JP2011072344A - ヘアアイロン用アタッチメント及び毛髪形状付与方法 - Google Patents

ヘアアイロン用アタッチメント及び毛髪形状付与方法 Download PDF

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Abstract

【課題】毛髪用ストレートアイロンを毛髪用カールアイロンとして使用することができ、また、作業効率の向上やコスト負担の軽減を図ることができ、加えて、汎用性を向上させることができるヘアアイロン用アタッチメントを提供する。さらに、ヘアアイロン用アタッチメントのみでホットカーラーとして使用でき、より汎用性を向上させることができるヘアアイロン用アタッチメントを提供する。
【解決手段】アームを備える毛髪用アイロンに取り付けて使用するヘアアイロン用アタッチメントであって、前記毛髪用アイロンの熱を利用して毛髪に形状を付与し、前記毛髪用アイロンにカールアイロンとしての機能を備えさせることが可能なヘアアイロン用アタッチメント1(1A)。
【選択図】図1A

Description

本発明は、ヘアアイロン用アタッチメント及び毛髪形状付与方法に関するものである。とりわけ、ストレートパーマ用アイロンを、本格的なカールアイロンとして使用可能なヘアアイロン用アタッチメント及び毛髪形状付与方法に関するものである。
従来、毛髪を加熱して形状を付与する加熱型のヘアアイロンが見られる。このヘアアイロンでは、アームと、アームを除いたアイロン本体から概ね構成され、アーム又はアイロン本体にヒーターが内蔵され、そのヒーターによって生じた熱を、ヒータープレート等を介して毛髪に伝え、毛髪の形状を整えるものである。
ところで、このような従来のヘアアイロンのうち、上下アームの背面を夫々略半円状或いは略半楕円状に形成し、その上下アームを閉じた状態では円状或いは略楕円状になるように形成されるヘアアイロンが見られる。このヘアアイロンでは、ストレートアイロンとして使用できるだけでなく、前述の閉じた状態で、外周方向に設けた低いリブを利用して、毛髪を巻き付けられるようにし、カールアイロンとしても使用可能なものが登場している(以下、適宜「従来の改良型アイロン」という)。
しかしながら、この従来の改良型アイロンでは、上下アームの背面温度は、毛髪の形状処理をするには、十分な温度ではない。また、リブがあるものの、きちんと巻きつけられるほどアームの外周形状が十分ではなく、毛髪にカールをつけるという意味において有効なものではない。このため、現実にはカールアイロンも購入して、2本のヘアアイロンを使い分けている。
ここで、ホットカーラー等を用いて毛髪の形状処理を行うものとして、次の特許文献1〜3がある。
特許文献1では、金属製加熱板の電気抵抗や透磁率の温度変化によって、加熱コイルのインピーダンスが変化することを利用した、誘導加熱による制御方法が開示されている。この制御方法では、巻線の電流又は電圧を検知し、特定値になったら通電を停止する構成を採用している。
特許文献2では、複数の加熱装置を接続自在とすることで、複数本を同時に加熱したり、各加熱装置を単独で使用できるヘアカーラー用加熱装置が開示されている。
特許文献3では、ヘアドライヤーの吹出し口に筒状のカーラーを取付け、カーラーに毛髪を巻き、熱風を吹付けて使用し、また、ドライヤーを取外してカーラーをクリップで毛髪にとめ、冷えたらば外して使用するカーラー付きドライヤーが開示されている。
特開平5−104号公報 特開平8−38234号公報 特開平10−42932号公報
しかし、前述の特許文献に開示される発明では、(i)検出回路や制御回路が必要でコストも高くなったり、(ii)不使用時における収納保管性が悪く、また、複数の加熱台を持ち運ぶ場合は携帯性も悪化したりする等の問題が生じたり、さらには、(iii)ドライヤー等の吹きだし口に取り付けて、熱風で毛髪を加熱するため、温風分散手段を有していても温度分布がばらつき、カーラーが一様に加温されない等の問題が生じており、毛髪を十分にカールできず、さらに、作業性及び汎用性の向上、コスト負担の増加といった弊害が生じやすく、十分なものではない。
このように、従来のストレートアイロンやホットカーラーを使用して毛髪にカールをつけるには更なる改良が求められる。
本発明は上記問題点を解決すべくなされたものであり、アームを備える毛髪用アイロンに取り付けて使用するヘアアイロン用アタッチメントであって、毛髪用アイロンの熱を利用して毛髪に形状を付与し、毛髪用アイロンにカールアイロンとしての機能を備えさせることが可能なことによって、毛髪用アイロンを毛髪用カールアイロンとして使用することができ、確実に毛髪にカール等の形状処理を容易に行えるヘアアイロン用アタッチメントを提供することにある。また、作業効率の向上、更には、コスト負担の軽減を図ることができ、加えて、汎用性を向上させることができるヘアアイロン用アタッチメントを提供することにある。とりわけ、毛髪用ストレートアイロンに好適に用いることができる。
さらに、ホットカーラーとして使用可能であることにより、毛髪用アイロンの余熱を利用して、ヘアアイロン用アタッチメントのみでホットカーラーとして使用でき、確実に毛髪にカール等の形状処理を容易に行え、作業性、汎用性を向上させ、コスト負担を増加させないヘアアイロン用アタッチメントを提供する。
また、前述のヘアアイロン用アタッチメントを取り付ける毛髪用アイロンであって、ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能な接続端子が設けられ、接続端子を介して、ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能に構成されていることにより、確実にヘアアイロン用アタッチメントに熱を与えることができ、さらに、別途電源を確保せずにスムーズに電流を供給でき、作業効率の向上やコスト負担の軽減でき、加えて、汎用性を向上させる毛髪用アイロンを提供する。
また、ヘアアイロン用アタッチメントをホットカーラーとして使用することにより毛髪の形状を付与することにより、或いは、ヘアアイロン用アタッチメント、又は毛髪用アイロンを使用して毛髪の形状を付与することによって、確実に毛髪をカールでき、作業性及び汎用性を向上させる毛髪形状付与方法を提供することにある。
本発明により、以下のヘアアイロン用アタッチメント及び毛髪形状付与方法が提供される。
[1] アームを備える毛髪用アイロンに取り付けて使用するヘアアイロン用アタッチメントであって、前記毛髪用アイロンの熱を利用して毛髪に形状を付与し、前記毛髪用アイロンにカールアイロンとしての機能を備えさせることが可能なヘアアイロン用アタッチメント。
