し、それらのフィン及びフラップの突出幅寸法が、羽根車の回転時において、フラップの先端部が、移送されてくる枚葉紙の側縁に沿った綴じ代に塗布されている接着剤を越えて、それよりも内側の領域のみを叩くように設定することが好ましい。
また、この糊付け製本装置用集積装置において、半ペラ紙用の補助ガイド(半ペラ紙がフィードされる際に、退避位置から一対の羽根車の中間の位置まで適切なタイミングで進入し、フィードされた半ペラ紙の両側縁のうち、羽根車側の側縁が、回転する羽根車の打叩手段によって叩かれる際、反対側の側縁を支持し、その後、羽根車側の側縁が吸着管の近傍位置まで降下したら、退避位置へ移動するように構成された補助ガイド)を備えた場合には、冊子の製本工程において、複数の枚葉紙の途中のページに半ペラ紙を間挿する必要がある場合にも、集積処理速度を低下させることなく、好適に対応することができる。
本発明に係る糊付け製本装置用集積装置は、枚葉紙の集積処理を高速化することができ、しかも、位置ずれを生じさせることなく、適正な位置に集積させることができる。また、回転する羽根車の各フィンに対し、接着剤を介して枚葉紙が一時的に貼りついてしまうという問題を好適に回避することができる。
更に、半ペラ紙用の補助ガイドを配置し、この補助ガイドが一対の羽根車の中間の位置に適切なタイミングで進入し、退避するように構成した場合には、複数の枚葉紙の途中のページに半ペラ紙を間挿する必要がある場合にも、集積処理速度を低下させることなく、好適に対応することができる。
図1は、第1の実施形態における本発明の糊付け製本装置用集積装置1の主要構成部分の斜視図である。 図2は、図1の糊付け製本装置用集積装置1の正面図である。 図3は、図1の糊付け製本装置用集積装置1の動作態様の説明図である。 図4は、第2の実施形態における本発明の糊付け製本装置用集積装置1の主要構成部分の正面図である。 図5は、従来の集積装置41の斜視図である。 図6は、従来の集積装置41の動作態様の説明図である。
以下、添付図面に沿って本発明に係る「糊付け製本装置用集積装置」の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態における本発明の糊付け製本装置用集積装置1の主要構成部分の斜視図であり、図2はその正面図である。これらの図において、2a,2bは羽根車、5は集積トレイである。
羽根車2a,2bは、それぞれ四枚のフィン3及びフラップ4(打叩手段)によって構成されている。これらのうち、フィン3は、羽根車2a,2bの中心軸線周りにそれぞれ一定の角度間隔(本実施形態においては90度間隔)をおいて放射状に突出するように形成されており、また、フラップ4は、各フィン3の外縁部から回転方向Ra,Rb(羽根車2a,2bの回転方向)へ所定幅で突出するように形成されている。
これらの羽根車2a,2bは、所定間隔をおいて対向配置され、各軸線が、枚葉紙11の移送方向とそれぞれ平行になるように、かつ、羽根車2a,2bを各軸線周りに回転させた場合に、移送されてきた枚葉紙11の両側縁12a,12bを羽根車2a,2bの打叩手段によってそれぞれ上方から下方へ向かって叩くことができるような位置に配置され、それらの羽根車2a,2bを所定の方向へそれぞれ回転させた状態で、枚葉紙11を両羽根車2a,2bの間のスペースへフィードすることにより、各枚葉紙11の移送方向を「水平方向」から「垂直方向」に変更して、集積トレイ5上へ枚葉紙11を強制的に落とし込むように構成されている。
尚、これらの羽根車2a,2bにおいて、フィン3の突出幅寸法、及び、フラップ4の突出幅寸法は、羽根車2a,2bの回転時において、フラップ4の先端部が、移送されてくる枚葉紙11の側縁12a(又は側縁12b)に沿った綴じ代に塗布されている接着剤Gを越えて、それよりも内側の領域にのみ接する(それよりも内側の領域のみを叩く)ように設定されている。
羽根車2aの下方には、図1に示すように、四つの横定規6aが、それぞれ集積トレイ5の側縁に沿って交互に、所定の間隔をおいて配置されている。これらの横定規6aはいずれも、内側の側面(集積トレイ5側の側面)が垂直となる向きでセットされている。
