JP2011071926A - ミキシングコンソール - Google Patents

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Abstract

【課題】ミキシングコンソールにおいて、複数あるモニタ系統毎に、柔軟にモニタソースを切り替えることができるモニタ機能を実現することを目的とする。
【解決手段】ポインティングデバイスによる入力操作が可能な表示部を備えたミキシングコンソールにおいて、複数のモニタ系統毎に、そのモニタ系統でモニタするチャンネルの候補の個数を指定できるようにする。そして、複数のモニタ系統毎に、そのモニタ系統で使用するモニタソース選択ボタンとそのモニタソース選択ボタンに割り当てるチャンネルとの対応関係を設定しておき、前記指定された個数のモニタソース選択ボタンを表示部に表示する。表示部に表示されたモニタソース選択ボタンの中から1つがオンされたとき、該モニタソース選択ボタンに割り当てられているチャンネルをモニタ対象チャンネルとして決定し、モニタ出力手段の当該モニタ系統によりモニタ出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、音響信号を処理するミキサシステムにおいて、複数系統のモニタ出力を便利に使い分けることを可能にする技術に関する。
従来より、マイクロフォンなどの各種の音響信号源からの音響信号を入力し、ミキシング処理、効果付与処理、および音量レベル制御処理などを行い、処理後の音響信号をアンプやスピーカなどの各種の出力機器に出力するミキサ装置が知られている。近年では、内部的な信号処理をディジタル処理で行うディジタルミキサが開発されている。ディジタルミキサには、ユーザが操作するコンソールと入力した信号のミキシング処理を行うミキサエンジンとを別体の装置で構成し、ケーブルで接続する形態のものと、これらを一体化した形態のものがある。
このようなディジタルミキサでは、機器内の各種の音響信号をモニタする機能が備えられている。例えば、下記非特許文献1のミキシングコンソールでは、ヘッドフォンへの出力端子とモニタスピーカへの出力端子を複数系統設け、各モニタ系統で、選択されたモニタソースの信号を出力するものが開示されている。
図8は、従来のミキシングコンソールにおけるモニタ機能に関わる操作子の操作パネル(一部)外観図である。ここではモニタAとBの2系統のモニタ出力が利用できる例で説明する。801は、モニタAのモニタソースを選択するための5つのスイッチである。これらのうち何れか1つをオンすることで、モニタA系統でモニタ出力する信号を切り替えることができる。802はモニタAの出力レベルを設定するボリューム、803はモニタAの出力のオン/オフを切り替えるスイッチである。804はモニタAのヘッドフォン端子の出力レベルを設定するボリュームである。モニタB系統についても同様の操作子が設けられている。ただし、モニタBのモニタソースを選択するスイッチ811は、モニタBでモニタAと同じ信号をモニタすることを示す「Monitor A」のボタンが設けられている。
図9は、図8のモニタソース選択ボタン801,811のうち「Define」がオンされたときに出力する信号を選択するための設定画面である。901は、モニタAのDefineボタンをオンしたときにモニタソースとなる信号を選択する画面である。この画面901で、例えばMATRIXのch2を選択すると、モニタAのDefineボタンのオンにより、このマトリックスバスの信号がモニタ出力される。
DIGITAL AUDIO MIXING SYSTEM PM1D、CONSOLE SURFACE CS1D、操作マニュアル(基本操作編)第10章モニター(p.109-113)、2002年、ヤマハ株式会社
上述したような従来のミキシングコンソールにおけるモニタ機能では、操作パネル上に図8に示すような固定の操作子が設けられているものであり、モニタAとBの2系統あるが、モニタソースとして直接的に選択できる信号は限られている。そのため、それぞれのモニタ系統を独立して別のオペレータが使い分けるようなことが難しかった。
例えば、モニタAのオペレータはVocalのみモニタすればよいが、モニタBのオペレータは数多くの種々のchをモニタしたい場合、モニタBのモニタソース選択ボタンは図8の811に示すように限られているので、オペレータの要求に応えられないことが多い。Define機能を利用して、種々のchをモニタすることは可能ではあるが、図9の画面で設定をしてからDefineボタンをオンする操作を繰り返さなければならず、使い勝手が悪い。また、例えばMIX1の信号とMIX2の信号とをモニタで聴き比べたい場合なども同様である。