[2] 前記ヘアアイロン用アタッチメントは、前記毛髪用アイロンの開閉アーム部を被覆又は挿入可能な形状に形成されると共に、前記毛髪用アイロンの熱を前記毛髪に伝導可能に形成されている[1]に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[3] 前記ヘアアイロン用アタッチメントが筒状に形成されている[1]又は[2]に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[4] 外周には開口部が形成されている[1]又は[2]に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[5] 内壁面の一部には、前記毛髪用アイロンの開閉アーム部に配設されるヒーター部に当接可能な当接面が形成されてなり、前記当接面が、前記ヒーター部の熱を伝導可能に形成されるとともに、前記当接面から、外壁面に熱を伝導可能に形成されている[2]〜[4]のいずれかに記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[6] 断面が、略円状又は略楕円状の一体型として形成され、前記開閉アーム部の間を区分け可能な領域の少なくとも一部に、前記当接面が形成されている[5]に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[7] 前記ヘアアイロン用アタッチメントが、第1アタッチメントと、第2アタッチメントから構成されるとともに、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントの断面は、略半円状又は略半楕円状から形成され、且つ、前記開閉アーム部に取り付けて使用される別体型として形成されてなり、さらに、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントを前記開閉アーム部の夫々に取り付けて前記開閉アーム部を閉じた際に、全体形状が、略円状又は略楕円状となるとともに、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントが互いに重なり合う領域に、当接部が形成されている[5]に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[8] 少なくとも一部には、熱伝導性のある素材から形成される熱伝導性部が配設されている[1]〜[7]のいずれかに記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[9] 前記熱伝導性部に、電流を通電させて発熱するヒーター部としての機能を備えさせている[8]に記載の前記ヘアアイロン用アタッチメント。
[10] 外周面又は毛髪との接触面に、火傷防止のためのガードが設けられている[1]〜[9]のいずれかに記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[11] 外周又は毛髪との接触面に、毛髪を保持可能な毛髪保持手段、又は毛髪を挟持可能な毛髪挟持手段、又は毛髪を固定可能な毛髪固定手段が設けられている[1]〜[10]のいずれかに記載のヘアアイロン用アタッチメント。
[12] ホットカーラーとして使用可能である[1]〜[11]のいずれかに記載の前記ヘアアイロン用アタッチメント。
[13] [9]に記載の前記ヘアアイロン用アタッチメントを取り付ける前記毛髪用アイロンであって、前記ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能な接続端子が設けられ、前記接続端子を介して、前記ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能に構成されている毛髪用アイロン。
[14] [1]〜[12]のいずれかに記載のヘアアイロン用アタッチメントをホットカーラーとして使用することにより毛髪の形状を付与する毛髪形状付与方法であって、前記毛髪用アイロンによって加熱した前記ヘアアイロン用アタッチメントを、前記毛髪用アイロンから取り外し、前記加熱した後の余熱を有する前記ヘアアイロン用アタッチメントのみを前記毛髪に取り付けて、毛髪の形状付与を可能とする毛髪形状付与方法。
[15] [1]〜[14]のいずれかに記載のヘアアイロン用アタッチメント又は[13]に記載の毛髪用アイロンを使用して毛髪の形状を付与する毛髪形状付与方法であって、前記毛髪用アイロンに、前記ヘアアイロン用アタッチメントを取り付けた後に、前記ヘアアイロン用アタッチメントを加熱し、前記毛髪に形状を付与する毛髪形状付与方法。
本発明によれば、アームを備える毛髪用アイロンに取り付けて使用するヘアアイロン用アタッチメントであって、毛髪用アイロンの熱を利用して毛髪に形状を付与し、毛髪用アイロンにカールアイロンとしての機能を備えさせることが可能なことによって、毛髪用アイロンを毛髪用カールアイロンとして使用することができ、確実に毛髪にカール等の形状処理を容易に行えるヘアアイロン用アタッチメントを提供できるといった優れた効果を奏することができる。また、作業効率の向上、更には、コスト負担の軽減を図ることができ、加えて、汎用性を向上させることができるヘアアイロン用アタッチメントを提供できる。とりわけ、毛髪用ストレートアイロンに好適に用いることができる。
さらに、ホットカーラーとして使用可能であることにより、毛髪用アイロンの余熱を利用して、ヘアアイロン用アタッチメントのみでホットカーラーとして使用でき、確実に毛髪にカール等の形状処理を容易に行え、作業性、汎用性を向上させ、コスト負担を増加させないヘアアイロン用アタッチメントを提供できるといった優れた効果を奏することができる。
また、前述のヘアアイロン用アタッチメントを取り付ける毛髪用アイロンであって、ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能な接続端子が設けられ、接続端子を介して、ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能に構成されていることにより、確実にヘアアイロン用アタッチメントに熱を与えることができ、さらに、別途電源を確保せずにスムーズに電流を供給でき、作業効率の向上やコスト負担の軽減でき、加えて、汎用性を向上させる毛髪用アイロンを提供できるといった優れた効果を奏することができる。
また、ヘアアイロン用アタッチメントをホットカーラーとして使用することにより毛髪の形状を付与することにより、或いは、ヘアアイロン用アタッチメント、又は毛髪用アイロンを使用して毛髪の形状を付与することによって、確実に毛髪をカールでき、作業性及び汎用性を向上させる毛髪形状付与方法を提供できるといった優れた効果を奏することができる。
本発明のヘアアイロン用アタッチメントの斜視図であって模式的に示した図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの別の形態であって、模式的に示した斜視図である。 図1Bのヘアアイロン用アタッチメントに毛髪用アイロンを装着した後、毛髪を巻きつけた状態を模式的に示す図であって斜視図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの別の形態であって、模式的に示した斜視図である。 図1Aのヘアアイロン用アタッチメントに毛髪用アイロンを装着する前の状態を模式的に示す図であって斜視図である。 図1Aのヘアアイロン用アタッチメントに毛髪用アイロンを装着する前の状態を模式的に示す図であって斜視図である。 図1Aのヘアアイロン用アタッチメントに毛髪用アイロンを装着した後、毛髪を巻きつけた状態を模式的に示す図であって斜視図である。 