また、羽根車2aの下方には、集積トレイ5の側縁に沿って横定規6aと交互に配列された、四つの掻き落としベルト7aが、それぞれ所定の間隔をおいて配置されている。これらの掻き落としベルト7aはいずれも、上下方向に所定間隔をおいて支持された一対のプーリによって張設され、集積トレイ5側を周回する面が垂直となるように、かつ、羽根車2aと同じ方向(回転方向Ra)へ周回するように、つまり、集積トレイ5側を周回する面(内側周回面)が下向き方向(図2に示す矢印Vの方向)へ移動するように構成されている。尚、掻き落としベルト7aは、集積トレイ5側を周回する面(内側周回面)が、横定規6aの内側の側面よりも僅かに内側(集積トレイ5側)寄りとなる位置にセットされている。
羽根車2aの下方であって集積トレイ5よりも高い位置には、三つの吸着管8aが所定間隔をおいて配置されている。各吸着管8aは、図示しない吸引ポンプに接続されており、接続経路上に配置されているバルブを開くと、各吸着管8aの先端部上面において上方へ向かって開口している吸引口9から、その周辺の空気が所定の圧力で吸引されるように構成されている。
各吸着管8aは、横方向(水平方向)へ移動可能なように構成されている。より具体的には、図2に示すように、吸引口9が形成されている先端部が、横定規6aの集積トレイ5側の側面よりも内側の領域に進入した状態の位置(基本位置)から、全体が外側の領域へ退避し、落下する枚葉紙11に干渉しない位置(退避位置)までの範囲で、往復動作するように構成されている。尚、吸着管8aの往復動作は、枚葉紙11が一枚ずつ落下する毎に、一工程(基本位置から退避位置まで移動し、退避位置から基本位置まで復帰するまでの一連の工程)が実行されるようになっている。
また、もう一方の羽根車2bの下方にも、横定規6b、掻き落としベルト7b、吸着管8bが配置されている。これらの構成内容、配置条件等は、集積トレイ5の反対側おいて対称的に配置されているという点を除き、羽根車2aの下方に配置されている横定規6a、掻き落としベルト7a、吸着管8aと、全く同一である。尚、集積トレイ5の一方側に並列配置されている三つの横定規6aと、その反対側に並列配置されている三つの横定規6bとの間隔は、枚葉紙11の幅寸法とほぼ等しい寸法にセットされている。但し、これらの横定規6a,6bは固定されているわけではなく、集積処理の対象となる枚葉紙の幅寸法に応じて、適宜位置を変更できるようになっている。
ここで、本実施形態における糊付け製本装置用集積装置1の動作態様について説明する。まず、集積処理を開始するに際し、羽根車2a,2bをそれぞれ所定方向(図2に示す矢印Ra,Rbの方向)へ等速度(一枚の枚葉紙11をフィードする毎に90度回転する速度)で連続的に回転させる。また、掻き落としベルト7a,7bについても、それぞれ所定方向(図2に示す矢印Vの方向)へ等速度(枚葉紙11が自然落下する速度よりも大きい速度)で連続的に回転させる。
この状態で、複数の枚葉紙11を、一枚ずつ順番に所定のピッチで水平方向に移送し、図2に示すように、左右の羽根車2a,2b間のスペースにフィードする。フィードされた枚葉紙11は、その両側縁12a,12bが、回転する羽根車2a,2bの打叩手段(フィン3及びフラップ4)によって上方から下方へ向かって叩かれる。
その結果、枚葉紙11は、下方の集積トレイ5へ向かって落下することになり、枚葉紙11の移送方向が「水平方向」から「垂直方向」に変更される。このとき、枚葉紙11は、図3(1)に示すように、その下側中央付近に生じる空気溜まりAにより、凸状に撓んだ状態となってしまうことがあり、撓んだ状態のまま集積トレイ5まで落下すると、図6(3)に示したように、位置ずれが生じてしまう可能性がある。
本実施形態の糊付け製本装置用集積装置1は、落下する際に枚葉紙11が撓んでしまった場合でも、羽根車2a,2bの下方に配置されている吸着管8a,8bによって、速やかに撓みが解消され、平らな姿勢で集積トレイ5まで落下するようになっており、位置ずれの問題を好適に回避し、適正な位置に揃えて枚葉紙11を集積トレイ5上に集積できるようになっている。