この発明は、複数あるモニタ系統毎に、柔軟にモニタソースを切り替えることができるモニタ機能を実現することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明は、ポインティングデバイスによる入力操作が可能な表示部を備えたミキシングコンソールにおいて、複数のモニタ系統毎に、そのモニタ系統でモニタするチャンネルの候補の個数を指定できるようにする。そして、複数のモニタ系統毎に、そのモニタ系統で使用するモニタソース選択ボタンとそのモニタソース選択ボタンに割り当てるチャンネルとの対応関係を設定しておき、前記指定された個数のモニタソース選択ボタンを表示部に表示する。表示部に表示されたモニタソース選択ボタンの中から1つがオンされたとき、該モニタソース選択ボタンに割り当てられているチャンネルをモニタ対象チャンネルとして決定し、モニタ出力手段の当該モニタ系統によりモニタ出力する。
前記モニタ系統毎にモニタするチャンネルの候補の個数の指定は、複数のモニタ系統の全体で表示部に表示可能なモニタソース選択ボタンの数をNとし、モニタ系統の数をnとし、第1のモニタ系統における候補の個数をA1、第2のモニタ系統における候補の個数をA2、…、第nのモニタ系統における候補の個数をAnとしたとき、A1+A2+…+An=NとなるようなA1,A2,…,Anの組み合わせを複数個作成しておき、それらの組み合わせから1つを選択することにより、各モニタ系統毎の候補の個数を指定するとよい。
また、モニタソース選択ボタンに割り当てるチャンネルにユーザ定義名を設定する手段をさらに備え、モニタソース選択ボタンの表示部への表示の際には、各モニタソース選択ボタンの近傍にそのモニタソース選択ボタンに割り当てられているチャンネルのユーザ定義名を表示するとよい。前記表示部としてはタッチパネルなどのポインティングデバイスを利用するとよい。
この発明によれば、複数のモニタ系統毎に、そのモニタ系統でモニタするチャンネルの候補を予め決めておくことができ、それらの候補の中からモニタするチャンネルを指定できるので、オペレータの役割に応じたモニタシステムの構築が可能である。各モニタ系統毎に前記候補の数を任意に決めることができるので、モニタする可能性のあるchの数が少ないと見込めるモニタ系統では少ない数の候補とし、モニタする可能性のあるchの数が多いと見込めるモニタ系統では多い数の候補とするなど、柔軟にモニタシステムを構築できる。実際にモニタするチャンネルを選択する操作は、表示部に表示された前記候補の数だけのモニタソース選択ボタンをオンするだけであるので、モニタソースの選択操作も容易である。また、各チャンネルにユーザ定義名を設定し、モニタソース選択ボタンの近傍に表示できるので、どのチャンネルのモニタソース選択ボタンであるかが一目で分かるように表示でき、ユーザの使い勝手がよいモニタシステムが構築できる。
本発明の実施形態であるミキシングコンソールを適用したミキサシステムのハードウェア構成図 実施形態のミキサシステムの操作パネル(一部)外観図 タッチパネル(LCD)の表示内容の例を示す図 モニタ設定画面の表示例を示す図 チャンネルネーム設定画面の表示例を示す図 モニタ設定管理テーブルの詳細を示す図 項目設定処理およびモニタ音出力処理のフローチャート 従来のミキシングコンソールにおけるモニタのパネル(一部)外観図 従来のDefineの設定画面の表示例を示す図
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の実施の形態であるミキシングコンソールを適用したミキサシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。中央処理装置(CPU)101は、このミキサシステム全体の動作を制御する処理装置である。リードオンリメモリ(ROM)102は、CPU101が実行する各種のプログラムや各種のデータなどを格納した不揮発性メモリである。ランダムアクセスメモリ(RAM)103は、CPU101が実行するプログラムのロード領域やワーク領域に使用する揮発性メモリである。表示部105は、このミキサシステムのコンソールの操作パネル上に設けられた各種の情報を表示するためのディスプレイ(LCD)である。表示部105は、タッチパネルになっており、該画面上に表示したボタンを指などで触れてオン/オフするなどの操作入力を行うことができる。表示インターフェース(IF)104は、表示部105を通信バス121に接続するためのインターフェースである。操作子107は、操作パネル上に設けられたユーザが操作するための各種の操作子である。検出IF106は、操作子107を通信バス121に接続するインターフェースである。通信I/O109は、各種の外部装置と接続するための入出力部である。通信IF108は、通信I/O109を通信バス121に接続するためのインターフェースである。