図1Aのヘアアイロン用アタッチメントに熱伝導性部を形成したヘアアイロン用アタッチメントを模式的に示す図であって斜視図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの別の形態であって、模式的に示した斜視図であり、毛髪用アイロンを装着する前の状態を示す図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの外周面に、ガードを設けたヘアアイロン用アタッチメントであって、模式的に示した斜視図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの外周面に、断熱部を形成したヘアアイロン用アタッチメントであって、模式的に示した斜視図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの外周面に、毛髪保持手段としての突起物をつけたヘアアイロン用アタッチメントであって、模式的に示した斜視図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの別の形態であって、径又は周の長さが変更可能な調整部を設けたヘアアイロン用アタッチメントの側面図であって、調整部がV字状である状態を模式的に示す図である。 図10Aの斜視図であって模式図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの別の形態であって、径又は周の長さが変更可能な調整部を設けたヘアアイロン用アタッチメントの側面図であって、調整部が平板状の形状に戻った状態を模式的に示す図である。 図10Cの斜視図であって模式図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの別の形態であって、組み込みヒーター部、及び組み込みヒーター部と外部電源を接続する接続端子を取り付けたヘアアイロン用アタッチメントと、ヘアアイロンの本体に電源出力端子を設けたヘアアイロンを模式的に示す斜視図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの外周に毛髪を巻きつけてクリップで止め、ヘアアイロンのヒーター部によって加熱した後、ヘアアイロンを抜きとった状態でホットカーラーとして使用する例を説明する模式図であって斜視図である。 本発明のヘアアイロン用アタッチメントの使用方法の一例を模式的に示す斜視図である。
以下、本発明のヘアアイロン用アタッチメントを実施するための形態について具体的に説明する。但し、本発明はその発明特定事項を備えるヘアアイロンを広く包含するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
[1]本実施形態におけるヘアアイロン用アタッチメントの構成:
本実施形態におけるヘアアイロン用アタッチメントは、図1Aに示されるように、アームを備える毛髪用アイロンに取り付けて使用するヘアアイロン用アタッチメントであって、毛髪用アイロンの熱を利用して毛髪に形状を付与し、毛髪用アイロンにカールアイロンとしての機能を備えさせることが可能なヘアアイロン用アタッチメント1(1A)として構成される。
[1−1]ヘアアイロン用アタッチメント:
本実施形態のヘアアイロン用アタッチメントは、アームを備える毛髪用アイロンに取り付けて使用し、毛髪用アイロンの熱を利用して毛髪に形状を付与するものである。このように構成されるのは、毛髪用アイロンに、本実施形態のアタッチメントを取り付け使用することによって、カールアイロンとしての使用を可能にするためである。
たとえば、一般的に見られる毛髪用ストレートアイロン(以下、適宜「ストレートアイロン」という)の場合には、1対のアームを備え、それぞれのアーム、又は一方のアームに、ヒーター等の加熱手段を取り付けて、前述の1対のアームに毛髪を挟持させて使用するが、この場合には、毛髪をいわゆるストレート形状にするものとなっている。このようなストレートアイロンでは、カールアイロンとしての毛髪をカールさせる機能を持ち合わせていないため、毛髪にカール等の形状を付与する場合には、毛髪用カールアイロンを別途用意する等して、毛髪にカール等の形状処理を行う必要があった。しかし、本実施形態のヘアアイロン用アタッチメントを使用することにより、ストレートアイロンに、カールアイロンとしての機能を備えさせることが可能となり、作業効率の向上やコスト負担の軽減を図ることができ、汎用性を向上させることができる。
具体的には、ヘアアイロンに本実施形態のヘアアイロン用アタッチメントを取り付け、ヘアアイロン用アタッチメントの外周に沿うように、毛髪を捲きつけて、毛髪の形状処理をするものを一例として挙げることができる。たとえば、図1Aに示されるように、ヘアアイロンに本実施形態のヘアアイロン用アタッチメント1(1A)を、図2に示されるようなヘアアイロン51のアーム53,53に挿入して、図3に示されるように取り付ける。その後、図4に示されるように、ヘアアイロン用アタッチメント1(1A)の外周部に毛髪99を捲きつけることで、ヘアアイロンのヒーター部からの熱を、ヘアアイロン用アタッチメントを介して、毛髪に伝えることができるため、捲きつけられた毛髪の形状処理、とりわけ、カール等の形状処理を行える。すなわち、ストレートアイロンに取りつけるアタッチメントとして使用することにより、ストレートアイロンを、本格的なカールアイロンとして使用できる。
なお、ホットカーラーとして使う場合には、家庭にあるストレートアイロンに、このアタッチメント(カーラー)を被せるだけで、容易にカーラーを加熱できる。これにより従来のような専用のカーラー加熱器が不要となり、手軽にホットカーラーとして使用可能となる。
好ましいのは、ヘアアイロン用アタッチメントが、毛髪用アイロンの開閉アーム部を被覆又は挿入可能な形状に形成されると共に、毛髪用アイロンの熱を毛髪に伝導可能に形成されていることである。このように構成されることによって、毛髪用アイロンの開閉アーム部を被覆又は挿入でき、毛髪用アイロンのヒーター部の熱をヘアアイロン用アタッチメントの外周に沿うように伝導し易くなる。したがって、ヘアアイロン用アタッチメントの外周に巻いた毛髪の形状処理をし易くなるため好ましい。
ここで、開閉アーム部とは、例えば、図2に示される1対のアームを供えるヘアアイロン51であれば、上下方向に備えられるアーム53,53のように、夫々のアームを開閉機構等を介して開閉可能に形成されるアームを意味する。ただし、この例に限定されるものではなく、アームが閉じたり開いたりすることにより、すなわち、開閉することにより、毛髪をそのアーム間に挟むヘアアイロンのアームとして構成されているものであればよい。また、ロッド型ヘアアイロンのようにロッド型アームとクリップとから構成される場合には、必要に応じて開閉アーム部を「ロッド型アームとクリップ」と読み替えることができる。以下、同様である。
具体的には、図1Aに示されるように、毛髪用アイロンの開閉アーム部を被覆又は挿入可能な形状に形成されると共に、毛髪用アイロンの熱を毛髪に伝導可能に形成されているヘアアイロン用アタッチメントを例示できる。毛髪用アイロンの熱を毛髪に伝導可能に形成するには、後述のような当接面3を設けてもよいし、この当接面とは別の方法で毛髪用アイロンの熱を毛髪に伝導させてもよい。このように構成されることによって、ヘアアイロン用アタッチメントに外周に沿って毛髪を捲いた際に、熱を伝えやすく(加熱処理させやすくなり)、毛髪の形状処理を行うことができる。