この点についてより詳細に説明すると、枚葉紙11が羽根車2a,2bから下方へ落下しはじめた際、図3(1)に示すように、羽根車2a,2bの下方に配置されている吸着管8a,8bは、基本位置にセットされており、その先端部が、横定規6a,6bの集積トレイ5側の側面よりも内側の領域に進入した状態となっている。このとき、吸着管8a,8bのバルブは開いており、吸着管8a,8bの先端部上面において上方へ向かって開口している吸引口9から、その周辺の空気が所定の圧力で吸引されている。
このため、吸着管8a,8bの上方を落下中の枚葉紙11の両側縁12a,12bは、吸引口9に吸引され、図3(2)に示すように、吸着管8a,8bの先端部上面に吸着される。その直後(或いは、吸着の直前)に、吸着管8a,8bはそれぞれ外側の退避位置へ向かって、矢印Ha,Hbの方向へ移動する。このとき、枚葉紙11の両側縁12a,12bは、吸着管8a,8bの吸着力によってそれぞれ外側へ引っ張られることになり、吸着管8a,8bよりも高い位置まで延在する横定規6aと当接するまで外側方向へ移動する。
そして、吸着管8aが外側の退避位置まで移動すると、吸着状態が解除され、枚葉紙11の両側縁12a,12bは、横定規6a,6bに沿った位置を下方へ移動していくことになる。その結果、枚葉紙11の撓みは解消され、図3(3)に示すように、枚葉紙11は平らな姿勢で集積トレイ5上へ落下していくことになり、位置ずれを生じさせることなく、適正な位置に揃えて集積することができる。
また、落下中の枚葉紙11の両側縁12a,12bが吸着管8a,8bに吸着される際、枚葉紙11が下方へ引っ張られることになるため、自然落下させる場合よりも速く落下させることができる。
更に、集積トレイ5の一方側に並列配置されている三つの横定規6aと、その反対側に並列配置されている三つの横定規6bとの間隔は、枚葉紙11の幅寸法とほぼ等しい寸法に設定されているため、平らな状態となった枚葉紙11の両側縁12a,12bはいずれも、横定規6a,6bに沿った位置を下方へ移動していくことになるが、横定規6a,6bよりも僅かに内側寄りの位置に配置された掻き落としベルト7a,7bの内側周回面が、下向き方向(矢印Vの方向)へ移動するように構成されているため、枚葉紙11の両側縁12a,12bは、掻き落としベルト7a,7bに掻き落とされることになり、落下速度が上がり、落下の所要時間を短縮することができる。
また、本実施形態においては、上述したように、フィン3及びフラップ4からなる打叩手段が、羽根車2a,2bの回転時において、移送されてくる枚葉紙11の側縁12aに塗布されている接着剤Gよりも内側の領域(枚葉紙の中央に近い領域)を打叩するように構成されているため、羽根車2a,2bを回転させることによって枚葉紙11の集積処理を行う際、枚葉紙11の側縁12aが、回転する羽根車2a,2bの各フィン3に対し、接着剤Gを介して一時的に貼り付いてしまうという問題を好適に回避することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態における本発明の糊付け製本装置用集積装置1の主要構成部分の正面図である。この糊付け製本装置用集積装置1は、第1の実施形態として説明した装置に、半ペラ紙(幅寸法が枚葉紙の半分の紙)用の補助ガイド15を付加してなるものであり、枚葉紙とともに半ペラ紙を集積できるように構成されている。
補助ガイド15は、図示されているように、断面がL字状となる形状を呈しており、通常は(枚葉紙がフィードされる際は)、羽根車2a,2bよりも上方の、枚葉紙のフィードに干渉しない退避位置(例えば、図4において一点鎖線で示す位置)に退避しており、半ペラ紙13がフィードされる際に、羽根車2aと羽根車2bの中間の位置(図4(1)において実線で示す位置)まで、適切なタイミングで進入してくるように構成されている。
より詳細には、この糊付け製本装置用集積装置1を用いて複数の枚葉紙を集積しようとする場合であって、途中のページに半ペラ紙13を間挿する必要がある場合、半ペラ紙13と隣接するページを構成する枚葉紙が羽根車2a,2b間にフィードされ、回転する羽根車2a,2bによって叩き落とされた瞬間(或いはその直後)に、図4(1)に示すように、補助ガイド15が、退避位置から羽根車2aと羽根車2bの中間の位置まで進入する。そして、一方の羽根車2aと補助ガイド15との間のスペースに半ペラ紙13がフィードされる。