信号処理部(DSP)110は、CPU101の指示に基づいて各種のマイクロプログラムを実行することにより、入力したディジタル音響信号のミキシング処理および音量レベル制御処理などを行い、処理後の音響信号を出力する。DSP110には音声バス122を介して、ADユニット112、DAユニット113、およびDDユニット114が接続されている。ADユニット112は、マイクロフォンなどで入力したアナログ音響信号をディジタル音響信号に変換して、音声バス122経由でDSP110に出力する複数系列のアナログディジタル変換器を備える。DAユニット113は、複数系列のディジタルアナログ変換器を備え、DSP110から出力されるディジタル音響信号をアナログ音響信号に変換してライブのアンプやスピーカなどの音響機器に出力する。DDユニット114は、外部機器からディジタル信号を入力してDSP110に渡したり、DSP110の出力であるディジタル音響信号を外部装置に出力するディジタル入出力装置である。EFX111は、入力したディジタル音響信号の効果付与処理を行うための信号処理装置(DSP)である。
図2は、図1のミキサシステムの操作パネルの一部外観図を示す。操作パネル上には、各種の操作子のほか表示部201(図1の105)が設けられている。表示部201の右横に、モニタA用のノブ202A、およびモニタB用のノブ202Bが設けられている。ノブ202Aと202Bは、それぞれモニタAとBに割り当てられたモニタ信号の音量レベルを調整するボリュームとして機能する。
この実施形態のミキサシステムでは、所定の操作により(例えば、ノブ202Aと202Bをプッシュ操作可能なノブとし、これらのノブのうちの何れかがプッシュ操作されたとき)、表示部201にモニタAおよびBのそれぞれのモニタ系統で出力するモニタソースを選択するための選択ボタンが表示される。モニタAおよびBのそれぞれで、この選択ボタンをタッチすることによりモニタソースを簡単に切り替えることができる。表示される選択肢は、後述するモニタ設定画面(図4)で任意に設定できる。特に、モニタAで選択可能な選択肢(モニタソース選択ボタン)の個数と、モニタBで選択可能な選択肢(モニタソース選択ボタン)の個数とを変更することができる。
図3は、表示部201に表示するモニタAおよびBのモニタソース選択ボタンの例を示す。図3(a)は、モニタAの選択肢が8個でモニタBの選択肢が8個と指定した場合の表示例である。301は、その下側に表示されるボタンがモニタAのモニタソース選択ボタンであることを示す見出しの表示である。311,312,313,…は、それぞれがモニタAのモニタソース選択ボタンである。各ボタンの下側に、そのボタンで選択できるchを示すユーザ定義名が表示される。例えば、モニタソース選択ボタン311の下側の「Recorder.L」は、このボタン311をオンすることで、モニタAの系統で、Recorder.Lの信号がモニタできることを示している。302は、その下側に表示されるボタンがモニタBのモニタソース選択ボタンであることを示す見出しの表示である。321,322,…は、それぞれモニタBのモニタソース選択ボタンである。
なお、ユーザ定義名については図4,5で後述するが、このユーザ定義名はモニタ機能を利用するユーザなどが任意に付けた名称である。従って、各モニタソース選択ボタンの下にユーザ定義名を表示することで、そのボタンで選択できるモニタソースがどのchの信号かが一目で分かるようにできる。
図3(b)は、モニタAの選択肢が6個でモニタBの選択肢が10個と指定した場合の表示例である。見出し303の下側にモニタAのモニタソース選択ボタン331,332,…が表示され、見出し304の下側にモニタBのモニタソース選択ボタン341,342,…が表示されている。図3(c)は、モニタAの選択肢が4個でモニタBの選択肢が12個と指定した場合の表示例である。見出し305の下側にモニタAのモニタソース選択ボタン351,352,…が表示され、見出し306の下側にモニタB用のモニタソース選択ボタン361,362,…が表示されている。
ユーザは、図3に示すようにタッチパネル上に表示されたモニタA用のモニタソース選択ボタンから1つをタッチすることで、モニタAの系統でモニタする信号を選択することができる。モニタBについても同様である。各系統でモニタできる信号は1つであるから、例えば、モニタAで、第1のモニタソース選択ボタンが選択されている状態で、別の第2のモニタソース選択ボタンがタッチされたときには、第1のモニタソース選択ボタンに対応する信号のモニタが解除され、第2のモニタソース選択ボタンに対応する信号のモニタが開始される。なお、選択状態にあるモニタソース選択ボタンはオンされていることが分かるような表示態様で表示され、選択状態にないモニタソース選択ボタンはオフされていることが分かるような表示態様で表示される。
図4は、図3で説明したようなモニタソース選択ボタンの表示を行うためのモニタ設定画面の例である。ユーザは、所定の操作を行うことで、図4のモニタ設定画面400を表示部201上に表示することができる。