また、同様に図1Dに示されるように、ヘアアイロン用アタッチメントの外周部に開口部7を設け、当接面9を設けたアタッチメント1Cであってもよい。ただし、この例に限定されるものではなく、ヘアアイロンのアームを被覆できるもの、或いは、ヘアアイロンのアームを挿入可能であるものであればよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜、修正・変更できる。
また、ヘアアイロン用アタッチメントが筒状に形成されていることが好ましい。このように構成されることにより、ヘアアイロン用アタッチメントを挿入し易いことに加え、ヘアアイロン用アタッチメントの外周に毛髪を巻き易くなり、加えて、毛髪カール等の丸みを帯びた形状にしやすくなるため好ましい。
具体的には、図1Aに示されるように筒状体として構成されるヘアアイロン用アタッチメント1Aを例示できる。また、図1Aに示されるヘアアイロン用アタッチメントに、図1Bに示されるように、毛髪を取り付けしやすくなるためのクリップ6をつけたヘアアイロン用アタッチメント1B等を例示できる。このように、筒状体としてヘアアイロン用アタッチメントが構成されるものであれば、アームを被覆させやすく、また、アームをヘアアイロン用アタッチメントに挿入させやすい。また、ヘアアイロンを挿入等して、ヘアアイロン用アタッチメントを取り付けた後、そのヘアアイロン用アタッチメントの外周に毛髪を捲きつけしやすいものとなる。したがって、作業効率性を向上させることができ、加えて、カール等の丸み形状を毛髪に施しやすくなるため、好ましい。
また、ヘアアイロン用アタッチメントの外周には開口部が形成されていることが好ましい。このように開口部が形成されるものであると、ヘアアイロンのアームの太さ(径の大きさ)に合わせやすく汎用性が向上する。また製造しやすい。
具体的には、図1Dに示されるように、ヘアアイロン用アタッチメントの外周に開口部7を設けることによって、開口部が、謂わば遊びとなって径の大きさをヘアアイロンのアームの太さに対応させやすくできる。すなわち、ヘアアイロンによっては、アームの太さ、大きさ等が様々であり、径寸法等が異なるアームに対応させる場合には、ヘアアイロン用アタッチメントの外周の長さ、或いは径寸法が異なるヘアアイロン用アタッチメントを複数所持する必要がある。しかし、本実施形態のように、ヘアアイロン用アタッチメントの外周に開口部を形成することによって、外周部が一体となっていないヘアアイロン用アタッチメントを形成することにより、挿入等するアームの太さ、大きさ等に応じて開口部が広がったり狭くなったりするため、一つのヘアアイロン用アタッチメントで複数の寸法からなるヘアアイロン用アタッチメントを兼ねることができるため好ましい。
さらに、成形しやすいという利点もある。たとえば、図1Dに示されるようなヘアアイロン用アタッチメントを成形する場合には、平板状の部材を、その形状に丸みをつけながら筒状に形成するとともに、ヘアアイロン用アタッチメントの外周を一続きにせずに開口部(隙間)を形成し、開口部の一端をそのヘアアイロン用アタッチメントの内部に折り曲げすることで、ヘアアイロンのヒーター部と当接(接触)可能な当接面9を形成することができる。したがって、ヘアアイロン用アタッチメントを容易に形成できる。
また、ヘアアイロン用アタッチメントの少なくとも一部には、熱伝導性のある素材から形成される熱伝導性部が配設されていることも好ましい形態の一つである。ヘアアイロンの熱を十分に毛髪に伝えやすくするためである。
ここで、「ヘアアイロン用アタッチメントの少なくとも一部」であるから、全部であっても一部であってもよく、全部の場合には、ヘアアイロン用アタッチメントの基材全体が、熱伝導性部として構成されていてもよい。すなわち、ヘアアイロン用アタッチメントの全部に熱伝導性を備えさせる場合には、毛髪に熱を与える領域を広くとれるため、作業効率等の点で利便性がある。他方、ヘアアイロン用アタッチメントの一部に形成する場合には、火傷等の弊害を低減させやすいといった利便性がある。なお、ヘアアイロン用アタッチメントの少なくとも一部に熱伝導性部を設ける場合には、たとえば、金属性のワイヤーを捲いて熱伝導性部とし、ヘアアイロンのヒーター部と接続し(後述のようにヘアアイロン用アタッチメントに当接面を形成する場合には、その当接面と接続し)、ヘアアイロン用アタッチメントの基材を断熱性材料から構成して、その基材の外周上の一部又は全部を金属性のワイヤーを捲回させて構成したヘアアイロン用アタッチメント等を例示できる。ただし、この例に限定されるものではない。
また、熱伝導性のある素材としては、熱伝導可能な金属材料から、前述の金属材料に限らず熱伝導性の良い素材から形成することが好ましい。このような材料からヘアアイロン用アタッチメントを形成することによって、熱伝導性を確保でき、確実にヘアアイロンの熱をアタッチメントに伝えることができる。ただし、この例に限定されるものではない。
具体的に、ヘアアイロン用アタッチメントの全部が熱伝導性のある素材から形成され、熱伝導性部として構成されるものとしては、図1A、1Bに示されるヘアアイロン用アタッチメントを例示できる。また、ヘアアイロン用アタッチメントの一部に熱伝導性のある素材から形成される熱伝導性部を配設したものとしては、図5に示されるように、金属性のワイヤー11aを捲いて熱伝導性部11とし、ヘアアイロンのヒーター部と接続部を介して接続させ、ヘアアイロン用アタッチメントの基材を断熱性材料から構成したヘアアイロン用アタッチメント等を例示できる。ただし、金属性のワイヤー等の代わりに、ヘアアイロン用アタッチメントの外周部に、熱伝導性部材を嵌め込みヘアアイロンと接続させたもの等であってもよく、この例に限定されるものではない。
さらに、ヘアアイロン用アタッチメントの内壁面の一部には、毛髪用アイロンの開閉アーム部に配設されるヒーター部に当接可能な当接面が形成されてなり、当接面が、ヒーター部の熱を伝導可能に形成されるとともに、当接面から、ヘアアイロン用アタッチメントの外壁面に熱を伝導可能に形成されていることが好ましい。このように構成されることにより、一般に市販されているヘアアイロンに適用するものとなり汎用性が向上する。また、ヒーターの熱を確実に、ヘアアイロン用アタッチメントに取り込める(伝える)ことができ、かつ、その熱を、毛髪を捲きつける外周面に伝えやすくすることができる。
この当接面は、ヘアアイロン用アタッチメントと同一部材から形成される一体ものであってもよいし、別部材であってもよい。ヘアアイロン用アタッチメントの基材が、熱伝導可能な金属材料から、或いは、熱伝導性の良い素材から形成されている場合には、同一部材の方が成形コストを低減できる。また、ヘアアイロン用アタッチメントの基材が断熱性部材から形成される場合には、この当接面は、別部材として熱伝導可能な金属材料、或いは、熱伝導性の良い素材から形成されていないと、ヒーター部の熱を伝導させることができない。なお、ヘアアイロン用アタッチメントの基材が断熱性部材から形成される場合には、前述のようにヘアアイロン用アタッチメントの外周部に、熱伝導性部が形成されないと、当接面を介してヘアアイロン用アタッチメントの外周に熱を伝えることができない。
具体的には、図1A、1Bに示されるように、ヘアアイロン用アタッチメントの内壁面の一部に、ストレートアイロンの開閉アーム部のヒーター部に当接可能な当接面3を形成したものを例示できる。このような当接面を形成することによって、図2、3に示されるように、ヘアアイロン51をヘアアイロン用アタッチメントに挿入すると、当接面3が、ヘアアイロン51のヒーター部(図2参照)に接触する。そのため、ヒーター部の熱を当接面に伝導させることができ、さらに、当接面からヘアアイロン用アタッチメントの外周部(ヘアアイロン用アタッチメントの毛髪との接触領域)に熱を伝えることができる。