半ペラ紙13の両側縁14a,14bのうち、羽根車2a側の側縁14aは、回転する羽根車2aの打叩手段によって叩かれて、図4(2)に示すように、下降する。一方、反対側の側縁14bは、補助ガイド15によって支持された状態となっているため、図4(2)に示すように、半ペラ紙13は、羽根車2a側に傾斜した状態となる。
その後、羽根車2a側の側縁14aが吸着管8aの近傍位置まで降下したら、補助ガイド15は退避位置(図4(2)において一点鎖線で示す位置)へ移動する。このとき、吸着管8aのバルブは開いており、吸着管8aの先端部上面において上方へ向かって開口している吸引口9から、その周辺の空気が所定の圧力で吸引されているため、吸着管8aに近づいた羽根車2a側の側縁14aは、吸引口9に吸引され、吸着管8aの先端部上面に吸着される。その直後(或いは、吸着の直前)に、吸着管8a,8bはそれぞれ外側の退避位置へ向かって移動する。
そうすると、半ペラ紙13の側縁14aは、吸着管8aの吸着力によって外側へ引っ張られることになり、横定規6aと当接するまで外側方向へ移動する。そして、吸着管8aが外側の退避位置まで移動すると、吸着状態が解除され、半ペラ紙13の側縁14aは、横定規6aに沿った位置を下方へ移動していくことになる。一方、反対側の側縁14bも、補助ガイド15の退避により、支えを失って落下する。このため、半ペラ紙13は傾斜姿勢で、側縁14aが横定規6aに沿ったまま集積トレイ5へ向かって下降する。その結果、位置ずれの問題を生じさせることなく、集積トレイ5上の適正な位置に着地させることができる。また、落下中の半ペラ紙13の側縁14aが、吸着管8aによって吸引され、下方へ引っ張られることになるため、半ペラ紙13の落下速度が上がり、落下の所要時間を短縮することができる。
尚、本実施形態においても、横定規6aに並列して、掻き落としベルト7aが配置されており、この掻き落としベルト7aは、横定規6aよりも僅かに内側寄りの位置において、内側周回面が下向き方向(矢印Vの方向)へ移動するように構成されているため、半ペラ紙13の側縁14aは、横定規6aに沿った位置を下方へ移動していく際、掻き落としベルト7aに掻き落とされることになる。その結果、半ペラ紙13の落下速度が更に上がることになる。
本実施形態においては、上述の通り、吸着管8a及び掻き落としベルト7aを羽根車2aの下方に配置することによって、位置ずれの問題を生じさせることなく、集積トレイ5上の適正な位置に半ペラ紙13を着地させることができ、また、半ペラ紙13の落下速度を上げ、落下の所要時間を短縮することができるという効果を期待することができるが、更に次のような効果をも期待することができる。
例えば、この糊付け製本装置用集積装置1において、吸着管8a及び掻き落としベルト7aが配置されていない場合、フィードされた半ペラ紙13の位置ずれを回避するためには、半ペラ紙13の側縁14aが、羽根車2aに叩かれて下降しはじめてから集積トレイ5上へ着地するまでの間、側縁14aが横定規6aに沿った位置を下降するように、補助ガイド15を適切な方向へ移動させて、半ペラ紙13を送り込む必要がある。より具体的には、補助ガイド15を、横定規6aの方向へ少しずつ移動させながら、半ペラ紙13の下降に合わせて、集積トレイ5付近(図4(2)において二点鎖線で示す位置)まで搬送させる必要がある。
しかしながら、図4(2)において二点鎖線で示す位置まで補助ガイド15を移動させると、半ペラ紙13に続いてフィードされる枚葉紙によって、補助ガイド15の退避ルートが遮断されて、補助ガイド15を退避位置(図4(2)において一点鎖線で示す位置)まで移動させることができなくなってしまう。
この問題を回避するためには、半ペラ紙13に続く枚葉紙をフィードするタイミングを、補助ガイド15の退避が完了するまで遅らせる必要があるが、そうすると、集積処理速度を上げて所要時間を短縮しようとするうえで障害となってしまう。
本実施形態においては、半ペラ紙13の側縁14aが、羽根車2aに叩かれて下降しはじめた直後、側縁14aが吸着管8aに吸引されて横定規6aに当接する位置まで引っ張られ、その後、掻き落としベルト7aによって掻き落とされて速やかに集積トレイ5上へ落下するため、補助ガイド15を早いタイミングで(側縁14aが下降しはじめた後、吸着管8aによる吸引作用の影響下に入った時点で)退避させても、位置ずれの問題は生じない。従って、補助ガイド15の退避のために、半ペラ紙13に続く枚葉紙のフィードタイミングを遅らせる必要はなく、集積処理を円滑に、かつ、スピーディーに実行させることができる。