401は、モニタAとBのそれぞれの選択肢を何個にするかを指定するためのリストボックスである。リストボックス401の右側の下向き三角部分をタッチすることにより、選択肢がプルダウン表示され、モニタAとBのそれぞれで何個のボタンを表示するかを指定できる。本実施形態では、モニタAとBの各選択肢の個数をA:Bで表記したとき、「2:14」「4:12」「6:10」「8:8」「10:6」「12:4」「14:2」の7つの中から選択することができる。図3は、そのうち「8:8」と「6:10」と「4:12」の3つの表示例を示したものである。本実施形態では、モニタAとBで合計で16個のモニタソース選択ボタンを表示するものとした。これは、表示部201にモニタソース選択ボタンを表示したときの表示上のバランスを考慮したものである。
402は、モニタA用のモニタソース選択ボタンの設定を行うための14個のリストボックスの並びである。このリストボックスの並びは、図3で説明したモニタソース選択ボタンの並びに対応している。例えば、リストボックス421は図3(a)のボタン311(さらに図3(b)のボタン331、図3(c)のボタン351)に対応するモニタソースを設定するためのものであり、その隣りのリストボックス423はボタン312(さらにボタン332、ボタン352)に対応するモニタソースを設定するためのものである。リストボックス421の右側の下向き三角部分をタッチすることにより、モニタソースとして設定可能な選択肢がプルダウン表示され、その中から1つを選択することにより、対応するモニタソース選択ボタンに設定するモニタソースを選ぶことができる。リストボックス421で選択肢として表示される名称はch名(チャンネルネーム)とする。422は、リストボックス421で選択されたchのユーザ定義名の表示である。424は、リストボックス423で選択されたchのユーザ定義名の表示である。ch名は、パッチングやミキシングの設定において利用するために付けられた名称である。ユーザ定義名は、モニタ機能を直接的に利用するオペレータが自分にとって分かり易い名称を付けられるようにしたものである。ユーザ定義名の付け方については、図5で後述する。
ここではリストボックス401でA:B=10:6が選択されているので、モニタA側のリストボックスの並び402では、10個分のボタンの設定を行うことができ、それ以降のリストボックス(すなわち11番目のリストボックス425以降)についてはグレーアウトで表示され、操作できないようになっている。
403は、モニタB側のボタンの設定を行うためのリストボックスの並びである。ここではリストボックス401でA:B=10:6が選択されているので、モニタB側で6個のボタンの定義が行えるように表示されている。第7番目以降のボタンに対応するリストボックス(すなわちMix27以降)はグレーアウトで表示され、操作できないようになっている。
このモニタ設定画面400で、モニタA側のモニタソース選択ボタンとモニタB側のモニタソース選択ボタンの設定を行い、OKボタン411をタッチしてその設定を確定する。キャンセルボタン412によりキャンセルすることもできる。
図5は、所定の操作により表示部201上に表示されるユーザ定義名設定画面500の表示例を示す。511はMix1(ミキシングバス1)のユーザ定義名を設定するためのテキストボックスである。ユーザはこのテキストボックス511にカーソルをセットし、Mix1に対応する任意のユーザ定義名を入力することができる。同様に、512はMix2用のテキストボックス、513はMix n用のテキストボックスを示す。これらのテキストボックスに任意にユーザ定義名を入力し、OKボタン501で確定する。キャンセルボタン502でキャンセルすることもできる。
図6は、モニタ設定管理テーブルの内容例を示す。モニタ設定管理テーブルは、図1のRAM103上に設けられ、図3で説明したように表示される合計で16個のモニタソース選択ボタンのそれぞれに対応するchを管理するテーブルである。No.601は表示部201に表示される16個のボタンの番号を示す。例えば図3(a)のボタンで言えば、ボタン311のNoは「1」、ボタン312のNoは「2」である。602は、各NoのボタンがモニタAまたはBのどちらに割り当てられたボタンであるかを示す。Ch603、ChName604、およびDefineName605は、各ボタンに設定されているch、ch名、およびユーザ定義名を示す。例えば、No.601が「1」のレコードは、第1ボタン(図3(a)の311、図3(b)のボタン331、図3(c)のボタン351)がモニタA用のモニタソース選択ボタンとして設定され、現在Mix1に割り当てられており、そのch名がRecOut.Lであり、ユーザ定義名がRecorder.Lであることを示している。このモニタ設定管理テーブルの内容は、図4のモニタ設定画面による設定および図5のユーザ定義名設定画面での設定に応じて変更される。