また、ヘアアイロン用アタッチメントの断面が、略円状又は略楕円状の一体型として形成され、ヘアアイロン用アタッチメントの、開閉アーム部の間を区分け可能な領域の少なくとも一部に、当接面が形成されていることが好ましい。このように構成されることによって、たとえば一対のアームを供えるヘアアイロンの夫々のアーム間(或いは夫々のアームに配設されるヒーター部間、又は、夫々のアームに配設されるヒーター部と押圧部間等)に、前述の当接面を挟み込みさせることができ、ヘアアイロンのヒーター部の熱を、普く毛髪に伝えやすくすることができるため好ましい。
ここで、「ヘアアイロン用アタッチメントの、アームの間を区分け可能な領域」とは、ヘアアイロン用アタッチメントの内部の空間を2つに分ける領域であって、アームを2本備えるヘアアイロンの間を区分け可能な領域、又はヘアアイロン用アタッチメントの内部の空間を2つ分ける領域を意味する。したがって、この領域に、ヘアアイロンのヒーター部と当接可能な当接面が形成されることになる。また、ロッド型アームとクリップを備えるロッド型ヘアアイロンの場合には、ロッド型アームとクリップとの間を区分け可能な領域を意味する。また、ヘアアイロン用アタッチメントの中空領域を2分するものであれば、2分した領域の大きさが同じであっても、異なっていても、「ヘアアイロン用アタッチメントの、前記アームの間を区分け可能な領域」に含む趣旨である。ヘアアイロンによっては、そのアイロンが備えるアーム(上下アーム)の形状や大きさ等が異なるものもあり、そのような形状や大きさの異なるアームを備えるヘアアイロンも含めて広く、本実施形態のヘアアイロン用アタッチメントによって対応可能とするためである。
また、「ヘアアイロン用アタッチメントの、開閉アーム部の間を区分け可能な領域の少なくとも一部に」とするのは、当接面がヘアアイロン用アタッチメントの中空領域を2分する領域に形成されるとともに、ヘアアイロンのヒーター部と当接可能に形成されていれば、2分する領域の一部に形成されてもよいし、2分する領域の全部に形成されてもよいとする趣旨である。換言すれば、中空領域を2分する領域の少なくとも一部に当接面が形成される場合には、ヘアアイロン用アタッチメントの内部に形成される内部空間が完全に区分けされた状態でなくてもよいとする趣旨である。ただし、前述のように、ヘアアイロン用アタッチメントの内部空間を完全に区分けして2分するように当接面を形成してもよい。さらに、ヒーター部に完全に相当する(重なる)ものであっても、その一部に相当する(重なる)ものであってもよい。なお、「アームの間」とは、一対のアームを備えるヘアアイロンであれば、夫々のアームを閉じた状態にした際の、夫々のアームの間を意味し、前述した従来の改良型アイロンも同様である。また、ロッド型アームとクリップを備えるヘアアイロンであれば、ロッド型アームとクリップを閉じた状態にした際の、ロッド型アームとクリップの間を意味する。
具体的には、図1A、1Bに示されるように、ヘアアイロン用アタッチメントの断面が、略円状又は略楕円状の一体型として形成され、ヘアアイロン用アタッチメントの、一対のアームの間を区分け可能な領域の少なくとも一部に、前記当接面が形成されているヘアアイロン用アタッチメントを例示できる。ただし、この例に限定されるものではない。
また、ヘアアイロン用アタッチメントが、第1アタッチメントと、第2アタッチメントから構成されるとともに、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントの断面は、略半円状又は略半楕円状から形成され、且つ、前記開閉アーム部に取り付けて使用される別体型として形成されてなり、さらに、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントを前記開閉アーム部の夫々に取り付けて前記開閉アーム部を閉じた際に、全体形状が、略円状又は略楕円状となるとともに、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントが互いに重なり合う領域に、当接部が形成されていることも好ましい形態の一つである。このように構成されることによって、アームに配設されるヒーター部からの熱を、夫々のヘアアイロン用アタッチメントに確実に伝えることができるため、毛髪に確実に熱を伝えることができる。さらに、1対のヘアアイロン用アタッチメントとして構成する場合には、夫々のアームの形状、寸法等が異なるものであっても、対応させやすくなるため好ましい。
ここで、前述の「第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントが互いに重なり合う領域に、当接部が形成されている」とは、第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントを装着してアームを閉じた際に、第1アタッチメント及び第2アタッチメントが互いに接触する領域であって、ヒーター部の熱を伝導可能に形成されている領域に当接部が形成されていることを意味し、この当接部には当接面を含む趣旨である。このように形成されるのは、たとえば、ヒーター部が上下アームの双方に設けられるもの、片方のアームに設けられるものいずれであっても、ヒーター部の熱を、確実に夫々のヘアアイロン用アタッチメントに伝えるためである。すなわち、ヘアアイロン用アタッチメントの、毛髪に熱を伝える領域にヒーター部の熱を確実に伝えることで、十分に毛髪の形状処理を行うためである。換言すれば、ヘアアイロンによっては、そのアイロンが備えるアーム(上下アーム)の形状や大きさ等が異なるものもあり、そのような形状や大きさの異なるアームを備えるヘアアイロンも含めて広く、本実施形態のヘアアイロン用アタッチメントによって対応可能とするためである。
具体的には、図6に示されるように、ヘアアイロン用アタッチメントの断面が、略半円状又は略半楕円状から形成されると共に、ヘアアイロン用アタッチメントをアームの夫々に取り付けて使用する別体型として形成され、さらに、ヘアアイロン用アタッチメントの夫々をアームの夫々に取り付けてアームを閉じた際に、ヘアアイロン用アタッチメントの形状が、略円状又は略楕円状となるとともに、夫々のヘアアイロン用アタッチメントが重なり合う領域に当接部10、10が夫々形成されているヘアアイロン用アタッチメント1D,1Dを例示できる。
さらに、ヘアアイロン用アタッチメントの外周面又は毛髪との接触面に、火傷防止のためのガードが設けられていることが好ましい。毛髪の形状処理に伴い、火傷等を生じることを防ぐことができるからである。
ここで、「火傷防止のためのガイド」には、(アイロンのヒーター部を介して)加熱された筒状体が頭部や首に触れて火傷をすることを防ぐための、保護ガードとしての機能を備えるもの、或いは、加熱された筒状体の一部を、手で触れても熱くないような断熱機能を備えるものなどが含まれる。