尚、第1の実施形態においても、また、第2の実施形態においても、吸着管は、基本位置から退避位置まで、水平方向へ移動するように構成されているが、退避位置を、基本位置の斜め下方向に設定し、基本位置から退避位置まで、斜め方向へ移動するように構成してもよい。
また、吸着管は、集積トレイの両側に対向配置されているが、一方側を省略し、枚葉紙の両側縁のうち、接着剤が塗布されている側縁側にのみ吸着管を配置するように構成してもよい。
更に、本発明に係る糊付け製本装置用集積装置は、平綴じ方式の糊付け製本装置だけでなく、中綴じ方式の糊付け製本装置、或いは、その他の製本装置にも適用することができる。
1:糊付け製本装置用集積装置、
2a,2b:羽根車、
3:フィン、
4:フラップ、
5:集積トレイ、
6a,6b:横定規、
7a,7b:掻き落としベルト、
8a,8b:吸着管、
9:吸引口、
11:枚葉紙、
12a,12b:側縁、
13:半ペラ紙、
14a,14b:側縁、
15:補助ガイド、
41:集積装置、
42a,42b:羽根車、
45:集積トレイ、
46a,46b:横定規、
51,51’:枚葉紙、
A:空気溜まり、
C:隙間、
D:移送方向、
G,G’:接着剤、
Ra,Rb:羽根車の回転方向、
X1,X2:軸線、

Claims (5)

  1. 所定間隔をおいて対向配置した一対の羽根車と、前記羽根車の下方において枚葉紙を集積する集積トレイと、前記羽根車の下方において枚葉紙の側縁を揃えるために配置された横定規と、を備えた糊付け製本装置用集積装置において、
    先端部において上方へ向かって開口する吸引口を形成した吸着管を、前記羽根車の下方であって前記集積トレイよりも高い位置に配置し、
    前記吸着管を、前記吸引口からその周辺の空気を吸引できるように構成するとともに、前記先端部が、前記横定規の側面よりも内側の領域に進入した状態の基本位置から、全体が外側の領域へ退避し、落下する枚葉紙に干渉しない退避位置までの範囲で往復動作するように構成したことを特徴とする糊付け製本装置用集積装置。
  2. 上下方向に所定間隔をおいて支持された一対のプーリによって張設され、前記集積トレイ側を周回する内側周回面が下向き方向へ移動するように構成された掻き落としベルトが、前記羽根車の下方に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の糊付け製本装置用集積装置。
  3. 前記掻き落としベルトの内側周回面が、前記横定規の内側の側面よりも僅かに内側寄りとなる位置にセットされていることを特徴とする、請求項2に記載の糊付け製本装置用集積装置。
  4. 前記羽根車が、中心軸線周りに一定の角度間隔をおいて放射状に突出するように形成された複数枚のフィンと、各フィンの外縁部から羽根車の回転方向へ所定幅で突出するように形成されたフラップとからなる打叩手段を有し、
    それらのフィン及びフラップの突出幅寸法は、前記羽根車の回転時において、フラップの先端部が、移送されてくる枚葉紙の側縁に沿った綴じ代に塗布されている接着剤を越えて、それよりも内側の領域のみを叩くように設定されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の糊付け製本装置用集積装置。
  5. 半ペラ紙用の補助ガイドを備え、
    前記補助ガイドが、半ペラ紙がフィードされる際に、退避位置から前記一対の羽根車の中間の位置まで適切なタイミングで進入し、フィードされた半ペラ紙の両側縁のうち、前記羽根車側の側縁が、回転する羽根車の前記打叩手段によって叩かれる際、反対側の側縁を支持し、その後、羽根車側の側縁が吸着管の近傍位置まで降下したら、退避位置へ移動するように構成したことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の糊付け製本装置用集積装置。
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