図7(a)は、図4のモニタ設定画面400が表示された際に実行される項目設定処理のフローを示す。ステップ701で、リストボックス401によりモニタAとBでそれぞれ使用するボタンの数の設定を入力し、その数を決定する。ステップ702では、使用しないボタンに対応するリストボックスをグレーアウトする。次に、ステップ703で、各ボタンに対応するリストボックスによる項目設定を受け付ける。ステップ704でOKボタン411がタッチされたら、処理を終了する。さらに他のボタンについての設定を行う場合はステップ703に戻る。なお、キャンセルボタン412がタッチされたときは、それまでの項目設定内容をキャンセルして、処理を終了するものとする。
図7(b)は、図3で説明したように表示されたモニタソース選択ボタンから1つがタッチされたときに実行されるモニタ音出力処理のフローを示す。ステップ711では、タッチされたボタンに対応するch情報を、モニタ設定管理テーブルから取得する。これにより、A側またはB側のどちらのモニタ系統であるか、および、モニタ対象chが確定する。ステップ712では、音響信号処理を行っているDSP上で、前記モニタ対象chから、確定したモニタ系統のモニタバスへのchアサインを行う。ステップ713で当該モニタバスに出力されている音声信号をモニタ出力する。
なお、上記実施形態では、図4のモニタ設定外面のリストボックス401で説明したように、モニタAとBとで割り当てることができるボタンの数の選択肢を7種類としたが、これに限らず、A側とB側とで任意の個数の割り当てを行うことができるようにしてもよい。また、図3で説明したように、モニタAとBとで合計で16個のモニタソース選択ボタンを表示するようにしたが、この合計数は16個に限らず任意の個数としてもよい。
上記実施形態では、主としてミキシングchをモニタする例で説明したが、当然に、入力chや出力chなどの任意のchをモニタできるようにしてもよい。また、上記実施形態では、モニタAとBの2系統の例で説明したが、モニタ系統が3系統以上ある場合でも本発明は適用可能である。
上記実施形態では、表示部105としてタッチパネルを利用した例で説明したが、タッチパネルに限らず他のポインティングデバイスを利用してもよい。例えば、汎用のパーソナルコンピュータで利用されるようなマウスやタッチパッドなどの入力手段を利用してもよい。
101…中央処理装置(CPU)、102…リードオンリメモリ(ROM)、103…ランダムアクセスメモリ(RAM)、104…表示インターフェース(IF)、105…表示部、106…検出IF、107…操作子、108…通信IF、109…通信I/O、110…信号処理部(DSP)、112…ADユニット、113…DAユニット、114…DDユニット。

Claims (4)

  1. ポインティングデバイスによる入力操作が可能な表示部を備えたミキシングコンソールであって、
    複数のモニタ系統を有するモニタ出力手段と、
    前記複数のモニタ系統毎に、そのモニタ系統でモニタするチャンネルの候補の個数を指定する手段と、
    前記複数のモニタ系統毎に、そのモニタ系統で使用するモニタソース選択ボタンとそのモニタソース選択ボタンに割り当てるチャンネルとの対応関係を設定する手段と、
    前記複数のモニタ系統毎に、前記指定された個数のモニタソース選択ボタンを前記表示部に表示する手段と、
    前記複数のモニタ系統毎に、前記表示部に表示されたモニタソース選択ボタンの中から1つがオンされたとき、該モニタソース選択ボタンに割り当てられているチャンネルをモニタ対象チャンネルとして決定し、前記モニタ出力手段によりモニタ出力する手段と
    を備えることを特徴とするミキシングコンソール。
  2. 請求項1に記載のミキシングコンソールにおいて、
    前記モニタ系統毎にモニタするチャンネルの候補の個数を指定する手段は、前記複数のモニタ系統の全体で前記表示部に表示可能なモニタソース選択ボタンの数をNとし、前記モニタ系統の数をnとし、第1のモニタ系統における候補の個数をA1、第2のモニタ系統における候補の個数をA2、…、第nのモニタ系統における候補の個数をAnとしたとき、A1+A2+…+An=NとなるようなA1,A2,…,Anの組み合わせを複数個作成しておき、それらの組み合わせから1つを選択することにより、各モニタ系統毎の候補の個数を指定するものであることを特徴とするミキシングコンソール。
  3. 請求項1または2に記載のミキシングコンソールにおいて、
    前記モニタソース選択ボタンに割り当てるチャンネルにユーザ定義名を設定する手段をさらに備え、
    前記モニタソース選択ボタンの前記表示部への表示の際には、各モニタソース選択ボタンの近傍にそのモニタソース選択ボタンに割り当てられているチャンネルのユーザ定義名を表示することを特徴とするミキシングコンソール。
  4. 請求項1から3の何れか1つに記載のミキシングコンソールにおいて、
    前記表示部がタッチパネルであることを特徴とするミキシングコンソール。
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