具体的には、図7に示されるように、ヘアアイロン用アタッチメントの外周面又は毛髪との接触面に、ガードを設けたヘアアイロン用アタッチメントを例示できる。このようにガード15を設けることによって、ヘアアイロン用アタッチメントの外周が金属等の伝導性部材から形成される場合に、仮に、その外周が頭部や首に触れたとしても、火傷を防ぐことができる。なお、このようなガイドを設ける場合には、ヘアアイロン用アタッチメントの外周よりやや大きい径のガイドを設けることで、頭皮等への接触を防ぐことが好ましい。さらに、ヘアアイロン用アタッチメントの一部を、手で触れても熱くないように、たとえば、図8に示されるように断熱部材からなる断熱部17を一部の領域に形成することも好ましく、前述のガイドと組み合わせることで、火傷を未然に防ぐことができるため好ましい。なお、図8に示されるように断熱部材等で一部の領域を形成したものは一例であって、これに限定されるものではない。
なお、このガイドは、ヘアアイロン用アタッチメントに一体化させたものであってもよいし、別体を嵌め込み(嵌合)させて外設したものであってもよい。
さらに、ヘアアイロン用アタッチメントの外周又は毛髪との接触面に、毛髪を保持可能な毛髪保持手段、又は毛髪を挟持可能な毛髪挟持手段、又は毛髪を固定可能な毛髪固定手段が設けられていることも好ましい形態の一つである。このような毛髪保持手段、又は毛髪挟持手段、又は毛髪固定手段を設けることにより、毛髪処理をスムーズに行えるため好ましい。
ここで、毛髪を保持可能な毛髪保持手段としては、毛髪を巻き込みして、ヘアアイロン用アタッチメントの外周に毛髪を保持させやすいように、円筒体の表面に突起物を設けても良い。具体的には、図9に示されるように、円筒体の表面に突起物19をつけたヘアアイロン用アタッチメントを例示できる。なお、このように突起物状の毛髪保持手段は、ヘアアイロン用アタッチメントに一体化させたものであってもよいし、別体を嵌め込み(嵌合)させて外設したものであってもよい。
また、毛髪を挟持可能な毛髪挟持手段としては、毛髪をヘアアイロン用アタッチメントの外周上で挟み持ち、熱を伝えやすいようにする手段であって、具体的には、図1Bに示されるように、ヘアアイロン用アタッチメントの外周上に、ヘアアイロン用アタッチメントの外周面を基準に開閉可能なクリップを取り付けたものを例示できる。このようなクリップ6を取り付けることにより、ヘアアイロン用アタッチメントの外周面と、クリップ6との間に、毛髪を挟持させることができ、毛髪を一時的に外周面上に固定できるため、毛髪の形状処理を安定的に行うことができる。そのため、作業効率を向上させることができる。なお、毛髪を固定可能な毛髪固定手段とは、毛髪を挟持可能な毛髪挟持手段と同様に、毛髪をヘアアイロン用アタッチメントの外周上に固定して熱を伝えやすいようにする手段である。ただし、ここでの固定とは、その固定状態を解除できる程度のものをいい、換言すれば、毛髪を一時的に固定できても、毛髪をその固定状態から開放させて、取り外すことができるものである。なお、前述の例の毛髪挟持手段は、この意味で毛髪固定手段ともいえる。
なお、前述のように、毛髪保持手段、毛髪挟持手段、又は毛髪固定手段のいずれにおいても、毛髪を保持(又は、挟持、又は固定)するのは、一時的であって、毛髪形状処理が終了した後には、毛髪を取り外し可能に夫々の手段が構成されている。
また、筒状体の径又は周の長さが変更可能に形成されていることが好ましい。このように構成されるのは、ヘアアイロンによっては、様々な形状、大きさのアームを備えるものがあるため、汎用性を向上させるためである。すなわち、大小異なる寸法のもの等様々な径、外周を備える、ヘアアイロン用アタッチメントを複数用意することも、対応としては可能であるが、携帯性や、利便性の点で、また、コスト負担の問題も生じやすくなる。そのため、1つのヘアアイロン用アタッチメントで、複数のサイズの径、外周に対応可能なヘアアイロン用アタッチメントであることがより好ましい。
具体的には、アイロン用アタッチメントの外周の一部には、その外周から軸方向に向けてV字状の調整部を備えるとともに、調整部がたとえば電気刺激(電圧印加)、又は光刺激により変形可能な形状記憶材料から構成されていることが好ましい。このように構成されることで、筒状体の外周の一部に形成されるV字状の調整部が電気刺激(電圧印加)、光刺激等により記憶形状である平板状に戻るように形状変化をし、径、外周が増大するため、複数のサイズの径、外周に対応可能となる。
より具体的には、特開2006−68081号公報に開示されるように、たとえば電気刺激(電圧印加)に応答して形状変化が惹起される圧電・電歪材料(ジルコン酸チタン酸鉛(PZT:PbZrTiO)、マグネシウムニオブ酸鉛(PMN:Pb(Mg1/3Nb2/3)O)、ポリフッ化ビニリデン)、光刺激(光照射)に応答して形状変化が惹起される光応答性材料(アゾベンゼン架橋ポリマー等)等を使用して調整部を形成するとよい。
たとえば、図10A,10Bに示されるように、アイロン用アタッチメント1Eの一部に、予め断面形状をV字状に変形させた板状の形状記憶材料からなる調整部21を挟み込んでおき、電気刺激(電圧印加)、光刺激等により、記憶形状させた平板状に戻るように形状変化をさせることによって、図10C、図10Dに示されるように、アイロン用アタッチメントの周長、外径等を増大させることができる。なお、後述のように、カーラーとしてアイロン用アタッチメントを用いる場合には、前述のように、アイロン用アタッチメントの周長、外径等を増大させることで、毛髪に付与するカール等の大きさを所望のものにしやすいため好ましい。一般的な形状付与する毛髪のカールの大きさは、カーラーの径の大きさに応じて変化するため、その時々に応じて適切な径の円筒を用いることが必要であり、そのために様々な径のカーラーを複数用意しておくことも一案である。しかし、カーラーを複数持ち合わせることは、携帯性などに問題が生じるため、一つで種々のサイズの周長、径等に変えられるものが好ましい。ただし、筒状体の径又は周の長さが変更可能に形成されるものとしては、前述の例に限定されるものではない。
なお、図10Aは、本実施形態のアイロン用アタッチメントの側面図であって、一部省略して図示したものであり、調整部が形状変化する前を模式的に示した図である。図10Bは、図10Aのアイロン用アタッチメントの斜視図であって、模式的に示した図である。図10Cは、本実施形態のアイロン用アタッチメントの側面図であって、ヘアアイロン等を一部省略して図示したものであり、調整部が形状変化した後を模式的に示した図である。図10Dは、図10Cのアイロン用アタッチメントの斜視図であって、模式的に示した図である。
また、これまで説明したヘアアイロン用アタッチメントを、ホットカーラーとして使用可能であるように構成されることも好ましい。毛髪用アイロンの余熱を利用して、ヘアアイロン用アタッチメントのみでホットカーラーとして使用でき、より汎用性を向上させることができる。
具体的には、筒状体(ヘアアイロン用アタッチメント)の外周に毛髪を巻きつけて、クリップ等の毛髪保持手段等で、毛髪をヘアアイロン用アタッチメントに止めた後に、ヘアアイロンのヒーター部を加熱させて、ヘアアイロン用アタッチメントに熱を伝える(加熱する)。次に、ヘアアイロン用アタッチメントから、ヘアアイロンを抜きとり、ヘアアイロン用アタッチメントが冷めるまで、この余熱で毛髪を加温する。さらに、毛髪の位置を変えて、ヘアアイロン用アタッチメントに取り付けるなど必要な箇所で同様の操作を繰り返してもよい。このようにして、ヘアアイロン用アタッチメントが冷えたら、ヘアアイロン用アタッチメントから毛髪を外せば、毛髪にカールが施された状態となり、毛髪形状処理がされた状態となる。
たとえば、図12に示されるように、ヘアアイロン用アタッチメントの外周に毛髪を巻きつけてクリップで止め、ヘアアイロンのヒーター部によって加熱した後、ヘアアイロンを抜きとった状態で、使用することにより、ホットカーラーとして使用できる、ヘアアイロン用アタッチメントを例示できる。
さらに、ヘアアイロン用アタッチメントの熱伝導性部に、電流を通電させて発熱するヒーター部としての機能を備えさせていることも好ましい形態の一つである。ヘアアイロンの熱を利用しながら、さらに、ヘアアイロン用アタッチメント自体も発熱することによって、より確実にかつ適度にヘアアイロン用アタッチメントを加熱でき、毛髪の形状処理をしやすくなる。たとえば、ヘアアイロン用アタッチメント内部に、シート状のヒーターを組込み、ヘアアイロン本体に設けた電源出力端子、或いは外部端子等からの電源供給によって、アタッチメントを加熱してもよい。ただし、利便性の点から、ヘアアイロン本体に電源出力端子が設けられたものを使用する方が好ましい。
具体的には、図11に示されるように、組み込みヒーター55を備えるヘアアイロン51及びヘアアイロン51と接続する接続端子25を取り付けたヘアアイロン用アタッチメントを例示できる。
なお、本発明のヘアアイロン用アタッチメントは、ストレートアイロンでも、カールアイロンでも、前述した改良型アイロンであっても使用できるが、とりわけストレートアイロンに好適に使用できる。カールアイロンに装着する場合には、カールアイロンの外周面に接触可能な当接面を形成し、その当接面からヘアアイロン用アタッチメントの外周上に伝熱可能に形成することによって、カールアイロンの径よりも大きい径を備えるカールアイロンとして使用することができる。このように、カールアイロンに本発明のヘアアイロン用アタッチメントを装着することで、毛髪に付与するカールの大きさを変えることができるため、個々の趣向に応じた毛髪形状処理を行える。また、従来の改良型アイロンに装着する場合には、従来の改良型アイロン単体で使用する場合と比較して、確実に毛髪に十分な熱を伝えることができるため、毛髪形状処理を行うことができる。また、毛髪を改良型アイロン単体に巻きつけて使用する場合よりも大きい径を備えるカールアイロンの機能を持たせることができる。さらに、ストレートアイロンであれば、毛髪にカール形状を付与できるカールアイロンの機能を備えさせることができる。
[2]本実施形態のヘアアイロン用アタッチメントの製造方法:
次に、本実施形態のヘアアイロンを製造方法について説明する。金属シートを筒状に丸めて本実施形態の筒状体を形成し、巻芯側の端部一定幅を長辺に沿って円筒の内側に折り曲げ、ストレートアイロンのヒーター部に当接する当接面を形成する。この場合には、当接面が、筒状態を完全に2分してもよいし、2分せずに空間が繋がった状態になるように形成してもよい。このようにして、ストレートアイロンに被せるヘアアイロン用アタッチメントを形成した後、その外周面に、毛髪を保持させるクリップ等を設けてもよい。
ただし、前述のヘアアイロン用アタッチメントの製造方法に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更、修正を施した製法により本実施形態のヘアアイロン用アタッチメント製造できる場合には、そのような製造方法によって製造されたヘアアイロン用アタッチメントについても本実施形態のヘアアイロン用アタッチメントに含まれる。
[3]ヘアアイロン:
さらに、これまで説明したヘアアイロン用アタッチメントを取り付ける前記毛髪用アイロンであって、前記ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能な接続端子が設けられ、前記接続端子を介して、前記前記ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能に構成されていることが好ましい。このように構成されることにより、確実にヘアアイロン用アタッチメントに熱を与えることができ、さらに、別途電源を確保せずにスムーズに電流を供給可能となる。たとえば、ヘアアイロン用アタッチメント内部にシート状のヒーターを組込みする場合には、ヘアアイロン本体にも電源出力端子を設けて電源供給を可能とすることで、アタッチメントを取り付けた際の操作性、利便性を向上させることができる。
具体的には、図11に示されるように、ヘアアイロン51の本体に電源出力端子27を設けたヘアアイロン51を例示できる。
[4]本実施形態の毛髪形状付与方法:
本実施形態の毛髪形状付与方法の一形態として、これまで説明したヘアアイロン用アタッチメントをホットカーラーとして使用することにより毛髪の形状を付与する毛髪形状付与方法であって、毛髪用アイロンによって加熱した前記ヘアアイロン用アタッチメントを、前記毛髪用アイロンから取り外し、前記加熱した後の余熱を有する前記ヘアアイロン用アタッチメントのみを前記毛髪に取り付けて、毛髪の形状付与を可能とする毛髪の形状付与方法であることが好ましい。このような毛髪形状付与方法により、毛髪に対して形状付与(毛髪形状処理)を行うことにより、作業効率を向上させながら、コスト負担の軽減を図ることができるため好ましい。
また、本実施形態の毛髪形状付与方法の別形態として、これまで説明したヘアアイロン用アタッチメント、又はこれまで説明した毛髪用アイロンを使用して毛髪の形状を付与する毛髪形状付与方法であって、毛髪用アイロンに、ヘアアイロン用アタッチメントを取り付けた後に、前記ヘアアイロン用アタッチメントを加熱し、前記毛髪に形状を付与する毛髪形状付与方法であることが好ましい。このような毛髪形状付与方法により、毛髪に対して形状付与(毛髪形状処理)を行うことにより、作業効率を向上させながら、コスト負担の軽減を図ることができ、さらには、汎用性を向上させるため好ましい。
さらに、本実施形態の毛髪形状付与方法の別形態として、これまで説明した毛髪用アイロンを使用して毛髪に形状を付与する毛髪形状付与方法であって、毛髪用アイロンのアームの基端には、ストッパーが形成され、前記ヘアアイロン用アタッチメントを取り付けた後、前記ストッパーに開閉防止手段を取り付けて、アームの開閉を固定し前記毛髪に形状を付与する毛髪形状付与方法であることが好ましい。このような毛髪形状付与方法により、当接面を確実に固定することができ、毛髪用アイロンのヒーター部からの熱を確実に、毛髪に伝えることができる。
[5]本実施形態のヘアアイロン用アタッチメントの使用方法:
たとえば、一対のアームを有するヘアアイロンを予め用意する。次に、図1Aに示されるように、一対のアームを挿入可能な一体型のヘアアイロン用アタッチメントを用意し、このヘアアイロン用アタッチメントに、毛髪用アイロンを取り付ける。取り付けは、ヘアアイロン用アタッチメントをストレートアイロンの先端側から両方のアーム(上下アーム)に被せ、両方のアーム間に当接面を挟むようにして行う。その後、毛髪用アイロンの電源を入れ、アイロン(のヒーター部)を加熱する。このとき、アイロンの熱をヘアアイロン用アタッチメントに効率よく伝達するために、両方のアーム間に当接面を挟んだ後、図13に示されるように、ヘアアイロンの把持部の後端に形成されるアーム開閉スペースに、スペーサー29を入れて上下アーム(のヒーター部)と、当接面を密着させるとよい。なお、通常の一対のアームを備えるヘアアイロンには、夫々のアームを開閉させるためにスペースが形成されているため、上記のようなスペーサーによって、アームの開閉を一時的に固定可能であるが、このようなスペースがない場合には、夫々のアームを固定するバンド等の固定手段を併用してもよい。なお、一体型のヘアアイロン用アタッチメントでは、少なくとも、アームの開閉を一時的に固定しやすいものとなっているため、単独の使用でも問題ない。
その後、ヘアアイロン用アタッチメントの外周に毛髪を巻きつけ、外周に設けたクリップではさんで、毛髪を一定時間加熱すると、毛髪にカールをつけられる。このようにして、毛髪にヘアアイロンの熱を伝えながら、毛髪の形状処理を行う。毛髪の形状処理を終了させる場合には、毛髪からアイロンをとり外して、電源を切ればよい。さらに、別の箇所の毛髪の形状処理を行う場合には、繰り返し上記の処理工程を行う。また、毛髪用アイロンの電源のON、OFFについては、ガード部材等を設けている場合には、毛髪を捲く前後でおこなってもよい。
上述の通り、本発明によれば、アームを備える毛髪用アイロンに取り付けて使用するヘアアイロン用アタッチメントであって、前記毛髪用ストレートアイロンの熱を利用して毛髪に形状を付与し、前記毛髪用ストレートアイロンにカールアイロンとしての機能を備えさせることが可能となることによって、毛髪用ストレートアイロンを毛髪用カールアイロンとして使用することができ、また、作業効率の向上やコスト負担の軽減を図ることができ、加えて、汎用性を向上させることができるヘアアイロン用アタッチメントを提供できる。とりわけ毛髪用ストレートアイロンに好適に用いることができる。
1,1A,1B,1C、1D、1E:ヘアアイロン用アタッチメント、3:(ヘアアイロン用アタッチメントの)当接面、5:(ヘアアイロン用アタッチメントの)外周、6:クリップ、7:(ヘアアイロン用アタッチメントの)開口部、10:当接部、11:熱伝導性部、11a:金属性のワイヤー、13:接続部、15:ガード、17:断熱部、19:毛髪保持手段(突起物)21:調整部、23:組み込みヒーター、25:接続端子、27:電源出力端子、29:スペーサー、51:ヘアアイロン、53:アーム、55:ヒーター部、99:毛髪。

Claims (15)

  1. アームを備える毛髪用アイロンに取り付けて使用するヘアアイロン用アタッチメントであって、
    前記毛髪用アイロンの熱を利用して毛髪に形状を付与し、前記毛髪用アイロンにカールアイロンとしての機能を備えさせることが可能なヘアアイロン用アタッチメント。
  2. 前記ヘアアイロン用アタッチメントは、前記毛髪用アイロンの開閉アーム部を被覆又は挿入可能な形状に形成されると共に、前記毛髪用アイロンの熱を前記毛髪に伝導可能に形成されている請求項1に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  3. 前記ヘアアイロン用アタッチメントが筒状に形成されている請求項1又は2に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  4. 外周には開口部が形成されている請求項1又は2に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  5. 内壁面の一部には、前記毛髪用アイロンの開閉アーム部に配設されるヒーター部に当接可能な当接面が形成されてなり、
    前記当接面が、前記ヒーター部の熱を伝導可能に形成されるとともに、前記当接面から、外壁面に熱を伝導可能に形成されている請求項2〜4のいずれか1項に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  6. 断面が、略円状又は略楕円状の一体型として形成され、前記開閉アーム部の間を区分け可能な領域の少なくとも一部に、前記当接面が形成されている請求項5に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  7. 前記ヘアアイロン用アタッチメントが、第1アタッチメントと、第2アタッチメントから構成されるとともに、
    前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントの断面は、略半円状又は略半楕円状から形成され、且つ、前記開閉アーム部に取り付けて使用される別体型として形成されてなり、
    さらに、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントを前記開閉アーム部の夫々に取り付けて前記開閉アーム部を閉じた際に、全体形状が、略円状又は略楕円状となるとともに、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントが互いに重なり合う領域に、当接部が形成されている請求項5に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  8. 少なくとも一部には、熱伝導性のある素材から形成される熱伝導性部が配設されている請求項1〜7のいずれか1項に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  9. 前記熱伝導性部に、電流を通電させて発熱するヒーター部としての機能を備えさせている請求項8に記載の前記ヘアアイロン用アタッチメント。
  10. 外周面又は毛髪との接触面に、火傷防止のためのガードが設けられている請求項1〜9のいずれか1項に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  11. 外周又は毛髪との接触面に、毛髪を保持可能な毛髪保持手段、又は毛髪を挟持可能な毛髪挟持手段、又は毛髪を固定可能な毛髪固定手段が設けられている請求項1〜10のいずれか1項に記載のヘアアイロン用アタッチメント。
  12. ホットカーラーとして使用可能である請求項1〜11のいずれか1項に記載の前記ヘアアイロン用アタッチメント。
  13. 請求項9に記載の前記ヘアアイロン用アタッチメントを取り付ける前記毛髪用アイロンであって、
    前記ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能な接続端子が設けられ、前記接続端子を介して、前記ヘアアイロン用アタッチメントに電流を供給可能に構成されている毛髪用アイロン。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のヘアアイロン用アタッチメントをホットカーラーとして使用することにより毛髪の形状を付与する毛髪形状付与方法であって、
    前記毛髪用アイロンによって加熱した前記ヘアアイロン用アタッチメントを、前記毛髪用アイロンから取り外し、前記加熱した後の余熱を有する前記ヘアアイロン用アタッチメントのみを前記毛髪に取り付けて、毛髪の形状付与を可能とする毛髪形状付与方法。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のヘアアイロン用アタッチメント又は請求項13に記載の毛髪用アイロンを使用して毛髪の形状を付与する毛髪形状付与方法であって、
    前記毛髪用アイロンに、前記ヘアアイロン用アタッチメントを取り付けた後に、前記ヘアアイロン用アタッチメントを加熱し、前記毛髪に形状を付与する毛髪形状付与方法。
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